局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

嬉しい食卓

2014-01-28 23:21:04 | 家族あれこれ(犬も含めて)


成田の到着ロビー ここで家族を迎えること、もう何度経験しただろうか? たいてい荷物のピックアップのあたりから無事ついたよというメールをもらってここにいるんだけど、ほっとしてから顔見るまでのワクワク感がいつもここにある。
一年半ぶりのドラ帰国

他の人はきちんとしたスーツ姿が多いのに上下ジャージという(それも派手な紫の)ゆるい恰好で出てきたドラ。

「なんであんな窮屈な格好で飛行機乗るのかなあ。14時間も乗るのになあ。俺だけだった、ジャージは・・・」
相変わらずである。

途中姑の所に立ち寄る。姑も嬉しそう。思いなしか背筋も伸びて歩く姿も元気になっている。孫効果。



犬たちはドラのそばを離れず ドラも嬉しそう。「よく生きててくれたなあ」 と16歳の老犬を撫でて感慨深げである。
ついでに姑もワタシの両親も生きてて良かった(みんなそういうお年頃)




娘も帰ってきて久しぶりに家族四人が一緒に食卓を囲めた日(何日ぶりだろう?) こういう時は鍋ですね。

お歳暮にもらっていた選べる食べ物ギフトからこの日を指定して届いた松坂様を放出。



わ~い! 日本の肉だ 霜降りだと喜ぶドラ



ワインもとっておき。これは美味しかった。芳醇なカシスの香りが甘い味付けの牛肉にマッチ。



日本酒も大吟醸を放出



良く飲んで良く食べて良く話した夜。

ドラが飛行機で14時間という遠くに行ってしまって、なかなかウチに帰ってくることが困難になる前には「家族でご飯」ということが、こんなにもスペシャルになるとは思わなかった。
なんでもないと思っていたことが幸せなんだなと気づかされる。この一瞬一瞬をじっくりと味わって記憶に刻みこんでおきたいと思う(だからこうやって書いてます。自己満足にすぎなくても)

ご飯が終わって落ち着いて

「オレ、ドンキとコンビニ行きたいんだよ ○○(妹)付き合えよ」

どうしてドンキとコンビニ? って同じようなタイプのショップがあちらにはないんだそうだ。

「お前も夜ドンキに集まるDQN風な格好しろよ」と妹に無体な要求をして、それに乗るムスメはストリートダンス系のダブダブのジーンズを腰パン風に履いて

ホントにドンキに集まるヤンキー兄妹そのものって感じで
「チャリで行こうぜ ニケツする?」という兄の提案はさすがに断り、夜ドンキに行って 何やらくだらないものを色々買い込んできたらしい。

そのまま昔のようにふざけあっている20代も半ばをすぎた兄妹。
ドラが帰ってきて一番喜んでいるのはムスメかもしれない。







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ムスコが帰る

2014-01-25 23:09:10 | 家族あれこれ(犬も含めて)
フランス日記はひとまずお休みして(落ち着いたら再開する予定ですが)


明日 ムスコが帰ってくる。免許の更新その他のための一時帰国である。
一昨年 成田でトロント行きの搭乗口まで送ったのが彼を日本で見た最後。1年半ぶりの帰国である。

既に書いたが、それに伴い お嫁ちゃんのM子は10日ほど前から先に帰国して、私とムスメの留守中にはウチの犬の面倒をみていてくれた。

その時に お土産の先渡しをしてくれたのである。
ワタシにはレターセットとか調味料とかといったもの。

ムスメには・・・・

4Classic Jokes と書いてある箱



アホらしいったら



プープークッション



虫のおもちゃが仕込んであるダミーの氷



引っ張ると指を挟まれるガム



釘がささったように見える包帯


・・・・・アホだ  これで9.95ドル

おととしのクリスマスのムスメへのプレゼントは 恐竜の骨発掘セット(土の中に恐竜の骨が入っていて土を崩しながら取り出していくおもちゃ)であった。
その時はムスメは実に喜んだのである。(キャンプでみんなで発掘ごっこして盛り上がったそうだ)
しかし 今回は・・・

