局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

旅は続く

2015-10-30 07:20:49 | 


さてスペインからポルトに戻って一泊した朝

オレンジいろの屋根と白壁が美しい港町

まずサンフランシスコ教会に行く。
ゴシック様式、これでもかといっまくらい黄金が使われ、今回もっとも豪華な場所だったかもしれない(撮影不可のため画像なし)

その後サンベント駅へ





駅構内のあらゆる壁にアズレージョが飾られている



ポートワインの工場へ





この工場の前の港の景色は最高だった。



そしてコインブラ大学



大講堂



昔ながらよマントを羽織って歩く学生



そして今回の旅のメインイベント、ブサコへ

この森の中に佇むホテル泊





続きます
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時差ぼけ対策の本

2015-10-28 13:33:15 | 読む
ヨーロッパに来るととにかく早く目が覚めてしまい、一旦そうなるとなかなか寝付けないので、ホテルのベッドでの時間つぶしには、普段の生活ではなかなか手にとらない分厚いヤツを読むことにしている。

今回の時差ぼけの友は



ジェーンオースティンのマンスフィールドパーク

これがまぁおもしろいこと。

舞台は18世紀初頭のイギリスである。

その頃に作られた建築や町並みが普通に残り、同じように世界各国に植民地を持っていたという共通項があるこのポルトガルという国で読むことの、ある意味臨場感。

何百年の時の隔たりがあっても、人々の喜怒哀楽の原因は変わらず、自分と他者との関係を鑑みながら、時には親切心にあふれたり時には意地悪をしたり。
賢者も俗物も同じように恋をすれば悩む。
その普遍性をより楽しめるのがこちらでの時差ぼけタイム。

ついその世界にはまりこみ、感想まで書きたくなってしまった。

○○鏡無しで読むには中公文庫は活字がちっちぇいけど分冊されても荷物になるのが痛し痒しってところ。
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スペインまで足を伸ばす

