局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

継続は力?

2013-07-31 23:10:14 | 日々の生活
外国(とくに英語圏)に行くたび、もっとしゃべれたらもっと楽しいのになぁ・・・ と思う方も多いと思う。

ワタシもそう 行くたびに英会話力の必要性を思い知らされ、今度こそは学習するぞ!と心に誓い日本に帰るのだけど、喉元過ぎれば・・・でそのまま過ぎて次の旅行を迎えるというパターンの繰り返しであった。

しかし、ドラが海外赴任になって、これからワタシも彼らの所に行くことも増えるだろう。まして彼らにアクシデントが起こる、または子供ができて手伝いに行くなんてこともあるやもしれない。そうしたら一人で行って用を足せるにはやっぱり語学力だろと先走りA型は思ったのである。
しかし、英会話学校は高いし、他にやってることも多いので通う時間がねん出できない。何か気軽にできるものないかな~ と考えていた所、見つけたのがこれである。



普通に英語ペラペラ、ビジネスで使ってるような皆様には今更だろうけど、普通にドメスティックに暮らしているワタシと同じような皆様、おすすめ。
内容は中学の文法がわかってれば問題なく理解できる程度である。

一日10分。月曜から木曜まで週に4日間。つまり一週間に40分である。
毎日午後10:50分から そして土曜の早朝その週40分がまとめて放送。そして翌週の午前10時50分だっけかに前の週の再放送がある。

午後の時間帯は他の録画とバッティングしがちなので、私は土曜と午前の時間を録画している。
一日10分×4/週 と思うと気が楽でしょ?

内容は みかちゃんと言う若い女の子が世界の色んなところを旅しながら「自分探し」をするドラマ仕立て。
去年から始まって、今年は二年目なのだが、最初はニュージーランドから始まりマレーシアに飛び、来月はどうやらベトナムに行くらしい。
それで現地の人たちと交流しながら(色んななまりの英語が聞ける設定だと思う)色んな経験をしていくのである。

みかちゃんは壇蜜から色気をとった感じの華奢な女の子だが、非常に活動的というか、あまり後先考えないタイプであるが、時々「ワタシ何しているんだろ?」と自分探しの原点に立ち戻って落ち込んでしまう ある意味今のワカモノ的な子である。
そして色んな場面での会話があり、その中の重要フレーズが今日のフレーズとしてその日のトピック的に扱われる。
そのフレーズも会話として良く使うフレーズが選んであるらしく無駄がないのである。

そしてそのドラマの解説的なものとして、スタジオではガイジン男女二人(ジェイソンとエイミー)日本人の女の子(坂下千里子さん)と松本先生のトークがある。
安心できるのは千里ちゃんのあまりにも日本人的なカタカナ発音と文法音痴。戦略的にわざとやってるのかもしれないけど(これなら自分の方がマシだと思えてしまう) しかし年齢のわりに綺麗だしヘアスタイルも着てるものも可愛いので見ていて心地良い。
人の好さそうなジェイソンとエイミーの押しつけがましくない役者っぷりとおふざけっぷりも心地よい。
松本先生の解説もシンプルだけど的を射ている。時々オヤジだじゃれがさく裂して若いもんたちが何とも微妙な反応をするんだけど、家のオットも職場でこんなこと言って、周りから微妙に笑ってもらってるんだろうな~などと思いをはせてしまうのである。

そしてワタシ自身4月から聴いて、この前カナダでそれがどう生かされたか?
結論から言うと 案外役にたったのである。別に難しく議論するわけじゃなく、空港なんかでアナウンスが聞けて、ショップやレストランで意思の疎通ができるくらいが目標とすると、この番組の会話部分が聴き取れて、フレーズのいくつかが頭に残ってると便利であった。

そうそう、そしてこのテキスト500円である。ワンコイン。今時ランチも食べられないワンコイン。
これでリスニングができて、忘れていた文法の復習ができて、知らない単語も覚えられる価値あるワンコイン。
私は先月のテキストをお風呂場に置いて入浴しながらもう一度読み直して文章を読む足しにしている。
この場合は「おふろで基礎英語」と言う。
我ながらケチな所はケチなので役にたちそうなものは使い倒すのである。