「ええっ 何これ~~ アホらしすぎるよ!いらない・・・・」

息子 はずしたなw


それはともかく やっぱりムスコが帰ってきて久しぶりにウチに滞在するってのは嬉しいものである。

何か食べたいものあるかなあ? M子も一生懸命ご飯は作ってくれているみたいだけど、やはりムスコの小さい時から好きだったワタシの味、たまには食べさせたいではないか。

で、昨日の夜、lineで聞いた。

「何か食べたいものある?」

「なんでもいいよ。オカンの料理なら何でも楽しみだ」

ふ~~む。 営業力に磨きがかかってますなぁ このジジババ殺し!(ここで単に感動するかあちゃんじゃないところがワタシなのですが)

と なんだかんだ思いながらも ヤツの好きな きんぴらごぼう レンコンのアンチョビ炒め ドライカレー ラタトュイユ(あとでオムレツに入れるのも) 味噌味の焼き豚・・・ などの材料をスーパーで買い込んだワタシであった。
しかしどれもお金がかからないもんですね。

そろそろフライトである。無事に着きますように。



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地下鉄物語

2014-01-23 19:15:31 | 
一昨日午前中に無事に成田について その後ムスメの運転で無事に帰宅。
荷物の整理をしたり留守の間のフォローをしたりして旅行前と同様に忙しさが続いている。

今週末にはムスコが一時帰国する予定だし、今年はずっとこの慌ただしさが続く予感がする(まあ動けるうちは動きましょう)

パリゴージャス話も早く書こうと思いつつもその前にちょっと脱線。

ゴージャスな体験というのは実は他力本願の経験だったわけで、某パーティーに招かれたのである。その日一日は昼夜に渡って今まで足を踏み入れた事のない所に行けてありがたかったのであるが、それ以外の日は、殆どムスメと二人気楽にパリ観光をして過ごした。
ワタシは前回に行ってもう一度行きたかった所や行けなかった所、ムスメにぜひ見せたい所などピックアップして、方向感覚の良いムスメが地図を見て交通手段を決め、訪れる順番を決めるといった感じであった。

ホテルがオペラ地区で、メトロの大きな駅がすぐ近くだったので そうなると殆ど地下鉄移動が便利ということになった。

しかし、この地下鉄の件で、私たちはかなり色んな人から脅かされていたのである。

あんまり直接に脅かされたとかの話は聞かなかったが、とにかく多いのがスリの被害の話であった。

旅行会社から注意もしつこくされた。車内の混んでる所には立たない、ティーンエイジャーの女の子たちが集団でいたら、ほぼスリと思って間違いない(言い切った) リュックもショルダーも地下鉄の中では前に回して持つこと! スマホ(特にアイフォン)は盗まれやすいから注意、
使っていると横からひったくられることもある とか

また、私の知人(オルフェーブルのおっかけ)は去年の秋、一週間の滞在で二度スリにあったそうだし、ムスメの友達は黒人に財布をすられた後、目の前にその財布をひらひらされてせせら笑われたあげくに逃げられたとか・・・ こちらにコメントくださるYUMAMAさんのお嬢さんもスマホを取られてその後使われていて大損害だったとか・・・

ここまで怖い話を聞けば女二人 ビビるではないか・・・ しかしだからと言って全行程をタクシーを使うほど太っ腹じゃなく(タクシーも東京ほど使いやすくない)そう言われたら注意して臨めばいいじゃないかと思う案外チャレンジャーな母娘である。



それに乗り方も結構単純。どこまで乗っても乗り換えても同一料金。1・7ユーロ。10枚つづりのカルネってものを買うと13ユーロ。
乗る時だけ自動改札に通して降りる時にはそのままスルー(時折検札があるので降りるまで切符は持っていた方が良いそうだけど)
路線表示は最終駅だけ 殆どの路線で駅名のアナウンスはないが駅の表示はかなり大きな字で書いてある。
最初は路線図を読み取るのはめんどうかなと思ったが、パリの駅名ってフランス料理屋とかお菓子屋とかの名前として日本でもなじみのあるものが多いもんです。通りの名なんかもしかり。
少なくともソウルで地下鉄に乗った時、ハングルが全部同じに見えて降りる駅を見つけるのが大変だったのより全然わかりやすかったのである。

