局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

同志社と相国寺

2024-02-26 22:33:51 | 
ああ、こんなに時間が経ってしまった。
言い訳ですが今度は多分軽いインフル(持ってたタミフルが効いた)を発症、熱はすぐに下がったが咳が残り気管支炎へ。
結局強めの抗生剤飲まないと喉の腫れは治らず、夜中に咳が出始めると止まらない症状で眠れず、気管支拡張のホクナリンテープを貼ってやっと軽減という一週間。
こんなに一季節で病気をもらったのは初めてですね。やはり母が入院してから亡くなるまでの心身ともに無理したのが原因ってことですね。もう無理の効かないお年頃ってことか・・・

で、旅日記再開します

それからまたバスに乗り今度は

すごい所にあるのねー 京都御所の真ん前だ
同志社大学



建物も美しい
こんな所でキャンパスライフを送りたかったな





そしてその奥の相国寺へ




この若冲と応挙の特別展示 本来一月に終了しているわけだったが好評につき会期延期
んま~ ワタシ達のためにありがとう って感じでワクワクしながら寺に入る


ここもひろ~~い
臨済宗相国寺派の大本山です 足利義満により14世紀末に創建

ここをゆっくり見て 時間が許せば金閣銀閣あたりまで足を伸ばそうかと思っていたのだが、それまでのタイムスケジュールの無理がたたってその時間がない~~!













とにかくここはこちらの承天閣美術館だけは見ようと





館内の廊下から庭を眺める 苔が良い感じのお庭





第一展示室は 《釈迦三尊像》とコロタイプ複製ながら《動植綵絵どうしょくさいえ》とが一同に並ぶ。息を飲む迫力でした。(動植綵絵は、明治22年(1889年)に相国寺から皇室に献上)

この虎ちゃんは忘れもしない 寅年の年賀状の図柄にお借りして使った際、家のプリンター兼ファックスにその写真を残したままゴルフ場にコンペの組み合わせをその上にのっけて送信してしまい、ゴルフ場のお姉さんから
「あの~ 組み合わせが見えなくて・・・・ 実は虎の絵が邪魔になってましてえ・・・」と電話をもらったあの懐かしきw虎である。



第二展示室では、若冲の水墨の大作、重要文化財《鹿苑寺大書院障壁画》全50面と応挙の重要文化財《牡丹孔雀図》、重要文化財《大瀑布図》という大画面の大作が並びこれまた迫力
そして「人気につき会期延長」というわりには人は少なく存分に絵の前で鑑賞できた。













結局ここまで見て時間切れ、ホテルに寄って荷物をピックアップして新幹線に乗らねばならぬとなり龍の天井絵も見られずに



こちらの駅から地下鉄で京都駅へ
オットがホテルに寄って荷物をピックアップして持ってきてもらっている間に
阿闍梨餅と黒七味と伏見の酒を買って 新幹線内でつまむ555のモノとビールを買っておいて

新幹線車中の人に
事前の調査も予約もせずにいきあたりばったり旅行だったけど振り返るとなかなか楽しかった。



東京駅でオットは職場へワタシは家へと別々になる。

「家に帰るまでが遠足なんじゃないの~? たまには一緒に帰りたいよ」と多少ブツブツ言ってみたがやむなし。
帰宅して荷物だけ置いてペットクリニックへ犬の引き取りへ。
「なんでこんな所に置いて行っちゃうんだよ~~」「もう離れないかんね」とずっとそばを離れない犬をなだめながら就寝

その日の夜から調子が悪くなりその後一週間あまり病に伏す日々を過ごしてやっと回復。

今週から様々平常運転に戻りました。次からブログも平常運転に戻る予定です。
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京都三日目は梅祭り

2024-02-21 19:19:20 | 
京都奈良三日目

この日は帰宅日で犬ホテルの引き取り最終時間が午後7時 それに間に合う新幹線に乗らねばならないという制約ありの日だた。

バスに乗って途中の(つもりだった)停留所で降りる
そこで「なんだ?あの五芒星は?」とオットが気づく



「ほらー今の大河でさ 陰陽師が出て来るじゃない」
「どんなんだっけ?」
「ほらユースケサンタマリアがやってるさあ」
「ほおほお」
「昔、萬斎さんが演じたんだよ、映画で」
「ほおおお」





そんなに見どころありありの神社じゃないと思うんだけど、妙に興味をそそられたのか時間をかけてみるオット







清明の伝説数々の解説



「光る君へ」 のポスターも
ワタシは以前も一度映画がヒットした時に訪れてるが、その時は「陰陽師」とのコラボ感がバッチリだった記憶が
結構商売上手とみた。



そしてそこからタクシーで次の目的の神社に行こうと思っていたらオットがここにひっかかりましてね。

西陣織会館

「帯とかの織物の展示だよ あなた興味あるの?」とワタシの方が引き気味(早く次に行きたかった故)
「織り機とか見えるよ オレ ああいう器械もの好きなんだよ」



入場者も少ないようでアンケートに答えたら受付の女性がとても喜んでくれた。
まあ西陣はワタシの実家の取引先だったってご縁もあるしね
ちゃんと見ましょう





未だに現役で織られているんですね







こんな展示も





逸品揃いでしたよ
ここでも案外時間をかけて見学






次にやっとタクシーに乗って当初の予定だった北野天満宮に行く
今回の旅行、案外タクシーはすぐに拾えましたね。最近の東京の方が流しのタクシーが少ないかもしれない



言わずと知れた菅原道真公を御祭神としておまつりする全国約一万二千社の天満宮、天神社の総本社。









境内に入ります





老松社



飛梅はまだ二分咲きくらいだったかな?







