局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

飲み会で刺激をもらう

2024-06-03 13:49:00 | 食べる
先週金曜日

久しぶりに友人のお店でワイン仲間女子会だった。

アラフィフの美人従妹コンビと女将のMちゃんが時々加わりいつも楽しい時間を過ごせるので楽しみな会


おまかせコース(料理と日本酒ペアリング)を頼んだ
まず生ビール(別料金)と冷やしおでん


泉州水ナスと生ハム


日本酒行くよ~ とMちゃん
まずは 敷嶋うすにごり 生原酒





お造り三種 


七田の夏酒と


魚沼の無濾過生 たかちよ「とこなつむすめ」 名前もイイネ
これ ワタシの好きな酸味フルーティー系


ポテトと豚肉トマトソース煮


手取川の夏酒


すると 外からなにやらざわめきが・・・
この辺の鎮守 須賀神社のお祭り
夜の7時に神輿が出るんですよ 都心ならでは?




狭い路地を行く御神輿


ワタシ達もカウンターのお客さんたちとしばし外に出て見物した


夜のお祭りも なんか風情があって いいものでした。


と 食事は続きます

レンコンの揚げもの


明太子入り厚焼き玉子


鶴齢 山田錦 夏づくり 生原酒
このメンバーでこちらの酒蔵に見学に行ったり 新潟酒の陣で二日間飲みまくったりしたんですね
あの頃は若かった・・・




メインに
穴子の白焼きとセロリのあえ物(これここの名物)



最後のお酒は 大正の鶴 無濾過特別純米


Mちゃんのオススメ酒のライナップは季節に合わせてホントに趣味が良いと思う


鴨のロースト
柔らかく癖のない美味しい肉


この日はオットが書類仕事後午後フリーだったので
「あたしはT子たちとMちゃんのお店で会うんだけどあなたも来る?来るならどーぞ。来ないならなんか作っとくけど」と言ったら

「う~~ん その気になったらな。 でもわざわざ俺の飯は用意しなくてもいいよ」との微妙な返事 ホイホイ「行く行く」と言うのも沽券にかかわるとでも思ってるのであろうか?
でも その時点で(これは来るな)と思っていたんですよね。

案の定 飲み始めて少し経ったところで
「席あるかな? 今から行ってもいい?」との電話があり
「席空いてるよ 今どこ?」と言ったら
「四谷」ってww
来る気満々じゃないか

その時点で
「わ~ 〇〇さん 来て来て! まってるよ~」
「先生 久しぶり 会いたい~」
などの若い(ってあたしたちより)女子たちにおだてられて




登場したオットも嬉し気で何よりだ

老夫婦の我らも
「いっつも局さんたちって仲良しですよね~」
「お二人ともあたしたちの目標ですよ」などとおだてられて



しかし ですね。
酔いが進んでくるにつけ、もう10年にもなる付き合いになると本音っていうか色々出て来るもんで・・・

三人女子たちは子無しパートナーあり
その生活上の不満がぶちまけられていったのである。

いえ冗談も混じってささいなことなんですよ 曰く

「ゴミ出しっていうとゴミ袋を持っていくだけだと思ってる」 とか
「洗面所の鏡の歯磨きの飛沫が嫌」 とか
「ご飯だよ って言ってもすぐに食卓につかないのよ そこからトイレ行くとかさ」 などwww
特にオットのお気に入りのAちゃん
「ホント〇〇ってば、ムカつくのよ!」と容赦ない言い方でした。

オットも彼女たちのパートナーとはコロナ前までは「ダンナーズ飲み会」として時々会っていた(これから復活するらしい)ので目に浮かぶのであろう。

ワタシは(いいぞいいぞ こういう日常生活の不満は知らしめられるがよい)と思って黙ってニマニマしていた。

で、楽しくおいしくお開きになったのですが・・・

次の日からの朝ごはん


コーヒーカップとフォークを用意してさっさと食卓につくオット

「あいつらの言い方キツイよな~ 特にAちゃんはこええな~ 俺も外でなんか言われたらかなわないもんな」 だそうだ

たまにはこういう刺激も家庭生活向上の一手となるもんだ。





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色んな人たちと色んなものを食べた

2024-05-27 14:05:48 | 食べる
先週は色んな人と会った。

木曜日 ムスコの幼稚園母友に誘われて地元のビストロで

コロナの前から会っていなかった一人の友人の生活が突然変わった事の「愚痴」を聞かされた。
ワタシよりちょっと年上の彼女のオットさんの開業して35年たつ医院が再開発で移動を余儀なくされ、それならもうそろそろ引退の年齢なのでオットさんには知り合いの所を週何日か手伝うくらいの働き方をしてもらって、ちょっと早い老後を夫婦で過ごそうと思っていた矢先・・・
再開発ディベロッパーに自分の業績をあまりにも軽く見られたように感じて腹を立てたオットさんが 彼女になんの相談もせずに、「立ち退いてもらいたいならもっと駅から近くていい条件の物件を紹介しやがれ」みたいな啖呵を切って (人気エリアなのでまず出ないと思ったらしい)それが思いがけない好条件の物件を持ってきたので引っ込みがつかずに受けてしまって大規模引っ越しと新しい器械を購入したりで、保証金額をはるかに超えて、家賃も今までよりはるかに増えてしまい、更に大変なのは その騒ぎで先生と一緒に高齢化していたスタッフもやめてしまって40年間専業主婦だった彼女が毎日働くことになってしまったという・・・

「ワタシが前やってた時代とあまりにも変わりすぎて・・・ それにワタシも年でしょ! 色々新しいことについて行けないのよ~ それに患者さんの前であいつが怒鳴るのよ~~」
確かに40年ぶりの再就職で、しかもオットのサポート、彼女の苦労はしのばれるが・・・
「この前、局さんに会ったの3年前くらいだった? あの時より太ったでしょ? 過去最高体重よ!ストレス太りよ~ 働いたくらいじゃ痩せないわよ」

元々お嬢さん奥様で優しくて面白い彼女は 愚痴も自虐ギャグっぽくて結構深刻な話も笑いをとってくるので、今回も励ましながらも思いっきり笑ってしまった。
でも60代も後半に突入してから 直接人の役にたてる仕事につけるっていうのも良い事じゃないでしょうか?
ワタシも家族間調整係ばっかりしてないで、ちゃんと本来の仕事しようかな~ でもこれだけ物忘れやらヤラカシやらが増えた今更無理があるよな~などと考えてしまった。

しかし医療業界、特に小規模の開業周辺はホントに人手不足らしい。
この日の翌日、友人の歯科医の所にクリーニングに行ったら、受付の女性が辞めてしまったと友人が会計まで自分でしていた。








