局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

初四国路

2010-01-31 15:58:36 | 
年末 オットが一月末に高知で仕事があるから一緒に行こうと言った。
実はワタシは四国には一度も足を踏み入れたことがないのである。
こういうお誘いは即OKしてありましたが。

しかし年があけたら
「ああ あの話 行かなくていいことにした。後輩を代わりに出すから」
な~んだ じゃ また当分四国はお預け・・・
「でもさ、どうせ休みを取るつもりにしてあるからどこかに行こう。高知より松山行こう。ここんところ仕事もハードで疲れた。温泉だ! 温泉っ!!」

と いうことで10日ほど前に二泊での松山行きが決まった。

我が家得意のビジネスパック(往復航空券つきビジネスホテル一泊つき)行った日はどうせ泊まるだけだからビジホですませ 次の日は温泉旅館なりちょっとグレードアップしたホテルをつけるというパターンで。

羽田を5時半に出発した飛行機で松山空港に

空港には地元で働いているオットの後輩が出迎えてくれた。
オットより一回り下、大学を出て働き出した当時オットについて技術を習得していたヒトである。
偶然だけどその頃オットのいとこの子が九州から出てきてウチのそばで下宿していて、よくご飯を食べさせていた時期があるのだけど、その子と鹿児島の男子校で同級生だったというヒトである。
その縁でウチにも遊びに来て いとこの子と一緒にご飯を食べて行ったこともある。今でもオットと仕事先でも一緒になることもあるらしく 義理堅くお中元お歳暮なども贈ってきてくれていた。

「今日は奥様もご一緒だと聞いて おしゃれな所を予約しました。」



結婚式場にもなる洋風建築のレストラン

広いホールに お客は私達3人であった 
やっていけるのか??

メニューは和洋折衷の肉料理のコース

  

門松じたてのオードブルと サラダ

  

オニオンとチーズのスープと 魚介類の煮物

  

石焼野菜と シャリアピン風ステーキ

  

他人丼と チーズケーキ

せっかく予約してくれた後輩さんには悪いがおいしかったのは石焼野菜くらいであった。(しかしサービスのおねえさんは一生懸命で感じがよかった)
ステーキは外国産牛の臭いがした。(アメリカ牛の野生っぽい臭いは苦手である。食べるなら国産のブタか鶏のの方がずっといいや)
しかし 特筆すべきはその量!

一つ一つが多いことなんの。

ワタシも気に入ったものは量も結構食べるほうだけど、ここはオードブルとサラダあたりからおなかが満ちてきた。
途中少しずつ残しながらステーキに挑んだが二口でリタイア ご飯も殆ど手付かずでデザートも一口だけ。味のせいもあるがとにかくそこに行き着くまでの量にやられてしまった。

しかしオットと後輩は仕事の話に終始しながら出された皿を次から次へとカラにしていく。

(そこまで無理して食べなくても・・・)とオットに目配せしたが気づかず・・・

二人でずっと技術的な話である。あまり食卓にマッチした話ではない・・・
別にそれならそれでいいやと 「ワタシに気を遣わないでどうぞお話してくださいね」と言って写真をとったりして遊んでいた。

この週にカニを食べたオジも同業者だけど、ワタシを気遣ってかまるで仕事の話は出なかった。
私たち夫婦を真ん中に 一回り下と一回り上の同業者 やはり年代で違ってくるのね。
アラフォーはまだ青いね ワタシたちもあのくらいの頃は仕事に夢中であんな感じだったのかいなとその頃を思い出す。

そしてその頃にウチに遊びに来ていた彼は細身で感じやすそうなイケメンだったが

月日は色んなものを変化させるのね。
いまや 5人の子持ちですと。
そのしゃべり方とともに外観も貫禄がついていた。



後輩 ワタシ オット

ワタシが小さいんじゃなくて二人がデカイんです。(よく食べるはずであります)

食事が終わって家族8人(!)を載せるファミリーカー(排気量6リッターのマイクロバスみたいな左ハンドルのワンボックス車)で松山市内のホテルまで送ってもらった。

あたりが暗いのであまり様子がわからなかったが、イヨテツというバスの表示や路面電車の線路のある道に 未知の四国に来たのね~とワクワクする。

この日のホテルはビジネスプランに組み込まれているホテルであまり期待はしていなかったのだけど。

松山城のおほり沿いに建つホテル。
窓からお城が見えて



ツインの部屋もかなり広く、ベッドも大きくて、洗面台なんかもシティホテルのよりも大きくて



どういうわけかマッサージチェアまでついていて



築年数はたっているがまあまあ清潔感もあり、なかなか当たりであった。

次の日はレンタカーを借りて 目一杯観光した。

四国旅行記続きます。

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瀬戸内の

2010-01-29 19:14:20 | 日々の生活
夕日です
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伊予でーす

