ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

大学の無償化に思うこと

2017-08-07 01:11:14 | 日記
ちゃんと、まとめきれていないけど。

大阪維新の会が、大学無償化を言います。

憲法が言うのは義務教育の無償です。
憲法を変えないなら、大学まで義務教育にしますということでしょうか。

姪や甥は、とりあえず高校までは出ました。大学?そんな志ありませんでした。
姪の娘は、高校入って数か月で挫折して退学し、就職しました。

全員が大学卒業まで義務教育って、ムチャです。勉強嫌いは多分大多数です。
(私も嫌いです。なぜ無理して大学まで出たか?周辺から押し切られたからなのです。意志弱すぎ)

女性は40歳まではかなり安全に子供が作れます。
40で作り、41で生まれた子供が卒業するときは、母親は63歳+(浪人、留年を+)です。
男親はもっと上ですw

63歳で年金で生活できる時代は過去の話です。65超えても働け働けです。
大学が無償でも生活費は無償ではありません。生活費は稼がないといけないのです。
これは、親に子供の生活費も稼いでねいうのが含まれています。
つまり、両親が健康で働いていられる上に子供も養っていけているという大前提が付いちゃってます。
片親でも不健康なら、前提はくずれます。子供が働いて金入れなきゃ親死ぬぞって。
親を養えるほどの奨学金出してくれますか?多分返せませんけど。これは昔も今も同じ。

奨学金は、私の時代とは一味違います。
私の場合、大学初任給が3万以下の時代で、奨学金が月に8000円。
部屋代3畳間月3500円は雇い主持ちで、給料は月に2万円+というアルバイトで
実家からの支援なしで、おたく的なオーディオ+読書の趣味もなんとかできたというとこです。
予備校の全費用、大学の試験費用、入学金、月謝の金額は失念しましたが、私の稼ぎから出ています。
(おたく趣味がなきゃ、預金もできただろうという声は置いといて)

今はデフレぎみの時代です。100万円は10年後では100万円の価値以上です。

昔は、
(アルバイトしないで済んでいた裕福な?)同級生および、その大学の友達との付き合いは苦労しっぱなしでありました。
(同郷の中卒の近所の古い友達と付き合えなかったのも、その場で使える金に余裕が無いのが常態だったからです!
おたく的な趣味には余っている・今ある金ができていた時に使ったのです)
ともかく、私が大学卒業したときは、大卒初任給4万+になっていましたが、借金総額は、なんと145万になっていました。
全部無利子で、かなりのインフレのおかげで助かりましたね。

私の時代は新聞配達(これは理科系では夕刊が無理でした)、牛乳配達というのがあり、
理科系の私は新聞配達から速攻で牛乳配達に変更しました~自活可能かどうか、大学浪人を決め込んで実践したのです。
バクチでしたね~。楽観的でしたね~なんとかなるだろみたいな~

3歳下の弟は、当初牛乳配達しましたが、肉体労働を嫌ってカセットテープのコピーという楽な仕事を見つけ、
やばいアルバイトながら、しのぎきれたようです。
今は、絶対警察のお世話になるだろうって仕事かも。
(いや~当時の英会話のテープってひどい音質だった・・・裁判で購買者が勝ったのにはビックリw)

ともかく、生活費の補助も考慮しないと義務教育化なんて、むちゃくちゃなのです。
親の仕事を継ぐみたいな徒弟系の仕事は、大学まで義務教育にしちゃうと、かなりの確率で仕事をつぶしちゃいますよ。
漁師や大工などが、まずこれかも?
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