局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

衣装合わせ

2011-11-29 00:12:02 | 家族あれこれ(犬も含めて)
思い返すと先週は怒涛の日々だった。毎日出かけていたのでやらねばならぬ事は山積み。影響は家事方向に未解決懸案がたまっている。
まっ いいか。多少階段の隅にほこりがたまっていても、ダイレクトメールがダイニングテーブルの隅で小山になっていても、人間死ぬことはないであろう。

ドラ結婚式(もう入籍してしまったので今後は式までの準備期間となりました)までの道 vol.7 「父親の衣装合わせ」

先週土曜日はM子父と我がオットの衣装合わせであった。

その前に M子の洋装の衣装は決まったもようである。案外しっかりしている(現実的とも言う)ムスコ夫婦。式場指定で借りられる所が二か所あり、先日M子ちゃんの衣装をあちらのお母さんと私で見たのだが、「衣装パック」というカップル一括レンタルお得プランみたいなのが用意されているデパートのブライダルサロンで借りることにした模様である。これだとM子もドラも二着ずつ衣装が借りられ、もう一方の所より大分安くすませられるらしい。
それで先日の洋装は決まり(いかまりさんがご推挙していたドレスで) もう一着は和装にすることにしたんだと。M子ちゃんも着物が好きだし、あちらのお婆ちゃんにも喜んでもらいたいとのこと。
そりゃいいことです。

あれから何度か足を運んで洋装を決め、和装は二着に絞っていたらしく、どっちがいいか見て欲しいとM子ちゃん。

 


豪華で刺繍たっぷりなのは前者だけど 品があって似合うのは後者でしょ。
ただ式場だから派手な方が映えるんじゃないかとM子母娘は思って迷っていたらしい。

「後のほうでも十分映えるんじゃないですか?」と私が言ったら あちらのお母さん 「ほら お母様もそうおっしゃってるからこちらにしなさいよ こっちは(前者)は花札みたい・・・」 ハハハ、結構おっしゃいますね。
この写真だと隠れちゃったが裾のところにでっかい鶴がいるのである。うけた。
私もついつい「こっちはちょっと演歌歌手みたいですよね~」などと本音をもらしてしまい、ここは後者に決定。ってことはドラもM子が和装の時には羽織袴になるんですと。こりゃ見ものだね。

そうこうしているうちにオットが現れ、あちらのお父さんと両方の衣装合わせが始まっていた。っていってもモーニングのサイズ確認だけだけど。
あちらのお父さんはスリムで標準体型なのでまるでお直しなしですっきり決定。

 
ズボンの長さはちょうど良いが上着の袖丈が問題。 肩幅が広いのと腕も長いので標準サイズだと袖丈が足らないのである。厚手のカジュアルシャツ(しかもユニクロ)の上に着てるから余計変な写真であるw
これ以上上のサイズだと今度はだぶつくので悩みどころだが、多少袖からシャツが出てもいいからとこのサイズにした。ウエストなどはジャストサイズである。
「冬の間太ってこれが着られなくならないようにね」とプレッシャーつき。

M子、両父の衣装が決まり、両母は自前の留袖を着ることで用意するものなどの説明を受けた。
ところでドラはと言うと、この日はM子と両父の枠でいっぱいで自分の予約がとれなかったとかでこの場には現れず・・・ なんと中高の友達と草野球の試合に出ていたらしい(なんとのんきな
そして夕飯は合流しますよ とM子に連絡が来たので、じゃあどこかでお食事でもってことになったが 「試合から直接ジャージで来るそうです」と憮然として告げるM子。 まったくしょうもないドラだね、まともなところに行けないじゃないか ってことで オットが愛用するおでん屋さんにご案内した。ドラったらそこに「3打数2安打でした」と嬉しそうに現れる。(まったくのんきな



この前はフレンチレストランでちょっとよそ行きに顔合わせした両家だったが、この日は急にくだけて大盛りのおでんをみんなでつつき、熱燗をお酌し合いとこれはこれでなごやかな時間になった。
あちらのご夫婦もイケる口で良かった良かった。

この日はあちらのご夫婦は衣装合わせの前にムスメ夫婦の新居で ちょこっとついている庭の手入れをしてくださっていたらしい。私は気がつかなかったがトゲトゲのある木が育っていてそれをどうしても切りたかったお父さん。かわいいムスメがトゲトゲで怪我でもしたらと心配だったらしい。ドラはオットと同様、庭の手入れ系はまるでやらないヤツである。
ってことで、お父さん、日経新聞と一緒に折り畳みののこぎりの入った透明の袋を持って銀座を歩いていた。不審尋問されたらヤバいのではないかとひそかに心配。

こうやってみんながあれこれやってくれるドラ夫婦は幸せものである。その間にのんきに草野球に興じている婿でいいんだろうか? やっぱりドラはドラである。式までに呆れられませんように




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珍しくもスポーツ観戦の日

2011-11-25 23:30:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
普段スポーツ観戦にほとんど興味のない私(家族の出る試合も観に行かないほどである)だけど、唯一の例外は11月23日のラグビー早慶戦である。

といっても三年ぶりか・・・

オットの友達の早慶卒の人たちを中心に毎年観戦ツアー、観戦後はお茶か飲み会という流れである。
本来のメンバーの家族や友達も参加したり入れ替わったりするが 今年は20人程度の参加。途中の酒屋でおつまみとビールなどを買い込み、試合の始まる30分ほど前からスタジオで飲みながら しばし若い子たちの試合を楽しむのである。

と その前に・・・ この日は小さな事故があった。
待ち合わせ時間ギリギリくらいに家を出たオットと私。冷えると嫌なので結構着こんで寒さには対抗できるようにしてあったが、予想より温かく日差しもふりそそいでいた。
これは防寒よりも紫外線対策しなけりゃ・・ 私はオットに駅まで先に行ってもらうことにして サンバイザーとサングラスを取りに家に戻ったのである。
ほんのちょっとあせっていた。 あせっていたので普段のひと手間を惜しんだ。
足が左利き ★のところで書いたが 実は私は左側から自転車に乗れないのである。ただストッパーは左についているのでそれをはずして右に回り込んで乗るのだが、この日はそれをしないで左から乗ろうとした。
で、バランスを崩し自転車もろとも地面に転がったのである。
とっさに右手と両膝をついて そう大事じゃないってのはその場でわかった。 
スラックスは別にやぶれてもいないしその下に厚手のタイツも履いていたが、ひざが痛いこと痛いこと。
しかし、オットは駅で待ってるし待ち合わせ時間はせまってるし仕方がないからそのまま自転車で駅に行ったのである。

で、ラグビー。

強く打ったほうの左ひざがジンジンするのを感じながらも神宮前から秩父宮ラグビー場に行く道はちょっとしたお祭り騒ぎでこれから行われる試合への期待感が湧きあがっていく。


早慶両方の新聞をもらって競技場へ





今日は結構後ろの席だったけど この競技場は陸上トラックがない分近いので臨場感を感じる。その点国立競技場はどこの席もなんだか遠いしトイレは少ないし寒いしで一度行って懲りたので大学選手権の決勝は行かないことにしている。(その程度の根性しかないんである)



この日は本当に良い天気 ビールもうまかったよ。

 
慶応のチアリーダー

 

