ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

ミチノクフクジュソウの花数について

2023-02-09 00:12:09 | 園芸・家庭菜園
ミチノクフクジュソウ(英語では Adonis Multiflora で意味は福寿草+多花性)で困った点が三つ。
1:陸奥福寿草(読みはミチノクフクジュソウ)の名でラモサ種(Adonis Ramosa)の福寿草が既に
  販売されていた。ミチノクフクジュソウと命名した先生が知らなかったのです。
  なお、陸奥福寿草は、実は北海道産の福寿草という無茶振りです。
   これ先にエゾ福寿草というのがあったために無理な名付けをしたと思われます。
   なお、エゾ福寿草は、北海道にあるとはされていないマルチフローラ種っぽいのだけど、
   我が家では札が紛れて再確認できていないのです。買った年に茎を調べて中空だから
   マルチフローラかなと。
   最近はエゾ福寿草の販売も無くなったようですから確認はきついです。
2:山野草系店ではムレチフローラ または、ムルチフローラと呼ぶ。
  園芸花および店ではマルチフローラと呼ぶ。
3:Adonis Ramosa を福寿草と言う。正しくは?枝打ち福寿草と言うらしいけど日本でそう
  呼ぶ人は多分いない。

私は英語系で省略してマルチとしています。ドイツ語は、大学一年の夏前の早々に、続けても
単位はあげられないよと先生に言われて即刻諦めたのでアーベーツェーで終わっています。
その後40年の同窓会にその先生が出席。私を覚えていたっぽいのにはびっくり。
その先生、西尾幹二氏であります。

さて本題です。
福寿草のマルチフローラ種は1茎の花数が3~6の様に書かれています。

鹿沼市の花木センターで昔買った「黒羽福寿草」が20数年近くにわたって1茎1花でした。
茎は中空なのでキタミとマルチの交配の2倍体と思っていました。タネは小さいながらも
全部付きました。

 ~秩父紅、秩父真紅および白寿の芽変わりらしい黄花のミチノク無名を含めて、実生苗が
  目に付く=できるようになったのは3年前からです。
  気候のせいでしょうね。

この黒羽福寿草をビニールハウスに入れて、最初、鉢中にできた氷柱にビビッて電気保温した
んですね。
そしたらこの「黒羽福寿草」が1茎多花になったのです。つまり、キタミの遺伝子は多分無く
純粋にマルチフローラと見なして良いことになったのです。
~マルチフローラの定義の中に1茎の花数があり3~6となっているのが、1~6とすべき
 であることになったのでありました。
~キタミフクジュソウは北海道全域には広がっていない種で、本州以南には存在が確認されて
 いないから、存在していないとして良くなったのです。
 その交配種も本州以南には、存在するはずがないとしても良くなったのです。

さてさて、キタミも環境次第で1茎多花になる可能性も否定できませんから、注視することです。
コメント
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