ここのフレンチは地元で何十年もやってる店で いまだに良心的価格で品数も多いんだけど そこが仇になってかイマイチ味が落ちた感覚。ステーキなぞ肉の旨味がなかった。お客さんも私たち三人以外一組だけだったのが心配である(だったら悪口言うなですが)こんなに種類多くなくてもオススメ自信作で勝負して欲しい。

金曜日 歯科医でクリーニングのあとに電車で実家に 父親の面会

熱も下がり血圧も安定していたが、やはり衰えてしまっているのは否めない。
胆のうにステントを入れる処置は関連病院から断られた。まあこの身体状態と年齢を考えればやむなしですかね・・・
本人も少し前から「俺はもう十分だから早く逝きたいよ」と言ってたんですよね。それだからというつもりはないが、処置がきっかけになって何かあったり、痛みや苦しみを余分に課すことになるのも本末転倒かもしれない。
この前はワタシの手をぎゅっと握って放さなかったのに 今回はさすったらうるさそうに払いのけられたw まったく~~

その日の夜は実家地方の同級生たちの酒宴によばれた。
静岡からも同級生♂も帰ってくるというので地元友人たちが一緒に会おうよとお店を予約してくれたのだった。

最初に5人分のおでんが ドカンと来て


この あまりの出汁の美味しさ 具(この店の手作り)のクオリティに感動。
浅草のホニャララやら銀座のホニャララよりはるかに美味しいと思った。
これで期待度アップしたが その後のライナップも裏切られず


脂の乗ったあぶりしめ鯖 ワサビで うっま~~


馬刺し三種
そのつけ醤油の甘さ加減が絶妙


マイタケと生ハムのコラボテンプラには目からうろこ 今度うちでもやってみよう


幹事のIちゃん 美味しいもん好きの彼女が「ここはホント美味しいよ 局好みだよ」と こだわりのある店主と何度もやりとりしてメニューを組んでくれたらしい。 この日は♂3人 ♀は彼女とワタシの二人


蒸し牡蠣


ムツの西京漬け 最強と言いたい美味しさ
実家地方はちょっと塩気が強すぎる所があるがちだけどここは優しい塩味
ちょっと九州っぽい味付けを感じる


燻製玉子のポテサラ



もち米つくね つくねをもち米で囲って点心風に蒸してある
〆ご飯にもおつまみにもなる逸品でした

おしまいかと思ったらまだまだあって


ピザ パリパリの皮がおいしくてお腹にたまらないのもちょうどいい。

そしてこれがメイン(かなりお腹いっぱいだったけど)


赤身ステーキ(前の日食べたのとだいぶ違う)美味しいよ~


大山鶏の手羽先唐揚げ

お酒も生ビール(サーバーの手入れが良さそうな良い泡)
各種サワー ナチュラルワイン中心のボトルの値段も良心的だし

酒メニューに載せきれないという日本酒もいいところ揃えてますなあ って感じで




冷え冷えの竹筒に入れて供してくれる。

このメンバーは親が同じ施設に入っていたり、一緒にゴルフしたり、母親同士が仲良かったりで、当然親の介護話や、「孫ができたんだよ」「何人め?」の話題もちょびっと。みんな年のわりには元気でまだ働いてる人たち。
年金はどのくらいでいつからもらう だのの話も共通項で、今更、隠し事も見栄も必要ない何十年来の友たちで(途中途切れた時期もあるが)当然話は弾み、酒も進み、「次はIちゃんのグループ展がてらまた集まろうね~」 「局もお父さんのことでこっち来る時はいつでも声かけなよ つきあうからさ」なんて言ってもらって やっぱり実家地方の友もいいな~ などと改めて思って温かい気持ちになったのであった。















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女子焼き肉会とお守は続くよいつまでも

2024-03-30 21:00:34 | 食べる
いつもlineで盛り上がる小中高の女子友人たちと「女子だけで焼き肉を喰らう会」第三回だったかな?

待ち合わせはおじさんの聖地新橋のSL広場


この会は
「家族と焼き肉行くとなんか焼いてあげる係になっちゃうんだよね」
「かといって仕事関係と言って若いもんが『どうぞどうぞ』なんてすごい勢いで焼いてくれるのも嫌なんだよね」
「わかるわかる~! 自分のペースで好きなモノ焼いて食べたい それも美味しい所でさ」
という熟年女子の事情から発生したんですね。



新橋のこの店 コースで個室




ちゃんと前菜からあってお肉も二切れずつくらい 上品な切り身
たくさん食べられないワタシたちにはジャストな量
生ビールのつぎかたも上手で酒の種類も豊富(これ重要)




里芋の煮っころがしとタンの味噌漬け(柔らかくて絶品)




グリーンサラダ




キムチとナムル



ジュージュー!



部位の種類によってタレも替えてくれる細やかさも女子焼き肉会向き




ホルモン類も新鮮で臭みもなくて美味しいんだな


親友Aが来れなかったのでこの日は4人




舞台友NとMちゃん(しゃべり疲れて放心中)




建築士Nちゃんと局(楽しそ~)





〆の冷麺 このくらいの量が嬉しい

個室ならではの話題でしゃべりまくり笑いまくって3時間
その後場所を移してコーヒーを飲みながら1時間半
「あ~ 楽しかった」
「次は夏前に 今度は上原のフレンチだよね Nちゃんが発掘した店ね~」

こうやってエネルギーチャージをしておいて
次の日は今度はムスコ家にて孫お守。
この日は春の暴風雨であった。この日、ムスメも保育園の見学に行きたくて「来てくれないかな~」の要請もあったがこっちが先約だったからね。ワタシの体は一つ。
ムスメ家は母子で全身シャワーを浴びたようになって見学してきたそうだ。母と第二子♀は強い。

お嫁ちゃんと孫①は外出する必要があり その間孫②と一緒に居てくださいという要請であった。

暴風雨だったため家遊び




来月から年長さんの孫②




日本地図や電車のパズルをしたり本を読んだり 室内でも結構落ち着いて遊ぶ
この子は1対1だと手がかからなくていい子なんですけどね。



ニーニ(孫①)が帰ってくると とたんにタガが外れて収集がつかなくなる。
室内で組み合ったり飛び降りたり投げたりするのやめてくれ~~!!
「春休みって最悪なんです!」
「二人がいると人の言う事なんにも聞かないんです!」とお嫁ちゃんの声がとんがるのもわかる~~ オトコ複数を育てるのって大変なんですね・・・

最後にワタシリクエストで孫①はピアノの曲を披露してくれました。
久々に聴いたけど着実に上手になった。何より楽しそうに弾いてるのが何よりだ。



明日は彼のピアノ発表会 ワタシもオットと、ムスメ夫婦と孫③④も孫①の演奏を聴きに遠くから集合予定。色々と大変な時もあるけど乗り越えて育ってくださいなって思うしかないですね。

