夫婦の会話～しみじみしないんだな、これが

ＧＷ序盤・・・　今日は息子は同期との報告飲み会、娘はダンスサークルの新歓会とかで不在。夫と二人の夕食だった。

ご飯と　筍と若布のおすまし　平目のお造り　おぼろ豆腐の冷奴　根菜の素揚げをつゆにつけこんで冷やしたもの

いかにも熟年の好む献立だなあと思っておかしくなる。

ビールは　キリンゴールド。初めて飲みましたが、いかにもキリンというコンサバな味（何やそれ？）でマイルドで結構おいしかったです。

片付け終わって夫がソファでくつろいでいた隣に座る。
そうすると　やきもち焼きの犬が二人の間に割り込んでくる。
子どもたちの一人は巣立ち、もう一人ももうすぐであろう・・・　こうやって二人と犬とで過ごす時間がこれから増えていくのだろう・・・　と　しみじみしそうになったところ・・・

と、夫が私の手をとった。

「本当に小さい手だなあ・・・・」

夫も　私の手をとりしみじみしているのかな　と　思ったところ

「どうして　こんなに小さい身体で　態度はでかいんだろうなあ・・・」

　　　　悪かったわね～　

母の日の用意と独り言

5月に入ればすぐに母の日。
両方の母（実家と姑）とに毎年プレゼントは贈るようにしている。

今日は仕事帰りに、気に入っている天然石を使ったコスチュームジュエリーの店に行って選んできた。

←我が母へ　マザーオブパールのネックレス

←姑へ　ブラックパールのペンダント

そう高価なものではないけど　気持ちよね、気持ち。

家に戻って　玄関までの階段を登りながら　自分がなぜか　「ラピスラズリ」と普通の声で口に出しているのに気づいた。　そう言えばちょっと気になるラピスのピアスがその店にあったのだけど・・・
人が聞いていたら不審に思うような　普通の声での独り言だったので一人で苦笑してしまった。

今日の夕食は娘と二人だけだったのだが、娘に　昼間の独り言の話をしたら

「ママさ　気づかなかったの？　最近独り言多いよ」と指摘されてしまった。

「えっ　そうなの？？」

「昨日の夜に洗面所で　すごくはっきりと　ゼロって言ったの覚えてないの？」

全然覚えてないし　なぜ　ゼロなのかもわからない・・・

「何で　その時　私に聞かなかったのよ？」

「だって　聞いちゃいけないような雰囲気だったんだもん。悪いけど　ミクシネタにしてもらったよ。」

「げっ」

「ＯＯ子さん（私の名ね）怖いですって　××がコメント書いてたよ」

ネタにするなよ　と　言いながら　逆ネタにしてしまった。家族三人（息子、娘はミクシ）ブロガーって嫌だわ。お互い不可侵にはしていますが・・・

しかし　ゼロって何だったんだろう・・・

ごまかし料理の元

先日友人のお父さんのお通夜の際同じく高校時代の友人Ｙにお香典を頼まれ、その際に預かってきた香典返しの品を渡さなくてはってことで　新宿高島屋で待ち合わせをした。



中国茶のティールームで　工芸茶をいただく。
Ｙは地元国立大の教育学部の美術科出身だが北海道出身のご主人と東京で結婚、家と同い年の娘がいるが　その子は偶然私の出身大学に進学した。
家の娘は美大に進学して、母たちの進路が交差してしまってなんだか不思議なものよね～　との話になる。

実は　二人の娘は里帰り出産で同じ病院で生まれたのが２週間しか違わない。
私の方が早く出産して彼女が産んだ後にお見舞いに行った。
その時　全然母乳が出ないと彼女は悩んでいた。私はなぜか出すぎて困るほど豊乳（言葉を作ってみた）であった。人は見かけによらないのである。
それで、足りないなら私のをあげるよ　と彼女の娘にあげた記憶がある。（その時だけだが）って事で　娘同士乳姉妹なのである。本人たちは知らないが。
その辺が彼女たちの進路が母たちと交差してしまった原因なのであろうか？

