局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

朝ご飯の定番

2015-06-28 19:56:38 | 日々の生活
局家の朝ごはんはたいてい洋食系である。味噌汁にご飯と納豆etcという純和食も捨てがたいのだが、オットが朝早く、朝っぱらから白飯は腹に入らないというし、私自身もおいしいパンが大好きなので、朝はパンとそれにあうおかずにしている。
と言っても、ごく簡単に卵とかベーコンやハム類、ちょこっと生野菜なんだけど、今 はまっているのは朝一のスムージーである。

これを朝から飲むと、結構お腹にたまって午前中はお腹がすかないし、胃腸にも良い気がする。たいてい豆乳(たまに牛乳かヨーグルト)をベースにバナナはほとんどレギュラー それに 果物一種類と野菜一種類といったところ。春から夏にかけては一緒に氷も入れてミキサーにかけて冷たく仕上げる。
ムスメも仕事が朝早くてバタバタして食べるヒマがない なんて時も、これだけは流し込んで出かけて行く。

バナナ以外の果物は安くていつでも手に入るもの、たいていはキウイ、リンゴなど、野菜は生で入れるのであまりあくのない小松菜とかレタスあたりが多いかな。
たまにいただきものが重なってさっさと消費しなければ の時は ももとかマンゴーとかが入ってゴーカにもなる。

そして、朝余裕がある時は
「さて、今日の組み合わせはなんでしょう!」と聞いて当ててもらうことにしている(私もヒマね)

香りや味以外に色でだいたいわかるんですがね・・・

昨日の朝はオフだったので朝寝坊して起きてきたムスメ。冷蔵庫の中の作っておいたスムージーを見て

「今日のこの紫は何?」と聞いた。
「これはブルーベリーの紫。今日は野菜はなくて果物トリオ、あと二つ当ててごらん」と言ったら
「う~~ん この甘味はバナナだよね。あと一つわからないなあ。でもなんだかみんなぼんやりした印象」
「やっぱり!あーたもそう思う? 私も作ってみてからなんだか締まりのない味で 不味くはないけどおいしくないなって思ったのよ」
「あと一つはなんなの?」
「アボガドだよ。昨日あーたが食べた半分」
「へえ あのアボガド熟し具合がちょうどよくておいしかったんだけどね。スムージーにするとあまり印象ないねえ」
「そういえばそうだね。トリオのくせにお互いの良い所を殺しちゃってる感じ」
「ホントホント あっ俺遠慮しときまっす。 あっ俺も~ 失礼しまっす。俺も帰ります。って三人で遠慮してる感じだねえ」
「一種類ずつだと結構自己主張しがちなヤツラなのにね~」

ホントに思い返すとくだらぬ会話だが、こうやって成人したムスメと朝ご飯を食べながらのまったりとした時間ってのも将来考えたら貴重なものになるかもしれない(と言いながらいつまでも家にいたらどーしよー)

今朝はオットと二人の朝食



今日のスムージーは バナナ、小松菜、パイナップル。
パイナップルってのはスムージー界においては、なかなかの実力者である。そのエキゾチックな香りと酸味で他のものをひきたてつつ適度な自己主張で味を引き締めてくれるのである。

しかしあやつの欠点は剥きにくさですねえ。葉っぱはとげとげしていて触ると痛いし、本体はごろんとしていてまな板の上ですわりが悪いし、皮はかたくなに包丁を拒む。
忙しい朝から、向き合うと焦って手を切りそうだから前の日に剥いて保存容器にでも入れておかないとダメってところが欠点ですね。
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今年のエリザ

2015-06-27 19:47:30 | 見る(映画 劇場 美術館など)





もうこのミュージカルを何度見に行ったことだろうか?

