局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

秋のお散歩

2012-10-27 20:28:47 | 日々の生活
ふらんす日記は後日に・・・

犬の散歩にはちょうど良い季節になった。
一年を通じて夏が一番困る。早朝か日が落ちて地面が冷えてからという時間的制約があるからである。
冬は寒いのさえがまんすれば、犬は毛皮つきだである。

この季節は、空気は澄んでいて夕方の散歩は夕焼けも美しく気持ちも良いし。


犬友たちが集まる緑地にはかりんの木がたわわに実をつけ、毎日ワタシはあれ取ってジャムにしたいなぁと思い



カモの子たちが無事に育って良かったなと思いながらも、フランスで食べたカモのオレンジソースの味をも思いだし心のどこかでおいしそうっ
とも思いをはせたりもするのである(コラッ)



あの「べんこし」事件後は事もなく元気なP&G
「暗くなってきましたぜ はよ連れ出しておくんなさい」







当然お散歩大好きである。



Gはどんな犬でも平気(この日はドーベルマンと仲良し)

ところで、おととい、所用で夕方出かけていたワタシ、珍しくオットの方が帰宅が早かったウィークデイであった。

メール着

「どこにいるの? 犬散歩しとこうか?」

ありがたくお願いしたワタシ。日曜日はよく一緒に行くが、オット一人で犬の散歩をするのは珍しいことなのである。

その日の夕食時・・・

「今日緑地でたくさん犬おばさんたちに会ってさ」

「うん、PもGもすっかりおなじみだもんね」

「あら 今日はパパですかなんて話しかけられてさ」

「うん」

「Gが遊びたそうだったから、しばらくそこにいたんだけどさ」

「うんうん」

「おばさんの立ち話ってのに巻き込まれてさ」

「へえ」

「あの割に上品な黒ラブ連れた奥さんがいるだろ、いつもなんか持ってきて犬たちにおやつくれる人さ」

「うん Rちゃんママね」

「あの人がさ、『今日は主人が居ないから夕食作らなくていいの』って言いだしてさ」

「うん」

「そしたら周りのオバサンが あらいいわね~ なんて言い出してさ」

「そしたら黒ラブのオバサンが 『そうなの ワタシ主人が夕飯いらないって言うと ありがとうって言っちゃうの、心から』 って言うんだぜ~」

「アハハ 出たっ 主婦の本音」

「オレはそんなのどんな顔して聞けばいいんだよ そうですかとも言えねえだろっ」

「何て言ったの」

「何も言わないよ」

「それ正解、笑ってればいいのよ」

「ったくさ。ああいう所行くと おまえたちがどんなこと言ってるのかわかるよな~ どうせ邪魔ですよ、だいたいオレはPちゃんパパじゃないよ。人間です」

たまには主婦の本音を聞くのも良い人生勉強であろう。












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ふらんす日記 また番外

2012-10-24 23:42:12 | 食べる
やっぱり8日間も日本からいなくなってると仕事や家庭やもろもろの事にしわ寄せがあり、帰ってきたとたんに忙しいこと。
このまま10月も終わって年末までど~っと駆け抜けそうで怖くなる今日この頃。
ふらんす日記続きも忘れないうちに書きたいと思って、今までのを記事一覧で見直したら なんとvol.5が二つあるではないか。
最近数字が(日にちとか時間とかがイマイチ)覚えられずに予定を忘れそうになって焦ることも多くなってきて焦る。
これじゃいつも在庫が合わずに 「あいつは1・2・3の次はたくさんとしか数の認識がない」と陰口をいってる私の職場の天敵のチャマ状態ではないか。
ふらんす日記は6までいっております。今から直します。
今日は番外です。

今回の旅行で絶対に買って帰ろうとおもったのがチーズである。
三年連続でパリに行ってる親友Aに向こうでしか買えないチーズがあるから買っておいでよ。保冷剤とラップは持って行ったほうがいいわよと言われ、ワタシは律儀にそれを守ったのである。

保冷剤をホテルの部屋の冷蔵庫で冷やしておいて、パリでの自由時間にラファイエットの食品売り場とロブションの食品専門店に行って、必死にで店員におすすめを聞いて(デパートの店員は親切だけどロブションはそうでもなかった)買ってきたチーズ。
チーズって発酵食品だから保存効くよねと思い込んで賞味期限を見たら10日くらいしかないのもあった。
こりゃ~ウチだけじゃ食べ切れないと、いつもの女子会メンバー 親友Aと建築士Nちゃんをよんで「おふらんす土産の会」を家でひらくことになったのである。



並べたところで写真とろうと思ってたのに時すでに遅し・・・
今日の料理は

☆チーズとパン
☆ジャガイモのグラタン
☆タコとトマトのサラダ
☆オクラとアジのフライ
☆お刺身三種
☆金時豆と豚肉の煮物

デザートは

☆フォションのクッキー
☆かりんと饅頭w

と和洋折衷もいいところであったが。

女子会に参入のオット



AとNちゃん



当然ながら次の日は仕事だし、早めにお開きにしようねとの配慮で4時スタートにしたが、お開きは10時半。例によって延々6時間半食べ飲みしていたことになる(私たちも好きねえ)

ロブションで適当に選んだチーズは賞味期限が早い上にぴったり包んであるフィルムからもかなり強烈な刺激臭が漏れてくるのにホテルの部屋で気づいたが、そのフィルムを剥いでみたら予想以上に強烈でとてもそのままで食べる気にならないような代物であった。
たとえていえばクサヤみたいな刺激臭。
にしても半分で9ユーロくらいと他に並んでいたものより高かったので捨てるわけにはいかない。どうにかして食べようと思って、ポテトグラタンに入れることにした。
ポテトをチンして柔らかくして薄切りにして 玉ねぎの薄切りにバターを載せてやはりチンしたものと交互にグラタン皿に重ねて行く。その間に例のクサヤチーズを挟むのである。
そして適当に塩こしょうを振って、上からあっさりめの生クリーム(30%代の乳脂肪のもの)にアンチョビペースト(空港で買った瓶詰)を混ぜ込んだものをかけてオーブンで焼く。
このアンチョビペーストもかなり強烈な癖があったが、チーズの癖と闘って案外良い風味をかもしだしていた。

