マイナンバーは住民基本台帳の住民票コードから生成されるシステムのようです。
住民コードは10桁+1桁のチェック桁
マイナンバーは11桁+1桁のチェック桁
となっています。
マイナンバーは結局10桁から生成しますので、100億人ー1人までの人までしか管理できない道理ですが
日本人限定でも住民票コードの使い回しは、いずれは必要です。
住民票コードの発行規定は次の通りです。
住民票への住民票コードの記載は、市町村長と特別区・政令指定都市の区長の権限で行う。
日本全国の都道府県・市区町村が共同で運営する地方公共団体情報システム機構が市区町村別に、住民票コードとして記録できる重複のない複数の番号(番号プール)を指定する。市区町村では、新たな住民票コードが必要になった場合には、その市区町村に割り当てられた番号プールの中から取り出した番号を住民票コードとして住民票に記載する。
~2人以上に同一の番号を与えないようなシステムが構築されていると信じよう。
以上は2015年(平成27年)10月5日からの取扱いであり、それまでは、番号プールの指定は都道府県知事の事務とされていて、住民基本台帳法の規定に基づいて地方公共団体情報システム機構(2014年(平成26年)4月1日から。それまでは財団法人地方自治情報センター)が都道府県知事から受託していた。
住民票コードは、住民の結婚や転居があっても変わらないが、住民は、いつでも自分の住民票に記載されている住民票コードの変更を市区町村長に請求することができる。また、市区町村長が職権で住民票コードを変更することもできる。
~住民票コードが変わっても一度決定したマイナンバーが変わらないシステムを構成しているなら問題なし。
一度使った住民票コードは、プールに戻すなんての無い筈だから再使用問題もないだろう。
さて、問題は、
1:海外在住の日本人に住民票コードを与えられたことが無い人が存在する。
住民票コードとは、住民基本台帳法の改正により、平成14年8月5日から住民票の記載事項に新たに加えられた無作為の11桁の番号です。
~適用範囲を広げすぎなければ問題にならない。
2:海外から戻ってきた場合に昔と違う住民票コードが充てられる可能性がある。
令和元年6月20日から、住民基本台帳法の一部が改正され、住民票の除票及び戸籍の附票の除票を現行の5年間から150年間保存することになりました。 ※ただし、すでに保存期間を経過してしまっているもの(平成26年6月19日以前に消除または改製したもの)については、発行することができません=再現できません。
~日本の預貯金などは昔からのマイナンバーで紐付けされていて年金などの振り込み側もマイナンバーで運用しているっぽい。
私自身はマイナンバーは通知カードで平成27年に一度通知されただけ・・・
振り込み側や銀行や郵貯には、このナンバーを本人以外から知る手段があったようです。どこからも、こちらで調べますと言われた。
3:早い内からの浮浪者には住民票コードを与えられたことが無い人が存在する。
今も健康保険証も無いのだから切り捨て決定?
健康保険証の他にも範囲を広げると問題が表面化します。
4:住民票コードのない人が裁判の結果で存在する。
2008年(平成20年)2月14日から大阪府箕面市は、住民基本台帳ネットワークに係る憲法訴訟で大阪高等裁判所から違憲判決を含む敗訴判決を受け、その判決を市長藤沢純一が「判決を支持する」として上告しないで確定した。このことにより、箕面市は判決主文にある「住民基本台帳から原告の住民票コードを削除せよ」という給付義務を負った。このため、箕面市は原告1人の住民票のみを磁気ディスクから、書面による住民票に「改製」し、その際に住民票コード欄に住民票コードを移記しない方法で削除を実施したと発表した。
~違憲判決をひっくり返せる?
この人を健康保険などから排除する?