数日前から遠足前の小学生のようにワクワクして、観ている間、固唾を飲んで食い入りるがごとく、観終わると(あ~終わっちゃった)とがっかりして、数日間は劇中の歌が耳に蘇り、気づくと歌っているw
ワタシにとってこんな魅了される作品ってあまりないのである。

宝塚、東宝と何度も行ったが、今年の東宝版はキャストが大分若返りとともに、エリザ役が初めての宝塚娘役だった人。それもワタシが初めてビデオ(DVDにあらず)で観た宝塚雪組の伝説の初演の時のエリザベート役のお花様である。





この向かって左ね。



↑他のキャストはこの方たち

お花様っていったいいくつのおなり遊ばすのであろうか? 王妃になってルキーニに殺される晩年の気品のある貫録感などは当然として、皇后として生きるってことの苦悩のあらわれなどはもちろん、少女時代の自由奔放で無邪気なシシーまで無理なく演じているのにぶったまげた。ホントある種お化けである。
歌も安定。今までの男役の演じたシシーの高音のあぶなっかさがなく安心して聞けた。迫力もあったし。





トートは右の井上くん。この人も歌が達者だし、踊りも安定。情熱的というかちょっと俯瞰している感じのトート。きっちり役をこなしている感じで、どっちかというとクールなおもむきのお花様と良いカップルだったのじゃないかなと思う。(多分)ぐいぐい系の城田くんのも是非見たいところなんだけど。



ルドルフ役は左の古川くん。180cmだってね。イケメンだし長身だし歌も歌える。ダンスはどっちかというとクラシック系でもうちょっと切れがあればってところだけど将来楽しみ。

あっフランツ・ヨーゼフ役の佐藤君も歌は抜群だった。ただ、周りのキャストが若返ってて長身で顔が小さいので一人昭和感があったのは否めない(また余分なことを)もうちょっと痩せないと若い役には苦しいかも。

あとルキーニは歌舞伎役者のあの方。やっぱり舞台慣れというかせりふは朗朗、ルキーニっていうきれちゃってるキャラはよく演じられてたと思うし、歌も中音域は聴けるんだけど・・・ 高音で地声と裏声の境あたりで何度も声が裏返ったりかすれたり・・・ 以前の高嶋ルキーニも「最初はああだったんだよ」と舞台友Nは言うけどね。リピートするなら山崎育くんの時の方が安心だな~と思ってしまった。

あとゾフィー役の香寿さん。今まで見た宝塚OGの中で、私は一番この方のゾフィーが好きだなあ。さすがに歌も演技も踊りも三拍子そろった男役だったと定評のある方。すばらしかった。ゾフィー。



今回舞台はこんな感じ。
今までとだいぶ違って装置が立体的。上の部分で演じられることも多いので、前の列の方は却って観辛いかもだと思う。私たちは八列目くらいだったのでちょうど良かった。ただ前の列がTV局関係者らしくやたらに座高の高い中年♂集団だったのはちょっと残念。

しかしこの演目、舞台慣れしているその人たちも、多少すれている観客、ワタシのようなオバも、高校生の集団も、居合わせた人たちみんなが魅了されていると思えるのが不思議。

この観劇もいつものトリオ NとMちゃんと行ったのだけど、幕間に「ほっんとによくできた話だよね」と言い合う。
美貌の王妃だが、ある意味悲劇的な生涯を描くのに、トートという死の帝王を登場させたこと。彼女の悲劇は死の帝王に愛されたことというこのミュージカルの根幹を作り上げた人は天才だと思うのよね。

終わった後に興奮さめやらずに、Mちゃんと「もう一度見たいね!」 「今度はお花様と城田くんでみたいね」と盛り上して77がり、この舞台のチケット取りにも結構なコネのあるNに 「ダメ元で八月あたりでお花様と城田君の取れないか聞いてみてくれない?」と頼み込んだが、さすがにこれはダメであった。
この日も満員御礼が出ていたし、この日でさえ、もしかしたら補助席かも・・・くらいのチケット難。残念だけど次回に期待して、次は二回分くらい確保しておこうかと今から目論見。

しかしお花様エリザのはまってたこと。この人の王妃感はハンパないです。もうエリザベートはずっとお花様で良いと思った。放浪記の森光子みたいにさ。





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授業参観と宴

2015-06-23 00:01:57 | 食べる
先週土曜日のこと、ワタシと観劇仲間のMちゃんは23区北の方へ向かう乗りなれない路線に乗っていた。

我が畏友 舞台友N。都内の公立学校に専科の教師として教えている彼女の授業を一度見学(野次馬というか好奇心というかノリで)したかったので、その日の公開授業を招いてもらったのである。学校の受付には 招待客 ○○先生とワタシの名前が書いてあった。ぷぷっ