としても、やはり女二人、ブランドモノは持つな、なるべく質素な格好の方がいいよとのことでユニクロ90%に身を固め、取れるもんなら取ってみやがれパリのスリ野郎!とばかりに目力を極力鋭くして乗り込んだのであった。

しかし笑っちゃうのは、この地下鉄って駅に着いて完全に停車する前にドアが開くのですね。
それも結構ドア付近に人がすし詰め状態でもなんのことなく開く。当たり前の顔している人々。
日本だったら大ブーイングであろう。
それも開ける閉めるは乗客が自分でするのである。もしかして走っている状態でもドアは開くのだろうか?さすがにそれはないよねぇ?



そして今回最初に乗った地下鉄、オペラからモンマルトル方面へ行った時だった。
さっきも書いた通り、舐めんなよ、スリ野郎!の気構えの時であった。入口付近の座席が空いたので座った所 ちょうど乗り込んできた中年パリジャン。ワタシの顔を見てニッコニコする。(なんだよ、こいつ・・・)と思いつつ知らん顔していると手にしているクロッキー帳を見せてくる。そこには色々な人のデッサンが描いてあった。(こんなの見せてスルつもりじゃないだろうな)と思いながらもバッグを抱え直してチラ見すると あら上手じゃないの。
その中年オジはワタシの前に座っていたアラブ系の美女にも思いっきりニコニコしてちょっと離れた所にいたおばあさんをデッサンしはじめ、思いっきりお尻を大きくデフォルメしたものをあっと言う間に書き上げ、どうだ? とワタシに見せてきた。それがうまいしオシャレだし面白いしで またもバッグを抱え直しつつ トレビアン あんたは画家か?とテキトウな仏英混合で褒めてみた。
嬉しそうなオジ。そしてズボンのポケットをガサゴソさせて、取り出したのはガム。自分のを一つ取って残りを私にくれるという。
いいよ、いらないよ と言っても 取っとけよ(推察)と言った感じでなおもすすめてくる。
それで一つもらって口に入れるとウインクして次の駅で降りて行った。

ガムはワタシの嫌いなアニスの香りがしたが、パリだな~ と思った。

あとパリだなぁと思った所

それは音楽である。地下鉄構内に降りて行くと音楽が聞こえてくることが頻繁にあって、それは生演奏である。
この旅行で見たのでは、ギター、クラリネット、ヴァイオリン、アコーディオン 年代もさまざまな人たち。
その人たちが構内や電車の中でも演奏をしている。
それがかなりのレベル。構内では自分の演奏のCDなども傍らで売っている人もいる。

最終日にムスメとセーヌ河のクルーズをした後、ちょっと遅くなってエッフェル塔方面から乗った地下鉄。物悲しく気だるいシャンソンを演奏するアコーディオンの演奏が忘れられない。まさに おフランスだね~と感慨にふけった夜であった。

(後で調べたら、地下鉄で演奏できるのはオーディションに通った人たちだけなんだそうだ どおりで上手なはずである)












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やっと行けた

2014-01-19 05:04:47 | 
パリについて3日め

この日はランチにお招きされていたので、それまでの時間にオペラ座の中を見ることにした。
一昨年来た時は何かのイベントがあって来られなかったのである。
その時のがっかりさ。



しかも今回はムスメと一緒。
彼女は高校生の時にオペラ座の怪人のミュージカルを演じている



親子ともに感慨深いものがあった。



舞台のある劇場内部は見学者でも覗けるのだが、この日は照明のリハーサルのようで、暗くてよく見えず…






あの有名なシャガールの天井絵も暗がりにうっすらと浮かび上がるだけであった。







しかし、何処を見ても細部までのゴージャスさ!