あっそうそう、一週間に一度水曜日にこれも見ている。



これはフランス語講座。こちらは去年行ってフランス語の響きが耳に心地よかったのと、ワイン関連でエチケットに書いてあるくらいのフランス語は読めるようにしたかったので見始めたのである。
こちらはリヨンが舞台。美しい街である。そしてこの番組に出てくるのが真飛聖さん。去年まで宝塚の男役トップだった人である。
彼女のシャンソンが聴けるのも楽しい。
しかしこっちは文法的なことがサラリとしすぎててまるでわからず、一週間に一度だが25分という時間が案外長くてさらっと見られないというのでさぼり気味となっている。
しかしワインのラベルくらいは読めるようになったので一応それで今年はいいかな?と目標は低く、無理しない性質のワタシとしてはこれで満足である。(来年以降はまた考えなきゃ)



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30分だけ花火大会

2013-07-28 22:22:03 | 日々の生活
昨日は花火大会に行った。
お弁当 ビール飲み放題つき招待券があるからと、我が畏友舞台友Nが誘ってくれたのである。
実はですね、ワタクシ、東京の花火大会ってもの考えてみたら近場で見た事がないのである。
実家地方では子供の頃や うちの子たちが小さい頃里帰りして見に行ったことはある。そりゃあそれなりに人は出るが、地方都市のことたかがしれている。
しかし、東京のそれの人出や場所取りのシビアさなど考えると わざわざ行ってまで見るもんじゃない。とめんどうさが先に立って足を運んだことがなかったのである。

しかしNのたっての誘い、たまにはそういう所に行ってみようかと重い腰を上げることになったのである。

予想通り、隅田川へ行くぞ!という気配の人たちは ワタシの沿線の私鉄の中にもたくさんいた。あんなにたくさんの浴衣の若者が一車両に居るのを見たのは初めてである。

そして渋谷から銀座線に乗った時、3~4分置きくらいに運航する電車でそんなに混雑するはずもない時間にもかかわらず、朝のラッシュを上回るくらいの混みようであった。私は始発からで座れたからよかったものの、大変な混雑。 
浅草に降りてからもホームと階段に人があふれ、待ち合わせのデパートもバーゲン会場のようであった。

行きはよいよい 帰りはこの人たちと一緒にもっと大変な思いをして帰宅するのかというのが頭をよぎりかなり心配になった。
オットが人混みが嫌いと言っていたがワタシもかなりの人混み嫌いなのだと今更自覚する。


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外に出たら歩道には人があふれて花火を見るために歩いている。

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交通規制がかかる前の言問橋の上。屋形船から見るのもいいだろうなと思ったが一年以上前から予約してあるんだそうだ。

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橋を渡ると墨田区。こちらの小学校の屋上が会場である。全部で200席くらいあっただろうか?

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屋上に上り後ろを振り返るとこんな近くにスカイツリーが

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お弁当つき
お弁当はすぐに配られたがビールは花火の一発目が上がったのと同時の乾杯の音頭までおあずけであった(後から考えるとさっさと飲ませておけばよかったのにね)

区長さんんだかの挨拶で 今年の花火は22000発 そしてオリンピック招致のために特別の花火も用意しているとアナウンスされる。
そして今日のお天気は持つはずです!と断言していた。

そして7時ちょうどに火柱があがり

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手を伸ばせば届きそうな所に舞い上がり花開く火の祭典。火薬の匂いまで漂ってくる臨場感である。

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振り向けばライトアップされたスカイツリー。冷たい生ビール・・・ 帰りの心配はこの際忘れてこの快感に身をゆだねようではないか!