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祇園の奥座敷 とやら

2024-02-17 17:50:00 | 食べる
前記事にも書いたがこの旅行はオットの夏休み(冬ではない)を当てて平日に動いたもの。
オットの母に続いてワタシの母が亡くなったのもあるが、とにかく忙しくて休みを取れなかったオットが{
「頼むから今年度中に休んでくださいね」言われてやっと取ったものだった。

裏話をすれば同じチームのメンバーがムスメの中学入試で休みまくったあげくに根回しせずに急に休んだってのもかぶったし、前の日まで行けるかどうかも不明、ワタシもほとほと振り回されて
「もうキャンセルしようよ いっつもあーたがこういうのかぶるじゃん 直前まで予定もたたないで動くのはイヤだ もうあーたとは旅行なんかいかないからね」と言い渡したほど(鬼嫁ですまん) ワタシの本気(だって若い時は先輩の昭和人種にこき使われ 今は若いもんのドライなハタラキカタの犠牲になり 一番損してるのがオットの年代なんですよ!
ま、ワタシの本気の怒りに腹をくくったのかちゃんとほぼ予定の新幹線に乗れた。

その前々日くらいに 中学の同級生だったキョージュに「明後日京都行くんだけどさ なんかオススメディナーない? 京都っぽい所で料理もお酒も気の利いたとこ ただしあんまり高いとこはNGね」と聞いたら
「火曜の夜だったら僕も空いてるよ~ 奥さんオケの仲間と食事会だからちょうどいいや 一緒に飲もう」と即返信

京セラ美術館が楽しすぎたので 1日目はほぼそれしか見られなかった。
しかしちょっと歩くと平安神宮の大鳥居が・・・



せっかくだから拝観して行こうかと思ったら5時閉館
これは門番?のおじさんに
「ちょっとだけ覗かせて~」と頼み込んで閉まる直前の木戸から中を撮らせてもらった写真です



京セラ美術館の真ん前に見える建物が気になって戻ってきたら
なんとおしゃれな動物園







まだ時間があったのでちょっとお茶飲んでこうと地元っぽいカフェ(というより喫茶店)へ

丁寧に一杯ずつ入れてくれたコーヒーとここで焼いたシフォンケーキを半分こ





キョージュとの待ち合わせメールは
「局ちゃん 13日ですがホニャララの¥〇〇のコースでよろしいですか? 雰囲気の良いところで外国人観光客もほとんどいません。 ワインも日本酒も揃っています。 午後6時半に四条通り東詰めの八坂神社石段でrendez-vousしましょう」とおフランス帰りのにわか京都人っぽい指定であった。

京都ってのはブラブラするだけで楽しいですね。
暮れていく街を歩く

白川沿いの路
柳が良い雰囲気









そんな最中でも 明智光秀の塚だの





竜馬の結婚式場跡だのがある さすが歴史の街・・・



この橋 欄干が無いんですよ ウチのおちつきのない孫①③あたりだったら絶対に落ちるな・・・







と、京都らしいところを楽しみながら5分前についたら友人は八坂神社の前にすでに待っててくれた



階段を上って神社を通り抜けて
祇園の奥座敷へgo




ここはかなり美味しいと評判のイタリアンらしいです コースのみだけど値段表示がないところが怖い



素敵な通りだけどちょっと知らないと足を踏み入れられないし予約入れられないな~





先付 (季節の彩り) 冬瓜 春菊 スモークサーモン 芝海老 あん肝 栗 冬瓜



台物 (名物ふわふわ玉子) 平茸 蟹真薯 芹






最初の一杯は生ビールだったけどここで泡のボトルを



造里 (旬の魚をシンプルに)鰤 本鮪 鰆



油物 (旬の旨味)たらば蟹



凌ぎ (季節の香り)雲子 海鼠 烏賊酒盗蕪あえ



ワインが終えたので日本酒へ 蒼空



強肴 (大地の恵み) 和牛ヘレステーキ



次の酒



次の酒



食事 (釜炊き ひとめぼれ) 鮭 いくら 柚子





甘み (お口直し 別腹)
林檎 安納芋 最中



出来上がった三人 友人は次の日関東出張だったらしいが大丈夫だったのだろうか?
ま、みんな酒は強いのよ



同級生コンビ

















京都ってみるからに敷居高そな料亭やら旅館やらが多くて一人じゃなかなか足を踏み入れる勇気がいるが、気さくな友人といるとハードルが低くなっていいですね。
彼はオットと同業者だが偉ぶらない、金に汚くない働きモンってのが共通項だと思う。
この夜は色んな巨塔話もあって彼が任期を残してこの地に行ったわけを話してくれてなるほどな~とオットと盛り上がったが、新天地でも奥様と仲良く老後に備えてちょーだいね と心から思ったよ。

次の日は近鉄で奈良へ 仏像祭りです 続きます
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美味しい時間で元気をもらう

2024-01-16 22:24:05 | 食べる
母は個室に移ることができた。



ここだと時間単位でいるわけにはいけないが1日10分の面会時間枠は緩和されたのはよかった。(そもそも言いたくないが先がある程度見えてる病人に面会制限って必要なんですかね? ひ孫たちにも直に会えなくなってもう三年ですよ! 会わせてあげたいな・・・)
でも個室になったので、ここからlineのビデオ通話が使えてムスコとムスメ一家につなげられたのは良かった。
曾孫たちの顔、声を聞いて少しほほ笑んだかに見えた母の顔・・・

で、母が救急搬送されたのは年明けてからだが 去年から予定されていた新年会の数々があるのですよ。
母がこういう状態で出席するべきだろうか? あらかじめキャンセルしておいたほうが気が楽じゃないか?

と、逡巡していたワタシにオットが

「お前さ~ まだどうなるかわからないし、ずっと病室に居られるわけじゃないんだから、出られるものは出てもいいんじゃないか?
あんまり気をもんでてもストレスたまるし、なんか『待ってる』みたいになるぞ」

まあね、確かに・・・ ずっと詰めてられない病院だし、毎日往復できる距離じゃないし、母の様子を見に行く合間の時間が許せばみんなに会って気晴らししないとこっちも壊れそうだ・・・

考えてみれば、会える時にいつでも自分の母に会えて最期も看取れたオットはその点では気が楽だったんだろうな~ とも思った。

で、新年会 行ってきました。舞台友Nプロデュースのちょっと贅沢な会。
備忘録です。



神谷町の駅直結のホテルなんだけど、小さな控えめな入り口でわかりにくかった。メンバーの一人は散々迷って地下駐車場に行っちゃったと言ってたので注意が必要です。

でもレストラン階に降りたら素敵でしたよ



あの国立競技場の建築士さんが内装をデザインされたらしい。
やはりふんだんに木が使われている。ジャングルみたいに植物も配されている。
緑を透かして東京タワーが見えるのは東京の夜ならではだな~



