温かい作品

おととい、昨日と絵付けに燃えていた。
カップを二つ描いて焼いてもらって完成させた。
ちょっと友達に御礼として差し上げる品である。

　　

昨日仕上げの金液を塗っていたところ、娘が自分の部屋から降りてきて

「私もやりたいんだけど」と言ってきたので買い置きの白磁もあったので自由に描いていいよと言った。絵付け用の絵の具の扱いもちょっとだけ教えた。

で、描いたのがこれ



描きかけで、今日から旅行にいってしまったので未完成だけど、なかなかおもしろいものができそうである。

このカップはボーンチャイナなんだけど、「ボーンね　ボーンか　じゃ骨をモチーフにしよう（笑）」といって描き始めた。すべてフリーハンドである。


そして今日は　友人のお嬢さん（やはり美大生）が二人展をやるというので覗いてきた。
娘と違う学校だけど同じ学年の女の子である。工芸科で焼き物を専攻しているらしい。

　　

↑友人の娘Ｍちゃんの作品

　　

↑その友達Ｙちゃんの作品

どちらも温かみがあり、どことなくユーモラスで見ていてなごむ作品だった。
Ｍちゃんのは技術的にもかなり高度だと思う。

こうやって何かを生み出そうとする情熱を形にできるっていいなあ・・・
特に若いうちにそれができるってうらやましいなあ　って思いながらも心が温かくなって帰ってきた。

娘にもがんばってもらいたいものです。

娘のバイト（長文です）

今朝、娘がホトホト困りきった顔をして私にメールを見せてきた。

娘はあるブティックでバイトをしている。もう一年くらいになる。
洋服やファッション大好きな子なので、店のトルソーに自分のセンスで組み合わせを考えて飾り付けたり、お客さんにアドバイスしたりするのも割合好きらしい。
また　ポップを描いたりアクセサリーやポストカードなんかも　置き場所を考えてディスプレイするのも娘にはとって楽しいらしい。

そのブティックは個人のオーナーのもので都内に７、８軒チェーン店がある。
娘はその中の家に近い２店舗を他のバイトの子（殆ど美大か服飾系専門学校の学生）とシフトに従って週２回ほど大学が終わってから夕方からクローズまで勤めている。
帰りは１０時半くらいになるが２店舗とも家の近くなので　まあしょうがないかって事で私も夫も承知している。

で、その中の一店舗のこと。ある若者の街にある支店なんだけど、とにかく場所が悪くて（袋小路の一番奥）人通りがなくあまり客が来ない。しかし、その街に店があるというのが一種のステイタスになるらしくてオーナーは赤字承知で出店しているんですと。
娘は昨日その店でクローズまでいた。
そういう事情なので店員は娘一人。９時半になったので閉める準備をしていたところに　変なおじさんが来て両替してくれと言ったらしい。娘が断ると今度はキャバクラはどこにあるか？とか聞いてきてとても気味が悪かったと言っていた。
そういうのって心配だなとも思ったが、袋小路は袋小路だけど周りにはまだやってる飲食店もあるのでいざとなったらその辺に飛び込むしかないと私も以前から思っていた。
ただ　一応娘は　細かいことでもなんでも報告しろと言われている　連絡ノートにそのことを記して帰ってきたそうだ。

そうしたら　そのオーナー（４０歳　ちょい悪オヤジ風←娘談）からメールが入ったそうだ（午前３時に・・・）　

以下↓

ＯＯ（娘の名）様
本日浮浪者に両替をせびられた件についてですが
多かれ少なかれ各店でおきています。
これを１００％なくしてくださいということは
今のうちの体制ではできることと出来ないことがあります。
しめは一人の店がたくさんありますから。うちのシステム破壊。
ZZ YY(注　場所です）、他にもあります。
１０年以上店をやってますがそれを問題にした人は３人位いますが
すぐやめています。僕は体制批判ととらえています。
そういう悪いことをやる人間は世の中にはいるとは思いますが
それが今うちの店で大きな犯罪につながるのでしょうか。
冷静に考えてください。今起きたことは僕は受け止めて考えられますが
出来ることは限られることはご理解下さい。言ったなら考えてください。
そういうことを言い出した人は大騒ぎしてうちの店の
体制を批判をしてやめていってます。何人か仲間をひきつれて。
ピュアに考えていきましょう。変な奴はたくさんいます
大変なことが起きたらあばれて相手を倒すか、外に逃げるか、警察に通報するか、隣
の店に駆け込むか、外に出て叫ぶか、俺に電話するか、親に電話するかそういうこと
しかないと思います。これは本当に今うちの店で出来ることです。