　って　話がそれてしまった。

お茶した後で、デパ地下をブラブラする。
高校時代　よく彼女の家に遊びに行った。もう癌で亡くなってしまった彼女のお母さんはとてもお料理が上手で私が行くと手作りのお菓子で歓待してくれたり、夕食も食べていきなさいと言ってくれたものだった。私の友人も料理はうまいし盛り付け方もさすが美術系、いつも感心させられる。
そういう料理好き、食べ物好きとデパ地下を探索するのは楽しい。
知らない食材や食べ方などの情報が聞けたりもするし、何かをためしに買ってシェアしてみたりもできるし・・・

普段あまり覗かなかったが高島屋の地下も結構充実してるなと思った。
久しぶりに買ってきたのがこれ



京都七味屋本舗の　京だし　おばんざいのもと

昆布とカツオベースのだしのもとがティーパック状になって入っている　２５袋で１０００円ほど。

しっかり塩味もきいている。

これを煮出して卵を流して　茗荷なんか散らせば　あっという間においしいかき卵汁になるし、茶碗蒸しのベースにしてもおいしいし、煮物に使っても失敗なくできる。忙しい時の強い味方。

またパックをやぶってご飯に混ぜておむすびにすると　しっかり味のついた茶飯っぽいおむすびになる。
家の家族はこれで作ったおむすびが一番おいしいと言います。



ついでに紹介してしまうと　シュガーレディーで作っているガーリックオイル（冷凍で供給される）
オリーブオイルにガーリックとそのほか香辛料が入っている。

この味付け配分がいいのか　これで炒め物なんかすると味に深みがでておいしいのですね。
カレーやハンバーグを作る時など必ず玉ねぎはこれを加えて炒める。
きのこなんかとも相性がいい。

私のごまかし料理の味方の代表二つでした。
よかったらお試しくだされ。

絵付けでまったり

月曜日のイベント後の後始末　各方面のお礼状書きや会計への提出書類などの整理もすんで　日常が戻ってきた。

今日は一月ぶりにチャイナペイントの先生宅に行ってきた。今まで習った花を自由に散らして描くオードブル皿が仕上がってきた。


　　

これは花の色や数や大きさなど比較的自由に描き、縁のパディング、金彩の模様なども自分のデザインで仕上げてみた。
可愛くできた♪と自己満足。

無事終了

昨日の日記に書いた　ここ数ヶ月の懸念だった着物の会の一大イベントが無事に終了した。

ある伝統芸能のコンサートを都心のホールで主催した。
係　九人。そのうちの一人に劇団女優さんはいるが　あとはみんな素人集団である。
先生のご希望で出演者にターゲットを絞り、会の趣旨を理解してくださる方に安い出演料で承諾をとり、プロダクション、マネージャーとのやりとり、プログラムの作成、印刷所との折衝、ホールスタッフとの打ち合わせ、広報、チケット販売などすべて手分けしてやった。
当日の司会、出演者へのインタビューなどもすべて自分たちで出演。

会の中だけで済むことならまだいいが、チケットを買った外部の方、また出演者の方などが絡むから　大きな失敗は許されない。それがここ数日のストレスにつながった。

でも　結果を言えば　すべてうまくいった。

私は出演者への接待係だったので表面には出ませんでしたが、ちょっと派手な着物をきてみた（出演者が超イケ面なんだも～～ん）



母が京都で染めてもらった訪問着。どっしり豪華なんだけど重くて厚くて着付けのしにくかったこと。帰ってきたら襟元ぐずぐずであった。まっ　いいや。

音楽も素晴らしく、トークも誠実な人柄と自分の芸に対する真摯な求道心がひしひしと感じられて改めてファンになった。（イケ面に甘いからでなく本当によかったのです）
楽屋でもお茶をお出ししたら　にこっと笑って御礼をいうその態度。人気もあるのに高ピーにならない謙虚さも感じられた。（イケ面に甘いからでなく本当によかったのです←しつこく）