具体的には書けないが低学年の音楽の授業であった。フェンディのパンツと総レースの純白のブラウスでグランドピアノの前に座ったNは教室の後ろの父母たちの目にも、まるで臆することなく、彼女らしい しめるところは締め、楽しませるところは楽しませる授業を展開していた。

びっくりすることには、彼女の教えているクラスの子供たちの合唱の完成度の高さであった。裏声も出させる歌を選んでの二重唱。音程もリズムもきちんととれて、強弱も感情も入れて表現できる子供たち。
そしてが行の音が汚いとピアノを停めて注意するN 私たちの小学校の時の音楽の教師で鼻濁音まで注意してくれた教師はいなかったと思う。

そして、合唱、鍵盤ハーモニカと指導がうつる際も 準備にダラダラさせずにピアノで行動を起こさせる決まりの曲をひきながらさっさと準備させて飽きさせる時間を作らない。ぴしっとさせるけど鍵盤ハーモニカの準備や片付けの際にはゲームのBGMの音楽を弾いてみたり、子供たちが集中するコツをわきまえている。

45分があっというまだった。

終わって父兄が遠巻きにしている中、さっさとNのそばに寄って

「先生、素晴らしい授業でした! ワタクシの方でもこれから先生の授業運びを参考にさせていただきます」と大げさに褒めたら、他の父母たちもおずおず寄ってきて
「家の子も、先生に教えていただくようになったので音楽が好きになりました・・・」とか
「鍵盤ハーモニカの検定も一生懸命うちで練習してます」とか 言いに来たので 私もNのためにGJをしたと思う。嘘じゃないもんね。これから孫の音楽教育に役立ちそうだしさ・・・w


そしてその後は授業が終わったNと落ち合い 三人でお茶してからMちゃんと別れて、Nと一緒にこの日のメイン行事へ・・・

友人のマンションで行う定例のワインの宴である。

今回はス○インの宴。 もともと、あるスクールの同期の私たち。その先生の授業がとても楽しくて、一緒に学んだメンバーもとてもノリが良くて、別れがたくて、時々こうやってそのうちのメンバーの一人の都心のマンションを借りて、ワインのテーマを決めて、それにあう食材や料理を持ち寄って、ほぼ半日かけて飲み食いを楽しむというステキすぎる会なのである。

ワタシとNが長老で、先生や他の生徒は30、40代の若者たちだが、BBA二人をマダムと呼んで仲間にいれてくれているのである。
ホント良い子たちでありがたい。

マンションに着いたら、先生とこちらの住民が仕度をしていた。先生は食前酒に入れるオレンジを切っている。
イイオトコがエプロンをしてキッチンにたつ姿ってのはなんて良いものなんでしょうねぇ。



最高峰のカヴァもいい具合に冷えている







まずこれで乾杯して



シードルで軽く始める



わざわざ新潟からこのために上京してくる♀の近所で取れたてのナスの天ぷら 枝豆もおいしい



タコのガリシア風



グラモナの泡は



 ★ お取り寄せ生ハムと この生ハムの良い具合の燻製の香り!




オンダリヴィアの微発泡白ワイン これ趣味な味だったな



ホワイトアスパラをカルボナーラ風に調理 わざわざ築地まで行って買ってきた極太アスパラだそう。黒こしょうをぴりっと利かせるのがミソ



ルエダのベルデボ



海老のアヒージョ 直前までピチピチ行ってた海老ちゃん。この残りのオイルをメゾン・カイザーのパンにつけて食べるのもステキな組み合わせだった。



へレスのシェリー 芳醇だったな



アジのパン粉焼きは こちらの住人作 彼女も料理好きで気の利いたおつまみの名人である



赤に入った ガルナッチャ、カベルネ



これはワタシ作のスパイシーチキンとチーズポテトのアンチョビ風味と合わせて



ラマンチャとリオハのテンプラリーニョ100%の赤は






ローストビーフとベストマッチ





ここで先生、キッチンにまたもや立って、持参のパエリア鍋で作り始める。大きなあさりも築地調達。このパエリアはサフランは入れないでアサリのエキスの香りと味を味わう感じ。ス○インの美食倶楽部で習ってきた調理法だそうだ