だからそういう話を始めたら、ＯＯさんこれは確率の問題になります。

うちで働くと変な奴と会う確率が高くなりますよ。そういうこと？
だから働けない。自分の意見だけではどうかなと思うから他の人にも
理解してもらって。仲間を作って大騒ぎ

こういう話になっていきますよ。

これで良しとか思ってませんよ。だけどそういうこと言っていったら
今僕の出来ることは限られていきます。

言ってることは間違ってはいないと思いますよ。
売れてない売場にたくさん人がいれば会社はマイナスになります。
給料はどうやって出すんだろう。
今僕にこれ以上のことをあなたはうちの会社に要求しますか。
それだけのことをうちにあたえてくれてますか。



有限会社　△△
××××　　




こうやって　娘への私信を公開しちゃうってのはルール違反かもしれないですよ。

でも腹立つんだもん。あまりにもアＯ（Ｏはホです）なメールでさ。
別に　娘は　システム破壊するつもりも徒党を組んで体制批判をするつもりも毛頭なかったわけです。何を被害妄想してんの？
ただ　何でも書けって言ったあなたの指示に従って書いただけじゃないですか？

それに　このわけわからん文章はなんだ？　夜中の三時だから酔っ払って書いたとしか思えん・・・・

私も、息子も読んで唖然とし、私は夫にもこのメールを転送してやった。
夫は怒って　「こんなくだらねえ奴がやってる仕事なんてやめさせちまえ」と言ってきた。
息子は　ただ一言　「そういうつもりではありません。事実を書いたまで」って送ってやれと言った。
私もそう思った。その上このオーナーのメールをママが添削して送り返してあげるよとも娘に言った。

でも娘はしばらく考えて次のようなメールを送った。

浮浪者の件に関してはただ報告をと思いお知らせしたのですが××さんがそのようにとられるとは思っていませんでした…私の言葉が足りなかったせいだと思いますが私は辞めるつもりもお店の体制を崩すつもりもありません。
これからも□□□□（店名）をより良いものにしていきたいと願っていますしスタッフとして支えていきたいと思っていますので宜しくお願い致します。

　　　　　ＯＯ


大人じゃん。娘よ　まったく外面だけはいいんだから～～


それに対するオーナーからの返事。朝になって××も少し頭が冷えたと見え、次のようなメールが来た。

ＯＯ様
決して中傷のつもりはありません。
ただそういう事は１００％ないとは言い切れないので
自分の身は自分で守る意識は常にもっておいてください。
海外によく行っているＯＯさんならよくわかると思います。
昨日は言葉がきつくてすいませんでした。
これからもよろしくお願いします

　　　　　　　　　有限会社　△△
　　　　　　　　　　　　　　　　　××××


しかしなんだね　酔っ払って書いたメールもそれだのこれだのこういうことだの何を指示しているかわからない指示語が多すぎて意味不明だが、素面でもそう変わらないのね。このヒト。

娘は内容もさることながら　「すいませんって何だよ　すみませんくらい書けよ」と細かいところに反応していた（笑）

これでよく７、８軒も店を出せるんだなあって変な感心の仕方をしてたら
親がＯ業Ｏをしていて金持ちなんだそうな。
娘曰く　「親はＯＯでお兄さんもＯＯで　結構コンプレックスあるみたいだよ～　なんか兄ちゃんやママが言ってたみたいに　一言メールで返したら余計逆上しそうな気がしたから　こういうメールにしたんだけどさ・・・・」
だそうだ。
それに　月末のこの時期　月の売り上げの計算とバイトのシフトを考える時期になるといつも煮詰まって色々な店でバイトの子たちに当り散らすんだそうな。

「まっ　しょうがないよ　私だけじゃないんだもん。こういう事って。」

そこまで２０歳前後の小娘たちに読まれてる××・・・

まあ　世の中に出るとアホな上司に悩まされることっていうのはままありますから。そういった人生経験にはなるのかも。

しかし、この件でやっぱり一人での夜までの店番も心配だし、そんなに学ぶこともこの職場からはないのではないかと私も思ったので、いい加減やめたらとアドバイスしてしまった。
娘もそうだね、どうせバイトするなら自分の将来の仕事に役に立つことしたほうがいいかもね　と言い出した。