2010-01-28 21:59:30 | 日々の生活
いよてつバスです。
初四国は新鮮!
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風邪引きで駆け回る

2010-01-27 20:20:16 | 日々の生活
あんまり「忙しい、忙しい」と言うのは イギリス貴族階級の人たちに言わせると下品なことらしいですね。
いつもゆったりと自分の生活のリズムを崩さずに暮らすのがハイレベルな暮らし方らしい。
今、日経で連載している私の履歴書でも 細川の殿様が 「晴耕雨読」がモットーとおっしゃっておられた(いいねえ こんな時代に世の中を達観していられてさ)

まあ そんな高貴な人とは無縁だからしょうがないんだけどさ、 忙しいのよ~~~ん

先週の水曜から昨日まで、飲み会だの会食だのショッピングだの実家帰りだのと 間を縫って仕事とジムが(そりゃ~家事もしてますがな)加わり、娘の友達が泊まったり、息子とM子とWii対決をしたり寝る間を惜しんでたら・・・・

風邪ひきました・・・

咽喉がおかしいな~ いわゆるエヘン虫在住と思って葛根湯飲んでサウナで温めれば大丈夫と思っていたけど、やっぱり免疫力って年々落ちるのね。
週末にかけて違和感は強まり 朝は声が出なくなった。

土曜の朝に車を借りに来た息子が、ワタシの声にびっくりして
「どうしたんだよ、久本雅美みたいじゃないか」とのたまった。
その後ひどい咳も加わってきた。

しかし、予定は詰まっております。

咽喉の違和感はだんだん下の方に下がってきて肺が痛くなってきた。
炎症がおこっているっぽい自己診断。
風邪の時にはなるべく飲みたくないけど抗生物質を飲む。

実家から帰ったその日に 上海蟹の夕べ に誘われているのでこれはドタキャンしたくはない。
「無理しないようにね」という母に「大丈夫だから」と咳き込みながら答えて、高速をいつもより控えめに飛ばして帰宅、着替えて六本木に。

家をでる直前にブロコデを飲んでどうか2時間持つようにと自己暗示する。

ブロコデが功を奏したのか 中華がおいしかったからなのか ディナーの席では一回も咳き込まなかった。

オジの話は相変わらず面白いし、料理はおいしいしで風邪を忘れた。

ハイチの地震の話になると ハイチの歴史、ドミニカとの植民地支配でどう違いが出たかなどの的確な解説をたちどころにされる知識。それに加えてこのオジのすごい所は 現地に行っているところなのである。学生時代2年ほど休学して世界各国を放浪した経験があるとは聞いていたが、こんな日本の裏の島国にまで足を運んだとは。
「あそこのひったくりは全身でぶつかってきますからね。いや~あの国は貧しくて犯罪はハンパじゃなかったですよ。二週間くらい居ようと思ったんだけど三日でメキシコに逃げました」とかね。



一年ぶりの上海蟹ちゃん 左が♂で右が♀

「どっちが♂でしたっけ?」とワタシが聞くと
「ああ左、左 それ精巣ですからね。でも大丈夫ですよ、奥さん 食べても妊娠しませんから」
オヤジギャグってのは学歴、地位にかかわらず 全国共通である・・・ 

そして今日は一日ウチで療養、抗生剤が効いたのか やっと咳がおさまって肺あたりの痛みがとれてきた。

これでもうちょっと休めればいいんだけど 明日から旅行である。
{安売りツアーってキャンセルがきかないのが困るわ)

オットと一緒に道後温泉に二泊。ワタシは四国は未踏の地である(四国四県行けば全国制覇なのよね)

明日午後の飛行機だからあと半日は休めるんだけど、風邪がぶり返さないといいな・・・
あさっては一日観光する予定です。

お薦めどころあったら教えてくださいな、広島方面や地元のミナサマ



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龍馬の一日

2010-01-25 15:41:42 | 日々の生活
先週も色々予定あり(ってか年が明けたら怒涛の忙しさ)で色々楽しいことがあったが(前後しますが、そのうちアップ予定)今週も結構予定が詰まってきた。