そして30分ほどそれを楽しんでいたところ、蒸し暑かったあたりの空気がすうっと冷たくなり風が吹き始めた。
「むっ 怪しい風・・・」と心配していたところぽつぽつと雨が・・・


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準備の良いNの用意してくれたカッパを着てしばらくはがんばっていたが雨は次第に大粒になり、強い風も吹き横殴りに・・・
稲光とともに雷も・・・
もう笑うしかない・・・

校舎の窓からも見えますよとアナウンスがあり、私たちも未練を残しつつ退散。

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避難所状態w
しかしここはまだ良かった。窓から下を見ると、大勢の避難民状態の人たちが傘をさしたりビニールシートをかぶったりして移動している。
橋の下の方は朝から場所とりして宴会していた人たちも居たと思うが泣くになけなかったであろう。

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しばらくして「今日の花火大会は中止 順延もなし」とのアナウンスが・・・ そして教室の中でTV中継をやっている所を見つけたので雨が小降りになるまでそこで過ごすことにした。
小学校の教室に入るなんて久しぶりである。

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TVの中では高橋親子が吹き込む雨に濡れながら中継していたが、途中から去年の花火の画像に変わった。

残念ね~という一体感がその教室の中の避難民に行きわたり、大量に残ったであろうビールをどこからかピッチャーで調達してきたおじさんがみんなにそれをついでくれて、持ち寄ったおつまみを分け合いながら、ささやかな宴会になったのである。

それはそれで結構盛り上がり、面白かったのである。

帰りはこの宴会で過ごしたおかげで帰宅の波からちょっとずれて無事に隙間のある電車で帰ることができた。

「局、来年はリベンジだよっ」とNに念を押されたので、来年も変わりがなければ参加である。来年は最後までみたいものだ。

しかし中止って用意された花火の残りはどうなるのだろうか?せっかく丹精込めただろう花火職人さんは気の毒ですね。オリンピック招致花火も不発だね。招致もダメにならなきゃいいけど・・・
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お直し願望

2013-07-26 21:35:03 | 着る
外出先のムスメがラインで画像を送ってきた。





どっちがいいか悩んでいたらしい。どうせなら竺仙で買えばいいのに と口から出かかったが、下手に口を出して「じゃ、少しカンパしてよ」とか「一緒に行って選んでよ」などと言われたらめんどうなのでやめておいた。

私は下の藍染の矢絣のものをすすめた。浴衣は藍染のが好きだし、大きな矢絣のモダンさが娘に似合いそうだったから。
旅先で着るらしいけどちゃんと着付けできるのであろうか?

今朝の日経で今年の浴衣の売り上げが去年の2割増しとあったのを読んだけど、確かに今年は浴衣の若い子を目にする。去年までだとお祭りとか花火大会などの時に多かったけど、今年はそれに限らず浴衣の若い子たちが街を歩いている。やっぱり日経の記事だけど、女子会とか飲み会なんかにも示し合わせて浴衣を着る傾向が出てきたのだそうだ。

基本的には浴衣の着付けも着物の着付けも同じだからそれをきっかけにしておいおい着物を自分で着るようになったら、着物好きオバを自認するワタシとしては嬉しいのですが・・・

どうも若い子の着付けを見ると (ん~~お直ししたいっ!)と腕がウズウズしてしまうのである。

昨日も電車の中で見かけた高校生くらいの女の子三人。
自分で着付けたのかお母さんに着つけてもらったのかはわからないが、一番気になったのは下着をつけてないことだった。生地が薄いのか薄い藍地にカラーの浴衣の子の足がすけてみえたのである。専用の下着がなければせめて長めのスリップとかペチコートくらい着た方がいいと思う。

あと、着丈。くるぶしよりかなり上で着てると天才バカボンをほうふつさせる。

そしておはしょり。帯の下からはみ出たところがくちゃくちゃにダーツが入って丸まってるとなんだかちょーちんブルマーみたいである。この場合はつる姫をほうふつさせる(知ってるあなたは同年代)

そして衣紋の抜き方。一人の子はまるで抜いてなく 水前寺清子かジェンヌの入学式みたいであった。それはそれで一つの着方だけど浴衣の場合は暑苦しい。
そしてもう一人は抜きすぎで花魁みたいだった。
衣紋はこぶし一つくらい入るくらいに抜きましょう。

そして若い子全般に言える事はウエスト絞りすぎである。洋服のベルトのつもりでウエストマークして帯を結ぶと 全体のシルエットがX型になってしまう。細い事を強調したいのかもしれないが、着物のシルエットは裾つぼまりのI型の方が絶対すっきりして結果的に全体が細く見えるのに・・・ 伊達締めが暑かったらせめてタオル一本三つ折りにしてウエストに巻きましょう。汗取りにもなるし。

