局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

サロペットのススメ(なんて無精な・・・)

2024-07-05 22:15:00 | 着る
梅雨は何処へ行った?といいたくなるここ数日の猛暑。
かといって降れば土砂降り。年々暮らしにくくなる日本列島ですな~

この季節になると時間的自由度が低くなるのが 我が愛犬の散歩なんですね。
7時過ぎるともう暑くて短足のダックスには歩かせるには気の毒な環境になるんです。
なので朝起きるや否や愛犬を連れ出さねばならないんですよ。
そうなると些少の「着替え」時間ももったいないのよ。


熟女犬(♀13歳)

ところで、ここのところ、大人の間でもサロペットって流行ってませんか?
イマドキ言葉だとオールインワンというらしいが、ワタシも最近これを購入したんですよ(ユニクロで)
レーヨンと麻素材 意外と涼しいし洗濯機でじゃぶじゃぶ洗える。多少シワになるがそう気になるほどじゃない。


確か2900円くらいだった。
これ子供っぽいと思いきや 黒だとそうでもないのよね。
そして縦に長いので着ると案外すらっと見える。

そしてなぜこの季節に重宝というと、パジャマ替わりのTシャツと短パンの上にこれを履いてキャップをかぶり、日焼けよけのアームカバーをつけ、顔にとりあえずの紫外線よけスプレーをかけると、ベッドから出てからものの30秒で「犬の散歩スタイル」ができあがるのであります。

今朝の「猫通り」 ワタシと犬が通っても立ち上がりもせずにまったり過ごす猫たち。なめられているワタシと愛犬である。



で、サロペットに話を戻すが、これってウエストの背中部分にゴムがあってその下はゆるゆるなので、短パンの上に履いても外からはわからない。そしてゴムゆえにトイレの時も下までずるっと落ちない。
そして胸当てがあるゆえノー〇ラでも気づかれないw
これで30分くらい散歩すると汗もかくので、家に帰ったらシャワーを浴びて着ていたパジャマは洗濯機に放り込み前日の洗濯物と一緒に洗う・・・ なんと合理的なのであろうか!
このサロペットがなければ 起床後に朝の散歩用に着替えて、帰ってきたらそれも汗になるので洗濯して、と、一そろい分洗濯物が増えるし、着替えの時間も余分なんですよね。

以上 サロペットでできる無精のすすめでしたが・・・

これ 案外オサレにも着られるのよ。
シンプルなニットに合わせると これにアクセサリーでもして華奢な靴でも履けばちょっくらお出かけ着になるかもしれない。


このまま着るにはちょいと派手過ぎるカットソー(勢いで買ってしまったもの)も このくらいなら気にならないし黒が緩和してくれる


無精者にも親切 そしてちょっとオサレ心も刺激する
ユニクロも使いようだなあと思ってたら 

さっきオットがこれを着てまったりしてたワタシに
「お前 最近 NHKの子供番組に出て来るみたいな恰好してんな」 と言った。
多少のサービス精神のあるワタクシ故
ソファから立ち上がって
「は~い 〇〇子おねーさんだよ~ 一緒に遊ぼうね~」と手を振ってやった。
「お前 よく咄嗟にそういう反応できんな~ 」 だそうだ。






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母のその後と着物の圧力

2024-01-09 00:52:03 | 着る
母は心拍数と血圧は安定してきたがまだ呼吸数は多いし尿量が少なくてあまり良い状態ではない。
ただ呼びかけるとかすかに返事をするし、そう苦しそうではないのが幸い。
ただ、いくら本人が意識レベルが低いとはいえ、6人部屋の環境にワタシが耐えられずに個室が空いたら移してもらうことにした。
オットも来てくれて、今すぐという事じゃないけど何かあったら危ない状態との診断だった。

いずれにしてもそういう状態でも1日に面会できるのは10分のみ。
その他の時間は実家にいても掃除か断捨離くらいしかできないし、あまりにも寒くて頭痛までするのでひとまずオットと東京に戻った。



その前に弟と父の施設に面会に寄った。
「ママは具合が悪くて入院してるよ」 と告げたら いきなりハラハラと涙を流す父。
ワタシの知っている父は 笑っているか、すっとぼけているか、ボケてからは怒っているかの人だったので泣いている父は初めて見た。
どうやらもう母は亡くなったと思い込んだらしい。
「まだ生きてるから大丈夫だよ~」「もうすぐ帰ってくるよ」と弟となだめたのだが、誤解して泣くくらいなら一緒にいる時にもっと気を使ったり優しい言葉をかけてたりして上げればよかったのにな~ とつくづく思う。
ホントに昭和初期生まれの爺って表現系に問題ありますな~ こうなってから泣いても遅いんだよ・・・

実家で探し物があって久しぶりに衣裳部屋になっていた納戸に入った。桐たんすに付箋が貼ってあるのを発見。
「〇〇子(ワタシね)喪服」と母の字で書いてある。
開けてみたらワタシの嫁入り先の紋をつけた袷の喪服と黒の名古屋帯 帯揚げや帯締めも引き出しにまとめてあった。
ワタシが誰のために着ることを想定して用意したんでしょうねえ・・・
こういう細々とした気配りする母であった。「そんなのいらないよ~」と言っても用意する母であった。

コロナ禍中、なぜか私をエネミーとして「よその家のムスメはみんな来てメンドウみてくれているのに」「あんただけだよ、長い事来てくれなかったのは」←妄想 とそれまで見たことのない冷たい目をした母はワタシの中では母として受け入れることはできていない。 
みんなコロナとその長すぎた政策のせいだとは思ってますけどね。



