局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

色んな人たちと色んなものを食べた

2024-05-27 14:05:48 | 食べる
先週は色んな人と会った。

木曜日 ムスコの幼稚園母友に誘われて地元のビストロで

コロナの前から会っていなかった一人の友人の生活が突然変わった事の「愚痴」を聞かされた。
ワタシよりちょっと年上の彼女のオットさんの開業して35年たつ医院が再開発で移動を余儀なくされ、それならもうそろそろ引退の年齢なのでオットさんには知り合いの所を週何日か手伝うくらいの働き方をしてもらって、ちょっと早い老後を夫婦で過ごそうと思っていた矢先・・・
再開発ディベロッパーに自分の業績をあまりにも軽く見られたように感じて腹を立てたオットさんが 彼女になんの相談もせずに、「立ち退いてもらいたいならもっと駅から近くていい条件の物件を紹介しやがれ」みたいな啖呵を切って (人気エリアなのでまず出ないと思ったらしい)それが思いがけない好条件の物件を持ってきたので引っ込みがつかずに受けてしまって大規模引っ越しと新しい器械を購入したりで、保証金額をはるかに超えて、家賃も今までよりはるかに増えてしまい、更に大変なのは その騒ぎで先生と一緒に高齢化していたスタッフもやめてしまって40年間専業主婦だった彼女が毎日働くことになってしまったという・・・

「ワタシが前やってた時代とあまりにも変わりすぎて・・・ それにワタシも年でしょ! 色々新しいことについて行けないのよ~ それに患者さんの前であいつが怒鳴るのよ~~」
確かに40年ぶりの再就職で、しかもオットのサポート、彼女の苦労はしのばれるが・・・
「この前、局さんに会ったの3年前くらいだった? あの時より太ったでしょ? 過去最高体重よ!ストレス太りよ~ 働いたくらいじゃ痩せないわよ」

元々お嬢さん奥様で優しくて面白い彼女は 愚痴も自虐ギャグっぽくて結構深刻な話も笑いをとってくるので、今回も励ましながらも思いっきり笑ってしまった。
でも60代も後半に突入してから 直接人の役にたてる仕事につけるっていうのも良い事じゃないでしょうか?
ワタシも家族間調整係ばっかりしてないで、ちゃんと本来の仕事しようかな~ でもこれだけ物忘れやらヤラカシやらが増えた今更無理があるよな~などと考えてしまった。

しかし医療業界、特に小規模の開業周辺はホントに人手不足らしい。
この日の翌日、友人の歯科医の所にクリーニングに行ったら、受付の女性が辞めてしまったと友人が会計まで自分でしていた。








ここのフレンチは地元で何十年もやってる店で いまだに良心的価格で品数も多いんだけど そこが仇になってかイマイチ味が落ちた感覚。ステーキなぞ肉の旨味がなかった。お客さんも私たち三人以外一組だけだったのが心配である(だったら悪口言うなですが)こんなに種類多くなくてもオススメ自信作で勝負して欲しい。

金曜日 歯科医でクリーニングのあとに電車で実家に 父親の面会

熱も下がり血圧も安定していたが、やはり衰えてしまっているのは否めない。
胆のうにステントを入れる処置は関連病院から断られた。まあこの身体状態と年齢を考えればやむなしですかね・・・
本人も少し前から「俺はもう十分だから早く逝きたいよ」と言ってたんですよね。それだからというつもりはないが、処置がきっかけになって何かあったり、痛みや苦しみを余分に課すことになるのも本末転倒かもしれない。
この前はワタシの手をぎゅっと握って放さなかったのに 今回はさすったらうるさそうに払いのけられたw まったく~~

その日の夜は実家地方の同級生たちの酒宴によばれた。
静岡からも同級生♂も帰ってくるというので地元友人たちが一緒に会おうよとお店を予約してくれたのだった。

最初に5人分のおでんが ドカンと来て


この あまりの出汁の美味しさ 具(この店の手作り)のクオリティに感動。
浅草のホニャララやら銀座のホニャララよりはるかに美味しいと思った。
これで期待度アップしたが その後のライナップも裏切られず