結果 成功! 強烈だけど忘れられない味とみんながほめてくれ、大皿いっぱいのポテトグラタンクサヤ風味はあっというまに我々の胃袋におさまったのである。

ラファイエットで癖がなくておすすめだよと言われて買ったチーズはあっさりしていていくらでも食べられる感じで、AのおもたせのLe Cordon Bleuのイチジクとクルミのパンと Nのおもたせの Pour vousのバケットと抜群にあって 「日本のパンもおふらんすに負けないざますね~」と感動しながらこれまた我々の胃袋におさまったのである。

しかし、クサヤチーズの臭いはかなりキョーレツなようで、宴たけなわで帰ってきたムスメが「すごい臭いが外まで漂ってるよ」と言いながら玄関から入ってくるし、チーズを切っている間中、いつもはそんなにしつこくない犬たちが、非常に気にしてキッチンをうろうろしたので相当匂ったようだ。
クサヤと同様にダメな人はダメかもしれないけど案外忘れがたい味なのかもしれない。







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ふらんす日記 vol.6

2012-10-21 22:46:22 | 
やっと書けます。ふらんす日記の続き

さて 朝モンサンミッシェルを立ち、ルーアン→ジヴェルニーと見どころ満載の日を過ごした私たちはこの日の夕暮にパリ市内に入った。

やはり都会らしく、近郊の高速は車の数が多くなり久々の渋滞にはまった。

しかしパリ! パリである。気分はワクワク。

やがてバスはパリ市内に。あの憧れの風景が目の前に広がる。

パリは調和の街って言うけどホントだね。
古い建物がそのまま外観として残り、しっくりとどの建物も馴染んでいる。







何百年も前から建てられているようなアパートの中をのぞくと驚くほど近代的な空間が広がっていたりもする。
街並みを残そうとしている努力もあるんだろうな。

やっぱりある程度の統一感がないと街は美しくないと思う。
静かな住宅地に突出した赤白ダンダラハウスを建てると都内某所で問題になったことがあるが、あの時から私は周りの住民には同情していたけど、今回もっとその気持ちが強くなった。

オペラ地区のレストランでディナーを食べる。
もうツアー4日目となるとみんな馴染んで他の人のプロフィールがわかって食事のたびに話が弾むようになってくる。

一組上品そうな60代女性と30代男性の母息子という組み合わせがおられた。母娘という組み合わせはよくあるが、母息子という組み合わせは珍しいと思ったけど、ごく自然に仲良く、といってもべったりって感じじゃなくて夜はそのムスコさん一人でホテルのバーで飲んでいるところも見受けられた。
話を聞いてみたら、このツアーのあと延泊して競馬を見て帰ると言う。そうです凱旋門賞のオルフェを見て帰るんだそうだ。
「いいですね~」などから、お住まいもオットの職場の近くだと言うことがわかって話も弾んだが、びっくりしたことには、その息子さんの従姉妹がオットの元部下だったということがわかったのである。
こんな所でそんなご縁があるとはね~

 


ホテルはエッフェル塔にほど近い所だった。




わ~い エッフェル塔だ!

この日はさんざん色んなところに行って疲れているはずの私たちだったがエッフェル塔に刺激を受けて、ホテル到着後に塔まで行ってみることにした。

 


ホテルの目の前に立ったとたんにイルミネーションが輝きだした。
10時ちょうどであった。 あとでわかったが、暗くなると1時間ごとに5分間だけイルミネーションがちかちかするみたいである。
なんて綺麗。

そしてこの際だから上ることにした。
滑り込みセーフでエレベーターに乗れたがこれが正解。あとでわかったことだが、次の日(土曜日)の午前中に登ろうとしたら、ディズニーランド並みの行列に並ぶはめになったはず。どうりで列のラインを作るロープがはってあったはずである。
私たちは何もまたずに上ることができた。



こんなエレベータで上ると

 

眼下にパリの街が広がる。



帰りは階段で降りてみた



11時のイルミネーションを今度は塔の真下で見て長い一日が終わった。

ホテルの部屋もエッフェル塔の下であったw



次の日はルーブルとベルサイユ宮殿へ・・・





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ベンコシ

2012-10-19 22:46:29 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ふらんす日記 パリ編を書こう書こうと思っておりましたが、局家に一昨日事件が勃発して、それどころでなかったのであります。

少しでも期待して覗いてくださったみなさま もうちょっとお待ち遊ばせ。

そして今日のタイトル べんこし は 弁護士での打ち間違いではありませぬ そして食事前後のミナサマは閲覧注意とあらかじめ申し上げておきます

話は一昨日にさかのぼる
この日の夜、ワタシは代々木の某ポ☆トガル料理店に居た。
ワタシの友人が主宰し、ワタシも習っているタイルの教室がこの秋で2周年を迎えてそのささやかなお祝いを縁のある処でということで開かれたのである。

前にも書いたがポル好きの人はどことなくおっとりしていて和む人たちが多い。そしてこういう所で絵を描こうという人たちは他にもフラメンコギターをしていたり、版画を描いていたりで、一緒に話していて刺激も受ける方たちばかりである。
ワタシも末席でって感じで(実際は大きな顔してますがw)楽しい宴会に参加させてもらった。

そしてこのレストラン・・・!
とにかく美味しいのである。何食べても期待を裏切られない、いえ期待以上の味で楽しませてくれる。





この日はですね、



サラダ三種 ニンジンのオレンジ風味 きくらげとパクチー 豆のサラダ
ワタシもここのサラダを食べてウチで味の再現を試みるんだけど どうしても越えられないプロの味である。ホントおいしい 一味違う



