局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ある意味DV

2013-05-29 00:41:46 | 様々な思い
月曜日の夕刻。ワインスクールへ行くために最寄りの駅から都心への電車に乗った。

いつも混んでいるこの路線だが、通勤反対方向なので座れることが多いがこの日は結構混んでいた。立っている人もちらほらいたが一つだけ空いていた座席に座った。

隣にはぴったりくっついたワカモノカップル。よく顔は見なかったがぴったりとみっちゃくして♀が完全に♂にしなだれかかっている。
なんとなく傍に行くのがはばかられるような雰囲気だったのでその隣の席が空いていたのであろう。
別にそんなのは気にしないのはオバになったからであろう。

二人してそれぞれのスマホを覗き込んでなにやら操作しながらボソボソ♀が♂に話しかけている模様。
私もスマホでLINEで友人にメッセージを書いたりしていた。

そして終点の駅近くになって、急に♂の声が大きくなった。

「それ間違ってんだよ!」妙に喉から鼻にかかってそのくせ高いトーンなのでよく聞こえて耳障りな声である。
「俺に適当なこと言うなよ お前バカなんだろ。意見するなよ!」
何事かとチラ観したけど♀は黙ってスマホをいじっている。
「お前な 適当すぎるんだよ。わかって言ってるのかよ。・・・・中略」
「だいたいお前なんだよ デブすぎるだろう。そのブヨブヨなんだよ 体脂肪35%くらいあるだろ・・・中略」
思わず隣の♀を横目で見たが、確かに太り気味だけど若いからぽっちゃり可愛いと言えないこともないタイプの子であった。
「だからお前 過呼吸なんかになるんだよ。」

私の隣が♀で♂側にしなだれかかっているので♂の顔は見えなかったが 妙に冷静に隣にいる♀の欠点をあげつらっている。声も低めないで。

そして電車は終点について、カップルは私の前を通って電車から降りた。
あれだけ言われて落ち込むか怒るかするだろうと思ったが♀は♂にあいかわらずべったりくっついて改札に向かっている。
その時に♂の顔を瞬時に観察、後ろ姿もじっくり観察したが・・・
イケメンにほど遠い顔、ダサめなファッション、チビでO脚、寝ぐせ、小太り

「人の事 言えるか!お前!!」と思わず後ろから飛び蹴りしたくなるのをこらえるのが大変であった。

公衆の面前で声高に彼女をののしる人間性、こんなことを自分の息子がやったとしたら母としての人生を終わらせたくなる。

女の子もあの周りをまったく気にしないしなだれかかり方や悪口を言われても無反応な所、過呼吸発作があると言われていたことからちょっと精神的に病んでる部分がある子かもしれないが、自分の関係する子だったら、こんな♂に依存するのはやめなさいよと言ってやりたいところである。

人混みの中どこかへ消えていく二人を見て他人事ながら胸が痛んだ。

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モンテ・クリスト伯

2013-05-26 23:25:05 | 見る(映画 劇場 美術館など)


はい 単なる備忘録です。


席は5列目で良く見えた。

作品自体も暗いし、この演出家とはどうも相性が合わなくて途中で寝そうになった。時代背景の説明のために劇中劇の手法で現代の学生たちが出てくるんだけど はっきり言って流れを邪魔してるように感じたし、その子たちの衣装があまりに陳腐なので呆れた。かわいそうだよ あれじゃ。

トップの歌が地声すぎ。もうちょっと伸びとビブラートがあればいいのに。声の質だから仕方ないのかな?

ショーの中のパイナップルの女王は良かった。キャメロン・ディアス並みのきれいなおみ足。99年の愛っていうのがレビューのテーマで昔の舞台の写真が出てきたけど。ジェンヌさんのスタイルの進化にただびっくりしていたワタシであった。



劇場を出たら向かいのクリエに行列が・・・
ジャニーズの出待ちらしい。 こちらの劇場の出待ちとは年齢層と雰囲気が違うもんだとついつい苦笑。
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おすすめシャンプー

2013-05-25 23:10:31 | 日々の生活
使ってみて感動したシャンプー・トリートメントです。


 

