局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

M子も行った

2012-07-31 16:57:58 | 家族あれこれ(犬も含めて)
先週土曜日はドラ家の引っ越しであった。
一足先にドラはとりあえずの着替えくらい持って単身で飛んだが、その後の引っ越し(航空便・船便・倉庫行きに分けての荷物運びだし)とマンション清掃と引渡しはM子一人で行うという。私がドラを成田まで送りに行った際に寄った時、このまま引っ越しするの?と疑問なほどいままで通り、何も荷物はまとめてなかった。
大変だろうから土曜日と日曜日は予定を空けていつでも手伝うよと言ってあったが。

土曜日朝
「一人で大丈夫です。梱包は業者さんがやってくれるみたいだから。」

土曜日昼
「荷物運びだし終わりました。後は書類作成だけだから大丈夫です。今日は友達の家にとまりま~す」

土曜日夜
「掃除も大部分終わってるので 明日昼ごろ行って最後に点検して大家さんに受け渡します。その時来ていただけますか?明日は母も来ます。」

オットと一緒に日曜日の昼間に行ったら すっかり部屋はがらんどうになってM子のトランクと機内持ち込みのバッグだけが居間に転がっていた。
カーペット貼りの床はすっかり綺麗、水回りもぴかぴかである。
確かに借りていた期間は短かったが、しょっちゅうドラやM子の友達が来て飲んで騒いでいたはず、床にゲ☆のシミなんかついていないのは僥倖である。

私たちが行っても何もやることもなかった。

引渡しのために来た大家さんは、いかにもお金持ちそうな70代の老夫婦。ざっと室内を見て「不具合はありませんか? 綺麗に使ってくれてありがとう。残念ですねえ。短い間のご縁で」とあっさり見回りは終わり、敷金も全額返してくださるとのこと。
ホントにこの部屋は場所といい、作りといい、本当に良かった。今から私が住みたいくらいである。

この日M子はお母さんと成田エキスプレスに乗るのに便利なホテルに泊まるという。そこまで送っていって、空いた時間でまつげサロンに行くというM子を置いて、お母さんと麻布で軽食。夜は弟くんと一緒に日本最後の晩餐をするらしいので、そこは親子水入らずにしてあげた方がいいと思った。
自動車免許もドラの行った日に卒検を終え、次の日に筆記も通り、滑り込み取得済みであった。

「まるでチェックしてなかった二輪の問題がたくさん出たんで、落としたかと思いました~」とは言うもののこの忙しさの中を縫って1か月できっちり結果を出したのはあっぱれである。

あちらの空港に着いても ドラが迎えにくるのかどうかもはっきりしないらしい。
「その時にならないとわからないので いざとなったら自力でホテルまでがんばります」とM子

お母さんは
「大学に出すまでは、こんなたくましい子じゃなかったんですけど~~・・・」
ドラが苦労をかけたせいかもしれぬ。

そして出国の日。
一応空けてはあったのだが、私もドラと二人で成田まで行ったし、こういう時は母娘二人の方が気兼ねなくて良いかもしれない。
タクシーで東京駅まで行けば荷物もそんなに苦じゃないしと思って私は遠慮した。

M子から出国しますのメール

しばらくしたらお母さんから
「今から新幹線に乗ります。結局成田まで一緒に行きました。・・・中略 やはり多少の寂しさは否めませんね・・・」のメール

心配と期待を去りゆくものに託して、寂しさを懸命に耐えてまた日常に戻って行くのが親ってもんですね。
おお同志よ・・・ 

また何かあったら誘ってください とも書いてあったから今度は何か観劇にでもお誘いしようかな。






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オリンピック

2012-07-28 21:15:59 | 様々な思い
始まった。

スポーツ観戦は殆どしないんですけどね、やっぱりこの大会は観るよ、さすがに。

鍛え抜かれた肉体美ってのは男も女も美しいし(競技にもよるが)人間技じゃないくらいの技は見ていると興奮する。

ただ、自分とまるで縁のない競技って(まあ私の場合それが殆どなのだが)どこがすごいのか? どのくらいすごいのかわかりずらいってこともある。
フェンシングなんて動きが速すぎて観ててもどこが得点なのかよくわからん。

陸上なんかはわかりやすいね。走ったり 飛んだり ぶん投げたりは私もするもの。(今日も犬と空地でボールを投げて遊んだ

ところで私の通っているスポーツクラブでは盛んにオリンピックにちなんでイベントが行われている。オリンピッククイズだのスタジオとプールと筋トレを回ってメダルを集めるとか・・・・

そしてこんなしつらえもしてあった。



二階のフロアへの階段の上から唐突に下げられたバレーボール・・・

(何だ ありゃ?) と思って解説を見てみたら



男子バレーボールのスパイクの最高到達点だそうだ。370cm

ありえない~~

他のフロアにも走り幅跳びの8mほにゃららcmの距離がテープで貼ってあったり、高跳びのバーの高さにリボンがついていたり、目の当たりにするとやはり驚くような距離である。

こういう能力を持った人たちってどんなメンタリティを持つんだろうか?
年取って衰えていくのを自覚するとやはり寂しさやあせりもあるんだろうね。
最初から持たざる私は多少衰えてもそういう意味ではのんきでいられるからそれはそれで平安ってことだわね。

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行っちゃったよ

2012-07-26 23:19:22 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ、昨日成田から赴任地へと飛び立ちました
今日はオフィスに行って近くのホテルに泊まるらしいが、便りはない。ただ飛行機事故もないみたいだから無事に着いたのであろう。
便りのないのが良い便りってところである。

昨日は結局一人で見送った。

当初の予定ではM子も一緒に成田に行く予定だったのだが、この日は6月末から行っている運転免許教習の卒業検定だったのである。
6月いっぱいで退社してから ドラの会社の駐ツマ講座だの 色々準備だの忙しかっただろうが、その間を縫って大学時代の親友の実家にも余裕の旅をしていたようだ。
あまりプレッシャーを与えてもと思って免許の進捗状況は聞かなかったが 結構ギリギリでもあせらずマイペース。まだ筆記試験が残っているが、それは余裕そうだし、みかけの割には動じないヨメである。でなきゃドラの嫁なんてやってられないであろう。

で、私はマンションに迎えに行ってドラをピックアップした。あさって引っ越しをするとは思えないまだ何もしていない空間である。所々に行先を告げるシールが貼りついているだけ。ドラは先に行っちゃうし、この後大丈夫なのであろうか?

