局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

バタバタ週末

2011-10-31 00:03:25 | 日々の生活
金曜夜

車で家を出発して実家へ 1時間半ほどのドライブ 11時ころ実家着

土曜朝

弟と打ち合わせ

11時頃 東京から電車で来た 舞台友NとMちゃんを駅でピックアップ

この日は仲間内の画家とビーズ作家を訪問する予定

画家のTちゃん 彼女のファンの好意でアトリエ 子供たちに教える教室 住まいを提供してもらって その混合スペースを立ち上げることになったそうだ。

オープンの時にはお祝いを贈ったのだけど 今回はそこを見せてもらった。

パーキングに車を置いて教室に入ろうとすると いきなりこんな光景が・・・



教え子の子供たちがペンキで外壁に大きな絵を描いている。

ひゃ~~



大きな教室には画材や工作機械とともに先生(友人)が色々な国や地域で集めた色々なものが楽しく置かれている。

子供たちは自由に糸鋸をあやつったり ペンキで色を塗ったり どんぐりやざくろなど自然の素材を使って看板を作ったり 壁にコロコロおもちゃを取り付けちゃったりして



とにかく自分の好きな事をかなりの自由度でやらせてもらえている。
自分の小さい時にこんな教室に通いたかったな~とつくづく思ってしまった。
家の子たちも夏休みに何回かはお世話になったのだけど、今でもあの時は楽しかったと覚えている。
彼女の教室を巣立っていった子たちの中から何人も美大に行ってその作品が評価されているのもうなずけてしまう。

私たち三人はその先生自ら作ってくれるランチをおいしくごちそうになった。
なんせゲージュツカだからご飯作りも自由な発想、今 豆に凝っているとかで何種類もの豆入りスープや豆の炊き込みご飯とか すんごくおいしい豚肉のローストなどごちそうになった。

彼女はとても不思議な人で 彼女がスケッチしているところに居合わせた人が彼女のファンになって色々モノを差し入れてくれたり、自分のお店などで個展を開いてくれたりのつながりができてしまう。
「今日の料理もほとんどもらいものばかりだよ~ 何にも買わなくても誰かがくれるんだよね」と笑う友。

「じゃ 今度 あーたのスケッチ旅行のあとをついていくよ 籠を持ってw」と舞台友N。

こちらではいつも楽しみにしているカレンダーを購入


今年は彼女のスケッチ(左側)と教室の子供たちの作品とのコラボ(右側)の二種類。

 あとクリスマス用の小さな額絵も購入
プレゼントにするのも一つ買ったら 彼女がさささっと赤と緑の画用紙を切って組み合わせてサンタクロースの絵を描いてプレゼント用に包んでくれた。 ホント 器用な人です。

画家の所を後にして 今度はビーズの展示会に・・・

これも毎年の楽しみである。

 みんなで贈ったアレンジメント

こちらのビーズ作家も仲間内なんだけどこれまたすごくセンスが良い。



繊細なつくりと色の組み合わせの妙



毎年一つずつ何かを買っているのだけど、今回は作家(左)のしていたラリエットをオーダー
おまけに組み合わせでかけているネックレスをつけてくれるということになってラッキー

ムスコちゃんと待ち合わせている(こちら地方の大学生)Mちゃんを置いて Nと二人で東京へ帰る。
土曜の夜で高速は結構渋滞だったが、Nとアホ話をしていると退屈しなかった。


今日は オットと犬を連れてドライブ。広々と遊ばせられる公園に行った。



たまには土の地面やふんわりとした枯葉の上を歩かせてやりたいし。



ちょっとの間リードを放して嬉しそうに駆け回る彼らを見るのも楽しかった。

しかしここのところあっと言う間に日々が過ぎゆくのでまいってしまう。
10月もあと1日・・・
二月で1ページのカレンダーが1枚になるとあせるわ。
この調子で年末までぴゅーっと通り過ぎてしまう予感・・・




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まったく・・・

2011-10-28 21:06:36 | 日々の生活
また 「むかつく」ジャンルの記事です。イーサンさんにバカにされそうですがw

昨日の夕方のこと 夕食の用意をバタバタしているときに携帯メールが届いた。

以下 ↓

メアド変更しま

今度からこっちにしてね
na★★ka.★o.shi@docomo.ne.jp


ああ、誰かがメルアドを変えたのね。と思った。私の年代のオバたちにもスマホの波が訪れ、それにともなってメルアドが変わりましたメールがこのところしばしば届くのである。
誰かしら?と見直すと名前がない。

あらら、あわてて自分の名前を書くのを忘れちゃったんだわね。(着物関係オバたちはパソコンとか携帯とかでこの手のトンチンカンは日常茶飯事である。返信して誰だか確かめなきゃ・・・)
チンジャオロースにしようとピーマンなど切ってる手を休めて(メールだとすぐ対応してしまうワタシはやはりA型人である) 
「登録しようと思いますが、お名前がありませんので教えてください」などとメールを作ってさあ返信と思ったが・・・

なんとなく違和感を覚えたワタシ。

なぜかっていうとですね、そもそものこのメールの送り先のアドレスが登録のないものだったのである。

変ではないか?・・・友人ならば(少なくとも一度でもアドレスを登録した人ならば)変更前のアドレスで送ってくれば名前が表記されるはずである。

「ヤッバ~」やっと自分がひっかかる所だったのに気付いて私は思わずつぶやいた。と 同時にじわじわ怒りが込み上げてきた。

これで返信したら その次の瞬間から雨あられのようにジャンクメールが送られてくるに違いない。

きっとアトランダムにアドレスを作ってメールをばらまき、実在のアドレスから返信があったものに色々ろくでもないサイト誘導メールを送ってくるためのひっかけメールに違いない。

改めて冷静に先方のメールを眺めたら 絵文字の使い方のだっせぇこと。 こんなメールを送ってくる知り合いはいない。
さらにこっちにメールしてね のアドレスを音で読むと 「ナカヨシ」だとさ。 いかにも怪しげ、出会い系疑惑がプンプンするではないか…


危ない危ない。
詐欺師は詐欺師なりに色々な手を考え付くもんですね。
みなさまもお気を付けくださいませ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショックだ

2011-10-27 00:58:43 | 様々な思い
多感な時期に愛読した本の作者の訃報ってかなりショッキングですね。

北杜夫さんを悼みます。

「楡家の人々」わかりやすい文章だけど深い人間観察。 傑作だと思います。

新潮で連載されているお嬢さんのエッセイに時々登場していたけど、あまり元気な様子ではないのはうかがわれたけれど、父とも同年代だから余計訃報が心に沁みる。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮面の男@ 雪

2011-10-26 17:04:41 | 日々の生活
ネット上の酷評に覚悟して行ったけど、あら 意外(っちゃ悪いが)面白かったやん。
最初の水戸黄門のおちゃらけはいただけないけど、後半に行くにつれ盛り上がったし…
音月さんも風格出てきたし、歌もうまいし、安心して見られる。
ただ二番手のあの人と娘トップはあれだけの美貌だけど、歌が残念…
やっぱり全部揃うってのは大変なことなのね、と妙に納得して帰り道。
寒い…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買い物→ギャラリー→イタリアン

2011-10-24 00:23:31 | 日々の生活
土曜日は娘と出かけた。

まず「ママにこういう恰好をしてもらいたい」とリクエストのあったブティックへ

 

このページは若作りだけど、孫娘からおばあちゃんまで着られる服をコンセプトにしているらしい。
サイズも5号から展開っていうから着られるんですけどね。
カジュアルのわりには高いんですよね、値段設定が・・・
それに今これといって着ていく目的もないし、なんとなく気が乗らなくて却下。
「せっかくコーディネートしてあげようと思ったのに。こういう素材が良くてシンプルな服を着てよ~」と言われるが、気が乗らない時は乗らないもんですよね。(セールの時にでも買いにくるか・・・)


その後ユ★クロでヒート★ックのセールをやってたので何枚か買い込み(これは必需品 これ無しでは冬は乗り切れない身体になってしまった)ムスメに
「こういうのは躊躇なく買うんだね」と言われる。



疲れたので駅ビル地下のハワイアンフードショップで娘のおすすめのドーナツとタピオカ入りのお茶で元気を取り戻し、

タイルの先生と待ち合わせの駅に

ここでは彼女が師事している先生の個展がまたもや開かれているのだ。

以前行った時 ★
この時よりさらにエッチングの作品が増え 場所を変えて個展。精力的な方である(見かけによらずw)
この前購入したトンボちゃんに魅せられたムスメももっと彼の作品を見たかったらしい。

今回は東京都下の某駅よりかなり歩いた住宅地の中のギャラリー
ここも素敵だった。

 

天井が高くシンプルな会場の中央にテーブルが置かれ、その上と壁面に作品が飾られていた。





これだけ集まると壮観でしたよ。



熱心に見入るムスメ



こんな昆虫採集風の飾りつけも

繊細 かつ ユーモラスな作品なのよね。

作品は作者を体現しております。

相変わらず飄々としていながらおもしろい方だった。

ダンスの予定があるムスメと別れ、私は友人と夕食へ。

彼女が指導して描いたタイルが看板になっているイタリアンへ。

数か月前にオープンしたお店である。(都内で3店舗め)



おしゃれなタイル看板

ここは美味!
しかもディナーのコースでも安い。しかもしかもワインはボトルで頼んでも安い。量は多いし材料も吟味してある(野菜の新鮮なこと)

 前菜盛り合わせと

 スモークした秋鮭を乗せたピッツァと
 レモンクリームのパスタなどシェアしていただき



満足して帰路に。

ここは私鉄の駅から徒歩15分くらい。この辺でチェーンで展開しているスーパーの一画にある。決して便利なところじゃないけど、周りに競合店がないのと団地があるので流行るであろう。
家からは車で行けば楽なので家族で来たいと思うけど、誰かがワインを飲まずにドライバーにならなきゃならないってところが問題である。
こうなると家族に下戸がいないってのは不便ですね。

同行のタイルの先生は不思議な人で、そう積極的でも前へ前へ出るタイプでもないんだけど、なぜかこういう所で友達ができちゃう人である。
この前の工房一周年でも気持ちの良い人たちが集まっていたし、このレストランのオーナーとも話しているうちに趣味が一致して看板を作ることになったり、自然に友達の輪が広がる人である。

この時も隣の席に可愛い二人の女の子を連れたイタリア人のマダムが 彼女の作品に興味を持って今度工房を訪ねたいってことになっていた。

この調子で生徒さんもたくさん集まればいいのですけどね。
この先クリスマス関連の作品も作れるので興味のある方は一緒に作りましょう!









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

問題発言

2011-10-19 21:56:22 | 様々な思い
チラチラ書いてますが そりゃー私は民主党って党は嫌いだす。
しかし 今回の平野復興相発言が一部騒ぎになったことは政治的な意味ってより人にものを伝える表現ってのの難しさっていう事から考えさせられてしまった。

以下 ↓  
「個人の思いが入ってしまった。心からお詫びする」
2011.10.18 22:53 (1/3ページ)[野田内閣]

 民主党参院議員らの研修会での発言について釈明する平野復興相=18日夜、福島県二本松市
 平野達男震災復興相は18日夜、自身の「私の同級生のように逃げなかったバカがいる」とした発言に対し、訪問先の福島県二本松市内で記者団に対し、緊急に釈明を行った。詳細は以下の通り。

 「今日の私の、東日本大震災の一連の報告の最後の部分だったと思いますが、今回の震災の教訓を生かさねばならないという話の中で、高台でここは大丈夫だといって波に飲み込まれた方もいる、その中に、逃げなかった方もいる-という話の中で、私の友人の、友人というより高校の同級生ですけどね。その話をして『バカなやつ』と言いました。

 この同級生は、高校の時の私の友人で、私(の出身高校)は水沢高校ってとこですけど、彼は陸前高田で、そこによく遊びいって、高田松原で一緒に遊んだ仲でして。

 今回、彼は高田で歯医者やってたんですけどね、逃げられると思えば逃げたんですけど、高校の時から、どっちかというと豪胆な男で、だいたい想像できたのは、こんな地震で大丈夫だといって、逃げなかったのは想像つくんですよ」

