Ommo's

古い曲が気になる

インプレッションズのリードボーカルは、ジェリー・バトラーだった

2011-05-12 | 日記・エッセイ・コラム

 

Best of the Vee-Jay Years (Ocrd)
             

 ジェフ・ベックとジョス・ストーンが演奏している People Get Ready は、ザ・インプレッションズの1965年のヒット曲だ。作詞・作曲とリードボーカルは、カーティス・メイフィールドだった。このとき、ジェリー・バトラーはグループを離れてソロになっていた。

 インプレッションズは、少年だったジェリー・バトラーとカーティス・メイフィールドたちのゴスペルグループが、発展的にプロデビューして、大成功した。リードボーカルが、ジェリー・バトラー、ギターとバックコーラスが、カーティス・メイフィールドだった。

 ジェリー・バトラーは、1958年(昭和33年)、For Your Precious Love をヒットさせている。いま聴いても、じつにいい。オーティス・レディングもカバーしている。

   ジェリー・バトラー For Your Precious Love http://www.youtube.com/watch?v=rujNKQ1CHow&feature=related

   オーティス・レディング For Your Precious Love http://www.youtube.com/watch?v=SHgcOYi1lW0&feature=related

 ジェリー・バトラーは、じつに才能ある人だ。すばらしいシンガーであるだけでなく、優れたソングライターで、マルチプレヤーだ。ピアノ、ギター、サックス、ベース、ドラムスを演奏する。そして、黒人コミュニティーを代表する政治家でもあるのだ。

 1965年、インプレッションズからソロになって以来、ヒット・シングル、ヒット・アルバムを出しつづけていた。尊敬されるブラック・ミュージシャンのひとりなのだ。

 (60年代、70年代、日本でも国内盤がでていた)

アイ・ラヴ・ユー・ライク・アイ・ラヴ・ユー(紙ジャケット仕様)

 オーティス・レディングの名盤『オーティス・ブルー』の I've Been Loving You Too Long は、ジェリー・バトラーとオーティス・レディングの共作なのだ。

Otis Blue

   オーティス・レディング I've Been Loving You Too Long  http://www.youtube.com/watch?v=IqaOp7sIy0w&feature=related

            

    ジェリー・バトラー For Your Precious Love (2007) http://www.youtube.com/watch?v=eC8GCb4LhZ4&feature=related