局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

喪失への恐怖(おおげさw)

2013-08-31 02:10:33 | 日々の生活
今朝 「今日は忙しいから早く家を出る」と言って一時間早く家を出たオット。
(いつもは7時くらいだが、6時に出勤していった)
こっちも5時半に起きて朝ご飯作って送り出し。

その後 暑くなりそうなので犬の散歩もしちゃって 起きてきたムスメと朝食食べてもろもろルーティンこなしてたらメール着


題名 いやー

本文 今日のあまちゃんには感動したなあ

by オット



忙しいんじゃなかったんかい!? である。

確かに・・・ カミングアウトするとついほろりときそうになった 今日の(もう昨日か)のあまちゃん。
それを返信したら



クドカンって偉大だな


だそうだ。私もそう思う。

潮騒のメモリーの歌の収録場面、春子がお手本?に歌っている所に鈴鹿ひろみが訪れる。
若い頃 鈴鹿ひろみのシャドウとして扱われていた春子の事情が明るみになり、春子とひろみと太巻の長年のわだかまりが解消される。
あきの存在が、周りを動かした部分もあるのじゃないだろうか・・・

「ホントに良いお嬢さんですね」と言うひろみの一言。

良いお嬢さんに成長した影に 北三陸の人々の温かさや東京での下積み体験がある。それを見守ってw来たワタシとしても自分のムスメが褒められた気分。


私は気が短いのか 連続ドラマってのを見続けるのが苦手で、ほとんど続けて観たことがない。ましてNHKの連ドラってヒマなジジババが観るものと決め付けていたのだけど、こんなにはまるとは思わなかったわ。
朝 時間がある時はリアルタイムで観て、録画してあるのをその日のうち見直して小ネタをじっくり味わうってのが定番である(わたしもヒマね)

ジムのサウナでもあまちゃん話題は出るので「私も観てますよ」と言って 受けた小ネタについてコメントしたら、そのツボが共通していたのか、今まで挨拶程度だった人が、わざわざ私を呼び止めて話に来るようになった。あまちゃん話題でw

2,3日前も
「ね、ね 局さん。今日ゆいちゃんがあきと電話で話してた時、ローラの真似してたのわかりました?」
「えっ?気づかなかったわ~~ 」
「携帯で話しながら こう(ポーズ取る)やってたのよ。でも時代考証としては変ですよね」

などとマニアックな会話で盛り上がったオバ二人。

ちなみに過去わたしがハマッタ小ネタは

「子 牛(ウス)トラウマ」
「まめぶー ケバブー」
「ファイナルべんさん」「ベン・アフレック」
「見つけてこわそう!」
「橋幸夫の回でのなつばっばの訪問着のウニ柄」など

(ちなみにオットが受けたのは 「ブティック今野 ダサダサ」 らしい くだらんw)

松田龍平の魅力も・・・
アイドルをあきらめかけて北三陸に帰っちゃったアキを呼び戻そうとした留守番電話の場面など秀逸であった。

お盆の時に ダイジェスト版の三日放送があり、当然録画して見直したが、やっぱりダイジェストとしては筋を追うことが主流で、こういった小ネタが割愛されてるのが残念な編集であった。
ブルーレイに落としてムスコ夫婦の所に送ったのだけど、クドカン脚本の真髄ってのを伝えきれないのが残念である。
全編のDVDでも出たら買っちゃおうかな・・・


それにしてもいつのまにかあまちゃん終了まであと1か月となってしまった。
訪れるだろう喪失感が今から怖い。宝塚で気に入ってるトップの退団も空しいものがあるが、毎日これだけ嵌っちまったものが無くなると対比しようがないくらい寂しくなるだろうなあ・・・

それをオットに言ったら
「お前もやっとそれがわかるようになるのか 梅ちゃん先生後のオレも空しかったよ」 だそうだ。

オットは職場のジジババとのコミュニケーション対策にずっと連ドラは観ててそれをかなりバカにしていたワタシ。
今回ばかりはオットと喪失感を共有できるはずである。
半沢直樹も終わるし、救いはリーガルハイ2ですね。











