そろそろ愛宕柿収穫の最盛期かな。 田舎のメインストリートをはずれ、柿畑のなかの農道を走ってみました。 が、収穫はもう終わりでした。
きれいに紅葉した葉っぱは「横野柿」のものです。 「横野柿」は、渋柿だけれど富有柿のような丸い形をしていて、愛宕柿よりも甘みが強く、ここ2,30年で栽培数が増えました。
一方、以前からの愛宕柿の畑は、見るからに寒々としています。 愛宕柿の葉っぱは紅葉しないで散っていきます。
と、ひときわ賑やかな畑が。 これから収穫するところかしら?
草ぼうぼうの地面と、鈴なりの柿を見ると、どうも収穫されないまま放置されているようですね。 多分春の摘果もされてないのでしょう。
見た目にはクリスマスのイルミネーションのように華やかで楽しい。
でも、少しずつ這い上ってきている蔓性の草を見ると、なんだか柿が哀れです。 いままでは誰かの手によって大切に世話をされてきたのに、そしてこんなに律儀に実をつけているのに・・・・・・
柿畑に押し寄せてきた怪獣の群れ。
よく見ると怪獣のお腹の下には、柿の赤い実が見えます。
あの柿もやがてはこうなっていくのでしょうか。