局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

食べものの好み

2015-11-28 23:44:52 | 食べる
オットが今週末は仕事で出張なので、ワタシは実家に両親のご機嫌うかがいに。

ポルトガル旅行のおみやげも届けたかったこともあり



シントラのタルト

これはまあスイーツだし親しみのある味でおいしく食べてくれるとは思っていた。

問題は


このチーズ。日本未輸入の珍品。

しっかりラップに包んできたのにしっかり匂う。

好みあると思うよ
と言いながら一切れ切って渡したところ

「美味しいね」
「こんな美味しいチーズ、初めて食べた!」

という両親は80台

食べ物に対する柔軟性はしっかり私から子供たちに受け継がれている。

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お前の人脈はどうなってんだ?とオットは言った

2015-11-27 00:08:17 | 見る(映画 劇場 美術館など)
まぁ、色々忙しくてこれを書く時間がなかったので、遅れ遅れになっっちゃったけど、記録として。

11/23はラグビー早慶戦@秩父宮ラグビー場

この日は朝から降りだしそうなどんより曇った寒い日
しかしこの前からのラグビー人気で外苑前の駅はごった返していた。






一時は毎年行っていたが、ここ数年一人が買えるチケットの枚数制限ができて、並んで買ってくれる人に悪いので行かなくなってしまっていた。

ところが…



某所よりすんばらしい席のチケットを世話していただいた。一番前の中央。柵を乗り越えたらそこはグランド。

今日のブログの表題は、このチケットを手に入れてオットに見せた時に彼が言った一言であるw




まわり、関係者ばっかりっぽい(Kの)
校歌斉唱の時は胸に手を当てて歌わなきゃならないポジション。自分の大学のは忘れたが、なぜか歌えるKの校歌(笑)
で、どうにか切り抜ける



しかし、Wの学生席、応援団はどうしたもんなんでしょう?Kの三分の一くらいしかいなかった。



チアも人数少ないし、他のなんかの試合とバッティングしたのだろうか?ちょっとかわいそうな気がした。

しかしすごい臨場感である。すぐ前に選手がいる。スクラムの時にガッという骨だか筋肉だかがぶつかって組み合う音が聞こえる。グランドからボールがワタシの頭を超えて飛んでくる。



思えば10数年前、同じ日、同じ所で五郎丸君を見いだしたのであった。
彼があのように大きく育った今、ポスト五郎丸を見いだそうではないかってのがワタシとダンナの今日の課題でもあった。

前半Kわずかにリードだけど、ほぼ互角。
後半はKが連続トライで一時は9点リードしたけど、



残り一分


最後の最後でペナルティキックでWの勝利。

なかなか手に汗握る展開でおもしろかった。

前述の通りKOBの真っ只中の席だったので、周りの興奮やら応援やら罵倒(笑)やら、最後のがっかり加減が伝わる。
後半キックを外したKの二年生はおじいちゃん、お父さん、本人と三代Kのレギュラーらしくて、周りのOBが「あれが○井か、○井の孫か」などと色々論評。
こういう所がいかにもKっぽくて、はたで見てるとおかしいのよね。
別に嫌いじゃあないけどさ。
あの母校loveと連帯感の強さはどこから来るのであろうか?

まぁ我々夫婦は本音は中立、しかし怖いのでK応援してるが如くの態度で臨んでいました。ワイン飲みながらね。


終わったあとは、さっさと退散。
出口までの間にはテントがはってあって、早慶応援グッズとかユニフォームなども売っている。
子供用のシマシマジャージが可愛かったので、孫ちゃんのお土産に買おうと思ったら
オットが「ダメダメ、○○(孫ちゃん)がラグビーやりたいなんて言ったら困るじゃないか」
私もそれを聞いて、
「そうよね。あんな危ないスポーツ可愛い○○にやらせらんないよね」

オット自身は小学校からサッカーをやり続け、一度は剥離骨折してるし細かい怪我もしている。
ムスコはタックルはしないものの、ラグビーと似ているルールの結構激しいスポーツをいまだにやっている。やはり大学の時、足の疲労骨折をした。