などと電車の座席に座りつつ その子たちを観察して結果的には荒さがししてしまった私も嫌なオバなんだけどさ。
どうせ着るならかっこよく着ましょうね。とせめてもの老婆心てやつでこちらでつぶやいただけです。











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お勧め旅行準備

2013-07-23 23:46:17 | 日々の生活
この夏に海外に行かれる女子のミナサマ。

渡航準備の一つにおすすめしたいのがネイルアートでございます。

そりゃあ家をあけるにあたり、準備もあるし時間もとれないのもわかるけど、今回ムスメが
「絶対にネイルはやっていったほうがいいよ。ガイジン食いつきいいよ」wと熱心に言われ、(めんどくさいな)と内心思いながらも行く気になったのである。



ムスメの友達にやってもらった。(ちょい派手?)

これが確かに食いつきw良かったです。ホテルのカウンター、ショップなどの店員さん、目にとまると必ず褒めてもらえる。

イタリアンのレストランではウエイトレスのお姉ちゃんがぜひ写真に撮らせて!と頼んできた。

それがどうした?って言われりゃそのとおりだけど、こんなのがきっかけで会話が弾むって旅先だと嬉しいじゃありませんか。

あとガイジンもやってるのを見たけど雑であんまりステキじゃなかった。
こういう技術の繊細さって日本人が上手だね。

ムスメの友達に「すごく褒められたよ♪」ってラインしたら彼女も喜んでくれた。

日本の技術を海外で誇りましょう(大げさ)
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ナイアガラ~トロントへ

2013-07-20 00:02:00 | 
さて 滝の迫力をもう一度

 

カナダ滝

 

滝の裏側ツアー

そして滝見のメインは 霧の乙女号という遊覧船である



船に乗ってこれでもか と 言うほど滝壺近くに近づくのである。簡単なしぶきよけのポンチョが配られるが頭からびしょぬれになる。

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さかまく水がすごい迫力

 

滝に飲みこまれそうな船 近くにラテン系のガイジンが居て耳元できゃあきゃあ大はしゃぎであった

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イケメン船長

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ホテルからの滝の眺め 対岸はアメリカである。


そして次の日はホテルまでドラとM子が車で迎えに来てくれて トロントまで一緒にドライブした。
一年ぶりの息子夫婦との再会である。
ドラは相変わらずラフな格好、M子は細い。ちょっと親子で照れくさい再会。

晴天の日 途中で寄ったのはこのワイナリーであった。



ドラは相変わらずアホであった。



広大な敷地に整然と植えられたぶどう畑 そしてこの建物はワインショップとレストランが併設されている



こんな背景の中で気持ちの良いランチタイム

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コースの料理に合ったワインはこのワイナリー産 ソムリエーヌが選んでくれる ドライバードラには気の毒だったけど
ここの料理はとてもおいしかった。

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この前に出たアミューズもおいしかったし この皿も繊細。

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ワインは若い赤に変わって

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スープと

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口直しにキューリのシャーベット(ホントおいしかった)

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メイン ワインはタンニンがっつり系赤となり

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デザートも繊細



満足の私たち。人生に黄金の時というのがあるのならその一時をこちらで過ごした気がする。こんな機会を与えてくれた家族と神様に素直に感謝したい。



どこまでも続くぶどうの畑の中で

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この果実のようにまだ青い二人の人生が熟し 醸されて行くように秘かに祈る

この後も違うワイナリーに寄ってテイスティングしたり日本へ持って帰るワインを買ったりして

ナイ☆ガラ・オン・ザ・レイクという小さな美しい街を通った。ここは一時的に首都になったこともある歴史のある街らしい

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レストランやブティックもおしゃれであった。

そしてドラの職場のある街へ



この日はこのタワーの真ん中へんにある展望レストランで夕食を食べた。丸い部分が回転して360°トロントの夜景が見えるのである。





景色は良かったけど



食べ物はすんばらしく不味かったw カナダのレストランは味の差が大きすぎである。せっかく予約してくれたドラには申し訳なかったが、このメインのサーモンなど一口しか食べられなかった。