5:日本人で無くてもさらに海外在住のままでも日本の健康保険証を持つことは現在可能です。
よって、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一することは現在のままでは不都合すぎます。
~これは住民票を与えないと住民票コードを充てられないという現在の仕組みによる。
健康保険証を持つ人に住民票コードだけを与える仕組みと、マイナンバーカードの管理組織を考え出さないといけない。
~住民票コードを管理する「地方公共団体情報システム機構」にも何かの団体を加えないといけないのです。
マイナンバー制度では特定個人情報を1箇所に集めて管理をするのではなく、国の行政機関や地方公共団体などの個別の機関において分散して管理を行う「分散管理」の仕組みがとられています。
追記:
マイナンバーカードでは最大の問題が存在します。
外字の存在であり、氏名や住所の照合はコードでの照合は不完全なのです。
データベースが異なるデータにアクセスしようとする場合に問題が発生し易いのです。
~これを補おうというのが郵貯や銀行のカタカナによるフリガナの強制です。
同じ住所に同じ読みの人は少ないという期待があります。多人数が収容される施設では、複数出る可能性はありますが。
部屋番号を記載させれば区別は少しは可能でしょう。
さらに可能性を下げようというのが男女と生年月日の追記。これでもゼロにはならないんだけど。
追記2:同名の夫婦が存在することを書くのを忘れていました。この場合は性別で分別できました。
昨今、同性の同居や結婚もあるために性別記入でも分別できなくなっています。
現状、住民票コードあるいはマイナンバーでしか分別できなくなっています。
別のデータベースのデータにもマイナンバーを埋め込んでやらないといけないのです。
他種のデータは別のコンピュータのデータであるため、そのコンピュータでの表示を別のコンピュータに表示するには
表示画面そのものを送るFAXのような手段が必要です。つまり現状では人間が視認して判別するしかありません。
~表示を読み上げるソフトは、既存の文字コードを辞書を使って読んでいます。外字も辞書に登録しないと読めない道理です。
~コンピュータの文字表示には字体選択があります。表示字体を変えるとせっかく作った外字も表示されなくなります。
そもそも作った外字を全フォントに適用するという機能が存在せず、フォント別に手作りしなければいけないのです。
~作った外字をともかく全フォントに適用して後はフォント毎に手直しするという機能でも助かるのですが、
後に別のフォントを導入してもそれには適用されないという現実があります。
要は外字のサポート体制が既存のコンピュータには昔から備わっていないということです。
~「市区町村が使用する外字の実態調査 平成24年3月」という報告書があります。
わずか1386市区町村を対象にした調査ですが、外字総数が100万あたりになっています。
自治体で作った文字の姿が違う(デザイン・字体の違いなど)けど同じ文字と認められるということで減らしてもこの数です。
追記2:WindowsのOSでは、フォントコードは16ビットであり、使わない領域もありますが全部使っても65536文字しか管理できません。
よって外字も含めて全てのフォントコードを収容しようとするなら新しいOSを作る必要があります。
unicode で世界に存在する全ての文字を収納する規格が検討されていますが外字まで含めての検討ではありません。
~外字だけで既存の文字数を軽く超えている現状をカバーする規格は存在していません。
見た目で似てるからとか、そっち旧字体だから新字体に統一させようなんてする集団です。
~歴史的には同じ文字だった筈なのに日本・中国・韓国・北朝鮮で微妙に違うフォントがあります。
これも一緒にしてしまえと言っているような集団です。
追記3:文字の違いを書いたコンピュータで参照可能な文書がありますから、夫々に違うコードが充てられていることになります。
新規OSを作る(=世界の需要は無い)なんて無駄な投資を行うより、
個別に独立したコンピュータに偏在するデータを如何に有機的につなげて使うかを研究した方が得策でしょう。
追記3:昔、外字フォントを抱え込んだ文書の規格・企画があったように思います。
これなら少しの外字フォントを含む文書の印刷表示は問題ありませんが、
外字フォントが数万字を超える文書は、やはり難しいままでしょうね。
最も身近なのは父親の名前です。ノギヘンに卒という字でソツと読ませます(卒あるいは粋や粹で代用されていました)。