ちょっと赤を休んでパエリアに合わせるために ニュージーの白を開ける



そして この日のメインのワインは



こちら スペ○ンのロマネ・コン○ィと呼ばれるUnico Riserva Especial





ここまで辿りつくまでに お気づきでしょうが、相当飲んでおります。しかし、やっぱりこのワインはすごかった。
20年~30年の年を経て瓶の中で静かに熟成されたまろやかなバランス。
ワタシはどっちかというと南より北のほうのキリっとしたワインの方が好みなんだけど これを飲んで「ス○イン、すごい。まいりました」と思いましたでございます。

もう私はほぼリタイアしたが、なおも飲み続ける若い衆

これも結構高級らしいが、ウニちゃんの後だとタンニンががっつりすぎた。もうちょっと置いた方がよかったかも。



この日はこのライナップに加えてあと二本だったかな ちなみに9人だから 一人一本以上飲んだことになる。二時から始めてお開きが10時過ぎだからゆっくりペースだけど。

ワタシはこの日はウ○ンの力で二日酔い予防、玄米酵素で代謝促進を狙って事前に飲んでおいた。これが功を奏したか、この日は最後までお酒も料理も食べられたけどね。それにしてもよく飲んだもんだす。



しかし午前中の奮闘もあったかつぶれた人一人



舞台友N 涅槃のポーズ

このお仲間の美味しい酒と料理を求める手間暇惜しまなさがとても好き。
お酒は酔うためのものじゃなく、料理をひきたてて より美味しくいただくものだってスタンスが共通項である。

そりゃー 時々飲み過ごして失敗もしてきたんだろうけど、この時間とそんなコンセプトを楽しめるために、これからも健康でいたいと思うし、外食で美味しいものにめぐりあった時など、どうやって作るんだろう?とかどんなお酒が合うかしら?などと考える機会が増えた。





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うめしごと

2015-06-19 12:25:40 | 日々の生活
我が家の猫の肉球くらいの庭(植え込みとも言う)には一本の梅の木がある。
この家に引っ越してから三年ほどしてから、姑が苗をくれたので(仕方がないので)植えたもの。
それが肥料もやらず、手入れもせずに放っておいたところ、野放図に枝を伸ばしたのはやっかいだが、なぜか毎年結構実をつけるのである。
こてだけ邪険にしてるのに なんて健気なやつとここ数年は見直しているのだが、毛虫を呼び込むのはやめてほしいものである。

今年もかなりの実をつけた。それも大きな。



全部でこのザル三杯くらい取れた。
で、どうするのか? ある程度の量を収穫できはじめたおととしくらいからなのだが、思いついてこの実をジャムにすることにした。

最初の年は青梅をとってそのまま二度ゆでこぼして実をタネから剥がして砂糖を入れて煮るだけだったが、なかなかおいしくできたかなと思ったので、舞台友Nに小瓶をおすそ分けしたら
「美味しい! この酸っぱさが青春の香り!」と激褒めされたのでもう一個大きい瓶もあげた。それは二度目に作って完熟梅も入っていたので色は黄味が濃くなっていたが
「今度もらった方がもっと美味しい!来年も期待してるからね」と念を押されたので去年も作った。

このジャムはパンに塗ってもおいしいが、ヨーグルトやバニラアイスに添えても爽やか。あとクリームチーズと合わせてクラッカーに載せると良いワインのつまみになるのである。飲んべにもおすすめ。



去年は木で完熟させて、同じように作ったが、舞台友Nや実家方面やご近所に差し上げた人たちからもこれまた激褒めされた。
褒められるのは嬉しいが、こうなると(今年もやんなきゃ)と多少の義務感が生じるのと より美味しいものを作ってみたいと欲が出るのが人間である。
ま、これもまた楽し。

で、何か工夫はないものかと思っていたのだが、おととしカナダの島に行ってロブスターの美味しいレストランでお土産に買ったジャムのこと。トロントなんかではあまり美味しいものに巡り合わなかったが、そのレストランとナイアガラのワイナリーの食事だけは美味しかったのである。
そこのジャムは一種類だけでなく、オレンジといちご、とかすぐりとぶどうとかいくつかの果物の組み合わせとともに ワインとかシャンパンとか必ずお酒で香りづけがしてあり、それが良い感じのハーモニーを醸し出していたのである。