オットやムスコの時はそこまで心配じゃなかったのに、孫ちゃんとなると、危ないことからは絶対遠ざかっていて欲しいと思える婆心の盛り上がり。
だから年よりっ子はひ弱になってしまうのであろう。

体が冷えたのでどこかでお茶でもしようとして、近くに青山パッサージュというスペースを発見



確かにパリのそれを思い出させる空間。(2階には梅の花があるけどさw)
ル・パティシェリー・タカギでお茶とケーキ。
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上野から谷中へ

2015-11-23 21:52:50 | 見る(映画 劇場 美術館など)
旅行から帰ってきて以来、超多忙な日が続いていたオット。珍しく22,23と連休である。23は毎年恒例のラグビー早慶戦を見に行く予定だったが、この日は何も予定なし。

「お前どこか行きたいところある?」
「ん~~ あんまり遠出はしたくないけどあえていうなら」

ってことで上野、美術館博物館で気の向いたところに行こうツアー



色々やってたけどこの日は科学博物館へ



こちら行きました☆





会場内はこんな感じ

まあ さらっとよくまとまってたんじゃないでしょうか? ワタシには某ワインサロンでの初級の講義の良い復習になったし、系統的に勉強したことのない(まあする必要もないんだけどさ)オットにはへ~そうだったのかって改めて知ったこともあったらしい。
もうちょっと突っ込んで欲しかったけどね、この値段なら・・・







でも これらムートン・ロートシルトのラベルなど一堂に会したところを見られたのは嬉しかったし



世界の当たり年。これはなかなか頭に入らない



ミュージアムショップももう少しがんばって欲しかった。そんなに欲しいワインもグッズもなかったし。

国立博物館の方でブルガリ展もやっていて そっちも行こうよ~~ とオットに言ったのに
「何ブルガリ? えっ宝石? いいよ、お前ひとりで行けよ」とオット
(なんだよ、別に買うわけじゃないのに)

ってことで、鑑賞はここで終わりにすることにして、谷中方面へブラブラ。






秋まっただなかの上野公園をあとにして芸大の間を通り抜ける。この辺風情があっていいですねえ。



なんだか行列しているレトロな喫茶店



小さな看板の矢印に惹かれてちょいと路地をのぞいたら、古民家をリノベした小さな店の集落を発見。
ビアホールとパン屋さんとオリーブオイルと塩の店。
パン屋でおやつ分のパンとコーヒーを買って、中庭のベンチでオットとおやつ。もっちり系の優しい日本的なパンで値段も優しいいい店だった。



その後はステキな陶磁器の店や竹細工の店をのぞきながら



谷中銀座に到着。色んな店をのぞきながら根津まで歩いて地下鉄で帰宅



次の日(今日)はラグビー早慶戦。オット風邪気味といいつつも行って良かったなかなか臨場感あふれる席での鑑賞で燃えた。
また明日書きます。多分。
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初めて経験

2015-11-22 22:49:31 | 
木曜日はワタシの生涯初参加のコンペだった。
建築士Nちゃんが自分の事務所主催で毎年開く催し。
ゴルフなんてやらない頃はまるで興味なく聞いていたのだけど、よもやワタシがこの年になってそれに参加するとはねえ。
「みんな参加者おもろい人ばっかりだから局ちゃんもおいでよ。パーティーもすごくおもしろいよ」人を乗せるのがうまいNちゃんの誘いにホイホイ乗ったが、コンペ会場となる某ゴルフ場の評判を見てみたら・・・
通好みの難コース
グリーンが特に難しい


げげっ

それに二日前までの天気予報では雨必至 しかも慣れないセルフプレー

Nちゃんに「迷惑かけたらどーしよー 通好みの難コースってなんだよ~ こわいよ~」と泣きついたが時すでに遅かった。

しかし容赦なく当日は訪れた。幸いにも天気予報は変わり、当日朝未明までの激しい雨は上がっていた。





東京駅に集まった参加者を乗せたバスは東京湾の橋を渡り海底にもぐりまた橋を渡り千葉の某所を目指す。
バスの後部座席では早くも朝ご飯をつまみにビールを飲んでるおじさんも・・・