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タイピスト

2013-08-27 22:43:28 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ちょっと暑さも一段落した日曜日の昼下がり


久しぶりに映画でも見ようとオットが提案。それじゃこれにしようよ!と前から見たかったのがこれである。 ☆ 
ローン・レンジャーに心を引かれていたらしいオットを押し切った。

 解説: 1950年代フランスを舞台に、タイプの早打ち以外には取りえのないヒロインが、タイプ早打ち世界大会優勝を目指して奮闘するラブコメディー。監督は、本作で初めて長編作のメガホンを取る新鋭レジス・ロワンサル。主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。ファッションなど1950年代当時のテイスト満載の映像美や、競技さながらの激戦が展開するタイプ早打ちシーンに目を奪われる  YAHOO映画サイトより 

マイフェアレディーとロッキーを混ぜ合わせておしゃれにしたような映画。

田舎から出てきたローズが秘書にやとわれる。気が利かなくてドジばかりの彼女はすぐにクビ宣告されるけど、タイプの早打ちに取り柄があるとボスに見いだされて特訓される。



私も昔タイプライターを使ったことがあるが(ワープロ以前の話、世の中変わったよね)あれって案外キーを打つのに力が要るのだ。指の力を鍛えるためには根本的な体力をつける必要があり、ランニングしたりピアノも習わされるローズ。



オットは最初のローズの走り方(まったく運動しない人の走り方)に受けまくり、それがしっかりとしたランニングの形になったのが印象的だったらしい。

特訓の甲斐あってフランス代表になった彼女はタイプライター社のイメージキャラクターとなり人気者に
しかしアメリカで行われる世界大会前にローズとボスに別れが



しかし優勝した彼女にハッピーエンド

田舎から出てきた設定のローズがどんどん洗練されて美しくなる。ファッションもおしゃれ。タイプのために色分けしてマニュキアされた爪さえ真似したいくらい色彩が綺麗。

それと彼女はただおどおどしたムスメじゃなく、結構癇癪もちではっきり自己主張するんですね。ボスのルイがお父さんにけなされるところ。フィアンセとして紹介されていた彼女はルイの父親に猛然と反発する。ガンコそうなオヤジであまり他人に逆らわれることもないような彼が一瞬怒るが、自分の息子に対する愛情を認めたのかその批判を受け入れる場面、ここでルイもローズに改めて惹かれたのだろうなってワタシの心に残る場面である。

見終わってかなり満足した映画。
ファッションも、パリの街並みも、音楽も・・・
フランス映画って小難しいイメージがあったけど、最強の二人もこの映画も心地よかった。





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癒す手

2013-08-24 23:30:26 | 日々の生活
ムスメが大学時代の先輩を家に招くと言う。

当時も仲良くしてもらっていたらしいけど、久しぶりに街中で再会して意気投合、どこかで夕食をという話になって、ワインのおいしい所で食べたいと彼女に言われたらしく、娘が私のところにどこへ言ったらいいか聞いてきたのだった。
そういうのは得意であるw
場所と予算を聞いて、おすすめの所を教えて予約もしてあげた。
二人ともとても気に入ったらしく、その時に彼女が私に会いたい。会ってお礼をしたいと言ってくれたそうである。

別にそんなにしてもらうような事じゃないのにと言ったのだけど、彼女は今、アロマとマッサージの勉強中で、その施術をしてくれるという事であった。
まあ実験台と言えば実験台だけど、この夏疲れの最中、少しでもいやされたいじゃないの。それも若い可愛い子に(私はオヤジか・・・)


ってことで先日家に遊びに来てくれたAちゃん。小柄で細身、前髪の短いカールしたボブが良く似合う垢抜けた子である。綺麗だけどちょっと不思議系の雰囲気も持っている。

お茶を飲みながら 三人で色々な話をして盛り上がった後で施術をしてもらった。
ヨガマットにバスタオルを敷いたのが施術台だから、Aちゃんは床に直接中腰だし、さぞ疲れるだろうと心配したけど、Aちゃんはマッサージ中は全然疲れないと言う。
「ワタシ 却って人にマッサージした後ってエネルギーが充満するみたいで疲れないんです」と。