しかし、娘が辞める前に一度顔みたいんだけどな、××の。
でも会ったらイヤミの一言ですまなくなりそうなのでやめときますが・・・

夫婦を考える

かなり親しい女友達から打ち明け電話があった。
「離婚」を決心したらしい。
ブルータス、お前もか・・・

最近私の周りで多いのですよね。
子育てがほぼ終わり、夫婦間を問いただし、この先歳を重ねて行く未来まで一緒にいるべきか再確認して、そういう結論に達する人たち。

特に私の周りには自立（自活）できる女が多いので余計そうなるのかもしれない。
そして、別れた女性は絶対と言っていいほど　ふっきれて生き生きして綺麗になるっていうのも特徴である。

今日、電話してきた友人は、まあご主人とは格別仲が良いとは言えなかったが、端から見れば　何不自由のない生活に見えたのだけどなあ。
まあ決心すれば、行動力があり情報処理力もある彼女のことだから、外堀を埋めてからてきぱきと事務的にコトを進めて行くのだろうが。
東京に居ると色々わずらわしそうだから彼女が大学まで過ごした地方都市にマンション買おうと思っているとか。その資金も貯まっているらしい。

いざとなると　吹っ切った後の女性の強さっていつもびっくりさせられる。

世の夫の方々はお気をつけあそべ。

私は今のところ（笑）離婚はする気はないな。
夫とは一致する趣味もないし、２０余年暮らしていればトキメキ～なんてのももちろん消えうせてはいますよ。
だけど、日常のわずらわしさの中にあっても、それを我慢して継続する力になるものって　ほんの少しでもであっても　「尊敬」の感情なんだな　と　今思う
ホンによく働くおっさんですから　家の夫の場合。
（その働きの割りには収入は少なめな我が家であるんだけど・・・）

なんでそこまで　と　思いながらも　それを貫いてきた夫の生き方に　半ば呆れながらもそれはそれで私のできないコトをずっとやりぬいてきている点では尊敬しているんだと思う。
そして、それを時に文句を言いながらも陰で支えていっている自分なりの役割を担っているというプライドをもてることかな。

まあ　向こうはどう思ってるんだろう？　こんな気が強くて可愛げない女ですからね～。

親としてたまには祈る

昨日は昼間から息子の友達が遊びに来ていた。
同じ大学のサークル仲間で、なぜか同じ企業に勤めることになったＣ君。
祖父、父とその業種で役員をしていたそうなので　畑違いの親を持つ我が息子は就職活動の時にはずいぶん彼の話が参考になったようだった。（ネクタイもあまり締めない父親を持つと一般企業に就職しようとする子供は苦労するのであるｗ）
クォーターで帰国子女　何故かはしらないが英語のミドルネームを持つ彼は　都会風の甘い風貌のおぼっちゃまである。

昨日はうちに泊まって　今日の朝から二人一緒に名古屋方面に試合に行くとかで来たのだが、玄関でちゃんと靴をそろえて　自分で選んだのかどうかは知らぬが　
「今日は泊らせていただきます。ごめんどうおかけします」なんて言いながら坂角のおせんべいを差し出しながらちゃんと挨拶する育ちのよさがうかがえる良い子である。

おばさんは思わず　夕食を作るのに力が入ってしまった。
とっときのワインなんて開けて飲ませてしまった。
（我ながらイケ面に甘いよな～　年代かまわず）

二人とも夕飯を食べた後は　ipodに何か入れてみたり　ＤＶＤ見たり　ＤＳでゲームの対戦したり、やることは子供っぽい。息子の小学校時代に遊びに来た仲間が家で遊んでた時とそう変わらないんだけど。娘もバイトから帰ってきてそれに自然に加わった。

片付け物をしながら時折彼らの話に耳を傾けると、大学時代のサークルの楽しかったこと、これから行く企業の話　何のことはないんだけど、なんと楽天的に楽しそうに語ることか。。。（ただ彼らが能天気なだけかもしれないけど）

私は普段自己肯定のヒトだから　常に今の自分が良いって考えるようにしているのですが（笑）それを否定せざるを得ない彼らの若さがやはり時にうらやましい。
無邪気に自分たちの力を信じてる苦労知らずの若い男の子はやはりまぶしい。

やがて彼らも挫折を知って人生の厳しさに苦悶することもあるかもしれないけど、今のきらめきが消えないように母は秘かに祈っている。

迷惑コメント

今まで私のところには殆ど入ったことがなかったけど

小遣い付SEXライフ (★ゆうき★)

2008-02-20 20:01:22

gooのカキみて試したサイトで
童貞だったオレがはじめての、初めての御交尾で3Pやっちまった～!!
いまじゃ、その女2人の性のペットｗ
楽しい調教うけまくり～
http://xxxdom.net/dpm/589