ミ☆ボン(☆はルです)の リシオ ア☆ンジェ(☆はテです)のヒートケアシャンプーとトリートメント。

日本の化学の技術ってすごいのね。
一度使っただけで髪の質感がまるで違ってしまう。トゥルントゥルンの表面なめらかで指通りがよくなる。アイロンを使っているので多少キシキシ感もあったし外はねがあった毛先がきちんと収まる。そして天使の輪ができるつやつや感。

別にミル☆ンの回し者じゃありませんけどね。こういうのってよっぽどイイと思わないと書きませんからね。

今年新発売で美容院の専売品らしいけど、いずれネットで出回るでありましょう。私が買ったのはお試しサイズの三週間ぶんで、今使い続けて一週間目。無くなる前に大きいサイズでリピ買い決定である。
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大人の味

2013-05-18 23:22:44 | 様々な思い
ニンジンサラダ、お好きでしょうか?

冷蔵庫の中にたいていは買ってあるし持ちもいいので何か野菜ものって時作ることが多い。

よく作っていたのは、ちょっとニンニクをきかしたマヨネーズで和えるってヤツね。
ニンジンをスライサーで千切りにしてちょいと塩をふりかけてしんなりさせて、ニンニクのすりおろしをほんのちょびっと混ぜたマヨネーズで和えるのだ。レーズンやナッツの砕いたのなんかトッピングしてもなかなかおいしい。

それで一応満足して食べていたのだけど、このところ気に入っているポルトガル料理のレストランで食べたニンジンサラダがあまりにおいしかったので それを真似したくなった。

試行錯誤の結果 先日ごく似ている味が再現できたので嬉しくなった。



やはりニンジンを千切りにして塩でしんなりさせて軽く絞る。それにオレンジの袋の皮を剥いて混ぜる。ちょっとだけワインビネガーおいしいオリーブオイル。そしてクミンパウダーを一振りである。トッピングはナッツとパセリのみじん切り。(下に敷いてるのはベビーリーフです)

ニンジンとオレンジの甘さがクミンのほろ苦さでひきしまる。
今までの 万人向けお惣菜だったニンジンサラダが ワインのつまみになるサラダに進化する。

昔嫌いだったウドやフキノトウなどの春野菜。筍の甘味の中にひそむえぐみの野性味。コリアンダーのエキゾチックな刺激味。
そして真夏に飲むキンキンに冷えたビールの一口目、 肉と一緒に食べるタンニンがっつりの赤ワイン。

それらの食べ物や飲み物が好きになったのはいつだろうか? 最近はこういった苦味や渋みがひそんだ素材の良いものがつくづくおいしいな~って思う。

甘いものだけに満足できるのは幼い時。
複雑なものを楽しめるのは大人舌ってことなんだろうか?

食べ物に関してだけじゃなく、甘く楽しいものばかりじゃない人生も 苦さも渋さも含めてしみじみ味わえるようになりたいもんである。






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My Fair Lady

2013-05-16 23:47:00 | 見る(映画 劇場 美術館など)
☆ 日生劇場の舞台に行った。

前から8列目の真ん中という良い席での鑑賞



ヒロインのイライザはつい先日まで男役トップだったこの方々のダブルキャストである。



ワタシが行ったのは右側の霧矢さんの回。宝塚にいたころの彼女の歌はホントにすごかった。このミュージカルで女性役としての彼女の表現をぜひ観たかったからである(もちろん真飛さんも見たかったが、もう彼女はドラマなどで女性として演じているのを見たので)

あまり可愛いのでびっくりした。男役としては小柄で身体や顔の線が柔らかかった彼女が、女性としてなんとチャーミングなこと。
今まで男役トップの方が引退後、女性として立った舞台は何度か見たがその中でもとてもマッチしている方じゃないかと思った。
ただ、高い方のキーにちょっと無理があって、彼女の歌のベストな状態ってわけじゃないのが残念だったけど。