ムスメも小一時間してもらった後に、一休みしてワタシも。
柔らかくてとてもポカポカした手が疲れた筋肉の所を優しく撫でる。まるで力を込めている気がしないのに、リンパは流れたようで、やってもらった方だけすっきりと細くなっている。

「リンパマッサージってそんなに力を入れなくてもいいみたいです。流れに沿ってすればちゃんと流れるみたいです」
今まで何度かやってもらってきたマッサージってたいてい「イデデデ」だったのに・・・・ これは夢心地でホントに眠りに落ちそうな気持ちよさ。
そして彼女の手から発する熱。

私はいわゆる「手かざし系」の宗教を信じる者じゃありませんけど、手のひらからある種 気みたいな熱いものが出る人ってのには何人か会った事がある。彼女はかなりその気は強いヒトだと思う。

終わった後のすっきり感、身体が軽くなった感じはかなりのものだった。

実は彼女、大手の下着メーカーの正社員で、それを辞めてこの道で独立することを考えているらしい。
せっかく正社員なのにもったいないと思ったけど、この才能は独立しても良い線行くかもしれない。敢えて勧めはしなかったけど・・・

癒しの手の持ち主って存在するんですね。

ちなみに、Aちゃん家のムスメに注意したことには 「胸が流れている」と
近頃若い子で胸部分が脇に流れてしまっている子が多いのですと。原因はブ☆トップらしい。
確かにあの形態は楽だけどよくないかも。上から押さえつけている気がする。

「やっぱりワイアーの入ったブラでしっかり寄せて上げてサポートしてください」だそうです。

20代半ばのムスメが流れるというのだからワタシなんぞもっと影響大であろう。

やっぱり楽しちゃいけませんね、同年代のみなさま。
「暑いし楽だから・・ 」なんて思っちゃいけないみたいですよ。
寄せて上げましょう。
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夏ボケ

2013-08-21 22:28:20 | 日々の生活
私の車、一月くらい前にどこかの部品がリコールとなったらしい。
ディーラーの担当の人から電話がかかってきて、その時に点検がもうすぐだからその時に対処させていただきます。との事。
そう深刻な事態でもなさそうだし、何度も工場往復してもらうのもめんどくさいのでそのようにと言って点検の予約を取った。

それを何故か車検と思い込んでしまったワタシ。

一週間前になってまたその担当から電話がかかってきたので「ああ車検ですよね」と言ったら
その担当さん
「あ?そうでしたね。それでは引き取りの日に自動車税の納税証明書と55000円ご用意ください。」と言われた。

日曜日、その車で買い物に行きながら
「もう車検、早いね~」とオットに言ったら
「三年なんてあっと言うまだな~」となんだかしみじみした。ホントにその車を買ったのがつい最近のように思え、
「年々、一年が短く感じちゃっていやね~」と返した。


そして昨日の夕方、工場の方から車のピックアップの人が来てくれた。
納税証明と現金が入った封筒を渡そうとしたらなぜかキョトンとする工場氏。

「えっ?車検ですか?」
「ええ Iさんから聞いてらっしゃらないですか? これを用意してって言われたんですけど」
「いえ、こちらの記録では定期点検のはずなので 領収書もご用意してないんですよね。ちょっとIに確かめます」

ショールームに居るらしいIさんに電話したが通じず・・・

「領収書は後でいいですよ。とりあえず車を持ってっていただけば」 ガレージにいると蚊にさされるので早く家に入りたかったワタシ。
「いえ そういうわけにいかないんですよ 申し訳ございませんがもうちょっとお待ちいただけませんか?」今度は違う所にかけた工場氏。

「あの~・・・ お客様、この車 ご納車は何年となってますか?」

「へっ?」

車検証を引っ張り出したら登録は平成23年。
「まだ 二年でしたね。車検は来年です。」笑いだす工場氏。
「あら~ どうして車検って思いこんだんだろ?」こっちも爆笑。
「Iも車検って言いましたか」
「ええ・・・ でも 私がそう思い込んでたのでそうおっしゃったのと思います」
「あはは でも現金をお預かりしないで良かったです」