これから実家に帰り、明日母の病院につきあい、次の日は仕事とオットの仕事関係のオジたちとの会食、週末にかけてオットと旅行である。
先週から咽喉に違和感が居座り、市販薬でだましだまし乗り切っているが、乗り切れるかちょっと不安を抱えつつがんばろうと思っている。

オジとのディナーは上海蟹食べ比べになる予定である。
前回の時に、また冬に蟹を食べましょうとお誘いいただいていたが、今回もその約束を忘れず、律儀に場を設けていただいた。夏の時にちょっと思いつきで、オジの好みそうなビールのつまみになるような豆菓子を手土産にしていったら大変喜ばれて、次回もまたと言われたことから、オット及び、こちらをお読みのみなさまからも「豆菓子で蟹を釣る女」と呼ばれたわけだが・・・(そんな意図なかったのよ ほんとよ、ほんとよ~」

今回もそんな意図はないが、やはり手ぶらでは行けない。それも日本全国、外国にも足を伸ばすし、色々おいしいものに慣れているオジたちへの手土産はちょっと珍しくて話題性があるものを見つけて贈りたいものである。

で、どうしようかと思っていたが、先日女社長さんのブログのリンクから時々飛んで読ませてもらっているコーヒー屋さんのブログでちょうどよさそうなものを見つけた。



コーヒーストーリーという広島のコーヒー豆専門店のオリジナルブレンドが新宿で売り出されているというではないでしょうか・・・

歴史好き、コーヒー好き(オット調査による)オジたちにこんなにぴったしのモノはないではないか・・・ これでオットも面目がたつ ワタシって山之内一豊のツマと自画自賛 

そして、昨日、姑から 「廊下の蛍光灯が切れちゃったんだけど来てくれない?」とのお呼び出しがあったので孝行息子のオットと共に姑宅に向かった。
用事をすませて新宿高島屋に向かう。
そこでコーヒーに添えるお菓子と他のお使い物を買ったあと、対面にあるこのカフェに向かった。



トラベルカフェ 2月まで?龍馬に由来したものを販売中らしい。中の座席は満席、寒いのに外の席にもたくさんお客さんがいましたよ。

そしてワタシはこちらで狙っていた龍馬ブレンドをゲットしたのである。
お菓子はケーニヒス・クローネでお正月限定販売のエコバッグ入りのものがあったのでそれを買い一緒に渡そうと思っている。別にこのセットで来シーズンの蟹を釣ろうなんて思ってませんからね、ホントですからねっ!



ウチに帰ってオットと賞味してみたが、かすかに爽やかな酸味があって良いカオリのブレンドだった。

タイムリーにBSでNHKの龍馬伝をやっていたのでそれを見ながらいただいた。

ホントに福山はどの角度から見てもイケメンだわね~と最初は賞賛していたのだったが、千葉周作道場の井戸端で上半身裸になって身体を拭いている場面を見て、あまりの贅肉のない綺麗な体つきと爽やかすぎる笑みに腹が立ってきた。
40台なら40台らしい疲れを見せろっちゅうねん。あんたは爽やかすぎるっ!

とTVに向かって感想を言ったら 「褒めたりけなしたり忙しいオンナだな」と オットから呆れられた。


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ちょっと進歩?

2010-01-23 12:00:11 | 描く
ゆっつくりと無理しないようにとすすめて来た趣味のチャイナペイント。
大物の時計が書き終わったところで、次の課題 「景色」に入っている。

前回描き上げたのはモノトーンのもの。



これは下絵で線を描いて 一度焼成してから グラデーションをつけて 縁をアンティークぽく彩色してまた焼成してという 二度の焼成ですんだ。

グラデーションをつけるのはこんな筆 平筆と丸筆の中間のようなもので、この4mmくらいの穂先への絵の具の載せ方でグラデをつける。
目と首と肩に辛い作業なのよ~~ん(まあ好きでやってるから仕方ないが)



そして今の課題は カラーの景色。

 まだ途中ですが・・・

先生も バラを描けた時と景色を描けた時は感動するわよ と おっしゃっていたけど

稚拙ながら まがりなりにもここまで描けるようになったのは嬉しかった。

細い丸筆で下線を描き さきほどの筆でやはりグラデーションをつけていく。しかし、白磁への色づけはいきなり濃い色を出せないので塗り重ねるにはその都度焼成しなければならない。今の段階で三度焼成しております。

