学校では、樹木の成長の仕方を教えていないんでしょうか。
未だに樹木は年を経たら一様に上に伸びていくと思っている方がいます。
今回は
トランヴェール2月号 特集 土方歳三、栃木で奮闘す
の中の「砲弾打ち込み杉」の記事(P17)です。
~土方歳三の新事実みたいなのもありおもしろいです。
「日光杉並木でも何度か戦闘があった。
この杉にはその際の砲弾痕が残る。
弾痕の一が高いのは杉が生長したせいか。」
とあります。
樹木は天辺や枝先の成長点以外では太さを増すだけであり、
下枝が枯れて落ちていくため、たまに見ると上に伸び上がった
かのように感じるだけです。
~トトロのあの成長イメージは捨ててください。
皮の直ぐ内側に成長する組織があり外側に向けて太っていくのです。
そもそも樹木の内側は成長を終えた部分であり細胞分裂など
起こりえないのです。
ところで傷跡は、銃弾や刀傷やナイフで刻みこんだ程度では
数年で傷跡は見分けが付かない程に修復されます。傷の周辺の
成長する組織が傷をカバーするように覆ってくるのです。
これがあるから枯れ枝の痕も綺麗に消えるのです。
~樹木の下枝は、自発的に枯れ落ちるようになっているようです。
日光の日差しが少ないことを感じ取ってそう働くのかもです。
昔話の芝刈りに山に行って拾ってくるのが、この枯れ枝です。
~誓いの言葉をナイフで刻み込んで後年それを確かめるという映画が
昔の日米にありましたが、どちらも誓いが綺麗に残っているし、
より高い位置に残っているというバカをやってくれました。
大砲の弾は大きいため、傷跡の周辺の組織がカバーしきれないために
傷跡の組織が全く修復されないか修復が届いても他が太くなった分、
そこが凹んだ状態になったままが続いているということです。
ついでに:
敵に届くまで砲弾は落下し続けますから水平撃ちでは大砲より低い位置に
しか当たりませんから同じ平地で戦う場合は、上に向けて撃つのです。
よって杉並木の傷は杉並木の向こうに居る敵を狙ったものの杉の木に
当ててしまったから少し高い位置に傷ができたと理解できます。
未だに樹木は年を経たら一様に上に伸びていくと思っている方がいます。
今回は
トランヴェール2月号 特集 土方歳三、栃木で奮闘す
の中の「砲弾打ち込み杉」の記事(P17)です。
~土方歳三の新事実みたいなのもありおもしろいです。
「日光杉並木でも何度か戦闘があった。
この杉にはその際の砲弾痕が残る。
弾痕の一が高いのは杉が生長したせいか。」
とあります。
樹木は天辺や枝先の成長点以外では太さを増すだけであり、
下枝が枯れて落ちていくため、たまに見ると上に伸び上がった
かのように感じるだけです。
~トトロのあの成長イメージは捨ててください。
皮の直ぐ内側に成長する組織があり外側に向けて太っていくのです。
そもそも樹木の内側は成長を終えた部分であり細胞分裂など
起こりえないのです。
ところで傷跡は、銃弾や刀傷やナイフで刻みこんだ程度では
数年で傷跡は見分けが付かない程に修復されます。傷の周辺の
成長する組織が傷をカバーするように覆ってくるのです。
これがあるから枯れ枝の痕も綺麗に消えるのです。
~樹木の下枝は、自発的に枯れ落ちるようになっているようです。
日光の日差しが少ないことを感じ取ってそう働くのかもです。
昔話の芝刈りに山に行って拾ってくるのが、この枯れ枝です。
~誓いの言葉をナイフで刻み込んで後年それを確かめるという映画が
昔の日米にありましたが、どちらも誓いが綺麗に残っているし、
より高い位置に残っているというバカをやってくれました。
大砲の弾は大きいため、傷跡の周辺の組織がカバーしきれないために
傷跡の組織が全く修復されないか修復が届いても他が太くなった分、
そこが凹んだ状態になったままが続いているということです。
ついでに:
敵に届くまで砲弾は落下し続けますから水平撃ちでは大砲より低い位置に
しか当たりませんから同じ平地で戦う場合は、上に向けて撃つのです。
よって杉並木の傷は杉並木の向こうに居る敵を狙ったものの杉の木に
当ててしまったから少し高い位置に傷ができたと理解できます。