早稲田のチアリーダー

両者とも三段タワーから一番上の子が後ろに宙返りして降りて下の子たちに受け止められるとか大技を展開。大学のクラブでここまでやるんだね。がんばるな~と思いながらも 脊髄損傷でもしたらどうするんだ? と心配になってしまうのは同じ年頃のムスメを持つ身であるからだろうか? どうぞ気を付けて。

 

試合は一瞬慶応がリードしたが、終始早稲田優位だった。私が解説しても不正確なのでYAHOOのスポーツサイトを引用すると↓


 ◇関東大学ラグビー対抗戦グループ 早大54―24慶大(2011年11月23日 秩父宮)

 伝統の早慶戦を行い、早大が9トライの猛攻で慶大に54―24と快勝した。2連敗の早大はNo・8大峯功三(東筑)、SO小倉順平(桐蔭学園)、CTB布巻峻介(東福岡)の新人3人を早慶戦では79年以来32年ぶりに先発で起用。前半15分に小倉と布巻が絡んで先制トライを奪い、チームは勢いに乗った。ルーキーの活躍でバックス陣の高速展開に磨きがかかり、最終戦の早明戦(12月4日)と大学選手権(同18日開幕)へ弾みをつけた。敗れた慶大は5位が決まった。
 

だそうだ。

この日の席は 私たち夫婦を挟んで、右がW卒の翻訳家♀と高校教師の♀ 左がK卒の証券アナリスト♂と経済学教授夫妻だった。
トライの度にW卒の女子コンビが小豆色の旗を振って絶叫し、Wに点が入るたびに アナリストがぶつぶつ20年前からの慶応の戦いぶりを引き合いに出しながら講釈する。
もうわかったからアナリスト黙っててよと思う時もあったが楽しい観戦だった。

この試合って観に来る人たちが文化度を感じる。あまりにひどいヤジとか飛ばすと周りの観客から注意されるような自浄作用があるところ。観客の年齢はまちまちだけど、品の良い老夫婦が(じいさんがしゃれたアスコットタイなどしてるような)楽しそうにしゃべりながら観戦しているところを観るのが好きだ。



早稲田勝利

 

今年の神宮の銀杏並木の黄葉はイマ一つだったが、秋の行事が一つ終わったなって感じながら信濃町までゆっくり歩いた。

この日は★洲まで足を延ばして

 オットの知り合いの店へ

 おしゃれな店内に

 オトコマエな店長

 
 素材の良いイタリアンに

 ランドックのヌーボーを合わせて満足ディナーだった。

しかし この日は家に帰ってからが・・・1

帰っておそるおそるタイツを脱いでみたら 両膝に擦過傷と左ひざに多少の腫れ。


とたんに痛みを思い出してオットに泣きついて消毒して湿布を貼ってもらう。(痛くしないでよ 丁寧にやってよねと注文つき)我ながら大げさだとは思う。

「ホントお前って痛みに弱いな~」と呆れられる。
確かに我ながら肉体的な痛みにはつくづく弱い。いくら学生とはいえ4軍くらいまであるラグビーチームの面々と比べるのもおこがましいが、自転車で自爆してこんなにダメージを受けるんだから あの子たちの日常の傷なんか受けたらとてもじゃないが生きていられないであろう。
チアリーダーの子たちも考えてみればあんなことやろうってのは改めてすごいね。技を失敗したらこの程度の怪我じゃすまないね。それでもやろうってのは若さってもんだろうか?
もっとももう一度若返っても私はやらない、頼まれてもしないであろう。

いつも思うんだけど(ミッションインポッシブルなんて見ると特に)こんなに痛みに弱くて方向音痴だと絶対スパイになれないと思う。任務でどこかに侵入しても出口がわからなくなるに決まっているし、当然すぐにつかまって拷問でもされりゃすぐにしゃべる(いらないことまでペラペラ)であろう。
もっとも 私にスパイになれって要請が来ることはないと思うが。

あっ また最後で話がそれた。


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小劇場も楽し

2011-11-24 22:40:04 | 見る(映画 劇場 美術館など)
建築士Nちゃんから誘われ 彼女の友達の劇団の公演へ。



ここのところちょっとご無沙汰だったがこの劇団の公演は何度も見に行っている。

開始が7時半だったのでちょっと彼女の事務所によっていくことに。



今月末 マンションの一室を買って事務所としてオープンしたのである。

「おめでとう 景気いい話だね~」と言ったら、前のところがあまりにも老朽化してたし 古い耐震基準の賃貸向けのマンションなので震災の被害もハンパなく 怖くてずっとそこで過ごすのも精神的に苦痛になったとのこと。
「そんな儲かってないんだけどさ~ 老後に向けての貯蓄代わりだよ」とのこと。
さすがである。
Nちゃん事務所で軽く夕飯を食べて劇場へ。

彼女は空間把握の天才である。我が家のリフォームも頼んだことがあるんだけど、家の中を一回りしただけでたちどころに改築後のイメージ図を描いてくれた。
その後 家に一度しかきたことがないのに リフォーム関係の業者さんに渡した 我が家の地図というのが10年以上住んでいた私が書くよりはるかに正確で(もっとも私がきわめつけ地図が読めない女なのでもとより地図なんか書けるわけはないんだけど) 一方通行で鋭角に曲がる道のその角度まできちんと反映されているので我々夫婦はたまげたことがある。

そんな彼女と一緒にどこかに行くと 迷わないのは当然で電車の乗り換えや駅の出口の選択などもすべて頭に入っているようで まるで無駄に歩くことがないのである。彼女についていって車両に乗ると 駅につくと階段が目の前にあり、そこから最短歩いて地上に出て一度見た地図を見直すこともなく初めて行くはずの目的の場所にたどりつく。

「いいねえ Nちゃん どうしてわかるの? 地図とか乗り換えとか」と感心すると
「言っちゃ悪いけど 局ちゃんがどうしてわかんないかあたしにはわからんのよ。 だいたいさ、どうして地図を回すかね。 北が上の方がわかりやすいじゃん」とのこと。

今までの人生、空間把握が苦手で方向音痴としてどれだけ損をしてきたことか・・・ 神様が足りない能力を一つ補ってくれると言ってくれたら 迷わず空間把握能力(せめて人並)をいただきたいものである。

あっ 話がそれたが

劇団の本公演のHPからそのままひっぱってきちゃったが 見たのはこれ ↓



新宿三丁目の穴倉みたいなところの劇場で、狭い階段で通じる出入口が一つしかなく 公演前に 「非常口は ・・・ ええ ここしかありません・・・ 何かあったら案内しますので落ち着いた行動をお願いします」と注意があって失笑を買っていたが、ホントに何かあったら怖そうだし、案内された座席は前から三番目の平場で 座席の幅は狭くて しかも前には座高高いオトコ三人組が立ちはだかっているといった最低の席であった。
舞台もそんなに上がってないのでその座高オトコたちの頭のかげから首をあっちこっちしてのぞかなくてはならないし足もだせず組めず正座も下が硬くてできずの足腰最悪の席であった。

しかし、その悪条件にもかかわらず・・・

おもしろかったのである。 心から笑えて楽しめたのである。

作品がしっかりしていると こうも面白いものなんだなと実感。
今までのこの劇団は ハチャメチャな笑い ノリでゲラゲラ笑えることは笑えるが あとに残るのはあまりなかったのである。

