局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

むすめ、旅立つ

2019-01-31 21:36:56 | 家族あれこれ(犬も含めて)
娘ってもんは、母親には何でもしてもらって当たり前と思っているようである。

そりゃーワタシも若かりし頃はそうであった。
子供時代、ムスメ時代も結構厳しくしつけされ、怒られながらも、いざとなると完全に味方になってもらい、嫁に行く時行ってからも何かと世話になった。
まして子供を産んだ時や育てる時も、経験者、先輩とし、気軽に何でも頼んでもやってもらえる存在だった期間が長かった。


今日、ムスメが日本を旅立った。
予定は20日ほど前に戻る予定だったのだが、今日になったのは・・・







この一月、バタバタであった。

今のところ順調らしいのでまあほっとしているが、帰国した際の定期検診として行った婦人科がちょうど判定として微妙な時期だったので、もしかしたら通常妊娠じゃないのかと言われて、親子で焦りまくって、バタバタしていたのである。

こっちは心配しているのに、本人は案外平気そうで、帰国期間が長くなったために色々な友達に会うためにひょいひょい出かけて行くし(こんなにインフルエンザが流行っているつーに)
帰宅すれば今度はだるいだのと昼寝してアイスが食べたいだのと、帰宅途中の父親にラインしてセブンのアイスを買ってきてもらう。


一昨日、某大学病院で順調な経緯と言われ、まずは安心した。しかし、安定期に入るまで待たずにすぐに戻るのを決めた娘。

普通の状態なら最寄駅か成田までのバスターミナルまで送るので十分というところだが、当然成田まで送った。



大嫌いな首都高も必死で運転し、空港についたところで、重量オーバーのスーツケースの整理を手伝わされ、
「これは持っていくのあきらめるわ、おかん持って帰って」と言われて料理用の日本酒と醤油を持たされた。

実はもっとこの先大変な状況も待ち受けているのだが、詳細そのうち(笑)


先週、同級生の皮膚科医のところでフォトフェイシャルをしてもらった。

「まったくさあ 色々あって肌のお手入れどころじゃなかったよ。自分のせいなのにムスメは『おかん、なんか目の下にちりめん皺ができたねえ、ちょっとどうにかしたほうがいいよ』なんて言うのよ。」
「ちりめん皺は知らないけどさ、眉間のしわは完全にムスメのせいだよ~」と愚痴ったら

「眉間のシワはムスメのせいで、ちりめん皺はダンナかあ」と施術しながら笑わせてくれて、
「今年は特に乾燥してるからこれ使いなよ、薬屋がサンプルで置いてったよ」とフォーム状のヘパリンをくれた。

ちょっと一息ついて自分も構わないとな~

   ☆ ☆ ☆

今、ムスメからラインで無事に着いて婿殿と合流したとのこと。
ちょっと安心。

娘夫婦とプレベイビーの強運を信じて、これからを祈りつつ過ごすしかない。

今年は踏ん張りの年になりそう。

コメント (2)
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チーズは発酵しオヤジは発光する

2019-01-22 22:38:21 | 食べる
先週土曜日、またいつもの食べ飲み仲間と 大人のグルメタウン西荻に。

「最近しょっちゅう会ってるねえ」
「ホント 私たちって美味しいもののためにはどこでもいくねえ」

今日はこの仲間のいきつけのカウンター割烹でチーズと日本酒のお勉強である。
ワインとチーズと日本酒のディプロマをとったBちゃん(才色兼備)の解説つき


日本酒10種類








本醸造 吟醸 山廃 にごり・・・ 色んな種類の日本酒と



チーズ12種類





これまた 色んなチーズが供された 山羊乳 牛乳 しろかび ウォッシュ・・・
こちらも奥深い。

どんな種類の酒がどんなチーズにマッチするか。あれこれ比較しながら味わう楽しさ。

共通項は発酵
人間は昔から良い菌と仲良くして、加工して口にするものを美味しくしたり保存したりしていたのねえ。
その恩恵を受けていることにしばし感動して感謝する。

って感慨にふけっている間もなく供される日本酒が回る。

サーブしてくれたのがBちゃんのご主人。そう小さくないおちょこにおもいっきりなみなみと注いでくれるもんで10種類飲むうちに酔っぱらうではないか・・・





この割烹は入口が普通のマンションの一室のようで看板も小さく、なかなか知らないと入りにくい所だったが、良い所を知ってしまった。



そうとう出来上がった私たちは

今回はつまみがほぼチーズだけだったので もうちょっと食べて飲もうかと外に繰り出し



こんな立ち食い寿司屋へ





おまかせ握り4種で500円という回る寿司なみにリーズナブルだけどちゃんと美味しい。



結局また四人で一本空けてしまった。

 