あまりに凝って工期も予算もかかったので、この仕事のあと設計者に仕事が来なかったとか言うのもうなずける気がした。

この日は見学者もとても少なく、いくつかの部屋は私たちしかいなかったりもしたが、ここにふいにファントムが現れてもおかしくないような気分にもさせられた。



すっかり満足して&ゴージャスさに酔ってメトロに乗って私たちはモンパルナスへ。

しかし、これからもゴージャスてんこ盛りの旅は続いたのである。

色々支障が出ると困るので、この辺は後程編集しながらゆっくり書きます。

しかし、オフシーズンのヨーロッパって観光客が少ないこと。
今年は暖冬らしく、思ったより寒くないし(ホカロンとヒートテックで汗かいたワタシ)





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昨日をさくっと

2014-01-17 02:12:08 | 
朝イチで地下鉄に乗ってエッフェル塔へ、ムスメは初めてなので



行列もこの程度











やっぱりパリの風景はステキねー

市内の遊覧バスに乗り



ノートルダム寺院界隈へ



ギャルソンがイケメン揃いだったカフェに入って





巨大なクロックムッシュとシャルドネのランチ







寺院の中に入ってバラ窓をうっとり眺めて







色んな店をひやかしたりひとびとをながめたりして



ギャラリーラファイエットへ。
今パリはsol中で人出すごいです。
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通信状況

2014-01-17 01:22:15 | 
海外旅行の際、もはやスマホは必需品である。
特にワタシのように超がつく方向音痴にとっては…
Googleマップに頼りまくらないと、自分のホテルにも辿り着かないんだもの。

その他、こうやってblogアップしたり、日本の家族と連絡するためのlineやSkypeにも使うし。

しかし、ムスメもFacebookだのインスタグラムだので使いまくるだろうし、そうなると、1dayナンチャラというdocomoの新しいプランだと通信量が心細いし24時間超えるごとの設定もいちいちめんどくさいし…
かといって二人で海外パケホだと1日4000円くらいかかるし…とケチな私は考えたのである。

そしてこれ借りました



海外専用のポケットWi-Fi。これだと一週間借りて補償も入れて7000円ほど。
これ一つで通信機器が5台繋げるんだって。

使ってみたら便利です。
スマホ、家のWi-Fiで使うより反応速い。
昨日は朝8時から夜の6時までバッテリーはもった。切れそうになったら充電はスマホのと共通である。



ホテルの部屋のコンセント回りは大変なことになるけど。
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ホテル着

2014-01-15 19:51:18 | 
ここのところ、海外旅行の飛行機は満席が多かったのだけど、今回はさすがオフシーズン。
成田もガラガラ、チェックインもガラガラ
機内に入ったら空席の方が多いので、手すりを上げて二人で3席確保して寝られた。これならビジネスじゃなくてもいいよね、と乗る気もないのに言ってみた母であった。



機内食はこんなもんだけどエアカナダよりははるかにましであった。パンが美味しいだけでありがたい。

パリは曇りで、ときおり雨がぱらついたような気配あり。
寒い寒いと脅かされて山ほどヒートテックとカイロを持ってきたけど、今朝の東京と成田の方が寒かったみたい。

ホテルは街中の小さなホテル。
一昨年のチェーンのものよりパリっぽいのはいいけど設備はイマイチかも。
まだこっちの時間じゃ20時だけど、さすがに疲れたのでひとまず寝ます。
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さておフランスへ

2014-01-15 12:18:02 | 日々の生活
いってきまーす!
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観劇二つと新年会

2014-01-14 20:03:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
忙しいとあせりながらも 年が明けてから去年より予定していた観劇二つこなした。

この二つが両方当たりであった。

まず 宝塚



雪組公演 

ミュージカル Shall we ダンス? / ショー Congratulations 宝塚!!

