ころころちいさい玉ねぎが
たくさんとどきました
じっくり火を入れた玉ねぎは
あまーくコクがあって
おいしさの土台になる
万能なやつです
ただあまーいだけではだめで
水っぽさがなくて
加えた塩気と甘みのバランスがよく
ほんのりこうばしい
そーなりましたらできあがり。
野菜はそれぞれに
そのもののよさとともに
たりないところもあり
それをどのよーに仕立てるか
そのあたりで個性がでてくる
よーにおもいます。
時々お客さまにいわれます
「わたし人参がにがてなんですけど
ここの人参ゆずサラダはすきです!」
「ぼくセロリ好きじゃないですけど
ここのセロリつかったやつは
たべられます!」
なぜだか考えてみました
そもそも野菜を調理するとき
「これが苦手なひとも食べられるように」と
つくるわけではなく
「これを好きなひとがよりおいしさを
楽しめるように」と
つくるようにしています。
つまり
そのやさいの特長を消すことなく
より個性が活きるように
つくっている、ということです。
具体的には
そのものの味を全面にだす、と
いうよりも
その素材にたりない要素を
足していく、あるいは
過多な要素を減らすことで
バランスよい味にしあげる、
という感じでしょーか
(なかなか表現がむつかしーです)
甘さがたりないやさいには
甘みやコクをくわえてあげたり
水っぽいやさいは
焼いて水分をとばしてあげたり
アクのつよいやさいは
強火で炒めたり揚げたりして
中和してあげたり
そーいうことを考えながら
こーしてみよう
つぎはあーしてみよう
そーして
反応のよかったこれに決めよう
とゆー感じで日々
であったやさいと会話しています
そーして楽しんでいることが
よいふうにとって
いただけているのはとっても
うれしーです!✧⁺⸜(●˙▾˙●)⸝⁺✧
トロきちの料理にはレシピが
あるよーでありません
そのときの季節や素材によって
そして感覚によってかわります
そこがむつかしーとこでもあり
新たなる発見のたのしさでは
ないかとおもう
今日このごろ。