自治体は独自の文字を作って充てているようです。
~外字は、データを管理するコンピュータが違えば違うコードになっている可能性もあります。
市は住民票・有効な戸籍・健康保険証などを全てコンピュータ化するべく外字を作成したようです。
数人の市の役所員が担当したらしく、外字コードの管理が甘くて、父親の名前が一時別の外字になっていたという問題も経験させて貰いました。
高校時代の同期生で年賀状をやりとりする相手にも名字が外字になっている人が居ます。
~コンピュータを入れ替える度にフォントを作るのにも疲れたらしくここ数年は新字体の同じ読みの漢字で代用して来ます。
こちらも会わせましたw
使い慣れたOSだけでもPC-9801MS-DOS、Winddows3.0、Windows3.1、VISTA、Windows7、Windows8、Windows10、Windows11。
~結構作り直してたんですね。
兄嫁の本家の名字も外字なのですが、髙で代用しています。
追記4:チョット脇道・・・
「カ子」と書く叔母さんがいました。一家では「スジコ」と呼ばれていましたが学校や友達には「カネチャン」
と呼ばれていたようです。祖父は力は漢字の力を充てたつもりだったようですが戸籍に読みの登録が無いため
皆にはカタカナのカと思われたようです。
新聞にも「カ子(カネ)」という方の記事がありましたからこの名前はカネが普通だったようです。また、
力をスジと読ませるのは無理筋かも。祖父は補守と書いてヨシモリでしたから凝るのが伝統だったようです。
~日本で作り直した戸籍では祖父は他界後で主が祖母と父のどちらの戸籍も衣偏の補になっていますが
高知県の元の戸籍では示す編です。
父は自分の名前の文字は固守したものの実父と実子の文字は間違えたことになります。
~長男は、隆の字が隆に間違えられたのを見逃した。
~叔母さんは娘が成人後しばらくしてから改名したそうです。
追記2:
現状では、外字を管理する組織は存在しませんから外字を含むデータを一括管理しようとしても問題だらけとなります。
~100万を超えるフォントの一つ以上の読みも辞書に登録しないといけません。
(登録しないと使うのに困難を来しますから。)
子供の登録時に名前の読み方も申請することになっています。
でも、現状の住民票や戸籍謄本には名字や名前の読み方がどこにも書かれていません。読み方登録も検索も無理ですね。
作成時の違いで読み付のもあるようです(大正時代の戸籍に読みが書かれた人もいました)。
高校の一年先輩に同一文字の性名だけど読みが違う東大に現役合格する程の優者がいて、高校3年間正しく呼んでくれたのは担任だけでした。
三船敏郎が有名だったんだが・・・流石に卒業式の予行だけは直してくれた(本式は受験当日で欠席)。
昔、伊達公子が有名になる前に、伊達という名字で俺はイトウだと言い張る人がいました。
追記3:
6:日本人で日本に住みながら戸籍も住民登録もできていない人々がいます。
DV被害から逃げると必然的に起きる事象です。
DV家庭から逃げ出したとしても、戸籍や住民登録を変更すると移転先が記載されて簡単に見つけられます。
よって、戸籍や住民票を放置したまま逃げるしかないのです。
逃げた被害者が戸籍や住民票を取得してもそれを知る手段も存在しますから、住民票や戸籍を必要としない生活手段に頼ることになります。
したがって逃げた当人はマイナンバーを知ることも使うことも基本できません。
そして最大の問題は結婚です。戸籍の書き換えなど出来るはずも無いのですから生まれた子供は戸籍が無い=無国籍にもなります。
唯一の手段は誰かの戸籍と住民票を得る事なんでしょうが住民票を得る事は少しは容易いでしょうが、戸籍は難しいでしょう。
~路上生活者の方々も最後の住民登録は、そのまま残っているでしょうから家族に知れずに利用できるかもですが、
戸籍は移さずというか抜かずにそのまま放置だったでしょうからいじったら家族に知れて逃げた意味が無くなります。
債権者は監視を続けている可能性もあります。
追記5
所持するマイナンバーカードは写真付なので、
・同一遺伝子の双子は区別できない
・有効期間10年を考慮すると子供の場合の判定は結構きついものがある
ことを考慮の上、本人の物であると信じるしかないのです。
整形手術したら写真の変更を強制することが必要ですが、手術前後の顔写真の証明を手術実施病院に
義務付けておかないと不正流出し放題になります。~手術しないまま成りすましが可能だからです。
当人を自動で=勝手に限定するには、次の様な技術があります。
1:本人写真:加齢で変化するし、同一遺伝子の双子の区別ができないという欠点を持ちます。
