ついにうちにもやってきました、からすうり。
田舎にはからすうりなんてどこにもあるじゃないかと思われますが、うちの周りでは赤いカラスウリの姿を見かけませんでした。 いえ、大きい道を外れればどこにでもあるんですけどね。それが、今年初めてナツメの木からぶら下がっているのを見つけたのです。
カラスウリってほんとにかわいいと思うのですが、園芸用として出回らないのはなぜでしょう。 カラスウリのあんどん仕立てなんていいと思うのですが。 でも放っておくとこんなに高いところまではい上がっていきますから、家庭園芸には向かないのでしょうね。
これは10月中頃、カラスウリスポットに成っていたもの。 わたしは何カ所かカラスウリスポットを知っているんですよ。リースなど作りたかったらそこへ行けばたくさんとれます。 うちのカラスウリもルーツをたどればこんなところに行き着くでしょう。
うちでは赤いカラスウリを見かけないと言いましたが、もう一つのカラスウリ、黄カラスウリならこんなにたくさんあります。うっかり夏の間放置していたばっかりに・・・・・・
黄カラスウリは、テニスボールくらい大きくなり、形も赤より丸みを帯びています。 同じカラスウリでもあまりかわいくない。 それに勢いがあってすぐに樹木を覆ってしまいますから、こちらは見つけ次第引き抜かれる運命にあります。
それでもめげないで、隙あらば這い上ってくるたくましさ。
これはどこだと思いますか? すずめがとまっているのが見えますね。
実はこれ、ニワトリ小屋の中なんです。 すずめはえさを狙って侵入してきたもの。 こちらもカラスウリなみにたくましい?
夏頃小屋の外から中へ入り込んだのは知っていましたが、特に悪い影響もなく、返って夏の日差しをよけてくれていいやと放っておいたら、中で実をつけてしまいました。 中が暖かいからかどうかわかりませんが、まだあおあおとしています。 こんなのが5、6個、まるでつり下げた電灯のようにぶら下がっているのです。
畑にも夏の間、次々と小さなカラスウリの芽が出てきました。 この間などは、カラスウリの根っこをつぐねいもの小さいのと間違えて収穫していましたよ。 黄カラスウリの根っこはてんかふ(ベビーパウダー)になるということなのですが、忙しくて実験できません。せっかくのいいネタだったのに・・・・
おまけ
黄カラスウリがしがみついていた木は、スモモの木なんですが、
季節はずれの花が咲いていました。 11月始めの寒さの後ぽかぽか陽気、すっかり春と間違えています。