一番好きな男役の壮様の居る雪である。壮様の端正さもさることながら、この役柄の生真面目なところがはまって良い味を出していたと思う。

またこの所の脚本と演出にガックリさせられていた作品がいくつもあったが、こちらは楽しかった。原作と場所(NY?設定)が違うだけでほとんど筋は忠実になぞってあったので、面白いのは当然だけど、宝塚的おおげさすぎるだろの違和感もない安心感。これなら初宝塚観劇の友達とも安心して観られると思った。

そして今まで知らなかったオトコ役の夢乃聖夏さん 映画では竹中直人が演じているコミカルな役だったがこれがホントに面白かったのである。脚が極端に長くてダンスも上手そうな人だけど、三の線に徹している演技。この方が出てくると客席のテンションが上がっていた。
そしてショーでは二の線で華麗なダンス。この人は注目だわ。遠くはない未来にトップになるんじゃないだろうか? 男役二番手(今回は娘役の主役)の人より色んな意味でずっと目を引いていた。

あと美涼亜希さんの歌とダンスの安定感。彼女が歌うと空気が変わる。大御所感すらあってそれがほんの少し昭和のしっぽを感じる。それはそれで舞台に重みを添えていいと思うが、夢乃さんともう一人の冴えないサラリーマンを演じた鳳翔さんの二人は完全に現代っ子で日本人の進化系みたいでスタイルからして未来っぽいのですね。
雪組、これから楽しみである。

そして脚本演出家は割に若い女性みたいである。小池さん以外の大御所の演出、某女性の二代目演出にこのところガックリだったので今後期待してしまう。オリジナルも書ける人なんだろうか? これからこの人は注目しようっと。

久々に宝塚がおもしろかったのでついいらないことも書いてしまった。


そして浅草歌舞伎 これも毎年恒例である。

いつもお天気に恵まれてまず女子チームは浅草寺でお参り。

 新しくなった提灯だけど

 下の部分がこんな風に彫刻されているのは知らなかった。

 
午前中から人でいっぱいの仲見世を通り 舞台友N 建築士Nちゃん Mちゃんとお線香の炊き台前でおちあってお参りをすませる。



途中行列が出来始めたメンチカツ屋さんの前で Mちゃんが「ここおいしいんだよ」と言うので家族のお土産分を買い込み
「これ匂うよね~ コインロッカー入れようか」と言いながら公会堂へ

 

持ち帰りは珍しく揚げたてのを紙に包んでそのまま食べる人が大半。それが一番おいしいのであろう。
ウチでオーブントースターで温めたのも案外いけたけど。

今年の演目は



第1部

お年玉〈年始ご挨拶〉この日は愛之助さんだった
   

源平布引滝
一、義賢最期(よしかたさいご)
   
木曽先生義賢 片岡 愛之助
九郎助娘小万 中村 壱太郎
待宵姫 中村 梅 丸
百姓九郎助 嵐  橘三郎
葵御前 上村 吉 弥
下部折平実は多田蔵人 中村 亀 鶴

二、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
   
正太郎 市川 猿之助
牙次郎 坂東 巳之助
勘次女房おせき 上村 吉 弥
宇兵衛娘おそで 中村 梅 丸
亭主宇兵衛 市川 寿 猿
みぐるみ三次 中村 亀 鶴
金的の与一 市川 男女蔵
隼の勘次 市川 門之助

義賢最期の演目では半沢直樹でブレイクしたラブリン。この義賢役もすごく乗ってるのがわかった。

最後の立ち回りでのふすま倒しだの仏倒しだのの大技。ふすま三枚をコの地の開いてる所を下にして組み立ててですね その上に乗って見栄を切ってそのまま横に雪崩おちるわけだ。あっぶない~と手に汗にぎる。

次の上州~は世話物 O.ヘンリーの10年後という小説が原作なんだそうだ(読んだことはなかった)

幼馴染の二人が10年後必ず再会しようと約束して別れ、兄貴分は腕を生かして料理人になって成功してそこの店のお嬢さんと婚約 しかし昔のスリ仲間にゆすられてそいつを殺してしまうが 約束のために危険を顧みずに江戸に向かう。一方 ドジで半人前の弟分は岡っ引きの手下になっていて 懸賞金をかけられた罪人を自分がとらえて 再会する予定の兄貴に自分の成長を見せたいと思う。しかしその罪人は約束していた兄貴分だったという切ない話。

猿之助が上手だこと。
愛之助さんもそうだけど、若い役者さんの今波に乗ってますよ感をひしひし感じる舞台。新歌舞伎座の完成以来、たくさんの名優さんたちの不幸があって 今も病気で休演している方たちもいて、この世代の人たちに期待と重圧がかかっているんだろうけど、それに負けないエネルギッシュな舞台だった。ホントにがんばって~!と応援したい。

