局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

懺悔

2017-12-30 01:05:10 | 日々の生活
昨日、車で実家に。
高速は激混みとの予想だったが、中途半端な時刻に移動したためか、都内のトンネルの事故渋滞以外は空いていて、ほぼ普通通りの時間で実家着。

年末年始、両親のいるホームを訪ねたり、親戚の家に新年のご挨拶をする予定なので、この日の午前中に手土産の買い物に行った。

親戚のところには日保ちのいいアランシャルパンティエのクッキーをいくつかと、ホーム用には、吉○寺名物の最中を買うつもりであった。
そう日保ちはしないが、すぐに渡せばいいし、夏に持っていったところ、すごく評判がよかったと母からまた買ってきてと言われていたのであった。
確かに空也だののずっしり小豆の質の良さを感じるブランド感はないが、軽く食べられるあっさり感と小ぶりなしつらえとお値段控えめが、なん十個と差し入れる時にちょうどいいのである。

ところが…

いつも混んでいる時にでもせいぜい5,6人が並んでいる店(注 こちらの羊羹はなぜかレア物で明け方に並ばないと買えないのだが最中はレアではない)だけど、そのままそこで買おうとしたら、店のお姉さんに
「お客さん、あちらに並んでくださいね」と言われてビックリ
実はこの店の隣の肉屋さんのメンチカツが人気で、いつも20mくらいの列を作っているのだが、その列と思い込んでいた列が、この店の「最中列」であった。
ひえーと内心ひるんだが、せっかく忙しいのにここまで来たのだからと自分を奮い立たせて最後尾に並んだ。
店の人も慣れているのか、列の誘導は上手だし、値段表が裏に印刷してある番号札を渡して並んでいる間に注文をとったりしているので、効率よく客は捌かれるようで、列の進みは速かった。
番号札は2色あって、10人ずつ店の隣の前に2列に誘導され、横入りだの順番の前後などがないような、単純ながらよく練られたシステムであろう(多分早朝の羊羹争奪の際にも裏の値段表を羊羮に替えて使われているのだと思う)

で、程なく順番がきて、両親のホームの介護士さんや看護婦さんのために40個箱入りと 同じ階のジジババ、甘いもの好きな姑用などに袋入などをいくつか買った。
ズッシリ重かったので、紙袋を二つにしてもらって、その前に買った洋菓子を自分のトートバッグに入れたりその場で荷物の整理もした。
近くの乾物屋さんや美味しいおでん種の店、活気のある暮れの駅ビルも見たかったが、何しろ重いので帰るだけで精一杯。

そしてやっとのことで家に帰りつき、トートバッグの中を整理したら…



小笹さんごめんなさいね。
2番がないのは私の責任です。
来年返すべきなのであろうか?
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お掃除の神様 久しぶりに現る

2017-12-28 01:18:12 | 日々の生活
我が家にはそう頻繁には現れないお掃除の神様であるけれど、今年はスゴイよ。
新兵器をひっさげて降臨されました、神様。



ジャーン!

ムスメが結婚式の引き出物(カタログギフトからチョイス)でいただいたもの。
ほれ、ジャパネットタ〇タなんかの通販番組で「なんと12000円! 今から特別30分だけこちらの 便利ノズルセットなどともついて、なんとなんと7000円!」などと宣伝されているようなモノね。一応made in Japan



家庭用でごく小さい。(CDケースと比較してみてくだされ)水の量は300ml強くらいしか入らない。しかし思ったより蒸気の吹き出し時間は長い。

ところがこれが大したものなの。

中の水が熱せられるのに4分ほど要するのだが、待ったのち、ボタンを押すと、ノズルから結構な勢いで蒸気が噴き出し、普通の汚れは簡単に浮かし、こびりついた汚れもみるみる溶け出すのである。蒸気の持続時間は15分くらいであろうか?
これがまあ、面白いこと。

これが届いた日の夜、ムスメとともにレンジの内部の油汚れに挑み、セスキ炭酸ソーダ溶液のスプレーとメラミンスポンジの助けも借りたものの、見事に綺麗にしたのであった。



「面白そうだなあ オレにもやらせろ」と大掃除の定番レンジフードに挑むオット。
この夏発作的に掃除したので、今回はそう汚くもなかったのだが、簡単に汚れが浮いてくるのをボロ雑巾で拭きとれるのが今までよりずっと楽である。