「そういう意味で『何で逃げなかったのかな』という思いはずっとあって、地元で話をするときに、『何で…、あいつはバカなやつだ、逃げなかった』と。どういう表現していいのか、残念だったという話をすればいいのか、逃げればよかったのにというふうに話をすればいいのか。この間の地元の同級会でもそういう話で、『あいつバカだった、なんで逃げなかったんだ』とちょっと言ったんですが、そのときの思いが今日の中にでてしまい、冷静に客観的にしゃべらなくちゃなんないところに、個人的な思いが入ってしまいました」

「逃げなかったバカなやついる」平野担当相 


この経緯を見ると 平野氏が津波の被災者に対しての許されざる発言とはとても思えないのですが。
むしろ この発言の裏には自分の幼馴染を失ったことへの慟哭が隠れていると思えるんですけど。

いつも思うんだけどメディアの伝え方も問題だよね。 バカなやつってところだけちょん切って流して 「これが問題視されてます」なんて解説する。そしてその前後に自民の大島さんあたりの鬼の首とったみたいに責めてる発言を入れる。

前後をきっちり把握すれば、普通に行間ってもんが読める人は これを被災者を軽視している発言って思わないであろう。
(前の担当相の松本氏はどう考えてもひどかったが)

自民党も自民党で こんなのを問題視してるヒマがあるなら もっと問題児が他にもたくさんいるんだからその辺をきっちり攻めていって欲しいと思う。


元々 自分が素直じゃない性格なので、感情をそのまま垂れ流せる人、うん、それはそれでうらやましいって所もあるんですが、それよりも、敢えて普段感情を抑えている人がつい本音を垣間見せてしまう場面ってのに心をうたれることが多い。

えーと 昔読んだ女流作家の短編でね、子供を失くした母親が 知り合いのお悔みの言葉に実に冷静に、うっすら笑みさえ浮かべながら答える。その相手が (この母親は子供を失くしたことが悲しくないのだろうか?)といぶかしみながら ふと母親の手を見ると そこに握られたハンカチが細かく震えているのを見て、彼女がとてもとても努力して感情を抑えていることを知る って話を読んだのですけど・・・

細かいことは正確じゃないし 誰の作品かと題名さえも不明 (岡本かの子じゃないかな?って思うのですが) この際もう一度読み返したいのでどなたかわかる方教えてくだされ。

要するに何を言いたいかって言えば、文学とか映画とかだったら哀切の情をそのまま「悲しい」だの「号泣した」だので表したらつまんないし薄っぺらなものになりがちですよね。もちろん政治家発言は文学じゃないけど、ちょっと考えればその人(この場合の平野氏)の感情は容易に推し量れるのに こんなに取り上げられて(しかもわざと誤解を招くようにそこだけカットされたりして)騒がれるようなことじゃないだろ と言いたい。

こんなことまで問題視されたら、どれだけ注意して言葉を選ばなければ何一つ言えなくなってしまう。
美辞麗句だけ、あるいは後で言質をとられないように本音を隠したどっちつかずの発言だけしか伝えられなくなったら 世の中もっとおかしくなりそうで怖いのよね。








コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームパーティー二連荘

2011-10-17 23:04:04 | 食べる
ちょいと更新がとどこおってしまった。 前記事にコメントいただいていたみなさま。返信が遅くなりすみませぬ。


★ この辺 や
★ この辺に書いたタイルの教室

早いもので一周年を迎えた。
ある資格を持っていてベテランの事務職をしていた友人なのに、今までの勤務先をきっぱりやめてこの教室にかけた彼女。背水の陣だったと思う。
しかし教室を始めて半年にあの震災が起こり、社会全般が自粛モードの中、一番初めに削られるのがこの手の趣味の分野。なかなか生徒も集まらずに大変だったと思う。
しかし彼女の地道な努力や友達の協力 まだまだ元気なこの辺の商店街という環境 ネット(フェイスブックなど)の影響によってジワジワ生徒や店の看板や表札などの依頼も増えてきたようだった。

そして先週金曜日 一周年記念のパーティーが彼女の工房で開かれた。

 

ポル★ガルタイルが好きって女性たち なかなか面白いメンツである。
スペ★ン専門の旅行代理店の社長 その友達のインテリアデザイナー 日本とポ★トガルの友好協会の女性
湘南の週三日しか開かれない超美味なケーキ屋さんの看板を作った女性はエッチング ギターなどのプロ。この辺の地方のお料理の先生も。この地方はもちろん アメリカや上海など住んでいた人たちが多かった。

みんなお互いの作品は垣間見ていたが(焼成のため預けている期間があるので)一同に会したのは初めてである。

やはり ラテンの地を愛してやまない人たちってどこかでラテン系なのだろうか? みんな明るくて積極的で社交的だった。よく食べ 良く飲み(8人でワイン8本空いた) よくしゃべり・・・
そして好奇心旺盛 人生を楽しむことに貪欲。
なかなか楽しい時間だった。多分また会う機会もありそうである。

そしてまた次の日。
今度は親友A家にお呼ばれ。ぶどう狩りに一緒に行った女性歯科医も一緒だった。

遅い夏休みをとってダンナとフランスに行ったんですと。そこでおいしいチーズとワインを買ってきたからおいでとのこと。
連ちゃんにもかかわらず(前の日にもさんざん飲んでるのに)行きますとも。行きますとも。



直径20cm以上はある丸いチーズ うす~い皮がかぶっていてナイフを入れるとトロリンと中身がこぼれてくる。それをおいしいバケットにつけてワインと共に食す。
ああ美味・・・



この子もチーズ好き。

途中でAオットが帰宅し、家のオットも職場より参加。
オットはワケあって車だったので当然ワインは飲めなかったが なぜかハイテンションでしゃべりまくって「プーアル茶で酔える局ちゃんオット」とみんなに言わしめる。
この日も私は酔っぱらいで(オットの運転で)帰り着いて撃沈。

先週は 木曜深夜に車で実家に帰り 金曜に母と病院間髪を入れずにまた東京に戻り すぐに一番目のパーティー
土曜の午前はA家に差し入れるおつまみ類を仕込み 午後一でジムに行き 夕方にA家 帰り深夜。

日曜こそはやりかけの夏物の整理をしちゃおうと思ったが 池井戸氏の 下町ロケットがあまりにもおもしろく止まらなくなってそれも放棄。
このまま予定が次々につまって年末までなだれこみそうな予感・・・








コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深夜ドライブ

2011-10-14 07:27:51 | 日々の生活
所用で実家にきています。
mini子を手放しpolo子に乗り換え初めての高速。
燃費はリッター17.9km/lでした。mini子は14km/lだったからだいぶエコにはなったかも。(ハイブリッドにはかなわないけど)
私のmini子は120km/h以上で安定して一番いい数字を出したおてんばさんだったけど、今度の子は90~100km/hで燃費が上がるおしとやかな子みたいです。
派手さはないけど堅実で、お嫁さんにしたら安心して〓をまかせられるってタイプな子かもね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入籍

2011-10-12 22:27:21 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ結婚までの道 vol.6

さて 昨日の日記の続きです。非慰安された社員旅行から心身ともに疲れて帰ってきて、オットと乾杯してまとわりつく犬たちをかまいながらまったりした夜を迎えようとしていた時のことであった。

ガレージの門が開く音がして自転車が止まった。友達と小旅行に行っていたムスメが帰ってきたのかな?と思っていたらドラであった。

「おー ただいま。俺さ、明日婚姻届出すことにしたからオヤジ、サインしてくれよ」

ひえ~ 唐突な・・・

しばらくするとM子もケーキを持って登場。

理由を聞くと、今居る独身寮を出て新居を探して契約して会社から家賃補助を受けるには入籍しなきゃならないんですと。
納得できる家が見つかってそこを押さえておくにはもう契約しとかなきゃならず、結婚式前に入籍するんですとさ。
M子はこの連休に自分のお父さんのサインと印鑑をもらってきて自分たちの分も書き込んであるらしい。後はオットが証人となってサインしたら婚姻届いっちょあがり ということらしい。

そういうことなら別に反対する理由もないけど 心の準備する余裕がないじゃないか。

オットも動揺したのだろうか?
書類を受け取って書き始めたのはいいが 「あっ 間違った!」と声をあげる。
自分の本籍を書く際に 東京都○○区××の○○区を書き忘れ、いきなり町名を書いちゃったらしい。
「んも~ どうするのよ」 と思わず責めた私に M子が冷静に
「大丈夫です。あと一通父がサインしたのを用意してありますから・・・」用意周到な子で良かった良かった。
オットは「このミスは一生、お前たちに言われるな」 と悔しそうであったw

ただその予備の方はムスコカップルのサインがなかったのでもう一度彼らも書かなきゃならないことになった。



真剣にサインするドラ。

届出するのは次の日にするという。「今日(10日)だったら覚えやすいのにね」と言ったら
「今日は仏滅だから一応避けといた。じいさんばあさんたちが気にすると困るだろ」という。
仏滅だ、大安だなんてまるで気にしなそうなアナーキーなヤツだったのにやはりオトナになったってことね。

M子持参のケーキを切って コーヒーで乾杯して二人の婚姻前夜を祝福。

「じゃ 明日早いから今日はこれで」と二人は仲良く帰って行った。

ふ~~ この日がドラが私たちの戸籍に居た最後の日か・・・
わかってた事ながらなんだか寂しいもんですね。 
この春、M子家族と会って二人の結婚承認食事会の後、1週間くらい落ち込み期間を過ごしたワタシだけど、今回は素直に オットと二人の前で 「良かったね、でもやっぱり寂しいわよ」と意思表明しておいた。 
そのせいか今回は落ち込みは少なそうである。

そして昨日の夜ドラから電話がかかってきた。
「仕事が終わってM子とおちあって、今届け出したよ」とのこと。
オットがおめでとうと言った後私に電話を替わったら 「お~ 今入籍したよ オカン さびしいだろ」とドラ。
何だよ、この上からの物言いはw

そんなこんなあって ドラの婚姻記念日は 10月11日となった。記念日研究家のいかまりさんによるとw この日はウインクの日だそうだ。

そして今朝、スマホを眺めていたムスメがすっとんきょうな声で 「えっ 兄ちゃん結婚したの?」とのこと。
昨日も遅かったのでこの経緯をムスメに伝えるのを忘れていたのである。
「兄ちゃんのフェイスブックみたら みんなが祝福してるよ。なんでそんな重要なこと私に話してくれないのよ~~」と怒っている。 確かに・・・ 
なんだかバタバタしていて娘に伝えるのを忘れておった。

ちゃんと妹にも報告せよとフェイスブックにコメントしといたそうだ。

そして、実家の母から電話がかかってきたので婚姻届のことを報告すると 母ったら
「えっ? 急にどうしたの? 子供でもできたの?」と。
「そうじゃなくてね、カクカクシカジカ・・・ できちゃったワケじゃないわよ」と説明すると
「あらそうなの。それならそれでもいいのにね、私は早くひ孫を抱きたいよ」との問題発言。

私がそんな羽目になったら大騒ぎしたであろうに 孫となると甘いもんである。

ってことでドラは私たちの戸籍から離脱した。

ここでやっぱり言っておこうっと。

ああ さびしい!

しかし、次は引っ越しだ。やっぱり多少は手伝うんでしょうねえ・・・ 

 

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しかった社員旅行

2011-10-11 23:48:41 | 
実はね、私のパート先の会社、5年ほど前をピークとして年々実績悪化。今年は震災の影響で東北支店も被害を受けたこともあり、かなりの赤字計上らしい。

だから経費節減で社員旅行もなかったんですけどね(5年前伊豆の高級旅館で豪遊したのが最後)
ただ、今年は20周年ってことで社長がどうしても旅行したい、旅行して営業のおっさんたちを慰労してカツを入れここらで業績を上向けたい ってことで計画したらしい。
私は遠慮したかったのですけどね 「局さん、楽しみやろ 10月10日は空けといてな」なんて社長から直々に言われて、その場で断れなかったのと、事務系正社員でこき使われてる私の友人がチャマ母(以下チャママと略す)と同じ部屋になって旅行先まで気を利かせすぎて疲れ果てるのが見えてたので、彼女のためと思い、「絶対お前つまんねえに決まってるんだから行くな」と言うオットを「止めてくれるなオットよ」と振り切り、出かけたのであった。

しかし、オットよ あなたは正しかった。

会社は縮小しているから5年前よりメンバーは少ないのだが、残った人は変化のないメンバー。今回不参加のパートのおねえちゃん以外40半ばのチャマが最年少という会社である。
社長 チャマ一族以外は人の良いオジたちなのだが、共通の話題もなく(唯一の趣味がパチンコとかだし)色々ワケアリビトも多く(ある朝突然 探さないでくださいという置手紙があって奥さんがオトコと逃げてしまったとか)あまりプライベートも話題にできないのである。