う~~ん じゃ何か他に果物を加えるとしたら・・・ と考えたが、梅自体、かなり個性のある香りと味を持った果実。これに合わせるものを考えても香りで負けちゃうか、苦味酸味がより強くなってしまうか 考えどころである。

それならお酒を加えるだけにしようかと・・・ じゃ種類は? とまっさきに浮かんだのがコアントローである。あのトロリとしたオレンジの香りと芳醇な甘さならマッチするのではないかいな?

こういうことは思いついたら即実行。
あいにく地元のスーパーには置いてなく、酒屋には720mlの大瓶しかなかった。余らせてももったいないから半量でいいやねと思って隣駅のイオン系のチェーン酒屋まで自転車に乗って。

そこで無事に小瓶をゲット。結構ワインの品ぞろえもあったのでこれからの季節に合いそうな家飲み用の白ワインも買いましょうとあれこれ見ながら一本手にしてレジに行こうとしたところ・・・

ソムリエ服を着てぶどうバッジをつけた、ソムリエだかアドバイザーだかの女性が

「良いワインが入っておりますよ 試飲はいかがですか?」と声をかけてくれた。
ちょうど父の日フェアだかでシャンパーニュの試飲であった。さすがに車だったら断るが、このちいさいプラスチックコップくらいならお味見していこうと思って飲んだらまあまあ。
「さっぱりしてますね。でもあまり樽感がないのね。これはこれでこの季節おいしいかも」とついいらんことを言ったら
「あ、お客様、おわかりですか? もうちょっと熟成感があるのはこちらが・・・」と今度はもう一本、それもフルートグラスで出してきてくれた。
そっちはかなり高級感もあったので美味しいと褒めると、次はブルゴーニュの白二種類(一つは5000円以上の)とおつまみも出してくれた。
こっちも嫌いじゃないから美味しい~ このトリュフ風味のナッツも美味しい~ などとワイン話を聞きながら結構な量飲んじゃってすみません。(でも赤は断った、さすがに)



結局買ったのはコアントローと安いリースリング一本なんですけどね。あっ 悪いのでトリュフナッツも一緒に買った。

家に帰ったら結構まわってたので反省。今は自転車でも酔っ払い運転でイエローカードみたいのが出るんだってね。しかし真昼間、ワタシみたいなオバが酒飲んでチャリ漕いでるなんて思われないとは思うが、すみません。もうしません。



で、早速煮詰めたジャムの仕上げにコアントロー。想像通りに良い仕事をしてくれた。
この季節にできた定番仕事。

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寿司屋の幸福

2015-06-14 23:23:29 | 食べる
話は半月くらい前にさかのぼるが、オットと昼間出かけていた日曜日があった。姑のところの洗濯機と冷蔵庫の買い替えなど手配して予定より帰宅が遅くなってしまい、お腹もすいたので、今日は外食にしようと近くの蕎麦屋に行った。

蕎麦だけでなく蕎麦屋のつまみ(鳥わさとか卵焼きとか鴨ローストとか・・)とおいしい日本酒、蕎麦焼酎などがそろっている店である。

若夫婦が一生懸命やっていて感じが良いし、蕎麦もつゆも抜群のウマさ。とりたてて美味しい店もないエリアだが、この蕎麦屋があるというのは小さな幸せって感じなのである。
しかしそこが最近da○cyuに載ってしまったらしい。いつ行ってもいっぱいになってしまった。土日は並ぶ・・・ ホントに罪な事をしてくれたもんだ。da○cyu・・・

開店時刻10分過ぎ、時すでに遅く、小さな店の前には何人かが並んでいた。開店したばかりだから、入れ替わって入れるまでにはずいぶん時間がかかるであろう。
せっかち かつ 空腹なオットにはこういう時に並ぶなんて絶対無理である。