と 工場氏になんともおっちょこちょいの所をさらしてしまった。

オットに電話したら呆れつつも

「俺も三年って早いね~って言ったよな」と苦笑い。
「早く感ずるはずだよね、実際のところ二年しかたってないんだから」

一番の夏ボケはワタシだけどオットもI氏も多少夏ボケ

ともあれ55000円が手元に残ったのはかなり嬉しいw


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風立ちぬを父と見た

2013-08-20 00:52:26 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ムスメに誘われ実家地方のシネコンにて。
孫に誘われた父も同行。
行く前にはアニメと言わなかった。あの年代はアニメと言うだけで「オレはいいや」と言いがちである。



先入観をもってもらいたくなかったのでアニメと言わずに無理やりスクリーンの前に引っ張り出してきたのである。

終わった後
「いや~驚いたね。これはマンガじゃないね」と父。マンガって・・・w

三人並んでムスメの側に居たので気づかなかったが、所々で小声で「そうそう、そうだった」とかつぶやいていたらしい。
考えてみれば、父は戦争には行かなかったが学徒動員で飛行機工場で働かされていたのだった。
零戦の設計者が主人公というこの映画に興味を持ったに違いないのだ。

ただ美しい飛行機を作りたいという二郎の求道的な情熱とその情熱を愛する菜穂子。
彼が作った飛行機は戦闘機で敵を倒す目的で使われたわけだし、菜穂子は結核で死んでしまう。
その矛盾と悲劇を忘れさせるほど画面は美しい。
しかし、その矛盾と悲劇に後からジワジワとやられたな。
時代が違えば彼は戦闘機じゃないものも作れただろう。

戦争の悲惨なこと、醜いことを描くより、ひたすら美しいものを描いてその反対のものを排斥したいという欲求を喚起する。
こういう方が私は好み。

そして、この時代の恵まれた階層の言葉や所作の美しさ。それにとても感銘を受けた。
二郎と母親や妹との会話。親しい中にもきちんとした敬語、脱いだ服をきちんと畳んだりの日常の何気ないしぐさ。

やはり私の好きな小説、北杜夫の「楡家の人々」にも通じる。古き良き日本人。

そう言えば父も祖父には敬語だった。三代下がって、ワタシを「オカン」と呼ぶ我が子たちよ・・・嗚呼

そして今日は父の誕生日。来年も三代そろって映画を見られるくらい元気でいてほしい。



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実家の夏

2013-08-17 23:59:28 | 日々の生活
ムスメの運転で実家へ

オットは電車で後から合流

どこも暑いけど暑い時はここに

簗でアユを食す


炭火の周りで焼いている職人さんご苦労さまです


アユをとる仕掛け



枝豆 骨せんべい ぬたが先付



フライ 骨まで全部食べられる



定番 塩焼きと魚田



アユの炊き込みご飯

こちらの簗には思い返せば小学校に行く前から毎年来ている気がする。
途中何年かは抜けたけど、これを食べないと夏を乗り切れる気がしない、ワタシの夏のソウルフードかも

もう一つの夏の定番は



地元地方で有名な氷店 フラッペなんてこじゃれたものでなくあくまでもかき氷である。
店は冷房もなく土間に安っぽい机と椅子がおいてある。

いつの間にか有名店になってしまいこの季節だと常に10人から20人の行列ができ、近くのコインパークはこの店に入るために駐車する車でいっぱい 渋滞も起きる大変な事態になってしまう。

なぜなら何十年前からの昭和の遺物のようなかき氷の器械を使って作るかき氷 これが絶品なのである。絶妙に空気を含んだふわっとした氷感。素朴なシロップが飾り気なく絶妙な量かけてある。
室内36度でも食べ終わった時に身体の中からほどよく冷え感が広がり 熱量って保存されてるんだなぁと納得する。