そのメンバーで行く社員旅行である。5年前のバブル旅行はまだお風呂や食事が豪華な点で楽しめたのだけど今回のホテルは多分前回の三分の一ほどの宿泊料であろう。

部屋の掃除はイマイチ 大浴場のすみには黒カビ、シャワーキャップもないのであせった。食事もさもありなん。マグロの刺身がレバー色しているようなラインナップであった。

私の前にはそのお膳、更に隣はチャマである。

楽しいのに決まってるではないか・・・ やれやれ・・・・

普段はなるべく見ないようにして自分の仕事に関係する時にだけは話すようにしているが 関係する時はチャマのポカが原因でそれを追及する場合が多いので 私とチャマのコミュニケーションは殆ど私が文句を言ってチャマが言い訳するというパターンである。
急に宴席で隣同士になってもその関係はすぐには変わらず いつまでもグズグズとカラオケの曲名を探して次の人に渡さないチャマに「AKB48にしたら トモチンてのが好きなんでしょ」などとマキを入れてしまった。 「えっ 別に好きじゃないっすよ 嫌いじゃないけど・・・。それにAKBの歌なんて歌えないし」とあせるチャマ。
なぜヤツがトモチン好きなのか知っているかというと ヤツと共通で使うグーグルの検索履歴によく「板野友美」ってのが残っているからである・・ 仕事中に遊んだら履歴くらい消せっつうの。

他の社員と話すでもなく社長にお酌をするわけでもなく、お膳の前にどっかり座りただ何もしゃべらずにつまらなそうに食べているだけ。アルコールに弱くビール2杯くらいで胸まで真っ赤。ホントにウドの大木というのは君のためにある。

次の日はチェックアウトの後に近くのアウトレットモールに行った。
私と友人は二人で回りたかったが チャママが全部くっついてきてうっとおしかった。おまけにみんなに嫌われているチャマも私たちがウィンドショッピングしている後を所在なさそうに着かず離れずについてきて 店には入らずに入口付近でつまらなそうに突っ立っている体たらくである。

チャママは「あんた何か欲しいものないの? 買ってあげるわよ」と世話をやきたがっていた。
チャマはつまらなそうに「別に欲しいものないよ」と言っていたので 「あら~~ 良いですねえチャマさん。せっかくなら買ってもらえばいいのに~~ 私もチャママみたいなママが欲しいわ~」と思いっきり明るく皮肉を言ったがチャママ チャマ親子には通じなかった模様である。

しかしそれはまだよい。ここでの問題は社長であった。アウトレットモールに1時間も居たらもう飽きてしまって「こんな所にいても仕方がない。新幹線を早めて帰ろやないか」と言い出したのである。言い出したら聞かないワンマン経営者である。
「仕方がないからみんなを撤収してとにかく駅に行こう」と言うことになった。
ところが携帯にかけても出ないやつが三人。「ロッカーに預けた」「電池がなかった」などと言っていたが、こういう時こういう空間こその携帯電話じゃないか ロッカーに預ける社員がいるってところで会社の明日は暗いですのう。
仕方がないので友人とインフォメーションセンターに走り 「迷子じゃないです 大人です」と言って館内放送してもらった。 やれやれ。
そしてやっとのことでみんなを集めて新幹線の駅についたのはいいが、新幹線の時間の変更はきかず(ツアーの時って変更できないんじゃないですか と一応言ったのにさ)自由席だったらOKとのこと。連休最終日で自由席の所にはもうすでに人が並んでいるのを見て、とにかく社長とチャマ両親の70台は座らせなきゃならないと みんな分かれて席をとってとにかく社長たちの席だけは確保しましょうね と ここでも仕切ってしまった。

しかもアウトレットモールで食べる予定だった昼食も食べそこね、おなかがすいているみんなのために友人はお土産に買った温泉まんじゅうを配り、私は東京駅近くでこのメンバーが入ってすぐに食べられるレストランを検索した。 オジたちがビールくらい飲めて、たばこが吸えて、和食以外っていうリクエストを聞いてそれなりのところを八重洲口近くで探し、社長に「東京駅降りたらここにしますかね?」と言ったら なんとチャマに ダメだしされたのである「局さん 構内じゃないと・・・ せっかく山手線はこの切符で行けるんだから一度出ちゃうとまた買わなきゃだめなんですよ」 だと。

そんなこたぁわかってるわい。 ただ東京駅構内ではこの人数ですぐに座れるところなんてほぼないだろうし、たかだか200円くらい浮くって話である。
怒り心頭に達しながらもかろうじて顔には出さずに 「じゃ チャマさん探してみてくださいね~ 」と言い置いて席に戻ったが いざ駅に着いたらすごい人。社長もこれじゃ無理とわかったらしく 「局さんが探してくれたところに行こうや」と言って最後はそのビアレストランでビールを一杯ずつ飲み、好きなつまみ系を頼んでタバコもすえてオジたちは満足そうであった。
チャマはこういうささいな所に非常にケチで、今回の節電流行りの折には嬉々として二本ある蛍光灯を一本にするとかセコセコ節電につとめていた。夏の間はそれでも良かったが、暗くなるのが早くなった昨今、やっぱり夕方になると事務所が暗いのである。
それに倉庫のエアコンのリモコンをどこかに隠してつけられないようにしたのには やはり怒り心頭に達した。常時人がいるわけじゃないが、締切で酷暑の密閉空間で力仕事をするオジたちがどんなに大変かわからないのであろうか?