時節柄、絵馬もたくさんかけられていた。なんたって「総本山」









梅苑 花の庭は期間限定 今年は開花が早いようでタイムリーだったな
梅苑の入り口の建物



梅園に入るチケット
お菓子とお茶のお接待つきで1200円



梅茶とコウセンのお接待
「これって美味いのか?」byオット



奥の方に御土居という史跡もある
昔ブラタモリかなんかで見たような・・・












ちょっとした竹林にも風情を醸し出されるのが京都ってのは思い込みか?
埼玉のゴルフ場の竹林とはちょっと違うよ=な・・・







圧巻は花の庭の中心くらいに階段が設えてあり、そこから見下ろした花の海だった。





こんなのをバックに撮ると風流っぽいオジに見える不思議







「the 京都 」って感じの風景だった

桜もいいけど梅もいいですね~

で、ここまで(すでに長い)見てくださってお気づきかもしれませんが、あんまり人も居なかった(恐れていた春節系の人も奈良の大仏近辺よりあきらか少なかった)



で あともう一回だけ続きます 
我ながら長いよ・・・・

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奈良は仏像祭り

2024-02-18 22:28:00 | 
前の日結構食べて飲んだにもかかわらず しっかり朝食をいただき



途中に平城京跡など車中から眺めながら(ひたすら広い所ですね)自衛隊の演習ができそうだなどと思う。



近鉄奈良駅に着



興福寺へ
藤原氏氏寺 和銅3年(710年)平城遷都と同時に建立



ワタシ2018年の2月に来ているんですね。その時は工事中で1717年の焼失以来やっと再建された中金堂



ここの寺に来たらこれを見ないと の国宝館



この金剛力士像は後世の規範となった像だそうだ。確かに何度見てもすごい表現力だなあと圧倒されて見ているワタシに
「下腿静脈瘤が激しくあるな~」とオット 
「知らんがな」



この邪鬼たちはユーモラスで好きだ



そしてやはり惹かれる 脱活乾漆造八部衆立像

阿修羅君と呼びかけたい あの像も



6年前も書いてますね

阿修羅の憂愁 - 局の道楽日記

食い倒れ旅行Ⅲを書く前に羽生くん、やりましたね!怪我のあと、ブランクのあとでの有言実行の金メダルはすごいね。持ってる男だねと素直に思うよ。もうあんな外見と実力と運...

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その後鹿ちゃんと戯れつつ





奈良国立博物館へ



まず新館で特別陳列お水取りの特別展示を見る

この時期になると東大寺二月堂において行われる正しくは「修二会」という行法
二月堂のご本尊に対して「十一面観音悔過」を行うものだそうな 過ちを懺悔して除災招福を祈る752年から始められた1270年を超える長い歴史があるそうだ




この長い松明を持って五体投地したりお坊さんは大変そうだ。
ワタシは暗い早朝から火と水が交錯する行事は美しいだろうなと思うがオットはどうもこういう儀式やら祭りやらに価値を見出さないヒトだ
「俺はこういうのでやけどしたり神輿から落ちて骨折したりしてもあんまり同情の気持ちがわかない」
らしい



気を取り直して 旧館へ
ここも昨日の京セラに劣らず素晴らしい建物だったなあ



地下通路の展示はワタシ達夫婦のように 歴史知らず仏教知らずの人にもわかりやすい展示があった
なかでもこの「かたちで見分ける仏像 4つのグループ」はわかりやすかった






「あたしは普段『菩薩』時々『明王』だね あなたは普段『如来』たまに『天』じゃないの?」
「いや 俺に言わせればお前は殆ど明王だな」 



奈良博物館で 度肝をぬかれたのはこちらの金剛力士像
金剛峯寺の山門におさめられていたものを山門修復中ゆえここで特別展示しているそうだ。
で、でかい・・・
このタイミングで身近で見られてよかった kebaさんありがとう





これって一本の木からできているのですかね? どうやって作ったんだろ?












その後東大寺ミュージアムもはしごして色々見て(ヨーロッパの教会なんかでもそうだけどあまり一日に見すぎると何がどこにあってどうだったかわからなくなるのね この日は欲張りすぎた)

二つのミュージアムを見たご褒美に散華をいただく








歩き疲れたので河島英五さんゆかりのカフェで軽い昼食「酒と涙と男と女」昭和っぽい題名だが名曲だ
素敵な空間 おいしかったですよ。







それからまだまだ歩く局夫婦 大仏殿から二月堂まで





大きくおわしますなあ





このあと二月堂までも歩き
高所から見下ろした奈良の景色は美しかったが











さすがに歩かせすぎだよ! と明王寸前のワタクシ背景に焔が見えるでしょうか?



この日の歩数



疲れました・・・・

この日の夜は伊勢丹地下でで京都っぽいお惣菜と日本酒を買ってさくっと部屋飲みして撃沈

次の日は北野天満宮の梅祭りと相国寺で若冲祭りです

続きます








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熟年夫婦思い立って京都へ

2024-02-15 23:16:03 | 
急に思い立って宿(ビジホ)を取ったのはオット。前々日に仕事が大変で行けないかも~?の危機 ってことは色んな施設は予約できず・・・ 春節の時期に行く京都、インバウンドに押されて観光も出来ずだったら行っても仕方ないな~ と思って、例によって東京駅で待ち合わせ やっと間に合ったオットと出かけたわけですが、盛沢山に楽しめた三日間であった


駅近のホテルにチェックインして荷物を置いてすぐにタクシーでこちらへ


京都市京セラ美術館

2020年3月21日「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。

京都市京セラ美術館

 


「急に京都行くことになったんだけどさ どこかオススメなあい?」と親友AとNちゃんの建築士コンビに聞いたら ここは絶対行ってこいとのこと。
そういえばここのリニュアルオープンの時、鳥爺1のムスコの作品も障がい者の描く絵の世界で展示されたのであった。
ふむふむ ここは行くしかない・・・



1933(昭和8年) 「大礼記念京都美術館」 第二次世界大戦後は「京都市美術館」として開館
現存する日本で最古の公立美術館建築
2020年にリニュアルオープン




今回見たのは

村上隆 もののけ京都 @ 新館 東山キューブにて と

コレクションルーム 冬期 特集 昭和前期の日本画と古典

まず村上隆展へ

入り口にいるのは巨大な鬼たち 災いをもたらす邪鬼を踏みつけている高さ4・3mの阿吽の像
東日本大震災をきっかけに制作されて 自然災害、疫病、戦争といった様々な役際から人々を守ってほしいという願いをこめて作られたもの
考えてみれば その時からさらなる災害、疫病、戦争にさらされている世界 『鬼たち頑張っておくれよ~』と叫びたい







裏側はこんな風



洛中洛外図@村上風この前アーティゾンで見たな

美術館に行った詳細 - 局の道楽日記

前日記より続きです。受付からエレベーターに乗って6階につく。これから三階まで展示を見ながら下がっていく方式素敵な空間でした中でスケッチしてもいいよという張り紙そ...

