局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

車中にて

2009-11-06 11:27:48 | 日々の生活
のぞみ車中です。
「どうせお前は電車の中で本読むか眠ってるかどっちかだろー、富士山くらい眺めていけよ」と出掛けにオットに言われたので証拠の写真アップします。
旅行日和りだわー
楽しみっ♪
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怒ってもいいですか?

2009-11-05 23:43:30 | 日々の生活
姑・・・

先日、オットと三人で中華のランチを一緒に食べた。
もちろん 我が家がごちそう、運転手(オット)送迎つきである。
姑一人だけ上海蟹もお召し上がりになった。

その時は上機嫌でなんだかんだお話になっていた。
ワタシはいつも適当に聞き流してあいづちだけうつことにしているのだが(マジメに聞いたらなかなか大変なことになるので)オットは案外がっぷり四つに組むのでイラつくことが多いようだった。

その時も、近くの企業の移転のために空いた土地に建つ予定だった25階建てのマンション建設が中止になったことを自分の手柄のように話す自慢話。それにオットはかなり腹を立てていたようである。
そのマンションの建設業者が単につぶれただけなんだけど、姑は自分が区役所、都庁に電話と手紙で抗議したため建たなくなったのだと言い張るわけなんですね。

別にそう信じたければ信じてればいいじゃんと ワタシは思うのだが、一見理路整然と話す話のところどころ 「妄想?」のような部分が見えるので一人息子のオットとしては気になってしまうのであろう。
「お母さんが思っているだけだし、そんなことばかりしているとクレーマーの危険人物扱いされるぞっ」と半ば本気で怒っていた。

故に、オットが機嫌が悪かったのは姑自身のせいだと考えられる。

食事の時に 孫たちの様子も聞かれたので 息子は元気、娘も元気だけど就職難だし将来のことは心配なんだけど~ みたいな事を軽く話した。

そうしたら おとといの午前中電話が姑から電話がかかってきた。

姑 あら局さん おとついはありがとう

局 おかあさん おはようございます。こちらこそ。お疲れになりませんでしたか?

姑 ワタシは大丈夫よ それより○○(オット)は疲れてたようね~ 仕事に悩んでいるのかしら? 機嫌が悪かったわなね

局 そうですか? ウチに帰ってから元気でしたよ。

姑 そうかしら・・・? あれから気になってね~ それに●●ちゃん(娘)のこともワタシ気になるのよ~

局 ご心配おかけしまして

姑 それでね 今日は ホニャララ様(姑が困ったときの神頼みする近くの有名な神社)にお参りしてね。○○と●●ちゃんのことだけお願いしてこようと思うのよ~

局 はあ・・・(一瞬言われた意味がわからなかった) 

姑 ○○の仕事が順調にあの子の気に沿うように行きますように それから●●ちゃんも今人生の重要な時よね。拝んできますよ。

局 よろしくお願いします

姑 ××くん(息子)は元気で順調そうだし、あなたはいつも自分のやることはキチンとやってそれなりに楽しそうにしてるし、私がお願いしなくても大丈夫だと思うの。やはりホニャララの女性は強いわね~ (褒めとんのけ? 喧嘩売ってんのけ?)

局 ハハハ おかげさまで(ナゲヤリ)

そこに朝風呂から出てきたオット登場
これ以上話すとムカつき度がアップするので電話を渡す。
オットはめんどくささを隠しながら適当に相手をしていたようだった。

「寒くなったからお母さんも気をつけなよ。ホニャララ様のお参りなんてもっと温かい日に行けばいいじゃないか 石段も無理して登るなよ」
などと優しい言葉がけもしている。

切ったあとに なんだかかなりムカついてきたワタシ。

別にああいった神仏を信心しているわけじゃございませんがわざわざお参りに行くなら ワタシとムスコをはずしてお願いしなくたっていいじゃございませんか?
それもそうするのは自由だけど、それをはずす本人に告げるってなんなの?

