局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

フグとビーズ

2011-02-28 23:14:17 | 日々の生活
昨日は 恒例の同窓会だった。

浅☆のフグ屋で12時集合でコース堪能→ビ☆ーホテルでカラオケ→どぜうの飯☆屋というフォーメーションで昼12時から延々夜まで食べ続け、飲み続け、話し続け、笑い続けるという会。
いつも舞台友Nが仕切り、だいたい15人前後のメンバーが集まり もう10年ほど続いている定番の会である。

ワタシも毎年楽しみにしているのだが、今回はオットより釘をさされていたのである。
実は去年も同じ 東京マラソンの日にやったのだが、楽しく三次会までしっかり出て10時過ぎに帰宅した次の日、首が動かなくなって大騒ぎになったのである。 鬼の霍乱 ★   続 鬼の霍乱 ★ 

「お前さ、去年で懲りただろ。こういう季節の変わり目に一日中飲んだら体調壊すからな。今日はさっさと帰って来いよ」

「へ~~~い」

もうあれから一年たったのね・・・

昼間のフグコース(ここのところ フグなんてこの会でしか食べていない気がする) 薄づくり から揚げ 白子 鍋 雑炊で〆 3時間くらいかけてしゃべりつつだけどゆっくり味わいビール→ひれ酒へ。

今年はちょうど男女7人ずつで長いテーブルを囲んでちょうど話がいきわたる人数だった。

 

お互いの今の状況や家族のことなどの話はほとんど語られることなく(何かで困ったから助けて とか、こういう仕事したら面白かったなんて話にはなるが)やっぱり同窓会の話っていうのはあの頃(小学校とか中学校とか)誰々があーしただの あの先生は実はあーだったとか過去の話で毎回盛り上がる。 もう話つくされたネタもあれど、その頃の自分や周りの状況を 今一度「オトナの分別」ってもので解釈しなおしたり、このメンバーの中の事情通が
「何? 局 知らなかったん? こうだったんだよ」 なんて明かされる裏事情で時を経て納得する部分もあったりして・・・

なんだかんだ言っても毎回話は尽きないのである。

この会場はお開きになり 恒例のホテルカラオケに。

今回秀逸だったのは この二人のコンビであった。



キョージュの天城超えに ふりをつけて踊る 日舞シショー

座ったまま小さく手踊りしていたので 私が「どうせなら踊って~!」とリクエストしたら

「ホントバカだね ワタシって」と言いながら即興でふりをつけて踊ってくれた。
それがまた抜群にうまいし うまいのがまたおかしくて笑えるし・・・

ワタシはここで帰ったが(オットにブツクサ言われたくないし)それでも6時間 今回も飲んで食べてよく笑って楽しかった。


そして今回、この中のメンバーのビーズ作家が夏にオーダーしていた作品ができたというので持ってきてくれた。



今回は袱紗入れ 上品なチャコールグレーだし そんなにピカピカしていないので 仏時にも使えると思う。
袱紗入れとしては結構なお値段だったのだけど、やはり人の持ってない一点モノだし、娘の代まで余裕で使えるだろうし、何より一目ぼれしてしまったのですよ。

 

今までに手に入れた彼女の作品集。一つ一つデザインして色を決めて織ってくれる作品。ネックレスなどしていると必ず褒められる。

次はぜひバッグを手にいれたいと思って、来年のために 「ビーズ貯金」を始めることにした。







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またもやLEONで笑う

2011-02-28 00:29:16 | 読む
以前もこの雑誌を読んで笑ったことがあるがが、今回は新聞広告でも笑えたので 再度しつこく  以前の記事はこちら ☆ 



先日新聞のページの下の方の雑誌の広告欄に目をひかれた。↑ この広告。

春のオヤジは 脱ブナン なんですってよ、奥様。

☆脱ブナンなジャケットは男らシックなラベル
☆ブナンじゃないのはパンツじゃないデニム
☆脱ブナンには紺が効く!
☆縞柄シャツは 「小柄」か「ワントーン」
☆ドレスなオヤジは胸元が脱ブナン
☆ポール・ウェラー気分で風、はらませて

しょっぱなから男らシック っていう造語をかましたところで この見出しの作者の「ドヤ顔」が思い浮かんでしまった。

色々ツッコミどころはあるが、ドレスなオヤジって カタカナ名詞+オヤジで形容詞的に使ってる日本語センスがイヤ。

さらに 最終行 ポール・ウェラー気分で風、はらませて の句読点「、」の位置に注目してね。
写し間違いじゃないんですよ そこに 風、←で一呼吸置かせるんだよ の 見出し作者の再度の「ドヤ顔」の真骨頂を感じたね。
まあ はらませるのは風だけにしてね。決してその辺のオネーチャンにはらませないように。

まっ とにかく伝わったわよ。

もてるためには この春 オヤジたちは ブナンから脱さなくてはいけないらしい。さあ みなさん 脱ブナンですわよっ!

そこで再度 さっきの広告写真をご覧くだされ。

脱ブナンファッションで決めたオヤジ、モノクロだからよくわからないけど 確かにその辺の休日ゴルフズボンオヤジよりはかっこいいとは思いますが・・・

このぬいぐるみは どうしたもんか?