今日はこんなコースにこちらのソムリエ(ワイン王国なんかにも執筆されてる方)が選んだワインがペアリングされるという嬉しい企画



まず泡はシャンパーニュ ポル・ロジェリッチ・レゼルヴ




ケールサラダと グリーンの葉っぱの中に柿やさつまいもやピーカンナッツのカリカリの食感がかくれていて 味噌と塩麴の隠し味のドレッシングが美味しかった



白 岩見沢の山崎ワイナリーのピノグリ



この繊細なワイングラスの脚! ウチじゃ絶対洗いたくない まして酔っぱらって扱うのは怖いですよね。



クラブケーキ ベジタブルピクルス タルタルソース チポトレトマトソース



白 ナインハッツ リースリング
このワシントン州で作られたリースリングがすごく好みだった



イトヨリ鯛のソテー 茄子とハーブのピュレ カリフラワー ディルソース



赤 ピュリニーモンラッシェ 
来た~~! って感じで



赤 キャンティクラシコ 渋すぎずにちょうど良かったな。





和牛サーロインのロースト キノコソテー、フラインドオニオン 黒ニンニク 赤ワインソース



デザートは 洋ナシのムース 洋ナシのグラニテ メープルクランブル
これにとっても美味しい余市の甘口ワインがデザートワインとして合わせたのだけどすでに酔ってて写真無し




良いバランスのコース 良いバランスのマリアージュ
量もちょうどよくて美味しかったな~



窓からのぞく東京タワーを背景に



たまにはオサレして気の置けない友といつも通りに盛り上がる会話と共に美味しいお酒と食事を楽しめた。

なんとなく砂を噛んでるみたいな日々の食事が続いてたのでとても元気をもらえた。

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イブイブはワイン会

2023-12-26 23:03:06 | 食べる
クリスマスが終わり加速度がついて年末に突入ですね。

息子一家とムスメ一家が泊まりに来たりこちらがお守に行ったりであわただしい一週間だったが、その間を縫って 「大人のクリスマスイブイブ」の備忘録です。

元々のワイン仲間 今は資格を取って某スクールで教えているBちゃん
彼女が教えるワインに合わせてお料理の先生が作ってくるコースを味わいつつ 知識を深めるという魅力的な会です。

今回はクリスマスなのでちょっと豪華に



教室を使っての授業なのでしつらえは豪華じゃないですよ



しかし教室に入って行って目に付いたのはこんな素敵なチーズの盛り合わせ









チーズについても解説があります
原料から特徴からどんな料理に合わせるといいか など とても勉強になる。
チーズも奥が深いんだよね~ いつかちゃんと系統だって勉強食材の一つですね



まず野菜のスティックとこの葉っぱはスイスチャーノ 苦みがなくて美味しい ソースもちょうどいいお味



さっきのチーズ5種類を各々お皿に持ってきた。フォカッチャやナッツやドライフルーツの焼きこんだパンも先生の手作りだ。





もちろんワインもペアリングしつつです。 
今回は「地中海のワインたち」
泡→白2→赤2



ブロッコリーとシラスのアヒージョ これ手軽で良いと思ったな 別に海老とかタコとかじゃなくてもいいのよね。



Bちゃんはますます知識を深め 教え方もサーブの仕方も上手になってる。日本酒も教室を持ってるスーパーなお方。




ボンゴレ このお料理の先生は塩味控えめな所 これが食べ疲れなくてとっても良いんですよね。



フォアグラ載せステーキ ステーキはやはり赤 でもフォアグラは案外シャルドネに合う どちらで食べようかと悩む贅沢な逡巡



シュトーレンも手作りだった。
これも美味しかったな~



今回のライナップ

左より
☆泡 スペインのカヴァ ガルナッチャ100% 果実味たっぷり のフルボディ
☆白 ギリシャのサントリーニ島産 アシルティコ主体(土着品種) 明るい黄色でトロピカルフルーツの香り 酸とミネラル塩味も これ、好きだ~
☆白 カリフォルニアソノマ シャルドネ主体 桃風味 ミディアムボディ オーク樽風味 ワタシの苦手な樽っぽいシャルドネだったけどフォアグラに合わせてちょうどよかった
☆赤 スペイン ピエモンテの赤 ネッピオーロ主体 バローロの地域のワインだけどブドウの種類が違うためかテイスト軽めで飲みやすい これ好きだわ~
☆赤 イタリア ヴェローナのワイン コリヴィーナって土着品種主体 アマローネっていうのは陰干ししてブドウ果汁をより凝縮して作る製法なんだそうだ。 アルコール度も高い ジビエや熟成チーズにマッチ


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今回は酔っぱらわずに最後までお勉強できましたw
それでもお腹もアルコール許容度も限界で帰宅したが、若いモンたちはこれからクリスマスイブイブに浮かれる街にて2次会に出かけて行った。ワタシは到底無理 歳を感じるというかみんな胃腸と肝臓が丈夫すぎるんだよ・・・

今回印象に残ったのは2番目のATLANTIS WHITE ARGYROS でした。初めてギリシャのワインを飲んだから。
Bちゃんがここのワイナリーの写真も見せてくれたが、真っ青な海を見下ろす丘で栽培されるブドウは強い海風に耐えられるようにクルーラとよばれる籠型の中で栽培されるという。
いつか行って自分の目でこの光景を見ながら飲んでみたいですね~

あとそこのワインといえば この歌を思い出しませんか?

♪海の色に染まる ギリシャのワイン~♪

わかったあなたは同年代?


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ブリしゃぶで忘年会

2023-12-22 00:17:00 | 食べる
今年はやけに忘年会のお誘いが多いと思ったらコロナが5類になって初めての年末ですよね。
オットの職場も4年ぶりくらいの20人規模のセクション飲み会があったそうだ。
参加する人たちも久しぶりで楽しんだようですよ。
街に出ると昼も夜も人出が多いこと! みんな抑圧されてたんだな~
そりゃ~コロナ自体は収まったわけじゃないけど、もうそこまで恐れる必要のない病気だよなと局家では認識してます(まあインフルと同等くらいかな)

で、忘年会その4?5?くらいになるのかな?
昨夜の会は鳥爺1 2 と局と建築士Nちゃん
幹事は鳥爺1でTVで見て美味しそうだったという ブリしゃぶ専門店だった。




新宿でも私のあまり土地鑑のない西武新宿駅に近いエリア グーグル先生に道案内されてたどり着いたこの店
ワタシが一番先に着いたのだが地下に降りて行って予約を告げると
「あちらです」と真っ暗な通路の先の個室を示される
なんか予想したのと違う怪しげな店だわ~ と少々不安になる。