しかし 昨日のはね。
脳腫瘍?で助からないと宣告された主人公。 夢を抱いて東京に出てきたものの何をしてもうまくいかない。恋人と思っている女からはお金をしぼりとられるばかり。 そこに現れたのが怪しげな関西弁をあやつる神様とその神様に呼び集められた七福神の面々。

この劇団ぽいノリの良さも残しながら整合性のあってあとに温かいものが残るストーリーは素敵だった。

作品もよかったけど 役者さんたちもホントに演じるのが好きなベテランさんたち。小劇場系の公演って自分にとっての合う合わないとかの当たり外れも大きいんだけど、当たった時の満足感って格別なものがある。

Nちゃんとも 「すごい化けたね~」「ホント面白くなってたね~」「もう一度見たいくらいだね(今度はまともな席で)」と言い合って満足して家路についた夜だった。
また見たい。(ヅカを半分に減らしてこの手を開発しようかな・・・)
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秋晴れのお茶会

2011-11-23 00:22:25 | 着る
着物の会の行事の一つでお茶会。

 

オリ★ピック記念センターにお茶室があるなんて知らなかった。(ムスメがよくここの体育館を借りてダンスをしているのだけど)



なかなか趣のある茶室で

 日本庭園もあり



茶室の名前 桜★(★は花です)亭の由来になっている立派な桜の木もある。春になったらすばらしいであろう。



内部。お道具類もそろっていて借りられる。

大寄せのお茶会だからそう緊張もなしにの~んびりとお茶をいただき



お弁当をいただいた。

お茶の先生をやっている会員もいて、色々お道具などの説明もあり、なごやかな一日になった。

実はこのお茶会、半年のびてこの日になった。
本来予定していた4月で そのためお茶会を主催するメンバーがリハーサルをしていたところ、あの震災があったのである。
その時はこの会場でなかったが、そのメンバーはあわてて火を消して みんなで庭に出て手をつないで地震がおさまるのを待って大変怖い思いをしたらしい。
また みんな着物姿で都心に来ていて帰宅難民になってしまって何時間もかけて戻ったらしい。
そして4月のお茶会は延期になった。やろうと思えばできたが、あのころはとてもじゃなく 着物を着てどこかに出かけてお茶会なんてのんびりした気持ちになれなかったと思う。

この日(21日)のようにさわやかな秋晴れの日。着物を着てみんなで集まり、ゆったりとお茶を飲んでなんてことができるってことがありがたいことだなとつくづく思った。

着物なんて 気持ちに余裕がある時じゃないと着られないもんです。



今日のいでたち お茶会ってほんとは柔らかい着物を着るべきなんだろうけど、お手伝いもあるしちりめんの重い着物を長時間着る気にならなかったので紬にしてしまった。



帯はカトレアの染め帯。
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「新少林寺」

2011-11-22 00:32:56 | 見る(映画 劇場 美術館など)
オットと映画館に行く時の選択は結構難しい。趣味がかなり違うのでお互い多少無理しての歩み寄りが必要なのであるそれで結局二人とも自分の見たいものとズレが生じて満足できずに ああ微妙だったね ってことも多いのである。。 たとえばこの日に見たのなんかもつまんなかった ★ 

先日の日曜もあんまり期待せずに見に行ったこの映画・・・


いい意味で予想を裏切られて面白かった~~

yahoo映画サイトより

 辛亥革命の時代の中国、ごう慢な将軍・候杰(こうけつ、アンディ・ラウ)は、権力拡大の野望を抱くも、部下・曹蛮(そうばん、ニコラス・ツェー)に裏切られ、愛する幼い一人娘も失い、自身はお尋ね者の身に。すべてを失った候杰は、少林寺の料理係(ジャッキー・チェン)の家で髪を切り、出家することを決意するが……。


以下 ネタバレすみませぬ

候杰と曹蛮の二人 裏切られた候杰が最終的には曹蛮を悔い改めさせるために戦いつつ命を落とす。
絶望の淵から這い上がって新しい使命を自覚する候杰と なおもサディスティックな曹蛮の対比。



悪役ながらもニコラス・ツェー かっこええ
 
それだけでも見ていて引き込まれる展開なんだけど少林寺の僧たちの修行中の力強いダンスのような動きや戦いのダイナミックさ ホントに目が離せなかった。


 候杰の妻役も美しかった。


ジャッキー・チェンも良い味出してて。モコモコした中国服にやっぱり丸くなってたるんだ顔ながら、いざとなるとコミカルに活躍して敵を倒す。

どっちかというと 痛そうな場面とか 血とか好きじゃないんだけど、なぜかこの映画ではそれがあんまり気にならず、2時間超える映画だとちょっと弛緩場面があると睡魔に襲われる体質(この前観た ○○○な金縛りは何か所かで寝た)なのに最初から最後まで集中して見られ、こりゃ~やりすぎだろ(候杰が御仏の手の上で死ぬ)なんて場面もシラケず・・・ 終わった後、オットと二人 「あ~おもしろかった」と心からすっきりして席をたつことができたのである。

乗りやすい我々夫婦は やっぱり今日は中華だよね と



映画館の入った駅ビルの中華料理店でラーメンと点心を食べ(アンディ・ラウの食べてた麺とジャッキー・チェンの作った饅頭がおいしそうだった) 息子の披露宴までにシェイプアップするためスポーツクラブに入ろうとしているオットに 「どうせならジムより少林寺の道場にすればいいのに、OOO駅にあるよ」と無責任に焚き付けて家路についたのであった。





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朝ドラと中間管理職として

2011-11-20 20:39:42 | 家族あれこれ(犬も含めて)
といっても「カーネーション」のことではない。

今朝まだ夜が明ける頃、我が家に現れたのがドラ(息子)であった。

これから学生時代から続け、おととしは世界大会だかに出た あるスポーツの関東大会に出るため、我が家の車を借りに来たのである。
最寄の駅まで友人を集めて拾って某地方の会場まで行くらしい。

「土日車貸してくれよ」というメール1通で 「はいよ」とばかり前日ガソリン満タンにして渡してやる私もやはりいい年こいたムスコを甘やかしている親バカの一人かもしれない・・・(ガソリンは入れて返してはくるもののメンテナンスや税金はもちろんこちら持ちである)

今朝 現れたドラ 頭からびっしょりであった。新居よりチャリできたそうだ。



「アメダス見たら朝のうちは大丈夫なはずだったのにな。どうしてオレがチャリに乗ると雨がふるんだよ~。運わりぃ」と嘆いていた。
確かに今までピーカンだったのにドラがチャリで出ていくと天にわかに掻き曇りどしゃぶりなんてことが多いのである。
「ホント あんたは昔からチャリで雨にふられるね~ まあ他の運はそう悪くないんだから我慢しなよ」と説得力があるんだかないんだかなぐさめ、ファンヒーターをつけてびしょ濡れのジャケットを乾かしてやった。
「あっ 新しいファンヒーター買ったの? なんだよこれ しゃべるのかよ うぜっ」  やっぱり感じるところは親子であるw