確かに究極の脱ブナンだよ。 だけどこんな風にぬいぐるみ下げたオヤジが電車にでも乗り込んできたら 脱ブナンすぎて満員電車でも人の群れの中で 空間が作られると思うよ。

それにしても、考えてみれば、そうスペースも広くないモノクロの広告のわりにはインパクトが大って事では、広告としての役割は果たしているわけですよね、このコピーも。
私なんぞ、わざわざブログまで書いちゃってるではないか、気がつけば…
まぁ、絶対自分じゃ買わないだろうけど。
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また増えた

2011-02-24 08:50:10 | 描く
断捨離ブームなのは知ってますよ。

ワタシもいらないものを増やさずにもう少しすっきりした暮らしをしたいとは思うのだ。

しかし ペイントが趣味だと出来上がったモノは増える運命にあるのだ。

年末年始と母の事で忙しく ちょっとサボり気味だったけど、ここへ来てまた描く気が戻ってきた。

まず チャイナ 半年かけてかいていた器が出来上がった。



直径20㎝くらい



この直径3㎝くらいの部分にも細かい景色を描いたのだ(☆眼との戦いであった)

裏もがんばったんですよ。



焼成だけでも5回かけただろうか? はっきり言って精神修養ですね。このペイントは。ついでに言うと昨今の金相場高騰のため金液も高くなったし余分に容器から出した金液は必死で回収せねばならぬ。

こうやって出来上がるとシミジミする。←よくやった自分

しかし ウチの家族の皆さん興味ないみたいなのが腹立たしい。
だからこうやってブログに公開して自己満足しているのだ。


一方 タイル絵付けの方

こっちは楽しいよ 2月は2度行ったら2つできちゃった。



これは筆で描いたもの



これはスポイトで描いたもの。

タイルばかりできても仕方ないけど、タイルをあらかじめ切断しておいて型にはめこんで鏡の縁取りにしたり、玄関に置くキーケースにしたりもできる。
スペインの土を先生が買ったので 自分で型をつくってそこに彩色もできる。

先生は猫型をつくってお雛様にしていてとてもかわいかった。(来年作ろうっと)

一通り色んな技法をためしてみて キッチンの壁の一部を手書きタイルに置き換えようと思っている。


昨日はモザイクの技法で描いた。土のタイルに一辺4mmの正方形を描いて それをスポイトで埋める(クロスステッチの感覚)

それが楽しいのよね。(写真撮るの忘れた)

一緒に描いていた人からは
「局さん どうしてそんなに細かい事 楽しそうにできるの?」と言われたが
今までしてきたチャイナペイントに比べれば細かいうちに入らないのですね。4mmの方眼に色を入れていくのって心が落ち着きますわ。

すっきりシンプルな空間もいいけど、こういったモノを温かい感じに置いてなごむ~っていった空間を目指すしかないね、我が家の場合。




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NZ地震

2011-02-22 22:07:04 | 記憶の箱
NZの大地震。

ニュースで見てびっくりしてしまった。
去年の夏に行ったクライストチャーチ、その懐かしい街並みが大変な被害にあっていたから。

ムスメと7時のNHKニュースを見ながら

「えっ この大聖堂の上まで上ったのに~」
「この通り 毎日 何度も通ったのよ」
「ちょうどこの辺だよ ワタシの泊まった所~~」

とても親切でおおらかで素敵な人たちが多かったNZの被害を見ながら心配していたのだった。

去年の旅日記はこちら。

 ☆   ☆   ☆ 

まさに私たちが泊まったプチホテル、ウロウロしていた街の中、おいしかったレストランなどの近くが崩れ落ちている様子である。
そんな時に NZ旅行で同行した カオル女史から電話がかかってきた。

「見た? NZの地震のニュース」
彼女の家でもNHKを見ているらしく彼女の声の向こうから我が家と同じ音声が聞こえてくる。

「ショックだわ~ この辺毎日歩いたよね~」「あのホテルのおじさんたちも みんな無事だといいね」なんて会話を交わしたあと、カオル女史

「あのね~ ワタシが行った国ってその後結構コトが起こってるのよ」と言い出した。

「インドでテロでしょ、ロシアも自爆テロがあったし、タイも帰ってきたらすぐ暴動起こったしさ」

「ひえ~~ ホントだ~~」

って言うか 色々行きすぎ、カオル女史。

その時彼女は言ってなかったが今ワタシはもう一つ思い出した。転覆したスイスの登山鉄道にもそのちょっと前に乗っていたはず・・・

ひえ~~~

それはともかく ニュージーランド。
彼の国の人たち、暮らしていたり旅行の途中だったりの日本人のみなさんも無事でありますように。

そしてあの美しい街並みが復興されることを祈りたい。 





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もしかしたら・・・

2011-02-21 23:12:53 | 家族あれこれ(犬も含めて)
家族が増えるかもしれまへん・・・

  




女の子の名前 募集中 
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おままごとフレンチ

2011-02-19 23:15:35 | 食べる
先日 胃腸にくる風邪を引きましたと書いたばかりで もう回復して食べ歩きかよ~ と言われそうで恐縮ですが、なかなか当たりのお店だったので紹介したいと思う。

着物の会同期のマダムたちと


半蔵門のレストランです。

 

広く開いた窓にの下はすぐに皇居のお堀が見える。



オープンのキッチン たくさんの本が入っている書架を隔てて 右側がレストラン 左側がライブラリーカフェとなっている なかなかおしゃれなインテリア



お料理は・・・

まずアミューズ



左からアーモンドチーズとあんのう芋のクリーム 手前はサーモンとにサフラン風味をつけたポテトが交互にクシにさしたもの

真ん中はマッシュルームのスープ

右側は 奥から豚の血のソーセージ 鯖の燻製ほうれんそう包み 手前は味噌味のアワ 
ソーセージの隣にちょこんと置かれている 小さな小さなピラミッドのようなモノはピラミリオンというバリの塩をピンクに染めたもの

見た目も美しい 食べておいしい。 それぞれ量は少ないけれど手の込んだお料理たち。 一つ一つ順番を考えながら食べるのも楽しい。

前菜は



中心にアマートトマト 中にはタラバガニが詰まっている 周りを囲むのは イカとエビといった魚介類と セロリ ビーツ 人参のマッシュを丸めたもの。 これも見ていて飽きないかわいい盛り付け(っていいながら食べたけど)
トマトのフルーティーな甘さとセロリの鮮烈な香が印象に残るお皿だった。

メインは



エゾ鹿とほろほろ鳥のミンチのパイ包み エストラゴンソース
野趣のある肉の組み合わせとソースがよく合う。

またこのお皿?がなかなか素敵じゃございませんか?