次々に現れたメンバーも不安げ・・・
「なんか思ってた雰囲気と違うな~」と予約した鳥爺1も不安げであった。



しかし、このお通し(お豆腐と何かもっちりしたものの?が合体して揚げてあって田楽味噌が載ってる 熱々)を食べて
「ここ 美味しいかも」と期待値が上がった



お造りも新鮮で 「あら美味しい」



ゴボウの揚げたもの この盛り付けもコースの展開も器類もセンス良い



鶏のきじやき 旨し

いよいよ鍋です



野菜がド~ン 鍋にはだし昆布とお豆腐が入ってる
何を隠そう(って隠しても仕方ないが) ワタシはブリしゃぶって初めてだった。

九州の方じゃお正月にブリはつきものみたいですね。出世魚だからなのか?姑は博多女だったので年末はぶりを求めてアメ横まで買いに行っていた。お雑煮に入ってる地方もあるって聞いて ブリとかカツオとかのあの赤っぽい魚にあんまり惹かれないワタシは、内心(うげ~)と思ったが、九州でそれらの魚を食べた時に美味しさに認識が変わったけどね。
でも幼少時からあまり得意じゃない魚の一つだったのがブリでしたからね~ ブリしゃぶなんて周りにもあんまり食べる人いなかったな・・・

と思ったら相互フォローしているまるこさんがごちょうどお家ご飯でブリしゃぶをされていた記事を読んでビックリ。
ワタシも真似してみようかな? ヘルシーだし・・・



ブリがしゃぶしゃぶ用に薄く切って出される。これが一人前。



野菜を投入する鍋奉行Nちゃん 



煮えるのを待つ爺たち



タレはポン酢に柚子胡椒とニンニクを入れたもの
さっと火を通してそのタレにつけたブリは生臭みがまるでなくて美味しかったです。この歳になると肉より体に優しいしな。
〆は太目の中華麺 



「うめえなあ」とむさぼり食う麺食い爺たち
デザートには フルフルのわらび餅。
飲みほつきで2時間はディナータイムにしてはコスパもよろしく全体に満足のお店だった。
この暗い個室とバーカウンターなどを見て、居ぬきで開業した新しめのお店だと思ったら、なんとここで20年もやってる店だそうだ。 
良いお店に巡り合いました。
しかしホントに店の中が暗いのよね。鳥爺2なんてトイレ行くのにスマホのライトを点けながら往復してたよw

あともう一杯くらい飲んでいくべ と このメンバーのお気に入りの
新宿西口のバーへ





イケメンマスターの確かな腕で作られたカクテルを飲んで解散 自家製の柿の種の燻製も旨し



ここも局的には超おすすめのお店です

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やっぱり女子会

2023-12-09 22:24:22 | 食べる
年末は学期末でもあり ムスコ家もムスメ家も学校や幼稚園行事で忙しい。
となるとバーバ(ってワタクシ)も色々駆り出されることになる。



孫①の学校の保護者会があるので孫①・②を預かって欲しいとお嫁ちゃん。
家のそばの美味しいパン屋のパンとミートローフを持ってムスコ家で留守番





孫③の幼稚園のクリスマス会があるから会場まで送り迎えして会場で孫④が泣いたら連れ出すとか手伝って~と言われれば「へいへい」と嫌いな首都高に乗ってムスメ家まで行く スペアリブの煮込みを持って

その他 義母の亡くなった後の色々手続き。お歳暮送り いただいたらお礼状だのの年末仕事 
大掃除・・・? それなに?美味しいの? は置いといて だけど

色々やることありますねえ・・・

と言いながらも忘年会など誘われれば美味しいもんは食べたい・・・

最近行ったところで美味しくて感動した店の備忘録です。他人の食べたもんなんて興味ねーわって方はここでUターンでお願いいたします。

富谷交差点近くの目立たぬ店 G友Wちゃんが発見して「すっごく美味しかった~ 絶対 局ちゃん好みだよ~~」とG仲間三人で訪れた。



大将と奥様と二人で営んでいるお店 カウンターのみ 8席くらいだったかな?



まず地ビールで乾杯



突き出しは キンメダイ レンコン ゆり根



フグのお造り ポン酢がジュレになってて新鮮でオサレ



ひらすずきと菜の花のお吸い物



マグロ寿司 黄身醤油とほどよくマッチ



焼き物は鰆 田楽味噌とクルミ キンカン



タコの柔らか煮 汲み上げ湯葉



こんな感じの厨房
大将は赤坂の菊〇井で修行し なんとナパバレーの日本のゲーム会社が保有している有名ワイナリーで板さんをされた後で こちらで自分の店を出した方だそうです。
京料理 をうたっているが所々にそんな歴史を感じさせる個性が光ります

ワタシ達は二種類の日本酒とカヴァを飲んでおります ほどよく酔っ払い



揚げ物は ふぐのアラと海老芋
衣が変わっていておせんべいを細かく砕いたモノ
塩味が薄いのをこのために特別に焼いてもらっているんですと



〆は 北海道産のブリと金時ニンジンの炊き込みご飯



赤だしのお味噌汁も美味しく
余ったご飯は大将自らおむすびに握ってくれたので持って帰った



デザートの豆乳プリンも優しい甘さでなめらかでとろけて

あ~~ やっぱり美味しいもの食べるのは女子同士だな~ と思った夜だった。
ワタシは最近 「やっぱり年かな~ 食べられる量が減ってきた」なんて言ってるが こういった色んなものを少しずつといった形式だと ちゃんと最後まで行けます。次の日も胃もたれもなく快調だった。お魚と野菜で肉気なしってのもババ年代にはあってたのかも・・・・

Wちゃんは今度のおせちはこちらのお重詰めを頼んでいるそうだ。
ワタシもあまりに美味しかったので真似したかったけどすでに完売。

ここはまたリピートしたいお店でした。
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オサレな町中華

2023-10-13 14:49:53 | 食べる



以前から気になっていた中華店へ

ゴルフ女子友3人で行ってみた。

2年くらい前からできたらしいが昼間はひっそりとシャッターを下ろしているので気づかなかった所
営業は夜のみ 予約(インスタグラムで)必須 スタート時間は決められていて提供はコースのみ

なにやらめんどくさいルールなのに円卓(max8人)カウンター3人はいっぱいだ



円卓には私達の他に二人組のオサレっぽい女子×2



前菜 前菜とドレッシング(ここの場合タレ)が美味しい所は美味しいとの局認識 ここは美味しかった
ぶどう(ナガノパープル)は紹興酒とビネガーに漬けてあるひねり技 他のあげものと茹で落花生の取り合わせもセンスが良い



点心はシューマイと春巻き これも他にない味で美味しかった(食べたのが一週間前くらいなので詳細が思い出せないのが情けない)