脂の乗ったあぶりしめ鯖 ワサビで うっま~~


馬刺し三種
そのつけ醤油の甘さ加減が絶妙


マイタケと生ハムのコラボテンプラには目からうろこ 今度うちでもやってみよう


幹事のIちゃん 美味しいもん好きの彼女が「ここはホント美味しいよ 局好みだよ」と こだわりのある店主と何度もやりとりしてメニューを組んでくれたらしい。 この日は♂3人 ♀は彼女とワタシの二人


蒸し牡蠣


ムツの西京漬け 最強と言いたい美味しさ
実家地方はちょっと塩気が強すぎる所があるがちだけどここは優しい塩味
ちょっと九州っぽい味付けを感じる


燻製玉子のポテサラ



もち米つくね つくねをもち米で囲って点心風に蒸してある
〆ご飯にもおつまみにもなる逸品でした

おしまいかと思ったらまだまだあって


ピザ パリパリの皮がおいしくてお腹にたまらないのもちょうどいい。

そしてこれがメイン(かなりお腹いっぱいだったけど)


赤身ステーキ(前の日食べたのとだいぶ違う)美味しいよ~


大山鶏の手羽先唐揚げ

お酒も生ビール(サーバーの手入れが良さそうな良い泡)
各種サワー ナチュラルワイン中心のボトルの値段も良心的だし

酒メニューに載せきれないという日本酒もいいところ揃えてますなあ って感じで




冷え冷えの竹筒に入れて供してくれる。

このメンバーは親が同じ施設に入っていたり、一緒にゴルフしたり、母親同士が仲良かったりで、当然親の介護話や、「孫ができたんだよ」「何人め?」の話題もちょびっと。みんな年のわりには元気でまだ働いてる人たち。
年金はどのくらいでいつからもらう だのの話も共通項で、今更、隠し事も見栄も必要ない何十年来の友たちで(途中途切れた時期もあるが)当然話は弾み、酒も進み、「次はIちゃんのグループ展がてらまた集まろうね~」 「局もお父さんのことでこっち来る時はいつでも声かけなよ つきあうからさ」なんて言ってもらって やっぱり実家地方の友もいいな~ などと改めて思って温かい気持ちになったのであった。















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薔薇園 詳細

2024-05-23 23:52:03 | 日々の生活
薔薇園散策詳細です

この日は父の面会とこれからの治療方針の話し合いに実家地方に来た。
小康状態は保っているとはいえ、いつ何時何かあったらそのままさようならのお年頃である。
カンファレンスは朝の9時半から 終わって父の様子をみて(面会時間は15分まで)オットも夕方父の様子を見に来てくれるまでの時間に行ってみようと思ったのである。

実は前の夜に弟と実家でご当地ローカルTVを見ていたら薔薇が見ごろというニュースをやっていたのである。



病院からこの公園まで車で15分足らずだがナヴィの道案内で見たら、このバラ園の周りの道路は真っ赤である。この渋滞には巻き込まれたくないのでちょっと離れた駐車場に止めて松林の中を歩くことにした。

900m歩くことになったが、普段東京の田舎区に住んで地下鉄やターミナル駅の乗り換えに慣れてるワタシにとってどうってことのない距離であるが、実家地方は超車社会。みんな歩かないんだよね~
薔薇園の駐車場の空きを待つ車は長蛇の列であった。



気持ちのよい晴天の日でちょっと強すぎる日差しをうまい具合に遮ってくれる松林の中を一人でトコトコ歩いているとあちらからおじいさんが・・・

「薔薇園にいぐんかい? 今日は混んでらいね~」とジモティー言葉で話しかけてきた。
ここの地方はアクセント的訛りは少ないが、独特の言葉使いがあるのである。
本人たちは「〇〇は東京にちけーから訛りはねーんさね~」と思っているのである。