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この時の山口晃氏の作品も良かったが

村上氏のもこの洛中洛外図に彼のワールド感が溶け込んでてまた面白かった
私も日ごろ見るものは一貫してないし、色々掘り下げて見てるわけじゃないけど(まったくもって好奇心の赴くままテキトーざんす)見て聞いて感じたものってどこかで通じて記憶の底に残ってて蘇るもんですね。





こういう色使い好きだわ~



そしてすごく気に入ったのは暗い部屋で見た四神と六角螺鈿施堂

龍 亀 虎 鳳凰の図
圧巻




東は青龍



南は朱雀



西は白虎



北は玄武



暗闇に不気味に浮かぶ金色のどくろたち





次の部屋にはおなじみのキャラクターたちが迎えてくれる







風神雷神ワンダーランド




ユーモラスな雷神風神










もののけ遊戯譚



村上さんて団十郎好きなんだったな



村上ワールドを堪能した後にコレクションルームへ

冬期 昭和前期の日本画と古典 
ここは写真NGなのが多かったが

菊池契月 敦盛



同じく 紫りゅう(漢字が変換できないけど黒栗毛の馬のことですと)



河村蜻山 瑠璃磁群鷺図花瓶やら



逸品の茶碗など京都っぽい展示も(我ながら乱暴なまとめ方だ)





またね、この美術館の建物がとても素敵だったんですよ
1933年に建てられて大戦を経て京都の人々の記憶に残る建物をリスペクトしつつ新しい感覚と融合させて設計されてリニュアルオープンされたのは2020年
和洋折衷の特徴的な建築意匠はそのままに、新たにガラス張りの地下エントランスが誕生するなど、未来と歴史が融合する建築
手がけたのは青木淳氏(現在館長)と西沢徹夫氏















この日の夜は現在こちらの地に再就職したワタシの友達のキョージュに「祇園の奥座敷」で食事することになっているので珍しくワークマンを排除してマトモな服装のオット
「あーた やればできるんじゃん いつもそのくらいマトモな恰好しなよ」
「うるせーよ」 と夫婦の会話



上下ユニクロニットなれど母のエルメススカーフで格上げしたつもりのワタシ

39

オットがいたく感動していた「建物の中に建物だ~」のテラス







庭も素敵でした(まだ工事中だったけどね)



さてこの日の夜は祇園の奥座敷で日本料理コースへ

続きます

毎度長くてすみません
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観光もしてみたvol2 びっくり箱みたいな美術館

2023-12-01 23:01:47 | 
さて・・
前記事観光もしてみた vol.1 - 局の道楽日記からの続きですが 大正・昭和ロマンの建物と庭園を堪能したワタシ達は次に
こちらの美術館を訪れることにした。
徒歩、ほんの数分のところである
オットはこの外観を見てちょっと躊躇していたが・・・




ワタシは観光サイトのプレビューを見たら「外観が『ん~~』でも楽しめます」というものがたくさんあったので
「とにかく行ってみようよ」と行くことにした



まあ、ホントにびっくり箱みたいな中身だった。
部屋の扉を開けるたびに色んなものが出て来たのであります。

日本画は

横山大観 鏑木清方 伊藤深水 平山郁夫  など















洋画は
ルノワール ルオー コロー ジャン・ジャンセン ピカソ 藤田嗣治など
















現代作家 横尾忠則 草間彌生 岡本太郎など









バンクシーもたくさん









その他 陶芸作品も 濱田庄司 河井寛次郎など 古伊万里や鍋島 なぜか細川護熙元総理の作品はたくさんあった

13部屋まである展示室を回って
「なんだかよくわかんないコレクションだけど面白かったね~」と言いつつちょっと疲れたところで1階のカフェへ

ここで提供された小皿に絵付けが出来て お茶をいただいている間に焼成してもらえるのである。



オット めんどくさいなど言いながらも上手だ 芸術は爆発系



しかも お抹茶を頼むと お干菓子が添えられて、国宝作家の抹茶茶碗で供されるのであります!
島岡達三氏作のお茶碗




入場料と絵付けとお茶代含めて1400円也はお値打ちだったな。
この日はワタシ達以外は一人で見学に来ていたおじさんだけが入館者だったが土日は混むのかわからないが十分楽しめるのでおすすめします。

帰り道は



駅ビルで前日すごい行列で買えなかったタコ棒とビールを買って
今度は湘南新宿ラインのグリーン車に乗って
と言いつつ海を眺めながら帰路

良い旅でした






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観光もしてみた vol.1

2023-11-29 13:32:06 | 
前記事より続きます

さて 湯けむり熟年夫婦ツアー二日目
泊まった宿は親切にも11時チェックアウト お風呂も10時半まで入れる
朝食後もこたつででれ~~んとした後 どこに行こうかねと相談

実はオット10年ほど前にこの地の先輩より頼まれ1月1度くらい出張して彼の仕事を手伝ってたことがあった。2年ほど続いただろうか? だからこの地は詳しいと自認してたらしいが人間知らないことはたくさんある。
ワタシが「まあとりあえず行こうよ」と提案してこの日訪れた施設二つは彼も初めてだった所。
両方良かったので「お前 いいアンテナしてんな」と言われた。ワタシも行き当たりばったりでしたけどね