これまた濡れているリュックの中からパンを取りだし食べようとしたから
「何? なんか食べたいならあるよ」と言って冷蔵庫の中をごそごそしながら
「そういえば 新居じゃちゃんとしたもの食べてるの? M子ちゃんも忙しいから毎日作るの大変なんじゃないの?」と聞いてみた。 そういえばドラが新生活を始めて以来家に来たのは初めてであった。
ドラは就職してすぐに家をでたのだが、食事つきの独身寮だったので今まで「食」に関しては心配したことがなかった。 なかなかおいしい食事をまかないのおばさんが作ってくれるので 朝夕はバランスがとれていたはずだし、昼も社員食堂なにやらで食べることもできていたからだ。
ただ、自分も仕事を持つM子ちゃんがちゃんと作っているのか?(ドラは毎日帰りが10時過ぎるので夕飯の用意はまず無理であろう)
「ああ、毎日M子が作ってるよ。結構時間かかってるみたいだからオレが帰ってくる時間でちょうどできあがるくらいみたいだよ」
「M子ちゃん料理は上手なの?」
「まあまあじゃね? 時々失敗するしレシピ命だけどさ」

そんな事をドラとしゃべりながら 昨日作った野菜スープとまだ凝っている金時豆と豚肉の煮物と 恵比寿で買ってきたロブションのパンを温めて ニシナヤさんコーヒー ん・ごろごろ(ウマイ!)も入れて出してやったら



「うまっ やっぱりおかんの料理はうまいなあ それにM子よりずっと早い」

内心小さな勝利感が訪れたことをここで告白しておこう。 まあ新婚でまだ料理の慣れないM子と主婦歴四半世紀余でドラの好みも知り尽くしたワタシでは勝負になるわけないが。

「あんた そんなことMちゃんの前で言うんじゃないわよ」
「あたりまえだよ オレだって空気読むぜ」

相変わらず人をバタバタさせてあっと言う間に出て行ったドラであった。

今までは家族の形態として、ワタシは「嫁」という立場であった。ところがドラが伴侶を得て 「姑」という立場にもなってしまった。 しかし依然として「嫁」ではあるのだからいわゆる中間管理職という立場になっちまったわけである。
姑とは同居したことがないので、日常的な葛藤はなかったが、やっぱり色々やらかしてくれる人だし、若い頃は今より元気で色々口出しもあったので負の記憶もいくつかある。 だからその手の思いはM子にさせたくないし、口も出したくないとは思っているが、やはりまるで二人のことが気にならないわけはないし、その中で一番気になるのは健康だし、職場でこき使われている若い時代、きちんとした生活の基盤があってこそドラもM子も元気でいられるからそれだけはちゃんとして欲しいな~ などとひそかに思ってはいる。
そして 思ってはいるがホントに「ひそかに」で あからさまにM子には「ちゃんとご飯作ってあげてね」などとは言っちゃいけないなとも思っている。
ただ、M子は以前からお料理教室に行ってて、そこで習った料理をレシピながめながら作っているらしいが、そんなの続かないからもうちょっと簡単なのにすればいいのに とも思い、楽ちんなレシピ本でもプレゼントしようかなとも思うのだが、余計なお世話であろうか?
M子は私のすることに対してそうひねくれてとるタイプの女の子じゃないと思うから 私も余計なこと考えずに色々やってもいいんだけど、やはりちょっと行動するまえや話す前に考えちゃうところが 嫁姑の間柄でワタシの中間管理職の立場ゆえなのであろうか?

今までは友人と「まったくウチの姑ったらさ」など 嫁立場のグチは時に話題にのぼったが、最近はちょっと年上の友人の 姑としての話も心に響くようになった。

その中で最近印象に残ったのは 弁★士のムスコを持つ60代の友人の話である。★橋を出て司法試験に受かった結構イケメンの自慢のムスコができちゃった結婚したのだが相手は若くてかわいいのだがどうも色々困ったちゃんらしい。とってもマジメで絵に描いたような賢婦人の彼女は今までお世話になった人には水茎麗しい毛筆で手書きのお礼状を鳩居堂の高そうなレターセットですぐさま書いて送るような人なんだが、お嫁ちゃんはまるでそういうことに無頓着でムスコ宅のその手の用事も彼女がやってやってるらしい。

「ホントけろっとして今じゃ私にやってもらうのが当たり前みたいになってしまったのよ。あとね、自分が遊びに行くときも おかあさん 明日お願いしますって一言で OOOちゃん(孫)を私に預けていつまでも帰ってこないのよ~~」 などと。
一緒にいた同年代の人に 「あら 大変ねえ。 でもそうやってあなたを頼ってくるのもかわいいじゃないの。まるで孫に会わせない嫁もいるのよ。自分の実家ばっかりと仲良くしてさ。ほら M子様もそうじゃないの。あれはひどいわね~ 美★子様もお気の毒よね」 と言われて
「そういえばそうね M子様よりはましだわ」
と納得していた。 あの嫁よりはましとみんなが心なぐさめられる存在になってしまったあの方。
本当に ★智子さまもお気の毒である。 あっ 話がそれた。





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ランチでがっくり 買い物で満足

2011-11-18 21:37:23 | 日々の生活
今年の残りが1か月半・・・ まったく早すぎる。

この時期になると、来月からボチボチとある忘年会&新年会に備えてちょっと身の回りのものを買いたくなる。

ちょうどこの日空いてたムスメ(私のファッションご意見番←んまぁ辛口だけどその分信頼できるってもんです)と珍しくセール時期をはずして 何か見つけに行こうということにした。

ムスメの運転で恵比寿へ。


毎年恒例のバカラのシャンデリアが飾られていた。 夜ならもっと綺麗なんだけどね。

風もやんでぽかぽか陽気だったのでこのシャンデリアを眺めながら外で食べようとオープンカフェでランチしたのだけど・・・



大失敗 このサラダ(レタスだけ)と このパスタ(白菜とシラスのオイル味つけ)のお粗末さ。
ずいぶん待たされたのち麺はアルデンテだったから注文を聞いてから茹でた点はいいけど、白菜は2cm画ほどのが10枚ほど 青ネギの小口切りだけは景気よく載っていてシラスはその上に同じく10匹ほどがパラパラと載っているだけ。
このパンの置き方もいかがなものか? オイルもバターも添えられずにこの置き方。パスタのソースが沁みこんでいる。自分でソースをつけて食べることもあるが、そういう選択は客にゆだねるべきではないだろうか?
まあ こだわりたいほどのおいしいパンじゃなかったけど。

ってことで運んできたとたんにガッカリ
家で作った方がずっとマシな味でもあった。 
大学かなんかの食堂で390円程度なら「値段なり」の味だけどこれで1000円以上取るのはぼったくりであろう。

女店員も感じが悪く、ムスメと「やっぱり座ると冷えるね」 なんて言ってたのにもかかわらず、ひざ掛けの所在さえ言わない。
会計の時、私がレジよりちょっと遠くに伝票を置いたら 「こちらに」と置きなおさせる。(十分手を伸ばせば届く位置)

二度と行くまい PAP★S CAFE・・・

と 出ばなをくじかれたけど・・・

目的としていた、ちょっと応用が利く小物 (この日はティペット)と アウターのニット(ママにしちゃシックなの選んだね byムスメ)が購入できたのであった。



しかし デパートって平日昼間って人がいないのね~ 大丈夫か? ★越?