ついたころには快晴。ちょっと北風が吹いてはいたが気持ちよいG日和。
主催者Nちゃんと委員長のあいさつの後 総勢20人5組のプレイが始まった。
Nちゃんの仲間は、同業者、仕事がらみの広告代理店のおっちゃん、仕事で家や事務所を建てたお客さんで気の合った人。
共通項は仕事もできるし遊びもできそうな人たち。
初参加のワタシにも優しく緊張を和らげてくれた。

同じ組で回ったのはNちゃんと 某名門私立の体育の先生だったスポーツ万能じいちゃんと某会社社長。

みなさんお上手。



しかし 通好みの難コース(しつこい)はその名の通りだし、雨対策のためかカップはとんでもない所に切ってあるしでベテランのオジサンたちも4パットするような難所も・・・ しかし、次の組も苦戦しているらしく、全然後に続いてこなかったため焦らせられないのは良かった。

ワタシも前半はさんざんで スコアカードを破り捨てたいほどだったが、教え好きのじいちゃんが、グリーンでコースなどもちゃんと教えてくれるし、加減もわかったので後半はどうにか持ち直した。






しかも、二人のおじさんたちは(局ちゃんのために面倒見の良い人を同じ組にしたんだからね>Nちゃん)残りの距離を教えてくれるは、グリーンに入ればいつのまにかパターは持ってきてくれているは、じゃぶじゃぶの斜面のところにボールが落ちれば、「打ち良いところに出しちゃいな」と面倒みてくれるは、結構な距離があるのにOKくれるはで・・・

いつも言っているオバサン四人の結構シビアなプレイマナーより全然ゆるかったかもしれない。

終わった後は結果発表とパーティーで大盛り上がり。




大学時代はスキーというスポーツつながりで色んな人とすべってその後は飲み会したりしてそれはそれで楽しかったが、その頃と同じ種類の楽しさを久しぶりに味わってしまった。

なるほどね~ こういう世界もあるのね~ って感じであった。世のオジサンたちはゴルフゴルフって言うわけですねぇ。

まあ、自分が健康も大事だけど、家族になんかあってもこんなことしちゃいられないけどね。
アップダウンが多いコースだし、色々走り回ったので次の日はかなりの筋肉痛の身体にモーラステープを貼りつつもなるべくこれからも細々参加できたらいいなと思ったのであった。
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ガイズ & ドールズ

2015-11-18 21:45:18 | 見る(映画 劇場 美術館など)


星組観劇。
今回旅行があったので
ちょっと遅めの観劇。久々に夜の部。





4列目、やや左側というオペラグラスいらずの良い席だった。



ブロードウェイミュージカルの宝塚版
北翔さんトップ就任一作目

ニューヨークを舞台にギャンブラーの遊び人スカイ(北翔)と救世軍にいて、真面目なクリスチャンがからむラブコメディである。

ワタシは観ることは観てるが正しい(熱心な)ヅカファンではない。一応まんべんなく各組観て、特定な人を応援するわけでない。
だから作品重視。
あとビジュアルも大切だけど、歌に聞き惚れたいタイプ。

だから今回のトップ就任は楽しみにしていた。
去年エリザベートで、フランツヨーゼフを演じた彼女の歌がものすごーく印象深いものだったから。
専科ににいっちゃってからもうトップの目はないかと思っていたけどよくぞ、返り咲いてくださりました。
それも柚木さんあとの星組という難しいポジションに…

一言でいうと、ワタシの中では今年の一番だった。
歌、芝居、ダンス、そつのないと言うと語弊があるけど、この安定感と玄人感。それを見てられる安心感。
今節流行りのアイドルみたいなトップ、(へー、フィギュアが舞台で動いてるよ)みたいなびっくりポン感はないが、ビンビン感じる生身感。ちょっと昭和テイストの入ったベテラン感が、若い娘役やその他の組子さんたちの中で際立ち、そして周りをも引きたてている。
何より あの声! どの音程でも安定感がありのびやかであまやか。ずっと聴いていたい歌を歌ってくれる男役トップさん、悪いけど久しぶり(ワタシ的にはキリヤン以来w)