今回の歌舞伎鑑賞もかな~り満足して終わり 今年は宝塚に続いて舞台鑑賞運がよさそうな予感。


そしてこの日はこの後に 元シティーボーイズの団塊の時代のジジグループとの恒例(高齢w)新年会会場の蕎麦屋に向かう。

 蕎麦屋といっても窓から見えるのは都心のあの通り オサレである。

 食器や料理もオサレであった。

 女子チームは今回この三人(両Nと局)

 今回加わったのは左のプロ写真家 ちっとは若そうと思ったら私たちより5歳も下だった 失礼

 蕎麦というより色々おつまみ系がおいしかったがやっぱり〆は蕎麦にする(まずまずのお味)

 最後に舞台友Nとプロデューサーの団塊オジ どっちもただならぬオシャレだけど 国籍、年齢、職業不詳で怪しげであった。

かなり盛り上がったがさくっと九時ごろおひらき ジジと一緒だと無理がなくていいっちゃいいものであった。次のビアホールまで死なないようにお互いに注意しあってそれぞれ別れた。







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年末年始 壊れ物に号泣

2014-01-08 22:33:04 | 日々の生活
昨日☆に引き続き年末壊れ物の紹介である。

実は来週からムスメと一週間ほど旅行に行くのだが、留守中の犬たちの世話をオットが職場近くのマンションでするシミュレーションをしたということは過去記事に書いた。
慣れない場所で犬たちは落ち着かないしオットにも負担がかかるしでイマイチ不安であった。

そうしたらヨメのM子から提案が・・・
海外赴任中のドラ(ムスコ)は今月末から一週間あまりの一時帰国する予定である。それに先立ちM子は10日ほど早く日本に帰ってくる予定だそうだ。
もちろん自分の両親にも会いたいから実家にも泊まるだろうが、その合間を縫って、私たちの留守中に我が家に泊まって犬の世話をしてくれることになったのである。その間東京に居る自分の友達にも会えるから都合もいいのだとは思うが、私たちとしては一番安心できる提案をしてくれたってことである。

M子の評価ストップ高w

それに先立ち、やはりおヨメちゃんに留守をまかせるとなったら多少の掃除、特にキッチン水周りなど不快にさせたら申し訳ないし、シュウトメとしての沽券にもかかわるしwwで年末から私はせっせと掃除に励んでいたのである。

ガスコンロ周りもピッカピカ 多少カオス化していた食品戸棚(賞味切れ調味料など)などの整理、引出の中の蓋と本体が離れ離れになっていたプラスチック保存容器類もどうやら無事にマリアージュさせたのであるww

たまにこういうことでもないと本格整理、掃除ってのは後回しになりがちだから良かったと思おう。疲れたけど・・・


ってわけで年末特に気合を入れて磨きたてたガスコンロである。魚焼きグリルの中も綺麗になってまだまだ使えると思っていたコンロである。

それが実家に行く予定のおおみそかの朝、ふいに点火しなくなった。考えてみたら乾電池も去年一年入れ替えしてなかったはず。
電池切れと思って電池のストックを見たら、あいにくこのコンロのためにしか使わない単一電池は一つしかなかった。(2つ必要なのである)

だったらこの場は使えなくてもいいや、一番先に戻ってくる予定のオットがそれまでに買って入れ替えておくということにしたのである。


ところが・・・

1月2日 オットより電話 「ガスコンロ、電池入れ替えても点火しないぞ!」

ガ~~ン

3日に戻ってきたワタシもすぐにその事実に直面した。
ガスコンロ 点火スイッチをおしてもカチカチ言うだけでまるで点火せず、ただ押すとガスの臭いはする。ダメ元で着火マンで火をつけてみたら一瞬点火するがスイッチを離すとガスは出なくなる(安全のためにそういう設計なのであろう)