こちら
3000坪の敷地に 大正昭和のロマンを残す建築様式 数多くの文豪たちにも愛された銘建築だそうだ




まずカフェイン摂取 泊まった旅館は良かったが欠点は「コーヒー」ってものの用意がなかったことですね。
カフェインがないと朝が始まらない局夫婦、カフェに飛び込む



ここも素敵なカフェだった



カフェインが身に沁みますのう・・・



建物の廊下から庭園を望む
大正時代のガラス この揺らぎ感がいいね



麒麟の間 大正八年に時の海運王 内田信也により別荘として建てられた 
青い土壁がモダンだ




玉姫 玉渓の間
昭和7年に東武鉄道創設者 根津嘉一郎により建てられた洋館
アールデコが彩る玉姫
中世英国のチューダー様式を用いてサンスクリット語の装飾をあしらった玉渓





















ここは昭和22年に旅館として生まれ変わり数々の文豪や文化人に愛されたそうだ








この時代の文豪のみなさまは風格あってカッコエエですね。
実際にそばにいれば自分勝手で気難しい爺さんかもしれないが・・・失礼ながら当時の作品読むとそんな感じじゃないですか?
敬して作品を読んどくくらいがちょうどいいな



















旧大浴場



人が少なかったもんで・・・
ついこういう事をしてしまう熟年夫婦





企画展は梶田功子さんの絵画展











孔雀の間
羽生×谷川の竜王戦も行われたそうな







庭園
根津嘉一郎氏によって整えられたそうな
茶人としても知られた彼が自ら采配をふるったらしいです
石が好きだった彼は様々な場所から気にいた岩石を運ばせ中央にある20tの巨石は20人の庭師が二か月近くをかけて運んだそうだ
大仕事ですね 職人さんも心意気がないと出来ないだろうな













「面白かったな~」「うん いつでも行けると思ってるとなかなか行けない」と話しながら次に向かったのはここ

2020年にオープンしたまだ新しい所



このライナップ 節操がない いえいえバラエティに富んだコレクション満載のこの施設も空いてたのでだいぶ楽しめたのであった。



「いい加減にしろよ なげーよ局」と思われた方
安心してください 次に続く
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湯けむり熟年夫婦旅

2023-11-26 00:40:18 | 
さて
熟年夫婦のお疲れ様温泉旅
熱海の商店街(すごい人だった熱海人気の復活を感じました)を抜けて登っていくと


泊まるのはこんな感じの古い宿

〇〇荘は日露戦争で乃木将軍の参謀として努めた伊地知男爵の別荘として建てられたのが起源です。
後に隣地にあったホテルニューオータニの初代経営者、
大谷米大郎氏の別荘の一部を譲り受け、増改築を重ねて今に至ります。
大谷別荘から引き継いだ古い石垣や、客室「葵」は伊地知別荘の当時の面影を残しています。
また、館内待合室等に飾られた洋画が、和風旅館でありながら一種独特な和洋折衷を醸し出しています。

サイトより 
なるほど由緒ありそうな宿



エントランス

こちらで荷物を預けてさらに山を登って このあたりを守る神社に向かった。





更にトンネルを抜けると

縁起は



乃木大将の忠魂碑
私たちの宿はこの方の参謀の方の別荘だった所
かつてその周りも由緒ある別荘地だったらしいが郵便局になったりしている。それはまだいいがイ〇ンも目の前にそびえたっている。
どうもあの建物は田畑を潰して作られた太陽光発電施設同様、嫌いなんですよね~ 地元の方は便利なんでしょうが・・・
どおりでこの神社への坂を上って来た時に商売をやめてシャッターをおろした感じの建物が何軒かあったものね~(と余計なことを書いた)





この神社の御神木の大楠は樹齢2100年弱 周囲23.9m 高さ26m 本州1の巨樹だそうだ。










この神社では縁結びのご利益をうたっている。
巫女さんが落ち葉をはいて集めてハートが作ってあった。
若い女子が多かったのはそういうことか・・・ いいご縁があるといいね♡



第二の大楠は落雷を受けて木の中身はほとんど空洞なのに葉を茂らせ現在も成長しているという根性のある木だそうです。
大きなダメージがあっても生き物は強い(一面もある)












旅館に戻る
昭和感満載だ



掘りごたつがある部屋
温泉に入ってここに籠ってビールを飲める幸せ
「いや~ こたつって人を堕落させるな~」
「確かに 家には絶対置かないよ」 と 夫婦の会話




お庭も広い



温泉はほぼ貸切
oliveさんが指摘されたようにタオルも自由に使える 一度にバスタオルとフェイスタオルを1枚ずつしか使わないようにはしているが、これってありがたいのよね~ 大浴場に来て(あっタオル忘れた)などってことありませんか?
ここのタオルはそんなに厚みはないものの柔らかくて使い心地がよくてすごく良かったな・・・



柔らかいお湯



夕飯も部屋食
超ベテランそうなしゃがれ声の仲居さんがサーブしてくれた(親切でしたよ)



11月献立



菊花レモン釜 この先附で(ここは美味しい!)と確信した
酢の物は 蟹とキノコ類



ビールのあとは春鹿の超辛口の冷酒に変えて
オットもここ半年 仕事に加えて義母のこともあって大変だったからね~ 寛げて良かった。



お椀はエビと松茸など



お造り
さすが熱海の魚類



焼き物は 鰆の西京焼きと 鴨の桑焼き
こちらのコース 肉類はこの小さな鴨だけ
品数は多かったが肉が少ない 揚げ物がないおかげで全部食べられた 熟年向きってことか



茶碗蒸し 中に入った粟麩が美味しかったな



鮃の素揚げに野菜あんかけ



茄子と穴子の炊き合わせ

これも美味しかったが前の鮃と食感と味が似通ってて少々飽きが来たのだけがコースの組み立てとしてはちょっと残念
と言ったらオットに「はいはい、評論家」と言われる。うるせー女ですみませんな。