昨日　こういうコメントはいりました。
私がよく読むグーブログ、楽天なんかのブログでもよく入ってるよね。
テーマ関係なく。

当然リンク先なんて見るわけないけど、こんなのに釣られてサイトに行って騙される人は　こちらの読者にはいないでしょうけどね。
って言うか人を不快にするだけで何の効果もないコメントでしかないのにね。

こういうのってオレオレ詐欺なんかと根っ子は共通してるんだろうな。
無い頭使ってくだらない文章考えるヒマあるなら　汗水流して稼いでごらん。

以前入ったコメントも苦笑した。
「サイトで稼いで　毎週ソーＯ（Ｏはプです）に行く俺は勝ち組」　とか
勝ち組、負け組みという区別の仕方は好きではないが、この発想の貧困さに泣けてきた（親御さんもナサケナイであろう）

貧乏は決して恥ずべきことじゃないと思う。
でも　賎しくて貧乏臭いってホントに嫌だわね。

帰還とおみやげ

夫と息子が８日間の旅から帰ってきた。

息子は初めてのヨーロッパ　楽しかったようだ。
デジカメの写真をパソコンであれこれ見せてもらったけど、ウイーンの街並みや建築物　やっぱり自分の目で見たいなと思った。

夫のこの仕事関連の二年後の会場はプラハだっていうから　その時は絶対にくっついて行こうと決心する。

ユーロは今高いし、男二人で選ぶお土産にはあまり期待していなかったのだけど　何か色々買ってきたみたい。



息子が友達に配るという　スピリッツの小瓶とまずいハリボ（この味を味わわせたいと敢えて購入らしい）

　　

ドイツでサッカー観戦時に買ってきた　ヨーロッパ大会（？←興味ないんでわからぬ）記念ボールと　マフラー。このマフラーを旗みたいに掲げて応援するんですと。



娘へのお土産は　ＦＡＢＥＲ－ＣＡＳＴＥＬＬっていうドイツブランドの色鉛筆。
筆で伸ばすと水彩風にもなる。日本でも売ってるけどかなり高くなるらしい。
娘は大感激していた。



私には　プティ・ポワンの鏡つきのキーホルダー。
ここのバッグは和服にも合うから憧れていたのだが、１２００ユーロ以上だから口には出さなかったのですが・・・
キーホルダーでも私の趣味ド真ん中である。この繊細な手刺繍に見惚れます。

娘と私のお土産を選んだのは息子。
「あんたたちは趣味がうるさいからね。選ぶの苦労したよ。まあ００（娘）は文房具でいいと思ったけどさ。オカンのは悩んだよ。シェーンブルン宮殿のところで偶然この店に入ってこれだと思ったんだよな。天皇皇后お買い上げって写真も飾ってあったよ」

だそうだ。

息子よ　偉い・・・

結婚以来（ってかそれ以前から）
私にプレゼントしてくれるものは殆ど
*　何でここまで無骨なもの買って来るんだ（ウォークマンがではじめの頃、防水仕様のをくれた　めちゃくちゃ重かった・・・　なぜ防水？）
*　私のサイズ知ってるの？　このパーカー・・・　身体が二つ入るだろ
*　私はリュックサックってもんは絶対に使いませんですが・・・（グッチ）
*　この香りはダメだ（ロシャスのババ臭い香水）ｅｔｃ

と　はずしてくれるんです、夫は。
もちろん気持ちは嬉しいから喜んでいただきますが私の趣味は理解してくれてないな～と諦めていた。（ここでこっそり愚痴を吐いてみた）

結局夫より息子の方が　私の身のまわりの物とかを見てるってことなのかもね。
ちょっと複雑。

あっ　そうそう。例外１

京都で買ってきてくれた懐中時計ってのがありました。
「着物の時に腕時計っておかしくないか？　これはオマエが好きそうだから買ってきた。」←これは嬉しかったな。着物姿を見てるってことだから。



これは帯に挟んで使ってるけどみんなに褒められます。
関係ないけど夫の名誉のために載せて見たＷ

着物で暮れた日

今日は着物の日。
寒いな～　と思いながら朝から教室に向かう。

今日は着物の染め、文様についての講義があった。

着物の文様のなんと多彩なこと。と言う話から、それは日本には四季があり、その多彩に移り行く自然の豊かさに恵まれたこと。そうやって培われた日本人の美意識によることと言った話を聞くことができた。