2015-10-28 06:48:05 | 
キリスト教の三大巡礼地のひとつ、サンディエゴデコンポステーラへ
片道230kmのバスの旅

夏はカラカラに乾いて暑いポルトガルだけど、10月は雨が多いらしい。
昨日から降ったり止んだり



途中で大きな虹が

今日も世界遺産二つ

ゴールのカテドラルを初めて見下ろせる丘にたどり着いて、巡礼者たちが感動する歓喜の丘と

カテドラル

ここは聖ヤコブの遺骨が納められていると言われる



その前にパラドールで食事

500年前の建物で食事をできるなんて感激である。

イワシカナッペ

カニとアスパラガスのテリーヌ

イベリコ豚のステーキ

アップルパイ

イベリコ豚は生でもたぺられるそうな。
うっすらと内部がピンクの豚のすてーきを初めて食べた。
ここは他のものもおいしかった。









巡礼のゴールのところ

ここで証明書をもらえる



250km歩いてきたおじさん



このカテドラルの象徴である聖ヤコブはイスラム教徒を蹴散らす戦いの像が飾られ、対イスラムのプロパガヲダとして使われることもあるそうだ。

こういうのを目にすると、宗教とか国の陣地分取りっことかの対立ってのは何千年も前からのことなんだなぁと感じる。

日本って島国だし、その辺の緊張感にイマイチ乏しいのかも

色々考えたこともあるんだけど写真もとっ散らかってるし、時差ぼけで頭も働かない

備忘録としてとりあえずアップ

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リスボン郊外

2015-10-27 06:56:40 | 
ポルトへ行く道すがら寄った2ヶ所

一番目はトマールにあるキリスト修道院

テンプル騎士団ゆかりの地





回廊の壁にはタイル画



建てられたり改築したりされた時期によって色々な様式が入り交じったり、色々な文化の影響を受けたポルトガルの建物はおもしろい



この入り口はマヌエル様式だそうだ。



教会内部

お昼を食べて





本場、バカリャウの卵とじとプリン

2番目に立ち寄ったのはファティマ





20世紀聖母マリアの奇跡が伝えられる街





この広場全体が教会





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ポルトへ

2015-10-26 19:34:03 | 
昨日のアクシデントのあとは、平和な朝



空港から近いけどショボいホテル(清潔だったけど)と思ったけど食べ物は秀逸

これからポルトへ







高速の両側に、ぶどう、小麦、オリーブ、コルクの材料になるかしの木の植えられた土地が広がる。



オリーブです。
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リスボン着

2015-10-26 11:23:08 | 


羽田からフランクフルトへ




約12時間でフランクフルト着

入国検査がやたら厳しくあれこれ聞かれるのは移民問題のせいかしら?

トランジットで三時間のflightでリスボンのはずが

一時間半で着陸

あたりはまたフランクフルト(笑)

タンクがなんちゃらで引き返したから他の便に乗ってください。座席は同じところねってアナウンスあり。

隣にまるで同じ型の飛行機が停まっていて、乗ったとたんにすぐに出発。
夜食はサンドイッチくらいの機内食のはずが、熱々のパスタも供される。

結局遅れは二時間のみで、トランクもちゃんとすぐに出てきた。

アリ○○アあたりじゃこんなにサクサク行かないんだろうなぁ

さすがルフトハンザだね。
ドイツ人の几帳面って日本人に通じるわぁ



やっと寝られる、長かった。

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予習

2015-10-22 21:12:53 | 
今週末から夫の夏休みで、旅行の予定である。
ここ数年、妙に縁がある某国。
料理、タイル、ワイン

実際に訪れてみたくなったわけである。

タイムリーなことに、そこの原産、若いカジュアルなワインの一日講座が開かれたので行ってみた。



軽くて酸イキイキ、和食にも合いそうなワインたち。




この予習を生かして飲めるのが楽しみっ!
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黒ニンニクと孤独のグルメ

2015-10-21 23:05:30 | 日々の生活
平松洋子さんの食に関するエッセイは楽しい。
先日、その中に書かれていたあるモノに遭遇した。
実家の近くの「食の駅」である。

それは…

黒ニンニク

平松さんが絶賛していた食材。読まなければ買わなかったであろう
面妖な見かけ、しかも結構いい値段。

食べてみたら、あーら、おいしいでないの、これが!
歯触り、舌触りは柔らかな果物のようなねっとり感。ほどよく発酵させられました、って感じの熟成感。なんともいえないそこはかとない甘さとほろ苦さが融合した複雑な風味!
生やソテーの時ほど匂いは気にならない点もいい。

癖になる味。

まぁあんまりいっぺんに食べるとさすがに匂いも怖いし、次に手に入るのはいつになるのかわからないので毎日寝る前に一片ずつ食べているが、肌のハリに効く&疲れにくい気がするのは気のせいかしらん?

また遭遇したしたら絶対買いたい黒ニンニク!である。

ところで、10数年ぶりかに、この漫画が刊行されましたね。



これも好きな、夜中にやってるドラマも好きである。

最後まで読み終わったところ、解説がまた平松さんであった。曰く「上等な孤独について」
漫画を楽しんだあとに思いがけなく、うなずける彼女のエッセイつき。

五郎さんが定食を堪能したあとにサービスで美味しいデザートにありつけた気分。
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文化の一週間

2015-10-18 23:35:14 | 見る(映画 劇場 美術館など)
今週はあまりにも忙しかった。
前記事にも書いたが、実家往復 その夕方に友人の日舞の会



次の日には4時半起きでゴルフ あいにくの雨 傘をさしてのラウンド。これも経験とちっとも凹まない自分にビックリ はまるって怖い



土曜にはSNSつながりのモチてるさんのご招待で独立展へ





一人で行く美術展って心置きなく自分の好きな絵を堪能できていいもんです。彼女の画からビンビン伝わるエネルギーをもらった。
主婦として、母として、ご主人の仕事も一緒にこなしてフルでがんばっていながらこうして自己表現しているってすごい。