ところで、この日 兄代わりAは社員旅行があったようで・・・

兄たちのlineグループに雪山の写真なぞが送られて来たので、ワタシも日本酒やチーズの写真を送ったら

「こっちはチーズには縁のないメンツで飲んでるよ」と定年間近オヤジグループの写真を送ってきた。



「いや ある種発酵してるじゃないよ」とワタシ

「発酵つーより腐りかけだろ」と毒舌兄T

「発酵もそうだけど発光もしてるね」とワタシ

「ホントにおめえら口が悪いな ハゲをネタにするな」

と言われて反省しない帰り道。



あっ 飲んで食べてる日記が続いておりますが、年明けから大変な事態が勃発してウイークデイはそれにかかわりあっております。
どう転ぶか いや、良い方に転ぶように私も努力中。
遊んでいるだけじゃない と、ここで言い訳。
週末遊ばなきゃやってられん。

詳細 そのうち


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バエる食卓

2019-01-14 23:18:38 | 食べる
いつものワイン仲間のマンションで新春ワイン会。
今回は基本メンバーに、去年の飲み旅仲間も加わって(ついでに家のオットも参加して)総勢16人となった。

だから立食っぽく中心のテーブルに食べものを置き、ベランダでワインを冷やして そこでサーブしてくれるスタイル





こ~んなテーブル もはや素人の域を超えるパーティー仕様
「バエますなあ」

ホタテのムース 牡蠣のコンフィ うずら卵とタコのピンチョス ラタトゥーユ 牡蠣入り卵焼き サーモンマリネ などなど
バエるだけでなくすべて美味しい。ソースもすべて手作りのこだわり



チーズの専門家も居てこんな感じの盛り付けにしてくれる。バエるわ~
山のチーズの貴公子と呼ばれるボーフォール 山羊チーズを花びらのように削ってふわりとさせたモノ キンカンとあしらわれたノルマンディーの山羊チーズ 青かびチーズの王様ロックフォールなど




ロワールの白カビチーズはイチゴとマッチ

この人たちと出会って、「食の楽しみ」が大幅にアップした。自分も美味しく、ヒトにも喜んでもらえ、しつらえも美しく目にも楽しめるように。

そしてそれらとマリアージュさせるお酒(主にワインだけど)も楽しめる。





今回は一人一本持ち寄り。

この日は特別サプライズがあり、ポル〇ガルで料理修行をしてきた若い女性(ムスメと同い年だった)が、ケータリングをしてくれた。



ほしだらのグラタン ほしだらの旨味と玉ねぎ、ニンジンなどの野菜類の甘さがコクのあるぺしゃめるソースで包まれて 素朴だけど深みのある一皿



スイーツはショコラ系

「これをコーヒーとか紅茶と一緒に食べる人たちとはお友達になれません」ときっぱりおっしゃる彼女。

そう、これにヴィンテージポートをかけてまぜまぜして酒のつまみとなるのです。
まさに大人のデザート。
つくづく酒の飲める体質で良かったと思える。

三時に集まり、食べて飲んでしゃべって笑って いつの間にか10時半となっている。
この会参加二度目のオットも心から
「うまかったなあ おもしろかったなあ ホントに人生楽しんでる人たちだよなあ」と感嘆していた。

この会のきっかけとなった某ワインスクールに感謝しなくては・・・

今年のメインイベントはこのメンバーとの第二回飲み旅行となる予定。





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ファントム

2019-01-10 20:34:55 | 見る(映画 劇場 美術館など)


2019年の初舞台観賞は宝塚雪組(一月八日 昼の部)