続きも書くつもりだけど、明日ラウンドなのでとりあえずこれだけ。
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旅行まとめとパリテロで感じたこと

2015-11-15 14:14:08 | 様々な思い
今回は帰ってきてからの時差がきつくて、しばらく夕方眠くなったりオットを送り出してから眠さに負けて二度寝したりでしばらく調子が悪かった。
やはり無理するとあとにつけがくる年頃を自覚。

旅行中に気になったいくつかの事、ここ数年の海外旅行で感じた共通項について書いておこうと思う。

☆ポルトガル水周り事情

水周りって気になりませんか? 日本国内でさえ公的なトイレは気になる。外国はもっと気になる。以前行ったフランスで一番困ったのがこのトイレ事情である。とにかく少ないパリの公衆トイレ。あんなに朝っぱらから大容量のカフェオレをがぶ飲みし、昼にもカフェでワインをたしなむ彼の国の国民の膀胱はいったいどれだけ巨大なのであろうかと大和なでしこ的容量の膀胱の持ち主のワタクシは非常に困ったのは以前のフランス旅行記でも書いた。
また北京のちゃんとしたショッピングモールの地下のトイレに入ろうとしたらまじきりとドアもないニーハオトイレだったので震え上がってホテルまでガマンしたことも書いた気がする。

ポルトガル、トイレは普通に数があり、まあまあ清潔、トイレットペーパーも完備であった。たいてい手洗い場所にも手を乾かすドライヤーなんてのもついている。イタリアやフランスよりも有料な所は少なかった気がする。ある意味親切。
あと、ホテルには日本の素晴らしき発明品であるウォシュレットはもちろんないけどビデはついているので(ちゃんと清潔そうな)それはそれで代わりになる気がする。
シャワーのお湯のではホテルによっちゃイマイチ。栓なども壊れてる場合もあるが、そう贅沢いっちゃいけんですね。時にはガマンも大切。

☆交通事情

車は人にとても優しい。ぶっとばすタクシードライバーでも信号がない横断歩道で人が渡ろうとしている時にはほぼ100%止まってくれる。
今まで一番歩行者の立場で怖かったのは中国である。彼の国のドライバーはほぼ止まってくれない。信号が青でも左右折車が突っ込んでくる。現地のガイドが「この国では車を持てるのがお金持ちだけでした。お金持ちエライです。だから車のほうがエライね」と言ったのが印象的(ちなみに8年前くらいの話、今は知らん)

あと合理的だと思ったのは片側三車線の高速道路があるとするとだいたい車種はここまでのレーンを通ることって決まっててそれもレーンによって最低速度が決まっているらしいこと。これって渋滞がだいぶ緩和されていそう。日本の高速道路でたまに追い越し車線をゆっくり走ってどこうとしないKY車がありますね。あれを違反とされないのは困る。

☆親日

パリでもローマでもブランドものちょい買いした時、もちろんお客だからそう邪険にはされなかった。しかしどこかで上から目線(歴史と文化が極東のあんたたちとはくらべものにならんのよ、ほれ見るがよい、我が国の素晴らしさを!)って感じがソコハカとなく感じられたが、この国の人たちってこちらが日本人とわかるととてもフレンドリーになるのである。そして「行ってみたいんだよね~ 良い国だよね~」みたいなコメントを必ず言ってくれるし、それが表面上と感じられないような真摯さを感じた。街で写真などとっていると、必ず気づいて止まってくれてニコニコしながら待っていてくれるのもこの国ならではであった。
あと親日とは関係ないが、あまりデカくない(背が高くない)のも親しみがわくのよね。ドイツなんて行くと180cmは優にある女性がヒール履いて見下ろしてくるから日本人としても小柄なワタシは巨人国に来たガリバーのような気になってしまうのである。あとやたらドアとか重くできてるのでどこに入るのにも渾身の力をこめなくてはならん。
その点この国の人々が体格的にも似ているってのに安心した次第。