話がそれたが・・・

薔薇園入り口に着いたらフェンスにからみつくこの子たちが迎えてくれた。
まさに満開


入り口 いわゆる映えスポットだが人がわらわら居ないのが良いですね。


5月の快晴の日

パノラマ映像

全景はこんな感じ

この日はまさに花たちは満開で迎えてくれた。







1月前にオットと来た時はまだ咲いていなかったアーチも満開の花着きであった。

心惹かれた薔薇たちをあげてみると・・・



↑ ニュードーン



↑ パレード その名前の通り明るい印象




↑ この優しい黄色が好きだ


園内はイングリッシュローズ フランスその他欧米 オールドローズ 日本とドイツの薔薇 アメリカの薔薇 モダンローズ などのエリアに分かれている。

約600種、7000株だそうです。 見事~



薔薇に自分の名前がついたら嬉しいだろうな~


↑ 大地真央


↑ ソニア・リキエル

上を向いて朗らかに咲く花 少々うつむいて咲く花



↑ グラニー この子はうつむき加減で綺麗なピンクが乙女のようで・・・
デンマークの薔薇でした。




↑ シャルルドゥゴール
この色は好きだな~

紫の薔薇の人と言えば この人じゃないですか 速水真澄サマ



混んでいると言われたけど 園内は広いしこのくらいしか人はいない

平日午前中だからか入場者平均年齢は高そうである。
こういうシーズンでゆったり見るには地方に限りますね(美術展もそう 東京は人口密度高すぎだ)








↑ 白薔薇もいいものですね シンセラ









↑ オールドローズエリア この辺の薔薇たちはどこか懐かしい 控えめで小さめの薔薇

そしてワタシを感動させたのは日本の薔薇たちでした


↑ 王朝 





↑ ブラックティー

この二つのなんともいえない色が好きだ。十二単の襟元や袖口からのぞきそうな日本の色ですね



↑ マダム・ヴィオレ これも日本産 開きかけのものが上品だ





↑ ノスタルジー 日本産







↑ マドモアゼルマイコ 日本産 オレンジの濃淡が美しい


↑ そしてご当地薔薇 あかぎの輝き 平成22年3月にオリジナル品種と定められたそうです。 時間とともに色が変わっていくんだそうだ。







↑ 白薔薇でも華麗 貴船 (日本産)




↑ 同じく華麗な紅バラ ローズオオサカ 日本産

いや~ 日本で研究開発された薔薇って趣味ってことがわかったわ~



↑ こちらはドイツ原産の カインダブルー 青に近いバラ


入場口近くには苗もたくさん売っていた。
「ワタシを選んで持って帰って」という花たちのささやきも聞こえた。
車で来ていたから買おうと思えば買えたのだが、東京の家の庭には植える場所がないし、実家の庭は今やドクダミ畠となっていてそこに唐突に植えてもな~  だし、虫がついても病気になっても弟が手入れするとは思えないので諦めた。




父の衰えを目の当たりにしたあとだったが この花たちにはかなり救ってもらった感がある。
なるほど多くの人たちが薔薇に惹かれる理由がわかったような気がした。
気分が落ちた時は薔薇の中で深呼吸ですね。いつも咲いてるとは限らないけど。







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ふわん ふわん

2024-05-21 21:59:00 | 日々の生活
父のお見舞いのあとに実家地方の薔薇園へ

ちょうど見頃で素晴らしかった園内でした






松の巨木の間を縫って歩いて行くと



迎えてくれた薔薇達













芳しき香りがふわんふわん

父の事で心配だった心に染み入ってきたその香

花の癒しってホントにあるんですねー

詳細続きます




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もわん と ふわん

2024-05-19 23:17:17 | 日々の生活
今年は桜の開花は遅かったけど 他の花々が次々と


住宅街の我が家の周りも様々な花が咲いて咲いてその盛りを過ぎて散ってと季節と一緒にうつろっていった。






カオリバンマツリとジャスミン


この二つの花の香りは似ている
どこか官能的な「もわん」という香り ちょっと重くて鼻粘膜にまとわりつくような・・


一方近所には薔薇たちがたくさん










薔薇を庭木に植えるのが流行ってきたのか 大輪のものや小さく可憐なもの
ツルをアーチに仕立てたり庭から二階に繋がるように伸ばして小さなそれがたわむほど花がついた個体も

犬の散歩や駅へ向かう道での目の楽しみが増えたのは嬉しい




三年目の「家の薔薇」も今年はずいぶん花の数が増えて来た。


朝刊をとりに玄関を出ると この子たちの香りが漂う。


薔薇の香りは 「ふわん」 ですね。
上品で深い。それでいて軽やかなたたずまいを感じる。






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連休中に読んだ本

2024-05-15 21:19:13 | 読む
何度も書いたかもだけど、読書は好きだが 読みたい本を買い続けると暴力的に増えるので 数年前に段ボール何箱も処分してからはもっぱら図書館からか、弟(実家が雑本屋敷になっている)の蔵書を借りることにしている。
軽く読めそうな本ばかりだけど 案外心に刺さった本 備忘録です。