デザートはシャーベットとクレームブリュレとケーキ

コーヒーもおいしかった。

男性や もっとガッツリ食べたい派の女子には物足りない量かもしれないが、こうやって自分じゃ作れないような手の込んだ料理を少しずつ色んな種類を食べたい派にはおすすめ。

小さな容器 色とりどりの食材・・・

庭にゴザを敷いて 自分の持っているままごとセットに葉っぱを添えて アオキの実やツツジの花など庭で集めた幻のご馳走を前に、友達と 時には一人でしたおままごと そんな記憶が甦ってきた。

ここは桜の季節にはお花見スペシャルという期間が設けられている。
お誕生日にオットにご馳走してもらいたいなぁ。




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続・ジジイの啓蒙

2011-02-18 22:40:33 | 読む
vol.1から読んでね ★ 

さて 去年の春ごろから仲良しになった団塊シティーオヤジたち。その中のまとめ役オジは大学もなぜか二つ卒業していて 某所で教鞭をとり文筆もしているという文化度の高いオジである。
当然かなりの読書家である。
そのオジとひょんなことから本の話で盛り上がった。E・ケストナーの話だった。
ワタシの幼少の頃、かなり好きだった児童文学者である。
ワタクシ今まで生きてきて 男性と「飛ぶ教室」について盛り上がったのは初めてであった。あちらもそうだったらしい。
以前も書いたけど まったく利害関係もなく もちろん恋愛感情もない異性友達と昔読んだ本の話ができるというのは新鮮な体験であった。

そこでそのオジと昔読んだ本の話から、さらに今読んでいる本の話にもなった。日本の小説部門では三浦しおん氏の「仏果を得ず」 山本兼一氏の「利休にたずねよ」偶然最近読んで良いと思った本の趣味も一致した。
 ← これも実におもしろい

世の中には数多の本が出ているのに ここまで趣味が一致するのは珍しいことである。

ところが、私が「その人のは読んだことないですよ」と言った作家。そのことでオジは大変残念がった。「局さん 読んでないんだ ぜひ読んでみて」と
「は~い じゃ 今度買うね」と言ったら 「あっ いいよ買わなくて ちょっと待ってて」と言われた。

そしたらこのほど本の宅配便が送られてきた。ご丁寧に読む順序までレクチャーしてある。



百田さんを知らないのは不勉強であった。こちらを読んでくださる方の中には愛読している方も多いと思う。

ちょうどこのたびの胃腸風邪ですべての予定をキャンセルして家にいなくてはならなかったこの二日、スポーツドリンクとオジがくれた本を枕元に置いて ひたすら読書にふけったのであった。

まだ 永遠の~ と Boxの二冊が読み終わったところだけど、久しぶりにページをめくるのがもどかしくなるようなストーリー運びのうまさと 読んだ後の静かな感動(永遠の) すがすがしさ(BOX)に心をあらわれたわね。

わざわざここで比較の対象として名前を出すのも性格が悪いと思うが 最近実家に帰ったら、弟より 「ねーちゃん これ、おもしろいよ」と渡されたのは 去年の文春の「このミステリーがすごい」で選ばれていた 貴志OO氏の 「悪の経×」であった。厚い上下巻の本だが、確かにどんどん読み進める本であった。
サイコパスの高校教師が教え子を次々に殺していくというストーリー。描写もうまいし、やはり読み出したら止まらない面白さのある話なんだけど 読後感の悪い事・・・ 「あ~ 面白かった だけど なんなの?」
教師の鬼畜度が常軌を逸していて何も感情移入できないってところもあるけど、作者がこの殺戮話を通して何を伝えたいのかさっぱりわからず、刺激的な殺傷場面におしまいには頭の芯が疲れて「あっ もう読み返すこともないや」と思った。 考えてみるとバトルロワイアルの焼き直し感もあったしね。

しかし この百田氏の二冊。
ホントにいいよ。泣けたよ。感情移入できるよ。作られた登場人物ながら、「あ~ あなたたちに会えて良かった」と思える人たちに会えた気がする。

これは片っ端から私の気の合う人たちにおすすめしたい本である。
手始めに家族に 「読め 読め」とおしつけてある。

これについては もう一冊を読んでからそのうちここでまとめてみたいと思う。







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病人の一日

2011-02-16 23:44:37 | 日々の生活
昨夜 オットがもらってきたバレンタインチョコとなぜか一緒にもらってきたブランド牛すき焼き肉を食べて就寝してから数時間後、急に気持ち悪さで目が覚めてそれから上げ下げと悲惨な目にあってしまった。

やっぱり普段買わないような霜降り肉を食べて胃腸がびっくりしたのであろうか?
高い化粧品を使うと必ずかぶれるワタシ。肌は貧乏性と自覚していたが、胃腸まで貧乏性になってしまったのだろうか? 悲しいことである。

