局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ビタミン補給

2019-02-26 21:20:20 | 日々の生活


去年も行ったけど、今年も息子一家とイチゴ狩り
ムスコも嫁も「収穫」行事が好きだ。
孫1は4歳にしてイチゴもブルーベリーも大根も枝豆も収穫経験がある。
食べ物に関心持つのは良いことだと思う。
そのうちバーバが美味しい物をたくさん教えてあげよう。

イチゴってのはいいですね。
リンゴや梨は一個で十分だけど、そうとうの量を食べられる。
そして飽きないし体にも良さそう。

孫1は自分で赤く熟れたのを探して、摘み取って食べるようになった。



去年はお腹の中だった孫2は抱かれて、時々イチゴをチューチュー吸っている。

自分だけだと、そう変わりのない一年だけど、着実に成長してる若いモンたちが周りにいると、同じ生活空間が変化して行くのが感じられる。
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簡素化

2019-02-21 22:04:30 | 日々の生活
もう嫁に出すムスメもいないから、このくらいのお飾りで十分



玄関に春
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祖父の回忌でしみじみ思う

2019-02-18 22:53:35 | 様々な思い
昨年末より
「どうするねーちゃん、来年じいさん(ワタシの祖父)の33回忌だってよ。なんかやらなきゃまずいかねえ」と、弟より相談されて

そうかあ もう祖父が亡くなってから32年もたつんだなあとしばし感慨にふけった。
そういえば祖父のお葬式にはまだ歩くか歩かないかくらいのムスコが居たと思う。
明治のオトコだったが、優しく穏やかな人だった。祖母のところに婿養子に入って会社を継いで実直にマジメに商売に励んで会社を大きくした人だった。
酒好きグルメで、日本画や骨董のコレクションが趣味だったところはしっかりワタシも影響を受けている。


「まあ形だけでもやっとくかねえ。」
これからそう遠くない将来 お寺には父母もお世話になるはずなのであまり菩提寺とのかかわりをいい加減にもできないとも思ったワタシの現実主義。

「じゃ、お経くらいあげてもらうか」と弟。実家のお墓(親戚の一族のお墓もここ)のある市の中心部にある寺は1400年代に起源があるという古刹は古刹である。

「あとさ、御塔婆も新しいのにしてもらおうよ。今立ってるのかなり古かったよね」とワタシ。


で、先週末、金曜日にゴルフをして、その帰り道、東京方面に帰る仲間たちと離れて、そのまま車で実家に戻ったのである。

両親の施設に行って、色々整理したり足りないというモノを母と買い出ししたり、
夜は同窓生仲間の飲み会に誘われて

 


地元にしてはおされな料理を堪能したりはした。

そして日曜


ぴっかぴかの寺の内部久しぶりに入った。
本堂までのエントランス階段は昇降機が備え付けられて、とにかく惜しげなくお金をかけた作りである。

100畳は優に超える本堂に案内されたのは ワタシと弟、たった二人・・・

四人がけの長椅子が横に10個 それが三列ほど並ぶ本堂に たった二人

「俺たちの若い頃の法事ってさ、家の親戚だけでここがいっぱいになったよなあ」と弟・・・

今回は忙しそうなオットにも、インフルエンザで回復したばかりの孫1のいるムスコ夫婦にも声をかけなかった。
両親も寒すぎて風邪をひかせたら困るので参列させなかった。
そう言えば祖父の納骨に来てくれた祖父の会社で働いていたじいさんはその時にひきこんだ風邪が原因で亡くなったという話もあった。

ここの坊さんのお経を聞いたのは何年ぶりだったろうか?
先代を継いだばかりの時は、頼りなさそうでまるでこちらを向いて話もできなかったヒトだった覚えがあるが、さすがに年を重ねて朗朗としたお経が読めるヒトになっていた(上から目線)

いつもの般若心経から始まり、御焼香の間のお経も結構長く読んでくれた(二人だとあっというまに終わってしまったので手持無沙汰だった)


御塔婆をホイっと渡されて二人で墓地に収めに行く。
めちゃめちゃ寒い日で特有の北風が吹きつけて、お線香つけるのも困難であった。



御塔婆は新しくなって気になっていたことは解決

「これも回忌の値段(54000円也)に入ってるの?」とワタシが聞くと
「別なんだよ 御塔婆だけで9000円!」と弟
「げげ、たけー いい商売だよねえ。お経もさ、読んでたの30分だよね」
「ホントだよ。時給10万だぜ 」
「端数の4000円ってのは消費税かあ 収めるのかいな 宗教法人ってさ」
「もうこれで打ち止めでいいよなあ」
「いいよぉ 切りないからさ。ワタシだって死んだあとにやって欲しいとも思わないもん お寺が儲かるだけじゃん、十分十分」
「じいさんの戒名もさ、院号入ってるから高かったよなあ 100万超えとか言ってた覚えある」
「やっぱ院号ってつけてもらわなきゃだめなんかねえ 私テキトウにつけようか 家の両親のは」
「御塔婆も東急ハンズかなんかで木買って削ってもらえばできるよなあ」
「たいして上手な字でもないもんね あたしでも書けるよこのくらい・・」