    ☆  ☆  ☆


旅三日目だったか、中部の都市からスペインの西端サンチャゴ・デ・コンポステーラに行った時のことである。
ヨーロッパは何回か行ったが、国を渡っての周遊は経験したことなく、トランジットだけだったので、旅行中に国境を越えたことがなかった。
そして今回の交通手段はバス。200kmを超える高速道路の移動だったが、ガイドさんの「もうすぐ国境です、はいスペインです」とのアナウンスで道路の脇にスペインという表示は見えたが、ホントに国境の概念は呆れるほどあっけらかんとして自由に行き来できるのである。

もちろん一般の車も自由である。EU内で行き来するにはパスポートもなにもいらないのよね。そしてこの時に(これって大丈夫なんかいな?)と不安に思ったのである。
フランクフルトでの入国審査は結構厳重だったが、そこでトランジットしてリスボンに入ってからは入国審査なし。一度EU国に入っちゃえば地続きどこでも行けるのである。

今回のパリのテロ。一昨年ムスメと泊まったホテルはパリオペラ座のすぐそば。テロの起こったところも二人で散々歩き回ったり食べまわったりしたし、スリに気をつければ、夜の外出もそんなには怖くない時代で、パリの夜も満喫した。
しかし、某エライ人が差し向けてくれたハイヤーの運転手が注意してくれたのはアラブ系移民の多い地区で夜も独特の服装をしている人々がなんとなくたむろっている地区。「ここは歩かない方がいい。スマホなんかもひったくられるから」とのこと。車の中から見ただけだけど、やはり、移民で仕事もなくてなんとなく暗い目をしている人たちがいる地区は怖かった。

今回ホントに痛ましいし、あの美しい街の一部が破壊されて戒厳令のようになっているのがとても悲しく憤りを覚えている。
二年たってこんなになるとは思わなかった国際情勢。
本当に困っている難民の人はもちろんたくさんいることはわかっているけど、その中に紛れて入り込むテロリストってどうやって見分けて排除するすべがあるのでしょうねえ。
そして一般の難民の人たちを受け入れても、きちんと仕事についてもらって、その国の歴史も文化もある程度受け入れてもらって融和するためにいったいどれだけの努力がいるのであろうか?

とってもエゴイスティックだけど島国で良かったと思わざるを得ないですね。
人道的にはもっと受け入れなきゃって人もいるけど、ああいう状態を見ちゃうとホント怖いよ、あたしゃって感じである。


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ポルトガル最終日

2015-11-12 19:38:21 | 


また旅行記に戻ります。
リスボンです

テージョ川河口にたつベレンの塔16世紀初頭に河口を守る要塞として建てられた。当時の故郷のシンボル的存在だったとか




発見のモニュメント

1

エンリケ航海王子を戦闘に大航海時代に活躍した英雄たちが西側と東側に並ぶ。

天文学者や科学者など技術で航海を支えた人 実際に海に乗り出して偉業をなしとげた人たち
こういうのを見ると、当時の人たちのロマンに触発されて涙が出そうになる。またこの偉人達の陰にはまた何人も夢を描きそれをなしとげた人や半ばで消えて行った名もない人たちがいるに違いないとも。



発見のモニュメント前の広場には当時の世界地図が書かれている



日本は東の端


この広場のすぐ後ろに建つのがジェロニモス修道院
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航海を記念してエンリケ航海王子が建設した礼拝堂を基にマヌエル様式建築の最高傑作とよばれる。


2

3



ガマさんとカモンイスさんの石棺もおさめれれている



リスボンで一番おいしいと言われるバスティス・デ・ベレンのエッグタルト アツアツでうまうま~♪

その後は市街を色々な交通手段で歩き回ることにした。

トラムやバス、地下鉄 ケーブルカー、エレベーターなど一日乗れる券6ユーロくらいだったっけかを買った。色々試して乗ったので十分元はとった。





リスボンの街は坂が多くて狭い石畳の急坂をトラムは駐車してある車と迫るアパートの間をすり抜けるように上り下りしていく。

このエレベーター、鉄骨剥きだしは、当時トレンドのエッフェル塔の設計者スタイル。100年を超えるエレベーター





内部です。



てっぺんに上ると横にある修道院が見える。1755年の大地震で市街は壊滅的な被害を受けたが、この修道院だか教会だかも壁だけ残って天井崩壊したまま残されている。



展望台から見たリスボン市街。



地下鉄にも乗った。スリが多いらしいが、パリ、ローマほどすさんだ印象はなかったかな。油断は禁物ですが(特に若い女の子の何人か組に注意とのこと)