確かに　踏めばはかなく散ってしまう　足先の草むらに宿る露の様

　←露芝

秋の風に吹かれて　道の片隅に吹き寄せられた落ち葉や実など

　←吹き寄せ

そんな見落とされがちな自然の風景を心に留めて着物の文様にするなんて　日本人の美意識からなせる行為ではないだろうか。

今日の先生のまとめの言葉、
「こうやってあなたがたが知識を学ぶことも大切です。でも知識だけを積み重ねても虚しい、それを生活に結び付けてください。
こういった日本の心、美意識といったものを　あなたがたが着物を着ること、着物の文化を伝えることを心がけてください。それが私がみなさんに願うことです。」

この会もはっきり言って　ホントめんどくさいなあ　と思うこともあるけど、やっぱり先生のこういった信念に基づくカリスマ性に魅かれて何年も続けているんだと思う。


って、わけじゃないんですが、今日は　会が済んだ後我が妹（分）昼行灯女の着付けに行った。
次男が今年中学を卒業するので、その卒業式の時に着物を着ることにしたらしい。
子供のいないおしゃれな叔母さまが近くにいて、昼行灯に全部着物を譲ってくれることになったそうだ。
彼女は長身なので（１６８ｃｍ）裄は直してもらって　その訪問着ができあがってきたので　「局ちゃん　一度着付けてみて～」と頼まれたわけです。

着物と帯だけで見たとき　あまりに地味なのでちょっと引いた。
でも着付けてみたら　やっぱり良いものっていうのは着ると映えるんですね。
しっくりととてもいい組み合わせだった。



デカイけど美人だから似合う。って言うか長身だと伸びやかに着付けられるし、帯も大きめに華やかに結べてやりやすかった。

さすがにちょっと華やいだ色が欲しいので、私の紅い伊達衿と帯揚げを貸してあげることにした。

「局ちゃん　着付け上手～♪　ねえねえ美容院行くのやめて本番も頼んでいい？」とのこと。
はっきり言ってめんどくさいんですけどぉ・・・・

でも今日の先生の言葉にのっとって、やってあげようかなと思っている私です。
今年になって着付けを頼まれたのは二人目。
自己満足で始めた着付けもちょっとは他人の役にたつことになりつつあるのでちょっと嬉しいかも。

コラーゲンナイト

昨日は食の伝道師Ｆさんに誘われ、彼女の長女と友人のピアニストといった組み合わせで東京都下の小ぢんまりした中華料理屋さんに行った。

Ｆさん曰く　腕は一流、材料もこだわる　だけどガンコオヤジで愛想がないから、店を大きくしない。でもね、安い上に何を食べてもおいしいのよ。とのこと。

カウンターとテーブルが一つしかない小さな店なんだけど、土曜の夜で満席だった。奥のテーブルには常連さんが３人で相席することになった。

　

　　このソラマメと黄ニラとプリプリ海老の炒め物が絶妙だった。

　全然臭みのない豚足

　エイのとろとろ煮←相席の常連さんがご馳走してくれた。

　山椒の利いた麻婆豆腐　ご飯に乗せて食べたらおいしかった。

お酒は瓶出しの紹興酒。そのまま常温でいただく。

相席の常連さんはご夫婦とかかりつけの歯医者さんだったのだけど、そのご主人のほうが　Ｏ響の×奏者だったもので、Ｆさんの友人と話が盛り上がる。
歯医者の方は高校が息子と同じってことで　私と盛り上がる。
ついでに独身ってことで　Ｆさんのお嬢さんと　合コンしようかという話の流れにもなり（結構年はくってたけど）　なぜか名刺交換とアドレスが飛び交い、
合コンはウチの息子も参加させることになり（不在なので本人の意思は未確認ｗ）、保護者は当日またこの店に集まっていて３次会くらいで合流して報告を聞くという運びになった。

私は合コン一次会から出ればと言われたが　滅相もない　三次会から参加にします。

Ｆさんのお嬢さんは２０代後半、大企業の総合職で仕事ももちろん忙しそうだけど、スキューバ、ゴルフ、スノボ、テニスと体育会系趣味で日本はもちろん外国も飛び回っているとても活動的な子だった。
細身の長身で　可愛いというよりかっこいい子。
おばさん会話にも臆することなくはきはきと受け答えして、気持ちのよいくらい食べて飲んでという子で一緒にいて楽しかった。

最近の若い子はどうこうって言われるけど　しつけがよくて頭の良い若い子って話しているとホントに楽しいもんですね。

今日食べたのは殆どおまかせコース（食事だけだと一人３０００円くらいとリーズナブル）　に　豚足と牛筋を加えた。コラーゲン補給であります。
これだけの料理を銀座あたりで食べたら　高いだろうなと思う。ホントにこの地でいつまでもやっていて欲しい　ガンコ職人の意地でもって。