家族でコンビニ経営を35年間されているご夫婦の奥様の書いた本です。
「365日24時間 気の休まらない仕事」現役オーナーが告白する、コンビニ経営 その光と影 ===お客様は何さまですか

実はこのブログでお互いコメントやリアクションをしている方の一人にセブンイレブンのオーナーの方がいらっしゃる。
こちらの筆者はファミマなんですが、同じオーナーでいらっしゃるというので興味を持ちました。 これは弟が買った実家にあった本です。

大変なお仕事だろうな~と予想はしていたもののホントに大変なんですね。
私はタクシーの運転手さんとコンビニオーナーさんはどんなお客がくるかわからない点で怖いだろうな~と思っていたが、タクシーはまだホントにヤバそうな人は断れるだろうが、深夜のコンビニでワンオペの時にヤバそうな人が入ってきたら怖いだろうなあ 
実際筆者も何度も怖い思いはされているようだ。
そして最近のコンビニの多彩な役割も大変そうですね。ワタシはあのレジの前に立つたびに内心(こりゃ~あたしには出来ない仕事だ)と思ってしまう。
また昨今の人手不足でシフトを組むのも綱渡りみたいな状況や、ファミマ本部からの色んな理不尽ともいえる締め付けもあるようで、その辺の事情を知るとますます大変さが知れてしまう。
しかし、利用する側から見れば、夜にあの灯りがあるとやっぱりホッとするし、オットなど長時間仕事でとりあえず何かお腹に入れたい時などは重宝しているらしい。
大変だけど人には感謝されるお仕事と思います。



この本は図書館でリクエストして400番目くらいで読むまでに一年弱かかったもの。内館さんの老人シリーズは人気があるんですね。
今、ちょうどNHKBSでドラマにもなって放映されてますね。

説教じみた昔の自慢話を周りに振りまき、一度は退任した社長であった職場にまた舞い戻り、家族や社員から迷惑扱いされた85歳の主人公。
しかし同じ世代の友人たちと「老人が活躍するサロン」を立ち上げる話。

最初は老人特有の「過去自慢」「病気自慢」「孫自慢」全開で(ああ、こうはなりたくないなあ)と思いながら読みつつも「若鮎サロン」を作って同世代の老人の生きがいの場にしようという展開になったところで主人公的には救われるが世の中こううまくはいかないよな~とは思った。
その証拠に 行き場のないやるせなさや生きがいのないわびしさ故か 色んな所でいちゃもんつけて怒鳴ったり優しくない年よりが多いんだもの。
この主人公たちはお金もあるし、家族も優しいし恵まれてる方ですからね。

ところで昨日、ジミントーの石破さんが小泉元首相だの山﨑拓元幹事長だのの集会に出たというニュースを見て この小説のタイトルがすぐに浮かんだのは余分な話ですかね?
しかし、久しぶりに見た山拓さんの髪型はどうなってんだ? どんぐりの帽子みたいなものを被って黒い粉をふりかけたみたいだった って書くのも余分な話だな すんません。




いや~ この話も強烈でした。 これは図書館の棚からおもしろそうと思って手にとったもの。

かつて「レディコミの女王」と呼ばれた漫画家のSNSにハリウッドスター、マーク・ラファロからのメッセージが届く(もちろん詐欺)最初は嘘だと思うがビデオ通話で本人が現れて、毎日甘い言葉をかけられて信じてしまう。そして奥さんと別れて君と一緒になりたいという言葉を信じて、次から次へと乞われるままに送金し続けてしまう。
被害総額7500万! ひょえ~~~

次から次へと大金の送金を頼まれ、貯金を崩し、友人や子供たちから借金し、税金も住宅ローンも払えなくなっていく彼女の経緯を読むと、他人事ながら胸が苦しくなってしまった。
「バカだね」というのは簡単だけどその一言ですませるには、あまりにも筆者の純情部分、前夫(DV)にも搾取されて、離婚して仕事に邁進しても、どこか寂しさと人恋しさを抱えて老後を迎える時に降ってわいたロマンスにすがってしまった女心は哀しくて切ない。
ここまで赤裸々に自分の失敗や甘さをさらけ出して記せるって正直な人なんだろうなあとも思う。
騙した奴ら、どうせロクでもない人たちだろうからいい死に方しないように呪いを送ってあげましたからね。
それと筆者さん 少しはこの本の印税で少しでも損失を取り戻してくれますように陰ながら応援いたしております。


