我が家でとれた巨大なつぐね芋は紹介しましたが、じつはさつまいもも巨大なのがあるのですよ。
掘り出したのはもう大分前のことで、今は籾がらといっしょにハウスに入れてあります。 さつまいもは寒さに弱 いですが、こうしておけば冬でも食べることができるのです。
さつまいもは2種類ありました。 ひとつはべにあずまという、普通の黄色いお芋ですが、名前の通り外見は赤い色をしています。 もう一つは仲間で紫の紫芋です。
掘り出して間もなく(10月中頃)、さつまいもご飯を炊きました。
それが、コンテナから取ってきた芋が、切ってみると紫芋でー
しまった、間違えた、と思ったけど切ったことだしいいか、とそのまま炊いたら
、
紫のご飯が炊きあがりました。
ぎんなんも一緒に入れてありますが、ぎんなんの色もなんだかまずそうに見えました。
以前、ダイエットによいというふりかけをネットか何かで見ましたが、 そのふりかけというのが真っ青な色をしておりました。 見るからにまずそうで食欲をなくすのでダイエットになるんですって。
この紫のご飯も似たようなものだと思いますが、最近は紫芋を使ったお菓子なども出回って、大分この色に慣れていますから、食欲を減退することもなくおいしくいただきました。
この間から、生クリームなんぞを買ってきて冷蔵庫に入れておりました。 がいつまでも封の開かない生クリームが気になる娘が、あれはなんのために買ってあるのかと聞いてきました。
いや、さつまいもパイを作ったらどうかと思って・・・・
じゃあ、作ってよ
それがね、牛乳を買うのを忘れた
なんと娘はさつまいもパイが食べたくて、夢に見たそうです。 そしてどこかへ出かけていったと思ったら牛乳を買ってきました。
牛乳買ってきたんだけど・・・・
今日、作りました。 長さ30センチ近くある巨大な紫芋で。
以下、自己流さつまいもパイの作り方です。 れいによって分量などは適当なので、あまり参考にはならないと思いますがあしからず。
まず、さつまいもを蒸すかゆでるかレンジでチンするかするのですが、わたしは蒸しました。
昔懐かしいふかし芋。 ぼけているのは湯気のせいですよ~
子どもの頃は、秋のおやつと言えばさつまいもと柿。 ふかし芋はシンプルなだけにお芋の実力がよくわかりますね。 掘ってすぐは水っぽいけど、冬になる頃には甘みが増してきます。 うちの紫芋も、ご飯に炊いたときよりはずっと甘かったです。
すりこぎでつぶします。 なめらかにするには裏ごしがいいけれど、とても時間がかかるので。 少々のつぶつぶは気にしません。
つぶれたら火にかけて、砂糖と牛乳と生クリームを加えてよくまぜます。
砂糖は、始めは控えめに。 味見をしながら、気に入った甘さになるまで入れます。
あっ、牛乳入れすぎたかな? ちょっとどろどろになりましたが、いいや、煮詰めたら大丈夫。
生クリームもたっぷり。
あ、またどろどろだ。 いいやまた煮詰めよう。 我ながらすばらしい応用力!というかいい加減さ!
卵の黄身も入れた方がいいのかなあ。 その方がおいしいよね。
と言うわけで卵黄もほうりこみ、卵がかたまらないように弱火でまぜました。
味見をして・・・・・うん、クリームの味が濃厚でおいしいです。
あとは冷凍のパイシートの説明にしたがって、オーブンで焼くだけです。
表面に卵の黄身を塗るとつやがでるんだけど・・・・さっきクリームの方に全部入れちゃった。 なので、省略です。 でも、おいしそうに焼けたでしょ?
食べてみると、おいしかったのですが、なんだか物足りない。 多分パイシートのせいです。(と、責任転嫁) 昔よく作っていたパイシート、あの味を舌が覚えています。 バターの風味たっぷりのパイシート、今は売られていないあのシートの味が懐かしい。