周りの白いポチポチは金を盛る予定。これもそういった材料があり、溶剤と混ぜながら爪楊枝の先で均等な大きさと間隔になるようにおいていくという地道な作業である。
これも目と肩と首が辛い・・・

そしてこの手のものは出来上がりまでに焼成を6度くらい繰り返すらしい。その都度かかる焼成代 

やっぱり窯(電気炉)買おうかな・・・ そのほうが自由に色々描けるし、娘も作りたがっているし。(先生は弟子のしか焼いてくれない)
被服代をシマムラで抑えてどうにか考えよう。

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初シマラーに挑む

2010-01-22 09:03:27 | 日々の生活
友人T(妹夫婦に追い出された実母を介護中)よりお誘い。

「ねえ、OOにシマムラの入ったショッピングビルができたの 結構おもしろいんだけどさ、ワタシが車出すからいかない?」

こういうお誘いは二つ返事である。


初めてのシマムラ

一言で言うと「脈絡のない」ところであった。
価格的にはユニクロと同じかもっと安いが、ユニクロのように整然と整理されて製品が並んでいない そして同じもので色違いとか同じものでサイズ違いのようなものが少ない。
殆どが一点もののような品揃えである。

「それがいいのよ~、ユニクロ着てると あっ それユニクロってすぐわかるけど これだとわからないんだよね」  なるほど・・・

それに、どこに何があるかわからないので宝探し的な面白さがある。

昼下がりで、他にお客が少ないこともあって、二人で思う存分店内を探検し、試着を繰り返し(これだけ安いんだけど買う時はきっちり試着したい)それぞれゲット。

ワタシはパーカーとカットソー(フリフリ付き) ラメベルトの三点を買った。





計 4000円あまり 
パーカーはジム着か 春先の上着にもなりそうだし、スタッズ使いが結構オサレ。
カットソーも縫製はしっかりしてるし、ワタシャこれをパンツとあわせてよそ行きにするよ。ラメベルトもワンピースに合わせるよ(1000円しなかったけど)

わーい シマムラ 
はまりそう・・・ 



Tは厚手のロングのカーディガンを購入。温かい日ならコート代わりに今でも着られるし、春先の外出にOKとご満悦であった。

まあ170cmの長身だと何着ても似あうんだけどね。

今までTというと伊●丹のブランドショップの常連で、ヤジウマで付いて行くワタシにまでそこのスタッフがシャンパンなどお土産にくれるような得意客であった。

「だってさー 毎日母の病院行く生活だとシャネルなんて買ってもしょうがないじゃん。それにワタシの友達もシマラーが増えちゃってさ。あれ、それステキ、グッチ?なんて聞くとみんなすごく嬉しそうに シマムラで1300円! なんて言うようになったのよ。」

「そっかー あーたとあーたの友達のマダム連中が買うところなのね。いまやシマムラって」

「それどころじゃないんだよ 伊●丹ホニャララブティック(フランスの老舗ブランドであります 特に名を秘す)の女の子たち、普段着はシマムラなんだよ」

へ~ プライベートは1000円台の服を着て、仕事でその100倍の服を売ってるんだ・・・

「オバサン服とそうじゃないのの境界を見極めるのがキモだよね。 でも面白いでしょ」

うん、おもしろい。

同じビルにあるサイゼリアでランチを食べた。私はサイゼも初体験だった。
そうおいしくもないけどガ○トよりはマシだと思った。サラダの野菜など新鮮だったし。
ここも価格破壊だね。




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オトコのプライド

2010-01-20 10:11:13 | 様々な思い
ここのところ仕事が忙しく、おとといは職場に泊まり、昨日も帰りが10時ちょっと前のオット。
遅い夕飯を食べつつTVで報道番組を見ていた。ワタシも一緒にビールを飲みつつ(ウィークデイは350ml缶を半分ずつである。それ以上は仕事に差し支えるといって絶対飲まないオットである)ちょこちょこおかずをつまんでしまう。自分は7時頃に夕食をすませているんだから余分なカロリー摂取と思いつつも。