三冊 さまざまだけど 今の時代をそれぞれ体現してるような本だったなって思った。


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母の日に思う両母が残したモノ

2024-05-12 14:28:20 | 日々の生活
「ちょっと早いですけど・・・」というlineの後にお嫁ちゃんから母の日のプレゼントと送ってきたもの。


ワタシの大好きなショコラティエの
クリームサンドとチョコレート

ここのチョコを食べると幸せを感じる


ムスメからはキャベツの千切り用のピーラーと自分の作った箸置き
去年は「炭八」の湿気とりだった。
嫁は「花より団子」娘は「実用的」って感じで送ってくれてますな~



これは孫③作



「ほらほら 綺麗でしょ! この配置考えるのにすごい時間を使ったよ」とのこと。 スカイツリーとのコラボ


考えてみれば 去年の母の日は 両母にプレゼントしていたんだな~
庭仕事が好きだった姑には鉢植えの花やチョコレート、母には普段使いのバッグや本などを送ったな~

毎年頭を悩ましたり 母の日を一週間勘違いしてて慌てて持って行ったり焦ったこともあったけど 「送る母がいた時代」はもはや戻ってこない・・・

そういえば 今ワタシが住んでるうちに引っ越してすぐに 元気だった姑はどこかで梅ノ木の苗を買って来て庭に植えた。
(なんで梅?)と内心思ったが、対して手入れもしなかったのにどんどん伸びて花を咲かせて実をつけるようになった。
そうなると(めんどくさいな~)と思いながらも捨てるのももったいないので梅酒や梅ジャム作りが5月のルーティーンになったっけ。
それが突然枯れたのはコロナが始まった年あたりだったろうか?
ちょうど姑が調子を崩して施設と病院とを行ったり来たりの時だった。

近所に来た植木屋さんに診てもらったら隣接した塀を塗りなおしたからその塗料が影響して枯れちゃったんでしょうとのことであった。
「でもね、奥さん この脇に出てるの、この梅の木のクローンだよ」とのこと。
あれまあ さすが不死鳥姑の残した梅・・・



順調に生育中
オットは嬉しそう
やはり母の残したものが枯れただけじゃなくて次代に受け継がれたのは嬉しいってことね。




そしてワタシが母にプレゼントしたバッグをこの前実家から回収してきた。
フェイラー好きだったな・・・


そしてこの二つのバッグは
ワタシが大きいの 母には小さいのをスペインバスクで買ってきたものだったが、はからずも両方ワタシのになっちゃった。
これ一泊くらいの旅行に持っていくのにちょうどよく、この前、電車ゴルフの時に持ってたらみんなから「いいわね」と言われた。



ブランドのレザーのバッグ(円安と値上がりでもはや買う気にもならないが)より、こういう軽いバッグばかり使う歳になったな~ と苦笑しながらも

母の日にプレゼント出来るって幸せの一つだったなと去年を懐かしんでいる。





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日常生活で起った小さい良い事と悪い事

2024-05-08 19:37:52 | 日々の生活
何年か前にお向かいの家の塀が建て替えになった。
180cmくらいの大谷石の塀だったのを壊して下三段くらいを石積み、その上は金属のフェンスにしてくれた。
もう古くてボロボロになってた塀が撤去になって安全になったし、道が明るくなってこちらとしても助かった。
そして一昨年くらいだったかな? 近くに住む娘さんがフェンスの内側の隙間の土地に何かを植えてるのを見たんですね。
それはぐんぐん伸びて弦を伸ばして葉を茂らし 今年初めて蕾がついた。
薔薇だったんですね。

GW前に蕾がたくさん着いた弦を見て、お向かいの奥様に道で会った時に
「薔薇だったんですね~ 咲くのが楽しみだわ」と言ったら
「そうなのよ 30個も蕾がついたの」と嬉しそうだった。