気を取り直して 



床下が透けて地上まで見えるフロアへ。スカイツリーにもこういう所があったが、こちらは透けている床の面積が大きいので怖さがハンパない。





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人の優しさ@PEI

2013-07-17 23:48:49 | 日々の生活
アンツアーの次の日は一日フリーだった。

午前中はオットと小さな町中を歩いてみた。
この島はやたら教会が多い。前の日は日曜日で礼拝があったのかそこはにぎわっていた。
アンの世界でも人々は食前に祈り、就寝前に祈って神に感謝する様子が書かれている。モンゴメリ自体も牧師の妻だったし、そういった精神は今も受け継がれているように感じられた。

だってね、みんな優しいんだもの。親切なんだもの。

それが商業主義みたいな親切さじゃなくて ほんっとに人のいい親切さ。

私たち夫婦でたまげたのは彼の地の車の運転である。

徹底した人優先、何がなんでも人優先。

横断歩道がある所はあたりまえ たとえ普通の道路で人が一人でもたたずんで道を見ていたら車は100mくらい前から徐行する。そして渡らないのを確かめてからまた過ぎて行く。
信号のない交差点なんかもすごいですよ。きままな旅行者 どっちへ行こうかな~なんて迷っていたら四方の車が止まるんだもの。
そして別にイライラした様子も見せずに こちらの動向を待っている。
あせってこの際どっちでもいいやと適当に渡ってしまったではないか。

ここまで車が親切な地域は初めてである。中国なんざ(上海と北京で体験)信号青で横断歩道を渡ってても左折右折の車が突っ込んできますからね。道わたるにも水杯の覚悟が必要である(大げさか)
対してこの地はとにかく他人に対する思いやりがある所だったのである。

地図を広げていると買い物帰りのオバサンが「どこへ行きたいの?」と聞いてくる。「あなたが今行かれたであろうスーパーみたいなところを見たい」(直訳風)と言うと地図を示してくれて「なんだったら一緒に戻ろうか?」とも言ってくれた。さすがにそれは辞退したけど・・

あのアンの隣人、おせっかいだが親切なレイチェル・リンド夫人の精神が今も息づいているような島であった。

(のちに聞いた話だけど ここまでの交通事情はこの島特有みたい。モ☆トリオールなどの移民が多い所はその出身地の感じで走るから結構運転も荒いそうだ。後日ムスコが運転する高速道路もとにかく高速で飛ばすし短い車間で割り込んでくるしで結構ワイルドであった。しかし人に対しての優先ってのは日本より守っているかもしれない)

で、その日のお昼頃
これ以上街をぶらぶらするのもね~ ちょっと飽きたからなんか考えようかと観光協会に。

ここで、オプショナル・ツアーの案内があり、申し込みができる。(日本語のスタッフはいなかったが日本の旅行代理店経由よりはずっと安い)
私たちは「SEAL watching」という船のツアーに目が留まりそれに申し込むことにした。

港は漁船もあるしレジャー用のヨットも繋がれている。お土産屋やブティックやカジュアルなレストランもある観光地ってな所であった。

そこで看板の矢印の方向の船に行ってみると・・・



客は私たち夫婦二人だけではないか・・・
完全貸切である。しかも船を操るキャプテンと若いガイドさんつき。



そして1時間半の英会話練習w付遊覧航行である。



途中海上にブイのようなものが浮いていると、キャプテンわざわざそれに何かをひっかけて



しかけに入っていたロブスターやムール貝などを引き上げてみせてくれる





いくつかの島を通り過ぎ 灯台など示され、どうしてこの島は赤い土に覆われているのかなどを一生懸命説明してくれたガイドさん。





あざらしが何頭も群れている島の近くまで行けた。船が通ると興味深そうに飛び込んで近くまで泳いでくる彼らが間近に見られた。

ホント二人っきりで申し訳なかったようなツアーであった。だって一人29ドルくらいだった。ガソリン代出るのかい?と心配になってしまった。
降りる時にチップを置いてきたけど そんなのも関係なく最後まで親切だった二人。
この島の人のホスピタリティーを感じられた。



