やっと終わりましたぁ。 からになった豆のさやをえだごと畑に捨ててきました。
話はさかのぼること1ヶ月、枝豆をどっさり頂いたのが10月の終わりでしたが、 それを食べ終わったと思ったら、また枝豆が届きました。 こんどは枝つきで!
裏口にどさっとおかれた枝豆の山を見たときは、目が点に。 トラックでなければ運べないほどの量でした。 それも、もう茶色くなって硬くなりかけたのもあります。
3日間かけてざる3杯分の枝豆をもぎとりました。 とりたてを茹でてこそおいしい枝豆なので、味は・・・・とっくに変わってしまってます。 でも、市販の枝豆などはこんなものですから、大丈夫。 3日間枝豆がビールのおつまみになりました。 冷凍もしてあります。
しかし3日もたつとさすがに豆も固くなるし、とうとうもぐのをあきらめました。 残ったのをどうしよう。
よし、大豆にしよう!
そこで、昔何かに使ってた、1畳ほどの枠にはった金網を探し出し、その上に枝豆の茎ごとそっくり広げました。 豆がはじけたら、下のブルーシートに落ちてくるはず、それを拾い集めれば、大豆なんて簡単よ・・・・・
乾かすこと約1ヶ月、触るとさやがぱりんと割れて、中から出てきたのは
まあうれしい。 真っ黒な黒豆でした。
しかし、一向に自力ではじけてくれません。 そういえば昔は、とげのついた太鼓みたいなのを足踏みで回して大豆をとってたなあ。 去年近所の人がむしろに広げた大豆の上を運搬車で走ってさやを割ってたなあ。 勝手にはじいてくれるんじゃなかったのか。 とすると・・・・・
しまった、葉っぱを取り除いておかなければいけなかったんだ。
時既に遅し、網の下には豆はひとつも落ちてなくて、からからに乾いた葉っぱが粉々になって積もっていました。
それでとうとう手動で豆を取り出すことにしたのです。 豆を取り出すのは簡単で、さやをつまんでちょっと強く押さえると豆が飛び出てきます。 でもひとつ残らずはじかせるのって大変。 同じ取るなら枝豆のうちに取った方が手間かからなかったんではなかろうか。
やがて豆取りの前に回しておいた洗濯機が、洗濯終了を告げてきました。
豆をすべてさやから出し終わり、少しずつ手にとって枯れた葉っぱをふうふう吹き飛ばし、きれいになったのをざるに入れました。 やっぱり枝豆で食べた方が手間がかからなかったなあ。
でも!
これでお正月の黒豆はOKよ! 計ってみるとちょうど1リットルありました。
大粒のよい豆だけをお正月に残しておくことにしました。 乾かすときに使った網の上に豆をうつして、下に落ちなかった大きいのだけ集めます。
小さいのや色の悪いのはさっそく食べることにしました。
半日水に浸して、台所のストーブにかけておきました。 すると、晩ご飯の間にもう煮えちゃった。
取り出してみると、
あらま、枝豆のときよりちょっと色の濃いグレー豆になっていました。