客席も満席、水をうったように話と音楽に聞き入る観客。私も友人を招待していたが、終わった後に　本当に素晴らしいレクチャーコンサートだったというメールをいただき、みんな満足してくれたようで嬉しかった。

　　

終わった後で　ニューＯＯＯニで打ち上げ。春らしい懐石膳↑　ここはおいしいね。
先生も今日の演目を文学にからめたご自分のレクチャー講義も無事に終わって安心してもいらしたし、上機嫌であった。
ここまでのイベントを素人集団が行えるという主婦の潜在能力はすごい　と　言ってくださった。
確かに　年齢も違えば境遇も違う主婦たち、プロから見れば常識以前の事を知らなかったりも多々あったかもしれないが、それでもきちんとやりとげられたってすごいな～と思った。素人には素人の強さってあるものなんですね。



帰り道の土手の桜。お天気も上々。

終わりよければすべてよし。

しかし　来年はもうちょっと楽な係になりたいものです。
づがれた・・・・（本音）

悪夢

明日は着物の会で私がかかわっている大事なイベントがある。

おとといの夜だったか、そのイベント当日の夢を見た。

８時頃家を出なければいけないのに起きたら７時半をすぎていた。
普通なら余裕だが、着物を着なければならない。
用意していた帯が長すぎて結べない、形にならない。
諦めて洋服で行こうとする。

来客用のプログラムを私が持っていくことになっている。
ゲストの軽食も私がお店で受け取って持っていくことになっている。
開演は１０時なのに　いつのまにかリビングの時計は９時を過ぎている。
どう考えても間に合わない。プログラムが無駄になったらどうしよう？

しかたがないから夫にプログラムを渡して会場に届けてもらうように頼む。
軽食は誰かに頼もうと一生懸命同じ係りの人の携帯にかけるが　全員留守電である。

という事ごとくうまくいかないという悪夢の中　もがきまくってあせりまくって目が覚めた。心臓がドキドキしていた。
我に返ってつくづく夢でよかった～～～　とほっとした。
ここまで、自分の頭の中で自分をいじめまくる私ってＭかもとも思った。
しかし夢の中でも　しっかり夫を使う私っていったい・・・ｗ

実際は着物もさっき着てみて大丈夫そうだし、プログラムは会場に郵送してあるし、軽食も電話で確認したからＯＫそうなんですが。

普段強気は強気ですが　こういう局面では神経質です、かなり・・・
目覚ましを三つかけて　今日は睡眠薬飲んで寝よう。
早く終わって解放されたいもんです。
胃に悪い。

使い道に悩む

衣服の入れ替えで戸棚をひっくり返したらパフュームが出てきた。
いつだっけか誰かからの海外土産だったはず。
試しにつけてみたら…
うげっ！
おじさんの加齢臭を彷彿させるこの油臭さはどうしたものか？
一日中、社長が隣にいる気がした(笑)
戸棚の片隅におかれていたのがよくわかった。
もう一本 おばあちゃんの姫鏡台って感じの香りもでてきた。
気に入らない香りの使い道ってどうしたらいいんだろうか？

美容院に行き男の髪について余計な考察をしてみた

仕事帰り最寄の駅で何の気なしに路上でチラシを受け取った。
いつも目の前を通るが入った事の無い美容院の割引チラシだった。
見てみたら　カラー　ブロウがサービスになっていてすんごく安かった。
私の行きつけのところの三分の一以下である。
来週の月曜には大きなイベントがあるし　そろそろ白Ｏ（Ｏは髪です　トホホ）も気になりだしたところだったので、ためしにやってもらおうとその場で決めて今から行っていいかどうか電話して寄ることにした。
線路際の2階にある美容室。近くの大学生とおばちゃんとが半々くらいの客層である。ＯＬ向けとか主婦向け月刊誌もあるが、女性週刊誌も置いてある店内。
なんか　地元っぽい　ゆる～～い感じが案外心地よいではないですか・