ご飯と赤だし



フルーツ

器も素敵だったので仲居さんに言ったら「ずうっと昔からのを使ってますのよ~」とのこと。





部屋や通路のちょっとしたところに飾られた絵画もいい雰囲気
ただエレベーターはないから足の不自由になったお年寄り連れて来るのは不向き
夜になってからお風呂に行く通路は出そうで怖かった(今回は会わなかった)

一夜明けて・・・



朝食も部屋食



the日本旅館の朝ごはんですね。
これが美味しくってね。鯵の開きも小ぶりながらちょうど良い塩気 出汁たっぷりの卵焼きもいいお味 
何年ぶりかにご飯を二杯食べた。

と スタッフさんたちも感じが良かったし熟年夫婦が泊まるには良い宿でした。

この後



こちらの施設と もう一つ新しい美術館に・・・・

これらも良かったので 続きます。




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旅の途中でアニヤが欲しくて

2023-11-23 17:32:00 | 
オットと旅に出ています。
義母が亡くなって明日で4週間
まだ手続きの途中だが少し夫婦で寛ぎましょうと温泉一泊することにした。

新幹線か在来線グリーンで行くと思っていたらなぜか私鉄の快速急行


途中の車窓で富士山を見たり






小田原駅へ
ここから東海道線に乗り換えて


今度は海の景色を見ながら










目的地へ

ここまで1人1500円あまりの交通費とオットのケチ根性が役だった(私鉄使うと安いのね)








この旅の途中に私は気になっていたことがあった。
この日はユニ◯ロとアニヤハイン◯マーチのコラボアイテムの発売日。

ホンマもん ワタシはバッグを持ってたがムスメに取られて以来縁がない。
トレードマークのキョロッとした👀が可愛いんだよね〜
それがユニクロで手に入るとは!!

欲しいなー プチプラだしなー

↓狙い目はこのセーター
できればこの色のキャップとマフラーも



ところが10時から売り出していたのか10時4分頃に狙っていたセーターをアプリで買おうと思った繋がらず。
何回かトライしてカートには入ったもののそれから進まず‥

(あーあ こりゃダメだな)と諦めかけたところで
ムスメから

「アニヤ ネイヴィーのゲットしたよー SとMどっちがいい?」

なんでも930から某店舗に並んだら入店は11時だったが


色々買えたらしい
しかし幼児と乳児かかえて開店前のユニクロに並ぶとは‥ 子供はムコさんが見てたらしいけど
欲しいモノを手に入れる時の根性はすごいな、ムスメ‥


「結構小さめだからね これを参考にして」とわざわざSサイズとMサイズを着た所の写真を送って来た。

「グレーはないの?」と聞いたら
「グレーは完売 でもあたしから言わせればネイヴィーが一番可愛いよ」とのこと

で、ゴルフ着にピッタリ目に着たかったのでSを頼んだ。

そのあと繋がったユニクロアプリで




全て完売だったので買えてよかったかも


と、色々やりつつ 今日は昭和レトロの宿に泊まって




温泉は貸切状態






ビール飲みながら大相撲見て



ゆっくりする予定です






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ちょっと遠征

2023-10-25 06:04:00 | 
六麓荘の邸宅を見学





有馬温泉へ






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ゴルフと心霊とブヨと

2023-07-23 16:00:31 | 
夏の恒例となった一泊2ラウンド高原ラウンドでした。

今回は中伊豆で。
一日目も二日目も天気はほどよく、富士山が隠れるくらいの雲はあるといった具合。



二日目は前半50で折り返して、今日は100切りできるなと思ったが、最後の方でトリを連発して力尽きた。



一日目の夕飯、女子(オバ)は4人 男子(オジ)7人
個室で旅館のお夕食といったライナップとビールと酎ハイで、部屋をうつしてこのホテルのチケットで買った地ビールと持ち込みワインで宴会。
ご新規も居たもののもう顔なじみのメンバーなので盛り上がって楽しかった。




部屋にっ戻って同級生の親友AとMちゃんと修学旅行のように枕を並べて色んな話をして、翌朝6時頃に温泉の大浴場に行った。女湯も広かったが、いかんせん古いホテル、色んなところで昭和を感じたがまあそれはやむなし。

ワタシと親友Aが先に部屋に戻り、まだ敷いてあった布団を通り越し、窓辺の椅子に座って水分補給などしながら話していた時であった。
ふいに
「ぅおい!」という男の声がした。
それは枕元に置いてあったAのショルダーバッグの中からであった。

「ちょっちょっちよっと~~~ 何? 今の・・・」
「したよね! 声、したよね!」
「うん、おじさんの声だったよね」
「スマホじゃないの?」
「いえ、スマホまだ充電中だからコードに刺しっぱなしでここにあるよ!」

ひえ~~~っと二人で震撼しているところにMちゃんが戻ってきたので今の話をしたら、やはりびびりはしたが

「そういえばさ、あたし初めて泊まるからここのホテルググったら 『〇〇苑 心霊』って出て来たのよ。怖いから見てないけどさ」 とのお言葉が・・・・・

「ぅおい!」を聞いたワタシとAは更に固まり
「Aちゃん、そのバッグに何かつけて帰んないでね」の私の言葉に
「やめてよ~~~」と心底嫌そうに言って、Aはその日は仕事のためにラウンドせずに早帰りしたのであった。
(その後グループlineで無事が確認できたが)

って事もあったが、このホテル



設備は古いがメンテはまあまあ、従業員さんは親切だったな・・・



そして今回の旅の後遺症。



一日目のラウンドの時に八分丈のパンツにソックスを履いた。
その隙間に3cmほどの隙間が出来ていた。宅配で届いていたキャディバッグから靴を出したりなんだりしていたそのわずか10分ほどの間に、その隙間の素肌を3カ所も「ブヨ」に噛まれてしまっていた。
ラウンドの時は虫よけは必須だが、その対策前にやられてしまったのであった。

ブヨって血を「吸う」のじゃなくて「皮膚を噛んでちぎって」そこから出た血をすするんですってね。
なんと下品な食事方法であろうか!
それに噛んでる最中は痛くもない。騙し打ち的で卑怯な所も許しがたいではないか!