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P.E.I

2013-07-16 01:13:46 | 
さて、昨日無事に帰宅。ムスメは入れ替わりにキャンプに出掛けていたが、犬たちはエアコンの部屋の中で元気に生きていた。

ゆっくり旅の補足を書いていこうと思う。

トロント空港から国内線でプリ☆スエドワード島へ一日二便しかない小さなジェット機である。
いかついCAさん二人。夕刻のカナダはかなり涼しい。機内も涼しいがブランケットのサービスもない。
いつも思うけど 日本人って寒がりよね。私が冷房の中、鳥肌たててぶるぶるしているのにお年を召したガイジンでも余裕でもろ肌出してへっちゃらである。
シャー☆ットタウン空港につきホテルへ

次の日は朝からアンツアーである。



まずケンジントンの旧駅舎に これはアンがマシュー&マリラ兄妹に引き取られる際に、マシューの迎えを一人で待っていた駅。






あたりはのどかな農村風景が広がる
濃い緑がジャガイモ、薄いのが牧草
遠くにセント・ローレンス湾が見える美しい風景



博物館になっているモンゴメリーの暮らした家



輝く湖水



台所です。万能ストーブ この女性はモンゴメリの親戚筋の方でこの博物館長、パムさんである。
とても気さくな方だった。








モンゴメリが作ったクレージーキルト 三年間の年月をかけて塗った作品らしい。
アンの世界では料理や手芸などがよくえがかれているが、その頃の人たちの日常であったのであろう。



我がギルバートw 無理してお腹をひっこめている

輝く湖水のモデルとなった池。彼女の暮らした部屋から見える。



ここで書籍とアングッズを購入

 

100周年を記念して初版本の装丁で復刊された本を買ってパムさんからサインしてもらった。



セント・ローレンス湾 対岸に小さくカラフルな家が立ち並ぶのは漁村。素朴で美しい。



この紫の花はルピナス 確かアンのシリーズのどこかにルピナスさんと言う名前が出てたはず・・・




モンゴメリーの生家 小さくて可愛い家である





モンゴメリーの着た花嫁衣裳のレプリカと結婚式で履いた靴(これはホンモノ)
彼女は155cmくらいで当時の人としても小柄だったらしい。




グリーンゲイブルス郵便局 幼い頃に母親に先立たれ、祖父母に育てられたモンゴメリー 祖父が経営し、彼女も手伝っていた所である。
郵便局に居たために 自分が書いた原稿を秘密裡に送ったり ボツになって送り返されてきたものを秘密にしておくことができたらしい。



アンシリーズにも郵便局がよく出てくる。当時は重要な情報手段だったのだろう。ここでハガキを出すと可愛いアンのスタンプを押してもらえる。



モンゴメリの墓地 花が絶えず飾られているらしい。こういう墓地って開放的でいいよね。



で、グリーンゲイブルスである。
もちろんアンの世界の中の家を復元したもの。たとえて言えば日光江戸村(違うか)みたいなものである。
商業主義っちゃ商業主義かもしれないが、きちんとしたアンの世界に対する愛を感じられたな。
調度などは当時のアンティークを用いて復元しているらしく、ワタシの想像していたものと違和感がなかった。




当時の服を着てアイスクリーム作り中

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客間

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台所の棚 上から二段目にある赤い液体はアンがダイアナにイチゴ水と思って出して酔っぱらわせてしまったマリラ手作りのブドウ酒である。
イチゴ水の原語は ラズベリー・コーディアル とある。村岡さんが訳した時代はラズベリーは一般的じゃなかったのであろう。
コーディアルってメアリーポピンズにも飲み物として出てきて幼い日の私はなんだかとってもおいしそうな飲み物としてワクワクしていたことを思い出す。



台所 ここにも万能ストーブがあった。このストーブで煮たり焼いたりはもちろんコテを熱してアイロンかけなどもしたらしい。
アイロンを持ってみたら5kgの鉄アレイのような代物。当時の家事の重労働さがうかがえる。



向こう側に見える長椅子は「気絶椅子」という名前。夏の暑い時分、万能ストーブの前でコルセットで締め付けて家事をしていた若いムスメが貧血で倒れる時に倒れこむ椅子(ホントだってば)
オット曰く 「お前も酔っぱらって居間のソファに気絶してんな」だってさ 余分なことを