一緒に食べたオットとムスメは何でもないから ワタシだけお腹に来る風邪かもしれないが・・・

今日は朝からスポーツドリンクのみで 後はひたすら寝てたらどうにか昼過ぎには収まった。
ノロだったらもう少し症状が続くらしいからやはり食中毒か風邪だろうか?
いずれにせよ 何か食べないとちゃんと回復もしないだろうなとは思ったが何も食べたくないし作りたくもない。

そうしたらムスメが

「何か食べたいものある? ワタシはこれから出かけるけど食べたいものがあったら作るよ」と珍しい提言。

「実のあるスープっぽいものが食べたい」っていったら

電気鍋を使ってスープカップの中に実だくさんの茶碗蒸しを作ってくれた。



「スが入っちゃったよ~ なんか出来上がりがきたない~」 と何かとこだわるムスメには会心の作じゃなかったようだが、味はおいしかった。
これとオジヤで元気が出た。

結構味のセンスはいいんだから、毎日作ってくれればいいのにな。






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雪かきで先を越される

2011-02-15 08:31:10 | 日々の生活
先週に引き続いて昨夜から雪 先週のはあっけなく溶けてしまったが、今度のは湿った大粒の雪だったので一晩でずいぶん積もった。

このブロックで順番に回ってくるゴミ当番にあたているので、昨夜遅く 缶とビンの収集ボックスを道路に出しにいってこれは明日の朝は雪かきしなきゃと思っていた。
あいにくオットは職場に泊まり。こういう時に限って帰ってこないんだから~と思ったが・・・

実は去年の秋、長期天気予報を見て今度の冬は寒い、雪も多そうとの情報から ワタシはやっとこれを買ったのである、生協で



一戸建てに引っ越してきて早16年、そんなに雪が積もる地域じゃないが、やはりたまには雪かきが必要な時があった。

その度 チリトリでどうにかこなしていると、ご近所のオジサンたちが「やっておきますからいいですよ」と憐れんでw家の前までやってくれていたのである。
(そういえば このブロックでポーズだけでも雪かきをしようとする♀はワタシだけではないか、みんなご主人がやさしいのねえ)

しかし そういつまでもヒトの情けにすがってはいけない。

雪かきシャベル(確か1380円)も購入したことだし、明日の朝はしっかり起きて本格的雪かきデビューを果たそうではないかっ!

ワタシは勇んで次の日に履く予定のゴム靴まで玄関にそろえて置いて就寝したのであった。

しかし・・・

今朝早く ずずずずっずずずずっ と言う音で目が覚めた。

しまった オットが出勤しないので寝過ごしてしまった。

と思ったら 斜め向かいの 超几帳面のオジサンが なんだか大きなスクレイパー?のような道具で道の雪をどけているではないか?
あわてて着替えて外に出たら 「いいですよ、これでやればすぐに終わりますから」とのこと。

←家に帰って隠し撮り

そうこうしているうちにあっというまに道路の雪は片づけられ、我が家のシャベルは出る幕がなかったのであった。

ありがたいこと。
このブロックのオヤジたちはみんなマジメで寡黙で働き者である。
一番うるさくて口数が多くて その割に地域に根付いていないのが間違いなく家のオットだな。

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オトナの居酒屋

2011-02-13 21:13:02 | 食べる
世の中は三連休と言っている人たちも多いが、ウチのナントカ暇なしオットは木金と雪の東北地方に出張、すぐに終わるはずだった仕事がトラぶって夜の10時過ぎまでかかって予定した飛行機に乗れず、次の日一番の飛行機に乗ってそのまま また違う頼まれ仕事。土曜日は本来の職場で仕事とかなりハードな日々であった。

その渦中の金曜日の朝に突然ワタシに指令が来たのである。 にて

「ストレスたまったから発散したい。明日の夜は、前に言ってた00のところに飲みに行こうぜ、絶対おいしい 味は保障する!」

「へいへい よろこんでっ!」 別に土曜の夜は予定も入れてなかったし 外食もいいな~

すると

「どうせなら AちゃんとNちゃんも夫婦で誘おうよ。お前連絡してくれ」

オットもお気に入りのワタシの親友たち。いいよ 誘ってあげるよ ワタシも楽しいし。
こんなに急な誘いで はたしてキャリアウーマンズは暇なのであろうか? それにこの極寒。大丈夫かな~?と思いながらも誘ったら二人とも快諾。ただしAダンナは国外出張のため来られないとのことだった。

そして当日の昼・・・

「ドタキャン悪いけど ウチのおっさんがおなか痛いっていってるんでおかゆ食べさせてわたしだけ参加」とNちゃんからメールが来た。

オットにそのまま伝えたら

「そっか~ 男一人じゃナンだから お前 Nさん誘えよ」 と指令が来た。

Nとは大学時代からのワタシの兄代わりの腐れ縁オトコである。 この辺 いきさつ☆ 別に誘うのはヤブサカではないのだが、一つワケありだったのである。親友Aが①×後の独身時代、Nは前から憧れていたAに突撃して玉砕した過去があるのである。
その後Nは遅まきながらとても素敵なおくさんと縁あって一緒になったが たまに「Aちゃん元気?」とか「まだキレイ?」とか私に聞いてくる未練がましいヤツなのである。

(その状況でよぶの? 寝た子を起こしたらどーすんだ? でもおもしろいから声かけちゃえ) ←ヲイ


Nに 「今夜ダンナのお気に入り居酒屋に行くけど来る? よかったら奥さんもどうぞ。Aちゃんも来るよ」とさりげな~くメールした。そしたら

「今夜は空いてますので参加させていただきます。O子(オクサン)は子供をおいていけないので俺一人で行きます」とのメールがすぐ着信。やっぱりね~と一人  こんな笑いを浮かべながらこのメールをオットに転送した。