仕方ないので最近この沿線にできた餃子のチェーン店にはじめて入った。餃子だけでなくそこそこつまみもあるらしい。

しかし、その店に入った時、私の意向も聞かずに 「焼き餃子三枚と生ビール!」 と元気に頼んだオット。
「ちょっと待って おつまみは? 一枚は水餃子にしようよ」と言ったにもかかわらず、オット譲らず。
「俺は水餃子好きじゃないんだよ。それに腹が減ってるから二枚は絶対食べたい。お前、水餃子が食べたきゃ追加すればいいだろう」

その決め付けた言い方にカチンと来たワタシ。それにいきなり焼き餃子三枚頼んだら私が一枚食べなきゃならん。しかもジョッキの生ビールも・・・
メタボ腹のオットに二枚以上食べさせるわけにはいかん。その上に追加なんて食べられるわけがないだろうに。

ワタシが苦手とするのは 「一種類のものでおなかをいっぱいにする」 という食べ方である。別に贅沢なものじゃなくてもいいからチマチマ色んな種類を食べたいし、逆にどんなに美味しくてもラーメン屋でラーメンを食べて腹いっぱいにするようなのが苦手なのである。
しかも、今日は姑のために一日つきあい、ワタシなりに色々気遣い、言いたいことも80%ガマンしてため息をこらえつつ過ごしたのではないかいな。
水餃子くらい付き合えっつーのっ!
そんなこんなで、私はかなり不機嫌になり無言で自分の分を食べて

帰宅してから「もうあーたとは餃子屋には二度と行かないよ」ときっぱり宣言したのである。

犬も食わぬくだらぬ夫婦喧嘩の話を引っ張ってすみませぬ。


     ★ ★ ★

それが応えたのか・・・

「明日は寿司食いに行こうぜ」とオット。しかもワタシが超気に入っている西○窪の寿司屋にわざわざ。

行く 行く 行きますとも! 




毛ガニ、あんきも(自家製でごく柔らかいチーズを思わせる食感)



お造りもおいしい所を4,5種類ちょびっとずつ切って出してくれる。あちらで大きなホタテをあぶっているのが、こちらの若き店主。



新鮮なホタテを醤油を塗って炭火であぶって、パリッパリの海苔で巻いて食べる。磯部焼きのような懐かしい海苔と醤油のハーモニー。海苔を巻いて噛むと磯の香りと醤油の香ばしさとともにホタテの甘いジューシーな味が口中に広がる。

それをこの季節にふさわしいさっぱりとした日本酒とともに味わう・・・ 至福。

今回は田酒の白麹ってのが気に入った。ほのかな酸味がソーヴィニヨンブランみたい。



焼き物は琵琶湖の稚鮎(瀬戸内海の塩でいただく) これもまあ美味しかったこと。

ここまでもさんざん飲んで食べているのだが、〆は握り。

大将はちゃんと私たちのおなか具合をみはからって、私には小ぶりのシャリで握ってくれる。こはだとウニとヒラメ。最後にイクラ。

ここのシャリは口の中でほろりと崩れながらコメの一粒一粒がしっかり美味しい存在感を口中で主張する。

これまた至福。これだけ食べて、日本酒も飲んだあとにまだ炭水化物・・・とも思うけど。この美味しさを味わうことを避けて通れるであろうか?

あ~ 美味しすぎた。しかもここの店はカウンターでおまかせで出してもらって良いお酒を飲んでも おそらく都心の半額以下であろう。
そりゃーしょっちゅうは行けないが お勘定時に恐ろしいほどの値段ではない。

これで餃子の恨みを忘れワタシも家でおいしいものを作ってあげようと思わせるのにはちょうどいいくらいの出費であろう、オットにとっても。



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富士山を求めたんだけどね(もやさま風に)

2015-06-10 22:53:32 | 
さて 御用邸見学が終わったセレブwオジオバ集団はその日の宿へ

文化人ジモティM おすすめのこの宿である。



この人が



この小説を書いた




この宿へ




歩き疲れた私たちに供された新茶とみかんのゼリー 美味




窓の外には 駿河湾 そこには富士山が・・・ あれっ? ない・・・





メンズ部屋は この部屋





太宰っぽくくつろぐ♂一人





こんな感じの雰囲気で執筆していたのであろうか? 文庫として部屋がしつらえてあった。



離れの温泉に続く中庭には紫陽花がいっぱい お湯はやわらかく、露天風呂からは富士山がのぞく(はず・・・)