とあくまでも不謹慎な姉弟の会話であった。

それにしてもぽつんと姉弟二人の回忌を経験して、改めて実家の系統は途絶えるってことを感じた。
弟は子供が居ないし、ワタシは嫁に出ちゃっているし。

元々祖父母には子供が居なかったので、それぞれの甥と姪を養子にしたというちょっと複雑な家系であり、父の兄妹は多かったがその後は多産系でなく、母のところも同じく、それも殆どが進学で東京に出て、そのまま就職したり嫁にいったりして故郷に居る方が少なく、たくさんいた親戚の家も殆ど市内に無くなってしまっている。

日本の少子化、地方の衰退をまざまざと感じさせる我が一族ってのを改めて認識させられてしまった。



まあ この子たちはいるから。家はたえてもDNAは受け継がれたわけだよなあ。と思うことにする。

墓参りが終わって東京に戻る前に両親のところに行って報告したら
「ご苦労様 今日は暖かくてよかったねえ」と母

ぬくぬくとした鉄筋の立派な施設では、この地方の風の寒さも感じずにいられる。

そうやって両親が守られてるってことは安心。金はかかるが、この方法しかないという現実。

故郷は懐かしく温かい記憶もたくさんあるけど、この先を考えると良い事ばかりじゃなくてわずらわしい整理ごとが増える予感。

ため息つきつつ高速飛ばした帰り道。





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寿司屋の幸せ

2019-02-12 23:00:08 | 食べる
大人になって年を重ねて良かったなぁと思う事の一つに、馴染の寿司屋ができたこと。
ワタシが勝手にオトナのグルメエリアと呼ぶ中央線沿線の某駅の寿司屋さん。
まだ若い大将がここに店を持って五年ほど。最初の頃から通い詰めて、今や予約の取れない、いつ行っても裏切られない名店になった。

頼まれてワイン仲間を連れていったのが二年ほど前。
そりゃぁ美味しいモノ好きの彼ら、当然気に入って、季節毎にカウンター占拠するようになった。

今回は



ズワイガニの茶碗蒸し 寒い日に入ってすぐに出てくるのがこれ 美味しく出しが効いたトロトロのところにたっぷりのカニの身が



さしみ三種 珍しく大トロ タイとひらめだったかな



大将 カウンターの9人と個室の家族のモノを手際よくさばく大将



焼き牡蠣と白エビ



もずくと貝柱



酒で香りがつき炭火で焼いた太刀魚の香ばしさ









握りはあぶった銀鮭 ノドグロ ヤリイカと出てきて 口に入ってほろりとくずれるシャリの加減ホントに好き。



こちらのウニは二種類を景気よく持って手に直接載せてくれる



イクラは巻いて ここの海苔の香り高さも秀逸。

最後にあら汁




このメンバーで行くと、気合が入ったライナップで日本酒が供される。

すっきりしたものからだんだん重くして 少しずつだけど今夜は8種類。

来月みんなで新潟の酒イベントに行くのでその打ち合わせの話や、どこで何を食べて何を飲んだって話で盛り上がる酒飲みたち。

みんなヤケ酒や騒ぎたくて飲む人たちじゃなくて、純粋に料理と酒のマッチングを楽しむって所がいいんですよね。

と連休の〆を楽しく終えたのであった。
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心に点滴

2019-02-06 22:15:48 | 見る(映画 劇場 美術館など)


久しぶりに来た六本木ヒルズ





こちらの美術展

私の好きな画家ベスト3の中に入る人

Ⅰ 勝川派の絵師として活動した春朗期

Ⅱ 勝川派を離れて肉筆画や狂歌本の挿絵など取り組んだ宗理期

Ⅲ 読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期

Ⅳ 多彩な絵手本を手掛けた戴斗期

Ⅴ 錦絵を多く制作した為一郎期

Ⅵ 肉筆画に専念した画狂老人期

90歳まで長寿だった彼の画業を時代の変遷を感じつつ見ることができた。

初期のころの繊細な筆記
画家として油の乗り切ったのびのびとした風景画
とぼけた諧謔風味満載な漫画 (このおどけた人物の顔立ちが初期の頃のサザエさんに似ていると発見した)
現代に通じる八頭身の江戸女たち。(顔が小さくて手足の長い現在に置き換えてもスタイルが良いといえる女性たちがなんとも言えない魅惑的なポージングでこちらを魅了する)
パンチのきいた藍の色使いと繊細な日本の色の微妙な溶け合い。
あと不思議だったのが江戸から駿河の国あたりまでの俯瞰図だった。この時代飛行機もヘリコプターもドローンもないのになぜこんな空から見た図が描けたのであろうか?
この年で90歳まで生きて、何千という絵を描き、引っ越しを繰り返し、まさに変人で天才。

いずれにせよ、なんて素敵なんだろう

寒い日だったので思いがけなく空いていた美術館。先日の日曜日は入場まで50分かかるとHPに出ていたので恐る恐るいったのだが、この日は良かった。
やはり東京の美術展には会期が始まってなるべく早めでお天気に恵まれない(ジジババが外出しない)日に行くのが良いと思う。
混んでいる時には絵の周りに人が何重にも取り囲み、ワタシなんぞ背伸びして人の間からやっと覗けるなんてこともあるのに、今回絵の前にゆっくり立ち止まって30cmくらいのところで詳細にも見られたのはとても良かった。
思い立って一人で出かけて良かった。







隣のカフェではこんなコラボメニューがあって、次の予定がなければゆっくり赤富士でも食べたかった所だけどそこはちょっと残念。
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