ワイン ここはビオワインを中華に合わせるのがオススメらしいので白を
ドイツのマルト・ヴァイス 白い花の香 酸が生きててチョイ濁り



季節の栗と鶏の黒酢炒め
栗は渋皮が残っていて揚げた鶏の食感と黒酢とほどよくマッチ



豚バラ煮込み これも今まで食べた豚バラとはちょっとひねりがあってとても美味しかった。こういうのは記録しとかないとダメだなあ
お酒はドラゴンハイボールに



おかゆ さっきの豚バラのつゆで味変も 綺麗なお米



シャインマスカットと白玉のデザート これも甘酸っぱい



この店はフードコーディネーターの女性が色んな研究と修行後に満を期して出店した所らしいです。
造形系の大学出身らしくお店のそこここに彼女の周りの作家さんたちの作品が飾らたり コートハンガーや照明なども凝ってて素敵だった。
女性店主の店って 荒木町の友達のところもそうだけど なんとなく居心地がいいんですよね。
料理の量もちょうどいいし、味付けも酸味がほどよく効いてて私は趣味だった。

でも量や酸味を考えるとあんまりよく食べる男性向きじゃないかも。ドリンクもやや高めかな?
オトコって(家の家族だけか?)酢の物とか酸っぱいものが嫌いな傾向ありませんか?
あんまり私の料理に文句は言わなかったムスコだが、お弁当にししゃもの南蛮漬けを入れた時に
「普通に焼けば美味しいものを何でわざわざ美味しくなくすんの?」と言われて軽くムカついた事があったっけ。
ワタシとムスメは酸っぱいものが好きですけどね。

一方こちらの店のすぐ近くには量もたっぷりの王道のような町中華も存在するんですよね。



こういうのはオットも満足であります。
この日食べたオサレ系と使い分けて楽しみたいですね。

オサレ系中華店はなかなか予約困難らしいので季節毎くらいにはリピートしたいと思った。
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お寿司屋さんで記念日を祝う

2023-09-20 10:08:35 | 食べる
ムスメが自分の家に戻った。自分の身体の戻りも良好、赤ちゃんも元気という状況でありがたいことであります。
出産&見送り記念にみんなで局家の大好きなお寿司屋さんへ行った。



すっかり「予約のとれない店」になってしまった。



孫④ 初めての外出で外食(って食べるわけじゃないけど)
今日はお座敷の個室だったので子連れでも気を遣わずに済んだ。



さて 大将のおまかせコースが始まります。



カツオとハマグリの出汁の茶碗蒸し
白和えにした柿と蟹のコラボ



お作り3種 アマダイ クロムツ(茅ヶ崎) 鰆(淡路島)
沖縄のうみぶどう




茶碗蒸しを食べて「美味しいーっ」と声をあげる孫③



寧音(奥能登の白菊 純米酒) すっきり系

一升瓶が珍しかったのか「おっきいね~」と声をあげた孫③に大将が笑っていた。 



鹿児島のカツオを漬けにしたもの
ハマグリ
富山の白エビ



焼き物
福井のアマダイ 鱗を立てて焼いたもの
孫③が「カリカリで美味しい~!」と





次の酒は 三重の「作」 穂の智

次に出された取り皿が素敵だったのでお料理が来る前に撮影しておいた。
久谷かな? 真ん中の和柄と周りのネックレスみたいな文様のコラボが素敵。







この蓋物は蒸し寿司です
キンキと海苔とわさびを混ぜていただく



オリーブオイルと塩を塗った海苔
これで蒸し寿司を巻いて食べたら・・・絶品だった。









ムスメ夫婦が入籍をしたその日にお祝いで家族で来たのもこのお寿司屋さんだった。
思えば6年前 ムコはバンコクに赴任中で一時帰国の時に入籍して、そのあとムスメはムコの元に海を渡ったのであった。
その時はまだこんなに予約困難店じゃなかったが、コロナ禍を経たのにますます人気店になった今でも大将は相変わらず真摯にお料理を供してくれる。

ムスメ夫婦も子供が二人授かりこうやって家族が増えてまた一緒に訪れることができたんだな~と思うと感慨深いものでした。




この日の最後のお酒
福島の飛露喜の純米吟醸

そして握りに



トロ 中トロ(この日は日本のマグロがあまり良くなかったとかでアメリカのもの) イカ 



大分のカワハギ(肝醤油)
大分のカレイ
愛知の平貝



白みそ仕立てのあら汁



銚子のイワシ
佐賀のコハダ
北海道のシマエビとウニ



松島のアナゴ



イクラの巻きずし



食の細い孫③もよく食べた
「ケーキはないの?」
ありません スシローじゃないんだよ。

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ジャム作り

2023-09-18 19:52:07 | 食べる


gooブログで相互フォローしているPassyさんが何日か前にいちじくジャムの記事をあげていらした。
ご家族で訪れた南仏のホテルの思い出にも心惹かれ私もとても作りたくなった。

ワタシの一番好きな果物と言えばいちじく(同率一位をマンゴーと分け合う)
思うに果物の好みってシャキシャキ系が好きな人とねっとり系が好きな人にざっと別れる気がしませんか?
ワタシは断然ねっとり系。 シャキシャキのリンゴとか梨は嫌いじゃないが一切れ食べれば十分ですかね?

実家の裏庭には大きないちじくの木があって夏休み中にはそれが毎日数個ずつ熟すのでそれを祖父が取ってくれておやつに食べるのが楽しみだったっけ。
長じてからは生でいただくだけでなく料理と組み合わせたり煮たり焼いたりしてデザートにしたのや干しいちじくを食べるようになったが自分でジャムにしてみたのは今回が初めてだった。

近くの庶民派スーパーで1パック398円のものを2パック買い、国産のノーワックスのレモン3個入り298円も購入。








完熟だったので皮がはがれないようにそおっと丁寧に洗って全体の重さを計ってみたら700gだったのでその半分量の砂糖(我が家は白砂糖がないので沖縄のキビ砂糖を使ったが白砂糖の方が綺麗な色になったかも)



4つ割りくらいにした実と砂糖をお鍋に入れて3,4時間おいて水分が出てきたら
火にかけてぐつぐつしたら時々アクをとりながら煮詰める



この時点で味見したら、不味くはないがちょっと土臭いあか抜けない味だった。

う~~むと思いながらとりあえずハンドブレンダーで均一にしてみる。



そしてレモンを絞る 1個でいいかな?と思ったらこのレモン、皮が厚くて果肉が固くて果汁少な目(さすが安売りスーパー)仕方ないので2個分搾り、皮もすりおろして入れてみた。



そしたらビックリ あのそこはかとない土臭さが消えて酸が加わったことによって急に洗練の味変となったではありませんか!
色もちょっと黒ずみが薄くなって濃いルビー色になった。
450gくらい入る版に2個分くらいできたかな。