ヒギンス教授役は寺脇さんだった。歌の人じゃないから本職の歌の人の中で(アンサンブルの人たちのアカペラがウマかったな~)大変だったと思うし。ヒロインはダブルキャストなのに一人出ずっぱりであれだけ歌うのは大変だと思う。
今まであまり意識したことなかったけど、彼は背が高くて顔が小さいからキリヤンと並んでもバランスがいいのね。純ジャパニーズの男性で宝塚元男役の人とペアになってバランスが取れるってなかなかいないのじゃないだろうか。
言っちゃ悪いがピッカリング大佐役の人は頭一つ小さかったが顔の大きさは寺脇さんの1.5倍くらいあったもの。
演技もインテリで金持ちで上流階級にいるくせに、女性の気持ちに疎くて感情表現が下手なイギリス男で、最後照れながらイライザに婉曲的な愛情表現をする場面なんてとてもステキだった。

あと衣装が良かったな。ロミジュリなんかで動物柄やパンク柄の奇抜な衣装の舞台も観て、それはそれで面白かったが、こういった正統派の衣装。男性はフロックコートに山高帽、女性はデコラティブな帽子やティアラをかぶって豪華なロングドレスっていうのも目の保養だった。
特にヒギンスのお母さん役の江波杏子さん、シルバーの衣装と帽子がとってもステキ。

舞台全体としてはちょっと長すぎの気がした。一幕目、イライザがなまりを直して競馬場デビューする。そこでは失敗するが、最後バッキンガム宮殿の舞踏会デビューするところまでは盛り上がったが 二幕目はちょっと冗長。ここがイライザとヒギンス教授のロマンスが描かれてはいるんですが、その前までのエピソードが面白すぎるので余分感を感じてしまうのだ。

始まりは6時、終わったのは9時を回っていて、ちょっとお腹がすいていたので同行の友人と隣のレストランでちょこっとつまんでワインを一杯飲んでから帰ったのだが、ガラス越しにキリヤンファンが出待ちで並んでいるのが見えた。
ちょうど私たちが帰る頃、彼女が出てきて、タクシーに乗り込む前にファン一人一人と握手していた。やっぱり私服もステキであった。



しかし なんですねえ・・と話は一般論に変わるけど。

こういったいわゆるピグマリオンの話、中でも年上で金持ちの男性が若くて貧乏で教養のない女性を教育してステキなレディーに育てあげるってな話。この話もそうだけど、現代的にしたのはプリティウーマンであろう。

お芝居や映画の中で見ている分には楽しい。粗野なヒロインがお金と手間ヒマをかけて洗練されて美しくなっていくのを観るのは楽しい。
こんな風に変身させられてみたい なんて女性だったら夢もみるだろうし、男としても原石のような女性を自分好みに研磨してダイヤに仕立てるってのもやってみたいって人もいるんだろうけど。

しかし現実はどうなの? 例えばヒギンス夫人は許してもその周りにはウルサイ親戚もいてイライザの出自がわかれば陰でバカにするかもしれないし、イライザのお父さんはまた酒代やギャンブル代をたかりにくるかもしれない。そういった外野も嫌だし元々価値観の違う世界に背伸びして居続けなくてはならないイライザ自身ってのもいつか疲れ果ててしまうのじゃないのだろうか?

またイライザは花は売っても身体は売らなかったが、プリティウーマンの方は元コールガール。恋愛感情が高まったピークで彼女と結婚したとしても、恋が冷めたあとのリチャード・ギアはジュリア・ロバーツの過去を疎ましく思ってしまう日が来るのかもしれない。

と素直に酔えなくて色々考えちゃうのはオバになったってことですかね? しかし現実はキビシイノダ。




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LINEがつないだ再会

2013-05-13 11:05:37 | 友人
土曜日のこと、友人とランチをすることになっていた。
久しぶり、実に四半世紀ぶりに会う友人であった。
結婚した当時 オットは関西のある県に赴任していて私はその馴染のない所で新婚生活の一年を過ごしたのだけど、その時の友達である。

オット以外は知ってる人もいないし土地鑑もないし、そんな所に行くのもそんなに不安と思わなかったのは若さ故かもしれない(今は知らない土地で暮らそうなんて思わないもの)