白の微炭酸ワイン これが料理にあうんです



タコのてんぷら



温野菜をアンチョビソースで和えたものと豆腐を麺状にして乾燥させてから戻したもののサラダ(豆腐麺も自家製)



ワインを替えて



鶏モモのハム マルメロジャム添え 鶏ハムはワタシでもできる味だったけどジャム添えってのは新鮮だった。マルメロジャムも自家製だそうだ。皮剥くのに3時間かかったとシェフ曰く・・・



秀逸だった鯛のリゾット めっちゃくちゃおいしかった



チョコレートのデザート これを一口でぱくっといってからコーヒー飲んでくださいと指示あり。これもおいしかった~~

と、十二分に満足、満腹、ここでお開きになってウチに帰ってその日が無事に終了すれば、幸せな一日で話が終わったのである。


ところが・・・好事魔多しってホントだね。

ちょうどよく酔っぱらってウチに帰ったワタシ。この日はオットは職場泊、ウチにはムスメが両側に犬を従えてソファでDVDなどを見ていたのである。

ムスメと話しながら私はピアスをはずそうとした。したら手元が狂って片っ方がコロコロ転がっていってしまったのである。
あれまっ 悲しいかな乱視に老眼も入ってきつつある今日この頃、暗がりで小さなものを探すのは非常に難しいお年頃である。
ムスメに「ピアス落としちゃった。あなたキリがいいところになったら見つけてくれる?」と頼んだのである。
ムスメはめんどくさそうに、それでも 「どんなの~~?」と言ったので、ワタシは残った片方をつまんで娘の目の前で
「ほら、これの片方よ」とそのアメジストがフックの先についているピアスをムスメの鼻先に持って行ってブラブラさせたのである。

そしたら、そしたらである。いつもは動作ももっさり機敏に動くことがなくなっている老犬が、その時急に立ち上がり、ワタシが指先で軽くつまんでいたピアスに向かって突進して、あろうことかパクッとそれを口に入れたのである。

 いつもはこんなにモッサリしてるのに

起こったことが信じられずに その後我にかえってあせって 「あら~ ポロちゃんがピアス食べちゃった!」とワタシが言うとあせったムスメは犬の口を開かせてそれを取ろうとする。今考えれば、薬もチーズの中に入れて食べさせても嫌いな味だと上手に吐き出すヤツのことである。そのままにしておけば吐き出したかもしれないのに、ワタシもムスメもよほどあせったのが刺激になったのか、我が愛犬はピアスをそのまんま飲みこんでしまったのである。

「ひ~~~~ どうしよう???」 家の犬たちはいたずらはするがあまり異物を飲みこんだことはない。それなのによりによって金属が曲げられてひっかかりそうなピアスである。

ワタシはいっぺんに酔いが覚めてしまった。
昼間だったらすぐ獣医だが、あいにくもう日付もかわるころである。
しばらく様子を見たが、愛犬はけろっとして何も変化はなかった。
とりあえず明日の朝一で獣医に連れて行こうとワタシとムスメはやすんだが、心配で殆どその夜は眠れなかった。

そして次の日(昨日)朝何事もなく元気なポロにほっとして、一応餌をやってみた。いつもと同じ量を食欲旺盛で食べて、その後吐き出しもしないのでひとまずほっとする。しかしその後いつもの量のウンチをしないのでまた心配になり、獣医にそのまま連れていったのである。

あいにくいつもの赤ひげ獣医は休みであった。
ネットで調べて評判も良さそうな設備の整ったところに連れて行った。
若くてイマイチ頼りがいのなさそうな先生だったが、感じは良かった。
話を聞いてまずはレントゲンですねとレントゲン撮影。診察室のパソコンですぐさまその画像が見られるようになっている。
ピアスはちょうど胃の下あたりに見えた。やっぱり飲みこんでお腹の中に入っていたのである。

「う~ん 入ってますねえ」と先生
「胃は通り越したんですね。でもこれだと小腸か大腸かわからないんですよね。このままうんちと一緒に出れば問題はないのですが、出ないとなると最悪の場合は開腹手術になりますねえ・・・」

「開腹ですか・・・ でもこの子もうすぐ15歳だからなるべく手術は避けたいんですよね」

「そうですよね。確かに麻酔のリスクは高くなりますから・・・ あと一日様子を見ましょう。うんちが出たら調べてください。もし出なかったら造影剤を飲ませて腸のどの位置にあるか明日調べましょう」

「そうですか 先生。はっきり伺いますが、こういったケースで自然に出る場合とダメな場合の確率ってどのくらいなんでしょうか?」

「う~ん 半々ってところですね。ただね、形状がひっかかりやすい物ってのが心配ですね。犬の場合食べたものが胃から腸に移行するのは2時間くらいなんですよ。それを思うと今の位置にあるってことはやはりちょっとどこかでひっかかったかひっかかってるって事なのかもしれないです」

「仮にこのままにしておくとどうなるんですか?」

「腸閉塞になったり 嘔吐したりになりますねえ・・・」

ガ~~~ン

「どうぞお大事に。もし出なかったら明日の朝ご飯を食べさせずに連れて着てください」という先生と助手さんの言葉をうつろに聞いて 初診料+レントゲンなどの費用8000円くらいを払って(赤ひげ獣医だと5000円超えることはまずないのだが、まあそんなにぼったくりって程じゃないと思う)ウチに帰ったのである。

その日は仕事もあったが、キャンセル。ポロちゃんの一挙手一投足を見つめて過ごした。

その後おやつの後に一度うんちをしたが、残念ながら出てこなかった。

前の日寝てないのと食欲もないのとでご飯を食べる気も作る気もならなかったが、いつもより早くオットが帰ってきてしまった。

その時オットには初めて事の経緯を話した。

「まだ出ないのよ~ このままにしといたら開腹だってよ。ワタシの責任でポロちゃんにつらい目に合わせると思うとかわいそうでかわいそうで」とワタシは泣かんばかりであった。