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アンの部屋である。アンの憧れてマシューがクリスマスに作ってくれたパフスリーブのワンピースが壁にかけられている。

外へ出ると



恋人たちの小路や



お化けの森があり30分くらいの散歩道になっている。



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親心集大成

2013-07-13 00:21:13 | 家族あれこれ(犬も含めて)
息子夫婦との二日間が過ぎた

私たちは明日の午後便で日本に帰り、彼らはこの週末は息子のやっているスポーツの試合のためにキングストンに200kmのドライブをするという。

この二日間はずっと一緒にワイナリーを巡り、息子の働いている街を案内され、何回かの食事をし、こちらの知り合いにも招かれた。

あっというまの二日間。

最後にホテルまで送ると言った息子に、これから長い夜のドライブ前だからと断り地下鉄に乗ってホテルに戻った。

確かにその方が安心だけど、一刻も長く居たかったのにな。オットの冷静判断がちょっと恨めしい。
ちょっとカッコつけのオットの親心



彼らのために日本から運んだあれこれ。
実は今月末で、息子は転勤となり、かなり激務にさらされるらしい。

次に会えるのはいつなのか考えるとさすがの私もふさぎこんでしまう。



ホテルに届いていた花とワインは息子のこちらの知り合いからのプレゼント。
この一年で築いた人間関係が垣間見られてうれしかったけど。

人生に出会いと別れはつきものだけど、子供との別れの切なさをこんなにも味わわされるのは想定外だった。

えーん(T-T)

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自然の循環

2013-07-11 07:30:29 | 
時差のため変な時間に眠くなったり目覚めたり

今朝も5時くらいに目が覚めた。

ちょうど日の出の時刻



対岸はアメリカ。カジノのネオンが夜中の歓楽の名残をとどめながら
朝日が上っていく



その後10分ほどたつとカナダ滝の滝壺から白いもやが立ち上ぼり



滝全体を覆っていった



滝壺の水が太陽で温められ水蒸気に変化し、雲になる。

その雲が厚くなるとスコールのような雨をこの地域に降らせる。
目の前で繰り広げられた自然のパフォーマンスに心を奪われた朝
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ナイアガラ

2013-07-10 23:21:16 | 
自然の前に圧倒される風景です。



15年ほど前に弾丸ツアーでN.Yついでに立ち寄ったんだんだけど、だいぶ街はにぎやかになっていた。

窓から滝を臨む高層ホテルが宿泊先だけど



ディナーは15年前に泊まった古いinnに行った。ここはかなりおいしかった。(前日のアンのディナーがひどかっただけになおさらw)




今日は滝の裏にいったり






霧の乙女号っていう滝壺付近まで行く遊覧船に乗ったり、びしょびしょになりながら滝を堪能。
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アンの島二日目

2013-07-09 05:37:04 | 
アンの島二日目は終日フリー



美しい町並みです



アンが通ったクイーンズ学院のモデルになったHoland大学



街中のなんでもない公園も家も花がいっぱいで美しい

午後は観光案内所に行ってアザラシとロブスター漁のツアーを申し込んだら、なんと我々夫婦貸し切りでした。





嫌な顔もせずに船を出してくれたキャプテンとつきっきりで解説してくれたガイドのお姉さん(早口の英語聞き取るの大変w)



無事に100頭以上のアザラシにも会えて




この島の人はとても親切

このあとはアンのカントリーディナーに





素敵なレストラン、お味は…?
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アンを訪ねて

2013-07-07 22:39:55 | 


トロントから小さな飛行機に乗ってアンの島へ

トロントと時差が一時間。
地図を見たら(おせえよ)結構遠いのね、この島。N.Y行く方が近い。

夜中にホテルにチェックイン



シャーロットタウンは郊外に出るとのどかな農業ちたいです。



アンがマシューに迎えられた駅のモデル駅(現在は廃線)

ここから始まるアンの旅。



窓から見える輝く湖水


詳細は東京に戻ってから(笑)




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カナダ入り

2013-07-06 18:00:29 | 


エアカナダは初めて。無事にトロント着



メイプルリーフが可愛い。機内食は(--;)