ニュースでは経営破たんした某航空会社(某の意味なし)についてを報道していた。現社長のお詫びの後に(可哀想にね~ この人のせいじゃなさそうなのに)再生機構だのの方たちの意思表明などをぼーっとワタシは見ていたのだが・・・
「おっ OOがいる」とオット インタビューをされていた人のうちの一人が知り合いだったらしい。
「こいつ、こいつ! こいつと1年間ホニャララ塾で机を並べてたんだよ」
オットは過去2年間だけ塾に行ったことがあるらしい。東京育ちのアラフィの人で知っている人はいるかもだけど、都心にあった個人塾。特定の学校からしか生徒を募集せず、かつ入塾テストでふるいおとし 中学3年と高校1年の二年間で大学受験までの対策をすべて終わらせるといったなかなか大変な塾だったらしい。その塾はカリスマ塾長の一代で終わり今はない。

とにかく その塾で一緒に学んだ同級生と、30余年の時を経てTVで対峙するっていうのもなかなか感慨深いのだろうとハタで見ているニョウボとしても興味深いものであった。
「こいつ すんごい出来たんだよな。ホニャララ(中高一貫男子校)からブン☆チ行ってさ、在学中に司☆試験受かってさ。当時からすごい切れるやつで何やっても出来たよな~」

「へ~」
 
「あいつにはかなわなかった・・・」

オットは普段から他人と自分を比べてどうこう言うタイプな人ではない。B型的マイペースで重要視することはこだわるが、別に自分は自分でいいじゃんっていう価値観のヒトである。が、お勉強は好きだったらしい。大学への数学のチャレンジ問題を解くのが何より楽しかったなどとワタシからすると信じられないことを時々ぬかすヒトである。それにしても、青春時代 他に楽しみがなかったのであろうか?

なので、自分の好きな勉強分野で勝てなかったヒトに対するある種の敬意やその当時の口惜しさなども甦っていたとも推察される。

「どうなんだろーねー すごい秀才でエリートなんだろうけど、こういう会社でこういう仕事ってはさ。 やりがいはあるんだろうけど」とワタシが言うと

「まあな この前ホニャララ県に行った時、やばそうな交通機関の社長って書いてあったこともあったよ。」

「へー ストレスたまりそう・・・ まあ あーたも対象は違うけどヤバソウなヒトといつもかかわってるんだから同じようなもんだね」

「まあ 規模が違うよな」

「同じ同じ デキルオトコは大変だね。あのヒトもストレスが髪の毛に出てるね。あなたの方が現時点では勝ってる! 髪の毛の量に関しては!」

↑とハゲ増したじゃなくて、おだてたつもりのニョウボである。





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洋楽・邦楽

2010-01-18 23:13:48 | 見る(映画 劇場 美術館など)
相変わらず節操なくなんでもありの趣味を露呈してしまいますが・・・

先週末は ジム友のジャズオ☆ガンのコンサートに行った。
日本で一人者の先生に師事している彼女、その門下生たちによる小さなコンサートだった。
ワインなども用意されていて、飲みながら演奏を楽しめた。



オルガンとドラムとギターの構成で。途中でカーテンが開かれると高層ビルの明かりが窓一杯に広がるこじんまりとしたなかなかおしゃれなホールだった。



美人だけど 天然不思議系でいつもジムのサウナでまったりした姿がおなじみの友人が、楽器を前にすると人が変わるのがびっくり。かっこよかった。

 先生の演奏。バラード系の曲がすてきだった。

一緒に行ったジム友4人とイタリアンで新年会。


      * * *

そして今日は今年初めての着物の会。
今日は 筝の会だった。毎年ウチの会では 紀☆井ホールや能楽堂などを借りて伝統芸能の会を企画して一般の方をお呼びしているが、今年はちょっと小規模にいつもの授業で使っているところで、小さく企画した会だったけれど。

筝曲 三弦のお二人の先生と 尺八の先生の三人の方による演奏会。

尺八の演者は東☆芸大の大学院卒 尺八専攻の女性初の修了者らしい。まだ独身の30代くらいの方。海外での演奏も多いらしい。



ソロで 一二三鉢返調という虚無僧音楽を吹かれたが 幽玄といった言葉が浮かぶ演奏だった。若い尺八演者は 尺八で新しい事をしようという傾向があるが、海外で尺八を聞こうという人たちは 禅から尺八に興味を持つので 却って古典的な曲が求められるらしい。
西欧のインテリの日本通って源氏なんかにも詳しいものね。それと同じってことね。
ワタシたちも本来の伝統芸能ってのも知っている必要があると思った。実際聞いてみるといいものだった。