自分が嫌になると調査もしないで計画を変えて社員を右往左往させるワンマン経営者。そしてそれに文句も言わずに諦めきって従うワケありオジたち。そして次期社長があのチャマ。
う~~ん 前から危ないと思っていたが多分この会社の将来はないであろう。 私が専業主婦になる日も近いかも・・・

ってことで慰安旅行どころでない社員旅行が終わり、夕方オットの待つ我が家にたどりついた時にはぐったりと疲れ果てていたのだが、この日はまだ続きがあった。
オットに簡易夕食を作ってやれ片づけようとしたところにドラが婚姻届を手に家に現れたのである。

どっひゃ~~ 

                 詳細 明日・・・







コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しい?社員旅行

2011-10-09 16:50:48 | 
パート先の創立20周年記念旅行で那須へ
社員旅行で温泉ってどんだけ昭和だよ…
ビミョーなホテルにチェックイン
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉様公演は美しかった

2011-10-07 23:07:23 | 見る(映画 劇場 美術館など)
一週間ほど前に実家の母より誘いがあった。

両親が仲良くしている友人夫婦(歌舞伎・舞台好き)が急用ができて確保していたチケットが無駄になりそうとのこと。
面倒ですが代わりに行ってくれないか? お嬢さん(ワタシね)もお好きだったでしょう・・・

とのことで手に入った玉三郎さん踊りのチケットである@日生劇場

ちょうどその日は弟が横浜出張と言うことで途中で降ろすから 姉ちゃん(ワタシね)そこまで迎えに来て一緒にいったら とのこと。

母と東京で会うのは久しぶりである。
今年初め癌治療をしてからやはり多少体力は落ちてしまったみたいだし、父を一人で置いていくのも心配だとも言う。
せっかくこういう機会が与えれたんだからちょっと美味しいものでも一緒に食べて楽しもうではないかいな。

母を新宿でピックアップして恵比寿に向かう。ウェ★テンホテルに

 こちら(龍★門)のチャイニーズのランチ。大好きです。
夜はなかなか行けないがランチのコースは充実のラインアップ ワインとビールもついていてお得感ある値段設定である。

 しょっぱなからこのエビのプリプリ感にやられる

この後2品くらいあったけど写真撮らなかった。大皿で運んできてちゃんとめいめいのお皿に取り分けてくれるのもめんどくさくなくて嬉しい。

 ワゴンで運んでくる点心を選ぶのも楽しいし

 このワンタンメンが絶品だった ワンタンもお蕎麦も ラーメンは苦手なので普段はほとんど外で食べない私が汁まで飲んだ。

 マンゴープリン エッグタルトなどのデザート盛り合わせ

 マンゴープリンが鯉の形に固めてあってかわゆい

ひ~ お腹いっぱいと言いながら母子で完食。

このホテルを出たのが1時頃。日比谷線に乗れば15分くらいで日比谷に着いて日生劇場まではすぐなんだから1時間もあれば余裕だと思っていたが。
母は思ったより歩くのがゆっくりになっていた。
恵比寿までは動く歩道があるからまだいいけど、私だったらさっさとその上を移動してしまうのに、じっと待機。駅のエレベーター待ち エレベーターのない所の階段は一歩一歩ゆっくりと登る。
つい何年か前 一緒にハワイに行って果物農園なんかを一日中歩き回っていた頃と やはりエライ違いがある。仕方がないことだけど、日一日と親が老いて行くのを実感するってさびしいもんですね。
「まだお宅なんて一人で歩けて劇場に行く気力があるだけいいわよ」なんて友達に言われたけど・・・

だから私だったら30分もあれば着くはずの劇場まで1時間近くかかってしまって開演時刻ギリギリになってしまった。 今度こういう機会があったらもう少し時間設定をゆったりさせないとダメだなって反省。

 隣(宝塚劇場)には良く来るけどこちらは久しぶりである。

客席は女性率多し、綺麗に着物を着こなした踊り関係 粋筋関係の人たちも見受けられ客席ウォッチングもなかなか楽しい。
ここで着物の会の友人に会う。日舞をやってる人なので参考になるのだろう。彼女には違う公演でも偶然会ったことがある。「やだ~ また会っちゃったわね」と二人で苦笑。

↓松竹のページより抜粋

 十月、錦秋の日生劇場にて「坂東玉三郎特別舞踊公演」を上演いたします。

 演目は『傾城 吉原絵巻』、『藤娘』、『楊貴妃』と、藝術の秋にふさわしい彩り鮮やかなプログラムをお楽しみいただきます。

 幕開きを飾る『傾城 吉原絵巻』は、傾城の華やかさと薄情な男につのる女性の想いをしっとりと魅せる、傾城物を新たに構成した舞踊です。玉三郎ならではの品格高い傾城の世界を、新たな装いでご堪能いただきます。

 また、変化舞踊の傑作『藤娘』は、数ある古典の中でも特に人気の高い舞踊で、数多く上演が重ねられており、玉三郎独自の世界が繰り広げられます。藤の華やかさと、玉三郎独自の美の世界をお楽しみください。

 最後は、中国に実在した絶世の美女を描いた『楊貴妃』です。人気作家夢枕獏が、長編詩「長恨歌」と能「楊貴妃」を巧みに綴り合わせ、新たに構成いたしました。京劇、能、歌舞伎舞踊を融合した、玉三郎の魅力に溢れた一幕です。方士には坂東彌十郎が出演いたします。

 格式と歴史の刻まれた日生劇場で、別世界へいざなう「坂東玉三郎特別舞踊公演」にどうぞご期待ください。


 傾城

 藤娘

 楊貴妃

舞踊だけでせりふはない。
幕が開いて玉さまが立っているだけで客席がどよめく。
ホントに美しかったです。

しかし、しかしである。この日はマジメにイヤホンガイドなど借りて解説を聞きつつ見ていたのだけど、日本舞踊ってのはかなり意味深なのね。
この日の演目で一番気に入ったのは藤娘なのだけど

wikipediaより ↓

 歌舞伎舞踊の藤娘 [編集]1937年(昭和12年)に六代目尾上菊五郎が、五変化舞踊のひとつだった藤娘を独立させ、長唄の間に「藤音頭」(岡鬼太郎作)を挿入し、舞台演出を一新して上演したもの。藤の絡んだ松の大木は、松が男を、藤が女を象徴している。筋は、藤の絡んだ松の大木の前に藤の枝を手にした藤の精が、意のままにならない男心を切々と嘆きつつ踊る。やがて酒に酔い興にのって踊るうちに遠寺の鐘が鳴り夕暮れを告げると、娘も夕暮れとともに姿を消す、というもの。

松の緑と華やかな藤の房が垂れ下がる舞台なんだけど 松の大木が男 それに絡んだ藤が女を象徴してるってなると意味深じゃありませんか?