そしたら昨日の朝 こんなに咲いた薔薇



蕾の外側はクリーム色、花が開くと中から綺麗なピンクがのぞく、なんとも上品な薔薇だった。


そうしたらその日の夕方 ドアベルが鳴ったので覗いたらお向かいの奥様。
「褒めてもらったのでお裾分けよ」と一輪持ってきてくれました。
「ありがとうございます 器お返ししますね」
「いいのよ ドレッシングの空き瓶だから いらなかったら適当に捨ててね」


ってことで薔薇一輪のお裾分けにあずかったがいただきっぱなしじゃ悪いので、とっさに花ばさみで切り取って


家の「かおりばんまつり」を一枝お返し
彼女はこの花を知らなかったらしくて
「あら~良い香りね」と喜んでくれた。


玄関が華やかになりました。

以上、良かったことね。

そしてちょっと嫌だったこと。

T生協に加入して毎週水曜日に宅配してもらっているのですけどね。
食品、特に重いもの(水とか米とか)や かさばるモノを宅配してくれるのはとても助かる。トイレットペーパーも然りなので気に入っているスペック(二枚重ねで模様付 幅は114mmで107mmは不可というコダワリがある故)の時は家の在庫を確認して必ず注文する。
そして今回もその気に入るスペックのものを頼んで家に引き取ろうとしたら・・・

トイレットペーパーの包の所で何か黒いものが目に入った。
コバエであった。
こんな所に留まってるよと手で追い払おうとしたら な、なんとそのハエは包装のビニールの中で這っていたのであった。



ひえ~~~ どこから入ったんだ! ワタシはその包をひっくり返したりして調べたがどこにも穴などはない。コバエはその間12個のロールの間をいったりきたりしている。

こういうのってどうするべき? 皆様だったらどうします?
もし食品だったら包装内にハエがいたら絶対NGですよね?
でもこれは少なくとも口に入るものではない。気にしないでコバエを追い払ってそのまま使うべきなのか?
でも、もしですよ、ハエが卵でも産んでたらどーすんだ? などと妄想するとやっぱり使うの無理~~~! じゃないですか
ワタシは迷いつつ生協の問い合わせセンターに電話した。
これこれしかじか と言ったら 窓口の女性は大変ビックリした様子で平謝りで(別にあなたのせいじゃないのに)上の者にあげてからまたコールバックしますとのこと。
上の者さんからも平謝りされ(別にあなたのせいでもないけど)宅配の車の帰りに回収して然るべき処置をとるってことになった。

ほどなくドライバーさんが来て コバエを認めて
「あっ 中にいるんですね! わ~ これは驚いた すみません」と言われた。(別にあなたのせいじゃないのに)
日本人ってやっぱりこういう局面でもちゃんと謝っちゃうんですな~と変な所に感心して一応落着しました。

しかし、どの工程でコバエがトイレットペーパのビニール包に入ったのか不明だけど、気づかなかったら普段通り使ってたに違いないし、冷静に考えれば健康に害があるなんてことはないんだろうけどね。
気持ち悪いだけ。
電話してさっさと対処してくれたT生協には感謝するけど ワタシってクレーマーなのかな~? 気にせず使うべきだったのかな~? とちょっとモヤモヤしてしまった。

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GW後半を振り返る

2024-05-06 23:13:56 | 日々の生活
GW後半戦は
3日から家に泊まりに来たムスメ一家
ずっとウチにいるわけじゃなく、東京のこちら側エリアの友達と約束して遊ぶのに都合がいいらしい。
こっちもベッタリ一緒に過ごすより適度に楽しく過ごせた。


ということで 夜はオットとお出かけ。
オット同士、妻同士が高校の同級生でワタシ達の結婚式で知り合って結婚したカップルとご飯。お互いの子供も年も近くて家族で何度も旅行もしたが、その子供たちもそれぞれ独立して家を出て両家夫婦二人の生活。孫も出来た。
しかしなぜか子供と孫の話題にならない四人・・・
友人オットは立場が変わって時間が出来るらしく秋に一緒に旅行に行こうという提案がなされ、オットが「俺はそんなに休めない・・・」なんて抗っているのを他の三人から
「世の中働き方改革の時代だよ 部下のためにも休みなよ!」
「〇〇さん 一緒に行きましょうよ 身体が動けなくなってから行っとけばよかった~なんて後悔しないように」
「この際ちゃんと休んで、お前の偉大さを知らしめてやるんだ!」などと説得されてその気になったみたい。 
さて、どうなるのか?