どうなさいますかと聞かれたのでカラーだけ　と言うと　ではカラーリストのＯＯを呼びますとのこと。　へ～、こんな店にカラーリストなんているんだ　なんて思ってしまってすみませんでした。
まあとにかく　カラーリストのお兄ちゃんに根元をしっかり染めてもらって　そんなに色目を変えずに多少明るくと注文をつける。
その際　デジタルパーマをかけていることを確認され、どこが行きつけかを聞かれたので　ＯＯＯＯの××さんにやってもらってますと言ったら　結構緊張感を覚えたらしい。××は見かけ　ゲＯ疑惑のあるなよなよってしているお兄ちゃんだが業界じゃ有名ってのはホントだったのね。
それからかなり気を遣ってくれたようだ。液がしみないかとか何度も聞きにくるのでおかしくなってしまった。
綺麗に染めあがった上に仕上げのシャンプーもブローも違うお兄ちゃんだったが丁寧にやってくれた。
液も刺激がなかったし、しっかり思った色に染め上がったし、仕上げの髪を触っても通りがよくて今のところ痛んだ様子もない。
回数券もあって　それを使うと今日の値段でいつもやってくれるみたいだ。
カラーだけはＯＯＯＯを裏切ってこっちに通ってもいいような気がしてきた。

結果同じなら安い方が嬉しいじゃありませんか。地元を見直した。

　　　*　*　*

んで、オトコの髪について思ったことですがね。

年金問題、後期高齢者健康保険問題で何かとヤリ玉にあげられている厚生労働省、私は昨日のニュースでの　厚労相を見て目を見張ってしまった。元々Ｖ字型にハＯ（Ｏはゲです）上がりがあったのは知っていましたよ。それがますます切れ上がりが顕著になり、色も真っ白になっている。
彼も大臣着任当時は嬉しかったのだろうが　ここまで苦労するとは思わなかったのではないだろうか。見事に物語っていると思った。

また　総理の後ろ髪にご注目ください。
彼も着任当時は　その年齢並みの髪の薄さではあったが　あそこまで地肌が見えていなかったはずである。
彼も　思いがけずというかどさくさにまぎれてというかで着任したのであろうが、ここまで苦労すると思わなかったのではないだろうか・・・　解散だか辞任だかする前までに髪がもつか見届けたい。

反対に　よくその髪の量も色も保っているのは東京都知事だと思う。
新銀行東京の不良債権問題であれほど叩かれても　ハゲずに白髪もさして増えないのはホント図々しいと言うかどんな事にも応える様子のないいつもながら可愛げがないのは見事なことだと思った。

そして、私がこの先髪に関する経時変化を見届けてあげたいと思うのは大阪府知事である。
昨日もそうとう叩かれて涙声になっていたが、ああいったところを見ると結構ストレスが髪に来てしまいそうなタイプではないだろうか。

以上、私のオトコのストレスと髪についての余計な考察でした。
今日はヒマだったんだもん。

苦手な話題

昨日は　ジム友三人と飲んで食べて楽しく過ごした。

前も書いたかもしれないが、私は誰とでもすぐに親しくなる方ではない。
新しい場に入ればちゃんと挨拶もするし、にこやかに応対はするが、決して自分からは話はふらないし、積極的に友達作りに励むほうでもないと思う。
そういう態度や見た目から　時々　「すごく女らしい」「おとなしくて優しそう」「口数が少ない」「か弱そう」とか誤解を受けることがままある。
実態を知っている夫など鼻で笑うか他人をだますんじゃねえと憤ることであろう。
スポーツクラブでも　確か２年ほど挨拶はするが誰とも話さなかった。
スポーツクラブには、体力増進、体型維持のために通うのであって友人を作ろうという目的はその中になかったから、そう決めていれば、一人でいるってのも良いもんである。