その後スペイン資本のデパートに寄り、地下でパテとかチーズとかワインなど土産類を買い込み、紳士物売り場でオットのジャケットを買う。日本じゃちっとも自分の身の回りの物を買わないオットだが、なぜか海外に行くと購買意欲が亢進するらしい。made in porrtugalのジャケット。なかなかおしゃれである。
紳士服売り場にいた、イケメン店員さんはとても親切。「どこから来た?」っていうからJapanっていったら「Japan!クールだ いつか行きたいんだよね。すごく関心があるんだよ」とまんざらお世辞でもない様子で言ってくれた。
他のヨーロッパの国もそう日本人に意地悪ってわけじゃないんだけど、ポルトガル人って結構日本人が好きみたいである。

リスボンのお土産屋でも日本人っていったらガロもまけてくれた。ワタシはアジアだとたいてい日本人って思われるんだけど、そこではシンガポールから来たのか?と言われた。華僑と間違えられたのかしら?



夜は楽しみにしていたファドのクラブへ。ファドってのはポルトガルの民謡(日本でいうと演歌みたいなもんである)

行く前に日本でこの店のHPから予約しておいた。







なかなか食事もおいしかった。



席もまずまず



演奏終わって道で涼む出演者たち

と リスボンの最終日の夜は暮れたのである。


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元おとこのこのバカは成長してもバカだった

2015-11-09 00:29:46 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日午前中ドラ(ムスコ)より電話。

「今高○屋にいるんだけどさ、おかん今どこ?」

「うちだよ」

「ちょうどいいや。寄るよ。○○○運動場で午後から野球の試合なんだよ。その前になんか食わせてくれ」

中高一貫の男子校だった彼は、大学の時にうちこんだあるスポーツ以外にも、男子校時代の仲間の草野球チームにも参加している。
急に電話してきて何か食わせろってまったく・・・ だが何かしら食わせるものは存在する我が家の冷蔵庫である。

小一時間ほどで現れたドラはもう晩秋だっちゅうのにNYヤンキースのTシャツに派手な柄パンツ これでデパートに行ったのか・・・

「何しに高○屋なんて行ったのよ?」

「来週の出張の土産買いにだよ。会社の金だからデパートで買った」のだそうだ。

電話が来てすぐに愛犬Gちゃんに「ドラが来るよ」と言ったとたん、ドラLOVEのGちゃんはそわそわして窓枠に飛び乗って外を眺めている。

ドラが来たとたんちぎれるほどにしっぽを振って甘え声で歓迎

そして究極の歓迎のしるし↓



顔面乗り 窒息攻撃である(なぜこのような所作で愛情を表現するのかナゾ)
その後しばらくじゃれていたドラとGちゃんだけど
「今日Gちゃんと遊ぼうと思ってこれを持ってきたんだ」と取り出したのがこれ↓



空は飛ばないドローンのようなリモコンで動く精巧なおもちゃである。ただ走るだけでなく独楽のようにぐるぐる回ったりもする。
中心の一つ目が赤く光り、カメラになっていて手元のリモコンに画像が映る。
ドラはこの手の操縦にたけていて自由自在に部屋の中を操縦しはじめた。

最初は興味深げに眺めていたGちゃん。ドラが調子にのってGちゃんを追いかけだしたら怖くなったのか逃げ出した。

「怖がるからやめなさいよ。」と言ったのに、怖がって床からソファに乗ってこれで安心と一息ついていたGちゃんに衝撃が!
なんとこいつ、バッタみたいに跳ねてソファに飛び乗ったのである!