次の日は父のところへ
熱も下がり酸素飽和度も100% 流動食も始まったらしい。
言語と嚥下のリハビリの療法士さんも担当されていたのは退院に向けての準備であろう。
声をかけたらしっかり目を覚まして話そうとする父。
話の内容は??だったが
「どこか痛い所はある?」と聞いたら
「どこも痛くないよ」と言ったのでちょっと安心した。



夜は実家地方の友達が
「連休中にこっちに来るなら飲もうよ」と誘ってくれて
街中の風情あるエリアの素敵なお店を予約していてくれていた。


京都の白川沿いとまではいかないが 我が故郷も風情ある所もありました。

弟によると「気取ってる店だぜ~ でっかい皿に食べ物がちんまりしか出て来ないのにたけ~ぜ」だったが、実にワタシの趣味の美味しいお店だった
弟よ、あんたとは食の趣味は合わぬ。

一緒に飲んだ友人と 次にこちらに来る時に会う約束と夏の暑い季節に少しは涼しくできるこちらの高原でゴルフする約束もして、また予定ができた。


次の日はお墓参り
まず雑草を抜いたり花入れ(なぜか数が多い)を洗ったりの後お参りしてから、他の親戚のお墓もさささとお参りして帰る。


母には「寂しいかもしれないけど父を呼び寄せるのはまだ早いよ。ちょっと待っててね」とお願いしておいた。

そして午後は 弟と一緒に
こちらのコンサートへ


すごいね~ 衰えない声
弟と音楽の趣味は合うかもしれぬ。


ホールは満員 スタンディングオベーション
クラシックのコンサートの後の充実感は格別
こちらの新しく出来たホールは音も良いし、企画も良いし、弟が友の会に入ったので、東京でチケット取るよりは取りやすそうなので、今度はこっちで色々みようかな・・・とも思った。

ざっと振り返ったが
父の事でGW入りは動転したけど、幸いに快復してくれつつあるし、その合間でもそこそこ色んな事できて、終わってみれば充実した感じです。
実家に来る時も 「お見舞い」とか「墓参り」とか「実家の片付け」だけになると暗くなるので出来れば色々絡めていきたいと思う。

その中でも色々思う事もあったので、時間があればかいつまんで書くかもしれません。


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最近買って良かったもの

2024-05-03 14:37:42 | 日々の生活




GWも今日から後半
昨夜はオットが月始仕事で泊まりだったので夜サイトを眺めていた。
ユニクロであります。
先日買ったリネン混の半そでのブラウスがとっても良かったので色違いで購入しようと思ったのである。
黒買って気に入ったので辛子色もね。

↓ サイトより これ



そうしたら
気になるワンピースを見つけた。


これ、店舗で見ていいな~と思ったがちょっと丈が長すぎてパスしたもの
オンラインだと丈短めがあるのね~ それに2日まで1000円引きになっておる。

いいじゃないですか! ブラウスと合わせて4980円 送料無料になるのは5000円以上なのでついでにオットのトランクスを買うw
昨日の夜ポチしたのに 朝の9時には配達済になっていた。
ユニクロ 仕事はやっ
連休中だというのにヤマトの配達員さんありがとうございました。

それがね、思った以上に「いいっ!」んですよ。




上半身はぴったりめでちょっとハイウエストのところから落ちるドレープ感が綺麗
ボートネックっぽい襟の開きはほどよくて、脇はしっかりあるので下着見えはしない。
たくましき二の腕が気になるがそれは自己責任だ・・・
生地も思ったよりテロテロじゃなくてしっかりしてて安っぽかったら部屋着でいいやこの値段(1990円)ならと思ってたんですが

やりようによってはお出かけに着られそうである

↓ ムスメが置いて行ったレースのボレロにアンティックレースのペンダントを合わせた。
いいやん リゾートのバーなんかに(行けるかどうかの問題はありますが)


ちょっと厚手のカーディガン合わせたら春くらいから行けそう
これだとちょっとフォーマル感が出るな


黒のカーディガン(プチプラつながりムジの綿麻のもの)だとちょっと色的に重くなるので涼し気色のカレを合わせる


と、実に良い仕事してくれそうなワンピース! ってことがわかった。
これ他の濃い色(ダークグリーンとブラウン)は6月上旬に発売らしいので買おう!とお気に入り予約した。

夏はワンピースが便利ですよね。涼しいし。

こうなるとデパートで売ってるような衣料品って買わなくて済むようになっちゃいますね。
化粧品もデパコス止めて無印にしたらコスパも良いし気軽に買えるしで こうやってデパートから遠ざかるワタシ・・・

しかし靴が問題である。

同年代の皆様 どんな靴履いてらっしゃいますか?