オットは手が届くかぎりの換気扇周りにスチームを吹き付け、ちゃっちゃと軽く拭いて(延べ7,8分程度)飽きてやめてしまったが、息子一家とあった時
「今日は換気扇を掃除してきたんだ」とやった気満々で家事手伝いオットアピールをしていたのであった。

ワタシはオットが飽きたあとも冷蔵庫の扉の下の方とか、サッシの溝とか、普段は気づかない、見えないふりしてやり過ごす汚れにしっかりと向き合い、着々とそれを撃退していったのである。

そしてその後この神様の新兵器が我が家に届いてからほぼ一週間たったのだが、今度の神様は案外しぶとく、我が家に居座っておいでになっている。
そしてなぜか夜寝ようとする時に、この兵器を使いたい発作をワタシに起こさせ、夜の夜中にこの機械を片手に 雑巾とセスキのボトルを持ってタイルやシンクをふきまくるというはめになっているのである。

いつまでこの神通力が続くのか、またふいっと神様がどこかに旅立たれるのかは不明だが、今のところ我が家は近来になく綺麗になっていっているのは事実なのであります。

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X'MASに幸せ貯金

2017-12-25 20:27:23 | 家族あれこれ(犬も含めて)
息子一家から一緒にクリスマスイブを祝おうと誘われていた。カレシが海外赴任中のムスメも参加で家族7人でクリスマスイブすき焼きパーティー@新宿





オットをあてにしていると準備がギリギリになる。
孫ちんのプレゼントを自分で選ぶと言っていたのが色々紆余曲折してその日に伊勢丹のおもちゃ売り場に行くはめに・・・



ワタシからもM子ちゃんに無印でワンピースを(訳あってちょっとサイズ大きめ)



最近パズルに凝ってるという孫ちんには働く車のジグゾーパズル






ドラが選んだすんごい美味しいという純米大吟醸とM子と孫ちんの作ったクッキーをもらう(とりあえずオトンとオカンには飲ませときゃいいやというドラの思惑が感じられる)
こちらもドラへのプレゼントはオットがもらって使わないワイシャツお仕立て券だけど









外食でしゃぶしゃぶだのすき焼きだの食べるのってなんだかもったいないような気がするのだけど(どうせ金出すんだったらもっと手の込んだもの食べたいよなあって根性)たまには気取った店でおねえさんにお給仕されてサシの入りまくった肉を食べるのも良いものである(オットの財布がだいぶ軽くなった模様だけど)



ドラと孫ちんが大好きなムスメとの三人ショット(ムスメも早くこういう具合に落ち着いてくれますように!)




だいぶ白髪が多くなったオット(自称ブラックジャック)とワタシのツーショット



ドラ一家
孫ちんが一人っ子である多分最後のクリスマス。

今年も姑の癌の闘病をはじめ、色々あったけど、あららびっくり転移も消えて今の所完治の状態で、オットは胸をなでおろしているところである。

みんな楽しく希望もあって来年につながるイブを迎えられたことに感謝。

幸せな時間は取っておけないけど、こういう記憶は貯金となってこれから凹む時にも勇気を与えてくれる力になる気がする。




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おとなの文化祭

2017-12-19 00:04:10 | 描く
前回のアホ記事より10日あまりもたってしまった。
気づけばもう今年は残り半月を切ってしまった。

そんな10日のうち、趣味のタイルその他の絵付けの教室のグループ展に携わっていた。

トールペイントから始まり、白磁ペイント、ポタリーや布への絵付け、そこから先生を変えてタイル絵付けと早10年以上「描くもの」を趣味の一部として楽しんでいたけど、いわゆる展示会ってのは初めてだった。
今年は姑の闘病のつきあいだのバスク地方へのちょっぴり長旅だの忙しかったので、その中の準備はあわただしくて多少(多々)やっつけ仕事になってしまった感もあったが、見に来ていただく方があるってことはプレッシャーでもあったけど励みにもなったわけです。