「そんな心配しなくても大丈夫だよ。2・5cmのピアスだろ 多分出てくるって」
「だってもう1日経つんだよ。まだってことはどこかで引っ掛かってるんじゃないの?」
「それよりお前さ、俺たちの食べるもんもまだないんだろ。くよくよしても仕方ないからなんか食べにいこうぜ」
とオットはワタシを連れ出し、お気に入りの蕎麦屋へ向かったのである。

蕎麦をすすりながら

「あのくらいなら出るよ。爺さん婆さんも部分入れ歯とかよく飲みこむんだけどたいていは出てくるぞ。」
「ホントに? 出てこなかったらどうなるの?」
「あのくらいじゃ腸閉塞になんてならないって。問題なのは腸に食い込んでやぶれて腹膜炎になったら困るってだけだよ。そんな今くよくよしても仕方ないだろ」

と 食事中にもかかわらず犬のウンチの心配をする中年夫婦であった。

「今頃、ウンチしてるかもしれないね。今日一日ポロちゃんのウンチを調べてそれもあって食事作る気が失せたのよ」
「お前な、じぶんちの飼い犬のウンチなんて知れてるだろうが。こっちなんてな、昔はポリープを内視鏡でとったあとはそれが便に出てくるかどうかってのを調べたんだぞ!」
「げっ それはしたくない作業だね」
「ベンコシって言うんだぞ それ以上詳しくは言わないけどさ」

べ・・ベンコシ・・・・ (想像したくない)

しつこく言うが蕎麦を食べながらの会話である。

とここまで長くてすみません。


そしてウチに帰って・・・

前の日泊り仕事だったオットはワタシより早く寝室に上がってしまった。
そしてムスメが帰ってきた。ムスメも心配だったらしく、その日は何度もメールがあったし、獣医での件とまだ出てこないということを話したらがっかりしていた。

そしてしばらく経って、ポロがむっくり起き上ってシートのある自分のトイレに向かった。そしてウンチ体制に入っている。

「あっ結構大量だよ 今度は出るかも」

手に汗にぎってウンチする犬を眺める母娘・・・!

そしてこころなしかすっきりした顔で戻ってきた愛犬。
ウンチに飛びつくワタシ。

ちなみにですね。どうやって便の中身を調べたかと言うと、透明なビニール袋を三枚重ねにしてそれでウンチを掴み、しっかり袋の口をしばって内容物を揉み揉みしたのである。(愛がなきゃできないよね)

そしてその日三度目のウンチ揉み揉みで、ワタシの指先に当たる堅い金属の感触!
「あった!!」 その時の喜びと安堵感!
更に調べると(ウンチをかきわけて)フック部分とアメジスト部分とちゃんとピアスの全容が認められた。

「あったの?」とムスメ

「あったよ 完全に出たよ!」と万歳する母。(ウンチを片手にもったまま)

こうして ほぼ丸一日経って、ピアス飲みこみ事件は大事に至らずに終わったのであった。
今朝からポロちゃんは食欲もあり、元気である。

 寒くなるとぴったりくっついて寝る二匹

もちろんもうすぐ15歳という高齢犬、脂肪腫はあるし、何か病気になったり老衰になったりの覚悟はあるが、ワタシ自身の不注意で彼に辛い思いをさせてしまうかと思うとすまない思いと心配でホントに今回はまいった。

もちろん私が悪いが、そこをまるで責めなかったオットにもムスメにも感謝している。

が・・・

「出たよ~~」とオットに報告に行ったワタシ(さすがにウンチ袋は捨てたあと) 
「良かったな これでゆっくり眠れるな。 しかしお前バカだな」このタイミングでバカと言われても怒る気にはならないが・・・

その後ムスメは

「ママが必死にウンチ袋持って喜んでるところFBにアップしたらイイネが40個ついたよ」
知らないうちに写真にとられてたらしい。

やっぱりウチの家族って油断ならないわっ!

ふらんす日記は明日から再開します(多分・・・ 事がなきゃ)











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うんざり

2012-10-16 22:20:12 | 様々な思い
ちょいとふらんす日記をお休みします。

書こうと思ってパソコン立ち上げて最初の画面に出るニュースのヘッダーを見たら頭に血が上ってしまったから・・・




1)山中教授に洗濯機贈呈を=田中文科相が提案
時事通信 10月16日(火)12時35分配信

 田中真紀子文部科学相は16日の閣議後記者会見で、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大教授(50)に対し、閣僚から洗濯機を贈ることを提案したと明らかにした。
 山中教授は8日、自宅の洗濯機が故障し、修理の最中に受賞の連絡を受けたと明かしている。田中文科相は閣議後の閣僚懇談会で「さぞ生活者としてお困りだろう。閣僚の頭割りで寄付したらどうか」と提案。全閣僚から同意を得られたといい、閣僚の寄付に法的な問題点がないかどうかを検討した上で、贈呈したい意向を示した。 
.