箏との共演は わらべ歌集と 六段の調 春の海。 春の海はワタシの大好きな曲である。
宮城道雄氏が福山市の鞆の浦の海をイメージして作った曲。季節は違うけど、去年 おととしと広島に行って見せてもらった瀬戸内海のゆったりした波と光をたたえた光景が目によみがえってきた。

筝の演者の一人は 全盲の先生だった。生まれついての全盲で盲学校の音楽科で邦楽を学びコンクールで優勝して師範となり 全国各地で演奏活動、NHKFMなどでも演奏されている方だった。
ピンクの色無地を御召しだったが、着付けも全部自分でされるそうである。
たとうに着物や帯の色や種類など点字で書いておいて自分で選び、帯の体の正面に来るところに印をつけておくなど工夫をされて、着付けをする間は足袋をはかず、ハダシの爪先の感覚で着丈を決めるらしい。
「みなさんのような着物の研究されてる方の前に出るのは恥ずかしい」とおっしゃっていたが、えり合わせ 帯結びなどきちんと綺麗に御召しになっていた。
「色んなことをしてできるようになると 一つ一つ人生が開けていくような気がするんです」
とてもユーモアがあり明るい方だったが、やはり健常者より余分な工夫や努力がいるだろうし、それをあらゆる面で克服されてきた強さが垣間見られる方だった。

この着物の会もはっきり言って時々めんどうになることもあるのだが、普段の生活だと中々巡り合えない方の話を聞けたり 知らない分野の勉強になることがあるのでやっぱりやめられないな~とも思うのである。

ワタシも嫁に来るまで筝曲をやっていたので、今日の演奏を聴いてまた再開したいって気分もざわめきだした。しっかし邦楽のお金と時間を食うことはわかっているのでやはりためらいどころである。一旦始めると自分の首を絞めることになるのよね。

今日の着物は 仕立て下ろしの黄八丈。ワタシのあこがれの着物である。

この経緯はこの記事にあるが信じられないくらいの値段で仕立ててもらったお値打ち着物である。
今朝 仕付け糸をとりつつ思わずにんまりしてしまった。

  この山吹色はカラー診断だとワタシのベストカラーらしい。生地も薄くて軽くて身体に馴染んで着易いこと。

自分で気に入った着物だとやはりみんなにも褒められて嬉しい一日だった。






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携帯紛失その後

2010-01-17 22:38:10 | 日々の生活
結論から言えば 私の紛失した携帯電話は誰かに拾われて警察に届けられて出てきた
しかし、なぜか 壊れて(壊されて?)

壊れていたのは充電するための差込口である。なぜそこが曲がってしまったのか全くのナゾですが・・・

ワタシはそんなに自分で携帯依存症と自覚してはいなかったが、携帯紛失とその後の二日間ここまで生活に影響が来ているのかと改めて思い知らされた。
友人や家族との連絡 自分の予定の確認 天気予報や電車の乗り換え 地図 自分や友人のブログやコメントチェック 電車で読むものがないときにニュースをチェックするなど知らず知らずにずいぶん使っていたものね~

なくなったその日に最寄駅のドコモに駆け込んで「おまかせロック」としてキーを押しても反応しないようにしてもらった。ドコモの人に言われて警察にも届けた。
それから二日色んなところを当たって捜してはみたが(駅 銀行 行ったお店など)出てこないので再発行の手続きをとった。紛失や壊してしまった時のための保険に入っていたので5000円(ワタシの入っている保証期間が長いので4000円)で同じ機種が手に入るはずであった。次の日の朝に宅急便で送ってもらう手続きをすませたその日の昼間にドコモからの連絡で 区内の警察署にワタシの携帯が拾得物として届いていることを知った。
再発行した携帯は荷物をあける前に送り返せば再発行手続きはキャンセルにしてくれるらしい。ゆうパックだったので「受け取り拒否」にしてくださいと言われた。申し訳ないくらい簡単であった。

その日に警察に受け取りに行って 外見は支障もなさそうだったので、ドコモに行ってロックの解除をしにいった。
前々日に紛失の際に色々してくれたお姉さん(おばさん)が その日も対応してくれて よかったですね。と言ってくれた。
その後ロック解除したり 再発行の携帯のキャンセルの連絡もしてくれたのだが、この際データのバックアップや、電池の消耗度なども調べてくれることになった。