実は、ムスメが居るので一月舞台は予定していなかったのだけど、大劇場での評判があまりにも良くて、あちらに遠征して観に行った友達も「すごく良かった、絶対見た方がいい」と言うので、舞台友Nに無理を言ってチケットget




今日の席は



前から八列目





雪組公演『ファントム』初日舞台映像(ロング)


多くは語りませんが、ワタシの宝塚鑑賞史上best3に入る。
男役 娘役トップが揃って歌が極端に上手で相性がいい & 作品が良い & 舞台美術が今までになく今風

そうなるとこんなに違うんですね(cf:去年見た凱〇門は睡魔との闘い エリザベートはトート閣下の歌にハラハラしっぱなし)
こういうのにたまに巡り合っちゃうから,宝塚鑑賞はやめられないのである。

これはもう一度でも二度でも見たい。皆様も機会があったら見るべき舞台と押します(スターの追っかけもせず わりに覚めた目のワタシがこれだけ言っちゃう)

チケットはもう手に入らないだろうからブルーレイでも買おうと思う。

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新春 初バカ

2019-01-06 22:44:44 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日の夕方
一時帰国して家に泊まっているムスメ(外出中)とオット(帰宅中)の夕ご飯でも作ろうと、一人、冷蔵庫の野菜室をのぞきこんでいる時のことであった。

「おかん 今家に居る? 今 M子(ヨメ)の家から東京に帰ってる途中なんだよ。飯食わしてくれる?」とドラからであった。

そりゃあ 三人分が四人分になるくらいはなんてことはない。

「いいよ。何時頃来れる? 今どこ?」

当然ワタシは新幹線で帰ってくる途中くらいかな? もう都内に入ったのかな? くらい思って聞いたわけですね。

「ん~? 今どのへんだろな? 今、チャリで帰ってきたからさ。」

「んなに~? なんつった? チャリ~~?」

「そそ あと一時間はかかんないと思う じゃあね」ガチャ

じゃあね じゃねえっての。

M子実家は箱根駅伝の往路のゴールより遠い。

実はドラ

この経緯で 愛用のチャリを盗まれ、ワタシが手に入れたシルバー人材のリサイクルチャリ(通称ジジチャリ)に飽き足らず、それは通勤用として、この冬のボーナスで欲しかったお宝チャリを手に入れたらしい。

ワタシはこの手のものに興味がないが、サイクリング大好き、しょっちゅうつるんでライドしている「兄代わりたそがれオジトリオ」にそのチャリの画像を投げたところ

「お~ビア〇キじゃん」「電動のほにゃららがついてる」「こりゃ~ほにゃららだ」と色めき立っていたからチャリ好きにはなかなか受ける品だと思われる。

そして、このチャリを嫁宅に輪行し、あちらで初日の出ライドなど楽しんだらしい。



そこまではいいんですよ。

なぜ帰ろうと思う? それに乗って・・・
もう30超えてる子供二人持ちのオジ年齢に差し掛かってるサラリーマンが・・

で、オットが帰ってきたのでそれを訴えたら

「バカだなあ そう言えばあいつ中学の時は箱根行ったじゃないか」

そう言えば中高も8kmほどの距離をチャリ通学 大学も18kmほどの距離もチャリ通学。交通費はかからなかったが、途中駐車場から出てきたヤクザのベンツにぶつけられて、怪我はなかったが、一万円もらったなどということもあったっけ。

「ちょっと梅みてくらあ」と言って水戸の偕楽園に行き、無謀仲間三人と京都までのチャリ旅行も敢行したこともあった(しかも冬)

「なんであいつ、冬になると乗りたがるかなあ・・・あぶねえなあ」

そう言って嘆くオットよ そういう所は明らかにあんたの血筋だ・・・

で、その後ほどなく無事についたドラ

夜明けとともにM子の家を出て、高低差 1200m 距離は180kmくらいの道のりだったとか。

「あ~疲れた」あたりまえだ
「腹減った なんか肉食いたい」
「ケツが痛いんだよね」あたりまえだ
「ひざも笑ってる こんなの初めてだ」


と勝手なことを言い、ビールを「ああうめえ」と言って飲み干し、とりあえず出したお正月の余りものだのテキトウに作ったお惣菜だの大量に食べたあと、風呂に入って気持ちよさそうに出てきた。