2)鳩山氏、民主最高顧問に復帰…外交問題担当
読売新聞 10月16日(火)19時58分配信

 民主党は16日の常任幹事会で、鳩山元首相を最高顧問に復帰させる人事を了承した。

 鳩山氏は、改正消費税法に反対することを理由に、6月の衆院本会議採決前に最高顧問の辞任を申し出た。

 造反後に受けた党員資格停止3か月の処分期間が今月8日に終わったことを受け、輿石幹事長が復帰を打診していた。鳩山氏は、外交問題担当として党の支援を受けることを条件に復帰に応じる考えを伝えている。
.最終更新:10月16日(火)19時58分 


政治ネタはなるべく避けてきたつもりですが、ワタシは民主に票を入れたことはただ一度だけ 小泉郵政選挙の時だけである。あの時は解散総選挙の論点を郵政だけに絞ることへの疑問、小泉劇場のあまりにも鮮やかすぎる演出にうさんくさいものを感じたからって理由だけである。
ってことは今も昔も絶対的って信じてるわけじゃないけど今の既成政党の中じゃ消極的自民支持である。

あの数年前の「政権交代」の時から現在の末期まで民主政権には一貫してうんざり。特に初代と次の首相が何か言うたびに反発と絶望しか感じなかった。
子供手当? どっから金出すんだ? 事業仕分け? わざとらしい公開学級会としか思えなかったし 初代首相夫妻がTVに出るたびチャンネルを替えて、み☆き夫人を持ち上げて特集をした雑誌は今後絶対買わないと誓い今もそれを守っているくらいであるww


田中氏のご提案。この人の中途半端な主婦目線と大人になりきれないいたずらっぽさ(ババアのお茶目っぷり)が痛い。
こういうの提案して全閣僚から同意を得られる民主党の閣僚陣 キモチワリイ
こういう提案をする人に 「お気持ちはわかりますが、そこはご家庭の事情もおありでしょうから山中先生におまかせしましょう」と諌めるのが大人の対応ってもんだと私は思う。

もっと切実なのは鳩山氏の「最高顧問」復帰 それも「外交問題担当」として党の支援を受けることを条件だってよ。
あんたが「最低でも県外」だの「トラストミー」だの言い散らしたおかげで今の尖閣問題も起こったんじゃねえか、それもあんたって政治家やめるって言ってなかったっけ?
それをなかったことにしてこういう人事を行う、あの渋団扇もたせりゃ貧☆神そのものの幹事長も私たち国民が何もかも都合よく忘れてくれるって信じてるとしか思えない。ずいぶん私たちもバカにされたもんである。

「近いうち」の選挙はいつになるのかしらね。

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ふらんす日記 vol.5

2012-10-15 23:20:19 | 日々の生活
ルーアンから向かったのがジヴェルニー ここはモネの家があった所として知られている。

本当に美しい庭だった。

 

塀を伝う蔦からしてきれいでしょ。

中に入ると川が流れ

目の前にあのモネのスイレンのモデルになった池が・・・!



100年以上経ったもその面影を伝える。





モネの睡蓮の連作 そこまで大好きな絵ってわけじゃなかったのだが、この風景を見るとやっぱりじんわり来るし、彼が描いた必然性みたいなものが理解できるような気持になってくる。

夏から秋へとの季節 庭のいたるところに花々が







別に花ってわけじゃないオバ一人



鶏ちゃんも楽しそうに遊んでいた。こんなところで鶏生を送れたら幸せであろう

モネの家も入ることができた







浮世絵のコレクターだったらしく家の壁のいたるところに浮世絵(それも歌麿 広重とか有名どころのばかりが)たくさん飾られている。

キッチンやダイニングも黄色や水色などで統一されてとてもセンスが良い。

この街はパリから70kmくらいのところだったらしい。日本だったら十分に通勤圏だろうが、のんびりと時間が流れているような静かな街であった。





何かの店先に器械から出るシャボン玉がたくさん飛んでいた。青空を背景にシャボン玉がキラキラときらめきその美しさも忘れがたい。

あ~おふらんすって感じの空間であった。

そしてパリへ・・・!
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ふらんす日記 vol.4

2012-10-13 10:06:23 | 
さて 話はトイレから観光に戻りますw

モンサンミッシェルを臨むホテルに別れを告げたのが3日目の朝。


この日も長い移動でパリまで引き返すことになっていた。
ところで私は自分で運転する以外、わりあいと車に弱く、体調が悪いと車酔いするのだが、この旅は大丈夫だった。運転手さんは殆ど100kmのオート運転でパリ近郊以外は渋滞もなく、快適な移動だったし、何より車窓の風景がのんびりとして時に美しく目を楽しませてくれたためだと思う。


その途中250kmあまりの移動後に寄ったのがルーアンである。
セーヌ川の河口港としてローマ時代から歴史ある古都である。

ここに降り立って周りの街並みを見たとたんにやられた私。
なんと調和のとれた美しい街!

 裁判所 悪は外へという意味らしく不思議な動物が外へ突き出している装飾がある。










街中にはこんな可愛いミニ列車が走る 1時間くらいかけて街を一巡りするらしい。

 

ノートルダム大聖堂 モネの連作のモデルになった寺院である。
残念ながら修復中で中を見られなかったのは残念。

しかしモネがこの建物を描いた向かいの建物には入ることができた。




サン・マクルー教会


木組みの家 壁がななめになっているのが特徴的だが、これは窓からいろんなものを捨てたかららしい(やはりトイレ問題がからんでいるらしい)


16世紀から時を刻み続ける大時計台

 

こんな古い街並みを残しながらもプランタンなどデパートやおしゃれなブティックも違和感なく溶け込んでいる。素敵な冬物のブーツや服の並ぶウインドウに目が奪われた(時間があったら買い込みたかった)

 

と思えば市場もあり魚介類やチーズなどの専門店が軒を並べる。



日本と違うな~と思ったのは肉屋である。毛を剥かれたうさぎや頭付の鶏が一匹ずつ売られている。
これを持ち帰って一般家庭で調理するのだろうか? あまり想像したくない風景である。

そうそう この街はジャンヌ・ダルクが処刑された街としても有名

 彼女の終焉の地 ここで火あぶりにされたわけだ、かわいそうにね。

 ジャンヌ・ダルク教会




ステンドグラスが美しい内部

ここはパリから1時間ちょっとくらいで来られるらしく、食べ物もおいしいのでパリっ子もちょっと遠出してご飯など食べにくる街らしい。

 

