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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その214 『横浜平沼水天宮例大祭』 その4

2017年09月13日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
氏子の神輿が平沼神社での御霊入れが行われるまで、まだ多少時間があるので焼き鳥を食べながら里神楽を見ることにしました。



神楽の知識は、お祭りの山車のお囃子程度しかないので、ネット情報で学びました。



神楽は、現在、日本全国で伝承されており、宮中で行われる御神楽と、民間で行う里神楽の2種類に大別することができますが、里神楽は、巫女、神主、山伏といった人々によって伝承されてきました。



演目は「天之返矢(あめのかえしや)」というもので、古事記に基づいたお話だとわかりました。



「天之返矢(あめのかえしや)」のあらすじは、国譲りの使いとして派遣された天若日子(あまのわかひこ)が、命令を果たして帰ってこないので、鳴女(なきめ)と云う雉(きじ)を遣わして天若日子に催促しました。
ところが、天若日子が雉を射殺してしまいます。
この射殺した天羽羽矢(あまのははや)が高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の前に落ちてきます。
高皇産霊尊は、その矢を突き返したところ、天羽羽矢が天若日子に命中したという神話の舞です。



『神楽』の起源は、日本の民俗芸能のなかでも古い起源を持っています。
本来は、神座に神を迎えて清めや祓いなどを行って、生命力の維持を祈る神事を指しますが、その神事において行われる芸能を「神楽」と呼ぶようになりました。



起源については様々な説がありますが、特に里神楽においては、古事記や日本書紀に記されている「天岩屋戸」神話のなかの天売受女尊の舞とされています。



神楽の原点は、踊ることで神を招くことのようです。



傾ける角度等によって豊かな表情を見せる『面』も見どころなのでしょう。



色彩豊かな金糸・銀糸の刺繍を施した『衣装』も、神楽の見どころです。



ネット情報の受け売りなので、説明に間違いがある場合はご容赦ください。

続く................................................................。