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口蹄疫は、さらに深刻だ

2010-05-17 | 日記・エッセイ・コラム

                           

宮崎県の口蹄疫は、さらに深刻だ。新富町でも発症した。国道10号線を南下して、県の人口密集地に近づいている。じつに、これで111カ所の施設・農場が感染した。http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=26309

県家畜改良事業団が飼育する種牛は、避難させた6頭をのぞいて、すべて殺処分される。http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=26303&catid=74&blogid=13

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/172039

松阪牛などブランド牛の多くが、宮崎県産の仔牛を肥育したものなのだ。http://www.matsusakaushi.jp/news/52th_edaniku_kyoushinkai.html

                    

  沖縄・宮古島 先月のニュース http://www.youtube.com/watch?v=ON3fuuxZhXY&NR=1

平野官房長官は、現地宮崎県に国の対策チームを設置する、と、きょう発表した。何をいまごろ、バカじゃないのか。先月発生のときから、知事と自民党議員が国に要請していたことじゃないか。副大臣クラスを常駐させた国の対策本部を宮崎県につくってくれ、と。県だけではとても対応できない。国と密接に連絡をとりあって、なんとしても、初期の段階で感染をとめなくちゃならない、と。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-00000050-jij-pol

平野が、自慢げに「現地に対策チームを設置する」と、きょうになって発表した。だが、「設置した」ではないのだ。検討する、とか、思いはある、というこの政権得意の無責任なその場しのぎの言い訳だ。頑張ってるとか、努力してる、ではすまない。政治は、結果だ。感染を終息させてから、自慢しろ! 万全の対策だった、と。

外国のメディアは、日本政府の対応の遅れで、すでに爆発的な感染になっている、と伝えてる。口蹄疫感染がいくつも確認されているのに、農業行政の最高責任者・農水大臣・赤松が、バカンスをとって、キューバのカストロに会いに行った。と、すでに外国では書かれているのだ。報道してないのは、日本のメディアだけだ。自国の伝染病の、とんでもない悲劇的な蔓延を報道してなかったのだ!

メディアは、自分らが持ち上げて誕生させた政権の失政を、隠し通したいのだろうが、もう、そんな幼稚な政治レベルの事態ではない。伝染病の爆発だ。

8万頭を超える殺処分まで感染が拡大してから、「政府は現地対策チームを設置する」、予定と、きたもんだ。むなしい。1ヶ月、おそい。

赤松や鳩山にとって、日本の畜産業や農業は、選挙の票でしかないのだろうな。

  「生産者の無念。尋常でない」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100517-OYT1T00081.htm?from=nwlb

  「政府、口蹄疫で対策本部、きょう発足」http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E5E2E2868DE3E5E2E7E0E2E3E29F9FE2E2E2E2