M子に卒検がんばってね と言ってマンションを後にした。結局この住まいは去年の11月から9か月あまりしか住まなかったことになる。
思い返せば、M子家族とも協力して☆ケアの家具を組み立てたり、庭の手入れをしたりせっかく住みよい環境だったのに残念である。
ドラの仕事上、この先こういう思いは何度も繰り返すのかもしれないが、子供もいないってこともあるが、フットワークの軽いのは若さと性格であろう。

箱崎まで渋滞していたが後はあっさり成田に着いた。



ドラの便は満席で1時間の遅延である。
チェックインして空港内を二人でブラブラする。

ちょっとお腹がすいたので刀☆麺の店に。ここはチェーンだが、西新宿のお店は結構おいしく、サラリーマンが並ぶ店なのでちょっと期待して母息子での日本で最後の軽食にしたかったのに



超まずかったw 麺はぐちゃぐちゃで八角の香料過多。量だけてんこ盛り。サイドオーダーした鉄なべ餃子は皮が上半分しかかぶってないという手抜きさ加減であった。どうりで空いてたはずである。

当分日本をお別れ最後のご飯がこれじゃあね。

気を取り直して・・・ オフィスと今度の自分の住まいの地図をipadで示すドラ。



「これ 昨日ダウンロードしたんだ。一応自分の住む場所くらい知っとこうと思って」
「昨日初めて見たの」
「おう M子にも遅いよって言われた」
確かにおせえよ。

東京で言えば オフィスは大手町。住まいは八王子くらいの距離感覚か? ただ安全な鉄道一本で楽に行けるらしい。

麺を殆ど残して

「いいんだよ 中華は残すのが基本だろ」byドラ

出発前に最後に 姑と私の方のジジババに電話した。

(早めに切り上げないとずっと話し続けるよ)とささやいてあったのに、ずっとしゃべり続ける姑に律儀に受け答えするドラ。

私の方のジジババは電話の向こうで大騒ぎしている感はあったが あっさりと切り上げてくれたようだ。

三人と話した後で苦笑するドラ

「みんなしてM子ちゃんはあっちに行けば時間もあるだろうから子供作れって言うんだぜ~」 だそうだ。

「時間あったら子供作れかよ~ 他にすることないわけじゃねえよ、M子だって」

私も苦笑したが、ジジババにしてみればお気に入りの孫の子供ってのも見たいのかもしれない。
私はそんなにストレートに言えやしないが(ましてM子の居る所じゃ言わないが)

「別に子供作る作らないはあんたたちの考えでいいけどさ、卵子ってのは劣化するらしいよ。もし子供を持つ気があるんだったらある程度年行く前に作っておくってことも頭に入れといたら」とは言ってみた。

「わかってるよ~ だけどさ。俺ってあいつら(中高の遊び人グループ)の中じゃ一番生き急いでるんだぜ。まだ学生とか社会に出たくないってピーターパンやってるヤツもいるんだぜ。そんなにせかさないでくれよ~」 だそうだw。

確かに・・・

ドラと会話するのは面白い。家族の中でもちょっとブラックの入った言葉の選び方の感性が一番自分に似ているからだと思う。
そういう会話のセンスを面白がってくれる取引先の人たちにはずいぶん可愛がってもらったようだけど、これからはなかなか言語の壁もあって、今までのようなコミュニケーションが取れないであろう。
まずそれを乗り越えて、新しい地でがんばって欲しい。

幸い 「あんた不安とかないの?」って聞いたら 「今は楽しみの方が全然大きいよ。チャンスもらえてうれしいよ」と能天気であった。



とうとう出国ゲートへ。

「んじゃね」と一度振り返っただけですたすた歩いて行ったドラ。

あ~あ つまんないな・・・

自棄になって成田からぶっとばして帰ろうと思ったが高速が混んでいて安全運転で帰らざるを得なかったのは幸いであった。












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収穫下手

2012-07-24 23:02:45 | 日々の生活
我が家のゴーヤ

元々そんなに大きくないポットで作っているので葉の茂りはイマイチだし、あまり実がなっていない。

ただ一つ食べられそうなのができて収穫の日を楽しみにしていたのに

ちょっと目を離したら・・・(って言うかもうちょっと大きくならないかな~と無駄に期待して放置していたら)



こうなってしまった。
ちぇっ 食べられない~
大きなつづらをもらって損こいた舌切り雀の欲張りじいさんのパターンである。



次の候補は君だ。欲かかないで早めに収穫しよう。今度こそ!
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人はさびしいと・・・

2012-07-21 22:47:32 | 読む
凶暴になる・・(あっ ワタシだけか)

思い返せばM子との結婚が決まった時も ☆ この辺 おめでたい事と思いながらも、理屈に合わない寂しさをしばしもてあましていた時期があった。

そして今度のドラ夫婦の旅立ちを前にして・・・
今度も理性では図りしれない寂しさってものがひしひしと押し寄せている状況である。

私はドラを傍に置きたいと思って育ててきたわけじゃなかった。また、もし傍から離れないように育てようとしたとしてもドラは収まるようなタマではなかったと思う。
ドラが憧れ、運よく入れた中高の学校も、世界に雄飛するにたえる人物を作るというのが理念の一つで、私もそれに対して大いに納得したのであった。