歌詞もさらに意味深でござるよ。

 若むらさきに とかえりの 花をあらわす 松の藤浪
人目せき笠 塗笠しゃんと 振かかげたる 一枝は
紫深き 水道の水に 染めて うれしきゆかりの色に
いとしと書いて藤の花 エエ しょんがいな
裾もほらほら しどけなく
鏡山 人のしがより この身のしがを
かへりみるめの 汐なき海に 娘すがたの はづかしや
男ごころの憎いのは ほかのおなごに 神かけて
あはづと三井(みい)のかねごとも 堅い誓いの石山に
身はうつせみの から埼や まつ夜をよそに 比良の雪
とけて 逢瀬の あた妬ましい ようものせたにゃ わしゃのせられて
文も堅田の かただより こころ矢橋の かこちごと
松を植よなら 有馬の里へ植えさんせ
いつまでも 変わらぬちぎり かいどりづまで よれつ もつれつ まだ寝がたらぬ
宵寝まくらの まだ寝が足らぬ 藤にまかれて 寝とござる
アア何とせうか どせうかいな
わしが小まくら お手まくら
空もかすみの夕照りに 名残惜しみて 帰る雁金 


長唄に挿入される藤音頭 更に直接的でございます

 藤音頭

藤の花房色よく長く
  可愛いがろとて酒買うて 飲ませたら
うちの男松に からんでしめて
てもさても 十返りという名のにくや
かへるという忌み言葉
はなものいわぬ ためしでも
しらぬそぶりは ならのきょう
松にすがるも すきずき
  松をまとうも すきずき
好いて好かれて
はなれぬ仲は ときわぎの たち帰えらで
きみとわれとか おゝ嬉し おゝうれし 


ってなもんです。

イヤホンガイドのおばさん(失礼)も 「今まではオトコを知るまでのおぼこいムスメ、これはオトコを知ったあとのムスメの踊りです」なんてきわどいことを淡々と解説。

遠い記憶では中学くらいの時にのちに名取となった友人がこの踊りを踊ったのを見た覚えがある。
その頃(今でも読まなきゃわかんない)は当然長唄の意味なんてわからなかったし、踊った本人もこんな意味なんてわからず踊ってたのじゃないだろうか?

恋愛とかそれにまつわる色んなカンケイとか 昔も今も普遍的だし、芸能や芸術ってのはそれがなきゃ成立しないもんなんですね~って改めて実感。
こういう事がわかるのってやっぱりある程度年齢と経験必ってことですね~
と思えば 年取ることの味わいもあるもんですね 同年代の皆様。













コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペットボトルあれこれ

2011-10-05 22:18:40 | 日々の生活
この夏、娘とはまっていたもの・・・
それは炭酸入りのミネラルウォーターである。
冷やして飲むとおいしいんですね、これが・・・
暑かった夏には断熱素材のペットボトルホルダーに入れて必ず持ち歩き、夕飯時にも食卓に載せた。
休肝日にもこれだとなんとなくアルコール代わりにもなるし、料理の味に影響ないし、炭酸がお腹を多少なりともふくらましてくれるおかげで食べ過ぎ予防にもなる気がする。
オットにも勧めて三人でせっせと消費していた。

しかも円高のせいもあるらしく、最近この手の並行輸入品が安いのですね。ネットだと500mlで24本入りが1500円以下で買える。それで送料無料、ポイント10倍なんて時をねらって楽天やアマゾンでせっせと買っている。
この重いのを持ってきてくれる宅配のお兄さんには悪いがいつもガレージに積んでもらって楽もさせてもらっていた。
家のガレージは高さが160cmしかないので(私は影響ないがw)一度 「そこに運んでもらえる?」って頼んだお兄さんがガレージの入り口に思いっきり頭をぶつけて(ごわんわんわんわん~~ と建物に反響するくらいの音がしたっけ)非常に気の毒な時もあったが・・・(あの時の飛脚の兄ちゃんごめん、荷物を降ろした後に頭を抱えて痛みをこらえていたっけ)

そんなわけでペットボトル飲料を結構多量に消費してるって時点でエコに反すると思うのですが、せめてもの罪滅ぼしで キチンとリサイクルには貢献しようと思っているわけです。
ってことで資源ごみの前の日、大量に出たペットボトルのゴミ出し準備って作業ってのが私に課せられるのである。
これがめんどくさいんだよね。
キャップは別にして区域センターに持っていく(たくさん集まると何かを買えるらしい)
そして周りの包装を取り去る。それが問題

家で良く買うのは



サンペレグリノって言うイタリアの水だけど このラベルは紙でボトルにしっかりとくっついている。爪で剥がしても絶対きれいに剥がれない。しかも三か所にしつこく張り付いている。
これを剥がすのには一晩水につけて紙をふやかし、完璧に剥がすのには金属たわしでこする根性が要る。



こっちはアメリカの水 クリスタルガイザー このレモン味やライム味にはお世話になった。

これはラベルは紙ではないのでまだマシだけどしっかり食いこむようにボトルについていて、素手で剥がすのはまず無理、鋏の刃をこじ入れるかカッターナイフで切りこみを入れるというひと手間がいる。



これはミネラルウォーターではないけど韓国市場で買ったアチムヘッサル。いわばお米のジュースである。案外さっぱりとして一時はまった。

これはご丁寧に上部のラベルはピッチリとボトルに食い込んだようなプラスチック包装 おまけに下部には輸入販売元が書いてある紙のラベルもついているというしろもの。キッチンばさみで上部の端をこじあけ、下部のラベルを爪でひっかいて取るという二重手間を強いる。眉間のしわが増えるっての。
こんなことで増やしたくないっての。



一方これは日本製のスポーツ飲料。周りの包装が取りやすいように二重のミシン線が入っている親切さよ。
これに限らずお茶でもジュースでも殆どが包装を取りやすくする工夫がしてあるのはみなさまもご存じのことであろう。

素晴らしき日本のホスピタリティー。

他の国の飲料なんて飲んでみると、いかにこれが親切なことかと思い知る。しかしこういうのに慣れちゃうとちょっと不便なものだと文句を言いたくなっちゃうってのもある意味困りものかもしれないけどね。
世界基準はもっと不親切みたいだから。





コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドレスを選ぶ

2011-10-03 00:23:46 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ結婚までの道 vol.5だったっけかな?