エイヒレもプリプリだし、一夜あけたらやっぱり肌の調子がよかった。煮込んだ豚足の表面のように張りが出た（って表現が悪いな）

食以来のコラーゲンって即効性あるな～って実感。

これで　太らなきゃいいんだけどね。

バレンタインだったようだ（投げやりに）

先日　新宿三丁目の駅付近で用事をすませて何かの行列ができていたので　なんだろうと思ってみたら　ジャン・ポール・エヴァンのチョコを求める　マダムだか、マドモアゼルだかの群れだったのでたまげた。
みんな気合入ってるのね・・・

我が家の男性二人は日本にいないし、だいたい夫なんて　こういった行事はまるで関心のない人だし（ほっとくと　クリスマスとかお正月とかも関係なく過ごすタイプね）私もまた世間が騒げば騒ぐほど引き気味になってしまうという　Ａ型らしからぬ天邪鬼の部分も持ち合わせているので、情熱もないんですわ、この行事。

プレゼントを渡す、もらう。ご馳走する　される　は　誕生日の方が私にとって重要です。世間と同じじゃなくて個人的な日の方が燃える。

まあ　それは置いといて・・・と

２０余年前のこと。夫が就職した次の年のことだった。夫が学生時代に知り合った同い年の私達でありますが、彼は就職して半年後に　関西の地方都市で研修を受けていたわけです。　私達は一応内々で結婚することにはなっていた。
当時、夫の職場は多分１対１０くらいの割合で女性が多く、しかも研修が終われば一緒に東京に戻れるんじゃないかいって期待　など　色々な条件も重なり、かなり職場の女性に狙われていたようであった。（まあその２年間くらいだったんだろうな、夫の花の時代はｗ）忘れるところだったが夫も今より１０ｋｇ少なく、見かけも精悍と言ってもまあ許されるよな　くらいだったと思う（遠い目）

だから　すごかったですよ。手提げ袋にいくつものチョコレート、ブランド物のキーホルダーとか財布、手編みセーター４，５枚　マフラーも何本か。
たまたま、バレンタインデーの何日が後に行って　夫の寮でその有様を見て、
「へ～～　私の存在って周りに知らせてないわけね」といじめるのも楽しかったし、チョコレートを吟味して　これは本命　これは義理と推理するのも楽しかった（すんませんな、性格悪くて　当時は若気の至りでそういう競争心あったわけです。）
おいしそうな（高価そうなのを）開けてはつまみつつ・・・

今だったら　人と違う価値観でもって　自分だけがわかる男の魅力ってことも珍重できるかもしれないが（別に実行はしてないが）、さっきも言ったが若気の至り、そりゃあ他の女性が見向きもしないような人と付き合って結婚するのも口惜しかりけり・・・　だったわけだから、まあ、そういうシチュエーションで食べた他の女性の心をこめたであろう（含　義理）チョコレートっのは　はっきり言いましょう、うまかったわ。
結婚後その時もらったセーターのサイズが小さすぎたのも私が着ていました。すみませぬ。

で、なんだね。当時を思い出して娘に言った。
やっぱり人と同じことして突撃するな。自分の好意は安売りするな。まして、向こうが気があるかどうかもわからないのにセーター編むなんてもっての他だ。

まあ　ものぐさだからね　ウチの娘。
恋愛体質じゃないって逆に悩んでいるくらいだから（メール返すのもめんどくさいらしい）　まずしないであろう。

愛想なさすぎるのと私の戦略的ものぐさとはその辺が違うんだな（って分析してどうするのよね）

春が待たれる

寒いよ～　
今年は寒すぎる！

せっかく独身を楽しめる一週間だってのに、さすがの私もこう寒いと行動力が低下いたします。

息子より　「行き当たりばったりで楽しんでるよ、ウィーンは建築がヤバイ」とのメールあり。ヤバイですませるなよな、表現力ないねえ・・・。まあ楽しんではいるらしいので一安心ですが。

今週は家族のオトコ連中がいないよって宣伝してたんだけど　せっかくの飲み&食事の誘いも行く気になりまへん。
手袋しても寒いって久しぶりよね、東京の冬で・・・

ってことで　今日の外出は　ファブリックペイントの先生のお宅へのみ　でした。

あ～　近所でよかった。



長めのストールに描いた　桜と青い鳥



あと一月もすると　南の方から桜の便りが聞こえてくるはずよね。

男たちは旅立つ

そして　昨日・・・

この日も朝から忙しかった。



実は　夫が仕事でベルリンに、それと一緒に息子もくっついて行く事になったのである。
いわば卒業旅行ね。

二人で　ウイーンとベルリン３泊ずつして来る。

私も行きたかったなあ・・・・（まあ去年末のドイツ旅行があったので今回は遠慮）
オトコ二人でヨーロッパ　どんな珍道中が待っているのだろうか？
オペラでもコンサートでも見ておいでよ　と　言っておいたが、あの二人では居眠りする危険大。　ブンデスリーガーとか言ってパソコンで調べていたから　そちらの方を見てくるのかもしれない。