曇りで富士山はまだ見えないが、温泉で温まって ほどよくお腹もすいたところで 宴会タイムである



そりゃ~楽しかったざますわ。










海の幸ばかり、大変新鮮でおいしゅうございました。中途半端に○○牛のナンチャラなんて肉を出してこないところが潔い。

お造りも鯛しゃぶもかさごの煮つけ等々 すべておいしかった。

この後 部屋飲みの予定だったので 「ここで頼む生ビールは二杯までね あとで好きなだけ飲ましてあげるからさあ」 と 女子からメンズにお達しが。セレブはケチなのである。

私たちの部屋が一番広かったので次の間に卓を二つつなぎ合わせて15人の宴会である。

殆どが小学校時代からの仲間。共通の話題はつきることがない。クラブの話や先生の話など。男子が肩掛けカバンだったか手提げだったかの話だけでもなぜか盛り上がるのが同窓生。

日付の変わる頃にお開き。 しかし思ったほどアルコールは消費されなかった。昔は浴びるほど飲んだのにやっぱり確実に年はとってるもんですね。


次の朝 薄日がさしているが やっぱり富士山、見えず・・・

こういう風に見えるはずなんですけどねえ・・・


まっ いいやと気を取り直して



朝食 the旅館の朝食って感じのラインナップ こういうのたまにはいいね。

ところがその後 隣の女子部屋に行ってみたら(露天風呂つきとうたってあった)

う~~ん さすがにこれで露天風呂はないだろ という たらいのような露天風呂。しかも隣のマンションから丸見え。そして隣のメンズ部屋からも十分覗けるところにしつらえてあるのである。

「まさか ここ入ってないよね」とワタシが聞いたら

「あの宴会のあと入ったよ。どうせみんな寝ちゃっただろうしさ」と答えたたくましいオバ二人。さすが怖いものはない。



ワタシも入ってみました。

これはこれで落ち着く

しかし なんか既視感があるな~と思っていたのだが帰ってきて判明した



これよ、これ。目玉おやじの気分になりたかったらこの宿おすすめ。


と 楽しく過ごした宿をあとにして、ジモティMの案内で富士山を眺める絶好の海辺へと少々ドライブ




ん~~ やはり富士山見えず

でも見えるはずの海をバックにみんなで写真を撮って

「今度俺が晴れた日にここで富士山の写真を撮ってさ、背景に張り付け加工してみんなに送るよ」

とあくまでも律儀なジモティMであった。


まあ 楽しく過ごして無事に帰ってきて 終わりよければすべてよしの旅。
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富士山を求めて

2015-06-09 01:09:52 | 
先週末 土曜日から一泊で同窓会旅行

静岡在住の元クラスメイトの♂が、「たまにはオレの地元にみんなでおいでよ。富士山の見える宿に案内するよ」と前々から申し出てくれていた。
楽しいことには乗るのが私たち。
そういうのを取りまとめるのが 舞台友N

ジモティMと打ち合わせしながら参加者を募り、今回の同窓会@富士山付近が実行されたのであった。

前の夜まで結構な雨が降ったが、さすがに心がけの良い私たち、朝からほどほどの太陽がのぞくちょうど良い天気に恵まれた。

元々私たちの故郷から来る4人が相乗りするM号、舞台友Nとキョージュの相乗りキョージュ号、土曜診療のあるDrたちの車Dr号(直接宿へ)、そして親友AとNちゃんを載せた局号 色んな場所から富士山付近を目指してgo!

都内は空いていたが東名は横浜を過ぎてすぐに事故渋滞にひっかかり30分くらいのろのろが続く

早めに出たM号からは「もう御殿場」とか「足柄」とかラインが入る。

結局M号を30分くらい待たせてN市に入ったワタシたち、最初に見学するはずの場所で待っていたM号から「腹が減って見学どころじゃねえから先に昼飯にしよう」との連絡がある。年のわりにははらっぺらしのオヤジたちである。