ちょっと涼しくなったところで、実家に戻ってムスメと蔵にこもる。
ムスメが秋に招待された友達の結婚式に私の着た振袖を着ると言う。
私のムスメ時代の着物ダンスの中から振袖と帯と長じゅばんをひっぱりだしていたら、ムスメが

「これステキ!」と歓声を上げた。

塗りの箱の中に入った帯留を発見したらしい。

珊瑚 翡翠 琥珀などに細かい細工がされた帯留。

母に見せたら

「おばあちゃんが好きだったからね。探せばもっとあると思うよ」との事だったけど暑くてこれ以上は探せなかった。

「もう家に置いといても使わないから持ってっていいわよ」と言われて



これだけもらうことにした。

「ホントにこの家って古いものたくさんあるね~」とムスメ。

確かに物持ちの良い家だと前から思っていたが、

客間に置いてあるうちわを見てびっくりした。電話番号が4ケタである。(市街番号以外で)
私の一番古い記憶が5ケタ すぐに6ケタになり、20年くらい前に7ケタになった。



いったいいつのうちわなのか?
印刷してあった呉服屋さんの販促品だったのだろうが、少なく見積もって60年くらい前のしろものである。

「ここは時間の流れが違うね~」とムスメとある種感動した。





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フランスづいた週末

2013-08-13 23:41:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
あちこちで夏休み、友人たちから旅行の便りが聞こえてくる。
こちらにコメントを寄せてくださるYUMAMAさんもお嬢さんの滞在するフランス旅行中だし、舞台友Nも最近フランスとイタリア周遊を楽しんで帰ってきた。
Nより何か居るものあったら買ってくるよと言われて頼んだもの、それはエッフェル塔グッズであった。

去年上ったエッフェル塔。もうすぐエレベーターの操業時間が終わるギリギリに登ってパリの街を見下ろしたのは良い思い出である。
しかし時間が遅かったので塔の中のショップは閉まりかけていたのでゆっくり見られなかったし、あの時の旅行全体にあまり買い物をする時間がなかったのが心残りだった。

定番のお土産屋さんはもちろん、ルーブルやヴェルサイユ宮殿の前で黒人のお兄さんがエッフェル塔のおもちゃを束にして持って売っているのを見かけた。
大きさもさまざま、電池でキラキラ光るのもあった。ちょっと心が動いたのだけど、結局買わなかった。
日本に帰ってきたらそれを後悔してしまった。やっぱりあの形はおしゃれだし、パリの思い出として身近に置いておきたいものである。
それにエッフェル塔グッズってこっちで買うとやたら高いんだもの。なぜか・・・
あのお兄さんたちが振り回しながら売っていたエッフェル塔確か5ユーロくらいだった。あ~買っときゃよかった。

と思っていた矢先にNの申し出である。

買ってきてくれましたよ。頼んでいたエッフェル塔の模型だけでなくNらしいラインアップで。



ワインの保冷持ち運びバッグ



大きなド派手はショッピングバッグ



こじゃれたエッフェル塔

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我が家のささやかパリ空間に落ち着く。
そしてフランスに誘われて日曜日はオットと横浜美術館へ

8 


酷暑の日であった。
とても外で過ごすことはできない。こういう時は冷房の効いた映画館か美術館か博物館
オットは近くでやってるマンモス展の方に行きたかったらしいが。夏休み、マンモスなんて言ったら子供ウジャウジャだろうねえとつぶやいたらこっちになったのである。



 ☆ プーシキン美術館展 フランス絵画300年 

それなりに混雑はしていたけれど、入場制限もないくらい。この美術館は広すぎず暑さにへばっている時にはちょうど良い規模である。

オットとロココ時代から近代までのフランス絵画を堪能。
私は印象派の前の時代の方が心に響くなあと改めて自覚。新古典主義あたりの絵画を見ると持って帰りたくなる。

フランスづいていた週末だったが〆は横浜に来ると定番の中華へ

麦町 奇珍楼



この生ザーサイが絶品。焼きそばもウマい。



暑い時には敢えて熱いラーメン
ラーメン嫌いの私がここのラーメンだけは定期的に食べたくなるネギソバ。
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繁殖中