しかし、その着物タンスの他の引き出しも何が入っているか書いた付箋が貼ってあり着物と帯がぎっしりと・・・
それが何竿あるんだろ? 怖い・・・





そしてタンスの前には
「これはホントに良いものだからあなた着なさいよ」と前々から言っていた着物があった。




特にこの5cmくらいの厚みのある桐箱入りの訪問着と帯は確かに逸品だな~とは思った。




草木染の訪問着と




手刺繍の袋帯 





今だから言うけど、姑も着物類は結構あったが、彼女自身はそんなに着物に執着する人じゃなかったので、ほとんど姉たちからのおさがりでシミがついてたり寸法も色々だったりだった。オットも気にせずに私も譲り受けたいものがなかったので
段ボールに入れて送ると査定してから引き取ってくれる業者に殆ど送ってしまった。(ヒドイ嫁だね)
母は茶道や仕舞などで着物はしょっちゅう着てたし、似合ったし、好きだったし、ワタシにも譲ろうと思ってたのも知ってるのでそれと同じにはできないと思う。二人で呉服屋行って選んだり、着て歌舞伎行ったりしたこともあったのでその時の衣装は手放せない。
ここの所、そういった時の母の様子ばかりが思い出される。

そしてワタシもある時期何かに取りつかれたみたいに着物を着てた時期もあったが、今はもうはっきり言っておっくうなんですよ。
着始めると案外気楽にさっさと着たり出したりしまったり手入れしたりも出来るんだけど、一旦離れるとメンドクサイのが着物。

あの衣裳部屋の箪笥と引き出しからの圧に抗しきれるのか? と自宅に帰ってからも自分に問いかけてる。
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ケチ話 衣服編

2023-04-26 16:07:36 | 着る
前回は、孫からもらったプレゼントチケットを無駄にするのがもったいなくて

700円の価値 - 局の道楽日記

普段行かないスタバに行った話を書いたが

今回はユ〇クロ編であります。
なんといってもお手頃だし、サイズは色々あるし、全国色んな所にあるし、で使ってます、この店舗。
もうだいたいのサイズはわかってるから、時には通販も利用する。ほとんど次の日に届くのはスゴイですね。

で、アプリを利用しているとお誕生月には500円のクーポンがもらえるんですね。

メールで「クーポン期限が近づいています」と来た。
またこういうのを見ると
(それじゃ、使わなきゃ損、損)と思うワタシはケチとは言えないかもね。買わなければお金は減らない。
ユニクロの思うつぼである。

しかし、ま、ちょっこら見てみよう、コロナ自粛も完全に無くなったかのごとく、町には人があふれ、ワタシの元にも色んな誘いをいただいている。改まった所はないけど、今までの服で困りはしないものの、ちょこっと新しいモンを取り入れてこーでねーとしたいってことで。

で、ワタシはサイトをパラパラ見始めたのですよ。
価格オフになっているのからね。



まず目をつけたのはこんなシャツ。+Jがなくなってがっかりしていたが、このアンダーソンのもカワエエじゃないですか。
サイズはゆったり目。Sサイズだとちょっと肩が落ちるけど、それはそれでゆる感があって着やすそうであった。

後ろも切り替えになってて、凝ってるよね。
これが1990円ってお買い得だ。



愛用のナロースカートもディスカウントになっていた。デニム素材のもの。
夏に合わせやすいし、楽そう。
これも1990円。



さっきのシャツとも相性はいいはず。
ビヤホールなんかにぴったりだ!(なぜ思い浮かぶのが飲む所なのであろうか?)



わ=い これは使えそう! と購入手続きをしようと思ったワタシは・・・
あれ? これだけだと送料がかかる と気が付いた。
5000円以上買わないと送料無料にならないユニクロのお約束。
この二つではお買い得すぎたのである。

(どうせなら送料無料になるギリギリの所まで何か買っとこう)と思ったワタシはケチがユニクロの思惑にまんまと乗ってしまう典型例だね。

そしたら、シャツとセットアップできるこのスカートを発見。
これはディスカウントにはなってなかったが2990円であった。これも前後ろでスカート丈が違い、巻きスカート風になっているなどなかなかデザインが凝っておるのよ。



しか~し、これ総丈45cmのミニスカート! 「安心してください 履いています」 じゃないけど、この歳でまさか街中じゃ履いて歩かないよ。
ちょうどゴルフウエアに良いと思ったんですね。
ここんところポロシャツにパンツばっかりでオッサン化している。たまには女子っぽい恰好を取り入れねば。
ゴルフブランド、プロパーで買うと無駄に高い。スカートなんか普通に諭吉が飛ぶのでそれは避けたい。



手持ちのゴルフウエアと合わせたらバッチグー(死語)
街中じゃなくてグリーン上なら多少のミニスカートも許されるであろう。
ゴルフ場だと後ろ姿はお嬢さん、振り向くと大先輩みたいなミニスカートのマダムもよくいらっしゃいますので。

夏のラウンドの一揃えになったよ。これはこれで良いお買い物したな で 満足。

あとお誕生日クーポンは茅乃舎出汁からのもの。 まあ これは今回は見送ります。
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最近買ってよかったもの vol.3

2023-01-17 19:11:05 | 着る
1と2はこちら↓

最近買って良かったもの vol.1 - 局の道楽日記

黄葉のグラデーション、綺麗ですね。銀杏といえばギンナンワタクシ、これが大好きです秋が深まる頃ゴルフ倶楽部の受付横で地元産のが安く売られているので買ってくるのだけ...

goo blog

 


最近買ってよかったもの vol.2 - 局の道楽日記

ワタシは11月くらいになるととたんに皮膚の乾燥が気になるのですが、同年代のみなさまはいかがでしょうか?顔は多少は化粧水だのの基礎を塗ってファンデーションなどもつ...