そしてその時に皮膚に残る奴らの唾液って蚊よりずっと毒性が強いんだってね。
わずかな血くらいお前らにくれてやる。 しかし、おごってもらって毒を残すなど、なんと恩知らずで嫌な虫であろうか!

ヤクザとか半ぐれみたいな人たちを「町のダニ」なんて言い方もするが、ダニより質が悪い、「高原のブヨ」
許し難し・・・・!

それでですね。
ブヨの噛み跡を発見して「まずい・・・」と思ったが、その時はもうラウンドは始まっていて毒吸出し器を持っているメンバーは別カート。夕方にはもう腫れて来て(今更遅い・・・)と思ったので手持ちのステロイドの軟膏だけは塗っておいたが、次の日はその足の三カ所で腫れて熱を持った状態で不快な思いでラウンドした。それがなければ100切りしていたであろう(と言い訳)

昨日帰宅後に抗ヒスタミン薬も飲み、軟膏も塗って少しは軽減したが、今も噛み跡を中心に直径4cmくらい真っ赤である。
これってひと月くらいは残るし、色素沈着する場合もあるんだよね~ 週明けには皮膚科に行ってくるか・・・・

旅行はとても楽しかったが、いらないお土産まで持ってきてしまった。

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横浜ドライブ

2023-07-05 17:17:45 | 
日曜日の朝、オットとどこへ行くか揉めた。
私はもうすぐ公開が終わる映画に行きたく、オットは暑いので車でどこかに行きたかったと・・・

まあ映画はウイークデイに一人で行けばいいや、この日はオットにつきあおうと譲歩したんだけど、結果的に楽しい日となった。

第三京浜に乗って横浜方面へ。
まずは遅めのランチ



こちら、名店です。



私はラーメンが苦手で一杯一人で食べられることがほとんど無理なんですが、ここのだけは最後まで食べられる。
ここのネギそばはホントにおいしいですよ。



細いまっすぐな麺とさっぱりしたスープ、ネギどっさり。
もうないのかな?とスープの中を探すほどだ。



オットは五目ワンタンメン(ワンタンが伸びきっててこれはイマイチだったw)

食べ終わって、さて、どこに行こうかと車でふらふらとして



山手のドルフィンだー! 入る? と一瞬迷いながらパーキングがいっぱいだったので通り過ぎた。




何年か前にお茶したところ、海の方面にマンションがいっぱい建ってしまって、とてもじゃないけど
「ソーダ水の中を貨物船が通る」光景が見られなくなってしまっていたしね~



このマンション群のために海が見えなくなったんだよね。



それじゃ、どこに行こうか? と協議した後でこちらに・・・
gooブログで相互フォローしているmasakoさんが写真をあげていた名勝。一度は行ってみたかった。
オットが3年ほど横浜で勤務していたのにもかかわらず、訪れたことがなかったのである。



暑い暑い日だったので、外の施設はみんなが敬遠したのか、パーキングは空いていて人も少なかった。
私達も暑いからちょっと見たら帰ろうと思っていたが、水と緑のあるところは存外に涼しく、しっかり隅から隅まで歩き回った。



大池を臨む。



アオサギもくつろいでいる

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私達が来てから帰るまで2時間動かなかった子



蓮池 (午後だったので咲いている花は少なかったが大きな立派な個体。今度は午前中に来てみたい)





池の周りをゆっくり散歩

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三渓記念館へ

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原三渓(原富太郎)

原富太郎 - Wikipedia

 


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優しいタッチの南画と端正な書
優れた実業家であったのと同時に、芸術に造詣が深く、コレクターであり篤志家であった原富太郎氏。

及ばずながらだが、私の曾祖父も、この時代、糸繭商で生糸にかかわる商売をしていて、京都、横浜、豊橋と取引があり、祖父は上海にも行って、そちらからも一時中国人が働きに来ていたと祖母に聞いたことがある。
祖父も日本画やら骨董やらを集めていた趣味人の面もあった。
もしかしたらどこかでこの方の周辺と関係があったのかもしれないな~。
後悔するのは、その頃の自分の家がやっていた商店の様子を系統だって聞いてこなかったこと。父も認知症になってしまったし、元々過去をあまり語らない人だったしね。





記念館からの光景




結婚式のカップル 一日一組だけ挙式が出来るらしいですよ。幸あらんことを!





臨春閣
1649年、紀州徳川家の初代藩主が和歌山紀ノ川沿いに別荘として建てたものを1917年に移築







紫陽花もまだ残っていて竹林の前の色彩とアクセントとなっている。





こんな急勾配を登って行くと





松風閣という展望台に






この苑内にいると時代を忘れるが、見下ろす海岸沿いは令和の工業地帯だ。





遠くにおぼろな富士山 メキシコから来たというお兄ちゃんがあれがmt,Fujiか!興奮していた。一緒に写真を撮ってあげた。



シンボルのような塔



1457年 京都木津川市の燈明寺にあったものを 1914年に移築



また入り口方面に歩いて行くと梅の木もたくさん
ここは四季折々に見どころがあるんだろうな~ と思われ、オットと共にリピートを誓う。

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旧矢箆原家住宅(合掌造り)
建築年は江戸時代後期 1960年に白川郷から移築





内部



囲炉裏には毎日薪がくべられる。この薪でいぶすことでかやぶき屋根などが保たれるらしいですよ。



養蚕の道具も



書院造り





立派な浄土真宗の仏壇(お彼岸とお盆に公開される)



いけてある花も趣味がいいな~







七夕の笹もあり、短冊とペンが用意されていた。
ウクライナに平和を願ったり 子供がホテルのオーナーらしいセレブっぽい願い事があったり、「あと3kg痩せたい」という切実wな願いもあったり





私達夫婦もそれぞれの願いを書いて笹に託した。

いや~ 良い施設でした。結局2時間以上たっぷり散策した。
帰り道は首都高羽田周りで

この前行ったキリンの工場を通り過ぎて







これを観たかった 新しい橋が出来て古い橋を横に見て渡った。
こんなスゴイ工事をたかだか1週間あまり交通止めにするだけでやっちゃうってビックリだ。

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夏至が終わったばかりの長い昼も終わり、傾く日を追って帰路。