「N君 来るってさ。 あなたも人悪いね~」 オットからは

「思った通りだな。 人悪いねって お前だけには言われたくない」との返事あり

そして集合した居酒屋 おされな街 代☆山のちょっとはずれた住宅街の中の小さなビルの二階にひっそりと存在している。



カウンター席と テーブル席 ソファーのくつろげる席もある。こじんまりとはしているけど清潔感があって親しみやすい空間だった。

居酒屋 と銘打っているが、創作和食の店と言った方がいいと思う。

オーナーはオットの知り合いのイケメンくん。彼もシェフもみんな有名どころのフレンチ出身者である。

ここの料理がそれはおいしかった。 携帯のカメラ設定が接写モードになっていたため ボケた画像ですみませんが・・・

 リコッタチーズの豆腐

 ヤリイカとアスパラ

 クレソンとパクチーのサラダ

 ホタテと千枚漬け 

 牡蠣の天ぷらと青のりソース

 馬刺し5種

この馬刺しが特筆すべきものであった。レバーの新鮮さ、ほかの部位も極柔らかくまったく臭みもなく肉のフレッシュさが堪能できる味。茗荷の載っているのはタテガミだって。初体験だった。コラーゲン!って感じの食感。つけだれは熊本産の馬刺ししょうゆ。みなさんご存知のとおり九州のお醤油ってなぜか甘い。私は煮物なんかには重宝するけどナマ魚にはちょっとな~と今まで思っていたのだが、馬刺しにはとても合うってことを発見した。 ホント この馬刺し各種を味わうだけにでもこちらは行ってみていただきたいです。

馬肉も熊本産だったかな? これだけじゃなくて ここで使われている食品の産地は九州産のものが多いらしい。
フレンチで仕入れしている時も、色々試してみたけど 九州のものが一番使いやすくておいしいとオーナーはおっしゃっていた。
そういえばオットは最近は東北方面に仕事の縁があるが 数年前まではよく九州に行っていた。確かにおいしかったよ 九州は 何を食べても。

 

〆は佐賀米の塩むすび。ちょうど良い大きさのおむすびが縮緬ジャコやいい塩加減の梅干しや昆布と一緒に出てきた。
このお米の炊き加減もふっくらむすんだ加減も秀逸であった。
フロアーをしきっているしゃきっとした女性にすべておまかせで選んでもらったのだが、肉、魚介、野菜、温かいものと冷たいもおのバランスも良く、もうちょっと食べられるかな?くらいだけどちょうど良い量で満足する取り合わせ & 良いタイミングで運んでくれた。

家の近くには総合大学があり、そこの学生がよく使うのか、駅にはつ☆八とか庄☆とかもあり、最近の牛丼の値下げ競争と時を同じくして、やたら単価が安く設定となったようだ。
全品280円とか1000円で飲み放題とか・・・
そりゃ~学生さんたちは安いに越したことはないだろうが、 オットと帰り道 めんどくさいからその手の店に寄っちゃおうかと思う時もあるが、いくら安くてもああいう所で中国産食材食べてよくわからないサワーを飲むのは我々年代としては自重したいものだと思う。 それなら家に帰って冷凍ごはんに納豆または生卵でもかけて漬物と佃煮でおなかを満たし、280円のサワーの代わりに発泡酒じゃないビールでも飲むほうがマシだわね~ とワタシは思う。

しかし、この店 同じ「居酒屋」と銘打ってあっても その材料のこだわりや組み合わせのセンスのいいこと。それになかなか家庭では食べられなさそうなメニューもとりそろえて ホントに満足行くところであった。「オトナの居酒屋」としてリピート店にしようと思った。

 ←ここです。日曜休み。

おいしいものに舌鼓をうちながらも 住宅業界のAちゃん Nちゃん 外資系サラリーマンのN 異業種ながらお互いに仕事でリンクする部分もあって こんなことが将来できるといいね~と話も出たり、Nの趣味のオヤジバンドのライブに今度は行こうって話がまとまったり、両Nは初対面ながらもみんなで盛り上がって そのうちまた という約束になったのであった。

盛り上がりついでに久々にカラオケに・・・



オット Nちゃん N

山本譲二の「みちのく一☆旅」 Nの歌っているところ 「たとえ~どんなに分かれ暮らしても~」 「Aちゃん~」 「お前は俺には最後のおんな~」「Aちゃ~ん」と
合いの手を入れる ワタシとnちゃん。

「お前らアホか」とNは苦笑しつつもおもしろい一時間であった。

帰りは遅くなったし寒いからタクシーで帰ろうとワタシたち夫婦とNちゃんはタクシーを止めて地元のAを残してNも乗り込むと思ったら、「俺、方向違うから電車で帰るよ」とNはAちゃんと路上に残ったのであった。動き出したタクシーの中から並んだ二人に手を振った私たち。

「狙ったね?」

「Nさん やるなぁ 瞬時の判断だね~」

「しかしモテル女は罪作りだね~」

とタクシーの中で評論&感慨にひたりつつ これだけ寒いとガラガラの冬の夜道を家路についたのである。

その後のNとAちゃん 報告もないしどうなったか知らない。←ヲイ

反省点としては 私のお酒の選び方。最初はビールはお約束としても その後の焼酎お湯割り→ハイボール カラオケでカシスオレンジ あまりにも節操のないお酒の飲み方で、量はそうでもないのに悪酔いで家に帰るころには頭ガンガンであった。
オトナとしてのお酒の飲み方をもう少し身に着けなきゃいけないわね(って次に飲む言い訳かい?)
