洗濯物を干しながら考えると更にムカつき度
パソコンで調べ物をしていたオットに姑との会話を告げた。

局 あのさ、ワタシと××をわざわざはずしてお参りなさるんですってよ。しかもそれをワタシにおっしゃるってなんなんでしょうね~ (怒ると丁寧語になるワタシ)

夫 ああ それはオレも変な言い方だと思ったよ。家族四人元気で順調にって拝んでくれればいいことだよな 確かに・・・

局 ワタシより神経質で物事を悪くとらえるお嫁さんが聞いたら大変なことになってると思いますけどね。

夫 まあそう言うなよ おふくろは悪気はないんだよな あれで

局 あれで悪意あったら大変だよ。

夫 まあな・・・ いつものことだからさ。 気にすんなよ。

局 一々お母さんのことでクヨクヨはしないよ。でもあの時、そういう言い方はないんじゃないですか?くらい言ってもよかったんじゃないかって気がしてきた。

夫 うん

局 他人だったらどうよ 友達なくすよ、あの調子で通してたら

夫 あちこちで舌禍事件起こしてるんだよ。何か始めてもすぐやめるだろ

局 そういやそうだよね。私も鈍いよね あの時の怒りが今頃ジワジワ沸いて来た

夫 そう怒るなよ 少なくともオレに当たるな

     笑

もっと人間的にイヤな姑族はいると思うし、確かにわざと意地悪したりするあくどさはない姑なんだけど、どうも話すたびにひっかかるのはどうして?






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美女と若冲

2009-11-03 20:40:47 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日皇室の名宝展のことを書いた記事にイーサン氏からのコメントがあった。
「若冲のことはあちこちのブログで目にタコができるほど読んでおります」 だそうだ。
そりゃぁ すまんこったです。
しかし、言わせてもらえば わたしゃここ数年に沸いて出てきた若冲ファンじゃないんですよ。あえて何故だかは言わないが ずう~~っと前から知ってるのさ。昔はリアルすぎる気がしてそう好きな絵じゃなかったけどね。

ですが、気を取り直してイーサンさんも食いつきそうな若冲ネタを今日は書こうと思う。(私ってサービス精神旺盛だわ~)

話は前後するが、先週木曜日に見たオペラ公演のことであります。

以前の記事でも書いたけど舞台友Nの友人でご主人が業界人な方がいる。彼女自身も音楽関係なので、Nに負けず劣らずコンサート、オペラ、歌舞伎など舞台ものはよくご存知でらっしゃります。
そして ↑のようにチケットのお礼で傘を差し上げたが気に入ってくれたようだった。
そして先日Nと3人で買い物とお茶をする機会があり、その時にまたオペラのチケットを回してくれた。ありがたいことである。自腹でオペラ見るには清水の舞台から飛び降りなきゃ行けまへん。



前 和製ミュージカルで見てガッカリしたアイーダ、今回はプラハ国立歌劇団によるオペラである。
良い席であった。 舞台に制約がありそうだし(奥行きがない)、装置もイマイチ、出演者も多少端折ってはいたようだが、和製のよりずっとよかった。

それと今回の指揮者は話題の女性指揮者 西☆智美氏であった。
一度ナマで見たいと思っていたのである。
私は指揮者によってのオーケストラ音の違いが聞き分けられるほどクラシックを聞きこんでいるわけじゃないので 指揮の技術云々に関してはなんとも言えないですが、「絵になる」ことは確かである。
端正なマスクをふわっと覆うカールした髪形。スレンダーな長身が燕尾服に映えること。一部ファンが「オスカル様」と言うのには納得できた。

隣で見ていたNに 「絵になるね~」 と耳打ちしたら
「うん でもさ、局。 OOはホニャララなんだよ。おまけに××でホニャララなのは●●の関係さ」 との情報を教えてくれた。 ひえ~~であった。何のことだかわからずすみません。

まあ この公演のことは置いておいてですね。
この日は 招待してくれた奥様と 着物で行きましょうね と約束してあった。
Nと三人で会った時に なぜか着物話で盛り上がった。
その際 「実はねワタクシ 先日巡り合ってしまったの~」という話が出たのである。
それが 若☆(☆は沖です)の初期の頃に描いた葡萄を刺繍した帯なんだそうだ。思わず呉服屋さんだか展示会だかで一目ぼれして購入してしまったのだそうだ。
(私はこういうめぐり合いは怖いのでなるべくそういう所には行かないことにしている。呉服屋と懇意になるほどおそろしいことはないですね)

「わ~ 見たい見たい! 今度舞台でご一緒する時、ぜひお召しになったところを見せてね」とお願いしたら、Nが横から 「局のあの源氏物語の刺繍の帯もすごいじゃん 今度のオペラの時にあんたも着ておいでよ」と口を出し、私も着物で行くハメになったのである。

時間きっかりに会場についたら 全身スパンコールに輝く黒いスーツを着たN(写真を撮りたかったが 「何を今更、私の写真撮ったって仕方ないじゃん」と拒否されたのは残念)と 黒地の紬の訪問着を着て話題の帯を締めた奥様がもう待っておられた。
そこだけ やたらと派手やかであった。



美しさにマダームの迫力が兼ね備わった貫禄



話題の帯 若☆がプライス氏によってニューヨークだっけかの古美術展で見出された 葡萄図を模したものだと思われる。

渋い色彩だが よくみると非常に凝った染と刺繍の帯。

紬の訪問着に染めの帯を締め、お祖母様のものだったという帯留めも葡萄柄。
秋の夜にふさわしい着こなしであった。

どうですかい? イーサンさん ワタシの周りにはまだまだ隠しダマがいるんですぞ(威張ってどうする?)