でも　サウナやスタジオで一緒になるメンバーと　少しずつ話を交わすようになったりするうちに　やはり　合う人　合わなそうな人と言う感触がお互いにわかってくるものである。それはじっくりこちらが観察させてもらった成果でもある。
そして今では　一番派手そうなグループに溶け込んでしまっている。飲み会なんかも絶対来てね！なんて誘われるようになってしまった。
（おっかしいな　こんなはずじゃなかったのに）って所である。
見かけ派手だが　結構話も面白いし、基本人の悪口は言わないタイプの人たちなので、付き合っていても安心である。自分自身が好きで人をやっかんだりしない女たちって色々なことに寛容だし気楽です。

ただ　彼女たちと話していて　困るのがＴＶの話題をふられることです。
私はＴＶを見るのはニュースくらいで　ドラマも見なければドキュメンタリーもクイズ番組もバラエティも観ない。
娘はＴＶっ子だから居ればついているが　大学生になって家にいる時間も少ないので、結果ますます私がＴＶから離れてしまっている。

見ればおもしろいのもあるんですよね。
お笑いなんかも笑っちゃうのもあるんですよね。
だけど、ちゃんと聞いていない時のＴＶの音声がとても耳に障るので嫌なのである。
特にお笑い芸人の自己主張の激しい声って言うのがどうも嫌い。とくに　勝俣みたいな上っ調子な声は　マジに鳥肌がたつのよね。
笑っていいともなんて　娘が見出すと私は自室に避難します。
我ながら　変なところで神経質だと思うが・・・・

だから　ＴＶの話題をふられると　とても困惑する私・・・
おねえまんずって聞いたことあるけど　見たことないし　ヘキサゴンって何？
羞恥心ってグループだったの？

知ったかぶりしてもぼろがでるので　ＴＶってあんまり見ないんだ～　とは言ってあるが、あまり知らないと　ある種変人扱いされますかね？



ところで、スポーツ方面もかなり疎いです。
プロ野球は去年ＴＶで一試合も見なかった。「金本って何した人？」って野球好きな友人に聞いたら絶句されてしもうた。顔も知らないって言えなかった・・・
夫がいないとスポーツニュースも見ないしな。
確かに　選ばれし人たちの技っていうのは見ればおもしろいんですよ。
ただ　自分で積極的に見る気にはならない。家族が見れば見るって感じ。

こう考えると私って　かなり偏屈なんじゃないだろうか・・・？

興味の幅ってのは人間の幅につながるって局面もあるしなあ　と　たまに反省。


先日　幼稚園からの親友Ａに会った。
同級生のオトコ仲間と先週末ゴルフにいったらしい。
「おもしろかったよ　やっぱ同級生は気が楽だよね。みんなが　局も始めればいいのにって言ってたよ。だけど局ちゃんは　わざわざお金かけて日に焼けることはしないと思うって言っといたよ　そうでしょ？」

やはり親友　私を理解してるなと思った。

今日はイタリアン

イタリアンの前菜ってなんておいしいのでしょ
と言いながら今日も飲み会。ジム友と語り合いつつ…
終電までには帰るぞっ

姑より怖い・・・

昨日の日記に関連しますが私事です。

娘は小学校から私立にやっていたが、当時の小学校の責任者の（仮にシスターＸとしますが）　とてもとても　と～～～っても　恐ろしい人だった。
もちろん　暴君であるとかってことじゃないんですよ。
ただ、その学校のカラーをあくまでも信じて守ろうっていう意識が強いというか　自分にも他人にも厳しいと言おうか。

小学校１年のころ、その学校は毎月のように母親が参加しなければならない会があった。その月ごとの行事や　学年の様子などを保護者に知らしめる。そして全体的にその学校の思想や教育方針に結び付けて　学校と家庭が一体となって子供によき教育を与えるということが目的だった会だと思えた。
その他にも　教養講座、学校行事や授業参観などあったから　娘の小学校低学年の頃って毎月２回は学校に狩り出されていた気がする。
その度スーツ着て、緊張感を強いられ　なかなかストレスフルな時代であった。