その時に充電口が壊れて(壊されて)いたこともわかったのである。(これはちょっとショックだった。何の目的で壊れて そして壊れたものが届けられたのだろうか?)
まあ他は支障がないので これだけだったら修理代2000円くらいで治るという。
それともキャンセルした再発行器をもう一度使うことにしますか?とも聞かれた。

再発行してもらっても、もう2年前の機種だし、充電口だけなら直りそうなので今回は修理を依頼することにした。どうせならもうちょっと使って新しい機種にしたいと思ったので。

ちょうどその時、電話帳代わりとして昔の携帯を持ち歩いていたのでそれにFOMAカードを差し込んで代用器として使うことにした。
その際ブックマークや電話帳の移し変えなど かなり時間も手間もかかったが、係の人も面倒がらずに親切にやってくれたこと。

彼女だけじゃなくて、紛失騒ぎや再発行手続きの際のドコモの対応はホントに良かったと思う。
プレミアムクラブだかに何度か電話をかける必要があって その都度違う人だったが、マニュアル的ではあるが、言葉使いや 質問に対する的確な返答、みんなハズレない対応だったのは大したもんだと思った。しかし、一々 申し訳ありませんがとか ご面倒で失礼しますとか ありがとうございます とか 丁寧すぎるほど丁寧で慇懃な物言いである。携帯なくしてイライラしてる人との対応がそうさせるのであろうか? クレーマーもいるだろうし その対応に世相を見てなんだか気の毒になっちゃったわ。ワタシはきわめて淑女の物言いをしたつもりである(自分の過失で迷惑かけたんだしね)

ワタシは今まで携帯をなくしたことも壊したこともないし一台を使う年数は結構長いと思う。(ちなみにアドレスも番号もずっとそのまま愛着のあるもの できれば一生使っていたいと思っている)
今回の機種も使い始めて二年越えているのを調べたドコモショップのお姉さんは 機種変更する前に 電池パックか持ち運びできる充電器がただで差し上げられるので 電池は問題なさそうだから充電器をお持ちになったらいかがですか? とわざわざ言ってくれた。機種変するともらえる権利がなくなるからとのことである。
それから代用器にデータを移し変えてから 本来の携帯のデータをCDにバックアップしてくれた。
その他、故障の修理の間、自前の代替器を使用すると500ポイント帰ってくるとか結構至れりつくせりだった。

以前娘が3年ほどa☆を使っていたことがあったが、故障などのトラブルの対応はまるで違ったものである。
娘が新機種を買って1週間使って電波があまりにも届かないところが多いというので 初期不良じゃないかと聞きにいったら 「アンテナ部分が2ミリほどずれているから電波が届きにくいんだろう。他のものと一緒に鞄に入れたりしたせいだ 」と言われて帰って来たので私が切れた。携帯電話って女の子が普通に一週間使ってそんなに壊れるものですか? なぜ初期不良と認めない?
当時娘は中学生だったので 甘くみたのであろうか? ワタシが行って 「他のものと一緒に携帯を鞄の中に入れない人ってのがいるんでしょうか? そのくらいのことで壊れる機械なんて最初から売らないでいただきたい」とかなりキツク交渉したがそこの店員は終始上からの物言いで なかなか初期不良を認めなかった。あのナンチャン似のニキビ面とは二度とかかわりたくないと思っている。
その一台とその後の一台、娘が使ったのは二台だったが小さなトラブルが結構あり、その度にa☆では嫌な思いをした。

そんな経験もあるので比較すると メンテナンス面ではドコモって安心だな~と今回改めて思った。

そんなこんなで修理期間中の今 一代前の機種を使っているのだけど、んまあこれが使いにくいこと。まず画面が小さくて見にくいし、文字変換はめんどくさい。絵文字も予想変換できないのでわざわざ機能を押して変換しなくちゃならないのでイライラしてしまう。
ここのところの私のメールの愛想のないのは この機種のせいである。
それにここまで画面の文字が読みにくくなっているとは・・・
知らないうちに老眼がすすんでたってことなのね

そして 携帯がなかった期間が短かったのであまり友人たちに気づかれずにすんだが(舞台友Nあたりに知られたら また呆れられて一言二言いわれそうである)気づかれたうちの一人のオジには 「携帯は三台なくして壊して一人前よ、まだまだ甘い」と変なハゲマシをもらった。そのオジは自分の車で自分の携帯をひいて壊したことまであるらしい。
そんなことで一人前になりたくないものである。





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緊急連絡(泣)

2010-01-13 20:29:57 | 日々の生活
携帯電話が行方不明になりました。

最寄駅から電車に乗ってあれ?っと思った時にはなかった。

ウチに置いてきたのかな?と帰ってから見つけてみたけど当然ないし、
かけてみたら留守電になってるしDOCOMOでGPSの検索をかけても
反応しない状態です。
充電はしていたのにどうしてだろう?