その日はまた趣を変えて



母からもらった(と言うか、チケットあるんだからあんた行きなさいよと強制されて)久しぶりに能へ

ここの能楽堂は都心のマンションの一階にある。日本で一番優秀であろう某女子校の近く。地下鉄の駅から外へ出て、あの地味な制服の女子とすれ違いながら坂をちょっと上ると外からは想像できないが普通の建物の中に舞台が存在している。



実を言うと能って、落ちずに一曲見終えたことがないんですね。あの鼓や笛の音や地謡のハーモニーに身をゆだねるのは嫌いじゃないんだけど、いかんせん眠りの世界に誘ってくれるわけね。
それにまるでわけのわからないモノを見るのは時に苦痛となる。(今までの経験で)

ってことで今回は予習をした。

今回見た演目は

橋弁慶と三井寺

今時は親切なものでググるとあらすじはもちろん、簡単な譜本や現代語訳、英訳まで出てくるサイトがある。それをプリントアウトしてのぞんだわけである。

公演中も客席は暗くならないので手元も見ながら鑑賞できる。周りの人も譜本を見ながら鑑賞って人も結構いらっしゃる。
内容がわかるとなかなか楽しめた。三井寺のシテの方の朗朗とした声に惚れた。
二演目とも子方が出たがその子たちのしっかりとして端正な居住まいにもびっくりした。

早くこうやって予習しておけばよかった。




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フォトジェニック

2015-10-14 19:03:39 | 家族あれこれ(犬も含めて)
孫ちゃんの一歳記念に、フォトスタジオで写真を撮ってもらった。
カメラマンの腕もあるけど、その時とてもご機嫌だった孫ちゃん、自然でとてもかわいい写真が撮れた。
データでくれるので、M子がフォトアルバムにして、家やワタシの実家や姑にも届けてくれた。なかなか気の効くお嫁ちゃんである。
大ジージも大バーバズも大喜び。




そこで私もドラ&M子にサプライズプレゼントを思いついた。
これを絵にしてもらおうではないか?
ってことで小学校から高校まで同じ学校だった友人の画家に頼んだのである。

今日実家にくる用事があったので受け取りに。

なかなか雰囲気のある素敵な絵にしあげてくれた。





ドラ家族の絵も。
ドラもムスメも小学生の頃、夏休みでワタシが帰省した時によく彼女の造形教室のお世話になったものである。
「ドラくんももうお父さんなんだねぇ」と彼女。
ホント、ちょっと前だった気がするけど着実に年月は重なっていってますねぇ。

いい記念の品ができてよかった。
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今日の献立と久しぶりの新作お皿

2015-10-11 21:30:02 | 描く
久しぶりに食器に描いた。鳥獣戯画&青海波パクリ

オットとムスメとワタシのとりわけ皿。



以前は





こんな感じのチャイナペイントで金彩入れて なんてのを描いていたが、パリに行って以来憑き物が落ちるがごとくこの手のものを描く情熱が失せてしまった。
こういうモンがマッチする家じゃないってことを思い知らされたのである。ヴェルサイユ宮殿とかロワール地方の古城なんぞを見てから。
ああいったのと我が家を比較すること自体おこがましいが、しょせんああいったヨーロッパの陶器でデコラティブなものって、ああいう空間にこそマッチするんじゃないかと思ったのである。

で、こういったポップな傾向なものを描くようにした。

これなら力まずに我が家の和洋折衷テキトウな献立にもマッチ。

今日の献立は、先週行ったポルトガル料理店の献立を真似して作ってみた。

あさりと豚肉のアレンテージョ風ってのがおいしかったので



手前がそれ

鍋にオリーブ油を入れてニンニク一かけほど炒める 豚肩ロース肉の塊を一口大に切ったものを投入 色が変わったら野菜(今回は玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン)を投入。ローリエとブイヨンで煮込む。野菜が柔らかくなったら砂はきさせたアサリとマッサ・デ・ピメントも味もみながら入れて一煮立ち。