なのにね~
オットなんて「いいじゃないか今あいつにとって行くのはベストな時期だろ」と言うが、そんなこたぁわかっとるわい。 その冷静さが却ってむかつく私である。


今日はドラの引っ越し準備のために午後は空けてあったが、倉庫に運ぶものと赴任先に持っていくもの、廃棄するものはシールを貼っておくと業者がやってくれることになっているらしい。
「別に今日は手伝ってもらうことないよ。明日一緒に飯でも食おう」とのことで拍子抜けである。

午前中は都心まで行く用事があったので、今年はまだ何も見ていないバーゲンでも覗いて帰ろうかと表参道から新宿に出て伊勢丹と周りのブティックをブラブラはしてみた。
なんとなくぱ~っと買い物でもすれば気も晴れると思ったのである。

しかし、こういう時に限って物欲が刺激される物も見つからず、足は疲れ、季節はずれの肌寒さと突然の雨にイライラがつのる。

その上新宿と言う街がやたら電気屋に占拠されていくことにもイライラする。気に入っていた新宿三越ALCOTビル 15 minutesっていう簡単メイクをしてくれる店とパン屋のジョアン お菓子作りやパン作りの材料や器具がそろっている店 ちょっと一人お茶するカフェなどがビッ☆カメラになってしまった悔しさ。
ヨ☆バシだのヤ☆ダだのがもう何店舗もあるんだからいいじゃないか みんなそんなに電気屋が好きなんか!

移動の地下鉄と駅の乗り換え中にも同じくイライラがつのる。

私は元々平和を好むヒトであります(ホントだってば) それに公共の場所では極力他人に迷惑をかけないように自分では努力もするヒトである。電車ではシルバーシートに座らないようにしてるし、前に年寄が立ってたら席は譲る。デパートで服を広げたら必ず元の通りに畳んで戻すような・・・ 一応は他人に気を遣って生きているのである。
しかし、それだけに(というか自分が未熟故かもしれないが)公共の場での迷惑行為や傍若無人の人たちは目に着いてしまう。
いつもは (哀れな人たちだね)と憐れんですませるが、今日はやたら攻撃的オバになっている自分を発見した。

地下鉄のドアの前で降りる人が後ろに立っているのにゲーム機に夢中になってとおせんぼしていた中学生くらいの男の子4人。
私と一緒に降りようとしたじいさんが、「失礼」と言ったのに動こうとしないのにムカつき 「邪魔っ!」と言ってどかした。
ゲーム機からやっと目をあげて一瞬おびえたような顔をしていたので溜飲が下がったが、向こうとしたらこんなに小さいオバに怒鳴られて後になって悔しかったであろう。 お前らが悪い。

乗り換えのホームで、私の嫌いなショートパンツから太い足を黒いレギンスで包むというスタイルで、ズルズルとミュールをひきずるような歩き方で歩いている若い女の子が、蛍光ピンクのガラガラバッグをひきずって人の直前を横切り、それにつまずきそうになったので、「あら 危ない」と言いながらガンをつけた。
いつも思うのだが、あのガラガラバッグは人混みの中では せめて自分の脇にぴったりつけて歩くべきではないだろうか?あれにつまづいて転んだ人は結構居ると思う。

そして始発の駅で停まっていた私鉄に乗った時。車内は比較的すいていたが、目に見える空席はなかった。私はかなり歩き回って足が疲れていたのでできれば座りたいと思って端の方まで歩いていたら、周りに立っている人がいるのに荷物を置いて座席を二人分占領しつつスマホに夢中のオトコ発見。いつもは諦めるが 「す・み・ま・せ・ん」とやっぱりドスを利かせた声と眉間のしわつき表情で荷物をどかさせ座席を確保。
そいつは最初すまなそう、その後私の攻撃的態度にかなりムカついた表情をしていたようだったが知らんこっちゃない。

あ~ 誰か止めて!このままじゃいつか刺される。

結局 今日の買い物は・・・



ミレニアムⅠ (上下)

移動の友に図書館で借りた 「別冊図書館戦争」を読んでいたのだが、あまりに甘すぎて(堂上と郁の恋愛期間が主軸故)というか 今の気分にあまりにもミスマッチだったので ちょっとハードなものを読んで精神バランスをとりたくなったのである。

攻撃的女のお手本みたいなリスベットの存在で心を慰めw 凶暴な自分を収めることにしようっと

そうでもしないと ホントに刺される。






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もうすぐ見送り

2012-07-18 23:48:28 | 家族あれこれ(犬も含めて)
長男(ドラ)ついに赴任の日が決まってしまった。

あと一週間ほどしか日本にはいられないらしい。

別に大学を卒業してからは家から出ているのだし、親子でものぐさぶりを発揮して、そう普段からマメに連絡を取り合っているわけではなかったが、やはり同じ東京に居ていざとなったら楽に会えるという安心感が背後にあった今までと違ってしまうんだろうなあ。

あんまり突き詰めて考えないようにしていたけど いざとなるとやっぱり寂しいものである。

先週はM子実家に二人で挨拶に行って来て あちらの祖父母や叔父さん叔母さんたち、いとこたちと たくさんの方たちに会ってきたらしい。

M子ママに言わせると 「何か二人とものんびりというか 海外に行くっていう特別感みたいなものがまるでないんですよね。まるで千葉あたりに引っ越すみたいな感じなんだけど大丈夫なのかしら?」

実は私もそう思っていて、こちらが住む所は? 荷物はどのくらい持っていくの? なんて聞いても 「まだはっきりしないんだよね」くらいのことを言っていたのが一週間前。渡航の便もまだはっきりしていないくらいでヤキモキしていたのだ。
こんなにノンビリしてていいものなのだろうか?と思っていたが本人たちは焦りも見せずに構えている。

対して 我が実家の両親である。
先日亡くなったみゃー地方の叔父が初めての海外出張の時、(まあ半世紀くらい前のこととは言え)水杯をして羽田に親戚一同で送りに行ったという事を笑い話として聞いたことがある。

しかし、未だにその感覚が残っているようでもある。

「ドラの行く日が決まったよOO日だって」と実家の母に言ったら
「あら、じゃ私 成田まで送りに行くわ」と言い出したのである。 マジ?
そうしたら父まで
「オレも行く!」 と言い出したのである。

私もその日は車で送ってやるくらいはしようと思っていたが 実家地方からジジババが出てくるとなると途中の駅で拾って時間を合わせてと大事になりそうである。
(なかなかめんどくさい)

弟もオットも平日仕事だからあてにできないし、いっそ前日から実家に帰って二人をピックアップしてドラと合流して成田までとも考えたが、往復数百キロのドライブを一人でこなすのもこのクソ暑い中うんざりである。

成田エキスプレスにOO駅から乗せる? 高速バスは? とか色々弟と考えていたら
昨日母から電話があった。

「今日は38℃だったのよ。やっぱりこんなに暑くなったら何で行くにせよ無理だわ。ドラ君を送りに行って私かパパが倒れたらドラ君もせっかくの旅立ちが嫌なものになるだろうから行かないことにしたわよ」 とのこと。

はっきり言ってほっとした。私だって倒れそうなここ数日の猛暑である。

そしてドラに電話をかけて やっぱりこんなに暑くなっちゃバアバたちは行けないから気を付けて行くんだよ と言ったそうだ。

ドラは
「それがいいよ。二年たったら必ず帰ってくるから、それまで元気で居てくれよ。その方がうれしいよ」と言ったそうだ。
「まったくあの子は良い子だよ。なんであんなに良い子に育ったんだろうね~」とジジババ泣かんばかりである。(そうでもないんだけどな、外面はいいが)

数年前に脳梗塞を患った父は、NHKのドラマ 「坂の上の雲」が始まる年、全部終わるのが3年後ということを知って、「じゃ あと三年生きてなきゃな」と言った。

癌がわかった母は 治療を受けながら 「ドラ君の結婚式に出るまでには絶対元気になるわ」と言った。

今のところ そのせいかどうかはわからないが二人とも回復して元気で居てくれる。

次にドラとM子の顔を見るまでは元気で居て欲しいよな~ と つくづく思ってしまう。

ついでに ドラの中学入学と同時に飼った高齢犬にもがんばって生きていて欲しいもんだ。
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蛍の光

2012-07-15 23:03:26 | 食べる
昨日(土曜日)の夕方から

この週 飽きもせず二度目のこの街



今日のメンバーは大学の卒論教室のグループ仲間。
大学三年の秋ごろから卒論の教室を選び、そこで同じような研究テーマを選んだものたちが共同で実験して一年かけて卒論を作り上げて行くという運びであった。

何故か真面目でがり勉タイプの学生が多かったその教室の中で、一年上の大学院生(今は某大学教授へまさかの出世)をリーダーに集まった私たち四人(♂2 ♀2)は 一番ゆるかったメンバーではなかっただろうか?
発光バクテリアを使ったホニャララ分析ってのが主なテーマだったのだけど、バクテリアをキープするためのイカ寒天培地を作るためにしょっちゅうイカをさばいて、そのついでに余ったゲソをガスバーナーで焼いてつまみにしてビールを飲んだり、何かの拍子にバクテリアが死に絶えると ありゃ大変だとばかり、西伊豆の綺麗な海へバクちゃんを求めて海水取りと称して しょっちゅうドライブ、そのついでに海水浴して帰ってきたりしていたのであった。

まあ そんなこんな遊びながらも最終学年は卒論のまとめ、就活、資格試験の勉強と、のほほんと取り残され気味の我々も周りのマジメメンバーに影響されながらどうにか切り抜け、無事に卒業して社会人になったのである。

で、みんな首都圏に住んでいるので、何年か一度誰ともなく言い出してなんとなく集まって飲み会となるのである。
今回は二年ぶりくらいだったが、会えばすぐに元通りの大学時代のノリで話が再開するのである。

 

今回はこの店 ☆ 

メインの通りの最初の角を曲がった狭い小路の途中の隠れ家っぽい店である。
突出しがパンだったのにびっくりしていると サービスの女の子が 「家はパンにつけて食べるとおいしいメニューがたくさんあるので突出しはパンにしています」とのこと。

京都の地場野菜を売りにしているという創作料理が中心であった。



フルーツトマトマリネ キノコのアヒージョ ごぼうのとり唐揚げ ほれんそうのソテーと焼き山芋・・・

オリーブオイルが上手に使われていて、確かにそのソースとパンの相性が合っておいしいこと。

価格的にも、結構高めの店が多いこの界隈ではかなりリーズナブルである。
リーズナブルと言えば、6時以前に入店してクーポンを使うと、飲み物が全部半額なのである。
思わず 「ワインのボトルも半額なんですか???」と確かめたくらいである。

 

生ビール飲んで サワー飲んで 四人でボトル2本空けて、お腹いっぱい食べて4000円ってのは夜のこの街としてはコスパ的にも大満足であった。
ただし〆で頼んだ蕎麦だけは不味かったのでやめた方がよろしいかと思うが。(あの蕎麦とつゆは他のメニューの評価を貶めるであろう)
蕎麦は蕎麦屋で食べるのに限りますね、頼んだ私たちが甘かった。





気分は学生時代のおっちゃんとおばちゃん

やはり大学時代のゆるさはキープしていて、♂メンバーは何故か資格持ちの稼ぐ奥さんに恵まれ、公務員と自営業で、案外のほほんとしながらも世帯収入はかなり多そうで、しょっちゅう趣味の釣りに海外までへ遠征しているらしい。
同じ卒論メンバーでも、院に進んで研究所とか企業の学術部門に進んだマジメグループ♂などは、業界再編成の波に襲われて、結構リストラされたり大変な目にあっているという噂も出た。
ゆるさが功を奏したわけで、人生何が幸いするかわからないものでありますね。


ほどよく酔っぱらったのでコーヒーでも飲もうとこちらへ

 ☆ 

 

コーヒーを頼もうと思ったが、ジェラードに惹かれて食べたが、冷たくてさっぱりした甘味がほてった喉を潤してくれてすごくおいしかった。

ここで感激したのは、



まさかの蛍



  ここでは以前よりお濠の浄化活動に努めており、
その成果もあって4年ほど前からホタルが生まれ、育つようになりました。
お濠の水がきれいになった結果の一つだと思います 
 サイトより

年々少なくなる都会の緑にかかわらず、それを湛える水が浄化されてそこで小さな命が芽生えているなんてステキではないですか?

水辺の叢の中で 目の錯覚かと思われそうなはかなげな光が、強くなったり弱くなったりしたり、ふらふらと動いたりするのを四人でぼーっと眺めてしまった。
思い返せば、卒論テーマも生物発光と応用であった。種類は違えどここで蛍の光に巡り合ったのもエニシよね~

しかし、ここで感激して蛍観察にいそしんでいたのは、結構満員のカフェの中、我々だけであった。
せっかく看板まで立ててあるのにさ。

このカフェを訪れたらみなさん。あと1、2週間は見られるらしいですよ。ぜひ蛍の光に会ってみよう!


































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洗面所リフォーム

2012-07-13 22:58:03 | 日々の生活
実は先週、我が家に小さな危機が訪れていたのである。

ガレージの隅が濡れているな~ と思ったのが先週中ごろ。
雨も降ったし そう気にしてもいなかったらその濡れは広がった。そして木曜日の夜 ふとガレージの天井を見上げるとぽたぽた水が垂れてきているではないか・・・
ちょうどその上はキッチンの水回りである。
「ひえ~~~~!」
夜中にNちゃんに電話して「大変だ!」と騒いだ私である。Nちゃんは一級建築士、我が家の改築以来のメンテナンスをお願いしている。
「局ちゃん 落ち着きなよ。その水は綺麗?汚い?」よくよく見ると匂いもないしきれいな水である。
「多分給水の所のどこかで水漏れしてるんだよ なるべく早く行くから。なるべくキッチン使わないようにね」

Nちゃんが工務店の社長と水回り担当のおじさんを引き連れてきてくれたのは土曜日の朝。その間我が家は水をなるべく使わないで済む食材と紙皿と紙コップを駆使して「キャンプ生活」を余儀なくされていたのであった。

水はやはりキッチンの給水部分でそんなにダメージはなさそうだが、やはり蛇口を新しくしてその周囲のメンテナンスが必要となった。

そしてこの日は応急処置だけしてもらって、水回りついでに、そろそろリフォームしたいなと思っていた洗面所を一緒に工事してもらうことになった。
やはり築20年にせまる頃になると家も傷んでくる。
ホントに家も自分もメンテナンスが大変な今日この頃・・・

クロスの張り替えと洗濯機の位置換え、そして洗面台を新しくすることに。

そして昨日 洗面台を見に、Nちゃんに付き合ってもらってショールームへGO!

最初は IN☆Xへ ところでI☆AXっていつの間にか T☆STEM とか サ☆ウェーブとかとくっついて L☆XILって会社になってたんですね。
銀行がメガバンクになり 保険会社も大きいの同士がくっついたり 薬品会社も何がなんだかわからないくらいの業界再編成だったけど、こういう所にも及んでいるんですね。
せっかく日経読んでるのに役にたってないぞ、私・・・

ま とにかく・・・

Nちゃんと一緒で良かった。
毎日そこを使っているにもかかわらず、だいたいどのくらいの大きさのものを入れて、どういう動線だから扉はこっちに開いてキャビネットはこっちに置くほうが良くて なんてのがまるで頭に描けないワタシ。
Nちゃんは 先日さっと見て巻尺でささっと計って簡単にメモしただけなのに その空間にどういう風に当てはまるかがたちどころに頭に浮かぶらしい。
私がぼ~っと見ているうちに 「これとこの組み合わせか あれとあれができるよ。局ちゃんの好みはどっちかというとこのタイプでしょ」とモデルタイプを選んでくれた。
私もNちゃんみたいなデキル人が具体的な方針を示してくれれば細かいことはあまり迷うタイプじゃないから、結構さくさく決まっていく。



ただ、やっぱり使ってみたことのないものはわからなくて、今はやりの一体型の洗面ボール(人工大理石が台からボールまで全部続いているタイプ)を見て 「あっ これお掃除簡単そうじゃん これがいい!」なんてはしゃぐと
「だけどさ~ やっぱり陶器に比べると傷はつきやすいと思うよ、ましてあんたの所は犬を乗せることあるでしょ。爪とか気になるじゃん。陶器にしときなよ」とか
上部に置くキャビネットの内部が、手が届きやすいように階段状に降りてくる機種に 「あっ ワタシみたいなチビ向けにはちょうどいいね」と言うと
「でもさ、その分中の空間が狭くなるんだよ。踏み台おけばいいじゃん」などと冷静にアドバイスしてくれる。

 

デキるオンナはかっこいいね Nちゃん!(珍しくスカートだ)

そしてそこで選んだものの見積もりを出してもらって もう一つ、今度はT☆TOのショールームへ。
こちらも似たりよったりだと思ったが(トイレはこっちの方がスタイリッシュだった。さすがウォ☆ュレットの元祖である)同じように選んで見積もりを。

どっちかと言うとワタシが望んだ収納部分は LI☆ILの方が良かったし、見積もりしたらそちらの方が大分安かったので多分そちらになりそうである。

工務店のおじさんとこれから相談して、工事込の見積もりを出してもらって発注して工事ってことになりそうである。

工務店のおじさんも良い人そうで、先日来てくれた時も 「奥さん、そんなにいじらなくてもいいよ、これは残せば安くすむし、なるべくあるものを生かしてやりましょう」ってアドバイスも良心的であった。
「まったく自分が儲からなくなるのに安くあげよう安くあげようとするんだよ、あのジジイ。施主がやりたいって言うんだからやらせりゃいいじゃんっていつも私と喧嘩になるんだから」とNちゃんが苦笑するくらいである。

またお金はかかるし、工事期間は何かとめんどくさい。そして洗面台周りの色々こまごましたものを今から整理しなくてはならない。
今日の午前中はそれに充てたが、まあ色々出てくること。旅行先のホテルからもらってきた小さいシャンプーとかシャワーキャップとかで一つの引出が一杯w これっていつのだっけ?まであるんだもの。

あとムスメがちょこっと使って合わないのか残りが入ったまま放置してある化粧用品の数々。特にヘアスプレーなどのビンが林立しているのも大量に捨てた。

明日からもひたすら捨てる作業になりそうである。(めんどくさいけどちょっと楽しみ)





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ランチと紅型

2012-07-11 00:44:59 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日は着物の会一年終了の係りの打ち上げでこちらへ



同行オバ私を含め8人。その中で私がyoungestという恐ろしい集団である。ちなみにスポーツクラブでも私たちは「若い人」と呼ばれる。
趣味と健康の世界の高齢化(特に女性)ですな、つーか女性は何はともあれ元気だ。

ランチはこちらのホテルで



メインの通りを左に折れて路地を上って行く

焼き物のギャラリーとか おしゃれなカフェが並ぶ

 

そこを通りすぎるとひっそりという感じの風情でたたずむホテル

  オバたちがin

先月中華を食べたマンダリンみたいなスタイリッシュなホテルもいいけど、こんな感じのホテルもいいな~
できればこのメンツでなくてワケありで来てみたいもんだ(冗談ですよ)

  こぢんまりしたロビーの照明もかわいくて

メインのフレンチでランチをいただいた。私たちのテーブルをサーブしてくれたのは清潔感のある若い子。オバ特有の「なかなか注文が決まらないし人のいってること聞いてやしない」にイライラする顔もみせずに親切だった。胸にはちゃんとソムリエバッチが輝いておりました。

コースは

スープが出て(写真ないけど)ポテトの冷製だったけどアユとレバーでつくった浮き身みたいなのが味のアクセントになってて美味しかった。

 豚肉のテリーヌ 野菜添え 上にコンソメのゼリーがソース代わりに載っていた 美味しかった。

 天然すずきのソテーにナスのなんちゃらが載ってて牛蒡の味のするほにゃららソースをかけたもの。 これもまあまあ美味しかった。

 デザートはシャーベットとルバーブのゼリー 白ワインのシロップに浮かんでいる。一人この日がお誕生日のオバサマがいらして気の利く幹事さんがそれを告げていたらこんなサービスまでサプライズでしてくれた。細やか~ 

これにコーヒーか紅茶

乾杯にスパークリングワインを1本頼んでみんなで分けたけどサービス料もとられないしホテルのランチとしてはリーズナブルな方なのではないか? リピートしたいな。

食事が終わってから やたら写真を撮りたがるオバたちを並べてカメラを変えつつ何枚も写真をとってくれるし、みんなスタッフが親切だったな~

食事が終わって街を散策

元は大きなお屋敷の土地と思われるのがマンションになっていたり、まだひっそりとした日本家屋が残っていたりする路地の所で

 神社があったり(若宮八幡)

 人が一人通れるような階段が通路として残っていたり (地図を見ながら歩いていたら地元だという渋じいちゃんが この上に松井須磨子が住んでたんだとか教えてくれた)

色々お散歩するには面白い街である。

 

 毘沙門天

 私たちはさすがに着物の会のオバらしくこんな小さな着物の店を見つけて

 入ってみた。

ご店主さんが猫好きのようで 猫をモチーフとした小物や猫柄を織り出した帯など多数。猫好きにはたまらないであろう。
新しいのも中古のもあり宝探し的に楽しめる店。

ここで私たちは、まだこの街を散策しようというオバと 今度は六本木に行き、紅型展を見ようというオバと二手に別れた(私は紅型組)





沖縄の代表的な染めものである。
型紙を使って型染めされる部分は顔料が使われ、地の色は草木染が使われているのが多いようである。

鮮やかの黄色は琉球王朝の人たちにしか着用を許されず、貴族の女性たちは赤系統、一般庶民は藍染の青系統などと着る人の身分によって区別があったらしい。

私は小学生一年生の帽子とランドセルカバーの黄色が昔から大嫌いである。最近は小坊でもおしゃれな色合わせの服で通学してるしランドセルもカラフルになって色の自己主張もできるのに あの黄色がすべてを台無しにしていると思う。
黄色は黄色でももっと馴染む黄色でもいいじゃないかと心から思うのである。

この紅型の黄色、濃淡あるが鮮やかでも下品にながれず周りの色と馴染む せめてこんな黄色を使ってほしいもんだわ。

藍も濃淡あるが水色に近いのやこっくりと紫がかったのとか 季節や時刻によって違う表情を見せる沖縄の海を思い出させるようである。

また衣類とともに、それを染めた型紙も展示されていて、型紙それ自体が絵のようになっている。模様が動かないように糸で押さえて柿渋で定着させるらしい。紅型染めにろうけつであらわれる線みたいなものがあるけど あれがこの糸だったんだ~~ と初めて知った。

初めて知ったと言えば 紅型で表現される模様について 殆どが中国から来た吉祥模様と日本の本土の模様なのである。
外国文化と本土(当時の貴族文化)の憧れからそういう模様を染めたらしい。そう言えば南国特有の 椰子とかびんろうじゅとかハイビスカスの植物なんかは表現されていないのである。よく見ると本土の四季の花とかが伝統的な幾何学模様などと組み合わされて染め出してある。
色が独特なのでエキゾチックさは感じるが。。。 初めて気づかされたことであった。

 時間が遅めだったためもあるのかこの美術展は幸い空いていた。みんな上野の森へ青ターバンの少女を見に行っちゃったのであろうか?
ただ、着物で来ると着物割引があるためか 元々着物好きが見に来るのか 着物の人が目立った。この日は28度くらいで洋服でも汗ばむような陽気だったのにもかかわらずである。
私たちは着物の会メンバーなのに一人も着物着用者はいないのは不肖の集団と反省。

街散策と美術館でずいぶん歩き回って帰宅。充実の一日だった。



今日の記念は 夏物の帯締めと美術展のファイル。







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飲み物と器と

2012-07-07 21:48:43 | 日々の生活
オット中国地方へ出稼ぎへ・・・

帰ってきた翌々日

こんなに大きな段ボールが届いた。

開けてみたら

 


実は去年の夏の休暇で

 ☆ 
こちらに夫婦で行ったのだが



ここで備前焼のカップを家族分買ってきたのである。

しかしこの冬、美犬であるがまだいたずらのやまない
 こいつが

飲みかけのコーヒーを入れたままちょっとテーブルの上に放置していた私のカップを敷いてあったランチョンマットをいたずらしたかったのかひきずりおろした結果、割ってしまったのである。

気に入っていたのでホントにくやしかった。

それで仕方がないので今までの白磁のカップでコーヒーを飲むことにしたのだが、それ以来どうも味気ないのである。
元々白磁の清潔さが好きで土ものは敬遠していたのに、備前で飲むコーヒーの味わい深さを知ってしまったら白磁のなめらかすぎる口触りがコーヒーの香気にはちと物足りなくなってしまった。

「あ~ また備前のカップ欲しいよ~」と時折嘆いていた私。ネットでも探したがやっぱり手に取ってから買いたいし、デパートではとんでもなく高いのしか売ってないし・・・

それを聞いていたオットが買ってきてくれたのである。
ありがたや~ 

しかしオットの買い物はこれだけですまなかった。

 この大きな長皿が2枚
秋になったら秋刀魚でも載せたらさぞ映えると思うし、ちょこちょこ野菜とか和え物なんか載せたら素敵なオードブル皿にもなるであろう。
しかし食器棚の中で非常に場所をとるのが難点である。

 あとはお皿が家族分
これもありがたや~

あとはM子実家にお中元にとマグカップ二つと備前が好きだと公言していたオットの職場の理事長に花器も買ってきた。

普段物欲が少なく、買い物嫌いなオットだが、買うとなると太っ腹。現地で買っても有名作家さんのってかなり高いし、出稼ぎ分が飛んだのではないだろうか?
まっいいや ありがたくいただいておこう。

早速新しいカップにコーヒーを注いだ。ちょっと深煎りの豆で淹れたコーヒーがザラっとした肌合いになじんでじんわりおいしい。ミルクを入れるとまた色もマッチして目でもおいしい・・・

余計なお世話だが、この前まで非常に楽しんでみていた「リーガル・ハイ」だが、一つだけ気になっていたことがあった。古美門家の和洋折衷インテリアと服部さんの作る食事はとっても趣味だったけど コーヒーカップがイマイチだったのである。なぜあんなありきたりのを使うのであろう?あの場面だったらこういう土物とか白磁だったらマイセンのシノワズリかなんかで飲んで欲しかったのに・・・
気になりだすと古美門がコーヒー飲むたびにイラっとしたワタシ・・・



ところで去年の夏に買ったこの一口ビールマグは失敗であった。
多分陶器の肌に開いている小さな穴のためだと思うが、泡立ちすぎるのである。冷やしておいたらどうだろうと思っても殆どかわりはなかった。やっぱりビールには薄手のグラスか真鍮のマグカップがマッチするもんだと再認識。

           * * *

ところで飲み物ついでだけど、今マクドナルドでもらえるらしいこのグラス。ムスメがもらってきた。

この厚みと大きさと握り心地がとっても良い。
この微妙な色も好みである。


これはミネラルウォーター入れてゴクゴク飲むのに適している。

もっと欲しいんだけどLポテトセット頼まないとついてこないらしいですね。
この年でマクドナルドでLポテセットなんて食べられないよな~と悩んでいるワタシである。

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クラシックの昼 ジャズの夜 続き

2012-07-04 22:02:08 | 見る(映画 劇場 美術館など)
前記事の続き・・・

新宿で親友Aと待ち合わせしたワタシ、オットも加わって三人で某ライブハウスへ



今度はオットの小学校からの友達の演奏を聴きにである。
偶然その中にAの知人がいることがわかってAも誘った。みんな同い年ともなると東京も広いようで人脈はつながってるもんです。
会場でオットの同窓生3人も合流して6人でステージのすぐ前のテーブルに案内された。

K大とw大には結構歴史のあるビッグバンドがあるんだけどそのOBが中心となって結成されたバンドである。
イニシエに私も現役のそれを聴きに行ったことがある記憶がある。

元々楽器をやってた人たちだろうし、学生時代にやってて社会に出てからもずっと続けていたのであろう。私の兄代わりのNもR大でバンドをしていたがやはりギターやベースはいくら仕事が忙しくても手放さずに、昨今のオヤジバンドブームに乗って最近また昔の仲間が集まってバンド再結成となってとても楽しそうに活動している。
この人たちもそんな感じで活動しているのだろうが、めちゃうまいのである。
昼の部のチャリティーコンサートでも思ったが、こうやって音楽でつながっていられる仲間ってのも良いものである。




2ステージあったが、だんだん乗ってくるのが感じられた。セカンドステージは全曲オリジナル曲だったがそれも良かった。
MCをしたのはサックスのKG大OGの人だったが、バリバリ関西弁で面白かったこと。