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良いドライブだった。
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金満国だけどただで楽しめるものもある

2023-02-03 21:52:36 | 
例の30kg荷物の中の具材でおでんを作り、菊乃井のお取り寄せアナゴ寿司とともにDubaiでの最後の夕食。
兵四郎出汁でとったおでんスープは素晴らしいとムコ殿が感激してくれた。
孫③もはんぺんが気に入ったもようだった。
こんな所でおでんをこしらえるとは思わなかった。



食べているうちに、ムスメが
「そういえば今日はドローンショーがあるんじゃない? ここのところ雨と曇でやんなかったけど。やるとしたら最終日だよ」
「7時からだよ あっ そろそろ7時だ」
時は6時55分 ムスメの部屋からは見えなくて、外に出て海岸に降りるかビルとビルの間の広間みたいな所にいかなければ見えないらしい。
「どうせなら見たい!」
「いいっすよ とりあえず降りましょう」とムコ殿
ムスメは孫③をベビーカーに乗せてエレベーターで下に
するとアナウンスが流れている。
「おっ 今日は始まるの早いな いつも待たされるのに」とムコ殿
「急ぎましょう 〇〇(ムスメ)は後からおいでよ」
それからムコ殿と見えるところまで全力疾走。ムスメがそれを見て大笑いして「あ~ 走ってるところ動画で撮っておきたかった~ オカンの本気走り」と言われた。
こうやって鍛えてるから元気で一人で遠くまで行けてあなたの手伝いをしてあげられるんですよっつーに!

とにかく全力疾走の甲斐あって










例の世界一の大きさの観覧車から放たれるレーザー光線とコラボするドローンショーを満喫できた。
















ドローンは形になったり文字を描いたりしてくれた。



そしてショーが終わって 列になって打ち上げのホテル(例のガー〇ーが住んでるところ)に帰っていくドローンちゃんたちは健気で可愛かった。

そしてその日の10時頃、帰国のための荷造りなどしていたら どこかからドーンドーンという音が・・・
ムスメが寝室から飛んで来て
「10時から花火! もしかしたら見えるかも!」









ぎりぎりの角度だったが窓からビルとビルの隙間に 海から景気よく揚がっていく花火が見えた

そして次の日、性懲りもなく今度はDubaiで一番大きなモールにムスメと行ったのだが



片側8車線のハイウェイ ムスメの運転で。ムスメも運転はうまいのだがやっぱり怖かった 首都高の比ではない車線変更・・・





こちらのモールはエミレーツモールより豪華絢爛だった。







こちらでも草間シリーズは人気らしい





Hのお店で最後まで迷って買わなかったカレ この色は絶対使えると思ったがもしかしたら日本の方が安そうで(ものがあるかは知らない)却下。今のところ夢には出てこないからまあいいか・・・





そうそう、このモールの中には水族館もあるんですよ。
確かここの水槽の厚みが世界一とかって聞いたことがあるけど・・・
とにかく世界一が好きなんだね。





お昼はティンタイフォンでさくっと食べた。
日本でも人気の小籠包が美味しい店だけど、ここのは豚を使ってないから美味しくないらしい。
そこでムスメとエビチャーハンと青菜炒めと酸辣湯スープをシェアしたのだけど、やっぱりもう一味が足りないんですね。
いや~ 豚肉って良い仕事しているんだね。

そうしているうちに、何やらアナウンスが

「あっ 噴水ショーもあるんだよ!」とムスメ
慌てて外に出たら











アラビックな音楽とともに噴水ショーが 音楽に合わせて水が身をよじる所がなんだかなまめかしかったりする。



ショーが終わって空を見上げると世界一のビル・・・
やっぱりこの国は派手でした。
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博物館で未来を体感する

2023-02-01 22:51:08 | 



何でこんなモノ建てたシリーズ ですが この建物の中に入りました。
どうなってんの? ですよね。

建築家ショーン・キラ氏の設計

2022年2月22日に開館したまだ新しい名所だけどかなりの人気でチケットもなかなか取れなかったとか・・・
展示、体験型シアター、テーマ型アトラクションなどを組み合わせ、ドバイの未来を体験出来るミュージアムだそうだ







建物の外と中に描かれたアラビア文字のカリグラフィはドバイの統治者であるムハンマド・ビン・ラーシッド・アール・マクトゥーム首長が書いた詩の一節だそうだ。
カプセル型のエレベーターも未来感をかもしだしている。










入場は予約チケットを買った上で並ぶ。並んでいると上にはフワフワと、イルカみたいな風船?が漂って並んでいる人々に近づいたり離れたり・・・
孫③大喜び



チケットはこのブレスレット。これを着けていると様々な場面で映像とコネクトできたりできる。



並んでいると係のお姉さんが孫③にシールをくれた。
Dubaiの人たちは本当に子供に優しい。グランドムスクでも声をかけられたり手を伸ばされたりした孫③。(平たい顔族って可愛く見えるのだろうか?)
たとえ多少うるさくしてもトゲトゲした視線は皆無なんですよね。
どうして東京と違うんだろうね?