ちょいと時間を置いて(犬の散歩に行ってる間)いったん冷ましてジャガイモと肉に味をしみ込ませてから、食べる前にまた一煮立ち。

あんら テキトウに作ったわりにはおいしいじゃありませんか。
運のいいことに、散歩中に立ち寄ったスーパーにはパクチーも売っていたのでより本格的になった。

マッサ・デ・ピメントってのはポルトガルのパプリカのソースです。赤さが唐辛子に似てるが全然辛くはない。



ムスメの買ってきたのを大事に使っていたけど、これが最後のひとびんとなった。
こっちでも大きいスーパーとかネットでも買える。



ワインはシャブリ。もうちょっと若くてさっぱり系の方がよかったかも。

デザートはオットが買ってきた



カボチャのプリン。容器が子供だましだが味はおいしかった。

秋はモノがおいしすぎて困る。
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おとこのこのバカはかわいい

2015-10-08 22:33:28 | 日々の生活
ラグビー日本代表、サモア戦にも勝利。

☆ ここにも書いたが、早稲田の頃からの五郎ちゃんのファンである、オットとワタシは深夜までTVの前で応戦し、勝利をワインで祝ったのであった。
予選突破は難しいみたいだけど、ここまで来たらアメリカ戦もがんばって欲しいもんだわ。

ところで、五郎ちゃんののキックの前の独特のポーズ。



このポーズを見せて、ラグピーの少年チームにインタビューしているTV番組を見た。

レポーター「みんな、このポーズ知ってるかな?」

少年たち「知ってるよ」
「ルーティンだよ」
「集中力高めるためにやるんだよ」

と口々に答えるお利口な少年たち。

しかしその声に混じり、私は聞き逃さなかったね。
「カンチョー!」と言う一言を(笑)

こういうオトコノコのバカっぽいところは嫌いではないけどね。

母ちゃんに「まったくあんたはお調子モノなんだからっ」と頭のひとつは平手うちされているのではないか、団地ともおのかあちゃんとともおみたいに。

  ☆ ☆ ☆

もう一つ、男の子のバカ会話。

これはもうちょっと年がいった、近所の中学校の生徒である。
犬の散歩の途中ワタシは、橋のらんかんにもたれて川の浅瀬で魚を捕獲しているシロサギを眺めていた。
 
反対側に同じようにのんびり話しながら歩いていく二人の男の子。

男の子A 「あっ クモの糸が手にからんできた」
男の子B 「それクモの糸かよ ずいぶん丈夫そうだな」
男の子A 「クモの糸だよ、オレクモに好かれるんだよ」
男の子B 「へ~ でもちげーよ それ。白髪だろ、毛根のあるクモの糸があるかよ」
男の子A 「あるかもしれないだろ。それにオレさ、前世はクモだったんだよ」

笑いをこらえながら彼らをチラ見すると、急に身長が伸びたと見えて、学生ズボンからにょっきりくるぶしをのぞかせたひょろっとした男の子。

確かに君はクモだったのかも。

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秋の文化的散歩と胃袋的満足

2015-10-05 19:26:45 | 日々の生活
オットがたまに通る道からなんだかお前の好きそうな建物が見えるという。

聞いてみるとT大の教養課程のあるとある駅。

それならあそこじゃないの? 行った事あるよ。近くに結構見るところあるよ。
おりしも秋晴れの日曜日(10/4)T大周りのお散歩Dayとすることにした。

まず 

日本民芸館へ☆



この日の特別展示は「型絵染」での人間国宝、芹沢けい介展であった。

沖縄の紅型からも強い影響を受けて自ら沖縄に行って学んだこともあるそうだ。
彼の作品と一緒に他の作者の紅型作品の展示もあり、まさにワタシ好み。

オットも意外にこういったものへの興味が出てきたようで、楽しんでいたみたい。





見終わってからこの界隈を散歩しながら次を目指す



この辺はこじゃれた家の多い高級住宅街である。渋谷の喧噪のまっただなかまで余裕で歩ける位置なのに、T大キャンパスや二つの大きな公園もあって緑が濃い街 うらやますぃぞ




金網のはられたパーキングの傍らに、唐突に現れる公園の入り口
なんだか冒険の世界への入り口みたいで ワクワクしませんか?