若い頃履いてた7・8cmピンヒールとまでは行かぬがコロナ禍以前はちゃんとヒールのあるパンプスとか履いてたのに、外出宣言でまったく履かなくなり、電車中の気の変な人の殺傷事件などから電車に乗る時は逃げやすい靴を・・・ なんて考えてスポーツシューズだのかかとのないバレエシューズだのばかり履いてたら ヒールで歩けないヒトになってしまった。

先日 コロナ前に買ったプチプラのサンダルを引っ張り出して来て外出したら、帰り道に違和感。

なんと、二枚おろしになっておった。
かかとの高さのわりに歩きやすかったし シルバーは何にでも合わせやすいしだったんですけどね。
実は今年になってから靴が崩壊したのは二足目
両者プチプラ通販である。


靴はちゃんとしたところで買わないとダメだな~

しかしく「靴を買いに行く靴がない」状態はいかんともし難し です😨 

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花組

2024-05-01 22:54:41 | 見る(映画 劇場 美術館など)
父は熱も下がって痛みもなく意識も戻ってよくしゃべるようだ。
弟が面会に行ったら「ここは何処だ?」と聞いてそのたび答えるの繰り返しだったらしい
オットは「入院すると見当識障がいが来るからな~」と言ったがそれを言うならワタシの事も??くらいの5年ほど見当識障がいですから平常運転ですね。
とにかく身体は回復したようで一安心しました。
ワタシは連休中にもう一度面会に行く予定にして・・・

昨日はこの劇場へ 
夜の部


花組 トップさんと相手娘役さん 退団公演

今回も舞台友NのおかげでSS席であった。


アルカンシェルとは 「空にかかる橋」=「虹」


好きだわ~ エッフェル塔見るとワクワクする




舞台の左手にはフランス国旗 右手にはパリ市の旗がかかげられていて


このパリ市の紋章の船の下の Fluctuat nec mergitur というのがラテン語で「たゆたえど沈まず」という意味で この芝居のテーマとなってるらしい

ストーリーは
「パリは燃えているか?」撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆撃命令を下す。ナチスドイツの信仰に抵抗を続けていた人々はその時いかにしてパリの街を救ったのか。
フランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語


小池先生の一幕ものでオリジナル脚本は 時々ワタシとしてはムムム・・・の時もあるのですが、これは飽きずに見られた。
レビューが無いのは劇中のダンスシーンで十分補ってくれた。




それにしても この組のトップさん、特に「推し」がいないワタシですが、今までで一番カッコいいジェンヌさんだと思っていた。
顔が小さくて手足が長いのが当たり前のジェンヌの中でもこの人のスタイルの良さは突き抜けてました。男役の化粧がこれほど似合うのもね~
「はいからさんが通る」の少尉役 「ポーの一族」のアラン役 まさに二次元が出て来たみたいだった。
それに東京西部出身ってことで、偶然「子供が同じクラスで仲良しだった」とか「同じバレエスクールだった」なんて話も聞いててなんとなく身近に感じていたジェンヌさん。
歌は う~~んで音程がイマイチ安定しないでハラハラした時もあったけどダンスの巧みさは群を抜いてましたね

ミリオさんを継いでトップになった時「この人の時代だな」と思ったら就任と同時にコロナ禍は気の毒だった。
休演に次ぐ休演でしたからね。
この辺がパンデミックと戦争という違いはあるけど、災いの渦に巻き込まれながらもレビューの灯を消すまいとがんばるこの作品の主人公マルセルと通じるんですね。
と、すれば退団公演としてふさわしいのかもね。



美しい・・・

そんなことでコロナ禍中はチケットも取れなかったのでに久しぶりの花組公演だったが、お歌も上手になってたし堂々たるトップさんでした。
花組はキザるのも様になるな~

それにしても退団は惜しすぎる・・・
もう何年か続けて欲しかった。


花組公演『アルカンシェル』初日舞台映像(ロング)





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