その月の定例会では　シスターＸが最初に壇上に立つ。無言のまま起立して礼をする母親たち、Ｘのお話は一言たりとも聞き逃さずにメモをとり　私語一つ無い会場は　今考えても統制がとれていたものだと思う。

そして私は娘が入学して３ヶ月目くらいに失敗をしてしまった。

学校の規則で、子どもが忘れ物をした時は　決して届けてはいけない。忘れ物をしたのは子どもと親の責任だから困らないようにあらかじめ注意なさってください。
と言うお達しだった。
ただし、届けていいのはお弁当。育ち盛りだし　お腹がすいて午後の授業に差し障ってはいけないという理由からだと思う。

だから結構ピリピリして　教科の準備、提出物など必ず私も目を通していたのだけど。

６月に入り、体育で水泳が始まった。水着や帽子などはもちろん　水泳カードに保護者が朝子どもの体調をみて熱をはかって印鑑をおしたものを持たせることになっていた。
それをある朝持たせるのを忘れてしまったのよね。プール大好きな娘、友達が入っているのに自分は入れなくてさぞがっかりしているだろう・・・
だけど、その日はちょうど母の会がある日だった。
「これ学校で娘に渡せばいいや　よかった～～」と思った私。

ところが甘かったのよね。
お母さんがカードを持ってきてくれたからプールに入ります　と　嬉々として先生に訴えた娘。担任は迷った末にシスターＸに相談し、結局ダメということになった。

そして、その後の母の会で　シスターＸは名指しはしなかったものの　「こういう事をなさったお母様がいらっしゃいますが、これは私が申し上げたことを理解してらっしゃらない証拠です。規則はその時の都合で曲げられません。お約束と言うものの神聖さをよくご理解してくださいますように」と厳しくおっしゃられました。

その学校は卒業生ママがまた子どもを入れるって連鎖が多い中　私は外様で、ただでさえそこでやっていけるかどうかの自信もない頃だったので（ナイーブだったのよね～　その時はｗ）かなりトラウマになった。
それに自分の落ち度が原因で子どもも傷ついたのではないかということもあって自己嫌悪にもなった。
それから　もっとピリピリして毎朝の忘れ物のチェックをするようになり、提出物は即座に書いて娘の連絡帳に挟ませ、友達の家によばれた際お礼状はその日のうちに出し、集金のためにピン札を常に用意という体制を整えた。（あの頃の緊張感は今いずこですが）

シスターＸは　まだご健在なのだろうか？
確かに「意地悪ババア」と心の中でののしったこともあるが　自分を律した上での正しい厳格さは今の世から消え去りゆく風潮の中、なかなか貴重なものだったと思う。
少なくとも私はいい経験、いい勉強になったと思える。

彼女が　昨日のような事件やマスコミの対応などを見聞きしたらどう思われることだろうと聞いてみたい気もする。

今日は事件がなかったのですね

これがニュースになるくらいだから・・・・

＜入学式＞入学金未納の２人、出席させず　千葉県立高

　千葉県八千代市の県立八千代西高校（大迫太校長、３３９人）が、入学金未納の新入生２人を入学式に出席させなかったことが１２日分かった。大迫校長は「授業料滞納が目立ち、未納は負担の先送りと思った」と話すが、県の公立高校教職員組合は「非教育的対応」と批判している。

　県教委と同高によると、新入生１５９人に、入学金、教材費など９万円を８日の入学式に持参するよう求めていた。男女各１人が「お金が用意できない」などと持参せず、式直前、校長がそれぞれの担任に別室での待機を指示した。２人は約４０分の式の間、教室と会議室で待機した。