goo blog

 
話はさかのぼるが去年のこと
クリスマス頃にとっても寒い日がありましたよね。
(今日は家で掃除でもしてぬくぬくしていよう)と朝から思っていたワタクシ、ところが図書館より予約図書が用意できましたとのメールがあった。
(それでは行かなくては)と出かけたワタクシ。
出かける目的は図書館だけである。自転車で10分弱程度。誰にも会うわけじゃないので、とにかく温かくしていこうと
分厚いスパッツの上にユニクロのネイヴィーの暖パン(昔のジョガーパンツ型の中綿入りのヤツ)上は極暖のヒートテックの上に古くなったゴルフ用の冬用の裏起毛のポロシャツに昔のギャップの毛玉のついた柄もののセーターを重ね、ムスメのお古のダークグレーのアディダスのベンチコートを着た。
これ以上ないくらいの防寒仕様。
途中幹線道路を渡るのにビル風に吹かれたがこれだけ重ねたらへっちゃら と電動自転車をこいで図書館着。

そして、図書館の建物のガラス戸に映る我が身を見て驚いた、あまりのダサさに!
美容院は次の日の予定だったので髪はざんばら、カラーは色が微妙におちて根元白髪に寝ぐせ付き
ぬくぬくはいいけど着ぶくれてて体重3割増しくらいに見え、ムスメに借りた若作りのベンチコートと毛皮つきのUGGのサンダルがなぜか元ヤン感を醸し出している。

「こりゃ~ すごい(ひどい)」 と ワタシは独り言ちた。
そして ひたすら温かさを優先して、後先考えずに重ね着した結果がこれ、かまわないとここまで転がり落ちるもんだとしばし感慨にふけった。
そして、この姿をなぜかオサレにうるさいムスメとか、ワタシをオサレなマダムっぽいと誤解している友人たちに知らしめたいと変な願望が頭によぎり、思わず図書館のガラス戸を写メしたくなったw

しかし、こんなのを喜んでいても仕方ないではないか。
寒さに負けず少しはオサレをしようではないか。

コロナは収まらないが去年の冬よりはお出かけの機会は増えている。
少しは気合を入れてオサレしないでいて油断すると楽な方楽な方と転がり落ちるということを自覚したワタクシ・・・

温かさを求めるのはいいが、少しは見かけも気にしよう。

そして買い求めたのがこのところよく売っている
【楽天市場】フェイクタイツの通販




こんな感じのフェイクタイツ(裏起毛で温かいが一見薄いストッキングを履いてるように見える。
これを考えた人はエライと思う。

これが第一のオススメ

そして暮れに白いコートを買った。
今まで冬に羽織るものって刺し色すればそれでいいかなと汚れの目立たない黒とかネイヴィーとか、カジュアルな時はカーキとかのイエローベースのクスミ系ばっかりだったのだが、思い切ったのである。
機能ばかり求めるとオサレから遠ざかるのを目の当たりにした。たまには汚れを気にせず前から気になってたモノを求めよう。



ウールにカシミア30% とっても温かい。



大昔買ったHermesのスカーフやら



タイで求めたジムトンプソンのストールやらも、白がベースにあるととても映える。
膨張色で雪だるま化したら嫌だなと思ったが



ストンとシンプルなシルエットなので思ったより太っては見えない。
汚れは気になるが、そのぶん所作がエレガントになる。
モン〇レだのお高いダウンコートよりずっと安いわりにはキチンと見える。

買ってよかったな~~と今のところ満足です。

そして、ここから自慢するよ~ するよ~~ するよ~~~~!

これを着て今月二日オットの職場に行ったのね。
オットが見回り仕事をしている間、オットの部屋に隠れていた(スタッフに見つかるとめんどくさいので)
しかし彼が仕事が終わって駐車場に行く間にスタッフの何人かに見つかってしまったのでごにょごにょ挨拶をした。(相手も忙しそうだったのでさらっと)

そしたらですね、後日
「お前、〇〇〇たちが『✖✖、お正月にお嬢さんと一緒にいらしてたんですか』って言ってたぞ、なんだよ~ 詐欺だろ~」とのこと。
へへへ ってことで冬に明るい色を着るって若く見えることも請け合いですっ!
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両親を訪ねてニットに出会う

2021-01-11 21:14:27 | 着る
緊急事態宣言が出てしまったが、この連休の一日を使って、老人ホームにいる両親を訪ねて県をまたいで移動した。オットもつきあってくれて車でである。
行ったところで、もちろん中に入れず、寒い玄関のガラス越しにPHSで15分ほど話すだけである。



実家の県も徐々に感染者が増え、こういった施設でもクラスターが出ているらしい。
こういう形態になって1年がたつわけだけど、困ったものですね。
この施設、今までコンサートやカラオケやお茶のお稽古やらいろいろあったのにもちろん中止。刺激がなくて鬱っぽくなった母と先月誤嚥性肺炎で入院して危うくあの世に行きそうで復活した父(その時も会えなかった)



父はかなり痩せて、ワタシのこともわかっているのかいないのか?だが、こうやって出てこられたのは奇跡みたいなもんである。



母は一時よりは元気になってるみたいだけど、やっぱり痩せた。おしゃれな人だったが、なんとなくなげやりなコーディネート。
季節の変わり目には私が行ってクローゼットの中の整理をしたりしてたのに、それも一年もしていないから無理もない。

ホントに改めてやっかいなウイルスが流行ったものですね。

お昼は街中で弟と三人でとんかつや
実家方面は豚肉が美味しいのである。弟推薦の店。夜は居酒屋になるらしいが、今はランチだけの営業らしい。
「夜はまったく客が来なくなっちゃったからやめたのよ。ランチだけ」
弟が「ママは俺たちの小中の先輩だよ」
「何年生まれ? じゃあたしの妹と同じ学年だわよ」とママ
「え?じゃ〇〇子ちゃんのお姉さまですか~~?」 と実家地方あるある。



サービスしてくれたらしく120gのはずが2割マシくらいだった。

その後近くの地元資本のデパ地下で孫たちの好きなお菓子と夕ご飯の食材など買って帰ろうと思って立ち寄ったら、上の階で物産展をしていた。

「あ、市長がいるわ」と弟。そのまま挨拶して話し込んでいる。高校の先輩だそうだ。やはり実家地方あるあるである。
色々便利かもしれないけど、めんどくさいこともあるだろうなぁと故郷を離れた年月の方が長くなった姉は思う。

そんな中、ワタシは物産展入り口であるものに引っかかってしまった。

色鮮やかなニットのマフラーやストールたちの店。
この色使いに見覚えがあったのである。

https://www.matsui-knit.com/これをご覧くだされ。

12月にNHKーBSのイッピンという番組でこのニットを見てその色の鮮やかさに目を引かれ、50年以上前の織機を使って織り上げる職人さんの技に感銘を受け、このマフラー欲しい!と心に刻まれたのだった。




それがある! 目の前にある! 当然買う! 久しぶりの物欲沸騰!
欲しいなあって強く思うとなぜか目の前に現れることがワタシにはよくあるが、そんな手の届かないほどの価格のモノじゃなかったのは幸いである。

オットと弟はワタシがいないのに気づいて戻ってきたが、売っているお姉さん相手に夢中で商品を選んでいるワタシを見て
「こりゃ~時間がかかりそうだ」と悟ったらしい。

単品で一つだけ選んだら、お姉さんが今なら選べる福袋がありますよ とすすめてくれた。
アクリルとウール混紡マフラー一本の値段でラムウールのマフラーもついてくるという。そりゃ~買います、買います、買いますとも。



悩んで悩んでこれをget
オットと1本ずつ。
冬はアウターが黒っぽいから、差し色にちょうどいい。

と、両親の衰えを目の当たりにし、緊急事態宣言でさっそく新年会が2つつぶれて友人にも会えずのなんだかな~の新年にちょっとだけ明るさを添えられたのであった。



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飲み会でなんちゃって女将

2020-11-09 19:28:44 | 着る
またこちらの友人のお店で



土曜日特別に開けてもらい、いつもの飲みすけグループで、日本酒研究会と呼ばれる飲み会だった。



今日のお料理



菊芋と青パパイヤのきんぴら 青パパイヤはタイ料理のソムタムでしか食べたことなかったけどきんぴらにしても食感がよくいいおつまみになった。
柿と春菊の白和えは安定のおいしさ
このお店は突き出しの量もたっぷりです。


直汲み生酒


生酛 純米



太刀魚 ツブ貝 シイタケのオイル煮 
身の厚い太刀魚と大きなシイタケの味わいの深さ。
オイル煮って要するにアヒージョみたいで、ここでワインが欲しくなる。
「ここはフランスパン欲しいよね~」と
わざわざバケットを買いに走る舞台友N 美味しく酒を飲むために労力を惜しまないのはさすがである。



オイルを浸したパンとアルバリーニョに合わせたらあらおいしい



お造りはかんぱちとヒラメ



源助大根の牛バラ煮 柔らかい肉、小松菜も味が染みてるのにしゃっきり感も残していて美味しいこと



アナゴの白焼き ホントにすっごくたっぷり ワタシはこの辺でお腹いっぱいだけど、♂にはちょうどよくリーズナブルに食べられるコースだと思う。


ひやおろし 特別純米

純米吟醸生原酒



アラ炊き豆腐



ハラコ飯(もう食べられないよ~ と言ったらご飯はちょびっと、いくらは普通量で作ってくれたぜいたくバージョン)


純米吟醸 生

日本酒研究って名目だけじゃないんですよ。
ちゃんと、味わう
そして、使用米、精米率、日本酒度、アルコール度など予測する。

ワインの葡萄の種類は当たることもあるが、酒米まではワタシはわからないのですが、酒米から酵母まで当てるメンバーもいる!
ただの酔っぱらい集団ではない!…かな?(笑)



実はこの日、久しぶりに着物を着てきましてね。
泥大島とカトレアの染帯(母からのおさがり) これは軽くて着やすくてこの季節大好きだった組み合わせである。

もう一年あまり着なかったけど案外手順は忘れてもなく短時間で着られた。手が覚えてるもんですね。
考えてみると、洋服でちょっとおしゃれしようと思うと、服の組み合わせとスカーフやアクセサリー、バッグと靴とトータル考えるとメンドクサイんですね。(コロナ以降、ものぐさ度がアップしているワタシ)
着物ってその点、基本着物と帯の組み合わせさえ決まれば、帯締めと帯揚げはそんなに迷わずに決まる。
流行があんまりないから母のおさがりでも着とけばお金もいらない。
洋服よりオサレっぽいと言われる。

あらま、良いことずくめじゃん。
と改めて見直したのであった。今後また箪笥の肥やしを掘り出して普段の生活に導入しようという気になった。




憧れの 「着物でなんちゃって女将」もやらせてもらい、楽しかった夜。

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昔取った杵柄

2020-03-12 20:49:38 | 着る
またもや自粛要請期間が延びた。そりゃー、二週間で効果のほどが出るわけないだろうと思ってたので、今更驚かないが、非正規雇用の人とか飲食とかイベント関連の人は死活問題でしょうね

ホントに早く終息してほしいわ。

そんな中、のんきな話で恐縮しつつも…

ご近所の友人からLINEがあった。
ドラ(息子)の小学校時代のママ友。
5年の時に転校してきて同じクラス、ドラは中受して地元には残らなかったので、2年間だけのご縁だったが、母の彼女とは同郷だし、なんとなくウマがあったので、付かず離れずでたまに食事したり買い物したりのお付き合いが続いていた。


その彼女
「仕事(書道の先生)もほとんどキャンセルだし、ジムは休みだし飲み会も延期。珍しくうちにいるんですけどそちらは?たまにはお昼でも食べにいらして。着物で聞きたいこともあるのよ」とのこと。
私もちょうど時間があったので、出掛けましたよ。

素敵なインテリアのお宅のリヴィングでランチをご馳走になった。

その後、「ちょうど4年くらい前よね、局さんから着物の会を紹介してもらったの」
そうだった。ワタシが10年余り在籍した着物の会を彼女に紹介したのが4年ほど前。

「あれから結構買っちゃったのよ、主人に内緒でw」と、箪笥の中から出てくるは出てくるは・・・ ひえ~
こういうのを並べて、どの着物にどの帯を合わせるか、帯揚げはどの色にするかなど「細雪ごっこ」するのは久々。楽しいもんです。


「だけどね、いまひとつ袋帯の結び方がわからないのよね。あと、衿合わせが決まらなくて胸元に変な皺が寄るの。やりかた教えてくれる?」
ってことで久しぶりに人に着付けを教えた。
まあどうにか手が覚えていた。

ってことで和風の美人の彼女が、自分のしつらえた書の前で座っている図



こうやってみるとやはり着物はいいもんだなぁと思うけど、自分があの着物の会時代に週一くらいは着物を着て外に出ていたってことが今となっては信じられない。
あの頃は仕事をしつつも合間に着物と源氏物語の講座なんてのも某女子大まで聴きに行ってたんですね。
それが、ちょっと違うこともしようかとワイン講座とゴルフを始めて、すっかりそっちにシフトしてしまった。

ワタシの着物は、殆ど嫁入り道具と母からのお下がりだったので、お金はかけなかったが、夏の着物と帯は2組くらい買ったと思う。
実家の馴染の呉服屋さんでかなり安く買ったものだけど、やはり着物は洋服よりは高くついたな。
今のワタシは、この着物1枚買ったら10回はゴルフ行けるなぁ(単位は10G) と考えちゃって全く手を出さないでしょうね。

人間、どこでどう変わるかわかんないもんですね。
でもたまには、昔とった杵柄を振りまわす機会もあって良かった。こういうことも嫌いじゃないってことなんですよね。


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Beatles

2019-08-05 23:27:23 | 着る
ムスメと二子玉に買い物に行き、一目惚れしてしまった。

今月と来月誕生日が来る、孫1と息子のために買ってしまった。



HelpとAbbeyload

四人は刺繍
shipsで購入
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久々文化活動の日

2018-04-07 00:04:40 | 着る


この前の日曜日はまだ桜も残っていた。



オットに車で送ってもらい、





こちらの施設へ
毎年お手伝いしている、着物の会OG有志による邦楽(日舞、三味線、長唄、笛)会。
今年で10回目。
最初はお茶室のある小さな施設で簡単なお茶会と発表会から始まった。それが年々、お姉さま方は研鑽をつみ、観客は増え、施設はだんだん大人数収容の箱を借りるようになり、今回はここ。500人収容でほぼいっぱいであった。
ここを能楽以外の目的で貸し出すのは初めてとのこと。

プロの能楽師さんたちも舞台に一緒に演じてくださるという会になった。



舞台に出る小さな出入口 切戸口。ここから能舞台に出て出演者とスタッフと記念写真を撮った。
能舞台に足を踏み入れたのは初めてだった。



久しぶりにワタシも着物を着て

朝、集まって、プログラムやチラシなどのセット、お客様案内の打ち合わせ、スタッフへ着付け、受付のしつらえやお返しの品などの配備



ワタシの作品 一年ぶりだったが案外忘れないものですね。 



お弁当食べて

お客様を迎えて切符をもぎり、プログラムを渡して 招待客は座席までご案内。

本番が始まったら後ろの方で観られたけれど、半日動き回って気を遣ってたので疲れがでて多少夢の世界に。

しかし、客席はほとんどが埋まり、普段この施設を使っている能楽師さんが
「私たちの会もいつもこんなにお客様がいればいいのに」などと自虐的ジョークが飛び出たくらい。

大曲もみなさん素晴らしくこなす。
毎年この規模の会を催して人前で発表する作品を作り上げるのは大変なことだと思う。ワタシよりみんな10歳以上年上のお姉さん方だけど、その静かなエネルギーは素晴らしいと思う。

        ☆ ☆ ☆

このところ、このブログをなぜか読んでくれる人が増えてみたいで、それも昔の記事から読んでくれているみたいで、アクセスの記録をみるとが10年ほど前の記事が出てくるんだけれど、その頃の自分って着物だ、歌舞伎だ、源氏物語だって文化的趣味の世界にひたっているのね。

5年前に10年続けた着物の会を辞めて、ちょうど同じ時期に この邦楽の会とゴルフに誘われて、邦楽会はお手伝いだけに参加して ゴルフを始めてワインスクールにも通いだした。今思うとそこってある意味分かれ道だった気がする。

ワタシのことだからどっちに行っても楽しめたかもしれないけど、体育系と飲み系の友達が増えたので人生はよりバラエティ豊かになったってことかもね。
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東京マラソンの一日

2017-02-26 23:20:24 | 着る
今年も着物の会OGの方の伝統芸能会のお手伝い。

最近 体育会系オバ傾向にあるワタクシ、数少なくなってしまった着物でのお出かけの機会である。

奇しくも東京マラソンの日。

東京中がマラソンムードの日である。

しっかり定着して東京はもちろん日本全国の注目を集める行事になりましたね。これだけは認めたい あのじいさんの功績。



スターターの知事さんも紫だ(しかしこの方の場に合わせた服装のセンスの安定感たらないですね)



私も紫だ(かんけーないが)





会場の都心の劇場に行くのも車は交通規制、地下鉄には応援の人々がスマホを手におっかけているのを多数見かける。会場最寄りの駅を降りたらこんな感じ。



毎年一度 舞や邦楽の発表会もはや9回目 私は一回目からお手伝いさせていただいているが、回を重ねるごとにチケットは完売に近くなり、会場は満席近くになっている。
出演者の芸も毎年パワーアップを感じる。





毎年受付の方の着付けを頼まれるのもいい経験である(出ないと忘却の彼方になってしまう着付けの技術)今年のワタシの作品w
年に一度のわりには良くできました(自画自賛)



年に一度のこっくりした味付けの江戸前弁当をいただき



受付やお客さん誘導の打ち合わせなどの準備をバッチリすませ
いざ お客さんを迎える。



長唄



舞 アラ80の師匠さまは今年は花魁 なんと美しい



終わった後に オジサンファンに囲まれる




私たちスタッフも記念撮影

一日 着物を着てあれこれ気遣いしながら動き回るとさすがに疲れきる。

一方オットはムスメとムスコ宅に遊びに行き、孫ちんと遊んできたそうで、ワタシの放置にも結構ゴキゲンである。
で、夕飯を作る元気もなかったので最寄の駅の居酒屋で食べる。





ビールと而今を冷で 

カウンター乾杯しながら「いや~ 完走おめでとう」なんてジョーダンを言うオットw 周りから注目されただろ!アホです。

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和の日

2016-01-13 21:47:51 | 着る
着物の会時代の友人(と言うより先輩方)が、毎年、自分のやっているさまざまな伝統芸能の発表会をなさる。

ここ8年くらいなになるだろうか?毎年お手伝いを頼まれる。

まずどうしても自分も着物を着なければならぬ。
この日の着物は姑から年末にもらったもの。
加賀友禅、金糸で刺繍もしてあり、かなり良い品と思う。
絹も厚手でどっしり重く、身幅も私には広すぎたから着付けは大変だったけど、皆にいい着物ねーと褒められたし、もらってよかったかも。



楽屋に行って他の出演者のお弁当やお茶の用意などしてから、若いスタッフの着付けをする。
人に着付けるのは久しぶりだけど



私の作品(笑) 
一応きちんと仕上げたつもり。




スタッフと打ち合わせ、持ち場の確認など



楽屋の廊下にはこんな風景も

鼓の皮を電熱器で温めているところ
日本の楽器はデリケートでメンテナンスが大変そうである。



合間を縫ってお弁当をそそくさと食べ(日本橋の老舗のお弁当、味付け濃いめだけどおいしい。いかにも江戸前。お赤飯もいいお味)



気の早い観客を誘導して並んでもらったりロッカーやトイレの案内をしたり…(なんたって観客の中心年代は前期~後期高○者)
この日はほぼ切符は完売、当日券も買う人もいるようで満席となる予想である。

お家元や、プロの人たちもゲスト出演してくれるが、この会の中心は趣味から自分達の精進のために始めた小さな会だったのに、回を重ねるごとに大きくなり、その方たちの芸も上手になっていくのが感じられる。

もう上手な素人levelを越えてます。だから、そう安くないチケット代をみなさん支払っておいでになるのであろう。



聞き応えありました。

解散は17:30

ちょうど赤坂で講演仕事があったオットが迎えに来てくれたので、隣の駅で食事することに。





駅前のこじゃれた寿司屋で、やたら焼酎の品揃えが良かったけど、お味は行きつけの西○窪の寿司屋が断然勝ち(安いのにうまいということを再認識した)
それに店の中にTVがつけてあるのが興ざめ。寿司食べながら、老人施設で93歳のオットが93歳の妻を殺したニュースなんて見たくないっての。



帰り道はもうへろへろであった。

一日中着物を着て、人に気を使いまくると疲れるものですね。
料亭や旅館の中居さんとか大変な仕事だね。
私にゃ体力的に無理だと思った。
偉そうなハゲジジイなんかに威張られたらお盆で殴りそうになる我が性格を省みたら、性格的にも無理だけどね。
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西麻布散歩

2015-12-08 01:17:34 | 着る
相変わらずしょっちゅう会っている故郷の同窓生の附属学校友達。ワタシは幼稚園からの入学組なのだけど、同じように幼稚園からの友人の一人に都心で開業している歯科医のWちゃんという女性がいる。
実は彼女のおばあちゃま、お父様もワタシの祖母、父と同級生。実に三代同窓という仲である。彼女は高校で東京の学校に入っちゃったのと、あまりにもお嬢様のおっとりしたキャラなので若い時はそこまで頻繁に行き来はしていなかったが、ここのところ交流する機会が増えた。

そして彼女の服装がいつもとても趣味がいいのである。流行を追うわけじゃなく そこはかとなく昭和の香りもするような懐かしさ。しかし縫製や生地はとっても良くて着心地もよさそう。
夏にみんなで温泉旅行に行った時に
「Wちゃんってどこでお洋服買うの?」と尋ねたところ
「家の近くの小さいブティックなの 一点ものしかないの・・・。」と彼女はいつものおっとりとした口調で答えたのだった。
そう彼女の家は都会のど真ん中である。

「へぇ~ 一度行ってみたいんね。局、今度Mちゃんも誘って案内してもらおうよ。ブティック行ったあとは食事でもどう?」

と乗ってきたのは舞台友N。しかし四人それぞれ案外忙しく今年も押し詰まってやっと西麻布探検隊、隊長はWちゃん。

六本木で待ち合わせた四人。歩くこと7,8分。六本木通りから細い路地に入ったところにそのお店はあった。
ここはおととし、スペイン料理の店で忘年会の際に前を通って「あら、素敵なお店」と思ったところであった。
その時はドアも閉まってるし、なんとなく価格も敷居も高そうで中に入ってみるほどの勇気は持てなかったのである。