ウイーンは観光目的だけど　ベルリンは夫が仕事している間　息子は一人になる。
団体ツアーじゃないので　どうするのか（ドイツ語しゃべれないし）ちょっと案じていたけど　その心配はなかった。

息子の高校は交換留学生が居て、なぜか彼が三年の時にドイツから女の子が二人来ていた。（男子校だったのに）　当時から調子の良い息子は　その二人とかなり仲良くなった。放課後よく一緒に遊んでやってなつかれて、彼女たちのうちの一人と留学期間が終わっても　パソコンメールのやりとりはしばらくしていたらしい。
でも、モノグサなヤツのこと、だんだん間遠になり、メールを返さないと文句を言われるのでめんどくせえなどと言って　２年ほど前から消滅していたらしい。

ですが・・・

「ベルリンでス**ァンが大学に行ってるから案内してもらうことにした」←いつのまに連絡したんだ・・・

「へえ　連絡とってたんだ」
「恐る恐る二年ぶりにメールしたら　すごく喜んでくれた。大学のテストが始まるけど案内してくれるってさ」
「調子がいいねえ　舞姫するんじゃないわよ」
「しねえよぉ　笑」

そして　出発前の日

「そう言えばさ　あーた　ス**ァンに何かお土産持ってくの？」
「うん　ほれこれ」←そう言えば東急ハンズの袋が部屋の隅にころがっていた
「なんだ　それＯＯ子が早めにくれたチョコレートだと思ってたわよ。それで何買ってきたの？」
「ハンズって外人向けのお土産コーナーがあってさ　そこで　扇子買ってきた」
「へえ　兄ちゃん気が利くね」←娘
「ホント　やっぱり　彼女と長くつきあってると女心がわかってるね」←局
「そんなことないよ。　長く嫁と暮らしてても　わかんないオトコもいるじゃないかよ」
「それって　パパのこと？」←娘
「うん」

親子漫才をしながらパッキングして、昨日の朝　エアポートリムジンまで送って行きました。



楽しい旅になるといいね。

私も一週間羽伸ばします。
早速　この日は　恒例のフグの会に行ってきた。　１時から　フグ　途中カラオケをはさみ　最後は　池波正太郎が好んだというどぜう屋で〆る。
総勢２０人ほどの　同窓生メンバー。。。

みんなこのメンバーで集まるの好きね。

そう飲んだつもりはなかったが、延々１０時間何かしら飲んでたから　今朝は少々二日酔いだったわ。

　　

お茶会

先週末から昨日にかけての三連休は　とて～～～も忙しかったのです。

まず　土曜日。
着物の会の先輩Ｆさんたちの代は芸達者な方々が多い。　笛や　舞　三味線　お茶を　主婦の趣味と言っては失礼なくらい極めている方たちがいらっしゃる。
その方たちで共同で催した会にお招きされて、前日の雪が少し残る道をおっかなびっくり着物を着て出かけました。

場所がよかった。ＪＲ山手線　目*（*は白です）庭園。
　　

こんな都心の山手線の駅から徒歩で５分もしないところに　こんな優雅な庭園があったとは。
中心に池が配された回遊式の庭園で　赤鳥庵という数奇屋つくりの家が建っている。
赤い鳥創刊者の鈴木三重吉ゆかりの所らしいです。

　　

私は　今日はグレイッシュなピンクの加賀友禅の訪問着に　斜子織りという凝った折り方のチャコールグレー主体で色んな色が入った帯をあわせた。
みんなに　今日はマダムっぽいじゃない　と　言われるｗ
左の写真で　私の左に立っている背の大きい若い子はタイ人の女の子。初めて鹿の子絞りの振袖を着付けてもらって嬉しそうだった。
草の根の国際交流ってところです。

Ｆさんの指揮下で立てていただいたお茶を飲んだ後は　座敷で各々の発表があった。手作り感があり、アットホームだったが、確かな芸で見ごたえがあった。
着物の会の先輩諸姉の実行力に感動した。趣味もこのくらいまで徹底しないとなあ・・・

