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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その215 『横浜開港の歴史を訪ねて、三塔物語』 その8

2017年09月23日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
神奈川県庁本館の“キング”(昭和3年竣工)、横浜税関の“クイーン”(昭和9年竣工)と並ぶ、横浜開港記念会館は1917年竣工、開港50周年を記念して建てられた、レンガと花崗岩でできた建物の塔は横浜のシンボルとして親しまれてきた“ジャック”です。



これらの愛称が日米開戦以前の昭和10年代から使われていたそうです。
戦後、開港記念館は昭和33年(1958年)まで異例の長きにわたって米軍の接収を受けましたが、『メモリアル・ホール』と愛称され、内部の改変なく、使用されました。



それでは中に入ってみます。



入口を入り、順路に沿って右に歩くと、バラ窓を背にしたおしゃれな階段です。



NHKのTVドラマ『坂の上の雲』では、主人公の兄、秋山好古を演じた阿部寛が、白い軍服姿で登場するシーンを、この建物で撮影したそうです。
この階段を降りるシーンや、講堂で演説する場面もあったとのことです。



開港50周年を記念して制定された横浜市のマークである浜(ハマ)菱は、カタカナの「ハマ」をデザイン化したもので、よく探すと、中央線の両端に、そっと埋め込まれているのが分かります。



説明版です。
関東大震災や横浜大空襲にも、全壊は免れ歴史を伝えてきました。



塔の高さは 約49m、階段は117段もあります。



階段上にある半円形の大きなバラ窓から光が入る2階広間です。



続く.........................................................。