木々のトンネルを抜けた先に



こんな洋館が現れる



入館料はただ さすが加賀百万石のお殿様は太っ腹だ(管理は東京都みたいですがw)











入口入ってすぐのところにあるカフェでちょっと一休みしようと



落ち着いた空間。オシャレな窓辺から秋の庭がのぞめ、桜の木の葉がハラハラ散って行くのを見るのもいとをかし。シャンデリアもすてき



初老の夫婦が二組 お上品なたたずまいで低い声で時折静かに会話している。マルキスってネーミングもインテリっぽいしw値段も控えめ こりゃー良い所みつけたわと思いきや



ワタシの頼んだカプチーノが事故物件であった。
どうしたんだろう? コーヒーの上のミルクが完全に固まって層をなしていたのであった。たとえて言うと、卵入れすぎのかき卵汁をうっかり煮立たせすぎて完全に卵が固まって汁の上部を覆っている状態。
カプチーノのミルクの泡ってふんわりコーヒーを覆っているものではないのだろうか?
オットにも飲ませたら なんじゃこりゃ?と吹き出していたが、文句を言って取り換えてもらうには、そこで働くのは上品な70代半ば以上の二人の女性であり、なんだか気の毒になってそのまま飲んだ。
オットのアイスカフェオレは普通においしかったので なんかの事故だと信じたい。ものは試し、行かれる方はカプチーノを注文してみてください。













前田侯夫妻の寝室

ホールからはステキな音楽が聴こえてきて、覗いてみたらサロンコンサートをやっていた。

ヴァイオリン、フルートなどの演奏と クラシックの歌唱。これも無料。席がほぼ満杯だったので入らなかったが、秋の昼下がり、こんな空間でこんな音楽を聴くのも贅沢な時間の過ごし方であろう。

侯爵邸を満喫して、さてそろそろ帰宅しようかと駅に向かって歩いていると





一軒のパン屋さんに、ワタシの美味しいものセンサーがピピピと反応したのであった

ブーランジェリー・ル・○ソール ☆

小さな店内だけど客は次から次へと
時間が遅かったのか、あまり品数はもう残っていなかったが、一目で美味しそう。ちょっとお腹もすいたので途中でちょこっと食べるためのと、次の日の朝のためのパンも購入。(ただし単価は高いっす。前の人の会計が4000円なにがしと聞いてたまげたが、ワタシも数点で優に千円超えた。
(まったくおいしいパンってのも最近はぜいたく品だわねえ。米なら千円買えば何日も食えるのに)
とブツブツと思いながらも



この季節名物、駒場野公園のユーモラスなかかしを眺めてから こちらのベンチで一休み




さっきのパン屋のパンでおやつタイム



胡麻とカボチャのペーストが練り込んであるペストリー系のパンと



生姜の砂糖漬けの挟んであるフランスパン系のもの

ひゃ~~!!!すんごく美味しいんですけど~ あとでググってみたら我が愛するメゾンカイザーの立ち上げの時のパン職人さんが開いたこだわりの店なんですと。どうりで好みの味、好みの食感。

次の日(今朝ね)この時買ってきたクロワッサンを食べたムスメが
「超美味しいじゃん どこの?」と聞いてきた。やっぱりねぇ 美味しいものは講釈なしでも感じてしまう。
ここはリピ確定 今度は品数がそろった時間にでも行ってみたいものである。