私の買い物につきあわせたので たまにはムスメに何か買ってあげようと 彼女のお気に入りブティックへ。



ホントおもしろい店。

恵比寿に3店舗あるんだけど今日はジーンズ専門店へ

店に入るとアジアっぽいお香の香りと藍染の染料の匂いがする。

店員のお兄ちゃん二人も着ているものは今風だけどなんとなくアジアの哲人の様相。

店は土間とちょっと高くなって畳敷きの部屋があって 昔の呉服屋さんのおもむきである。

ムスメがディスプレイしてある 「くけ台」に萌えていた。「あっ フネさんが使ってるやつだね」
針山のところをクリスマスツリーに仕立て色とりどりの待ち針を刺してあるのがおしゃれだね。
フネさんもびっくりであろう。



ムスメが選んだのは昨日アップしたこれ ↓



「なんだ こりゃ?」と言うのは 私がリアルに発した言葉である。「ママの声はよく通るんだから気を付けてよね 恥ずかしいよ」byムスメ

O脚の人専門のパンツではないw

これが履くとすっきりフィットするスキニーパンツになるんですとさ。
パターンのマジックなんだそうだが、立体把握能力が乏しい私にはさっぱりわかりまへん。

このパンツを前から狙っていたというムスメは試着して満足そうであった。

お財布は軽くなったが 二人とも満足の買い物。 
また今日から労働でした。












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なんだ!?こりゃぁ

2011-11-17 23:18:03 | 日々の生活
ムスメの買ったジーンズ

詳細とコメントお返しは明日ね
歩きすぎて疲れました。
ふー
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じじいの引き際

2011-11-14 23:44:13 | 様々な思い
何日か前から騒がれている巨人のお家騒動。
ここ何年も野球中継ってものを通してみたこともない私(清武球団代表って最初に聞いた時に 清原っていつのまに巨人の球団代表になったんだ? と疑問を持ったくらいの野球音痴ですみません)が言うのもおこがましいが、ごく一般論 自分の周りのお年寄りと比較してあの方を論じてwみたくなった。

まず86歳という年齢にびっくりした。あの年であの勢いは衰えず、ますます血気盛んなのは尊敬申し上げます。しかし私の周りでちょっと年齢が上のご主人と結婚した友人たちはそのパートナーがサラリーマンだったりするとそろそろ定年とかも視野に入ってくるお年頃。いったい彼は(いまkarehaと打ったら枯葉と出た 爆)何年現役で働いたのか。そしてこの先何年働き続けるおつもりなのか?
私たち年代は普通ならもう定年まで10年前後、年金支給もどんどん先送りされるような心細さもありながら日々過ごしているのが一般的なのにうらやましいことである。

そしてまったく卑近な例ですが、私の通っているスポーツクラブ、場所的にわりに高級と言われる住宅街二つに挟まれ開業当初はかなり入会金が高かったらしいので(私はオープン何周年かの紹介無料キャンペーンで入所)古い会員はゆとりのあるジジババが多い。
その中の一人に Tさんというおばあさんがいる。某省庁に定年までずうっと勤めていたらしい。高級住宅地に一軒家を持ち今まで独身。うわさによると年金も二種類だかもらえててアパートも持ってて悠々自適らしい。
別に周りの会員もそんな年寄が多いので、特に彼女がやっかまれたりってことはないのだが、このばあちゃん すごく嫌われている。

なぜか・・・? 一番難しいエアロに出て、一番前、センターに場所取りをするからである。
私もジムに行くようになって知ったのだが、このようなスタジオのエクササイズでは場所取りというのはかなり微妙な問題で、時によっては表面に出ない戦いが潜んでいる。
人気インストラクターで難易度の高いプログラムに出る人たちは、結構プライドが高くそれぞれの場所が暗黙の了解のうちに確立している。やはり上手な人が前列に行く。インストラクターが他の場所に行っちゃった時にその人がいると後列の人たちが安心ってところもあるのでそれは合理的である。
その他 ビジュアル的にも見ていて耐えられる人の方が最前列にはふさわしいと思う。

が、Tさん。82歳!でそのハイインパクトのエアロを一時間できる体力と気力があるのは尊敬するが、ほとんど正確にはできないのである。特に回転が苦手らしく、周りと反対方向に行っちゃうことはしばしば。その上、面を変えた移動の後などに元のポジションにきちんと戻らないので後ろと左右はぶつかりそうになってホントに迷惑する。
それでも絶対に早く来て場所取りをして周りの顰蹙を意に介さずに一番目立つところを譲らないので嫌われてしまうのである。
その年で元気で体力があるのは結構。しかし、やりたきゃもっとフリが簡単できちんとこなせて人に迷惑がかからないものに出ればいいのに と思う。
たまに周りのはっきり言うオバサンと争いになることがあるのだが、その時は自分が「いじめられている」とジムの経営者にあることないこと訴えているらしい。

私もこのジムに入ってまる六年ほどになるだろうか? この期間でスタジオプログラムを生き生きとこなしていたおばさまたちが 「もう無理だから 基本のエアロに行くわ」とか「この頃はストレッチ専門よ」と言って難しいものから引退し自分の体力に合ったものに移っていくのを見た。
そうやって引き際が潔いおばさまたちはやはり周りとうまくやっていて素敵な人生を積み重ねてきた感じがうかがえる。

やっぱり自己を客観視して自分の引き際を見定めて 後進に譲るのが美しい生き方だと思うし、自分もなるべくそうでありたいと思いがけない場で勉強させてもらってしまった。

で、・・・ 彼である。

人間って(特にオトコ)それまでの生き方とかそれで培ってきた人間性などが年を取ると顔に現れることが多い気がする。
若い時にはたとえ不細工寄りであっても 素敵な仕事 素敵な家族を築き上げながら年を重ねているであろう人たちって、とても「良い顔」になっていると思う。こんなところで例をあげたら悪いが、故 渥美清さんとかいかりや長介さんなんか。あと宇崎りゅうどう氏なんかも若い頃に比べて渋い魅力がでてきた人だと思う。
しかし あのジイは・・・ メディアもいかにも頑固って表情をスポーツ紙の一面に載せてるみたいだから気の毒っちゃ気の毒だけどさ・・・

いったいあの方の家族ってどう思っているのか気になったので調べてみたが、奥様はアルツハイマーを患っているんだとか。愛妻家で一緒に住んで大事にしているってところはひそかに見直したのですけどね。

世の権力持ちのじいさんがいつまでもその地位で君臨し、周りを恫喝している場合、止められるのは賢い奥さんて存在だけだと思う。
奥様が賢夫人でお元気であったなら 「たいがいになさいませよ あなた。そろそろ引退なさって二人で悠々自適ですごしましょうよ」と言うところではないでしょうか?