これは故障ということを受け入れざるを得なかったワタシ。
しかもお正月休み中(泣)
その日は電気鍋の寄せ鍋でご飯を済ませ、次の朝はホットプレートで目玉焼きの朝食。

次の日は日曜日だったがダメ元で東京ガスのサービスセンターに電話。そうしたら嬉しいことにセンターは起動していてその日の午後に修理に来てくれることになった(午後一時から七時までの間というかなりアバウトな訪問予定だったがそんなこと言ってられず)

3時頃来てくれた年配の修理のオジサン! (ああ これで直る! 今晩のおかず何にしよう)と満面の笑みで迎えたワタクシ。

しかし・・・である。あれこれ調べていたその技術者は
「これは点火プラグだけじゃないですね。伝送(多分この字?)も壊れています。そうなると部品が必要なので製造元から取り寄せなくちゃならないんですよ。 そうなると今日は無理ですね。」

ガ~~~~~~ン 中華風の炒めものを頭に描いていたワタシ 結局その日も鍋であった。

そしてその日もっとショックなことが判明した。その夜、そのオジが電話で告げた事

「あれから製造元に問い合わせたのですが、お宅のガスコンロは取り換えてちょうど10年たってますね、部品のストックの期間が過ぎてもうないんですよ」

ガ~~~~~~~~~~~ン

「申し訳ないですね。そうなると新しい製品と取り換えるしかないんです」

「そんなぁ・・・ 今まで問題なく使っていたんですよ。それにまだ綺麗だし、不満もないし・・・」

「そうですよね。しかしそういう規則になっちゃったんですよ。洗濯機なんかは7年で部品はなくなるって書いてあるようになりましたよ。ホント申し訳ないんですが」

この際オジを責めても仕方ない そういうことになっちゃったんだし、ここで新しいコンロを入れなければ我が家は永遠に夕食は鍋料理である。

「お客様の使ってらしたビルトインのもの、ちょうど年末に○万下がりました。○○電気さんなんかで頼むよりその値段で工事費込だとウチのところが一番安いと思います」とオジ(何気に商売上手)

もう何でもいいからコンロ入れたい。いつも煎じて飲んでるドクダミ茶&ハトムギ茶もストック切れである。

「んじゃ お願いします。機能はシンプルなのでいいですっ!」高いのは28万まであるという。そんなに出しても10年たって壊れたらゴミである。安いのでいい simple is best!(ヤケ)

しかし次の日の月曜日はワタシも仕事始め。工事の予定の空とどうしても時間が折り合わず、工事は火曜日になった。
月曜日の夕食も当然鍋料理である。

そして 待ちに待った火曜日、お正月休まずに働いていたというオジは休みで、この日の技術者の若い優男君によって ほぼ一週間ぶりに局家に使えるガスコンロが帰ってきたのであった。

その日の夕食は ソテー系(炒め物に飢えてた局家)



↑ニューコンロ 当然ピッカピカ しかし年末これに劣らず程度に旧コンロを磨いたワタシの労力は・・・

旧コンロより掃除もしやすいし、湯沸しモードや炊飯モードの機能がついているのはいいた・・・

一つ不満があるのである。

それは 旧コンロでは3口のうち一つにしかついていなかった温度センサーが全部についていること。
鍋やフライパンの底の温度を感知して一定以上になると火が弱まるアレね。

安全性のため今市場に出ているコンロは全部この形態なんだってさ。ってことはあぶるってことができないのよね。直火の魚焼きも使えないしごく強火の炒め物も火力がイマイチ。

連想したのは 銀行のATMで一定金額以上引き出せなくしたお上の方針。

「安全」重視はわかるが より機能を求めたい人たちにとっては「不便」を強いられるシステム。その中でマジメな日本メーカーが作ってちょいと直せばまだまだ使えるはずの製品が部品切れでゴミになってしまうというシステム。
コンロを前にそういう方向に行っちゃったこの国の現実の原因におもいをはせてしまった。

ともあれM子が来る前にコンロ問題は解決。

スマホ故障と同時期に勃発した壊れ物でただでさえ忙しいワタシの年末年始はさらに振り回されたのであった。
それでこのブログの更新も滞ったのである。


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年末年始壊れ物に泣く

2014-01-07 23:37:51 | 日々の生活
だいたい機械モノってのは繁用期に壊れる法則があるのではないだろうか?