しかし、このお店に10年以上お世話になっているというWちゃん。マダムに満面の笑みで迎えられる。

品数はあんまりないけど殆どが一点モノ、よく見ると縫製も凝ってるし裏地なんかもすばらしいの。

夢中でハンガーをかきわける我々。自分の趣味の物を見つけたり、友人たちに似合いそうなものを見つけて、これ着てみたら?なんて言い合ったり、試着室から出てくる友人を見て笑ったり冷やかしたり褒めたり。
ムスメとの買い物は厳しさにさらされ、オットとの買い物はただせかされるだけ。気の合う女友達と服を選びあうのってなんて楽しいのであろうか・・・

途中で現れたオーナーのムッシュ。60代も後半くらいと思うがものすごい渋イケメン、ダンディーな方であった。


そして、また色々見ていると外にお客さんがいらしたようでムッシュは外に応対に出かけた。なんとその方は樹○希○さんであった。
「ご贔屓にしてくださってるんですよ。だけど他にお客さまがいらっしゃる時には遠慮されて入ってこられないの」とマダム。
そう言えば彼女の着物も洋服の趣味も好きなのだけど、こちらのをお召しになっていたとは・・
せっかくいらしたのに、うるさそうな我々にはばまれ、お店に入ってこられなくて申し訳ありませんでした。


wちゃんはお取り置きのスーツをお買い上げ。Mちゃんはクリスマスの行事に着る黒いブラウスとカットソーをお買い上げ。舞台友Nは悩みに悩んだあげくマニッシュな(男役ジェンヌ風ジャケットをお取り置き)
この場所で、この品質で・・・ どれほど高いと思いきや、そりゃ~シルク100%なんかだとそれなりだけど、思ったほどでもない。伊○丹で(なぜこれがこんなに高いんだよ?)と疑問を抱く売り場の服より全然安い。

ワタシはフリーサイズだと殆どサイズが大きすぎるのでなかなか難儀をしたのだけど、ごく軽い一枚仕立ての七分丈のコートがぴったり身体に合ったのである。
しかも小さめのサイズの試作品ってことでサンプル値段。で、ひゃっほ~っとお買い上げ。
ボルドーカラーでごくさりげないデザインなんだけど、立体裁断なので着るとシルエットがキレイ。着心地もいいこと。



店の中は悪いので撮らなかったが食事後に閉まった店のウインドウはこんな感じ。いつもモノトーンとかアースカラーの服が多いワタシだけどたまにはこの中の綺麗色も試してみたいものである(次も行く気満々)



その後W隊長の案内で行ったのがこのフレンチ

オーナーもソムリエも気さくでお料理やワインの案内も親切だった。



どうぞシェアしてくださいね~と女性四人でちょうど良い量をすすめてくれた。



最初にニンジンのサラダとオリーブの盛り合わせとって泡で乾杯。








ホニャララとフォアグラとなんだかのパテと魚のローストをソーヴィニヨンブランと



大きなストウプ鍋で煮込んだポトフ風の牛肉と野菜をピノノワールと



最後に季節のデザートに柿のソルベもとてもおいしかった。



ワイン好きのオーナーらしくぶどう畑の石の標本なんかもさりげなく飾ってあった。
店は平日は一杯になるが、土曜日曜の夜は案外空いているらしい。この辺、我が街とか西○窪とか住宅地の事情と反対ですね。土日の予約の取れなさといったら・・・ ディナー難民になってしまうのである。

ってなると土日のディナーは都心がいいのかもねと一つ学んだ夜。






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着物で熟女会

2015-02-21 00:29:44 | 着る
昨日はこちらにもコメントを寄せてくださるYUMAMA奥様とお出かけ。去年のあじさいの季節には鎌倉を案内していただいたのだけど、今度の熟女会は着物でお出かけをコンセプトにして私が提案させていただいた。

まず待ち合わせしてからランチへ 


こちら ビストロ シロ ☆  魚料理がメニューの中心のビストロである。ランチはサラダ メイン パン デザート コーヒーのコース。量も結構あってお値打ち。なかなかおいしかった。





 おいしかったよ、とワタクシ(この日は紫のちりめん地にかんざしの型押しの着物とオレンジ系の幾何学模様の袋帯)


つぎに行ったのがこちらの美術館

 ☆  日本画の収集で有名なところである。

5

企画展示が「花と鳥の万華鏡」

美術館というと外国で見たりとか、国内で見る時は他の国の美術館の作品のピックアップされたものを人だかりの中で垣間見る・・なんてことが多いのだけど。日本の中でもこんなにも素敵な作品、落ち着いた空間があるんですよね。

恵比寿と広尾のちょうど中間くらい?ちょっと歩くけど良いところだった。



鑑賞のあとにはミュージアムショップに
YUMAMAさんはこちらの速水御舟のレプリカを額とともにお買い上げ。御舟がお嬢さんの初節句のために描いた絵だそうだ。良いお買いもの。

まだ時間があったので今度はガーデンプレイス方面まで歩いて

 ☆  こちらのカフェへ



スポーツカフェと銘打っていてウエイトレスはショートパンツのスタイルの良い女の子たちなんだけど、昼間は意外に落ち着いているし、空いていてのんびりできる穴場である。

 深層の奥様オーラをかもしだすYUMAMAさん 落ち着いた珊瑚色の菱型の江戸小紋と雪輪のシルバーの袋帯

ここでおしゃべりタイム。知り合ってからの時間はそう長くはないんだけど、家族構成や趣味など通じ合うところがたくさんあるのでお会いするたびに楽しい時間を過ごさせていただいている。



共通のお土産はこちら。

美術館を出てから、二人で買ったキンカンと辛み大根である。
(なぜこんな街中にこのようなお店が?)とびっくりした八百屋さんが広尾のど真ん中にあるのである。
ちょっと珍しいものもあるし、新鮮そうだし、産地は日本。このキンカンもオーガニックとかでちょっと小さ目だけど甘味があっておいしかった。