　男子生徒は式前に学校の指示で母親に「入学金を払わないと式に出られない」と電話で事情を説明。母親は「後で払う」と答えたが、学校側は「滞納の可能性がある」として出席させなかった。母親は午前１１時ごろ、９万円を持参して学校を訪れたが、式は終わっていた。その後、生徒は校長室で氏名を読み上げられ、「入学を許可する」と伝えられた。

　女子生徒の母親は午後５時ごろ、２万円を学校に持参し、同様に入学を許可された。

　大迫校長は「入学式当日に必要なお金は３月の説明会で伝えている。経済的問題があれば相談するよう話した。苦渋の決断だったが、当然の判断だと思っている」と説明。県教委指導課の田山正人・主任指導主事は「保護者と生徒にはつらい思いをさせてしまった。事前に入学金についての十分な説明をしており、学校としてはやむを得ない判断だったと思う」と話している。

　教育評論家の尾木直樹・法政大教授（臨床教育学）は「極めて機械的、官僚的対応。学校側は２人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ」と話している。【神足俊輔】


↑これは夕方のＮＨＫニュースでもやっていた。

一言で言えば　高校の対応って　きわめて　「あったりまえじゃん」ですむことだと思いますが。

入学式以前に　期限に金払わなきゃ入学取り消しって言うのが普通だと思ってましたが県立高校って優しいのね～　とも思った。
校長先生は毅然としてたから安心しましたけどね。

法政大学って入学金その他を期限に振り込まなくても入学させるのかしらん？
ここで教授をなさってらっしゃる教育評論家の先生に　どれを持って　機械的　官僚的というのか、言葉の解釈の意味を聞いてみたいと思います。

こういう親のだらしなさや他人がどうにかしてくれるだろっていう甘えを許してたら世の中もっとめちゃくちゃになりますよ。

二人の子どもにとっても長い目で見れば　お金の納付　借金返済の期限などの厳しさが身にしみて、かえって人生の大事な勉強になるんじゃないだろうか。

ちなみに私は家の子どもたちに　中学のころ　宮部みゆきの「火車」と　なにわ金融道を読ませました。私自身は借金も嫌いだし（ローンはあるが）税金も滞納せずにせっせと払ってるし、子どもの学校の授業料や塾代も　たっかいなあと思いながらも期限に遅れたこともない。だから子どもたちは却って　借金の怖さ　返済で守るべきルールってものを目の当たりにしたことがないと思い、こういう世界もあるってことを教えたかったからだ。

まあ　現実の世界では子供達にそういった苦労をさせたくないですね。

女友達

今日は息子の幼稚園時代のママ友と近場で飲み会だった。

同じ会社に勤めているＨちゃんがたまには私が企画するからと言って　みんなに連絡をとって集めてくれた。

子育てのスタンスが似ていて気があって子どもと一緒にグループができた７人。
出会ってからもうそろそろ２０年くらいたつが　大切な友達である。

この四月　就職　大学院に進学　医学部の子や一浪した子はまだ学校にいたり　下の子が中学に合格したり　ものすごく有名なパティシエの下で修行することが決まったり・・・　
道は多様だけど　子供達はそれぞれグレもせずがんばっているみたいなのが嬉しい。
母たちも　書道家として売れてきた一人を筆頭に　それぞれ仕事が発展中って人や昔していた趣味をまた始めて夢中だったりと楽しい話が聞けた。

ありがちな人の噂話とか姑やダンナの愚痴の話題が一切でないのがこのグループのいいところである。そりゃあ生きてりゃ色々あるだろうが、そう深刻にならず、何かあってもどこかで笑い飛ばしてはね返す強さがある女性たちな気がする。

ところで家の近場の駅は　ホントにロクな店がないのですね。
今回もＨちゃんに　「局ちゃん　どこにする？」と相談されたが、７人で入れてゆっくりしゃべれて飲めるおしゃれなところなんてまず皆無である。