どこの上空?
氷河よね?、これ
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荷造り中

2013-07-06 00:35:33 | 
明日から旅立ちます。



行先はドラ夫婦の住む国へ。

思い起こせば この日 ☆ 成田で見送って以来、一度も帰国していないドラである。仕事もあちらの生活にも慣れるのが優先とは言え、自分の子供に一年も会えていないわけである。
と、考えてみれば親ってさびしいもんだわね~とも思うが、寂しさをしみじみかみしめるほどこちらもヒマじゃないのが幸いである。

幸いこの一年つつがなく(都合の悪いことを言わないだけかもしれないが)過ごして、仕事にも生活にも慣れて大分楽しそうに過ごしているらしかった。

今年の二月にムスメが訪ね、二人に歓迎されたようだが、親としてもせっかく子供が居住している海外、ガイドもしてくれるだろうし行かないという手はない。
幸いオットの職場は割に広い範囲で夏休みが一週間取れるのである。土日を挟めば10日ほどの連続休みも可能である。
いつも昼夜なしに働かされているオットである。こういう時はしっかり休もうではないか。
と、二人一緒に、留守(犬の世話も)をムスメに任せて行くことにしたのである。

ドラの勤務先はかなり都会の某都市。自宅はそこから地下鉄で30分くらいの所に住んでいるらしい。

どうせなら他のところも行こうってことで計画して、あのアメリカとの国境の滝の町と赤☆のアンで有名なあの島にも行くことにしたのである。

アンの町・・・ 提案したのはワタシではなくオットである。
かと言って彼はかの小説を読んだことはないのだけど。

古い話になるが私たちの結婚式にさかのぼる。
友人代表のスピーチは 親友Aであった。なんたって幼稚園の年長からの付き合いである。当時Aも新婚であった。当時から人目を引く美人だったAは この日のために新調したというすてきなドレスに身を包み、ちょっと上気して緊張した様子も初々しく、恒例に従い私を褒めまくってくれた。そしてそのスピーチの中に、
「局ちゃんはとても読書が好きで・・・ 二人で一緒に赤☆のアンを夢中になって読みました・・・ いつかアンの故郷のプリ☆スエドワード島に行くのが私たちの夢でした・・・○○さん(オット)ぜひ局ちゃんを連れて行ってあげてください」との言葉があったのである。

前記の通り注目されていたAのスピーチは オットの友達や上司の記憶に残り、その中の一人の当時助教授だったT先生は折にふれ「○○くん(オット) 赤☆のアン(って私のことね)は元気か? 今年こそカナダに連れて行ってやらなきゃな~」としつこく言い続けてくれたらしい。

私ははっきり言って最近はそのことを殆ど忘れていたのだが、プレッシャーをかけられ続けていたオットは覚えていたらしく、ドラの所に行こうということになった時、「どうせならプ☆ンスエドワード島に行こう! 約束だものな」と提案した。

う~ん 赤☆のアンね。あれから幾星霜、T助教授は教授になって早定年で引退されて先日奥様に先立たれ、Aは×Ⅰとなってその後再婚した。(私は二回もスピーチをしてしまったw)

周りも変わったし、ワタシも変わった(スレタ)。この年して訪ねるアンの故郷がワタシにどんな感慨を与えてくれるのか?
はっきり言ってまるで見当がつかない。

でも、せっかくのオットの気持ちをありがたく受け取り、行きの機内で 久しぶりにアン(ムスメの本棚から借用)を読み返してみるつもりである。

旅の途中も、時間があったらアップするから見にいらしてくださいませ。





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ジムにて

2013-07-03 19:06:33 | 日々の生活
化粧室での妙齢(60代~70代)のお上品なおばさまたちの会話

「ホントにあの人にはイライラするわね」

「ホントよ~ 日本で相手されないからってあっちこっちでかけて余分なことばっかりして」

「迷惑よね~」

「まだ自分がエライと思っているんじゃないの?」

「夫婦そろってバカだものね」

「そう言えばあの出しゃばりヨメはどうしたのかしら? 近頃ちっとも出て来ないけど」

何の話だろうと髪を乾かしながら耳をすませていたら・・・


「鳩は鳩小屋に閉じ込めとけばいいんだって主人が言っていたわっ!」

なるほどね 納得。ワタシもそう思います。
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