Gちゃん、ひと声ないて、脱兎のごとく二階にかけあがってしまったではないか・・・よほど怖かったのであろう。

かわいそうなので二階までおいかけて、よしよししようとしたら、Gちゃんショックのあまりワタシのベッドの上でおしっこをちびっているではないか。

ゲラゲラ笑っているドラ ホントにとんでもない動物虐待バカ息子である。それにワタシの布団はどうしてくれるっての!

「ホントやめなさいよ!かわいそうに!もうこのおもちゃ、家で動かすの禁止!」とドラに言い渡した

「ああ ここでもダメかぁ ○っくん(孫)もこれ怖がってさ。M子に禁止されたんだよな。これでびっくりした夜にうなされて夜泣きしたって怒られた」だと。
M子も歩き始めて目が離せない幼児とこの父ちゃんでさぞ苦労しているであろう。製造責任者の一人として責任を感じるとともに申し訳なさで肩身が狭い。

こいつが家庭持ってて父親で、社会でまっとうに仕事してるってのが信じられん。来週はアメリカ出張ってまともに仕事してくるのであろうか?

「あっ 大丈夫。オレ仕事になると人変わるから」と本人談。


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ここに地終わり…

2015-11-05 20:16:19 | 
宮殿ホテルを出た私たち一行は海岸線を南下、ナザレという大西洋岸の漁村についた。



ここは高台の街と海岸沿いの街と二つの地区があり、なかなか風情のあるケーブルカーが繋いでいる。

 


ここから見る景色は絶景

思うに、ヨーロッパの街の美しさって、ある種の統一感から得られることが大きいよね。白壁と赤褐色の瓦屋根。ひとつひとつがそんな大きい区画でなく、各家の広さなんかは、そう日本の我が家がある中級住宅街とかわらないんだけど、なんか町並みが美しいのは、この色の統一感だと思う。
東京も街全体の景観として、なんらかの提案があってもいいんじゃないかしらん?



ケーブルカーで降りてくると、海岸に物売りのおばちゃんが昔ながらのミニスカートの衣装で迎えてくれる。
海を職場とする男たちを手伝うためにはミニスカートが合理的なんだとか。
がっしりした体形、働き者らしい節のたった指、陽気に時には踊ったりしながら、干した果実や豆を売る彼女たちはたくましい。


ナザレに別れを告げて



オビドスへ このアズレージョに飾られた城壁の門が美しい。

ここは紀元前300年頃ケルト人によって建設にはじまった街だがレコンキスタ後1288年にディニス王がイザベル王妃に送り、代々王妃に受け継がれてきた街だそうな。その美しさから谷間の真珠とよばれる。1











どこを切り取っても絵葉書。名物に、サクランボのリキュールジンジーニャがある。甘くて強いとろっとした酒を小さなチョコレートでできたカップに入れてもらい飲み干した後にはそのカップもいただく。お土産屋や小さなレストランの店先でも1ユーロくらいで買える。
当然試したが、甘すぎるくらい甘いが、歩きすぎた疲れをいやすには良い飲み物だと思う。

その後バスは海岸線に戻り、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬へ



ここには、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている



暮れてゆく海辺に吹き抜ける風。思えば遠くに来たもんですなあとオットと旅の行程を振り返り遠く日本を思う瞬間であった。

ここの観光案内所では 最西端に来たという証明書を発行してくれる。訪れた私たちの名前と日付を美しい花文字で書いてくれるというのである。
旅先で 小さな絵や版画を買って家に飾るのがこのところの旅の記録としてデフォとなっているのだが、今回は絵を買う代わりにこの証明書をお土産にしようと・・・
添乗員さんの案内によると10分くらいかかりますよ とのこと。 ところが受付にいるおねーさん あっさり1分で終了。そりゃー綺麗な文字だが拍子抜け。

これで11ユーロっていい商売だすなあ。そうだすなあ。の私たち夫婦のその後・・・

オット そう言えばヨーロッパから見れば日本は最東端だよな

局   そうだよね、それを売りにできないかなあ ここみたいに。日本の一番東ってどこよ

オット 千葉だろ 銚子あたりじゃないか? 犬吠埼とかさ

局   じゃ 日本のロカ岬ってので商売できるんじゃないかしらね。 そこで 証明書だしてさ、毛筆で名前と日付書いてさ。

オット ガイジンには受けるかもしれないなあ やるか

とアホ会話に発展したのであった。
日本に帰って冷静に日本地図を見ると 日本の最東端ってのは北海道の根室市であった。残念!