2013-08-10 21:04:10 | 家族あれこれ(犬も含めて)
何故か我が家に新しいペットが加わっているのである。

ペットと言っていいものかどうか? 私は哺乳類 それも 犬猫以上でないとペットとして可愛がる気にならないので私の範疇ではない。
ムスメがメダカを愛でているのである。




ムスメの作ったメダカ水槽。
最初は10匹のメダカからそれは始まった。

実はご近所の犬友である女流画家のYさんがメダカを飼い始めたのである。きっかけは彼女が睡蓮の栽培セットを買ったことから始まったのである。
確かに庭先に水槽があってそこに蓮の花がぽっかりと花開いていればこの季節ちょっと涼しげではないか その気持ちはわかる。
しかし水が溜まっているとそこにはぼうふらが発生する。それを防ぐにはメダカを入れておくといいそうな。そこでYさん、ホームセンターで安いメダカを買ってきて水槽に放したのである。
そして数週間・・・・

なぜか睡蓮は枯れて、残ったのはメダカであった。(この過程、Yさんには悪いが受けてしまった)
しかも気付いた時には彼らは一緒にいれておいた水草の根に卵を産み付け、いつのまにか子メダカが発生していて睡蓮鉢の中にメダカのファミリーを形成されていたらしい。
Yさんは鉢を二つに増やし、大きな子と生まれたばかりの子を分けて育てているが、ねずみ算ならぬメダカ算はもっと爆発的であり、鉢の中のメダカは増え続けていったのである。

そんな話を犬の散歩の時に聞き 
「ねえ 局さんの家でももらってくれない?」と頼まれていたのだが、先に言ったように魚には興味がないワタシ、no thank youを貫くつもりであった。

しかしなぜかそれに興味を持ったのがムスメである。

「メダカ? いいなぁ~ 飼いたい~!」

そして自分でYさんに連絡を取りメダカを里子にもらうことを約束し、ホームセンターででっかい鉢と水草と餌なども買ってきたのである(初期投資が5000円ほどもかかったらしい)
水槽にしてリヴィングに置くという方法もあったのだが、ワタシが断固として拒否したのである。
そして「何があっても私はあんたのメダカの世話はしませんよ」との宣言もしておいた。

だいたい犬を飼う時だって 当時中学生になったばかりのドラと一緒に「絶対世話をするから」と言って飼ったのにとんでもない!ドラは海外に行っちまうし、ムスメも私が居る時は餌もやらなきゃおしっこシートの換えもしやしない。
ペットにおける子供の「絶対世話するから」なんてどこの家でも大抵こんなものだろうし、犬たちはワタシもこよなく愛しているのでそう気にはならないが、メダカなんて知らないもんね。生きようが日干しになろうが私はどうでもいいです(鬼母)
というワタシの心が伝わったのか、ムスメが一人でコマメに世話をすること。
今までギリギリまで寝ていて 化粧とヘヤアイロン優先だった時間を まずメダカの世話にあてているのである。

それもこの暑いのに 玄関先に腰を下ろして、よく農家の人が腰につけている蚊取り線香を携帯しつつ、餌をやりながら水草をかきわけ、10匹が無事に泳いでいるのを確認している。
そして暑いのですぐ蒸発してしまうので水を足さなくてはならないが、それもちゃんと汲み置いて2日くらいたったのを順番に足してやり、一週間に一度は底の石を洗って水も取り換えているという徹底ぶりである。
彼らを見ていると 和むのですとさ。







水替え作業中 結構めんどうな作業である。

そしてそんな日々が2か月あまり・・・

水替え中のムスメが

「あれっ メダカがお腹に卵をつけてる!」



この一番大きなヤツのおなかに白っぽい丸いものがついていたのを発見したのであった。
そしてよく見てみたら水草の根っこにもついている卵、その卵をよく見るともう目が見えるのもあったそうだ。

更によく見たら鉢の中には身体の透き通った極小さな卵から孵ったばかりのメダカが泳いでいるのではないか!