そこで仲良くしてくれたのがこの友人であった。
元々オットが当時の同僚と贔屓にしていたレストランの常連さんでその中でマドンナ的な存在の女性だったらしい。
独身時代のオットがまず仲良くなり、今度結婚するから奥さんが来たら遊んでやってねとワタシを引き合わせてくれたのである。

ちょっと特殊な仕事をしていた彼女、外見は華やかで人目をひく子だったけどコテコテの関西弁でボケツッコミが面白く 気さくにその土地を案内してくれた。
ほどなくほぼ同時に妊娠がわかったので一緒に妊婦生活も送って色々初めての出産に備えた。

そしてドラが生まれ、彼女の長男が生まれて ほどなく家が東京に戻ることになり、なかなか会えなくなってしまった。
その後詳細は忘れたが東京の家に長男を連れて彼女が二度ほど遊びにきてくれたが、彼女のご主人は転勤族だったのでその後は国内の主要都市だけど何か所か引っ越し、その間に今度もやはり同じくらいの時期に彼女も私も女の子が授かった。しかし子育てなどの忙しさの中でなかなか会えずに年を重ねて年賀状だけのおつきあいになっていた。

そして何年か前にご主人が東京勤務になり、隣の区に引っ越してきたことは知っていたけど、なんとなくきっかけもなく毎年「今年こそは会いましょう」という年賀状の常套句だけは交わすものの実現はしなかったのである。案外私は人付き合いは自分からアクションを起こさない受け身型なんである。

しかし最近LINEでつながったのね。お互い携帯番号を登録していたから。

年賀状だと一年に一往復だけど さすがにLINEはやりとりが早い(当たり前だ)相変わらず関西弁で送ってくるメッセージとハゲおじさんのスタンプがおかしくて、彼女がパートしている所がワタシの馴染のある所でもあったので「今度そこに寄るね」なんて言っていたのだけど、彼女から
「どうせなら今度の土曜日会わへん 渋谷においしい小龍包の店あるねん」とお誘いがあった。
思い立ったが吉日とお会いすることにした。

オットも「へ~、Y子ちゃんか 懐かしいな。俺からもよろしくって言っといて」と懐かしがっていた。

モヤイ像というベタな待ち合わせ場所に現れた彼女は四半世紀という時を感じさないほど変わっていなかった。
顔が小さく足が長くスリムな体型は昔のまんま。ダメージジーンズにふわりとしたシフォンのブラウスの組み合わせもおしゃれだった。向こうも「局ちゃん 全然変わってないやんか すぐわかったねん」と駆けよってきて、手を取り合って喜びあう変なオバの図を展開してしまった。
小龍包を食べながら昔話に花を咲かせ 腰を据えて話そうと喫茶店に入った。
そこでお互いの家族のことが話になった時に、ふと私は彼女の長女さんの事を思い出した。ずいぶん前に年賀状に写真が載っていて、芸能界にデビューすると書いてあったのである。その後は何もふれていなかったので意識もしていなかったのだが、
「そう言えばお嬢さんてムスメの一つ下だったよね?芸能界デビューしたんだっけ?」と聞いたら

「うん 今もやってんねん」とのこと

「そうなんだ~ なにしてらっしゃるの?」と聞くと

「うん ホニャララって知ってる?」 

「えっ ホニャララ!?」

「うん ホニャララ。」

まっマジ?
超メジャーじゃん。こういう事に疎いワタシでも知ってるぞ。ここで他人事ながら自慢したいほどのメジャーである。

「えっ やだ 知らなかったよ~」

「言わんかったっけ? 局ちゃん知ってると思った」

「知らなかったよ~ 活躍してるんだねえ よかったねえ」今更言うのもマヌケなワタシであった。

あまりたまげたのでその場でムスメにメールをした。(その日の朝 ドラの妊娠中に仲良くしてた友達に会うんだ。妹もあなたと同じくらいの年でなんか芸能活動してるらしいんだよね くらいの事を言っておいたのである)

「今会ってる友達って ホニャララのママだったよ!」
何を隠そうムスメもホニャララのファンなのである。同年代の他の子やグループは認めてないくせにホニャララのパフォーマンスはカッコいいと常々言っていた。

すぐさま返ってきた返事は

「うっそ~~~! 新曲好きです!! 応援してます!!!って言っといて」と 普段クールなムスメの割には!!マークが連なった ジェジェジェもののメールであった。

それにしてもY子ちゃん、お嬢さんが成功してるのを鼻にもかけず、まるで自慢たらしくなく、依存もせず(ふつうにパートして)ステージママもせず(仕事が休めないからツアーもついて行けないねんとのこと)あの淡々とした態度はかっこいいと思った。ただ「あの子は何か持ってんねんな。めぐり合わせがいいねん」とだけ客観的に言っていた。

そのまま散々しゃべりまくってまた会おうねと約束して家に帰った。

娘は詳しく聞きたがったので彼女との経緯など話してあげたが、帰ってきたオットは「ふ~~ん ホニャララってどんなんだっけ?」と拍子抜けする反応 「それよりY子ちゃん 相変わらず綺麗だった? おばさんになってた?」だそうだ そっちかい?

ムスメがyoutubeでホニャララの映像を出してオットに見せたら

「ああ これなら知ってるよ。そうかあ この子がY子ちゃんの子かあ。そう言えばこの脚はY子ちゃんの脚で顔はダンナの顔だな」と初めて納得していた。













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新しい家族の働きっぷりと 連想色々

2013-05-10 23:40:09 | 日々の生活
さて 新しい家族が増えて早一週間ほど ☆クリック  である。



その働きっぷりを書いてみたい。

結論を先に書くとかなり満足している。
家のリヴィング そんなに広くはないが、ハッチを境にしてキッチンと区切られダイニングテーブル ソファ テレビなどが置かれている。
その色んな家具をぬうようにして、テーブルの脚と椅子の脚の隙間をくぐりぬけるながら 健気にうごきまわるこの子を見て



お~ 素晴らしい! とまだそれを見るたびに感動しているワタシである。だいたい犬の散歩の時間、留守の間にこの子を働かさせることにしたが、帰ってくると床にほわほわと散らばっていた犬二匹ぶんの抜け毛、テーブルの下に落ちていたパンくずなどが本当になくなっている。

そしてこの子は静かに何事もなかったような顔をしてステーションに戻っている。

ついつい「ご苦労さま」とそれを見ながら慰労してしまうワタシである。

ところで最近の家電ってやたらしゃべったりブザーがなったりうるさいと思いませんか?
炊飯器はチャイムを鳴らし お風呂は音楽で湯が沸いたのを知らせ、ファンヒーターは喚起をしろとかうるさく注意する。
家電じゃないが、ワタシの車は 急発進だから安全運転しろだの2時間たったから休めだの ライトをつけろとか上から口調で指図するのである。
その度 「余計なお世話」とか「だまらっしゃい」とか無音設定をしたり毒づいたりしてきたワタシである。

そしてこの子もしゃべる。しかしこの子がしゃべるのは気にならないのは不思議である。

なかなか愛嬌を感じる中性的な声(女性寄り)で 電源を入れると「ごきげんいかが?」 出動させると「はいはい」と甲斐甲斐しそうに返事をする。何かにぶつかると「イテっ」というのでついこちらも「大丈夫?」と声をかけてやりたくなる。
仕事が終わるとステーションに戻って「ただいま」とあいさつ 充電が終わると「充電完了」と告げる。

その度に「ご苦労さま」とつぶやいているワタシである。
実はこのメーカーの最高機種になるともっと何十通りもしゃべりスマホなどで外出先から部屋の様子を観られたり遠隔操作もできるらしいが、それだと10万を超えるしそこまでの必要もないのでその下の機種にしたが、これで十分である。

そしてその形状

丸いから部屋の隅なんかの□の頂点部分のゴミなど取りきれないと思うでしょ?

ところが



ひっくり返したお腹をご覧あそべ(恥ずかしがっているような気もする)
この二つのプロペラ状のブラシが回転して隅からゴミを掻きだしてくれて 真ん中のロール部分がらせん状のブラシになっていてそれが絨毯などのゴミをたたきだすらしい。

なかなか考えてあるではないか。

そして玄関や階段などの段差でどうなるかと最初固唾を飲んで見ていたら ちゃんと手前で回れ右して落ちないように引き返すのである。



溜まったゴミ捨ても簡単。上部の蓋を開けてカセットになったゴミ入れを取り出して簡単に捨てられる。
メンテナンスも割合簡単そうである。

らせん状と回転ブラシとバッテリーは消耗品らしく、それがどのくらいのコストがかかるかはまだ不明だけど、今のところ あ~買ってよかった~と思える子であると一応報告させていただきます。



犬たちとも共存している。Pちゃんは無視 Gちゃんはおっかなびっくりである。

    

ところでみなさま

ロボットと言えば 

 こんな子たちもいるが、ワタシの幼少期の記憶で一番馴染があるのは

 この子である(うなずいたあなたは同年代)

その同年代の方にお聞きしたいけど

 このアニメを覚えていらっしゃるでしょうか?
宇宙家族ジェットソン ☆ クリックである。30世紀の宇宙で暮らす家族の話。

詳細までは覚えてないけどジェットソン家の主婦のジェーンはいつも家事をロボットにさせていた。そしてそのロボットのボタンを押した後に「あ~疲れた 掃除って疲れるわ~」というのである。
その頃の日本の一般家庭の掃除と言えば 箒で畳を掃き、はたきをかけ、廊下を雑巾かけするといった重労働であった。アニメを見ながら子供心に 「ボタンを押すだけなのに どうしてこの人ってそんなことを言うんだろう?」思った記憶がある。そしてその頃 完全にお家で働くお掃除ロボットなんてものが現実になるなんて思わなかった。

しかし それがまあ近い形で現実になるとはねえ・・・ 

と、ここの所、この子のおかげで幼少期の記憶まで喚起されてある種感慨にふけっているのである。

あっ そうそう この子はわりに厚みがあるので動いている姿でもう一つ連想されるものがある。



そうなりゃワタシはナウシカってことだね。









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新しい家族・・・か?w

2013-05-09 00:12:33 | 日々の生活
G.W.も終わった。

オットは毎度のことながら世の中の連休とは無縁で二日に一度は様子見に職場には行っていたものの、まあ普段よりは気分的にのんびりでき、この時期恒例のガリレオ夫妻との食事会。私たちの結婚式で出会ったカップルである。

ガリレオ家 局家

抜群にご優秀で全方位隙のないガリレオ氏、昔はとんがっててオレ様発言が多かった故、酔っぱらうといつも私と喧嘩になりお互いの連れ合いに水を入れられていたが、最近は酔っぱらっても終始なごやか お互い「大人になったもんね(年取ったとも言う) 私たち」とお互いを慰めあう立ち位置に変化してしまったのも年月の流れか。

今年は某飯田橋のタイ料理のお店で色々食べた後

神楽坂に移動してショットバーへ。お互いの子供たちもどうやら仕上げ段階になったこの頃である。そりゃー結婚して四半世紀たてば色々あったがこうやって2夫婦とも良い関係が保たれ(余談だがオットたちの髪の毛も保たれ)今年も会って楽しく飲めるのはありがたいことなのであろう。


そしてその次の日、連休最終日の6日のことであった。

「今日は職場に行かないぞ!」と自分に言い聞かせるがごとく宣言したオットはリヴィングで録画したヴィデオなど見ていて、必要なものはブルーレイに落とそうとしていた。

「これでブルーレイおしまいだよ。買いに行くか。そういえばさ、お前、このエアコンそろそろ買い替えようって言ってなかったか?」

確かに一番使う居間のエアコンは骨董品である。元は結構高かったし定期的に業者さんに頼んでクリーニングもしているのでまだよく冷えるし壊れてもいないのだけど もう18年物! いつ壊れるかわからないし当然部品もないだろうし 夏になったら老犬のために終日つけっぱなしになるので電気代もかかる。この際買い替えようかと震災の年から言いながらもそのままになっていたのである。

「そうだよね~ 思い立った時にしないとね。今のうちに見に行こうか」

なぜかブルーレイがエアコンになってしまいそうな勢いだけど思い立ったが吉日である。

服などの買い物には難色を示すのに電気屋には嬉々として向かうオット。どうして男っていうのは電気製品が好きなのであろうか?

