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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その213 『横浜市電保存館』 その2

2017年09月07日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
展示されている最も古い車両は500型車両です。
車両は中に乗り込むことも許可されているので、中に入ってみます。



500型は関東大震災の復興事業の一環として昭和3年に60輛が製造された車輛です。
木製の床を踏みしめるとギシギシと音がしますが、歴史を感じさせてくれます。
運転席の床面にあるボタンを踏むと、チンチンと軽やかな金属音が鳴り響くことから、『チンチン電車』と呼ばれるようです。



ソファの端にある丸みの帯びた手すりは、工芸品のような手彫りで手触りの感触がいいです。



度重なるニス塗りが重厚感を醸し出し、電球カバーもいい感じです。



現在走っていたら、レトロ調の市電として人気がでそうです。
 


初代横浜駅です。
明治5年(1872)に開業した初代・横浜駅は現在の桜木町駅の所にありました。
造りは木骨石張りの2階建てで、中央がコンコース、左棟が出札所、上・中等待合室、2階に貴賓室、事務所などがありました。
当時は横浜港と並び日本の表玄関であり、文明開化日本の象徴でした。



二代目横浜駅です。
大正5年(1916)、現在の横浜駅と桜木町の中間にある高島町に開業しました。
しかし関東大震災で焼失してしまいました。



昭和3年(1928)の完成時には東洋一を誇った3代目横浜駅です。



トッポパパが大学生の頃、横浜駅の前の広場を歩き、市電を利用した記憶があります。



続く.............................................................。