来春結婚予定のドラ(息子) 式場も決まった。
となると式、披露宴の重要事項(特に花嫁さんにとっての)は衣装選びである。
未来のお嫁ちゃんM子はその衣装選びに私にも声をかけてくれた。良くできたお嫁ちゃんである。
あちらのお母さんもいらっしゃるとのこと。
もしかしたら母娘水入らずで選んでもらったほうがいいのかな~?などと気も使ったのだが、せっかく誘ってくれたのだから行かせてもらおうと思った。
娘の時の参考になるかもしれない(こっちは未定だけど・・・)
オットは「お前さ、行くのはいいけど指図すんなよ。仕切るなよ」などといらぬ指導を・・・。
「わかっとりますよ。褒めりゃいいんでしょ ひたすらいい未来の姑に徹するよ」と言っていたら、娘が「私も行きたい~」と言い出した。
まあ服飾関係は娘の得意分野。一人M子と同年代の子がいた方が参考になるし、場も和むかもしれない。
M子ちゃんにお伺いをたてたら「もちろんいらしてください」と快諾。
日曜日の朝、二人で銀座へ。

この日は某デパートのブライダルサロンと某老舗美容室の衣装サロンに行く予定。

M子母さんとは5月以来の再会である。10時待ち合わせだったのでいらっしゃいませのMデパートのお出迎えをなんだか気恥ずかしく受けてサロンへ。
こちらはアルバムを繰って目についたドレスを選んでそれを試着させてくれる。

最初に選んだドレスの試着。試着室に係りの女性と入ったM子ちゃんはなかなか出てこない。どしたんだろ?と思っていたらカーテンが開いた。簡単に髪もアップに結ってもらっていたらしい。

 

んま~ かわゆい!
オットに「ほめときゃいいんだよ 褒めるんだぞ」と釘を刺されていたが、お世辞じゃなく可愛い!

 

華奢な身体に繊細なレースが良く似合う。

 

こちらではこの三点試着した。

次の予定まで時間が空いたので隣の寿司店でランチをいただきお茶しに。そこへドラが登場した。
「すごく綺麗だったよ」とM子写真を見せると
「おっ 可愛いじゃん」と余裕の口ぶりだったが内心嬉しそうなのを隠せない様子だった。
しかし、さっき選んだドレスの見積もりを見て 「たっけぇ」とつぶやいてはいたw
次の所にも付き合うのかなと思ったら 「今日は女性陣でどうぞ 次の時には付き合いますから」と帰って行った。

 こちらのサロン。さすが老舗って感じの上品な店舗。落ち着いた感じの黒服上下の係りの人に迎えられる。

 こちらは i-padの画像から気に入ったものを選ぶ。

さっきの所でだいたい似合うのの見当はついていた。華奢体型なので大人っぽいものよりお姫様系の裾がフワっとして胸元も露出するよりちょっと隠れ目でちょっと袖がついているほうが似合いそうである。

こちらでは5着試着したけど似合ったのはこの二着だった。

こちらと
 

こちら
 


昔、実家のピアノの上に置いてあったフランス人形みたいだった。

私は最後から二番目のが気に入ったのだけど、M子は一番最後のが気に入った風である。
こういう時には「どっちもお似合いよ」と言うのが姑的には正解なんでせうか?
最後のも柔らかい雰囲気で素敵だけどね。

途中ランチとお茶で2時間ちょっとの間は空いたものの こちらのサロンを出たらもう5時、秋の日は気忙しく暮れかかっていた。

結局この日はめぼしはついたものの結論は出なかった。今の人って決定までに何度も足を運ぶのですって。
自分の時を思い出すと、やっぱり母と姑と三人で選んだけど式場のレンタルサロンに行ってその場で洋装と和装をさっくり選んで一日ですませた覚えあり。
最近の子ってこだわるところには徹底するのね~

まだこの他にカラードレスや二次会の衣装も決めなきゃならないし、彼女のが決まってからドラのものや両家の両親のものを決めなくてはならないし。

デパートの方では一人で来て自分の衣装を決めている男性がいたけど、娘がそっと「兄ちゃんにはああいう白いタキシードはやめさせようね、絶対似合わないから」とささやいた。
確かに白いタキシードが似合う日本人♂ってのも珍しいであろう。
ドラは元々服装に無頓着。どんなのを選ぶのかしら?



そして私たち両親のものもパンフレットをもらってきた。
私は自前の留袖を着る予定だがオットはモーニングを借りなきゃね。絶対似合うのは羽織袴だと思うけど・・・

あ~ 楽しいことは楽しいけどまだまだ決めなきゃならないことが多すぎて疲れそう・・・









コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Gちゃんと半年

2011-10-01 00:38:13 | 家族あれこれ(犬も含めて)
去年のクリスマス生まれの我が家の二匹目のM・ダックスGちゃん。

我が家の一員となって半年が過ぎた。
6月に避妊手術をしたけど、その後の経過も良好で、毎日元気すぎるほど元気ですくすくと成長してくれた。
もう9か月になるのでだいたい成犬の大きさになったのだろうか?
先住犬のPちゃんより大分骨格も小さくスリムである。
一度もシーズンを迎えず避妊してしまったため なんとなく中性的で幼い感じが残りそうな気配、不思議な美犬の雰囲気である(ヘイ 飼い主バカです)

 ちょいとキリっと

 なんとなく間抜け顔

 いつもPちゃんか人間にくっついている甘えっ子

 お風呂場をのぞきにくる なぜかシャワー好き シャンプーしていると割り込んでくる変な犬

あの震災後の不安な日々、この子が来たことで癒された私たちPちゃんもすっかりなじんで頭に乗られようが、自分のおやつの分け前をぶんどられようがひたすら諦めの境地のようだ。

体重が軽いせいか、昔のPちゃんより身軽である。テーブルの上に乗るのも軽やか(悪いってことは知ってるから人のすきを見て軽々と乗っかる。食卓の椅子に座っている人の膝の上にも軽々と飛び上がり着地する。
そしてイタズラも激しい。靴を何足 スリッパを何足ダメにされたことか。オットの仕事で使う本やファイルなども犠牲になった。知らないうちにバッグにも歯型をつけられ、ムスメが悲鳴をあげたこともあった。



しかし、この人を信用しきった寝姿をみると何もかも許してしまう。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする