局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

春のめざめ & めざめそうなオット

2009-06-30 08:36:13 | 見る(映画 劇場 美術館など)
日曜のこと 夫婦でミュージカルに行った。

劇団 四季 「春のめざめ」



四季はわたしも久しぶり(娘が高校時代に一緒にいった オペラ座の怪人以来だ)
こちらの劇場(自由劇場)も初めてだった。



こぢんまりして感じのいい劇場だったが座席の傾斜がゆるく、斜め前に異様に座高の高い男性が座ったのが残念だった。隣の女性より頭半分高かった。仕方ないことだが、もう少しオノレの胴長を自覚していただき身体を後傾させるとか後ろに配慮しておくれよ~ 思わず恨みの視線を送ってしまったではござりませんか。

ストーリーその他、興味のある方は こちらでお読みくだされ。

今回のキャストは 

18世紀のドイツを舞台に書かれた脚本をブロードウェイミュージカル→四季と演出されたもの。
一言で言ってしまえば若者の自由が抑圧されて、性の知識もあいまいだったことから起きた悲劇。

チケットとパンフレットが送られてきた時から 今まで見た四季の作品と感じが違って 「へー こんなのやるんだ」と思って、同行がオットということもあり、もっと明るく単純に楽しめるものの方が良かったのではないだろうか との懸念も生じていたのでしたが。

結論から言えば 予想以上に楽しめた舞台だった。
みなさん 歌が上手 そりゃプロなんだから当たり前だけど 色々見てると あちゃーって舞台もありました。やっぱ歌が聞けるとそれだけで引きつけられるのね~
(17、8歳設定のはずの役にしちゃ少々老けすぎてるだろ) と 最初に思ったゲオルク役の 白瀬さん。歌声に惚れた。身体が共鳴板になっているに違いない。

主人公メルヒオール役の柿沢さん アイドル風の見かけながら実力ありそうだし 相手役のペンドラの谷口さんはちょっと地味かな~?と思ったが少女らしい繊細さが出ていた気がした。
あと イルゼ役の金平さんがすんごくよかった。歌も存在感も。

まあ、ストーリーは決して夫婦で見るには適するものじゃなかったのですけどね。
親と教師の無理解からくる子供の自殺あり、父親の性的暴力を受け続ける少女たち、何も知らずに初体験で妊娠しちゃって闇の中絶によって死んでしまうペンドラ・・・
なんとなく落ち着かないストーリーではあったが、出演者たちの年齢設定が若いってことが救いになるのかもしれない。これから再生でき再出発できるってことが・・・

劇中 主人公2人が結ばれる場面で 柿沢くんがお尻、谷口嬢が上半身をペロリんだったのにはびっくりした。愛用の望遠鏡でしっかり観察してしまったワタシ。
劇中での下半身露出を見たのは レ・パラダン以来である。 まさか四季で見る事になるとは・・・
「ね、ね。ホントに乳☆が見えてるよ、見る?」とオットにささやいてイヤ~な顔をされた。
「お前は声が通るんだから気をつけろ。今更俺が☆首見て喜ぶわけないだろ」 ですと。 ハハハ 確かに・・・

幕間で 近くの席に知り合いを発見した。
舞台友N(このチケットも彼女の斡旋)の友達のジェンヌママである。
お嬢さんが某組の男役。彼女もとてもセンスのよい美人。しかもキャリアウーマン。この日はお一人様で観劇していらした。
オットを紹介すると、知的で話もおもしろい彼女、ごく自然に三人で話が弾んでしまった。
この舞台、宝塚でやってもおもしろいかもね~ とか お嬢さんの次回の役のことなど話していたら
「ボクも今度宝塚も見てみようかな」とオットが言い出した。
「あら うれしいです。ぜひほにゃらら組の時にいらしてくださいね」とすかさずにっこりする彼女。

終わった後、舞台については「おもしろかったね」とオットも言っていたから良かったが
「あの人 キレイだったな~。 娘さんもキレイなんだろうな~」
「うん キレイだよ(オトコ役だけど)」
「今度 俺も一度見てみるかな、宝塚 」だと。


別に良いですけどね、、、 オットが宝塚に興味を持つとは夢にも思わなかった。
チケット代が二倍になるのはかなり痛手だけど 
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プーさんで取り越し苦労をする

2009-06-28 20:58:49 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日の夜は、息子が例によって彼女のM子と共に家に現れた。
急だったので大したものはなかったが 間に合わせのおかずを作って冷凍ご飯を解凍して食べさせたら結構喜んで夕飯を食べていった。O型の女の子ってのはこの辺気兼ねなくてめんどくさくなくてよろしいですね。

ちょうど、娘がどこかからもらってきたディズニーのプーさんのマグカップがあった。私も娘もこの手のキャラクターモノは使わないが、M子はなぜかプーさんが何より好きという女の子である。
「M子ちゃん これ使う? OOがもらってきたんだけど使わないんだって」
M子 「わ~ かわいいっ! いいんですか?」と一応喜んで持っていった。
昨日は夜遅くなっちゃったので家の車で息子が送って行った。

そして 先ほどのこと。
今朝から息子はあるスポーツの練習、私たち夫婦は観劇だったので、「また来週ね~」なんていって別れたのだけど 息子は寮に戻る前にまたM子と食事でもしていたらしい(まあ仲良くてケッコーですこと) 
で、電話がかかってきた。

「あっ おかん M子がおかんと話したいんだと」

ん? なんだろ?と訝しく思ったが

「こんばんは 昨日はご馳走さまでした。あの~ホントに申し訳ないんですけど、昨日いただいたプーさんのマグカップ、車の後ろの席に置いてっちゃったんです・・・」

な~んだ そんなことか・・・

「あら そんなこと 別にいいのよ~」 と 私

ボーイフレンドの母にもらったものを忘れた事で気に病んでいたのだろう。 
たかがディズニーのマグカップである。そんなことで悩ませたのだったらかえって気の毒に と 同時に こういう事を気にしてあやまってくる気遣いできるって良い子だなぁ と思った。

そして 息子が電話を替わったので
「そんなに気にしないでいいのよって言っといてね。今度あんたが帰って来る時に持っていって渡してあげてよ」
「うん 俺もそんなの気にしなくていいよって 言ったのにさ。 結局M子はおかんがコエエンだろうな~ あっ イテぇよ M子」
余分な事を言ってしばかれた様子な無神経な息子である 

確かに マグカップは車の後部座席にポツンと置かれていた。




    * * * 

しかし マグカップ云々よりも 昨日置いていった息子の洗濯物を干した今朝のショーゲキの方が大きかったのよね~ 

 

プーさんのおパンツ・・・

息子が自らこんなの買うわけないからM子からのプレゼントであろう・・・ 23の社会人の彼氏にこんなん履かせたいもんなのかいな。
どんだけプーさん好きなんだか・・・


      * * *

まあ 二人でバカップルする分は別になんら文句は言わないが、もし二人が結婚して子供ができた日には オバーチャンとしたら一言っちゃいそうなのは、
ディズニープーを与える前に A・A・ミルンのオリジナルプーを刷り込んで欲しいってこと。

  

私にとってのプーさんや クリストファー・ロビンはこっち↑



↑ こっちじゃないのよね。

メアリー・ポピンズも然り。トラヴァーズの原作の究極のツンデレのナニーはジュリー・アンドリュース扮する優しくて明るいだけのキャラクターじゃないのですね。
小学生時代にメアリー・ポピンズの原作を偏愛していたワタシは、あの映画を見た時の衝撃は大きかった・・・ ジュリー・アンドリュースは好きだけど 彼女はワタシの頭に描いたポピンズとはあまりにも違いすぎた。。。

ディズニーキャラクターや映画は確かに子供には親しみ深くてすぐに好きになるであろう。
だけど あの原作からあまりにも影や哀愁や痛いところを取り除いて作られた映像が 人生最初のプーさんや ポピンズであって欲しくない、ワタシの孫には。

こういった点にはこだわっちゃうワタシは うるさいバアさんになるかもしれないわ。(おかんがこええと言うのは当たってるかも

それにまだ結婚もしてない息子の子供のキョーイクの心配するって これぞ取り越し苦労ってモノですわね。
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メールから老いることを考える と 銀座ランチ

2009-06-26 17:40:36 | 日々の生活
友人Tが携帯にメールしてきた

「局ちゃん この詩 友達が教えてくれた。ちょっと泣けた。どう思う?」

以下

手☆(☆は紙です)  親○なる子供たちへ (○は愛です)

年老いた私が ある日今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話す時同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなづいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しいことではないんだ
              後略

続きをお読みになりたい方はこちらへ

全歌詞をwebで公開して 友人に教えるという場所まで設定しているので著作権云々は大丈夫だと思いますが・・・


シンガーソングライターの方がポルトガル語の詩を訳して曲にしたものらしい。
年老いた親が自分の子供への手紙として伝えるという形態をとった詩だと思う。

私のお返事

「確かにホロっとさせられる所もあるし、一度読んで胸にせまったよ。だけど自分に置き換えれば、親にこんなこと言われなくちゃならないような淋しい思いをさせたくないと思うし、自分が年取っても 子供に対しては恩着せがましくこんなこと言いたくない気がする・・・ (言わなくてもわかってておくれよ ちゅうかさ 笑)
だけど、こんな当たり前のことを思い出させなきゃならないってのが今の日本の現状ってことなのかもね。毎度ひねくれた感想でスマン」

さらに Tのお返事

「確かに局ちゃんの言うとおりかも・・・ 母のこととダンナのことが重なってちょっと心が弱ってるのかも。 そうだよね 言われなくても当たり前なんだよね」

さらに私

「あなたはよくやってると思うよ~ 色々腹立つ事情も黙って抱え込んじゃってさ。 しかし あんな長い詩 老眼なのによく打てたね 

「妹夫婦にはムカつくけど母がかわいそうだからさ。 あの詩? パソコンでうって転送したのに決まってるじゃん 

Tは、妹夫婦が財産共々引き取って晩年を見るという約束で某地方の土地家屋を処分して妹さんのところに居たお母さんが 財産を全部使われて(義弟が事業につぎ込んで使っちゃったらしい)もう見られないよ と 放り出されたのを引き取ったばかりである。 信頼していた娘に裏切られた思いのお母様は老人性のウツにもなって 「もう~ ほっとけない状態~~!」二世帯住宅にはご主人の両親も(90くらい)いるし、そちらもいつ何があってもおかしくない状態だそうだ。それに無事に生還したからいいが、ご主人は初期のガンが発見されてオペしたばかりである(転移もなくてもう元気になったけど)

Tと私はだいたいモノに対する評価が似ている。「あれ いいよね~」って二人で盛り上がるのは もうちょっと乾いてて 諧謔味のある中でしみじみさせるって感じのモノなのよね。これはちょっと方向が違うような・・・ (こんなこと書くと また批判ばっかりですねって言われかねないが  笑)


そして昨日、着物の会のOG会の集まりが銀座であったのだけど、そこで話題にでるのが やはり親や姑たちの介護のことだった。私が一番若いという年齢の会だからより切実である。
なかでも 103歳(!)のお母さんがいる70歳の上品なおばさま。
介護施設(毎月30万くらいかかる)に入っているお母さんが肺炎をおこして食事が飲み込めなくなったのでイロウを作ったらしい。元々身体が丈夫だから、回復したらしいけど・・・
「私ね、冷たいと思われるかもしれないけど、私の顔見てもわからなくて ただ食事だけが楽しみだった感じの母が、今度また食事もできなくなって生かされてるわけでしょ。一日中寝てるだけだし。それで 今度イロウを作ったらまた何年生き延びるかわからない・・・ 正直いってこの状態がいつまで続くか考えるとおそろしいのよ。私だったら 娘の顔がわからなくて 自分でモノが食べられなくなったら死なせて欲しいと思うもの」

多かれ少なかれ そんな事情をかかえているおばさまたちもうなづいていらっしゃった。
「私達の親の代は年寄りを見るってことがこんなに大変な時代じゃなかったのよね。寿命も短かったからボケる前に亡くなることが多かったし、ごく自然な状態で消えていった感じで亡くなって行った感じがする」

「そうなのよ、今 自分たちの晩年のためにお金を貯めとかなきゃならないじゃない? 寝たきりになったときのために何千万って貯金しておかなきゃ安心できないってなんだかおかしいわよね~ お金ってもっと人生のうちで若くて色々できる時に使いたいじゃないの・・・」

ホントにこの国では老いることも死ぬことも難しくなっちゃったのね~ とつくづく思わされてしまった。

と 辛気臭い話はこのくらいにして、昨日のランチは当たりだった。

源☆兆庵(☆は吉です)って和菓子屋さんがあるけど、そこの銀座の店舗の上が甘味どころと懐石料理屋になっていた。
個室で軽い懐石が食べられて室料もとられず 銀座にしてはリーズナブルだった(夜はそれなりっぽい)

 先附 イチジクゴマ味噌かけ 木の実

 小吸物 焼きナスと戻し冬瓜 蓮餅 蟹 青柚子

   京小箱 旬の物いろは

  食事 ゴマだれ鯛茶漬け


 水菓子

お出汁の味もよく 量もちょうどよく楽しめた(男性にはちょっと少ないかもね)

人生勉強?もできたし 有意義なランチタイム・・・
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髪の色

2009-06-24 08:45:06 | 日々の生活
日曜の夜、夫は大河ドラマを見る事が多い。
私はその時間はアイロンかけしながらお付き合いすることにしている。
もともとTVは一人でいるとほとんど見ないんだけど夫がつけて興味を惹かれれば一緒に見ることもある。
しかし今期の 「天地人」はイヤだわ。
最初の頃 なんの場面か忘れたけど 武将三人の会話になんとも言えない違和感(この時代にこんなこと言わねえだろって感じの)を覚えたし、ツマ☆キくんのチマチマしたお雛様顔にひかれないし ナ☆サワマサミ嬢にいたっては見るとイラつく女優さんである。(ファンの方もいるでしょうけど、個人的な感覚なので気にせんといてね。)だからこの番組、できるなら見たくも聞きたくもないのだけど、日曜の夜くらい団欒の真似事もしようと我慢してリヴィングに居るのである。(このへんA型的律儀さって自分で思うトコロだわ)

そして、この前の夜、この日は新聞を読みながらなるべくTVの場面を見ないでおこうと努力して夫に付き合っていた私に夫が叫んだ。
「この時代にチャパツかよっ」
見ると確かに長☆嬢の髪がつややかな栗色であった。
夜の場面だったがしっかりチャパツと確認できた。
その後に出てきた木村☆乃はしっかり真っ黒なカツラだった。
「なめとりますなあ NHKも」と夫にあいづちをうって また新聞に戻ると
「おい 今度は真っ黒になってるぞ」と夫。
確かに 番組の最後頃に出てきた 長☆のアップの髪は漆黒であった。
「さっきと絶対色が違ってるよな 見たろ お前も」と夫。
「おふくろだったらNHKに電話してるトコロだぞ」(やりそうである)

変なところこだわるヒトだね と思ったが、これから我が家の日曜の夜は長☆嬢の髪の色で毎週ツッコムことになるのであろう。

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父の日は

2009-06-22 22:32:16 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日は父の日でしたわね。

今更ながら 私達夫婦は子供から見れば父&母、しかも私の両親と夫の母親は健在なので彼らの子供でもある。言ってみれば家庭構造における中間管理職の位置づけであろう。
って大上段に構えてもしょうがないけどさ。

要するに父の日、母の日ってのは親たちに心ばかりの事をしてあげて、子供たちからは何かしてもらっている。別にアニヴァーサリーにそれほどこだわるわけじゃないけど、父の日、母の日ってのは改めて親に感謝だなぁって感情を思い起こさせるにはいいきっかけになると思うわ。

今年は私から実家の父には



エトロのポロシャツ はいこのブランドだけはセールで買っておきました 
同じ出すなら良い物買ったほうがいいじゃないとセール会場に並び、女性ものには目もくれず男性売り場に走ってゲットしたものである。
市価の3掛け 
これに 父が気に入っていた セヴァスチャン・ブイエのマカロンと一緒に送った。もっとも父は 初めて食べた時に 「きれいなモナカだな~」と言っていたのでありますが・・・
昨日の午前中に 「着いたよ、ありがとう」という電話で父と話した。 母から 「そのシャツはイタリア製なんだから もったいないから犬の散歩の時には着ないように」 とか 「マカロンも高いんだから一口で飲み込まず味わって食べるように」と指導されていたようだ 

ちなみにこの時のセールでは息子のネクタイと夫のクールビズ対策のシャツも買った。夫のシャツは超目玉で2掛けくらいだった。(元が高すぎるとは思うけど)



すんごくいい綿で よくよく見ると衿などのデザインはおしゃれである。しかし エトロとロゴが入っているわけじゃなくまるで変哲ないのよね。
そこが私はいいと思ったのだけど 娘が
「確かによ~く見るとすごくおしゃれだけどパパが着てユニクロとの差を表現してもらえるのかな~~?」
と冷静なコメントを寄せた。う~~む・・・ その辺突っ込まれるとツライわ。

当の娘のパパへのプレゼントは



紺のポロシャツと 無地のアロハ型の麻混のシャツ。
これもどうってことないんだけど、夫の顔色にとても合うのよね。夫も喜んでいた。私もノーアイロンで済むから嬉しい(自分で買ったから文句は言えないがエトロのはアイロンかけがめんどくさい)

そして息子は

  

porterの名刺入れ

「オヤジさぁ いつもお財布の中からなんとなくクタビレタ名刺出すだろぉ あれみっともないからやめた方がいいぞ。これ使ってくれよ」

ビジネスマナーを息子に教えられる立場になったか 夫よ

なんにせよ、いつも忙しくしている子供たちだけど、こうやって黙々と(時には切れながら)働いて自分たちを育ててくれたっていう父に対する感謝と親しみの念っていうのは持っているみたいで良かったな~と思う。

私が父の子に生まれて良かったな~というのと同じくらいの感情は持っていて欲しいなあと中間管理職の今は思うわ。





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息子危うかった & また夫婦で飲み会に

2009-06-21 20:41:11 | 日々の生活
朝一で息子がミスドの箱を持ってM子と現れる。
今日は一日先日購入した車に試乗するんだそうな。
この車のハイテクにまだ慣れないワタシ・・・
三人でドーナツを食べながら十分におどかす。
「複雑なんだよ~」 「めんどくさいんだよ~」
「車幅が前のよりちょっと広いから擦らないでよ 擦ったらあんたの給料でディーラー直しね」←鬼母

へえへえと聞いていた息子、試しに近所一回りするから おかんも乗ってけよと言われる。そう言えばETCカードを入れる場所がわかりにくい(盗まれないようにコンフォートボックスの中に敢えてつけたらしい)ので説明のためもあり乗り込んだ。
「ほら~ ナヴィとかオーディオ設定とかめんどくさいよ」 と言ったら一人で適当にコントローラを操作して 「どこが?」と鼻で笑われた。
ちと口惜しいがETCの場所を示すと 自分のカードを差し出して入れといてといわれたので入れといてあげた。ちょっと一回りしたが、結構小回り効いて乗りやすいよと言うし 大丈夫そうなので二人を送り出して家に戻った。

この夜は 親友AとN夫妻と飲み会の予定だったので、娘の夕飯を作ったり、布団を干したりして一応家事に励む。
っと 息子から着信
「大丈夫? 事故ったりしてないよね~?」
「おお 乗りやすいし大丈夫だけどさ おかんのおかげで首都高乗るとき危なかったぜ。ETCカードの入れ方逆だったよ~」

息子よ、すまん 
後続車が居なくて助手席のM子がとっさに入れなおして事なきを得たそうな・・・
みなさまもETCカードの入れ忘れ 入れ違いには十分に注意してくだされ(そんなの間違えるのワタシだけか・・・

そして夜の部・・・
幼稚園からの親友A、中高一緒だったNとNオット 前回前々回は二人のリクエストにより我が家でホームパーティー、この辺もだったが、今回はNの設計事務所の近くのアットホームだけどおしゃれな店。居酒屋でもない、定食屋でもないんだけど、何を食べてもおいしいことは確かである。

  

オットはこの日は仕事があるので多分ムリとのことだったが一時間遅れで参加。Aが来るとなると無理してでも来るのがおかしい。今日は先週と違って度を越さず楽しいお酒に終始した。
しかし、この周りは芸能人も多く住んでいる気取った地区なだけあって料理、ドリンク類は結構高い。
次はまた我が家で子供たちも一緒にやろうと決心した。



局とA



おっさんたちを従えるN

N夫婦はこの場が 「生きているお互いを今週初めて見た時間」だったそうだ。
この沿線に自分たちが設計した家があるし、同居もしているのだけど、ゼネコンに建築士として勤務しているNオットと自分の事務所もちのNとはウイークデイの生活時間帯が違うんですと。朝 Nちゃんが寝ている時間にダンナが出て行き、Nちゃんが仕事(営業も含む)を終えて帰ってくる時間にはダンナが寝ているらしい。
「お互い隣に寝てるのは知ってるんだけどね~」
Aもダンナは単身で海外だし、自分はバリキャリで仕事もするし、来週から10日間、早い夏休みをとって東欧に旅行だと・・・

かといってもこういうときはN家夫婦は仲良く現れるし、Aも定年後を見据えた夫婦像を想定しているらしいし、この辺を見ていると夫婦の形態って色々あってもいいんだな~って感じもしてくる。

しかし、みんなアラフィフ。AもNも(イーサン氏の指摘するように局の周りは)美人でおしゃれ、中年太りもなく見かけは若い。しかし、昨日は女三人で共通に盛り上がったのが
「このところ異様に疲れるのよね~」
「そうそう、寝ても次の日までに疲れが回復しないで積もる感じ~」
「私は目がヤバイのよ コンタクトを弱くして老眼対策にしたんだけどもうそんなもんじゃ対応しきれなくてさ」
「局、あんたの髪の毛地毛? 白髪ないの?」
「ないわけないじゃない 染めなかったらおっそろしいことになってるよ」
「やっぱりサプリ飲んだほうがいいかなあ プラセンタってどうなの?」

etc...

この日集まったのはみんな同い年、なんだかんだ言っても老化は公平に来るのね~
それは仕方がないことはわかっているから、せいぜいジジババになってもこうやって楽しい時間が持てたらいいなって思うことにしよう。





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今年は早すぎる

2009-06-19 17:07:58 | 日々の生活
今日はジム仲間とランチ→バーゲンというお気楽な半日を過ごした。

まずベトナム料理を

   

三種類の春巻きとフォー 食後にベトナムコーヒー
パクチーを愛するワタシ この手のもの大好きです。

それから、去年も行ったのだけど サーフショップのセールに



水着(ワタシは買わないが)が主だけど Tシャツやタンクトップなどジム着にするのにちょうどいいのである。
ここで、輸入ブランドの ニ☆ータだのR☆XYだの 上代じゃ絶対に買わないものを半値以下で買って古くなったのは雑巾または犬のおしっこ拭きや靴磨きにおろすのである(これから分別にかかりますが)

入場者の平均年齢は20代だろうが 気にせずに・・ 

ジム着数着と犬の散歩時のサンダルと帽子を買って\10000以内におさめてまあ満足しながら家路に・・・
娘の学校関係のおでかけがなくなったらスーツなんて全くいらない生活になってしまった。安上がりだからいいけど どんどん楽チン方向にファッションが向いていってますなぁ・・・

      * * *

しかし、今年我が家にくるセール案内の葉書は異常に多いのであります。

 

フェラガモ・エトロ・ディオール・フルラ・他にも輸入アクセサリーや 例年ならお盆前後ほんの数日しかしないセレクトショップのセール案内ももう来ている。

世の中不況なんですねえ・・・ デパートとかホントに服が売れないらしい。
(そう言えば私もこのところデパートや旗艦店で服を買ってない、まして上代ではまったく・・・)
来週あたりからデパートでは続々セールが始まるというし、まともな値段で買うのはアホらしくなるではないでしょうか・・・

それにびっくりしたのが ↓



エ☆メス様までするとは思わなかった。それにどうしてこんな案内がくるか不明である(スカーフくらいしか持ってないし 日本で買ったことない)
多分セールにはロングセラーのものは出ないとは思うけど、まともに買った人はむかつくのではないだろうか?
何が出品されるか知らないけどバッグでも服でもケタ違うからね。ここのは・・・

しかし旗艦店やデパートの上の方の階でうやうやしく並べられて もったいぶって見せてくれる品々が ワゴンの上でくしゃくしゃにされるのもなんだか虚しいわね~ あのバーゲンでくしゃくしゃにされた元は数万 数十万の布類を見ると
「国敗れて山河あり・・・」というフレーズが頭に浮かぶのである。

ましてエル☆ス、あなたもか。老舗のプライドを捨てたのであろうか・・・

まっ いいや どうせ行かないから。







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グロー☆ーデイズ & 観劇は連鎖する

2009-06-17 20:13:23 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨夜は 舞台友Nと一緒にミュージカル観劇だった。グロー☆ーデイズ(☆はリです)ブロードウェイで人気を博したミュージカルの日本語版だそうです。

  

新宿歌舞伎町のFaceという空間。



娘がストリートダンスを踊るようなこぢんまりした空間で椅子は折りたたみ椅子だし、傾斜もないのでちょっと見にくかったが

ぜいたくは言いませぬ。招待チケットだったし。

ストーリー サイトより

高校卒業以来、1年ぶりに再会した、ウィル(西島隆弘)、スキップ(伊礼彼方)、アンディ(良知真次)、ジャック(洸平)の4人。お互いの大学生活を報告し合い、楽しげな時間が過ぎる中、ジャックが突然、旅の途中、1人の男の子と素晴らしい出会いをしたと告白する。さらに、衝撃のキス! 怒り、悲しみ、驚き…4人の感情が複雑に入り交じる。彼らの友情の行く先は…?


出演者はこの若い男の子4人だけ。なかなか四人とも景色がよろしく可愛かったし、よく歌うこと。とくに伊礼クン 言葉もはっきり声量もあって聞きやすかった。個人的には日本語訳とメロディーのマッチングがイマイチって感じられたんだけど・・・

作者は1980年代生まれの男の子二人だそうだ。息子と同じ年代じゃん ってところもあり、どうも作品の中に思いいれできずに客観視してしまったワタシ・・・

これは年代のせいではなくて男と女の差とワタシ自身の性格に帰するものだと思います。

・・・・と言うのは
息子を見ていても感じられたのだけど、男ってもんは少年期から大人になる過程において なんであんなに葛藤するんだろうねえ ってコトなのよね。
一口では表現できないので自身まどろっこしいのですが、自分が年を重ねていくことや社会に組み込まれていくことに対する抵抗感、自分が環境とマッチするかどうかのこだわり、もちろん個人差はあるが、男の子のあの年代が時に荒れて、時に彷徨するっていうのを見ていると もちろん個人差はあるけどオトコってオンナに比べてなんて不器用な生物だろうと思うことがママあるのであります。

言い換えれば環境適応力が低い・・・

私のあまり好まない大御所作家に 渡☆淳一センセイがいらっしゃいますが、彼のエッセイかなんかで そうかもな~ってうなずけるところがあった。
彼が医者時代に論文を書くための研究でウサギを使ってたんですと。
そのウサギで♂と♀で大きな違いがあったと。ストレスをかけた場合 ♀の場合はそのストレスを諦めて受け入れじっとやりすごす。♂の場合はいつまでもストレスに慣れることなくストレス部位をかじったり暴れたりして却って苦痛を増しても諦めないと。

言ってみれば 私は♀のうさぎに近く、このミュージカルで描かれる年代の男の子たちって♂うさぎなんだな~
別に私が忍従の人ってワケじゃないですよ(って誰も思わないか )しかし、私自身、環境が変わったら変わったなりに「しょうがないじゃん」って自分に言い聞かせて その場をうまくやり過ごしながらも徐々に自分が受け入れられ、かつ自分が居やすいようにまったりと環境に働きかけて来たような気がするので。

この男の子たちってしょうがないじゃん って諦められない、周りの環境がすぐに受け入れられない年代なんですね。

それが可愛くもあり、まどろっこしくもあり いつまでもそれやってんじゃないよと口に出したくもあり・・・
彼らが若いって年代差による違いだけでなくて性差って大きいんじゃないのかね~ などと一部醒めた感を頭の中に残して観劇していたワタシでありましたとさ。


     * * *

公演が終わり劇場の外に出たら そこはバケツをひっくり返したようなどしゃぶりであった。

「これで三日連続で降られてるよ」と嘆く舞台友N
「三日連続夜遊びってことね」と言ったら 「そうとも言う」だそうだ。

ようやく家にたどりついてその日にもらった他の公演のパンフレットの束を眺めていたらこれを発見した。

 

八月末からの舞台アイーダのパンフレットであります。なんと美しい・・・

宝塚時代すんばらしい男役と見ほれた 安☆けいちゃん



この左側の男役のイケ面ですよ。すごいねえ両性具有。
キャストを見たらアイーダの相手役ラダメス役がこの日目をつけた伊礼くんではないか・・・
これは見たい、いや 見なければならぬ!

で、昨日のお礼方々 Nにメール
「アイーダ見たいよ~ チケットお願い~ 

「どうせ局はそう言うと思った。また案内が来たら誘うから待ってて」
とのことで。

ありがたや 舞台友N 足を向けては寝られまへんがね。
チケット代稼がなければ。

今月はあともう一つ。久しぶりに四季に行く予定・・・



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博物誌に深く同感した日

2009-06-16 10:20:00 | 日々の生活


先週も見たのだが 昨日の犬の散歩のときにまた遭遇

川沿いの散歩道からふと下を見たら 気持ちよさそうにひなたぼっこしているへび。

この川沿いは緑が多くて結構だけど、びっくりするような大きなカエルが道の真ん中に鎮座していたり、桜並木から毛虫が落ちてきたり、かも さぎ 日が暮れるとコウモリが乱舞するといった なかなかワイルドなところである。

しかし、東京23区内 これほど大きなへびが棲みついているとは・・・



さしわたり2m以上

長すぎるものは邪悪に思えるね。
ルナール氏に賛同 
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自棄酒?

2009-06-14 23:14:25 | 食べる
昨日は某町の蕎麦屋で夕食会だった。

食の伝道師Fさんの最近発掘した店で、「絶対お薦め、蕎麦好きのあなた達夫婦にぜひ食べさせてあげたいから一緒に行きましょうよ」 とのことだった。

その他にも着物おばさま数人で遅れて着たオットは黒一点である。

蕎麦屋のつまみってなぜあんなにおいしいのでしょうねえ。



蕎麦の実の味噌和えと揚げた蕎麦(ビールと相性抜群)



ゆべし 豆腐の味噌漬け たらこのニンニク和え (塩辛いもの三種 これらは日本酒と合った)



山芋のトロロ(箸で持ち上げられるほど粘度が高い) 蕎麦豆腐(原料がそば粉のみ)

 

鶏のスライスと漬物 生蕎麦



厚焼き玉子と 蕎麦掻き

日本酒がすすむこと。(しかしこれがいけなかったのよね~)
ところがこの日は珍しくFさんとオットが荒れた。オットはここのところのめんどくさい案件と週末の疲れからか Fさんは着物の会の件でかなりショッキングなことがあったからか(それをなぐさめる目的もこの会にもあった)
それで、二人ともやけ酒の体をなしちゃったのよね・・・

  

〆の蕎麦をうつ店主 すごくこだわっている店で、週末しか店はあけず夏場は蕎麦粉が新しくないのでやっていない。さらに店で使われている焼き物はすべて店主の作であります。

私は面白いから蕎麦打ちの一部始終を見ていたが その間に二人はさらに酔っ払い

せっかくの蕎麦を最後まで楽しめたのかどうか・・・?

他の客がいなかったからまだよかったけど、店主は気を悪くした模様で申し訳なかったわ。

帰りのタクシーがまた悪徳タクシーで、ナヴィが着いているのにもかかわらずまるで反対方向に向かい 比較的素面だった私ともう一人のオバが指摘すると「私はこの辺の道がわからない」と開き直り、それを酔っ払い二人が すごい迫力で
「ふざけるんじゃない メーターを戻せ」とせまって一度は戻したが その後また大周りして(ホント性質が悪かった)夫を家の前で下ろしたあと、責任上私はFさんの家まで同乗して そのあと電車で帰って来たというめんどうなことになった。
よっぱど名前でも控えてタクシー近代化センターにでも訴えてやろうと思ったが面倒なのでやめた。オットの迫力とFさんの説教が運転手にも応えただろうからいいや。

帰ってきたらオットは門の脇のゼラニウムをなぎ倒したあげくに玄関で寝てるし 


彼が酒に飲まれるのはホントめずらしいことである。

今日は午前中死んでるし・・・ 昼過ぎて腹減ったとうるさいし・・・

Fさんから「ホント迷惑かけてごめんね~」というメールが来て相当彼女もまいっていたようだった。あの酒豪の彼女がここまで酔っ払うのは初めて見た。
着物の会をめぐる一連の出来事が原因だと思うが、オットの件と同様に どうして一生懸命やったあげくに見当違いの事で文句言われなきゃいけないの? って感じの事件である。 オットはまだ仕事上で起こった件だけど、Fさんの場合はまるっきりのボランティア的な誰も引き受け手がいない事をすべて責任をとってやり遂げたあげくの中傷だったのでこちらもホント気の毒である。
それがからまって二人で荒れたのだろうけど。

まあ こんな夜もあるさ。こうやって発散するのも時には必要なのかもね。

蕎麦はおいしかった。今度は違う人と忘れた頃に行こうっと 



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華とガレット

2009-06-12 21:32:46 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ちょっと前のことになるが(面倒なことが起こったのでアップするのを保留していた)
「タダ券があるから行こうよ」 と友人の昼行灯に誘われて 新宿高☆屋にいけばな展に行った。



昼行灯はフラワーアレンジメント勉強中なのであります。
ちなみに私は花は好きだが、特別にOO流とかのお稽古はしたことがありませぬ。



お家元の作品は会場以外に屋外のスペースにも飾ってあったが、生け花というよりはオブジェですね。
会場にあった物もつつじの枝を黒く着色したりしてあって 私のイメージする生け花というより ゲージツであった。



↑ 私が好きだと思った作品 (しかし今頃猫柳ってあるんですね~)

↓ 笑えたもの



根しょうがですよ 奥様



すいかと果物 なんか天文の図みたいだ



昼行灯 「アホの坂田の頭みたい」
局   「波平じゃないの~? 」

すんませんな ゲージツを解さない二人で




う~ん これもゲージツなのね

「田園」と名づけたい。「田植え」でもいいや

オブジェとして見るのはなかなか楽しかったが・・・

  


       * * * 


実家の母は古流松藤会の師範である。

  

いつも玄関と床の間には花が生けてあり、食卓や洗面所などにもさりげなく庭の花を一輪挿しやさくっと投げ込んだようにおいてあった。
(ああ、それを踏襲できてない不肖の娘だわ、ワタシ)床の間なんて無いウチだからしかたないけどね。

生け花も 天地人 だっけか 一応基本の形はあるけど、あっさりと自然な感じで花を扱ってあったなあ。
母のお正月の松竹梅の生け花なんて格調が高くてすがすがしくて、それを見ると ああ新しい年になったな~ なんて思いを喚起させてくれる。

それを見て育ったためか身内ひいきかもしれないが ワタシは母みたいな花が好きだわ~ あんまり素材に着色したり 枝をたわめたり 他の素材と組み合わせたりするのは趣味じゃないってことがよくわかった。

まあ 色んなものがあるから世の中面白いのでしょう。

そしてランチに

 ブレッツカフェクレープリー

めんどうだからこのデパートのレストラン街で食べた。
今まで知らなかったけど ここって屋上庭園があるのね。

 

雨上がりのレストランの屋外の席で 地上13階の庭園を眺めながらのランチはなかなか良かった。



そば粉で作ったクレープ(ガレット)です。
私はシャンピニオンと生ハムのガレットのセットにしたが、焼きたてのちょっと焦げて香ばしいところ、冷めてもモチモチっとした食感がおいしかった。
ピザより好きかも・・・



昼ビールを楽しむ昼行灯 私はこの後仕事に行ったのでノンアルコールのシードルで。
ふらっと入った店だったが結構満足なランチ。

やっぱりワタシは花より団子だったのね 









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クレーマーは増殖する?

2009-06-10 19:50:25 | 日々の生活
先日の記事の続きです。

怪文書被害の元上司に呼び出されてオットは昨日そちらの職場に寄ってきた。
どちらも多忙の身。お互いの仕事が終わってから話し合ったので家についたのが12時近くになっていた。

まったく迷惑な話だと思う。

その中傷文書は その上司と隣の部署のトップ オットとそれぞれの奥さんたちの相関図だったんですと。
上司の本妻というのが中心に書かれて、その人とオットが愛人関係  彼女はオットの他に 「職人」とされる愛人もいることになっているらしい。 先日も書いたが、オットにもその部署の女性管理職の人が愛人とされていて、ご丁寧にも二人の間に5歳になる自閉症児がいるという設定になっているそうだ。その女性管理職はオットの上司ともデキている設定らしい
隣の部署のトップも当然愛人が書かれ 本妻さんにもお相手がいるらしい。

これがホントなら確かに乱れきった職場ですなぁ 何考えてるんだよ 

オット曰く「愛人がいないのはお前だけなんだよな」(苦笑)
あ~らそれもちょっと口惜しいと思うのもアホですか? 局の愛人の方 バレてないから心配しないでね~ 
⑦パパさん 広島の眼鏡店主って書かれてなかったわよん なんて言ってる場合じゃないけどさ。

しかし、それで安心している場合じゃなかった。
実は私について OO(正確な出身地)出身のホニャララ(職業)と書かれていんですと。 それ聞いたら鳥肌がたったわね 
「俺は職場でプライベートなことしゃべらないし、ましてその女性に女房の話なんてしたことなかった」とオット。
どこでどうやって調べたのか知らないが全く気持ち悪いものである。

そして昨日の話し合いで、オットや上司などその女に直接かかわった人以外の人たち(いわゆる本妻たちね)にも誹謗中傷がおよんだので やっぱり放ってはいけないと。上司が個人的の知り合いの弁護士にまずは相談するそうである。
私としてはもう少し組織的に守ってはもらえないのかね?ってところで不満があるけどとりあえずは仕方ないのかしらね。

そんなこんなで今日は朝からなんとなくその話がひっかかって気分が悪かった。
夕方犬の散歩時に前の家の奥さんと一緒になった。
美人女流画家。気さくでさっぱりしていて人との距離の置き方が心地よく、ご近所としてお付き合いしていてイヤな気持ちにさせられたことが一度もない方。私より10歳ほど年上で頼りにもなるので この話をしてみた。
2年ほど前に彼女のお父様をちょっとばかりオットがお世話したことがあり、オットに対して全幅の信頼を寄せてくれてもいるのである。

「ホントに最近その手の人多いわよね~」とため息をつく彼女。
「自分のやったことで招いた結果をすべて人のせいにしてしまうのね・・・」

と 私の思いと同じ感想を持ってくれたようだった。

私がイヤだと思ったのは 実際にその女が行動を起こすことの恐怖よりも(まあ中央大の教授が刺された例もあるからそう楽観視はできないけどさ) その 「相関図」を書きながら、きっと彼女が自分の中で作り上げた恨みや呪詛をこめただろうな・・・ってことなのですね。 
想像するとなんだか黒~いモヤのような気が漂ってくるような気がしませんかい?

女流画家はちょっとスピリチュアルが入っている人である。私は普段その手のモノは信じないタチですが、彼女の一言でわりに気が楽になったね。

「局ちゃん そういう人の恨みの心は自分に返って来るから大丈夫よ。あなたやご主人のところには来ないからね。心配なら自分とご主人に光のバリアを張って守っているってイメージを心の中で作ってあげてね。」 だそうです。

こうなったら光でも鏡でも イメージを作ったろうではないか。

先日コメントくれたみなさまの力のイメージも勝手ながら加えさせていただきます。(頼りにしてます)

ホントにこの場じゃ言えないけど、100%恨まれる筋合いの話じゃないのですよ。
こういったことが ここのところ多くなっていて 忙しい職場をさらに疲弊させているのですよ。

クレーマーってのは声がでかい(抽象的な意味ですが)
世の中一般の常識的な(他人のことを考えて自分も行動できるって意味での)人が、普通に折り合いを持ちながら生活している小世界を、我侭な自己主張でかきまわすことがママありませぬか?
常識的な人はわざわざ声を上げて自己主張しないから、そのクレーマーの自己主張がやたら目だって、それに過剰反応してきて(マスコミとかメーカーとか)だんだんと窮屈になっているのが今の世の中じゃないだろうか? 後戻りは難しいけど、色んな意味でもうちょっと見極めて欲しいと思うわぁ・・・




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凹む

2009-06-08 22:16:05 | 日々の生活
昨日は夫の散歩姿について能天気な日記を書きましたが、あれからイヤ~な事件があった。

色々と個人情報に関して制約があるので歯にものが挟まったような表現になりますがご容赦くださいね。

昨晩11時半ごろ、もうベッドに入ってそれぞれ本など読んでいた私達夫婦。オットの携帯に 以前の職場の上司から電話がかかってきた。
遅い電話は慣れている私達だけど何やら深刻そう・・・
☆☆っていうオットの呼びかけで相手は知れた。夫の以前の職場のトップである。

「はあ えっ? ああ、わかりました。覚えてますが・・・ 本当ですか? 悪の枢軸ねえ・・・ はあ わたしの名前もですか・・・ ええ ハハハ(力抜けた笑い) いや~ そんなことまで・・・」

聞いててなんじゃいな? と思うでしょ。

オットは☆☆氏と今週会って話すためにアポをとってから電話を切った。

「どしたの?」と聞いたら
オットが10年ほど前に以前の職場でかかわった人(40代♀)が 一旦はそのかかわりが切れたらしいが 色々な事情を経て 3年ほど前にまた戻ってきたらしい(その時はもう夫は居なかった)
そしてその時点で 統××調症を発症していて色々トラブルがおこしたんですと。
その時も 昨日電話をしてきた人と あと違う部署のトップの●●さんが名指しされていってしまえば誹謗中傷を受けたらしい。近所にデマビラまで貼られたって話を聞いたことがあった。その件か他にもトラブルがあるのか知らないが警察沙汰にもなったことがあるらしい。

その時は言ってしまえば他人事 「へ~ ●●さんも大変ね~」と済ませていたのですが・・・・

昨日の話だと その彼女がどういうわけか関東地方から北の地方に移ってその先の施設で オットが居た施設の職員の実名入りの怪文書を流しているんですと・・・ 
文書名 「悪の枢軸」 

仕事上の中傷と言うより いきなり愛人がいるだのなんだのの事実無根(かどうかは知らないが少なくともその彼女は知らないんじゃないの~)のことが書き連ねられてるんだと。
オットのところには 本名 ○○○○ 本妻 (ワタシの職業) 愛人 ××××(実在の中間管理職の女性)の名前が書いてあるんだとさ。
それを聞いて夫が力なく笑ったわけです 

オットの愛人とされた××さんは私も何回か会ったことがあるが仕事もできるし、サバサバしていてかっこいい女性である。どっちかといえばオトコマエって感じであまり女性を感じさせないタイプ。 

「へえ ××さんが愛人とは知らなんだ 
「よせよ お前まで アホクサ 

などと××ネタでオットをからかったが実際のところは迷惑だし、私の職業を知ってるってなんなの?って気持ちが悪い。

その後 オットのところにまた元上司から電話があり、昨日の電話が奥さんに知られたらまずいだろ と 心配されたらしいが(隣にいたし、今更遅い)
「家の女房は怒りながら笑ってましたよ」と言ったら
「さすが 豪傑だねえ」と褒められたらしい(褒めたんか?)

立場上 オットはそういう人たちとかかわることも無いことは無いし、昔はダダ漏れだった個人情報はどうやっても回収できないんだから クヨクヨしても仕方ないんだけどさ・・・

言ってしまえばクレーマー。自分が招いた結果をすべて他人のせいにしなければ気がすまない人が増えている気がする。「自己責任」ですませる社会も冷たいが、この件を聞けば オットやオットの元上司は恨まれる筋合いはまったくない、むしろ彼女のために色々力を尽くしたケースだと断言できます。

こういったことがあるとさすがの人間好きな私もめげますよ。

しかしこういうのって組織的に守ってなんかくれないもんですね。コトが起こらなきゃ警察なんてあてにならないだろうしさ。
本妻の(苦笑)私もだけどフラフラ出歩いている娘にも注意しなければと思うと全くいやだわ。




 





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肩こり お祓い ワールドカップ

2009-06-07 22:32:05 | 日々の生活
ここ数日・・・

極度の肩こりが首筋を通って頭の後ろからこめかみにかけて痛みとなって居座っていた。背中から首が鉄板のようにカッチンコであります。
もともと常に肩は凝っているのだけど今回のは尋常じゃなかった。
こりゃあ自力では治せないやと ジムに常駐している中国マッサージの人にかかったら 「すごい凝ってる~ これは病気になりますよ」と脅かされてしまった。
その後は大分楽になってお風呂上りにインドメタシン入りのシップを貼って ソラナックスを半分飲んで寝たら今朝はどうにか快復。
電話してきた友人T(ちょいと年上)にグチをこぼしたら 「あ~ら 局ちゃん あんたもいよいよ更☆期よ。それ過ぎたら楽になるからね もうちょっとの辛抱♪」と何やら嬉しそうに言ってくれた。
ほんとに肩こりって更☆期症状なんでしょか?

で、パソコンにも向かう気になれなかったここ数日だったが、ちょっとトピックスとしてオットの車を替えたことを記録しておきます。
息子が四年前に免許をとって乗り出したのがこの前までの車。一度はぶつけるだろうなあと思っていたがちょうど運転に慣れてきた一年目に結構な勢いで電柱にぶつかる自損事故、それは修理したけど、その後は駐車場で当て逃げされたちょい凹みと擦り傷とオットが近所の狭い路地でこすったバンパーの傷はもうそのまま放置してしまっていて悲惨な状態であった。
ここのところ息子も運転も上手になったし、仕事でゴルフに行くときに下っ端として上司の送り迎えで車を出さなきゃならないこともあるらしいし、オットにしてもそろそろまともな車に取り替えようじゃないかってことで色々比較検討、ちょいと落ち着きのある車にした。

そしておととい納車にはなったものの最近の車のハイテクについていけないワタクシ。
ナビの音声調節ができずに大音響で 「ETCカードが云々」と言うのに 「うるさいわね」と怒鳴り返し、ギアをバックに入れたら後ろが写ったのでびっくらしたり状態である。いまだわからないスイッチや表示がたくさんあるんだけど、使いこなせるのであろうか・・・?



今日、この車で夫のお姉さんのお墓参りに行ったらそこのお寺で交通安全祈願をしていた。↑

ついでだからやってもらおうと申し込んだら 5千円だった。

小声で「たっけぇ」とオット。



しかし、こんな由緒ありげなお堂の前で、家の番の時は一台につきお坊さん一人で、結構長い読経つきの力の入ったお祓いをきちんとやってくれたのでこんなもんですかね。こういうものは気がすめばいいのでしょう。あとであの時ちゃんとお祓いでもしときゃよかったと思うのはイヤだからね~
 A型は形を大切にするのだ。

家に帰ってきて留守番ですねていた犬の散歩へ

こんな格好で近所を歩き回るのはよしてよねっと止めたのに




ちょうど近所の顔見知りの犬たちの散歩時間だったので 行き会う犬友オバたちが 「あら 今日はご主人サマと一緒?」などと声かけてくる。そのたびに 「こんな格好で失礼~」などと言い訳すると 話好きのオバは 「昨日のサッカーがおめでたかったからちょうど良いわよね~」「あら、ご主人様お若いわね~」などと話をふってくるのでそのたびに立ち止まらなくてはならなかったではないか・・・

「お前 近所に知り合い多すぎっ!」と文句を言う夫。
11年も家の周りで散歩してれば犬友の顔見知りくらいできるっつうに・・

だからアラフィフで半ズボン履くなっ! とくに近所で・・・

とは言うものの ワールドカップ出場一番乗りは嬉しかったわね♪






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やっぱり初対面って大切だと思う

2009-06-04 21:39:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日は例年行っている 歌舞伎鑑賞教室に行った。

今年は華果西☆記(☆は遊です)



これは毎年、対象はおもに中高生だろうか? 歌舞伎の初心者のためにわかりやすい演目を選んでの1時間くらいの上演。
私は 着物関係の人たちと共にここ5,6年は毎年行っております。

  

そして ここ数年の中で 昨日のが一番おもしろかった。

まず、劇が始まる前に 若手の役者さんによる 歌舞伎のみかたの解説がある。

昨日は市川 笑三郎 と 市川 春猿 お二人より。

例年ね、中高生を対象にというのを意識してのあまりか、コンピューターの画面をスクリーンに映してハイテク風に演出したり、観客の女子高生を舞台にあげてみたりが多かった。それはそれで悪くはなかったが、昨日のはその手の手段には一切頼らない 二人のかけあいが中心のもの。

それが すんごくよかったのよね~  赤字で書いても伝えきれない、拍手を差し上げたかった。

真っ暗になった会場で緞帳が開いて舞台上のステージが廻る。BGMにゴダイゴのモンキーマジックが そして舞台に一人 花道から一人 せりあがってきた笑三郎 と春猿

息の合ったかけあいで 歌舞伎について 歌(うた)舞(まい)伎(わざ)に分けて解説していく。
義太夫と常磐津の違いなんて 同じ言葉「はっとしておどろいた」を語り比べるとどうなるか なんぞ 中々舞台で聞けるものじゃありませんでした。今更だけど勉強になったわ。

また女形を作るとき 腰をかがめて 肩甲骨を左右から寄せたあとに肩を落とし、ひざに紙一枚挟むような感じで歩くと女性らしさを表せると実際に歩いてみせ、また女踊りの一節を踊ってみせる春猿さん。
そして 見得を切ることの意義をつけうちの音とともにやってくれた笑三郎さん。

客席の中高生たちも私語一つなく聞き入っていた。

昨日の解説を聞いて観客が中高生だからと言って彼らに迎合するやりかたで解説しようとする必要はないんだろうなと思った。
逆にパソコンなんて彼らにとって珍しくもなんともないのである。歌舞伎そのものが彼らの大多数にとってワンダーランドなんだから それをそのままにちゃんとした役者が伝えれば、まともな中高生はついてくるものなんじゃないだろうか と思ったわ。

そして 今回の 西☆記 華果というのは猿之助さんの俳号で この演目が市川一門によるものだそうな。

何年か前にスーパー歌舞伎がブームだったころいくつか見たけど、私ははっきり言ってあんまり趣味じゃないな~ とは思っていたんですが・・・

でも 昨日のはおもしろかったな~ 

笑也の三蔵法師(端正~)がおなじみの猪八戒とさごじょうを連れて女性しかいない国にさしかかる。美しい女王と妹(笑三郎と春猿)は実は蜘蛛の妖怪でとらえられてしまう。
そこに右近の孫悟空があらわれて猪八戒らと大立ち回り、さらわれた三蔵法師を救いに蜘蛛の女王と戦う。

猪八戒らと一緒に蜘蛛の妖怪の侍女たちと戦う場面は新体操みたいな棒のワザを見せ、自分の毛を使った分身の術では子役たちによる小猿のかっぽれ踊りを見せ、美しい姫から恐ろしげな隈取をして蜘蛛の妖怪に変身した様子や 豪華な御殿が怪しげな岩屋に変わっていくさまなど 役者や舞台の変化、立ち回りのおもしろさ、歌舞伎の派手で楽しいところをぎゅっと圧縮したような オモダカ屋さんらしさ満載の舞台だった。

ここ数年 周りを見渡すと爆睡している高校生たちが見られたが、昨日は寝ている子は全く見られず 笑ったり拍手したり、舞台にひきこまれている様子が見られた。
また役者さんたちも相当乗って演じてるのが感じられて楽しかったな~
私は前から二列目、花道のすぐそばという 首が痛くなりそうな良い席だったのだが、花道で引っ込みをする右近さんの顔から花道にしたたる汗がよく見えた。蜘蛛の女王姉妹が投げつける糸も飛んできた席だった。

人情物もいいけど、まず中高生が初めて見る歌舞伎としてはこういうのが一番じゃないだろうか?

おととしだっけか 双蝶々曲輪日記から 引き窓の場 なんて私の後ろの列がすべて寝ていたもんな~
あの子たちと 昨日見ていた高校生たちと どちらが幸福な歌舞伎との初対面かは明らかだと思うわ~









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