年賀状を刷ろうとした時に限って調子が悪くなるプリンターなど

ワタシのの実家ではおととしみんなが集まって大みそかの食事の後,汚れた食器を山ほど詰め込んだ食器洗い機が沈黙した・・・

そして去年末の我が家ではの事である。

昨年30日の朝、ワタシのスマホの一部が壊れた。
充電の端子の差し込み口である。ホルダーに入れれば大丈夫だけどあの端子の中の微細な突起が曲がってしまっていて(なぜだか身に覚えがない。酔っぱらって無理やり押し込もうとしたのであろうか??)

お使いのミナサマもおわかりでしょうが、使い方によっては朝充電して夜までそれが持つかイマイチ不安なのがスマホ。携帯の充電器はあの端子が差しこめないと困るし、来週から行く旅行にホルダーを持って行ったら邪魔になるし・・・

ってことでその日の昼間docomoショップに行った。

いつも通り(ばかばかしいほど)丁寧に対応してくれるショップの人たち。しかしお正月を挟むため修理に出しても出来上がりは今月の半ば。代替え器は渡されるが、修理に出す際にはすべて内容は消去だそうだ。
修理代は5250円。

げげ・・・っ タイミング悪い~ と思っていたら、携帯の紛失や故障サービスに加入しているので同じ端末だったらすぐに取り寄せて交換してくれるらしい。私はそのサービスを使ったことがないので4750円で新しいものに変えられる、しかもたまったポイントでお金はいらない。
そうなれば修理せずに新しいのに替えちゃうではないか。

って事で次の日にはその店に届く予定を聞いたが、お正月期間、充電は家でホルダーでできるのでそのまま壊れたスマホを使うことにして、その間にデータを保存したりすることにしたのである。それにしても年末年始も休みなしに開いているいるdocomoショップってエライと思った。

しっかし、壊れたものが初スマホ(使用期間1年半)だったワタシにとって機種変は初めての経験である。

ファイル分けしてあった画像が何故か本体に保存してあるのとSDカードに保存してあるのに分かれている。それをカードにコピーしなおすだけで大変。
ムスメに入れてもらっていたSDカードのアプリがホントに使いにくかったのである。四苦八苦して中身を調べてどうにかしたが、あまりにもわかりにくいので違うものをダウンロードしたらそっちの方がよほどはかどり、最初からこっちにしとけばよかったと後悔したり・・・

溜まっていたSPメールもとって置くもの以外消してSDカードに保存、新しいものに復元しようとしたらとちゅうで止まって復元できなかったり・・・

ドコモのナンチャラパスワードやグーグルのナンチャラパスワードを忘れていてあせったりとか・・・

パソコンとスマホをにらみつつかなりの時間をついやしてしまった(眉間の皺が増えた)

しかし良かった事は、ガラケーからスマホにした1年半前、設定は殆どムスメにしてもらって自分でカスタマイズしたわけじゃなかったので当面使えればいいやと思っていたものが、だいぶ仕組みのようなものがわかって自分で使いこなせる自信がついたこと。かな?
一応ワタシも理系(仮面)だけど。機械いじりは嫌いじゃないのかもしれない(空間把握はできないが)

こうしてスマホは解決。
そしてもう一つ壊れたもの・・・
こちらの方がむしろ深刻であった。

大みそか、実家に行く朝のこと、ガスコンロが壊れたのである・・・

       続きます。







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あけましておめでとうございます

2014-01-01 23:20:48 | 着る


オットと娘と実家で新年を迎えました。
父も年末に退院できて、平和な新年を迎えられました。
年賀状を見ながら
「あれ、○○さんはまだ生きてるよ」と両親。
年を取ると年賀状は年に一度の存在確認のグッズでありますな。




ここ数年お正月になると娘に着付けします。
この着物は母の娘時代に着た年代物



それを60年の時を経てこうやって孫が着られる。着物はいいね、時を越える。
お転婆娘も淑やかになる。

と思いきや…



弾けるっ!

こんな局家ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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