まあ　顔みてしゃべれれば　料理も何もこだわらないことにしよう　ってことでＯ屋を選択。

ここで３時間しゃべって飲んで食べてお腹いっぱいになって。
支払いになったら　七人で１８０００円ってどうよ？　居酒屋なんてこんな値段設定じゃなきゃいけないですね。

店を出るとき店長のお兄ちゃんが　なぜか切花をくれた。

「まあ　男性に花をいただいくなんて何年ぶりかしら～～」と嬉しがる書道家。

確かにガーベラ２輪でも花をもらうって気分がいいもんですね。

庄Ｏも捨てたもんじゃなかったわ。

シルバーじじいの一言に負けた

今日は着物の会の行事のために一日つぶれた。今月中に某ホールを借りて　某イケ面尺八奏者のコンサートを催すのだが、そのホールに行っての打ち合わせに午前中。
お昼を食べてから　その公演のプログラムの校正済み原稿のチェックと最終依頼のために印刷所に。
その間　当日公演者やマネージャーに出すサンドイッチの依頼やら、録音してもらうＭＤなども買い出しなど。
別に私が全部引き受けなくてもいいのだが、なんたって「ＭＤって何かしら？」なんて言い出すおばちゃまがいらっしゃる会である。私より一つ上の切れ者のＯさんと　だいたい手分けして動いてしまった方がストレスが溜まらず早いので　つい用事を引き受けてしまう（こうやってやることが増えてしまうのよね）

朝から動いてすべて終わって駅に帰ってきたのが　午後４時。色々気を遣ったのと歩き回ったので疲れ果てていた。
自転車置き場に着くと　また　朝置いたところに自転車がない。

私の置くところは区で管理している自転車置き場で　多少駅まで距離があるため無料である。

いつもシルバー人材センターから来ています風のじいちゃんが見張りと自転車整理をしている。
そして今年度　４月から新しいじいちゃんが登場。
このじいちゃんが、見るからにガンコではっきりいって根性悪そうな意地悪そうな顔つきである。実際意地が悪い。私はいつも今までのじいちゃんには声を出して挨拶をしてきた。今までのじいちゃんは　向こうからも「おはよう」とか「おかえりなさい」とか　「寒いねえ」とか返してきたものだが　今度のじじいはめんどくさそうにあごをしゃくるくらいである。（なのでこちらから声を出して挨拶するのやめました）

しかも、置かれた自転車を　まるで隙もなく　ぎっちぎちに並べるのが趣味らしく、帰ってきて位置が詰められて変わっていて　しかも隣の自転車に食い込むくらいに置かれていると　本当に腹立つのですけど。
今日も隣にスキがなく大きな自転車が寄せられていて　自分の自転車を出すのにとても苦労した。隣の自転車を動かしたくらいでは出せないので　何台かをスライドさせて隙間をあけつつ自分の自転車を引っ張り出していたら。。。
わざわざ　私の後ろに来てその作業を見つめるじじい・・・

他の自転車を倒すかなにかしないかどうか見張っている目である。来るならひっぱり出すの手を貸すくらいしろといいたい。

しかも私が自分の自転車を出したところ
「今動かしたのを元通りに詰めてくださいよ」とずけずけっとした言い方をされた。ぴきっと切れそうになった私・・・
だいたい、じいさんがこんなにぎちぎちに置かなければこんな苦労はしないのに（だってまだ空きスペースはあるんだから）　置いた場所から勝手に動かされると夜帰ってきて自分の自転車を探すのは困難である（夜帰ってくる時って酔っ払ってる事が多いし　笑）　など

これらを一言言い返そうかな　と　思って口を開こうとしたとたん　じじい曰く

「おねがいしますよ　おじょうさん」

次の瞬間　「は～い」と元気ににっこりとお返事してしまった。

我ながら単純なヤツだと思った。

プレゼント

子どもたちから　誕生プレゼントをもらった♪

息子からお金を預かって娘が買ってきてくれた。
お気に入りのセレクトショップ　ファビュＯス（Ｏはラです）の帽子です。

麻でできていてくしゅくしゅのコサージュが可愛い。
これからの季節　重宝しそうで嬉しいな。