発行から10年有効となっていますから子供の場合や顔に怪我したら別人判定になり易いです。
2:DNA:現状同一遺伝子の双子以外は区別できるとされています。
3:指紋:同一遺伝子の双子を含めて全人類の指紋は区別できる確率であるとされていますが、
指紋の無い家族が4系統あって、これら家族は指紋による判定ができません。
4:いくつかの国で現在ペットに適用されている電子タグを全国民の体に埋め込むというものです。
訪問者まで対象にはできないだろうし、普通の国では実施は無理でしょう。
そもそも、電子タグの無い国からの難民拒否なぞ無理でしょうから。
5:前項に代りそうなのは、全国民、全訪問者が常時スマフォを持つことで可能そうですが、
スマフォを持っている人が当人であるという証明がマイナカードより不完全です。
住民コードは10桁+1桁のチェック桁
マイナンバーは11桁+1桁のチェック桁
となっています。
マイナンバーは結局10桁から生成しますので、100億人ー1人までの人までしか管理できない道理ですが
日本人限定でも住民票コードの使い回しは、いずれは必要です。
住民票コードの発行規定は次の通りです。
住民票への住民票コードの記載は、市町村長と特別区・政令指定都市の区長の権限で行う。
日本全国の都道府県・市区町村が共同で運営する地方公共団体情報システム機構が市区町村別に、住民票コードとして記録できる重複のない複数の番号(番号プール)を指定する。市区町村では、新たな住民票コードが必要になった場合には、その市区町村に割り当てられた番号プールの中から取り出した番号を住民票コードとして住民票に記載する。
~2人以上に同一の番号を与えないようなシステムが構築されていると信じよう。
以上は2015年(平成27年)10月5日からの取扱いであり、それまでは、番号プールの指定は都道府県知事の事務とされていて、住民基本台帳法の規定に基づいて地方公共団体情報システム機構(2014年(平成26年)4月1日から。それまでは財団法人地方自治情報センター)が都道府県知事から受託していた。
住民票コードは、住民の結婚や転居があっても変わらないが、住民は、いつでも自分の住民票に記載されている住民票コードの変更を市区町村長に請求することができる。また、市区町村長が職権で住民票コードを変更することもできる。
~住民票コードが変わっても一度決定したマイナンバーが変わらないシステムを構成しているなら問題なし。
一度使った住民票コードは、プールに戻すなんての無い筈だから再使用問題もないだろう。
さて、問題は、
1:海外在住の日本人に住民票コードを与えられたことが無い人が存在する。
住民票コードとは、住民基本台帳法の改正により、平成14年8月5日から住民票の記載事項に新たに加えられた無作為の11桁の番号です。
~適用範囲を広げすぎなければ問題にならない。
2:海外から戻ってきた場合に昔と違う住民票コードが充てられる可能性がある。
令和元年6月20日から、住民基本台帳法の一部が改正され、住民票の除票及び戸籍の附票の除票を現行の5年間から150年間保存することになりました。 ※ただし、すでに保存期間を経過してしまっているもの(平成26年6月19日以前に消除または改製したもの)については、発行することができません=再現できません。
~日本の預貯金などは昔からのマイナンバーで紐付けされていて年金などの振り込み側もマイナンバーで運用しているっぽい。
私自身はマイナンバーは通知カードで平成27年に一度通知されただけ・・・
振り込み側や銀行や郵貯には、このナンバーを本人以外から知る手段があったようです。どこからも、こちらで調べますと言われた。
3:早い内からの浮浪者には住民票コードを与えられたことが無い人が存在する。
今も健康保険証も無いのだから切り捨て決定?
健康保険証の他にも範囲を広げると問題が表面化します。
4:住民票コードのない人が裁判の結果で存在する。
2008年(平成20年)2月14日から大阪府箕面市は、住民基本台帳ネットワークに係る憲法訴訟で大阪高等裁判所から違憲判決を含む敗訴判決を受け、その判決を市長藤沢純一が「判決を支持する」として上告しないで確定した。このことにより、箕面市は判決主文にある「住民基本台帳から原告の住民票コードを削除せよ」という給付義務を負った。このため、箕面市は原告1人の住民票のみを磁気ディスクから、書面による住民票に「改製」し、その際に住民票コード欄に住民票コードを移記しない方法で削除を実施したと発表した。
~違憲判決をひっくり返せる?
この人を健康保険などから排除する?
