テーマ

マリアージュ、ということばと

日本酒について書いた

記事があって




そもそもふところのひろい

さけ=日本酒にたいして

マリアージュ、という

尖った概念を当てはめることによって

むしろ

近寄りがたいもの、にしている

のではないか？

とゆー話でした。




今回はおさけの話ではありません。



こんなすばらしー食材が

こんなすてきな手法で

こんな料理人によって調理された！

感動てきにおいしい！


....とゆー打ち出し方

それはもうどこにでも

あふれているわけで


たしかに食材を知るほど

調理技術やトレンドを知るほど

その料理人のことを知るほど


よりすごさがわかる、

というのはそうなのですが



トロきちのイメージしていたものは

そーではなく

正統派のレストランで学んできた

たいちうの洋食や

私がべんきょーしてきた

和食の分野などを



ふつーのごはんやさんで

ひとりでふらりと味わえる、


あーおいしかった！ となる、

そんなお店があったらいいなあ。


そーいうふうなものでした。




これをあえてこーいうふうに

こうしているから美味しいのだ！


そーいう繊細なものを追い求める、

とがったものも

ひとつの形であり



ふつーのものを真面目につくる、

なにもいわなくても

肩ひじはらずして

ちゃんとおいしい、を実現する


ふとしたときに

「ああ、あれってああだから

おいしかったんだなー」と

思ったりするもの、


それもまたひとつの

形でありましょう、

とおもいます。



そんなトロきちのテーマのひとつは

足し算と引き算です


もうひとつ足しておくことで

おいしい、にもう一押し


あえてひとつ引くことで

まんなかにある要素をきわだたせる。


引き算は勇気がいります


もっとこうすれば

もっとよい、



それをおしとどめて

そうしない、


だからあたらしーものを出すときは

いつでもドキドキします。。