奥様のご病気でそういった機会がないってことは あの方自身も周りの人にも気の毒なことだな~とおせっかいながら思ってしまうのである。




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しゃべるな・・・

2011-11-13 01:05:07 | 日々の生活
今日は温かかったが、立冬もすぎたところでやっぱり冬仕度である。
去年から買い替えなくちゃと思っていたガスファンヒーターを量販店で買った。
今度は一回り大きくなった分パワーアップして、空気清浄のためにプラズマなんちゃらという機能もついているのである。

早速ガスホースをつけてセットしたところ チャラチャラと言う音楽が鳴った。そして器具は正しく使いましょうとかという音声が流れた。
へ~~ ずいぶん進歩したもんだね この手の器具も・・・ と思って使ってみているのだけど・・

こいつ やたらとウルサイ器械である。
着けるたびに 「点火されました」とか空気清浄のボタンを押すと 「プラズマクラスターのスイッチが入りました」とかいちいちしゃべるのである。
その上 一時間たつと 「一時間連続運転をしました。換気をしましょう」などと指図をするのである。

そういわれるとめんどくさいな~と思いながらもドアを開けに行かざるを得ないではないか。そりゃ~一酸化炭素中毒防止のためこいつも考えてくれてはいるのだろうが器械に指図されるのはイマイチ面白くないのである。
最初は 「ハイハイ」などと一人ごちていたが、度重なると 「誰に向かっていってるのさ、え?」などと言い返したくもなるのである。


そしてもう一つ、最近購入したものでこの手の機能がついていてびっくりしたものがある。
それはPOLO子である。
この車がまたうるさい。 エンジンをかけると 「ETCカードがなんちゃら」というのから始まって、シートベルトがなんちゃらとかの指図もしてくる。
これはナビが言うのではなく、車が言うんです。
そして一番いらつくのが 「急発進です。安全運転をこころがけましょう」と言うおせっかいである。

私の良く使う道は片側二車線の道路である。(この前追突されたところもここ)交通量が多いわりには道幅が狭く 駐車してある車があれば右に寄り、交差点では右折ラインがないので前の車が右折する時には左に寄らなくてはならず、結構テクニックを求められる道なのである。
路線バスも通る。
私はこの四半世紀以上運転しているが、制度ができて以来ずっとゴールド免許を維持している。安全運転は心がけているけど、トロい運転は嫌いである。なるべく何台か前まで見通して他の車の動きも考えながら流れにのるように心がけている。
また、そんなにあせって何台か抜かしてもつく時間は大差ないのはわかっているが、時々紛れ込む他県ナンバーのトロい車や 視線がさえぎられるトラックやバスなどの後ろはなるべく避けたいと思っている。
なのでその手の車が前にいて邪魔だな~ って思う時には信号待ちで並んで多少ふかして前に出るくらいのことはしますわな。

そうするとほぼ100% 「急発進です・・・」とのたまうのである、こいつは。
これはね、いらつくよ。場合によっちゃ喧嘩売ってんのかと思う。
そして 「うっさいな」と「黙って」と言い返すか、「別に急発進ってほどじゃないでしょ」とか「このバス抜かしただけじゃん」と車内で一人言い訳する自分を発見してむなしくなるのである。

それだけではなく、二時間超えて運転すれば「そろそろ休みませんか」だの たそがれどきには 「暗くなってきました。ライトをつけましょう」と指図する。
こんなことまでおせっかいするのか こいつは・・・


ちなみに このおせっかい器械たちは女性である。

ファンヒーターは年の頃は20代後半、短大を卒業して地元の村役場に就職している。父と母と弟と同居。
仕事はおもに経理だけど、朝夕の村のお知らせ(でっかいスピーカーから流れる公共放送)の係りもしている。
みんなが私の放送を聞いてくれているのがちょっと晴れがましいと思ってるけど、時々とちるしアドリブは苦手。30歳までには結婚したいです、テヘっ。って感じの声である。ちょっと鼻にかかった一本調子の声からそれが推し量られる。

そしてPOLOのほうは40代前半。これはベテランになりかけた小学校教諭ってところであろう。もう教育に対する若かりし頃の情熱は失せたけど、一応クラスの秩序を持たせるコツはわかっている。そんなに上からという姿勢は見せないが、常々相手しているのは小学生だから ついつい普段の言葉づかいも指導的になり、実は結構頑固で逆らわれるのは嫌いといった人柄である。
休みの日は教師仲間と近くの山にトレッキングするのを楽しみにしている。あたった公団に一人暮らし。独身だが小金ためているタイプ。

別にどちらも真面目に生きているのはわかるがそんなに積極的に友達になりたいタイプの女性ではない。
だからイラつくのだ。生活の中に入られて彼女たちに指図されるのは・・・

解決策としてはですね。

声のバージョンを変えりゃいいのですね。

深みのあるイケメン声がよろしい。ファンヒーターだったら谷原あたりに「そろそろ換気しようよ」としゃべらせ、車の方は福山に「急発進じゃないか? 気をつけようよ」「もう二時間だ、お茶にしようぜ」などとささやいてくれる仕様にしてくれれば 素直に聞くであろう。







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犬科ネコ属?

2011-11-12 11:05:20 | 日々の生活

出窓にも乗る ソファの背を綱渡りして上の小さい窓にもよじ登る
人間が留守の時はテーブルの上もも自分のテリトリーにしてるみたい。
こんなに身軽なダックスはなかなかいないぞ。あんたはネコか?
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豆にひかれる

2011-11-10 23:07:54 | 食べる
先日実家地方の画家のアトリエにお邪魔して 彼女手作りのランチをごちそうになったのだけど、その時の豆ご飯がとてもおいしいのに感激した。
なんでも色々な種類の豆を煮て冷凍しておいて その日の気分で組み合わせて炊き込むんだそうだ。色々な豆の味がちょっと塩味のついたご飯と混ざり合って、奥深い味。豆の滋養ってもんがとても感じられた献立であった。

「その冷凍したのちょうだい」と舞台友N。画家の食器棚からちゃっかりワインを見つけて飲んでいる。
小学校からの友達の遠慮のなさよ・・・ 

さすがに私はそれには便乗しなかったが、これからちょっと豆を料理に取り入れてみようと決心した。(我ながら影響されやすい女である)

実家の母もいつも豆を煮ているが、昔ながらの日本のお惣菜としての豆料理である。大豆を他の野菜と炊き合わせる五色豆とか花いんげんを甘く煮て箸休めにしたり 美味しいけどそんなに新鮮味がないレパートリーからあまり進歩していない。

ちょっと違うパターンで作りたい、と思った私。

レシピサイトも便利だけど片手間にパラパラ見ながらどれにしようかな?って計画するにはやはり一冊の本が便利である。
そこでアマゾンで「豆料理」で検索 一番初めに出てきたのがこの本である。



しあわせ豆料理 大庭英子著 家の光協会

レビューを見たら わかりやすくてどれを作ってもおいしいとみんな絶賛している。

早速購入

と同時に早速近くのスーパーで金時豆を一袋購入



生協で買った冷凍のあいびき肉があったのでその本に出ていたチリコンカンを作ってみた。
おいしいんですけど~~

そのまま食べてももちろん オムレツの具にしてもおいしいし、グラタン皿に盛って溶けるチーズを乗せてチンしてもおいしい。トーストに載せてもよろし。

あと 「ゆでてあえるだけ このおいしさをみんなに教えてあげてください」とのコピーとともに紹介してあるので紹介するけど 金時豆のシンプルサラダもおいしい。 ゆでた金時豆を熱いうちに 塩とオリーブオイルと酢とこしょう(要するにフレンチドレッシング)で和えて たまねぎとにんにくとパセリのみじん切りと混ぜるだけ。

 写真撮る前に減ってしまった(おいしくて)

ホントおいしかった。ツナなんか足したらもっとボリュームのあるおかずになりそう。

これの大豆バージョンも作って春菊とジャコとあえてみたけどこれも好評。



この 「しあわせ豆料理」は使える本である。

しかしみなさま 家の光協会ってご存知でしたか? 名前はどこかで聞いていたけど 私はなんかの宗教関連かとも思っていたが、JAの出版社なんですね。創業は大正時代にさかのぼる由緒正しい出版社らしい。 
それにしてもまぎらわしいネーミングである。手かざし系とか新宗教かと思ってしまったじゃないか・・・