5:日本人で無くてもさらに海外在住のままでも日本の健康保険証を持つことは現在可能です。
よって、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一することは現在のままでは不都合すぎます。
~これは住民票を与えないと住民票コードを充てられないという現在の仕組みによる。
健康保険証を持つ人に住民票コードだけを与える仕組みと、マイナンバーカードの管理組織を考え出さないといけない。
~住民票コードを管理する「地方公共団体情報システム機構」にも何かの団体を加えないといけないのです。
マイナンバー制度では特定個人情報を1箇所に集めて管理をするのではなく、国の行政機関や地方公共団体などの個別の機関において分散して管理を行う「分散管理」の仕組みがとられています。
追記:
マイナンバーカードでは最大の問題が存在します。
外字の存在であり、氏名や住所の照合はコードでの照合は不完全なのです。
データベースが異なるデータにアクセスしようとする場合に問題が発生し易いのです。
~これを補おうというのが郵貯や銀行のカタカナによるフリガナの強制です。
同じ住所に同じ読みの人は少ないという期待があります。多人数が収容される施設では、複数出る可能性はありますが。
部屋番号を記載させれば区別は少しは可能でしょう。
さらに可能性を下げようというのが男女と生年月日の追記。これでもゼロにはならないんだけど。
追記2:同名の夫婦が存在することを書くのを忘れていました。この場合は性別で分別できました。
昨今、同性の同居や結婚もあるために性別記入でも分別できなくなっています。
現状、住民票コードあるいはマイナンバーでしか分別できなくなっています。
別のデータベースのデータにもマイナンバーを埋め込んでやらないといけないのです。
他種のデータは別のコンピュータのデータであるため、そのコンピュータでの表示を別のコンピュータに表示するには
表示画面そのものを送るFAXのような手段が必要です。つまり現状では人間が視認して判別するしかありません。
~表示を読み上げるソフトは、既存の文字コードを辞書を使って読んでいます。外字も辞書に登録しないと読めない道理です。
~コンピュータの文字表示には字体選択があります。表示字体を変えるとせっかく作った外字も表示されなくなります。
そもそも作った外字を全フォントに適用するという機能が存在せず、フォント別に手作りしなければいけないのです。
~作った外字をともかく全フォントに適用して後はフォント毎に手直しするという機能でも助かるのですが、
後に別のフォントを導入してもそれには適用されないという現実があります。
要は外字のサポート体制が既存のコンピュータには昔から備わっていないということです。
~「市区町村が使用する外字の実態調査 平成24年3月」という報告書があります。
わずか1386市区町村を対象にした調査ですが、外字総数が100万あたりになっています。
自治体で作った文字の姿が違う(デザイン・字体の違いなど)けど同じ文字と認められるということで減らしてもこの数です。
追記2:WindowsのOSでは、フォントコードは16ビットであり、使わない領域もありますが全部使っても65536文字しか管理できません。
よって外字も含めて全てのフォントコードを収容しようとするなら新しいOSを作る必要があります。
unicode で世界に存在する全ての文字を収納する規格が検討されていますが外字まで含めての検討ではありません。
~外字だけで既存の文字数を軽く超えている現状をカバーする規格は存在していません。
見た目で似てるからとか、そっち旧字体だから新字体に統一させようなんてする集団です。
~歴史的には同じ文字だった筈なのに日本・中国・韓国・北朝鮮で微妙に違うフォントがあります。
これも一緒にしてしまえと言っているような集団です。
追記3:文字の違いを書いたコンピュータで参照可能な文書がありますから、夫々に違うコードが充てられていることになります。
新規OSを作る(=世界の需要は無い)なんて無駄な投資を行うより、
個別に独立したコンピュータに偏在するデータを如何に有機的につなげて使うかを研究した方が得策でしょう。
追記3:昔、外字フォントを抱え込んだ文書の規格・企画があったように思います。
これなら少しの外字フォントを含む文書の印刷表示は問題ありませんが、
外字フォントが数万字を超える文書は、やはり難しいままでしょうね。
最も身近なのは父親の名前です。ノギヘンに卒という字でソツと読ませます(卒あるいは粋や粹で代用されていました)。
自治体は独自の文字を作って充てているようです。
~外字は、データを管理するコンピュータが違えば違うコードになっている可能性もあります。
市は住民票・有効な戸籍・健康保険証などを全てコンピュータ化するべく外字を作成したようです。
数人の市の役所員が担当したらしく、外字コードの管理が甘くて、父親の名前が一時別の外字になっていたという問題も経験させて貰いました。
高校時代の同期生で年賀状をやりとりする相手にも名字が外字になっている人が居ます。