混んでるだろうなと思った幹線道路沿いの某Y電器は拍子抜けするほど空いていた。店内の人口密度も少なくいつもならなかなかつかまらない店員さんやメーカースタッフなども手持無沙汰らしく 買おうオーラが出ていたらしい局夫婦はまんまとエアコン売り場でスタッフにつかまりエアコン購入を決めた。

それから オットが

「そうそう、オレの部屋(職場近くのマンション)の掃除機がもうダメになりそうなんだよな。家の一台持っていくから家に新しいの買ってやるよ」と言い出した。

お~! オット太っ腹! それじゃワタシ用の新しい掃除機も見に行こう。

ちょうど私はこれが欲しかったのである

 ダイソンのスティック型。

昔のダイソンは性能は良いけど重かった。今はどうだろ?って手に持ってみたら思ったより軽いしスタイリッシュである。
ここでもスタッフにつかまり説明を受け、んじゃ決めようかな?と思っていたのだが、ふと目に停まったのが隣のブースのお掃除ロボットたちであった。

そうだ! この子たちはどうだろうか?

ダイソンだろうがなんだろうがこっち(掃除機ブース)のものは動かすのはワタシである。この際一番やりたくない家事をやってくれると言うならやってもらおうではないか!

「ねえ こっちはどうかな? ずいぶん便利になったらしいよ」とワタシが言ったところ

「お~! ロボットか そう言えば○○がフェイスブックで絶賛してたぞ」とオット。大学の先生と主婦と二足のわらじを履いているフェイスブック友達の記事を思い出したらしい。日頃あまりいい印象のないオットのFB好きだがこの時は感謝であった。

なんと言っても有名なのは ルンバ で「あろう。

しかし色々国産のも出ていた。色々聞いてみたらこちらも良さそうである。

「どうせなら国産の買おうよ」さっきまでダイソンを買う気だったことを忘れて国粋主義者@電気屋がよみがえったワタシ

そして、「さっきエアコンもオタクの会社の買ったんだよね」 と一言言ったら 

「それじゃ一緒にお値引しますよ!」と更にエアコンも掃除機もお値引してくれた。

そして買ってきたのが   コレ ☆ 

新しい家族と言うのはこの子のことである。



暮らし始めて3日目。定位置の部屋の片隅にもすっかり馴染んでいる。

そして・・・ この子 使えるのである!

実際その働きっぷり レポートは明日・・・
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歌舞伎座界隈

2013-05-06 23:34:56 | 日々の生活
GW
前半は実家に行き、中間で東京に戻って来ていた。
後半の一日。

実家地方より母と弟が上京。この日 ☆に私が取ってきたこけら落とし公演を見るためである。

母が上京するのは久しぶりである。去年は闘病もありなかなか来られなかったのである。今回も直前に父の入院騒ぎもあったので来られるかどうか迷ったらしいが、一日くらいは一人で留守番できるから見に行っておいでと父も言ったらしいので歌舞伎は初めてという弟と一緒に来ることになったのである。
せっかくだからワタシもオットと待ち合わせして銀座で会うことにした。

食事するタイミングではなかったので歌舞伎座近くの喫茶店に入る。

 

間口が狭い階段を上って行ったらこんな入口が ジョンレノンとヨーコが訪れた店であった。

偶然座ったテーブルも二人が座った席



そう言えば 御徒町の洋食屋「黒○亭」 去年行った箱根の「富士○ホテル」軽井沢で入った店も ジョンレノンが訪れた店であった。

別に狙ってるわけじゃないのになぜかご縁があるジョンレノンw



みんなでそれぞれケーキと飲み物のセットを頼んだ。シフォンケーキはイマイチだけどチョコレートケーキとチーズケーキはおいしかった。
しかし銀座値段であった。

6時開演だったので5時頃歌舞伎座の前に行ってみたら開場は5時半という。まだ時間があるのでこちらへ



こちらもかなり盛況であった。

「こんなに人が入ってるの初めて見た」と弟

一階はお菓子やお酒など 一般の品の販売。この日は二階で野菜の産直市もやっていた。なぜここまで来て群馬産のイチゴときゅうりと赤カブを買っているんだろうワタシ?と自問しながらも安かったからつい買ってしまった。