で、ジモティMの推薦の蕎麦屋へ

古民家をリノベーションしてある雰囲気のあるところであった。そこには局号が最初に到着してやがてみんなが集合。

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暖簾からのぞく美しい足の持ち主は親友A

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手入れされた広い庭に面した雰囲気のある店内

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蕎麦も麺つゆもおいしかった。奥の敷に集まった10人
話も弾む そしてNとKちゃん(♂)が出会うと話が落ちる(下ネタ方面に)
周りに他のお客さんはいなかったが、すぐ側に蕎麦打ちしていたヒトが・・・

「絶対聞こえてたね。Mくん、出禁にならないといいねえ」

「うん、大丈夫だよ」とヤレヤレと言った感じの基本マジメなジモティM

そして腹ごしらえが済んでやっと見学する気になったM号乗り組み員

で 行ったのがここである。



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この門の前でみんなで写真を撮ろうとしていたら、門番みたいなオジサンに

「みなさん どちらからおいでですか?」と聞かれた
「同窓会ですので色んなところから集まりました」とNが代表して答えると
「いえね、みなさんご立派なので どこのセレブの方かと思いまして」とオジサン

テンションあがるN

「やっぱりねえ、どうしてもあたしたちってセレブに見えちゃうんだよね~」

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御用邸内部も見学

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台所

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昭和天皇陛下御愛用品

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「ほら玉突き場だって」と言いながら意味深に笑うセレブたち

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駿河湾に面した広い庭もすばらしく四季折々の花が見られるらしい。この季節は色々な種類の紫陽花である。

「いいねえ ヒトのいないところは鎌倉よりいいかもね 」とワタシが言ったら
「確かに人いないよな 鎌倉より田舎だからさ」とイジケルM君



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もっとヒトケのない裏庭なんぞ N市民の恰好のデートコースになりそうである。数少ないがカップルも何人か

しかし、外に出て気がゆるんだか、やはりNを中心としたの話はの内容は落ちる。そしてそれに笑わせられる心は中学時代に帰った、傍から見れば分けのわからぬおっさんおばさん集団の我々が近づくとカップルたちは何故かそそくさと足早に去っていくのであった。

「M君、ここも出禁にならないといいねえ」 と言われ 「うん、大丈夫だよ、めったに来ないから」とやけくそ気味のMくんである。

ここの売店では元御用邸らしく 皇族のおしるしのついたハンカチやポーチなどが売られ、普通の観光地の土産物屋よりだいぶ上品な品ぞろえである。
近くに学習院の遊泳場もあるらしく I子さんの作文なども掲げてある。

突如 「あら~ みなさん 懐かしいですわね。ここで遠泳したこと、覚えてらっしゃるかしら?」とよく通る声で言い出すN


確か、このメンツで本郷の赤門前で待ち合わせしたことがあったが、その時も

「母校に集まるのは久しぶりね~」と言ったはずww



この施設を出たあと「あの門番のおじさん、あたしたちのこと一目見てセレブって言ってたねえ。やっぱりにじみ出ちゃうもんなんだね」とN

メンズたちに「口を開かなきゃな」と言われていた。

と、初めから珍道中満開で 一泊二日の研修?旅行が始まったのであった。

ちなみにこの日 曇りで富士山の顔は拝めず。
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犬用ベッド

2015-06-05 23:23:52 | 家族あれこれ(犬も含めて)
楽天セールがあったので欲しいと思っていたこれを買った。
先住犬ポロちゃんが亡くなってから、すっかり寝る時はワタシのベッドにもぐりこむようになったギャビちゃん。

ゴソゴソされると眠りも浅くなるし、そろそろ自立しておくれよと思っていたのである。


犬用ベッド
ホームセンターとかペット屋さんでも見ているけど、柄がついてたり飾りが邪魔だったりなかなかシンプルなものがない。
これはシンプルだし、フワフワで寝心地よさそうだし、白だから汚れが目立って洗濯せざるを得ないから却っていいかと思って。




商品の写真の犬が先住犬ポロちゃんに似ているところもポイント。




届いた時から「ワタシのっ!」と思ったみたいでさっそく飛び乗るギャビちゃん。
身体を載せると中央が沈んで縁になったところに頭を載せるとちょうど良い寝心地につくれるみたい。



三日たって馴染すぎのギャビちゃん。

買って良かったものの一つ。
コメント (2)
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