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雪の日

2011-02-12 01:22:57 | 様々な思い
久しぶりに東京に積もった雪

雪国の人から見ればどうってことのない降雪なんだろう

幹線道路は濡れているだけだけど

路地にはうっすらと積もっている

こんな日は電球色の窓の灯がとても懐かしい

帰る家のある幸せ
寒かった って言いながら飛び込んでくる家族を迎える幸せ

雪の日は 幸せの閾値がとても低くなるよね






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軽すぎるんだよ

2011-02-09 20:57:48 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ(ムスコ)よりメール。

ヤツは我が家より30分ほど都心方向にある職場の寮に住み、週末など車を使いたいときは我が家の車を借りに来る。
一応ガソリンは使った分くらいは補充しているようだが、汚れても洗車するわけでもなく使ったまま。もちろん車関係の税金やメンテナンス料金はこっち持ち。
はっきり言ってあの年頃のワカゾーには身分不相応な車だと思うが、仕事関係のゴルフコンペなどの際は上司も送迎したりするので 文句も言わず(とっても言いたいが)黙って貸してあげている現状である。
こうやって改めて書くとなんてドラにとって都合がいいのであろうか? (イツカオトシマエハツケテモラオウ)

そして昨日もこんなメールが私とオットの携帯に届いた。

以下

 車を使いたい日が何日かあるのでご連絡。

2/12
★★で大会。そのあとバーバの見舞いに☆☆いってもいいなぁ。いくなら13も借りたい。

2/26~27
M子の実家にいく。娘さんを頂いてもいいですかぁ?と軽いノリで聞いてみる。

3/5
部でゴルフ

3/19 20 21
○○で大会。

以上。よろぴく 

何が以上。よろぴく だよ! ほぼ毎週じゃないかい 
ワタシだって土曜日使いたい時もあるのに~と私は内心苦々しい思いだったのですがね・・・

と思いつつも2/26からの予定を見直して・・・

ぎょぎょっ ついに来ましたか 
ドラ25歳 大学一年から付き合っている同級生同い年のM子。高校の時もいわゆるカノジョは居たようだが、1年以上続く気配はなくホントに適当な遊び人ヤローだったのだが、なぜかM子とはず~~っと続いている。もちろん家にも連れて来たりはしているので 家の家族とも馴染んでいる。
そんなに口数が多くないし愛想の良いタイプの子ではないが、しっかり者で沈着な努力家。でもそんなに細かく神経質って感じではない。見た目も可愛い。何より物好きな事に ドラの事が好きっていうのは疑いのない事実のようだ。
ワタシはどーせ長続きしないだろうと思っていたのがここまで続いているのでよっぽど気が合うのだろうし色々考えても反対する理由はないので本人同士お好きなようにと思っているし、最初は批判的に見ていた家のムスメは(やっぱり兄ちゃんを取られるって感じの反発があったのかもしれない)何かがきっかけで「M子ちゃんはすごいよ 尊敬するよ」と一目置くようになった模様である。
未来の姑、小姑がこんなちょうしだから、もとより若いムスメに甘いオットは反対する理由もなく、ドラとM子はいつもセットで家に出入りしているここ数年間である。

まあこのまま行けばいつか結婚ってことになるのかもね~とは思っていたが、来ましたか・・・ ついに来ましたか。

しかし 

M子の実家にいく。娘さんを頂いてもいいですかぁ?と軽いノリで聞いてみる。

 なんだよ~ この軽いノリは・・・

ワタシは時節柄これを思い出したわね ↓

「今度はこちらをよろしく」「今回の取組はスムーズだったね」ぶつかってその後、流れでいきましょう」「すぐにはたかないで途中で投げます」

言わずとしれた八百長メールとの共通項がありませんこと?

重要事項なのに軽いんだよっ ノリがっ !

もっとまじめにやれっ! まじめにっ!

と言いつつもワタシがドラに返したメールは・・・

「娘さんを頂いてもいいですかぁって そんな軽いノリで行って ダメだぴょ~ん って断られたらどないするん もっと真剣に行けっ ちなみに娘さん×→お嬢さん○」

今読み返すと 我ながらあまり真剣に注意している表現ではないわね。

ちなみにオットがドラに返したメールは

「局家にとっては、大変喜ばしい事だが、あんまり軽く考えるなよ。普通は酒席になったりするので車じゃなくて電車で行くべきだ」

と 私よりは真剣な返信であった。 しかし酒席ってを前提として考えてないか? オットも能天気なオトコである。

まあ ドラも照れてて私たちにこういう表現なのだとは思うけどね。
さて、どうなることやら。
M子が可愛くてお嫁に出すことを考えると心臓がドキドキするらしいあちらのお父さんはどう出るか? こっそり覗いてみたいものである。







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あっちこっち

2011-02-08 08:44:52 | 食べる
年末と一月、実家との往復だったので 色んな用事が今頃になって押し寄せております。

ネタはあってもブログに残している時間がない状態。

で、備忘録としてちょこっとだけ。



日暮★の生地屋街に連れて行ってもらう。
Fさんサロンの服の受注会。去年母も参加させたら、できあがりのスーツがとても気に入ったというもので、母のこれからの季節用の生地を選びに



洋裁する人や 生地を見慣れてる人だったらいいけど これだけ大量の生地があるとどうにも選べないんだけど。
みんなと協議の末



これでブラウススーツを作ってもらうことに。温かくなったらこれを着て、また元気にお出かけできるように。


私は自分自身のは買うつもりはなかったんだけど、イタリア生地の安売り(着分ギリギリしか残ってなかったので)の棚の生地に一目ぼれ



シルク地のヘビ柄ですよ ヘヘヘ 裏をつけて身体にぴったり沿う長めのワンピースにしてもらうつもり。
ヒョウ柄とかヘビ柄ってワタシの年だと大変「危険」なのは承知なんだけどw 敢えて挑戦。
着ていくところの当てはあるのか?