着いた時にM子にはラインしていたが、M子も心配だったであろう。

「M子ちゃん、心配してたでしょ。あんまり心配させるんじゃないよ」
「ああ あいつはこういうの慣れてるから大丈夫。おかあさん(M子の)が心配してた」
 
すみません。F子さん こういうムコで。育てたのはワタシですが血は争えません。

「危ないじゃないよ 車道走るんでしょ」
「気を付けてるよ、でも一番やばいと思ったのは 箱根の山下り」



そうか、この道を下ったのか。

無事だったから良かったもののホントに無謀で二人の子持とは思えん。他人の子だったら「面白い~」と言うところだが・・・

ドラは「もう疲れたから泊まっていくね」と腰をおちつけ、その後帰ってきたムスメが久しぶりに兄ちゃんに会って喜んでいた。

年明け早々、こうやって子供にびっくりさせられたが、今日はもっとびっくりがムスメによってもたらされた。

詳細そのうち・・・

ホント良かれ悪しかれ平穏ってのがあまりないワタクシの周り。翻弄される役回りは続く。
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平成最後の年が明け

2019-01-05 00:06:27 | 家族あれこれ(犬も含めて)
平成最後のって言葉はあまり好きではないが、とりあえず最後の年末年始でしたね。

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
このブログもはや11?年目
12かな?定かではありませんが、更新も疎らのわりには、固定読者さんもおられるようで、今年もよろしくお願いいたします。

今年も力にならない継続を誓おうではないか。

さて年末年始ですが、大晦日に、ムスメ夫婦は東京に戻り、ムコさんちの実家で三が日過ごすという。

30日はワタシの運転で二人と犬一匹を連れて実家に。
初めてこの地に降り立ったムコ。北方の山から下りてくる乾燥した冷たい風を受けて
「何なんすか?この寒さは?」と震える。
「これが○○おろしって言うんだよ」(これに吹かれて育ったからここらの女は気が強いんだよ)

とりあえず両親の老人ホームに行き両親とも初対面




ムコ、普段ムスメやワタシの前ではふざけてばかりいるが、地は優しくて年寄思いの性格 母は気に入って、ムスメとの仲の良い所も見られてとても安心したようだった。



一時は足の小指をいためて歩くのが大変になっていた母と 迷走神経なんちゃらで死ぬかと私たちを焦らせた父は まだまだ元気であった。

温かい老人ホームから戻ると 木造家屋の我が家は極寒。

それにもめげずにムスメはキッチンで何やらゴソゴソしていた。

「ねえ ここの家、使わない食器たくさんあるよね」
はい ありますとも。
去年姑の家でも使わなくなった食器問題に悩まされたが、ここの家はその何倍、いや何十倍もあると思う。

とりあえず手近にあったモノで気に入ったのをピックアップ





やはり親子 趣味は似ている。白地の藍染系。

しかし、これを梱包してBKまで飛行機で持っていくのはムコである。

「〇〇さん(ムコ)はプレミアム会員だから荷物も普通より思いのも運べるんだよね」
「壊れ物預けしてもらおう」

とムスメは言うが、一足先に赴任先に戻るムコのスーツケースが超重たくなるのは必至であろう。気の毒に・・・


しかし、母は、自分が選んで愛用していた食器が、孫娘に受け継がれると聞いて、とても喜んでいた。

この時ムスメには言わなかったが、実家の食器類は手近にあるだけではない。蔵の中に輪島の漆器類が茶箱に入ってまた何十客分もあるのである。

漆器は手入れを考えるとワタシも使いたくないし、処分するのも忍びないので考えると頭痛のタネ、タネは今の所考えないことにしておこう。

ムスメたちが一泊して今度はムコ実家に向かった後も 毎日両親の施設に行ったが

孫(両親からしてみるとひ孫)の写真や動画を見せてという両親



最近の写真を見せたら

「〇っくん(孫1)は生まれた時から器量が良かったけど、この子はなんだかおびんずるサマみたいと思ったよ。だんだん髪の毛が増えたらこの子(孫2も可愛くなるね。」

と言う。


ん? what? おびんずる?

思わずググってしまったではないか



ひどくないですか?
嫁にはとても言えない。
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