その後 太陽の傾きを見ながら 太陽海岸道路をすすむ。途中サーファーの聖地 高い波が絶えない海辺や 波によって岩が穿かれた 悪魔の口という場所を見て リスボン着




タコのリゾットがおいしかった

ここはお代わりしたけりゃ何度もついでくれる。ダリのようなひげをはやして波平頭のお給仕のおじさんが気が付くと「どうだい」と言いながら肩越しにリゾットをついでくれるのだが、思いがけない近さにダリさんの顔があるので焦った。
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宮殿ホテルで

2015-11-02 23:40:42 | 
昨日 無事に帰国。
昼間に帰れる、それも羽田にってのはありがたい。
多少時差ボケもあるけど、今日は元気に仕事とゴルフレッスンという日常に戻る。
昨夜ちょっと喉が痛くて風邪ひいたかな?と思ったが、今日は葛根湯と黒ニンニクと玄米酵素で回復。我ながら元気なオバである。






前記事の宮殿ホテルは国立公園の中に存在するカルメル派の修道士が建てたものだそうだ(17世紀?)

そこに現代のワタチたちが泊まれるんですからすごいもんである。

1

元馬屋 ホント蔦のからまり方まで風情がある。

2

ロビー ここでおいしいスパークリングワインのウェルカムドリンクをいただく。ちなみにこちらで作られるワインはオリジナルでここでしか飲めない門外不出のワインだったらしい。最近はここでだけ購入できるようになったとか。
ディナーの時に白を飲み、バータイムで赤をいただいた。しっかりタンニンでとても深みのあるボルドーのシャトーワインのような味わい。
でもフランスワインほどの値段じゃなくポルトガル価格が嬉しい。
もちろん赤、白買い、オットのジャケットに包んで大事大事に持ち帰った。

3

城の外壁もそうだけど内部も素晴らしいアズレージョで飾られている。

このアズレージョや内装を見ようと館内をカメラ片手にウロウロしていたところ(シーズンオフのためか宿泊者も少なそうだった)お掃除のおねえさんが、何やら高級そうな一画で 「こっちおいでおいで」と言うように手まねきしてくれるではないか・・・



4

5







そこはスイートルーム んまあ豪華
ここは日本の皇太子夫妻(妻はいなくて夫さんの方だけ)もお泊りになった部屋だそうだ。この部屋でオリジナルワインなぞたくさん召されたのであろう。多分。

人が泊まらなくても毎日掃除するとかでピカピカである。こちらは多少の雨で汚れた靴底 「汚したら大変!」と次の間に行くのを遠慮するも
「いーよいーよ 写真も撮ろうか?」などととっても親切。
この時もそうだったけど ポルトガル人ってホント人が良い。ホントのおもてなし精神をどこでも感じた。


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ワタシたちの部屋はこんなもん これに次の間がついて バストイレもとっても広かった。

そりゃー 鍵は回りにくいし、水道栓の締まりは悪いし、お湯もすぐにぬるくなっちゃうなど アメリカや日本資本の近代的ホテルには設備の快適さはかなわないけど、こんな異空間に泊まれたってことは それを余りある経験であった。

帰ってからこのホテルの評価を見たら、やはり設備問題で日本の旅行者が辛口に評価していたけど、便利さよりもこの雰囲気をありがたく味わえるような自分でありたいと思った。オットともその価値観は一致した。

しかし、オットがお風呂に入っている時、お湯を出すとどこかの水道管だかと共鳴して、低いホルンのような音が何度も響いたのだが、そのたびに「オレのお○らじゃないからな」といちいち言い訳しなくていいっての。






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