秋ジャガのはずが冬ジャガになってしまった赤いジャガイモ。 さっそく料理してみました。 皮を剥いてみるとー
あらら~ 中身は普通のジャガイモと同じ。 ほんのちょっと紅をさしたみたいなのもありますが、どっちが本来の姿なんでしょうか。 ちゃんとした種芋ではなく、食べ残しのを植えましたから、真実の姿がわかりません。
切ってみると
かなり赤みのさしたものから、男爵のように白いのまで様々でした。 きれいに模様になっているのもありますね。
このじゃがいも、火が通りやすくどちらかといえばキタアカリのようなほくほく系でしょうか。 まずはそのまま味見を。
お、あまい!
ジャガイモを食べて初めて甘さを感じました。 ポテトサラダにしましたが、きめ細かくクリームのような舌触りで、たいへんおいしかったです。
赤いジャガイモといえば、夏に植えたアンデスルビー(だったと思う)。
あれは、中も赤い、上の写真でいえば下中央のような感じだったよねえ。 たしか、写真を撮っていたはず・・・・・・
というわけで探してみました。
赤いジャガイモを使った肉じゃがなんですが、きれいな色は熱を通すとくすんでしまい、まるでベーコンの塊に見えました。
このジャガイモは粘りがあって煮崩れせず、肉じゃがなどにするとねっとりとした食べ応えがあって、わたしはどちらかというとこのタイプのジャガイモが好きなのです。 形も細長い、メークィンのような形でした。
う~ん、種類によってこんなにも違いがあるとは・・・・
用途によって使い分けるといいのでしょうが、この冬はほくほく系のキタアカリとこの赤いジャガイモを使い切らなければなりません。 でも、おでんにするには不向きなんです
先日のおでんは、水から煮ずに、調味料を入れてからジャガイモを煮込みました。 保温鍋に入れて12時間、煮崩れせずに味のよく浸みたおいしいジャガイモになっていましたよ。
煮込むときは、こんなふうに調理法を変えてみるしかなさそうです。