あ~ 気軽な散歩だったけど充実の半日だったね、お天気も良かったし・・・ とオットと満足して家について、犬の散歩をしてから、

ちょこっと飲みに行こうかと、これも前から気になっていたある店へ。

昼間はカレー屋なんだけど、夜はポルトガル料理のメニューが書いてある黒板が店の前に出ている。ポルトガルのワインもおいてある模様



次の日早いし忙しいのであんまり量は飲めないけど、ボトルで供される白ワインが美味しそう・・・
迷っていたら、「ボトルのお持ち帰りもできますよ」とのこと



じゃ、ボトルでと一本頼んで 



飲んでいるうちに一緒に頼んだ料理もおいしくて





お持ち帰りどころか結局二人で余裕で一本空けてしまい、ついでに一杯ずつ赤もグラスで追加して

次の日大変っつうのに
「カラオケ一時間だけ行こうぜ」
「え~ あなた大丈夫なの? 明日早いし大変な○○があるって言ってたじゃん」
「ここで発散しとけば明日集中できるんだよ」(ホントかよ)という会話がなされて次のカラオケ屋で飲んで歌って(まあそれでも八時半に家に帰ってこられた。

そんなこんなで、「いや~ 充実してましたなぁ」という秋の一日が終わったのである。








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一年たつと

2015-10-03 23:39:35 | 家族あれこれ(犬も含めて)
このところお互い忙しくて、ムスコ一家となかなか顔を合わせるチャンスがなかった。

孫ちゃん禁断症状も出てきたので、お嫁ちゃんに遊びに行っていいかと連絡したら

「水泳教室に行くのですが、よかったら見にいらっしゃいませんか?」

はいはい 行く行く 二つ返事のバババカです。



ちょっと見ないうちに・・・歩くようになった孫ちゃん。まだよちよち危なっかしいが、ハイハイ期間が長かったので、バランスを崩すとちゃんと前に手をついて上手に転ぶ。




水泳教室といってもまだ親と一緒の水遊びって感じだけど、怖がって泣く子もいる中で、水を全然怖がらずに楽しそうな孫ちゃん。
ワタシはあらかじめ撮影許可をもらってプールサイドへ
しかし ナンですなあ。孫ちゃんを見るってのは気楽なもんだ。
子供たちの水泳教室を見学していた時を思い出すと、もうちょっと年はいってたけど、顔を水につけられないとか、バタ足ができないとか内心イライラしたり、クロールから始まる色々な泳ぎの合格できるかどうかでハラハラしたり、タイムがのびないと悔しがったりとか・・・

孫ちゃんだとひたすら可愛くて、こうやって普通に成長して元気でプールに入れているのがありがたい、見られることが幸せって気持ちになる。
こんな感じでおおらかに子育てもできたらもっと楽しかっただろうと今更思いますが・・・



ムスコ宅にてお昼、孫ちゃんのお昼ご飯。納豆と海苔が好きという大和男子である。納豆好きはムスコのDNA

このチマチマした海苔巻にはひじきが入っていた。おままごとみたいなメニューが懐かしい。

海苔巻はあまり好みじゃないのかわざと落としたり、ワタシにくれたりしようとした。面白いから一度食べてみたら、その後何度も人の口に入れようとする。

この後、デザートにきなこをかけたバナナのピューレも食欲旺盛でたいらげていた。
最後にM子が水を飲ませたら、口に含んで飲むかと思ったら、全部吐き出す孫ちゃん。M子とワタシが焦りつつ怒ったら、ニタ~っと笑う。悪い事をしてるってわかっててやってるのが丸わかり。

この腕白そうな顔を見た瞬間、M子はこの先大変だと確信した。



おもちゃもたくさんあるのに、興味を持つのは人の持ち物。ワタシのバッグからすべての物をひっぱりだして手帳やスマホで遊んびだす。

ワタシの一年前って、この年になるとそうこんなに色々できるようになった! こんなに成長した! なんてもんが殆どなくてトホホだけれど、生まれてから一年一か月、ヒヨヒヨした新生児だった彼が、いつのまにか幼児になり、立ちあがって歩くようになった。自己主張もして、個性も出てきた。

ムスコの仕事上、ずっとこのまま近くに居られるとは限らないけど、一番変化に富んだ一年を間近に見せてもらえたことは良かったなと思っている。

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