朝から降り続き積もっていく雪を見ながらちょこっと後悔しつつも 気を取り直して映画館に向かった昨日のワタクシ。
そうです、レディースデイなのでこの映画を予約していたのであった。ずっと見ていて楽しみにしていたシリーズものである。
☆ トワイライトサーガニュームーン
☆トワイライトエクリプス
↑以前の記事はこちら
今回は
トワイライト ブレイキングドーン
注 今日のブログは完全にネタバレ&毒盛りなので未見の方とファンの方ごめんあそべ ついでに長くなると思われます
yahoo映画サイトより ↓
解説: 美ぼうのヴァンパイア、エドワードとベラのロマンスを描き、世界中でヒットしたファンタジー・シリーズの第4弾。2部構成となる最終章の前編では、ベラとエドワードの結婚や妊娠、そして出産までが描かれる。監督は、『ドリームガールズ』のビル・コンドン。クリステン・スチュワートとロバート・パティンソンがベラとエドワードを続投。ついにクライマックスを迎える禁断の恋の行方から目が離せない。
あらすじ: 紆余(うよ)曲折がありながらも、結婚式を迎えたベラ(クリステン・スチュワート)とエドワード(ロバート・パティンソン)。新婚旅行から帰った後、ベラはエドワードの手でヴァンパイアへ転生することになっていた。ところがベラは、新婚旅行先の南の島で体の異変に気付き、エドワードの子どもを妊娠していることが発覚する。しかし、それは決して生まれてはならない危険な存在で……。
そう エドワードとベラはついに結婚するのであります。
幸せそうな二人
やはり今月ムスコの結婚式を控えるワタシにとってはなかなかタイムリーな場面である。ベラがお父さんとバージンロードを歩く場面。
演技なのだろうが、ベラちゃんてばやたらギクシャク やたら運動神経が鈍そうである。
以前もこのシリーズで 「生理が重そうな女」と記載したが、今回もそう思ってしまった。
参列するカレン家のみなさん(ヴァンパイアファミリーね)も嬉しそうだ。 私が好きなのは左のカップル アリスとジャスパーである。アリスって今まで華奢なイメージがあったのだが、顔は小さいが、結構ボリュームあるんですね。細すぎるベラ役より大人の色気を感じるなあ。ジャスパーは今回はチラっとしか出ていなくてちょっと残念。
それにしても今回もこりゃ~あんまりだと思ったのは、ベラちゃんたらジェイコブくん(ヴァンパイアの敵オオカミ少年)を式に招待しているってことである。
この三角関係が今回も一つの軸になってるわけだけど。
ずっと好きだったベラちゃんがよりによってヴァンパイアと結婚する、その招待状が届いて ジェイコブくん傷ついて家出するのもわかる。
しかしジェイコブくん 式の終わる頃そっと現れて彼女を祝福しようとするのである。
女性なら こんなパターン(自分を好きだったオトコを他の男との結婚式に招く)ってのは「自分はこれだけモテたのよ」という自尊心を満足させるには有効なことかもしれない。 しかしこういうのってイケナイでしょ!? 仁義に反するでしょ!?
まして相手は純粋だし、年下だし、今まで何度となくベラを助けてくれた少年から脱却したばかりの子だよ。 こういう所がイラつかされるわけだ、ベラってやつは。
結局また傷ついて去っていくジェイコブを尻目に 二人はハネムーンに向かう。
海に面した美しい邸宅で結ばれる二人。ベラはまだ人間のままヴァンパイアに変化してはいない。
しかしマイミクさんたちも書いてたけど、エドワードくんの加齢変化はどうしたものか。
ま・まゆげが・・・
エラが・・・
そうこうしているうちにベラは・・・
妊娠してしまうのである。
相変わらずハタ迷惑な女である。
そして宿した子供はヴァンパイアの血を引いているために成長も早く、母体に害を及ぼす。ベラは窶れに窶れ、内部からの攻撃によって肋骨まで折っちゃうのである。(妊婦の方は見ないほうが良いと思われる)
この妊娠中のベラのやせ型、老婆のような顔はCGなのだろうか? 真にせまってて怖かった。生理が重いどころか更年期も深刻であろう(人間のままだったら)
カレン家に戻った二人は産むか産まないか周囲もまきこみつつ悩みながら出産へと進む。ベラの子供を敵視するオオカミオトコたちとの戦いもあり、今度もジェイコブくんは体をはってベラを守る。(なんて健気な・・・)
胎内の子供にすべて栄養を取られて即身仏みたいになってるベラは輸血用の血液を飲んでどうにか出産まで生き延びるのだが、マックシェイクみたいな入れ物からストローで血を飲む画面はなかなかグロかった。口の中に鉄臭くて生臭い感触が広がる気がしましたぞ。
そして出産。
女の子を産んだあとに死にひんしたベラに エドワードは自分の「毒」を与える。賭けのように。ヴァンパイアとして再生するように。
そして 死んだと思ったベラは再生する。即身仏だった顔に肉付きが戻り、くすんでいた顔色が透き通るように白くなる。そして目をぱっちりあけた場面で 隣のOL風の女の子がポップコーンを片手に座席から小さく飛び上がった。なかなか衝撃的な場面だった。
今までのベラと違うぞ というのが表現される場面。今までのどのベラよりも美しい。
この瞬間を際立たせるために 結婚式場面でのモタモタ感や即身仏メイクがあったとしたら結構な演出である。
なんだかんだ文句いってるように見えるけど ワタシは楽しんでいるんですよ、この映画は。
ただ なんとなくおちょくりたくなる作品でもある。
この映画を元にしたパロディ映画もあるので、おちょくりたくなるのはワタシだけではないと思う。
「ほぼトワイライト」
それなりに笑えるけど 品がないしデキも良くないからよっぽどお暇な時にご覧ください。
ピカデリーの入り口にはベラのウェディングドレスが飾ってあった。 一名様がもらえるそうですよ。
映画が終わったら雪はやんでいたのでほっとした。丸の内線の通路で何やら人だかりがして、写真を撮っているところに遭遇
UFOバーだって。
通路に忽然とバーがしつらえ黒服のバーテンダーらしき人が立っている。むかしながらのアルミのやかんが棚に並べられ、カウンターに座っているお客さんはここでカップ焼きそばが食べられるという趣向であった。
へ~ いろんなこと考えるね~ とワタシも人々と一緒になって携帯でそれを撮り 家に帰ったら雪かきでもしなきゃと思いながら家路に急いだのであった。