それにお得だったことは500円で一回くじ引きができて 三回引けたワタシは



ぐんまちゃんファイル ぐんまちゃんタオル ぐんまちゃんストラップ と当たったのである。一番スカでも景品はファイルである。

駅ビルの福引なんぞ1000円で一回、しかもスカの景品はティッシュ一個なんてのに比べて 太っ腹だぜ、ぐんまちゃん。



産直コーナーにはぐんまちゃんが愛想をふりまきに来たが ちゃっかりお店の人と一緒に嬉しそうに写真に納まったのは母であった。

「東京に来たからできたのよ~ 地元じゃ誰かが見てるからできないわよ」by母

開場時刻になったので 歌舞伎座前で母と弟と別れた。

 

この日二人が見たのは「京鹿の子娘二人道成寺」玉三郎と菊之助の競演である。私も観たかった。

二人と別れ 有楽町まで歩いて

オットとここを覗こうかな?とフォーラムまで行ったが



あまりの人なので早々に撤退して



オープンした東京中央郵便局の融合施設KITTEものぞいてみるがそんなにみたいようなお店もなかったので(しかし東京駅 有楽町 新橋あたり同じような商業ビルがあまりにありすぎてどこを見ていいかわからんです)あっさり帰ってきた。

家に帰って母は楽しめたかな?と思っていたらこんな写真入りのメールが弟から届く



「おふくろは喜んでたよ 舞台から投げられた手ぬぐいも俺がキャッチしたよ」だそうだ。さらに

「オレはフラやバロンダンスの方がいいや」

もったいないオトコだね。せっかく当たったチケットなのに

「チケット代でハワイアンセンター行っておつりがくるよ。今度そっちに行けば」と返事したら

「ハワイアンセンターなんて観光用だよ カヒコは奥深いんだよ」とのこと

弟の趣味はよくわからんわ。

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プレゼント交換

2013-05-04 11:27:15 | 家族あれこれ(犬も含めて)
4月は ワタシとムスメ そしてドラ(ムスコ)の妻M子の誕生月である。
M子がドラと婚約したおととしよりお互いにプレゼント交換しているのである。(正直言ってもう少し散らばってたらよかったんだけどね。続くと選択がメンドーになるのだ)

M子にと我が家から送ったものがコレ(ムスメが選択)

 

10WAY BAGである。しょっちゅうドラと一緒にあちこち小旅行しているM子 色々形を変えて持てるらしいこのバッグ 重宝するんじゃないだろうか?

それとこの前ムスメが行った時に編み物をしたいというM子に教えてきたらしく、編み針のセットと初心者向けの本も送った。

(ホント こういう時ばかりはムスメが居ると便利である)

M子からすごくうれしそうなお礼の電話がかかってきた。(ワタシだってこれもらったら嬉しいと思うな)

ドラからは
「M子がすごく喜んでたよ。俺のプレゼントもバッグだったんだよ。しかし女ってどうしてあんなにバッグ好きなんかな?」とメールが着た。

オットも以前ドラと同じ事を言っていたので笑ってしまった。ドラよ。女はバッグと靴を集めたがる生き物ということを認識しておくがよい。

そして連休ちょっと前に届いたドラ家からの小包はムスメとワタシへのプレゼントであった。

 

 ☆ この店の物である

先日ムスメが現地で見て、一目ぼれしたクッションカバー(正確には枕カバーらしいが)

「可愛いでしょ!全部手刺繍なんだよ!この前高くて買えなかったんだけど欲しかったんだ~ ホントに送ってくれたんだ!」と大喜びであった。

へ~ そんなに高いの?とタグを見てビックリ

 245$!

ずいぶん妹のために気張ってくれたものである。もったいなくて座れないではないか。万が一にもP&Gたちにおしっこでもかけさせるわけにはいかない。

ワタシにはナパバレー産の赤ワインとラベルコレクションのためのノート





とりあえずおかんは飲ませとけばいいやというドラの意図が感じられるプレゼントであった。

いつ飲もうかな~








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