多分ご夫婦の八百屋さんが

「着物でおでかけですか? いいねえ」
「可愛わねえ」など褒めてくれるのを

「いえいえ 可愛いなんて年じゃないんですっ!」とあわてて否定してしまうのも共通項。
確かにこの年(同い年)して可愛いって言われりゃ身の置き所がなくなりますがな。


帰り道にこの時のキンカンが手にくいこんだけど根性で持ち帰ったのは主婦のサガってもんである。

確か、鎌倉で遊んだ時も、地元の八百屋さんで山椒の実を買って帰ったっけ。 



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あけましておめでとうございます

2014-01-01 23:20:48 | 着る


オットと娘と実家で新年を迎えました。
父も年末に退院できて、平和な新年を迎えられました。
年賀状を見ながら
「あれ、○○さんはまだ生きてるよ」と両親。
年を取ると年賀状は年に一度の存在確認のグッズでありますな。




ここ数年お正月になると娘に着付けします。
この着物は母の娘時代に着た年代物



それを60年の時を経てこうやって孫が着られる。着物はいいね、時を越える。
お転婆娘も淑やかになる。

と思いきや…



弾けるっ!

こんな局家ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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季節の合間の着物

2013-10-03 00:22:27 | 着る
日にちが過ぎ去るのが早いこと

もう一週間過ぎてしまったけれど。

先週の金曜日、着物の会のOGのお姉さま方主催の会があった。



毎年自主的に開いている邦楽関係(三味線 篠笛 長唄)踊りの会である。
きちんとした舞台を借りてお師匠さんたちその会派の重鎮、某芸術大学卒業生たちプロ集団も客演もお願いして催す会。もはや主婦のお気楽芸の域を超えた会として存続している。

ワタシも尊敬する先輩諸姉なので拝見 and できる事はお手伝いをさせていただいているのだけど、今回は主催者の一人のお嬢さんの着付けと受付を頼まれた。

自分自身も久しぶりに着る着物なのに色々つつがなくできるのか?

それも九月の終わりというビミョーな時期。この前の週までは大変な暑さと台風であった。
暑いと嫌だな~ 大雨だと嫌だな~と心配しつつ



着物は決めた。単衣の訪問着(母からもらったもの)
長じゅばんは夏用の洗える絹のにしたけど、半襟は夏用の絽が付いていたが、それじゃあまりにも夏っぽくて季節の後とりで野暮ったいかなと悩む。
なるべく針は持ちたくないワタシ故、先輩に聞くとやはり絽じゃない方がいいわよと普通のバイアスのものに付け替えるハメになる。

針仕事得意なムスメに「ねえねえ 半襟つけてくれない?」と言ったら「う~~ん 手間賃は2千円ってところだね」と言うので自分でつけることにする(ぼったくりめ)

本当に着物の準備と言うのはめんどくさい季節に敏感になって日本の心を喚起させられるものである。

そしてまた帯で迷う。候補はこの三つ。

3

上から絽の夏の名古屋帯(原宿の中古屋で2500円だったほぼ新品 まだ値札つき) 中は呉服屋がおまけにくれた軽い袋帯 下は爪織のつづれ帯
色的には茶の夏帯がしまってよさそうだけどやはり夏すぎるかな~ つづれもいいけど同系色すぎてちょっとつまらないし・・・などと悩み、真ん中のシルバーを合わせたら案外マッチすることに気付く。

これに決めて、帯締めと帯揚げはどこかの駅ビルのワゴンで売っていた各千円くらいのシルバーのものを合わせてみた。誰だっけか着物好きの作家か女優が 帯締め&帯揚げはシルバーを持ってるといざって時にホントに便利と書いてあったので買っておいたのである。

草履もネットで買ったシルバーで鼻緒にビーズがついてるちょっとチャラいけど気に入ってるものがあるのでそれにしようと前の日準備。

こういった着物のコーディネートを考えるのもめんどくさいおしゃれ心を刺激するものである。



久しぶりの着物。奮闘の結果。なかなか綺麗に着られたので自分撮り。
この会場に来る途中の電車の中で知らないおばさんに「あら綺麗にお召になって ステキな刺繍ね~」と言われたが褒められたのは着物だったような気もしないでもない。

会場についてこの会を仕切る係りの人と打ち合わせしたり、友達のお嬢さんに着付けしたり。



開演前に舞台の上で出演者の方々と一緒に記念撮影したり お客様を迎える前にめんどくさいが気がひきしまる。

400席の会場。満席とまではいかなかったけどなかなかの入りであった。しばらくぶりにお会いする着物の会の先生や友人ともお目にかかれてうれしかった。

しかし受付の途中 来賓の案内をするので席を立って歩き出したとたん、草履の鼻緒を挟んでいる指の内側の筋肉が突如攣ってしまった。
アイデデデデって所だが、気づかれないように引きつり笑いでごまかし、一旦トイレにかけこみ草履を振り落として足袋も脱いで足の指を反転させるなんて危機的状況もあったが、どうにかこなす。

普段は履いているオーダーの草履は(会の先生のコネで工場の卸値段でお安く作ってくれるのだ)絶対にこんなことはなかったのに、やはりネットで買ったものだと足に沿わなかったようである。着物や帯やその周りの小物は案外中古なんかの安物でもごまかせるが、草履って大切ね~とつくづく思った。
演奏も踊りも毎年確実にレベルアップしていく出演者たち。主婦のかたわら、この暑かった夏の間に精進していらしたであろう先輩方に脱帽する。

だってみんなワタシよりちょっとからかなり年上の方たちである。ワタシもめんどくさいなんて言ってる場合じゃないですね。



コメント (8)
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