~コンピュータを入れ替える度にフォントを作るのにも疲れたらしくここ数年は新字体の同じ読みの漢字で代用して来ます。
こちらも会わせましたw
使い慣れたOSだけでもPC-9801MS-DOS、Winddows3.0、Windows3.1、VISTA、Windows7、Windows8、Windows10、Windows11。
~結構作り直してたんですね。
兄嫁の本家の名字も外字なのですが、髙で代用しています。
追記4:チョット脇道・・・
「カ子」と書く叔母さんがいました。一家では「スジコ」と呼ばれていましたが学校や友達には「カネチャン」
と呼ばれていたようです。祖父は力は漢字の力を充てたつもりだったようですが戸籍に読みの登録が無いため
皆にはカタカナのカと思われたようです。
新聞にも「カ子(カネ)」という方の記事がありましたからこの名前はカネが普通だったようです。また、
力をスジと読ませるのは無理筋かも。祖父は補守と書いてヨシモリでしたから凝るのが伝統だったようです。
~日本で作り直した戸籍では祖父は他界後で主が祖母と父のどちらの戸籍も衣偏の補になっていますが
高知県の元の戸籍では示す編です。
父は自分の名前の文字は固守したものの実父と実子の文字は間違えたことになります。
~長男は、隆の字が隆に間違えられたのを見逃した。
~叔母さんは娘が成人後しばらくしてから改名したそうです。
追記2:
現状では、外字を管理する組織は存在しませんから外字を含むデータを一括管理しようとしても問題だらけとなります。
~100万を超えるフォントの一つ以上の読みも辞書に登録しないといけません。
(登録しないと使うのに困難を来しますから。)
子供の登録時に名前の読み方も申請することになっています。
でも、現状の住民票や戸籍謄本には名字や名前の読み方がどこにも書かれていません。読み方登録も検索も無理ですね。
作成時の違いで読み付のもあるようです(大正時代の戸籍に読みが書かれた人もいました)。
高校の一年先輩に同一文字の性名だけど読みが違う東大に現役合格する程の優者がいて、高校3年間正しく呼んでくれたのは担任だけでした。
三船敏郎が有名だったんだが・・・流石に卒業式の予行だけは直してくれた(本式は受験当日で欠席)。
昔、伊達公子が有名になる前に、伊達という名字で俺はイトウだと言い張る人がいました。
追記3:
6:日本人で日本に住みながら戸籍も住民登録もできていない人々がいます。
DV被害から逃げると必然的に起きる事象です。
DV家庭から逃げ出したとしても、戸籍や住民登録を変更すると移転先が記載されて簡単に見つけられます。
よって、戸籍や住民票を放置したまま逃げるしかないのです。
逃げた被害者が戸籍や住民票を取得してもそれを知る手段も存在しますから、住民票や戸籍を必要としない生活手段に頼ることになります。
したがって逃げた当人はマイナンバーを知ることも使うことも基本できません。
そして最大の問題は結婚です。戸籍の書き換えなど出来るはずも無いのですから生まれた子供は戸籍が無い=無国籍にもなります。
唯一の手段は誰かの戸籍と住民票を得る事なんでしょうが住民票を得る事は少しは容易いでしょうが、戸籍は難しいでしょう。
~路上生活者の方々も最後の住民登録は、そのまま残っているでしょうから家族に知れずに利用できるかもですが、
戸籍は移さずというか抜かずにそのまま放置だったでしょうからいじったら家族に知れて逃げた意味が無くなります。
債権者は監視を続けている可能性もあります。
追記5
所持するマイナンバーカードは写真付なので、
・同一遺伝子の双子は区別できない
・有効期間10年を考慮すると子供の場合の判定は結構きついものがある
ことを考慮の上、本人の物であると信じるしかないのです。
整形手術したら写真の変更を強制することが必要ですが、手術前後の顔写真の証明を手術実施病院に
義務付けておかないと不正流出し放題になります。~手術しないまま成りすましが可能だからです。
当人を自動で=勝手に限定するには、次の様な技術があります。
1:本人写真:加齢で変化するし、同一遺伝子の双子の区別ができないという欠点を持ちます。
発行から10年有効となっていますから子供の場合や顔に怪我したら別人判定になり易いです。
2:DNA:現状同一遺伝子の双子以外は区別できるとされています。
3:指紋:同一遺伝子の双子を含めて全人類の指紋は区別できる確率であるとされていますが、
指紋の無い家族が4系統あって、これら家族は指紋による判定ができません。
4:いくつかの国で現在ペットに適用されている電子タグを全国民の体に埋め込むというものです。
訪問者まで対象にはできないだろうし、普通の国では実施は無理でしょう。
そもそも、電子タグの無い国からの難民拒否なぞ無理でしょうから。
5:前項に代りそうなのは、全国民、全訪問者が常時スマフォを持つことで可能そうですが、
スマフォを持っている人が当人であるという証明がマイナカードより不完全です。
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