 オットは思わずCDも買った。

ステージの合間 私たちのテーブルは同級生トーク。



オットと友人たち。
みんなそれなりのおっちゃんおばちゃんなのに話すと自然に昔のままになってしまうのがおかしい。
オレは学年で一番足が速かったんだって今更自慢するオジに そう言えばお前速かったよな、でも一年の時の運動会でハンカチ落としてそれを拾ってびりになったろ などと異様に記憶力の良さを発揮するオジ。
同級生と一緒にいるというのはある種のタイムスリップである。
ちなみにこの日はライブが終わってからはワタシとAは先に帰ったがオットたちは延々飲み続けたらしく帰ってきたのは午前二時であった。
私が同窓会で遅くなると文句は言わないまでも「どうせ毎年同じような話してるんだろ、二次会なんて行かなくてもいいだろに」などと余計なお世話の皮肉を言うくせに、もう絶対言わせないことにした。
オットも私も同じような形態の学校育ちで、その環境の良かった点も悪かった点もあるが、生涯続く友人ができやすかったという事は良かったんじゃないかと思う。

私とAとの出会いは幼稚園である。それから小中高と一緒で大学入学とともに上京。その後もなぜか結婚後の住居が近かったり職場が数百メートルしか離れてないとかずっと縁が続いている。別にしょっちゅう連絡を取り合うわけじゃないけど多分どっちかが死ぬまでその縁は続くのであろう。



指折り数えたらもうすぐ金婚式かもしれない・・・

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クラシックの昼・ジャズの夜

2012-07-02 22:07:36 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週土曜日のこと・・・

チャリティーコンサートに行ってきた。

 こちらの団体 ☆支援のため音楽家がボランティアで催したコンサートである。

私が言うまでもなく3・11の復興が遅れている最大の原因は原発事故であろう。
目に見えず、いつまでそこに居座るかわからない放射能の恐怖、直接的影響ってのは私たちの子供と孫の代まですくなからずあるんじゃないかと思う。
これから長期的に色々解決してかなきゃならない問題もあるだろうし、今すぐにも解決しなきゃならない問題もあるだろうし。
こちらの団体の人たちはやむにやまらぬ思いで、震災直後から今に至るまで動いている方たちである。






被災地に置いてきぼりにされた子たち、
立ち入りが禁止された地域で道路に迷い出て空腹やけがや病気になってさまよう子供たち

また保護されても元の飼い主はその子たちと一緒に過ごせる家がなくやむなく手放さなくてはならないこともあり、その子たちを救っている団体である。
シェルターには常時60~70匹の子たちが保護され、月額50万ほどの費用がかかっているらしい。

そのためにまるっきりのボランティアでコンサートを企画した音楽家たち。



彼女たちの心意気に賛同して、近所の犬友さんを始めいくつかの所で告知してみた。

元々私の犬散歩友達の中には、都内で飼えなくなったり放置されたりした犬たちを保護して次の飼い主が見つかるまで飼っている人が何人かいた。その人たちもこの団体の活動は知っていたらしく、何人かは同行してくれたし、何人かはいけないけど寄附をとお金を託してくれた。
また細々やっているmixiでも書いてみたところ、思いがけなく若いパパさんがお嬢さん連れで来てもくださった。

感激! 
しかもしかもこの演奏会、本当に素晴らしかったのである。一部の誰もが聴いた事のある曲シリーズもよかったし、休憩をはさんだ二部も録音してもう一度聴きたいくらいの名演であった。
豊かな豊かなヴァイオリンの調べとそれを引き立てたりリードしたりして寄り添うピアノの演奏。

目的もさることながら、この演奏だけのためにこの場に居られてよかったと思える時間だった。



途中この団体の代表の方の説明もあった。とつとつとしたあちらのアクセントで話す彼女の言葉、この一年自分も家族も大変な状況の中やむにやまれぬ思いで心身を削って活動されてきたのが感じられる。
また、彼の地と他の地域の温度差と情報の乖離があること。

動物の話だけではなくて、彼女の話で印象に残ったのは彼の地での運動会のことであった。小学生は未だに外に二時間しか出られず、暑い中で長袖長ズボンでマスクをして競技に参加しているのだそうだ。徒競走の時に転ぶ子どもが多いことに彼女は涙したらしい。思い切り運動する機会がなくなって転んでしまう子供たちの現状っていうのが胸にせまったのだと思う。
私もそれを想像すると涙してしまった。

まだまだ終息しない放射能の被害っていうのはこの先どんな影響がどこまで続くのか、だんだんと報道されることは少なくなったけどまだ今現在なんだってことが、改めて思いだされ思い知らされた。

まだこの催しは何度か続けるらしい。
去年震災復興のため赤十字に我が家でも寄附したが、それはどこにどんな形で還元されたのかイマイチわからない(もちろん有効に使われたと信じたいが)このチャリティーは寄付した先が具体的に見えるわけである。

そしてこの活動は動物を救うだけじゃなく、元の飼い主さんの心の平安にもなると思う。
もし私が二匹の犬たちを危険な地域に残して自分たちだけそこから去らなければならなくなったら・・・?
保護されても一緒に暮らせず劣悪な環境に置かれているとしたら・・・?
想像しただけでも落ち込んでしまうではないか。

この寄附が90歳を超えたお年寄りがひたすら心配している猫の行方、それを探すために防護服で探す人たちのためになるお金だとしたら・・・

また次回も私は行くつもりである。

それにしても音楽家ってうらやましいもんですね。
他人を自分の表現で喜ばせて、感情を鼓舞させて、こういう貢献ができる。

ちょうどこの前日官邸周辺のデモがずいぶんニュースになっていた。
是非は別として(そりゃ~原発は長期的にはなくなるに越したことはないけど、今現在電気を使っている私がただただ再起動を反対して代替えエネルギーはどうすんだってことなど頭に過り、思いは複雑になるゆえに)スタイルとしてはこういうチャリティーコンサートのようなものの方が私としては趣味にかなう。

この日は音楽づいていて夕方からオットと待ち合わせしてジャズのビッグバンドを聞きに・・・




                  続きます。










コメント (2)
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