ここで食べたカモのローストのオレンジソースがかかっているのは、このツアー食の中で一番おいしかった。

そして次の目的地ジベルニーへセーヌ川を見ながらまた70kmあまりのドライブである。




ええと アップした写真の大きさがまちまちですみません。
写真が小さいのは画素数が大きいためにそのままアップすると巨大になっちゃうためです。
クリックすると大きな写真が見られると思います。














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おトイレ日記 ふらんす日記番外編

2012-10-11 22:22:27 | 
今日は観光日記はおやすみざます。

実はね、お嬢さんが留学している関係で彼の地の事情に詳しい、ここでもコメントを寄せてくださるYUMAMAさんからトイレに関する注意を聞いていたのである。

おフランスはトイレが少ないようだ。それにこっちと違う形態のトイレもあるらしい。

そりゃ~食べたり飲んだりすれば、人間である以上トイレをつかわざるを得ない。国によってはカルチャーショックを受けることも多いトイレ事情・・・
EX. ハワイの「この木何の木 気になる木♪」がある公園の公衆トイレはドアがなかった & 北京のショッピングモール(貴金属なども売っているのに)地下のトイレは6個くらいの便器が並んでいてやはりドアがなかった (ちなみに私は遠慮しました、ヤマトナデシコだもの)

したがって私はありがたくYUMAMAさんからの情報をインプットして臨んだつもりであった。
そして添乗員氏からも 「フランスはトイレが少ないです。ぜひあった所では行っておいてくださいね」と釘をさされていたのであった。

しかしこれほど少ないとは・・・・

ノルマンディー高速道路など長い高速の途中には日本と同じようなPAがありお土産なんぞも売っている。そこには無料のトイレもあるが、やはり日本より全然数が少ない。
だから日本人ツアー客が訪れると長い列を作ることになる。



これはそんな所にあったトイレだったが昔なつかしい和式のトイレみたいではないだろうか?
当然水洗だけど、この水の勢いがすさまじく、ゴーゴーと音をたてて流れ去る水に引き込まれたら下水道まで流されるんじゃないかという恐怖にかられるようなしろものであった。

ちなみにフランス人って小と小の間がとっても長いみたいである。あんなに巨大なカフェオレカップで朝からコーヒーとミルクの混合物をぐびぐび飲んで、昼間もカフェでデカいカラフェでワインなんぞもぐいぐい飲んでなぜそんなに貯めておけるのであろうか?
確かに身体もデカいが膀胱の大きさも日本人の身体割合よりずいぶん大きくできているのではないかと秘かに推測したワタシである。

もう一つ勝手な推測を繰り広げると、やはり大陸で民族間の戦い、侵略の歴史もあるヨーロッパの国、肉食で力強く、体も大きく、酒も強く、膀胱貯水量も大きい遺伝子をもつ人たちが生き残っているのではないかと思われる。

こんな中に入るとですね、単一農耕草食民族である我が同朋の中においても身長も骨格も小さくできているワタシである。
バスの座席に座ると足がつかないw、リクライニングシートも力いっぱい押さないと倒れない、教会なんかの大きくて重いドアが開けない、開いたはいいが、支えられずに挟まりそうになるといった体たらくであった。

と 話を戻すと PAのトイレは洋式の便器もあったが、なぜか縁が狭く、したがって空間になる直径も大きいのでワタクシの小さなお尻はすっぽりとはまりそうになって非常に不安定と不便にさらされたのであった。

ところで観光地のトイレは、まあまあ綺麗でちゃんとトイレットペーパーもあって(なが~い太巻きの質の悪い紙だけど)手洗い場には液体せっけんもあって風で乾かすドライヤーも設備されているところがあった。ただしたいてい有料で50セント(1ユーロの半分)くらいは要求されるのである。

聞いた話だが、私たちが参加した日本の会社のツアーバスは2時間置きくらいにトイレ休憩を取り入れてくれるのでまず安心だけど、現地でオプショナルツアーなんかに申し込むと、4時間くらいトイレ休憩がないなんてこともあるらしいので、注意が必要とのこと。同朋のみなさん、いざとなったら尿瓶とおむつは持参しましょう(冗談です)

しかし地方に居たころはまだよかったのである。
問題はパリだよ パリ。

ルーブルにもベルサイユ宮殿にもトイレの少ないこと!
ベルサイユ宮殿が実際に使われていたルイ王朝の頃にはトイレそのものがなかったと言うが、そんな伝統を現代まで踏襲しなくても良いではないか。
こんなに広い所でこんなに観光客もうじゃうじゃいるのに 今になってもなぜこんなにトイレもその中の個室も少ないのであろうか?

それにですよ、パリで自由に過ごした一日、途中のルーブルでトイレをすませて次に行こうと思ってオットと出口で待ち合わせて向かったところ、トイレの入り口にでっかい黒人のおばさんが、掃除道具を入れたワゴンで通せんぼをしてトイレに入れてくれないのである。
これから掃除を始めるつもりらしく、出てくる人たちをせかすような感じで仁王立ちしている。
入っていいか聞いたらノンといって通してくれる気がないようである。
ワタシの次に並んだ金髪の若い子がなにやら講義していたらしいが聞く耳持たず。その子はワタシにむかって She is very kind! と肩をすくませながら皮肉をいったので I think so.と答えておいた。
そんなことをしているうちに並ぶ人も加わって10人くらいの列になり、その子は閉ざされたトイレの入り口をドンドン叩いたが、掃除をやめて顔を出したおばさんは 「ノン!」と一言いってまたぴしゃりとドアを閉めたのである。


掃除が終わってトイレが解放されるのがいつになるかわからないので、その場は諦め、近くのオランジェリーまで歩いて(オットにぶつくさ文句を告げながら)事なきをえたがフランス人て意地わるい~と思った瞬間であった。