ってことで安心してw買ってくださいね。

ついでに言うと この手の料理本って 外観が地味目の方がおいしいものが多い気がする。

私が一番参考にする料理本は婦人の友社から出ている 毎日のお惣菜シリーズ



この 豆腐と乾物料理 の中にの乾燥豆のレシピが結構あった。 この本は写真やイラストも少なくてわりに無味乾燥なんだけど材料別に編集してあるし 普通のスーパーで買える程度の材料でおいしくできるのでホントに今まで役に立ってきた。

昔友達に n★n-noの料理本(豪華 写真一杯)を見せてもらってためしに作ってみたけど 「ホントにこのレシピで作ったんかい?」と著者に突っ込みたいくらいの面妖な味なものができた。

話は戻るが しあわせ豆料理 なんてなんてことない題名と控えめな編集が好感が持てるレシピ本です。
TPPに負けずにがんばれJA!とひそかにエールを送ったのである。




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文様おぼえがき

2011-11-07 23:45:01 | 着る
着物の会 外部の先生による文様の講義

今日で三回目(一年に一度)なんだけど非常に興味深かったのでちょこっとまとめてアップしてみたい。(自分の備忘録としての意味もあります)

日本の模様 特に着物の模様を思い浮かべていただきたい。あまり身近で見る機会がなかったり興味がない方も多いと思うけど、これが結構おもしろいんですのさ。

日本の文様のなりたちなんて書き出したら明日の朝までかかりそうなのでやめとくけど 大陸から渡来して(正倉院模様などエキゾチックなもの)→渡来してから和風になったもの(いわゆる有職文様) そして貴族の文化が発達して独自に発生した 御所解きなどの文様 などに分けられるんですと。

これらの中で渡来の文様は主に中国の道教とか神仙思想などに基づき 不老不死を願って発達したものが多いんだそうな。


以上がおととしと去年の講義 今日の講義は 幾何学模様についてだった。

幾何学模様ってのはコンパスとか定規で割り付けられる模様のこと。

これって世界に共通してるものが多い。 円 三角 多角形など これは渡来したとかじゃなくて色んな地方で自然発生的に成り立ってきたんだって。

* たとえば三角形 これは古代エジプトだと 男女の結びつき→生命の誕生を表すが 日本では三角形を連ねて 「うろこ」という文様となったそうだ。



これはヘビの鱗をあらわしている。古代のへび信仰から魔除け厄除けに使われるそうな。
そういえば私の伊達巻は紅白のうろこ柄。これは母が用意してくれたものだけど、魔除けの意味を考えて買ってくれたってことね。私は着物の下には鱗を生やしているわけだ。

* そして○ これは太陽や星の象徴で 古代インドの天体信仰や中国の陰陽道などから影響を受けて 中心の○の周りに6つの○がある七曜 同じく8つの○がある九曜なども長寿や天地四方の保護の象徴として使われたそうだ。平治の乱を記録した絵巻の牛車にはこの九曜の文様が描かれている。 

○を連ねたのが七宝模様



○が途切れなく続くってことで吉祥文様とされている。
やはり途切れない 続くっていうことを吉祥としてきたのは限りある命の人間として次代に自分のDNAや思いを託することが昔も今も共通の思いなのかもしれないなってなんだか切なくもなってしまう。

* そして卍 これはお寺の地図マークとして使われてるけど これもヒンズー教の太陽神などの身体に現れる吉祥の相なんですと。 ヨーロッパでは逆卍が十字架と関連してやっぱり宗教的な意味があったそうだけどヒットラーがハーケンクロイツとして使用したことから忌むべく文様として使われなくなったそうな。

この卍を伸ばして繋げたのがこれ


紗綾型という

よく綸子地の長じゅばんの地紋に使われているから身近にある文様なのだけど この中に卍が隠れているとは今日初めて気づいてしまった。目からうろこである(鱗じゃないけど)

* そして六角形 これは中国や日本では亀の甲を見立てている。中国では亀は四神の一つとして北の守りだし日本じゃ長寿のシンボルですよね。 ところがおもしろいのはこれがヨーロッパになると蜂の巣の形として認識されるってことだ。ペガサスの羽の部分にはこの模様が描かれていることもあるのでやはり守りとしても意味がヨーロッパにもあったのかもしれない。
どちらにせよ 六角形ってのは建築学的には外部の力をはねかえす強い形なんだって。

で、六角形を三つ重ねてそれを連ねたのが 毘沙門亀甲

 毘沙門天はインドの北方の守りの神 日本では七福神の一人として宝船なんかにお乗り遊ばせてるのですね。その甲冑の文様はこれがついてるんですと。

ここまでの講義もとても面白かった。普段何気なく見ている文様にいわれがあり 歴史があるってことの片鱗だけでも知るとちょっと世の中楽しみが多くなるじゃありませんか? 別にすぐに役立つってもんじゃないけどさ。

    * * *

そして一番興味をひかれたのが次の文様だった。



青海波である。 やはり円のバリエーションで同心円の一部分を切り取って一方向につなげた形。 古くはペルシャ湾あたりの国で湖の穏やかな様子を描いた模様として発生して渡来した? もしくは日本で純粋な幾何学もようとして自然発生したかもしれないそうだけど、日本で特に波の文様として親しまれ磨き上げられてきたものらしい。

そりゃあ周りを海に囲まれた国としては波というのは親しみ深かったであろうし、寄せては返すを繰り返す波は悠久無限の吉祥として愛でられていたらしい。

舞楽の青海波の衣装に使われているのはもちろんこれだし(千鳥と組み合わされている)、昔も今も着物の柄に多用されている。江戸小紋の柄の一つだし、そのほかにも色々な模様(具象だったり抽象だったり)のものと組み合わされて使われている。

他にも寛永通宝の裏面にもこれが使われているし 本郷の東大の正門の一部にもこの模様があるんですと。

 これまた目から鱗である。

今回の震災で津波の怖さを思いっきり知ってしまった私たち。四天波静っていうのがやはり天下泰平の条件なんですね。日本って・・・とつくづく思う。

そう思うと日本でこの模様が好まれて 吉祥として使われてきたってことがとても意味深いものに感じられたわけです。



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追突されました

2011-11-06 01:19:09 | 日々の生活
昨日の夕方私が一番頻繁に使う片側二車線の通りのである。

信号待ちで前から二番目に停まっていた私の車・・・ ちなみにpolo子は引っ越しこまごまなことに使うというのでドラに貸し出していたので私はオットの車C子に乗っていた。
その交差点は三叉路で左折車線と直進車線にわかれていて 赤信号の時に左OKの矢印が出る道路である。
私は直進車線に普通に停まっていたところ。

突然 トンと下から突き上げられるような揺れが車を襲った。そこでまず「地震?」と思ったのは震災の後遺症であろう。
そしてバックミラーを見たら信じられないほどすぐ近くに後ろの車がせまっている。
そこで初めて「あれま 私って追突されたんじゃない」と思ったわけである。我ながらのんきなもんだ。

オットの車だしそりゃーへこんでいたら困るので困惑は怒りにすぐに変化した。
その怒りモードで後ろを睨んだ私。

あわてて降りてきた後ろの車の兄ちゃん。しかしそこはかなりの交通量の道路である。車線中央で後続車をとめるわけにはいかない。 「信号わたってあちらで止めましょう」と車に戻る。
考えてみれば 信号を渡った時点で相手の車は逃げることも可能であったろう・・・

しかし そのお兄ちゃん私の後に車を停めてひたすら平あやまりであった。
乗っていたのは軽自動車であった。リフォーム会社の営業中だったらしい。

私も車の後ろを見たが、凹みはないし周りも暗くなっているし汚れも多少あったので傷があるのかどうか判然としない。
あちらは相変わらず低姿勢で 名刺を出して 「こちらに連絡してください。ぼくの不注意なので保険で直します」と言う。

でもさ、保険で直すにせよ、その場で事故ってことを証明するのって警察呼ばなきゃならないんじゃなかったっけ?