この暑い中しっかり繁殖しているたくましいやつらであった。

そうなると今度は卵のついている水草と子メダカを隔離しなくてはならない。そうしないと親に食べられてしまうのである。
ムスメの目の前で食べられたのも何匹かいたらしい。
すくう網は買ってなかったので、古い茶こしで代用(笑)



ここに10匹くらい泳いでいる。

毎日この作業を繰り返して子メダカビンも増殖中。
まったくこの先どうなることやらとワタシは無関心を装っているが 実は毎日着実に大きくなる子メダカや、植木に水をやるときにメダカ鉢の縁をたたくと「餌かいな?」とばかりに寄ってくる親メダカにちょっとだけ情がうつりつつある。
(これはムスメには気取られないようにしているけど・・・w)

ちなみにムスメがこの過程を写真に撮ってFBに上げたり ロンドンで仕事中の親友とドラにもラインで伝えたところ、二人ともどもに
「それもいいけど彼氏作れ!」と言われたと怒っていた。
これはこれで有用なアドヴァイスである。

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夏においしいメニュー3種

2013-08-07 00:14:45 | 食べる
1)ムスメがどこかの居酒屋飲み会で仕入れてきて最近はまっているメニュー

枝豆をゆでて(少々硬めに)ガーリックオイルで炒め(家はシュガーレディーのガーリックオイルを使うが、みじん切りしたニンニクをオリーブオイルで炒めてからでもいいと思う)塩を振るだけ(この塩は岩塩をガリガリ曳いてかけるとかちょっとこだわる)


2)手抜きタンドリーチキン

市販のレッドカレーペーストをヨーグルトでのばし、ビニール袋に鶏モモ肉をテキトーに切ったものにまぶしてモミモミ。
半日くらい冷蔵庫において味をしみこませてからオーブンで焼く。(フライパンで焼いても可)


3)〆のご飯

米 もち米 各1カップでちょっと固めにご飯を炊く

シャンツァイ 1束ざく切り キュウリ2本千切り 桃屋のザーサイ 1ビン(千切り)ごま油で炒める。

これを炊いたご飯にざっくり混ぜて いやってほど黒胡椒をかける(これもガリガリ曳きたてがお約束)

ビールすすみます。
夏太りに注意です。


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ご当地ナンバー

2013-08-04 22:40:44 | 様々な思い
今まで品川ナンバーに乗ったことがない。

一度は山手線内に住んで車に乗っていたこともあるのに練馬ナンバーだったのである。ハイ、新宿区でした。
だからどうした?と言われりゃその通りだけど・・・ 

品川っていう地名に別に思い入れるわけじゃないんだけど、あのナンバープレートの中に配置する漢字の中では「品川」っていうちょっと記号めいた文字が「練馬」や「足立」や「多摩」よりは収まりがいいなあと思うのである。
デザイン的にかっこいいと思うのよね。

今度世田谷ナンバーってのができるそうで、それに反対する人たち(今まで通り品川ナンバーがいいと)が訴訟を起こしてるみたいですね。

世田谷って所も良い住宅地もたくさんあるし住みやすい所だと思うんだけど、世田谷っていう三文字がプレート上に収めるとするとなんとなく田舎くさい気がする。訴訟する気になる方たちの気持ちもわからなくはない。

あと杉並ナンバーも導入されるそうな。

世田谷・杉並っていう東京西部の隣合わせの住宅地、結構住民意識が強くプライドもそこそこある地域住民がその地名をつけた車を運転するわけですね。

幹線道路を運転していて、色んなナンバーの車に出くわすが、(ワタシも運転歴は長いから) 経験的に○○ナンバーのトラックは性質が悪いとか ××ナンバーの改造車は暴走族チックなヤツが多いから近づくなとか思っちゃうわけだけど、これから新しく導入される二つの区は、どういった評価をされるのかちょっと気になってしまう。

○○と××よりはマシだろうけど△△と比べてどうなんだろう? とか・・・

いっそ23区全部 その区の名前のナンバーを背負って運転マナーを競ったら面白いんじゃないでしょうか?
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