Passyさんのおすすめ通りにクルミ入りのバケットに塗ったら



ホントにおいしくいただけました。

ムスメも絶賛。
「そういえばね・・」と思い出したらしく、彼女がDubaiで中東料理のお料理教室に行っていた時に習ったいちじくの料理を教えてくれた。
耐熱皿(パイ皿?)にぎっしり二つ割りのいちじくを敷き詰め、その上から癖強めのチーズ(ゴルゴンゾーラで作ったかも?らしい)を散りばめ、オリーブオイルを回しかけ、はちみつもたら~り してからオーブンに入れてちょっと焦げ目がつくくらい焼くんですと。

想像しただけでも美味しそうなのでいちじくの季節が終わらないうちに作ってみようかと思っている。
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楽しいお勉強

2023-08-30 12:05:40 | 食べる
孫④が出て来る前にやれることはやっちゃおうと
先週土曜日のこと
とある中央線の駅



間口が狭いこんなビルの3F
この日はワインのお勉強をしつつそれにあった料理をいただく会でした。
コロナ中、まじめ~に自粛していたワイン友(ワインとチーズのディプロマ持ち)には4年ぶりくらいにお会いした。 飲むのも食べるのもしっかりなのに相変わらずスリムだ。



ちゃんと勉強した証拠写真w
ワインとチーズの講習はワイン友のBちゃん 5月にイタリアを半月ほどかけて回って観光しつつワインと料理の知識も深めてきたのでそれを伝えてくれるというありがたい会であった。

後ろ姿はこの場所で料理教室をしている先生
ワインに合った料理を提供してくださった、しかも格安で・・・



まずワインは白3種







最初はプーリア州のスペイン原産のブドウ品種ヴェルメンティーノの白
すっきり フレッシュ 魚介や和食にも合いそう
次の2種は カリフォルニア・ナパとトスカーナのシャルドネ飲み比べ

この辺で シエナとフィレンツェの歴史などの話も聞きつつ



料理はマリネ二種
1ドライトマトとセロリ しゃっきり系
2ささみといちじく ねっとり系
 しゃっきりはヴェルメンティーノ ねっとりはシャルドネが合うってわけで

チーズは
1ハードタイプの ペコリーノロマーノ(羊) サルディーノ産
2白カビのロビオラボシナ(羊・牛)

みかけによらず ハードタイプが味と匂いともしっかり 白カビはさっぱりした味わい。



3ゴルゴンゾーラとマスカルポーネをサンドしたブルータイプ 熟成タイプとフレッシュタイプを重ねて作るのは1980年代後半くらいにイタリアで発案されたらしいですよ。うまい!
4サラミはイノシシの塩漬け キャンティ産



カウンターを見ると 柔らかそうなローストビーフがスタンバっています。
これから赤だぞ



赤は4種類







カリフォルニアのハメスクリークとトスカーナの カヴェソー主体のものの飲み比べと
モンテプルチャーノとキャンティクラシコ サンジョヴェーゼ100%の飲み比べ

それに合わせた料理は



ナスのチーズ焼きと



ボロネーゼ 隠し味のマッシュルームが良い仕事をしていた



ローストビーフ しっとり柔らか~(どうやったらこういう仕上がりになるのであろう?) さすがのプロの味



デザートはチョコレートプディング
赤は 後半2種がサンジョヴェーゼ100%でこれぞイタリアの赤!なんでしょうが、私にはちょっと濃厚すぎ~
合わせるんだったらローストビーフよりステーキか頬肉シチューあたりなら良さそうな気がする。まあ好みの問題ですが・・・



この日のライナップ
白・赤で各々タイプの違ったものを比較しながら、気の利いたお料理を供してもらいつつで幸せでした。

この日もテイスティングノートと参考資料をもらったけど 最後まで書けたことがないんだな。



でもだいたいはもう自分の好みのワインと何の料理と合わせた時が一番気分よく食べられるかはだいたい把握済ではあります。

この日は久々のワイン友とも顔を合わせて「局さ~~ん 久しぶり~会いたかったよ~~」とハグされた。
土曜日なので他の予定もあってなかなか参加できなかったけど、これだけ充実してて楽しいから、予定が合えばまた参加しようと思った。
帰りは3階から一直線に降りる階段にちょっと恐怖、ここで酔っぱらって足を滑らせたら一直線に下まで落ちるであろう。
9月からの婆活を控えるワタクシ、ここで怪我するわけにはいかない・・・

ってことで、「二次会行こうよ~」という誘いをお断りした。これだけ飲んで食べてまだ飲むんか~~いい!
もう酒豪すぎるみなさまと最後まで一緒に飲む体力にも自信がないしで、駅近くのピカールでオットの夕食を買って帰宅。
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丑の日の夕食

2023-07-30 20:20:43 | 食べる
暑いから冷たいものばかり食べたいが,やはり季節に即したちゃんとしたものを食べないと身が持たない。

丑の日今日の夕食はやっぱり鰻中心でした。




うなぎは生協の路面店で炭火で焼くというので予約しておいた。鹿児島産。結構大きくて身厚でお椀から飛び出し気味。




冬瓜は湯がいてから出汁でいただきものの塩昆布とカニの身と炊き合わせて冷やした。




お中元でいただいたトマトの冷製お吸い物。トマトの自然な甘みと酸味が効いてて美味しかった。




合わせたのはグンマーは中之条の咲耶美を冷酒で/div>

純米吟醸 直汲みうすにごり 今年の咲耶美は出来がいいらしいです。






最後にデザートはムコさんのご両親からの。
ハウスみかんとマンゴー。



ワタシの一番好きなフルーツはマンゴーです。

いただきものでパワーupの夕食であった。
ありがたや~
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日本酒も楽し

2023-07-15 10:08:22 | 食べる
日本酒会に参加
お酒関連の会は、本来のワインスクールでの師匠と同期から派生して楽しく参加しているけど、最近また違う関係の会からもお誘いを受けるようになり・・・

駆け込みで夜遊び のち ムスメ一家が帰還する - 局の道楽日記
今回のはこの時と同様のゴルフ関係で知り合った方たちの会です。記事にしないですぎちゃったけど、このあとブルゴーニュ分科会なんぞにも参加、
そして今週は日本酒と料理のペアリング会に参加させてもらった。

他人の飲み食いなぞ興味ないわ~ とお思いの方はスルーでお願いします。
しかし、これは、かなり料理は美味しく、ペアリングにうならされ、企画してくれた人の作った資料も秀逸だったので自分の備忘録としてもあげてみます。



都心の某店 この日は特別に貸し切り。20名参加。





事前にメールに添付されていた資料です。この左下の日本酒タイプ分類のグラフが良かった。飲んでみて気に入ったもの、イマイチと思ったものがグラフのどの辺にポイントされていたか確認することで、自分の好みが把握できました。