某中央線駅から徒歩3分ほどの小さなギャラリー

搬入は先生と友人とワタシの三人で。ワタシの車で、作品や友人宅のクリスマスツリーなども運ぶ


昭和レトロっぽい木枠にガラスつきのギャラリー


備え付けの机や昔懐かしいペダルつきのオルガンなどを並べて飾ったり、壁から下げたり


ウインドウにクリスマスツリーを飾りつけたり







クリスマスグッズの販売コーナーも作った。

なんだかワクワクする。その昔、文化祭の飾りつけをしたりお客様を迎えたりしたことを思い出した。
生徒たちの知人友人も多くきてくれたけど、ふらりと立ち寄る人たちも多かった。
作品の性質上、モノを作るのが好きな人や、ヨーロッパなどで見たことがあるからといった感じの旅好きな人など。
その気になると話が弾んだ。




夜になっても温かい雰囲気が醸し出されて・・・

こんなギャラリーで来てくれるお客様と気楽に話すような仕事もいいなあなどと現実は甘くはないだろうが思ってしまった。

時間もとられたし、忙しい一週間だったけど良い経験だったし、初の試みとしては良かったと思う。

コメント (2)
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字が違う!

2017-12-09 00:33:48 | 日々の生活
唐突ですが・・・ 我が腐れ縁オトコ 兄代わりAには持病がある。
ホレ、あの あまり大きな声では言えないが 下半身の疾患。
寒さが厳しくなったり、趣味の自転車に乗りすぎると悪化するらしい。

そう一文字で表される濁音の病気である。

で、ですね。
ワタシと一緒に飲み過ぎの一日を過ごし、それが更に悪化したらしい・・・
若干責任を感じなくはないが、基本的に自己責任
自分の持病は自分でケアするのがオトナであろう。

しかし、ワタシはその手の薬が手に入りやすい環境にあるのである。

「おめえさ、安く手に入るんだろ ボ〇ギ買っといてくれよ」とライン

まあ普通の薬局薬店で買うよりは若干安く手には入る。
しかし、買ってあげてもいいが、薬が薬である。
会社の人間に(あら~ 局さんたら〇持ちだったんだ) などと要らぬ疑いをかかりたくないではないか。
それにどこででも手に入るし、そう高価って程じゃないものな

ってことでワタシはきっぱり

「やだよ、自分で買いな。」と冷たく返信
「なんだよ、ケチだな、おめえ」
「ケチじゃないよ そんなん買って〇持ちだと思われたくないじゃん」
「いいじゃないかよ、この季節 切れ〇はつれえんだよ。冷てえやつだな」
「切れ〇 でも イボ〇でも知らんけど自分の〇は自分で解決しろ」

などと やたらと〇 〇 と言う漢字を使ったラインが飛び交ったのであった。

で、ですね。

その後しばらくして、今年一緒にスペインに行ったワイン仲間のライングループから打ち合わせラインが入った。

もう済んで(大変楽しかったのだが、毎日忙しすぎて記録するヒマもない)しまったが、ちょっと早い忘年会が先週末にあったのである。

その中の一人から
「ところで明日は何時開始でしたっけ?」とラインが入った。

親切なワタシは即座に返信したわけね。(確認もせずに)

「13痔です!」と・・・

ああ・・・ 総勢14人のライングループにそれは送信されてしまったのであった。

次の日
「も~ 局さんったら! 電車の中で吹きましたよ」だの
「なんであの字が出てくるんですか 普通でてきませんよね」 だの
「なんかやらかすよね~ 局さんって」 などと散々言われちまった。

送信する前には宛先、内容、誤変換には気をつけましょう(こんなんするのワタシだけか)

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フレンチランチ

2017-12-04 01:46:20 | 食べる
先週は実家に二泊
一日目夜は記した通り酔っ払い 二日目には母の病院に付きそい、さすがに夜は静かに過ごした。

三日目

地元の女子友(小学校からの友人)三人とランチ。
前から「局をぜひ連れてってあげたいレストランがあるのよ」と、その中の一人、いつも運転手役をしてくれるYちゃんは有休までこの日に合わせて取ってくれて、家まで迎えに来てくれて連れてってくれたのである。