ランチはこの街の韓国料理。石焼ビビンバ750円でおかず、汁物つき キムチもおかわり自由でコーヒーもついてて とてもおいしかった。

           *   *   *


週末・・・ きまぐれ誰かさんのおかげで 北の方へ日帰り小旅行



仕事もあったが 目的のほとんどはこれを食べることだった。45分一本勝負だった。



食べ放題です。



鉄板の上になくなると シャベルでガサっと乗せてくれる。

ただひたすら 殻を剥いて食べる 食べる



ワタシ一人分の殻・・・

30個以上食べたな。

海岸に建てられた小屋の後ろには巨大な貝塚が存在している。未来人が見たら 平成貝塚と命名するであろう。

けど 牡蠣はもう当分いいや・・・









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足が左利き

2011-02-05 21:54:05 | 日々の生活
新しい自転車を買った。

パナソニックの電動自転車VIVIシリーズの2011年モデルである。

今までのも同じメーカーの電動だったのだけど、8年物。バッテリーがもうダメだしタイヤも替え時、サドルもボロボロで雨に濡らした次の日はお尻が冷たくなるというかわいそうな状態であった。
バッテリーだけで2万円 そのほか色々手入れをすると3万円くらいかかることがわかった。
普通のママチャリなら二台くらい買えるではないか・・
それに この古いバッテリーを買い換えてもいいけど 規制が変わったため 今のバッテリーは昔のよりはるかにパワーアップして長持ちもするんですと。

え~い! 買い換えちゃえ と 一番新しいモデルのモノを買ってしまった。

我が家は高台と言えば聞こえはいいが 最寄駅に行くには、途中に川があるため 下って上らなくてはならないのである。したがって帰り道もまた下って上る。
オットなど 「そんなに気にするほどの道のりか?」などと言うが、オットは朝行ったらまた帰ってくるだけだけど、主婦ってのはですね、一度で済む日だけじゃなく 出掛けては帰り、買い物行っては帰り、あっ銀行行くの忘れただの 図書館行かなくちゃなどで日に2,3往復することもある。(昔はよくムスメの小学校のお迎えだの ドラの塾のお迎えだのでもっとせわしなかったもんだ)
また犬のエサとかかさばるものやスーパーでまとめ買いなどしたあとなど坂道をえっちらチャリを漕ぐのは ホントに嫌いな労力の使い方である

さらに オット 「運動になるから普通のチャリにしたら?」 だと
「運動はジムでやるもんなの!」と言い返したけど まあわざわざエアロバイク漕いでる自分ってのに矛盾も感じないわけでもないけど・・・

は置いといて・・・

買いました!

 最近赤がマイブーム

ホント 今までのより数段パワーアップしている。今までのチャリが坂道になると背中を押してくれるってイメージで急坂の時は結構自分の脚力も出さなきゃいけなかったのだけど、今度のは違う。
我が家にたどり着く最後の急坂ではちょっとペダルに負荷をかけると ハンドル部分を親切な透明な巨人さんが引っ張ってくれるがごとく すーっと勝手に自転車が上っていくという感触である。

平地だとなおさらのこと ほとんど自分の足の力はかかっている感じではない。自転車というよりペダルつきのバイクって感じ。

その上バッテリーの持ちもいいみたい。今までの二倍くらい。エコモード(平地ならこれで十分)なら42km持つらしい。

ただ欠点としては・・・ エライ重い。バッテリー無で漕ぐ分にはそんなに今までと感じが変わったわけじゃないけど、自転車本体を持ちあげるなんて私には不可能である。(鍵かけたままガレージ内を移動させるなんてたま~にあるでしょ?)

それに一番困ったのは この自転車、スタンドを立てると自動的にハンドルとスタンドのストッパーがかかるのである。
それは本来便利なんだけど 私の場合 自転車って右側からしか乗り降りできないのである(笑)

普通、自転車ってものは左側から乗り降りするように作られているのよね。片側のスタンドも全部左側につけられているではないか・・・

今までのもストッパーは左側だったが それをかけなくても良いところはかけないままで止めておいた。今度のはご親切に止めてスタンドをかけると勝手にかかってしまう。
だから私は左側でストッパーをはずし それからよっこらしょと右側に回り込んで乗るという余計な過程を強いられることになった。
だって 40年以上自転車の乗り降りは右からしてきたんだもの。今更変えられない・・・

皆様 走り高跳びってどっちの足で踏み切りますか? 利き足で踏み切るから右足で踏み切る方が多いと思うんだけど・・・ そうすると斜めから助走する場合はバーの左方向から向かうでしょ?
ところっが私は右からバーに向かって行って左足で踏み切るのだ。そして中学のころ 左足踏切派がかなり少数派だと気付いた。そしてさらに その左足踏切派の一部はやはり右側から自転車に乗る人たちと言うことに気づき 私はひそかに納得したのである。

「そうか 私は 足が左利きなんだ」

ところが、我がオット。小さい時に左利き(手ね)だったのを母親に矯正されて右でお箸と鉛筆は持つようにさせられたらしい。しかし本来どっちも使えるから 刃物ではさみ以外は左も使えるというかなり得な人生を送っている。
テニスや卓球はサウスポー 野球は右投げ左打ちである。

「じゃ チャリも右からのほうが乗りやすいでしょ? ね?」と同意を求めたら

「ふつうどっちも乗れるよ お前がどんくさいだけなんじゃないの?」 と言われてしまった。

ホントにどっちからでも乗れるの?ふつう左から漕ぎ乗りしている皆様 ためしに右から乗ってみてくださいね、怖いから!