バンパー部分にぶつかったんだけど私の車に目に見える凹みはない。
相手の軽のナンバープレート部分があたったと思うがそちらにも目に見える損傷はない。

「いや~ぼくの不注意です」とひたすら低姿勢の兄ちゃんを見てたら これから警察呼んで事故証明とったりするのもめんどくさくなってしまった。(引っ越し手伝いの余波で疲れていたこともあり)

「明日の朝に明るい所でよく見てオットと相談して改めて連絡させていただきます。でもそんなに気にするほどの傷じゃないみたいね」と言ったら 相手はほっとしている様子。

どっちにせよ心配だから名刺の電話番号に電話してみてくださいとのこと。

そしてね 今朝調べたけど

凹みはない。 だけど塗装がささくれたような微妙な傷





でもいつつけたかわからないもっとひどい傷もあるし、今回の傷が自分や家族がつけたものなら放置するような傷である。

まあ信号待ちで停まっていたところに追突されたわけだから私は100%被害者だけど、それを盾にわざわざ直してもらわなくてもいいなってことでオットと意見の一致をみた。

別に私が「良い人」ってわけじゃないんですよ。
この程度の傷で保険の人と会ったり 修理に出したりするのがひたすらめんどーって方が勝ったってだけなんだけどね。

オットは 「傷はともかくひどく追突されなくて良かったな お前の首はガラスのクビなんだからな」と言った。確かに一番の弱点はクビに抱える私。鞭打ちなんかにならなくてよかったわ。
また寝込むことになったらオットもめんどーなことになると思ったに違いない。

兄ちゃんに 「傷はちょっとついてたけど、自分でつけたら直さない程度のものだからいいわよ」と電話したらホントにほっとした声で
「ありがとうございます。助かりました。本当に申し訳ありませんでした」と言っていた。
追突された時、車から降りてきた私の怒りの表情、多分すんごく怖かっただろうと推測いたします。ww






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新居へ引っ越し

2011-11-03 21:49:07 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ結婚までの道 vol.8

先月11日に入籍をすませた長男ドラ夫婦(もう夫婦と言わなければならないのね~) ★ 
この文化の日から週末にかけて 新居への引っ越しをすることになった。

ドラは都心の独身寮 M子は23区西部の私鉄沿線にそれぞれ住んでいたので、それぞれの所からの引っ越しとなる。
ここ3年間で都心の生活に味を占めたドラ。新婚家庭もとにかく都心 しかも駅のそばが希望だったらしい。
そんな まだ若いんだから贅沢言わないで多少の不便は若さで乗り切れと言いたい母であったが、ここ一番で妥協をしないドラ。かなりこだわって探していたらしい。
幸い中高時代の同級生が不動産屋勤めで、彼のコネと情報も駆使してもらい、季節外れで物件も少ない中からかなり満足のいくものを借りられたらしい。



今日地方の頼まれ仕事が入っていたオットは引っ越しは手伝えなかったが、ワタシとムスメを車で新居の目の前まで送ってくれた。

まだ若い新婚夫婦、まあせいぜい アパートに毛が生えた所と想像していたのに反して 結構堂々たるマンションであった。築年数は古いが大手ディベロッパーの施工の分譲物件を借りるのでかなりしっかりした造りで管理もしっかりしていそうである。借り上げ社宅扱いになるので家賃もドラの予算内ですんだらしい。(私の新婚時代よりはるかに恵まれているではないかいな)



都心ながら緑もたくさんあり、すぐ裏には大きなスーパー。100均、郵便局、ジョギングもできる公園、図書館も近くにある。(私が住みたいくらいである)

 

中も広々 収納もたくさん

へ~ 良いところだね~ とムスメとあれこれ見回っているとM子親子が登場。この日のためにM子父は車で地方から上京、今夜はホテルに泊まって明日はM子の部屋の片づけまでしてくれるらしい。
可愛いM子がどんなところに住むのか心配だったのであろう。

まず掃除と思ったが、引渡し前にきちんとクリーニングがなされていたようでそんなにやることはなかった。

今日の任務は 「家具の組み立て」である。

この年代の子が気に入った家具を安く買うには やはり IK★Aでしょう・・・

ドラたちも ダブルベッド 食卓セット テレビ台を購入して、今日配達されることになっていた。
そのためにM子両親と私は大工セットも用意してこの日に臨んだのである。(M子父は電動ドリルまで持参)



まず男チーム(M子父 ドラ)が大物ベッドを組み立て



若い娘チーム(M子 ムスメ)がテレビ台を

母チームが食卓椅子とテーブルを組み立てることになった。
テーブルは伸縮タイプの両バタタイプである。
母チーム 案外息が合って一番初めに両方を仕上げる。



「あら~ 私たち母チームが一番早かったですわね~」
「ホント 私たちってやればできる子だったんですね~」などと自画自賛して天地逆にして組み立てていたテーブルを置いたら上からぽろっとネジが落ちてきたなんてエピソードはあったものの・・・

無事完成した

ベッドも大きいって点では大変だったながら 作りは単純なので男チームも案外早く完成した。



案外苦戦したのは引出し(スムーズの開け閉めのためにローラーなどついている)などの部品の組み立てが細かいテレビ台であった。 ムスメとM子が最初の段階で間違っていたこともあり、途中から男チームにゆだねる。
M子父 首にタオルをかけて汗を拭き拭きの作業である。

途中 東京ガスなどの業者、冷蔵庫などの家電の配達なども来てバタバタしたり お腹がすいたので私が作っていった肉マキおにぎりといなりずしなど食べながら(気の利く姑役をやってみたかったw)完成させた。

M子家族とは 顔合わせでフレンチで食事をしたのが一度、M子母とは二人の大学卒業式とM子のドレス選びの時にもう一度しかお会いしたことなく、その時は 「よそ行きモード」であったのだけど、今日 みんなで家具を完成させたというので ぐっと距離が縮まった気がする。

だって色々必死になるとですね、「奥様モード」が剥がれ落ちて「地」が出るもんだから ドラに向かって
「あんた バカじゃないの?」とか「あっ やっちまった」とか普段の言葉も丸出し。
ドラも私の事を「おかん」と普段通りに呼ばわるし。
一方あちらのお母さんもテーブルの脚をつけちがえた時に「やべっ」などと言っていたぞ。

お父さんもドラにはまだいま一つ警戒モードが時々漂うが(そりゃー可愛い娘をこんな奴にとられてってところもあるであろう) M子に対して 「Mちゃん Mちゃん」と甘甘で溶けそうな普段の姿を見せつけていた。

しかし、M子両親とも仲も良くて、お父さんはそう口数が多くはないながらもユーモアもあり、お母さんは時に天然ボケながらも温かいお人柄。
今日一日一緒に過ごしてみて、二人がとても好きになりドラ夫婦を介して新しい身内になるのがこの人たちで良かったと思った。















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