そしてその夜 オペラ地区を歩いていて、ちょっと高級そうなショッピングモールがあり、そこにめずらしくトイレマークがあったので寄って行こうと奥まで入ったら、立派な受付があって綺麗なカウンターにお兄さんが座っている。
(まあ ここが有料なのは仕方ないな)と思って1ユーロ出したら2ユーロだと言う。200円ですよ、みなさま。

一瞬あっけにとられたが、普段だったらそこで引き返すワタクシも異国の雰囲気にのまれ、素直に2ユーロ払ってしまったのである。

げっ 悔しいと並んでいると、ワタシの後ろに何人か来た観光客らしい白人女性の一人は2ユーロと聞いて「冗談じゃない、おしっこするのに2ユーロも!(推定)」と捨て台詞を言って引き返していった。

 

その後案内された個室は子供と一緒に入れるマークがついていて可愛い子供用便器もついていたし、目の前の棚にはおしゃれなトイレグッズも陳列してあった。そして受付のお兄さん以外に案内係りの女性(やはり黒人)が終わるや否やアルコールらしいスプレーを手に後を消毒するらしいので まあ人件費もかかっているのであろう。
2ユーロ払った分、ブログネタにしてやろうと写真を撮ってきた。

みなさま これがぼったくりトイレの写真である(2ユーロ分です)


と言う事で、おフランスにご旅行をご計画のみなさま、くれぐれもトイレが少ないのを心して観光してくださいませね。
膀胱許容量は急には増やせないので、ワタシは極力水分を取らないようにするしかなかった。これで血液ドロドロで脳梗塞なんかになった日には やはりヤマトナデシコはか弱かったと思うしかない。
無事で帰ってこられてよかったと思う。

話は飛ぶが、昨日私は半年以上前に予約していた シアターオーブのこけら落とし公演の一つである、フランス版ロミオとジュリエットを観に行った(旅日記が終わったら書こうと思っているけど、これがホントに良かったので、まだチケットも入手できるらしいので真面目におすすめしておこうと思う)
綺麗な劇場であった。
各階にはトイレがあるが、当然女性の多い観客、女性トイレの前には長蛇の列である。しかし中に入ると何十個という個室のつらなりで一方通行に作られている故、すぐに行列ははける。あまつさえ劇場の係員が誘導さえしてくれる。
個室の中は清潔で当然のようにウォシュレットが備えられ、質のよいトイレットペーパーもある。
手洗い場は液体せっけんも水も自動に出る!

トイレ文化に関する限り 日本って世界一! としみじみ思ったワタクシざます。



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ふらんす日記 vol.3

2012-10-10 23:16:03 | 
朝 ツールを立ってから300km余りのドライブののち、この旅のメインとも言われるモンサンミッシェルへ。

ここも世界遺産の修道院である。

 ☆ 詳しく知りたい方はこちらのページでお調べください(手抜きですまんです)

海の中に修道院として建てられ、ある時は要塞として、ある時は監獄として使われ、今は修道院である。
各地から巡礼が訪れた際、潮の満ち干がはげしいこの海で何人もがおぼれて命を落としたという。
そんな厳しい自然の中に花崗岩を運んで削って建てられたピラミッドのような巨大な建物である。



入口

 

参道


 

壁は厚く中は薄暗い

 

途中にあったジャンヌ・ダルクをまつった教会。百年戦争時にフランスを救うために立ち上がった彼女が啓示をうけたのは大天使ミカエルだったことから、ここにあるのだと思われる(違ってたらすみませんw)
ちなみに大天使ミカエルも大した天使だが、我が家のチビ犬は同じく大天使ガブリエルの名をちょうだいしているのであ~る

 

美しい回廊



有名なオムレツ屋さん 巡礼の旅人のためにボリュームのある食事をと供されたプラールおばさんのオムレツ屋





こちらでは食べなかったが、店の二階に見たいと言ったら入れてくれた

 ここを訪れた有名人(女優・バレリーナ・政治家etc)たちの写真とサインが店の中に掛けられている。日本でもラーメン屋などにタレントのサインが掛けられた店があるけどあの手のスケールの大きいヤツであろうw



ツアー食もオムレツだったが、本家を真似して作られたスフレ風のもので結構おいしかった。一緒のテーブルになった札幌から来たご夫婦のダンナさんの方は「これがオムレツですか? 味が薄すぎますよね~」と文句言っていた。

ちなみにこの姉妹店は有楽町のフォーラムの一階にあり、私は一度夕食を食べたが、 ☆ クリック 
舞台友Nが一悶着あったところである。 ☆ クリック

この島を巡ったのは2時間半ほど、700段の階段ものぼり降りしたし、途中で色々脇道にもそれて雨の中、かなり歩いた。
ところで、パリの自由日はあいにく途中から雨になってしまったが、地方を巡った時はこの日だけ雨だった。この英仏海峡を臨む修道院は海風も強く、雨の日が多いそうだ。

そんな自然の中で、当然今のような重機もなくて、どうやってこの巨大な建物を作ったのだろうか?
宗教的な情熱と使命感ってのは偉大というかなんというか・・・・
ちなみに広島の宮島がある廿日市市はここと観光友好都市提携を結ばれているんだそうだ。確かに海に浮かぶ宗教施設で世界遺産で建てられてから1000年以上の時を経ているという共通点があるってことであろう。

ここの所毎年訪れている日本の地をこんな所で思い出されて嬉しくなってしまった。



この日はホントに疲れたけど、夜景を見に夕食後はまた途中まで歩いた。

遠くに浮かぶ修道院はまた神秘的だった。








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ふらんす日記 vol.2

2012-10-09 13:56:56 | 
さて シャルトルで昼食


 

これにスープがついた気がする。いわゆるツアー食だからそんなに期待はしてなかったが、時々美味しいってのがあり、このチキンは皮がぱりぱりして美味しかった。
あとはチーズとパンはどこで食べてもたいていおいしかった。
20代後半の女の子は一人参加で、(一人参加は女性三人だった。女性の好奇心とたくましさは大したもんである)何度かテーブルも一緒になったがスマホで写真を撮って何かしている所を見ると どうもブロガーかFBでもしているのかという感じであった。