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らくご そして 伊能忠敬の思い出

2011-02-03 20:52:44 | 記憶の箱
  昨日の記事 ★ の続きです。

志の輔さんの「落語」に関して続けると、その時間軸と空間、現実とフィクションの間を行きかって話が進む。それでも彼の表現力で観客は混乱することがない。
その上、大河ドラマプロジェクトを進める主任とその部下。多分50代くらいの千葉県庁あたりの公務員のおじさんと30代くらいの部下が ご当地を盛り上げるプロジェクトとして分室をまかされ、伊能忠敬をNHK大河ドラマに取り上げてもらおうということで色々やっているわけだけど、その人の良さそうでのんびりとした空気がなんとも言えない面白みとして表現される。一方では歴史上の出来事のクライマックスとしては完成された伊能図が将軍家斉の前で広げられる所は 江戸城の大広間に伊能図が広げられ、その迫力に人々が息をのむ様子まで私たち観客が容易に想像される話だった。

笑える所は思い切り笑え そして感動してしみじみできる。

才能ある噺家さんって スゴイものなんですね~。と、つくづく・・・


ところで伊能忠敬。日本史上の偉人として小学生でも知っている人物だと思うけど、彼が自分で測量した結果が地図になるのを見届けていないという事実ってあまり知られてはいないんじゃないかと思われる。
この話の中でも出てくるのだけど、地図が完成して幕府に献上されたのは忠孝の死から2年後なんです。しかもその間、忠孝の周りの人々(高橋景保以下チーム伊能の面々)によってその死は隠されていた。志の輔さんの話の中では それが忠孝の残した測量という地道な仕事に対するチームからの敬意として最後まで(地図の完成まで)忠孝の仕事として完成させたかったのではないかとなっていたが、その通りだと信じたい。
ただ忠孝の 「ただ地球の大きさを知りたい」(子午線の長さを知って地球の外周を知りたい)ってことは彼の生前にもわかっていたのだと思う、それは良かったなと思う。

そしてね、この話を聞いている間も懐かしさがこみ上げてきたのだけど 伊能忠敬って我が家にとってはとりわけ親しみ深い歴史上の人物なのですよ。

ムスメが小学校の時・・・ ホント今思うととてもめんどくさい小学校でね、「卒論」があったわけです。6年生になると自分でテーマを決めて色々調べたり作ったりしてまとめる。テーマによって相談する先生も決められる。教育熱心な家庭の多い環境(今思うとよくあんな面倒なことできたなと自分で自分を褒めてあげたいがその時は周りにつられてやっていたw)家族としても色々な所に連れて行ったり実験に付き合ったりしていたようだった。
そしてさらに その6年の卒論に向けての練習として5年生でプレ卒論みたいなもんがありましてね、夏休みの自由研究のちょっと重いもののような位置づけとして 社会科と理科の研究があったのだ。
それを我が家では(家のムスメの研究だったのだが、結局親までまきこまれたもんだ)「伊能忠敬」をテーマにしたのよね。

資料を読んで生涯をまとめたり、佐原にある記念館に行ったり(ちょうどお祭りもやってて面白かったが)それだけじゃつまらないので 実際に忠孝のやったやり方で近所の地図を作ってみよう(これは私が思いついてムスメが研究テーマに書いちまったおかげで後でさんざん苦労したもんだ。)などとひと夏 忠孝漬けで過ごした。
しかし これだけ熱心に色々やったのに家のムスメ、まるで歴史とか古典とかワタシのリキ入れた部分の興味が育たなかったのが今となっては不思議~。そう思うとムナシイもんだがこの先の彼女の人生でどこがで良い影響があるんだろうか?
まったく子供なんて思うようには育たないもんだ。ってここで愚痴っても仕方ないけどさ。

それからですね、偶然ドラ(ムスコ)が入った中学は 卒業生に忠孝の子孫がいらっしゃったらしい。ドラが高校になってからだったか?その縁で伊能図が学校に来て公開されるとかってイベントがあったように思う。
その頃私はもうかなり 「子供の教育熱」からは冷めていたし、ドラもろくでもないことばっかりしていたので なるべく近づかずにすむ場面では学校には近づかなかったのである(トホホ)
今思えば、行っておけばよかったな。
一方ね、去年の夏 「はやぶさ」の地球帰還ってニュースがあったでしょ? なんだか暗いニュースばかり、かつめちゃ暑くて日本中が疲弊していた夏の終わり、あのニュースは久々の明るいハナシとして歓迎されましたよね。
あのはやぶさプロジェクトに ドラの学校の卒業生が3人居たんだって。しかも天文部だか気象部だかで。らしいなぁとあとで聞いてなんとなく納得した。
地球の大きさを知りたい と言って ただひたすら同じ歩幅でとてつもない距離を黙々と歩いた男。そして何万キロ先の小惑星までたどり着いてまたそこから帰ってくる探索機を作りたい そして長いスパンで数々の困難を乗り越えてそれを成し遂げた男たち。

その二つの事柄になんだか同じ気脈を感じてしまったのよね。

ドラの学校、こうしてインスタントでないなんだか遠くて大きな理想に向かって行けよ って感じで教育してくださる理念のある学校だったな~と今になっては思う。先生たちも「勉強しろ」などとはまるで言わない方たちだった。(たまには言ってくれよ~とも思ったけどね)

今思うとこういうセンスは伊能忠敬センスだね。茫洋としてガツガツしてない。ちょっとオタクテイストもあったが個人が好きなことをやってそれを伸ばしてくれようとする、今思うと良い学校だった。

だいぶ話がそれたが終了します。


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