この日は11種類の日本酒を



このメニューでいただいた。



・前菜 
ホタテの炙り 焼とうもろこしとずんだ酢
イチジクの白掛け
鮎 そうめん
・ペアリング
江戸開城 純米吟醸 原酒 5℃
七ロマン 純米大吟醸 一回火入れ 7℃
毎度思うけど、その店の美味しさやセンスって前菜でほぼわかりますね。この味の組み合わせのセンスに惚れた。酒2種も幕開けにふさわしいすっきりタイプ



・宮城県
ほや フルーツとハーブのたれ
・ペアリング
亀泉 純米吟醸 原酒生 CEL24 9℃
ほやはあんまり得意じゃないけどここのは新鮮で美味しかった。それに果物(パインやスイカ)にパクチーも持ってくる技!やるな~って感じ 酒は甘口



・気仙沼
かつお刺身 胡麻と葉大蒜醤油
・ペアリング
黒龍 純米吟醸 3℃
一博 純米 生 5℃
かつおにニンニク胡麻って合うのね~ お皿に残った胡麻まですくいあげたい味付け。黒龍好きです



・鮪と冬瓜のスープ
・ペアリング
今西 純米 備前雄町 30℃
冬瓜、海老と炊くことはあったがマグロとも合いますね。酒はぬる燗



・焼き物
鰆の藁焼き ジャージー牛乳豆腐
・ペアリング
奥 純米吟醸 原酒 ヴィンテージ2017 10℃
魚の切り身にカテッジチーズを載せるなんて思いもよらなかったが相性が良かったです。酒は6年前の古酒 ちょっと琥珀色。チーズと魚に負けてない



・舞美人のグレープフルーツソルベ風
舞美人 山廃純米無濾過生原酒
袋吊りドリップ製法 sano 2℃
フレンチのコースでいうと途中のシャーベットみたいなのが酒で出て来る。さっぱりと口中を洗い流してかつ美味しい



・肉
菜彩鶏のロースト 焼きナスとジュドブーレソース
・ペアリング
飛良泉 飛 囀 Black label 山廃 純米吟醸7℃
尾瀬の雪解け Manhattan 5℃
これも技ありの料理だった 尾瀬の雪解けの雪冷え、好きだわ~



・〆
雲丹と新生姜漬けの炊き込みご飯
・ペアリング
王禄 丈径 純米 無濾過 7℃
もうヴィジュアルで美味しいの伝わるでしょうか? 美味しかったよ~~ 酒はどっちかというとしっかり濃いめで甘口目だけっどウニご飯にぴったり。日本に生まれてありがとうって感じ





この日の主催者 
彼がこちらの店のスタッフさんと相談しながらメニューとお酒を組み立てて、資料も作成してくれたわけですが、素晴らしい構成力だと素直に感動。
ついこの間くらいまで「若僧」と思っていたwアラフィフ世代が働き盛りで社会的にもエラクなってるのね~(それに比例してこっちは年取ってるわけだわね~)
仕事も出来そう。頼もしいな~!

それにしても、この徳利の数!!



素晴らしいお料理を作ってくれた板さん、この人数に 供するお酒の温度まで心配りしてサーブしてくれたスタッフ
感謝、感謝です。
この店はリピート確定だな~♡



店の酒保存庫 ちらっと見ただけでその豊かさが知れますよね。



この日は最初に11種というライナップを見て、盃半分ならどうにか行けると計算、美味しいと思ってもそれ以下に止めたので最後まで頭すっきりで行けた。今までの酒会の経験も失敗も無駄じゃないってことですかね。
改めて、自分の好みは爽やか系のすっきりが好きだって事が再確認できた。ワインも同じなんですね。

途中つぶれかけた女子が数名発現、しかし終わるころにはリカばっていたのはさすが若さかな。
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思い出のお寿司屋さんで

2023-07-02 22:52:21 | 食べる
4月に亡くなったhttps://blog.goo.ne.jp/toki-tsubone/e/f66bb2fb783382539cc8b37a8ee364e8飲み&ゴルフ友だったRちゃんのお気に入りだったお寿司屋さんへ。

ここがオープンしてすぐに「良さそうなお店見つけた」って連れて来てもらった。
それから10年弱。30代で坊主頭だった大将は髪を伸ばして風格が出た。
おまかせの展開のセンス良さと美味しさ、お酒のチョイスと一生懸命さは変わらず。
コロナ自粛期間もノーマスクで乗り切り、あれよあれよという間に予約困難な超人気店になってしまった・・・

しかしRちゃん追悼のためにと言ったら、特別にランチタイムにお店をあけてくれた。

Rちゃんを慕って集まったご縁が深かった7人 このメンバーでRちゃんも一緒に北海道も行ったっけ。





私が好きな彼女の写真をカウンターに置かせてもらってまずは生ビールで献杯した。
釜めしを嬉しそうに食べている彼女。
私達だけお寿司でゴメン!



このお店の大将も、彼女はもちろん、亡くなったご主人や家族や親せきとも懇意だったので、一緒に献杯して、彼女の思い出話に耳を傾けていたようだった。



夏のしゃこたんウニの茶碗蒸し うみぶどう



アオリイカ&顎落としの明太子和え



すずき(宮城) 鶴貝 シマエビ(北海道)



みんなのビールが無くなった頃、次のお酒を頼んでいないのにワイングラスが用意され、大将がついでくれた。



トスカーナの白 超微発泡
彼女がこの店でお寿司に合わせるのを好んだらしい。

カジュアルでリーズナブルなものだけど、確かに魚介や酢飯に合う感じ。
彼女はお酒の趣味も良かったな・・・



大将からのサービスでみんなにいただいた。





勝浦のカツオ



焼き物は和歌山のアマダイ
鱗が立っててカリカリした食感がたまらなく美味しかった。



日本酒 です。 福島の曙酒造の無濾過純米酒 

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花火のラベルが夏酒らしい



あの器には何が入ってくるのだろう?



斜里のキンキが載った蒸し寿司でした。
魚のたっぷりとした脂肪がちょうどよく酢飯と調和する。



大西洋の赤身のマグロ ここはネタを多少寝かせて熟成してあります。



塩釜のトロ



九州の白イカ



金目と一緒に

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愛知の平貝



途中に潮汁で口中を潤し 握り続きます。
シャリを小さめに握ってくれたのか、お腹いっぱいで苦しくなく食べ続けられた。



愛知の一色のシマエビ



長崎のトキアジ



こうやって大将がウニの箱を用意しだすとワクワクする



手のひらに載せてくれる礼文のウニたっぷりの握り



次は手巻きのイクラ


丁寧にタレをかけて



これで最後ですよって対馬のアナゴで〆



Rちゃんのおかげで、良いゴルフ友や食べ友にも恵まれ、美味しいお店にもご縁ができたのに感謝している。
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