彼女はワタシの着物と帯(母のお下がり)も褒めてくれて、着物×2と 全身キラキラスーツ×1は並んでオペラを鑑賞した。

この日はキラキラスーツのNは 公演後に早めに楽屋から出てきた合唱の歌手たちにスーツ姿を褒められ、ワタシは帰りの電車の中で中国人カップルから一緒に写真に収まってくれと求められた。
(え~ 電車の中で写真撮られるの~?)と 躊躇したが ヒトのよさそうな中国人カップルから英語とおぼつかない日本語で頼まれ、褒められまくったので(クレヨンしんちゃんののようにお尻をふりながら それほどでも~と言いそうになった。普段そんなに周りから褒められ慣れてないので照れるのである) が、しかし 仕方ない、日中友好のためだ(大げさ)と写真に収まったことをおまけに付け加えておきます。

着物の力って偉大だわ~






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秋の一日

2009-11-02 08:05:03 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週も予定ぎっしりだった。

しかし、どうしても見ておきたかった皇室の名宝展。第Ⅰ期は11月3日までである。
昨日は久しぶりに姑を誘ってランチでもしようとオットと予定をたてていた我が家。
その前なら時間があることに気づいた。
オットに提案すると あまり気もすすまなさそうながら
「いいよ」とのこと。

それなら早く行こうね と さくっと朝ごはんをすませて車で出かけた。

9時45分(開場15分すぎ)で待ち時間20分だったが、めげずに(オットは微かに嫌がっていた模様)入場。



平成館の前には長蛇の列だったがまあ仕方がない。浮世絵展の時は1時間まちって時もあったし・・・
待つこと嫌いなオットと人混み嫌いなワタシ
この状況に耐えられたのはひたすら 「見たい」ということだけ。

でも 耐えてよかった・・・

狩野永徳の 唐獅子図屏風 源氏物語図屏風 など 教科書でしか見たことなかった絵。

伊藤若冲の動植採絵の30幅に会えたのは嬉しかった。



老松白鳳図 この鳥さんの眼の色っぽいこと 羽の先っぽはハートですか・・ シュールだ。



上村松園の 雪月花 これもナマで見られるとは・・

オットをなだめすかして来てよかった・・・
彼も第一会場 第二会場ともに廻ってミュージアムショップで買い物してから、
「もう一回さくっと廻ろうぜ」と言うほど気に入ったようだ。



図録もカレンダーも買ってしまった。来年の寝室のカレンダーは動植採絵だわ。

この展覧会は 今年が天皇陛下ご即位20年 両陛下の結婚50年が重なった年ということの記念に開かれたらしい。
こういった品々のコレクターとして、美術関係だけでなくて、音楽や伝統行事などの究極の伝承者として 皇室ってものがあるってことはやはり安心だな~(変な言い方ですが)と思う。

次期の正倉院も行きたいな 今度は早めに。

そして 国立こども図書館でお茶



前も書いた覚えがあるけど このステキな建物 入館料タダでランチタイムも空いてて コーヒーも格安 そこそこおいしい。



とても良いところです。



「お前、よくこんなところ知ってるな~」とご満悦のオット

「ほ~れ 来てよかったでしょ」と畳み掛けようと思ったがやめといた。


それから 姑を迎えに行ってから中華ランチに行った。



目黒通り沿いの中華店



ここは当たり おいしかった



 牛肉と銀杏炒め じゃがいもの細切りを揚げた器に入っていた。

 あわび粥 

姑も上機嫌

夕食は久しぶりに四人そろってウチご飯(食欲なかったがラザニアを作った)

充実した一日。

やっぱり休日も早起きすると良い事あるな と 実感。



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芸術の秋だね

2009-11-01 12:50:12 | 日々の生活
朝イチで上野へ
若沖の掛け軸30幅が一度に見られて感激…
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