実家よりちょっと遠いところで同じ県でも文化の色がちょっと違うところ。



友人の車窓から見えた近くの山が紅葉で美しかった。車の中でも女四人。ず~っとしゃべりっぱなし。



着いたのはこんなに素敵なお店であった。





80歳を過ぎたシェフと70後半の男性とアラフィフくらいの女性がフロアを務める。
私たちの他には4組くらいの熟年客。



安い方のランチコースでも十分だよ。品数も多いよと言われてAコースをチョイス。



栗のスープ 一口いただいて(あ~家庭じゃ絶対出せないプロの味だなこりゃ と感動する)
シャンパングラスのはフランス産のリンゴジュース 微発泡で美味しかった。夕方運転するのでワイン自粛



紅サケのスモークとムース 米粉のクロカン 
この繊細なしつらえ



豚のリエット 
こっくりしていてジェリーと混ぜてパンに塗ったらまた美味しかったこと。これは量もたっぷりでパンが進むくん



なすとトマトのプロヴァンス風 きのこ添え
前のこっくり系と味のニュアンスが変わって これは酸味をきかせてさっぱり ナッツが効いてた




うにを添えたキャロットのピュレ
前菜の〆がこれ。ニンジンの甘さとウニの塩気がひきたてあって口どけ至福
おかわりしたかったくらい。



メインは地元産の鶏のコンフィ
表面パリッと中はジューシー ブラボーな焼き加減&塩加減



あおりんごのシャーベット



チョコのパヴェ

デザート類もさっぱりとこっくりと二種類。
食後のコーヒーもおいしくて満足
これで四人でシードルのボトルを一本飲んで3000円代
そりゃー贅沢ランチの範疇に入るけど、東京だったら倍くらいしそうな値段設定だと思う。

オンナってこういった少量で色んな種類が供され 自分ではなかなかできない手の込んだ料理 っての好きだよね。
ワタシもどうせ外食するなら 一皿でどっかんと食べなきゃならない丼ものとか麺類や、いくら高級肉でも焼肉とかすき焼きとかのシンプルな調理法のものよりこういうのがいいなあと思ってしまう。

「おいしいいいいいい!」と一品毎に感動の声をあげたワタシに連れてきてくれた友たちも喜んでくれたみたい。
「シェフももう年だからさ。あの人が現役のうちに局をぜったい連れてきたかった」と言ってくれたのも嬉しい。

小学校からの友は ピアノの先生、ビーズ作家、臨床検査技師で仕事を持ちつつ子育て介護もこなし家庭運営をしてきたしっかりした女性たち。
そうしょっちゅう連絡を取り合うわけじゃないけど、会えばたちまち小学校時代のお互いの姿がよみがえり、共通の話題やお互いの近況などで盛り上がる友たちである。
その中の一人が今年ある癌の手術をして闘病中だけど、彼女も健啖にすべてたいらげ、抗がん剤の副作用で抜けていた髪も生えてきて、ベリーショートも素敵だったのが嬉しかった。

食べ終わったら 次には「美味しいものの買い物」

ワタシはこの地方はまったく知らないので誘われるままに車であちこち連れて行かれ、すすめられるままに購入




揚げせんべいの店や



おとうふの店
この隣のケーキ店にも
やっぱりワタシの友って美味しいもん好きなんだなあと みんなで「何が美味しい」「あの店だったらこれだよ」などと熱心に話す友たちが頼もしい。
どうせなら美味しいものを求めるってのは人生の楽しみの一つだなあ。

帰ってきてオットとムスメと食べたけど すべて美味しかったのにビックリ。東京値段よりだいぶリーズナブルだったし。

過疎化が進んで ただでさえ色々言われるw我が故郷も ホントに美味しいものあるもんだなあと先日の酔っ払いの日に食べた生ハムやチーズなどの地元産のものも含めて、今回は再発見できた。
もうちょっと宣伝が上手だったらいいのになあとも思うけどね。いい素材はたくさんあるのに知らしめないのはもったいないこと。
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