食べ終えてロワール地方へ140kmの移動。
運転手さんはアルジェリアからの移民の方らしかったがバスを降りる時など細やかに手を差し伸べておろしてくれる。後ろも振り返らずにさっさと行ってしまうオットにはこういう所を見習ってほしいものである。

ロワール川流域の一帯。フランスの庭と言われたところで、丘や小川など自然の風景の中に時々お城が現れる

  

着いたのはシャンポール城

16世紀初頭にフランス王となったフランソワ一世の元は狩猟用の離宮らしいが、こんなデカいものを別荘として建てたってのがびっくりである。

  


 

城の女主人気分で撮ってみた。

 

次に訪れたのは こんな並木道の奥にあるシュノンソー城。

ここはシャンポール城よりは小さいが、歴代の城主が女性だったらしく、細やかな感じの作りだった。
こちらは建物の中にも入ったが、入ったとたんに良い香りが漂っている。すべて庭で育てられた花々をふんだんに活けてある、その盛り花からの香りであった。


 

この城主は女性だったと書いたが、結構な因縁の物語もあるようである


二番目の城主はアンリ二世の愛人のディアーヌ・ド・ポアチエ 二人が知り合ったのはディアーヌは人妻、それも20歳も年上だったらしい。
しかし、衰えることのない美貌で彼の愛を独占したんですと。

それにしても熟女好きな王様だったんですね、アンリ二世・・・


正妻はこのカトリーヌ・ド・メディシス 愛人より老け顔で意地悪そうに見えるのが気の毒である。



愛人の庭



正妻の庭

大きさも豪華さも愛人の庭の方が勝っていた。

アンリ二世が亡くなったあとはディアーヌを追い出して毎晩のように貴族たちを招待して晩餐会を開いたというから積年の恨みがあったのであろう。


 
台所は城の地下にあったが、光が差し込むような構造になっていた。狩りの獲物をさばいたようなテーブルもあって、やっぱりこの国の人は肉食なんだな~と思わせる施設であった。

この夜はツールの街に泊まる。


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ふらんす日記

2012-10-08 23:34:35 | 
帰ってまいりました。
なんか日常から離れすぎた環境から帰って、日常に戻るのが困難な状態。
ブログってどうやって書くんだっけ? 状態であります。

ボチボチ書いてみようかな?

さて、この旅は8日で色々観たかったのでツアーを選びました。
行き帰りと宿だけツアー料金であとはフリータイムって選択もあったけど、私はフランス初めて、オットは10年以上前に一度か二度くらいという経験しかないし、フランス語話せないし、色々移動でストレスを重ねて、熟年成田離婚になったら困るとの判断で、移動はバス、添乗員つきのツアーにしました。

典型B型、集団行動嫌いなオットが耐えられるか イマイチ不安だったけど、同行30人の人たちはみんな常識があって気持ち良い方たちだったので、気持ちよく旅が続けられて、オットも良い子にしていましたね。


添乗員さんは、団塊の世代のおじさん。もう定年退職したらしいが、このツアーの本来の添乗員(若い女の子だったらしいが)が体調を壊したので急きょ頼まれたらしい。フランスは600回以上という超ベテランさんであった。そうなると性格までラテン的なのか、ツボは押さえるが、細かく繊細に世話を焼いてくれる感じではなかったが、その方が気楽で良かったと思う。
以前ドイツに行った時はすんごく神経質で細やかな女性だったが、世話されすぎて疲れた経験があるから 適当に放し飼いしてもらった方が局家としてはありがたかったと思う。

ざっと一日目を紹介すると



前の日からの台風17号の動向が気になったけど、朝には通り過ぎて青い空。さすが局夫婦心がけの良いのが証明されが(ドラの結婚式は嵐だったが)
この春から就航?のA380とかの二階席(ちょっとだけアップグレードしたもんで)に乗れるってのでオットが喜んでいた。



さすがはおフランスの飛行機の食事、結構このビーフの赤ワイン煮なんて結構おいしかったのであった。
映画はダークシャドウ プロメテウス アメイジングスパイダーマンなどみられて時間がつぶせた。




シャルル・ド空港についてただちに移動。シャルトルへ。
ちょっと郊外に出るとこんな風景ばかり。フランスって食べ物自給率120%以上っていう農業国なんですねえ。畑とか牧場が延々と続く。
そして人がいない。
添乗員氏に言わせると。機械化が進んでいて、人はちょこっと朝のうち働いているくらいらしい。

二日目の朝はシャルトルから・・・

 

 

わ~ 大聖堂! わ~ 世界遺産! とこの時は感激するも、この後もこんな建物が連続するのでだんだん当たり前になってくるのがこういうツアーのもったいない所である。

  

しかしこの青が多用されているステンドグラスはシャルトルブルーとかで独特なものらしい。
そして時代が古いと 酸化コバルトの綺麗な青 しかしコバルトだけだと高くつくので酸化マンガンを使うようになってくるとちょっと濁った青になるとか・・・

この建物自体、雷とか火事などで一部が壊れたり修復したりして今の姿があるので 一つの建物でロマネスクだのゴシックだのが混ざり合っている。

ここをガイドしてくれたのはインド人の女性で、ものすご~く詳しくステンドグラスについて話してくれたが予定が押してしまったようで添乗員さんが「ダメだ、このおばさん止まらない」とあせっていた。

 聖堂の中


周辺の街はこんな感じ。聖堂目当ての観光客は多いが街自体は静かな感じであった。
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パリ着

2012-10-05 07:00:09 | 日々の生活
すてきざますー
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2012-10-01 11:07:05

2012-10-01 11:07:05 | 日々の生活
台風一過
無事に出発できそうです…
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