腹立つ

娘の見ていたサンジャポを見て。

羊水が腐っただのなんだのと言って物議を醸し出してる歌手についてまだしつこく言及している。
私なんて　羊水は干上がってますがね（自虐ｗ）
なぜ　そこまで騒ぐのか疑問。

医学知識のまるでない小娘が　何も考えずに口に出しただけじゃないか。
私の中では「バカだねえ」でおしまいですが。

思うに彼女の罪としたら、あの露出過剰な格好を「エロカワイイ」だの「エロかっこいい」だのとして市民権を得さしめたことだな。
渋谷の街中、水着みたいな格好で歩く頭の軽そうなおねえちゃん人口増加は彼女の影響が大であろう。
こっちのほうが　社会の迷惑であります（一部喜ぶ層もあるかもしれませんが）

それと、この発言を聞いて　傷ついただの　発言はよく考えてとか責任をもってとか散々糾弾していた　某女医のＯ川ｗ　自分の傲慢さを棚に上げてどの口が言いますかｗｗｗ
ホントに自分を客観視できない女なんだなって改めて認識しました。

さて　これからお茶会に行ってきます。
毒吐いてすっきり♪

オトコの鞄

出張帰りのオトコの鞄って興味ある物体です

いとも軽々と持ち運んでいたはずの鞄
私の腕だと戯れに持ってみてもびくともしない

ノートパソコンと、たくさんの書類の束と
途中で読む本や雑誌と
お気に入りらしい整髪グッズと
少々の着替え

私にはなじみの薄い土地の匂いも
ほんの少し含まれている

ワキのポケットには
必ず私に渡すものが入っているよね

その土地の食べ物だったら「お土産」だけど
たまには　匂い袋だったり　油取り紙だったり
同じようなものが引き出しにあふれているけど
小さなプレゼントはやはり嬉しい

オトコが忙しければ忙しいほど
私を思い出して
乗り換えの少しの時間を使って
手に入れてくれたものだから

私には持てない鞄を軽々と運びながら
大股で歩くオトコが目に浮かぶ
駅を　
空港を　
見知らぬ土地を

そしてそこに私が居ないことを
鞄に少しだけ嫉妬する

レッカー移動

今日は　源氏の勉強会の新年会（遅いが）の日だった。
渋谷　東急プラザの　いＯか（Ｏはらです）で懐石ランチ。
会食前に　先生から　万葉集の歌と源氏物語に挿入されている歌の中から１０首ずつとりあげて比較するといった講義もあり　なかなか興味深かった（これについては機会を改めてまた書く所存ですが）

こちらの料理も大変おいしくて、　昼間から日本酒をいただいて、かなりいい気分でお開きとなった。

その後　ちょっと買いたいものがあるので（って服ですが）　新宿のデパートに寄った。

がっ！

携帯に着信・・・　息子から

「最悪なことが起こった。甲州街道に車おいてちょっと用事をすませてたら、持ってかれちまったよ～～～」

私はちょうどその時、お取りおきしてもらっていた　Ｍ＊Ｘ　&　Ｃｏのブラウスを包んでもらい、清算するところであった。

普段なら　
「あんた　バッカじゃないの？」と責めたいところであるが、一応店員さんの手前

「あら　困ったわね、早く取りに行かないとね」　と　優しく言った（内心　アホ～　とつぶやきつつ・・・）

「だけどさ　今　現金持ち合わせなくてさ　キャッシュカードも置いてきちゃったから　取りに行きようがないんだよな　新宿駅には着いたんだけどさ。オカン　今どこ？」

「わかった　じゃ　西口まで行くからね」（バカやろ～～～っ）

お会計もそこそこに西口に急ぐ。憮然として待っている息子。

「１０分も車から離れてなかったんだぜ～　それに他にも停まってる車いたんだぜ～～」

「四の五の言ってもしょうがないだろ　早くこれ持って警察いきなさいよっ　まったくアホだねえ」

「わりぃな　かあちゃん」

「わりいなって　それ貸すんだからね　バイト代入ったら返しなさいよ」

「わかったよ～～～　ついてねえなあ　新Ｏ（Ｏは宿ですｗ）警察のバカヤロ～～」

私はそこで別れて帰ったが　車を引き取って帰ってきた息子、まだ盛んに口惜しがっている。
まあ　これに懲りて路上駐車は止めることですね。

１００円を惜しむものは　１５０００円（今日のレッカー代）＋１５０００円（罰金）に泣くんだよ。
それに２点減点なんだってね。ゴールド免許取れないじゃん。

私は　２０年以上無事故無違反です。ゴールド免許制度ができて以来ずっとゴールド。
ただ悪運が強いだけ　とも言われるけどね。