入場するとすぐに40人くらいの人たちと宇宙船に乗り込み旅へ













ドバイに着陸





ワタシが一番気に入ったのはこちらの窓で







建物はもっと高層化してドローンが飛び交う未来のこの地が見える。
しかしこれはもうすぐ実現しそうな気配満々である。













森の循環
気候変動とエコロジーの部屋も





様々なカプセルの中に様々な生き物が入っていて、不思議な森のような空間になっている。





器械でスキャンするとその特徴が表れる。
これも係の人が孫③につきっきりで「あなたの好きな動物は?」などと聞きながら見せてくれた。
「rabbit]と答える孫③

あれこれ見ているうちに展望台に これは外からみると建物の円の下の弧の上に出られる。
ちょうど暮れていくタイミングのDubaiの空が美しかった。











ワタシの服装を見てもおわかりでしょうが、長袖で時にはジャケットを羽織うくらいでちょうど良いくらいの気候。
持って行ったものが夏物すぎた感もありでした。
昼間日が出れば暑くなるんですけどね。




この夜景の美しさを心にとどめておこう・・・・



子供たちが色々遊べる部屋もあった



その人に合わせてパヒュームを合成してくれる器械。






見学終わって外にでると夕暮れにそびえるブルジェハリファとライトアップされたモスク。
Dubaiは人工美の都市だ。

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異世界体験

2023-01-30 03:45:00 | 


土曜日はムコ殿の仕事も休み、この日は観光に連れて行ってもらった。






片側4車線の高速道路




所々砂漠の片鱗が見える






途中、十数台ものポルシェ軍団に出会う。
ドライバーはおじさん
日本で言えば旧車会みたいな物なのですかね?
ドバイアブダビポルシェ会 みたいな…

140kmゾーンがある。
どの車もぶっ飛ばして行く。
ムコ殿も結構果敢に飛ばす。
なかなかスリリングなドライブ、
130km離れた目的地まで一時間余りで到着したのだから。

目的地は、こちらのモスクです






シェイク.ザイード.グランドモスク


UAE建国の父ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン(1918~2004没)のこと。彼の名によって、総工費約20億ディルハム(当時のレートでおよそ550億円)かけて造られました。残念ながら完成を見ることなくシェイク・ザイードはこの世を去り、モスクの完成後、最初に執り行われた式典が彼の葬儀となってしまいました。

シェイク・ザイード・グランド・モスク

シェイク・ザイードは現在、モスクに隣接する敷地内で眠っています。埋葬されている墓前では24時間365日絶えずコーランが読まれているそうです。UAE国民にとって、建国の父が埋葬されているこのモスクは信仰心と愛国心を支える“心の拠り所”。礼拝の時間には、多くのイスラム教徒がここを訪れ、祈りを捧げています。

サイトより


出発した時にドバイはまだ雲が多かったが、着いた所で空は晴れやかになってきた。



こういったアドゥールを着た中東♂はすべからく
イケメンに見えると言ったら、ムスメが
「そんな事ないって。単に顔が濃いってだけ」と言われた。





パーキングからモスクの入り口までは色んな店が並んでいる。





中東マクドナルド体験。値段は日本の1.5倍くらいかな?
そんなに味は変わらない気もしたけどチャイが美味しい。





服装チェック
特に女性に厳しい。体も髪も隠さなければならないんですね。



長い廊下を歩き


美しい入り口が見えてくる。
白い大理石が青空と雲と水と緑に映える。



ハイ、ワタシです。ムスメのアバヤを借りた。
コスプレ気分だね。















孫③と。子供の服装は肌が出てても大丈夫。







壁の大理石に嵌め込まれた装飾や


スワロフスキーのシャンデリア


壁のレリーフ


世界一の大きさの絨毯











壁のタイル
全てエキゾチックで美しい。



このフリスビーを地面に差し込んだみたいな建物も
「何でこんなもん建てたんだ?」シリーズだね。



疲れて爆睡する孫③

この日の観光は詰め込みで、次はドバイの新名所




Future museumへ
これも「何でこんなもの建てたんだ?」シリーズですね。

続きます。













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モールで色々

2023-01-28 14:00:00 | 
朝、ムコさんの出勤と一緒に孫③をナーサリーに送り出した。
朝8時から15時まで預かってくれるらしい。
前日に挨拶した校長先生はキャラも化粧も濃い目のロシア人、施設内でバレエのお稽古などもしてくれるそうな。

それじゃと、娘が街歩きでもしようと提案してきた。

そしてこの日も前日から雨なんですよ。
夜は結構降ったらしい。



窓の外を見ると運河にかかる橋の歩道に水が溜まっていて、人は車道にはみ出して歩いたりしている。


駐車場も一部水溜り


道路の水を汲み出す車も


さすがと言うかめったに雨の降らない国はいざとなったら雨に弱いのね。
降ったといっても日本の梅雨時の雨が普通に1日降っただけなのに…
学校も休校になった所もあるそうだ。


トラムに乗ってショッピングモールへ




途中、ゴルフ場も見える。
ここに芝生と水を定着させてるって贅沢なもんですね。




日本のSuicaみたいなカード
ゴールドは優先車両に乗れるカードで運賃は2倍。
ラッシュ時でも空いてるらしい。
お金があれば優先されるというのがはっきりしているんですねぇ。









モールはゴージャスだった。

別に買うものないよーというのにハイブランドの店舗に入ろうとするムスメ。
どうせ買(え)わないんだから良いっつーに
ティファニーに突撃






ウインドウから出してもらって




試着までさせてもらい、お茶も飲んで
買わずに出てくる荒技は私には出来ない










日本と同様行列が出来てるHで始まるブランドにも侵入した。
ここは日本よりは品物もあるらしい。





今期ものの素敵なスカーフもたくさんあって、さすがにコレは欲しいなぁと思ったが、これ一枚買うならアイアンセットかドライバー買えるじゃんと脳内ブレーキがかかって、こちらも買わずに却下。



お昼は現地で人気のカフェに




このシャカシュクという卵のソースかけにフムスの添えられたのがおいしかった。


アスパラガスのスープも



昨日のランチといい何食べても美味しいねぇと言ったら
美味しい所だけど案内しているんです!
とのこと。
ありがとうございます。

しかし、二人でさくっとランチしても日本円で5000円くらいにはなるので、普段はなるべく外食は避けているらしい。

結局ここでは、中にあるデパートで友人の初孫ちゃんの誕生祝いと、スーパーで日本に持ち帰る食品だけ購入。

日本との違いは
色んな人種がいて
平均年齢が若い(動く歩道とか自動改札の閉まるのなんかが速い)
誰一人マスクしていない!

です。

何だか国力の違いと個々の判断の尊重ってのを感じた。




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