とりあえず、電話は止めてあともう一日様子をみてから
再発行するかどうか考えます。

まあプレミアクラブとやらで紛失補償には入っているんですけどね。
色々愛着あったのにな・・・

ってことで 携帯アドレス しばらく使えません。

まあ ここをご覧のみなさんは殆どワタシのアドレス知らないよね。
知ってるのは主に広島方面のみなさまよね~

携帯が復帰するまでメールは↓
toki-tsubone@mail.goo.ne.jp  にお願いします。

しかし不便だね。携帯ないって。

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美容院格差

2010-01-12 19:07:21 | 日々の生活
以前女性月刊誌かなんかの記事で、オバサン度チェックのようなものがあった。
その中に 「美容院は近場ですませる」というのは オバサンだと分析してあり、ワタシは内心 「なるほどな~」と思ったことを覚えている。

自宅が麻布だ南青山だというオサレエリアにある、若しくは とても気に入っている美容院が近所にある なんて場合はさておき、一般的に、ちょっとはおしゃれしようという気になれば、まず髪型は気になるし、上手な美容院、新しい技術、流行の髪型を試そうなんてことになる。そこでわざわざ電車に乗って遠くの美容院に行こうということになるってことではないでしょうか?
自分を省みても、二人の幼児の子育てだので忙しかった時は近所でサンダル履きで行っても気にならないような美容室に行っていたものである。

で、子供たちも小学校に入学して昼間ちょっとまとまった自分の時間がもてるようになった時、独身や子無しの美人友人たち(親友Aや建築士Nなど)とランチなどするようになって、おしゃれでカッコイイ彼女たちと比較してあまりにも自分のダサさが身に染みて こりゃあ少しがんばらなきゃと反省した時期があった。
手始めにAが通っている表参道の美容院のなんちゃらスタイリストとかというカリスマ美容師さんを紹介してもらって、通うようになった。
そこは 通されるとまず更衣室でガウンのようなものに着替えるというシステムも初めてで、美容師たちも垢抜けてて 「へ~ 都会は違うな~ 」と緊張しつつびっくらした覚えがある。
そこはカットがとにかく上手で、5年くらいは通ったが、担当の美容師さんがエラクなっちゃって外国のファッションショーなどにも行くようになってとにかく予約がとりにくくなったり、有名になるに比例して技術料も上がっていったのである。それにとってもダンディーでお客には丁寧な彼だけど 神経質そうでアシスタントにはとても厳しく 周りの若い子がピリピリびびっているのにこちらの神経も刺激されるようになってしまった。美容院なんてゆったり過ごしたいではないか。

それで 娘が高校になったくらいの時か、沿線で若者の街と言われる駅の美容院に変えた。娘や娘の友達が何人もそこに行っていて評判が良かったし、表参道ほど高くないし、表参道のほど気取ってないけどそれなりにおしゃれなところである。
なぜか美容師のお兄ちゃんもイケメンが多いのもポイントが高い。
私の担当はそこの店長でゲイ疑惑もある30ちょい過ぎくらいのロン毛のお兄ちゃんだけど、余分なことは言わないが話すとそこそこユーモアもあるし、音楽などとても詳しくてその辺の話題は聞いてておもしろい子である。
予約も一週間前くらいならとれる かと言って 閑古鳥が鳴いてるわけじゃなくていつもお客で一杯な人気美容室ではある。私はそこでカットとパーマをお願いしている。

そしてもう一つ、一年ほど前から地元の駅近の美容室に行くようになった。
目的はヘアカラー、早い話が白髪染めである。ちょっと前は2ヶ月に一度ですんだカラーが一月に一度じゃないと気になるようになってきたのである 
駅を歩いていてもらったチラシにチケット制のヘアカラーの案内があって信じられないくらい安かったのである。
急いで染めて行きたいところがあったのでカラーだけなら地元でいいや(安いし)と思って予約の電話を入れてみたら「ウチは予約はいりませんよ~」と明るい声で応対された。「へ~」ととにかく一度行こうと行ってみたらちょっと一昔前のしつらえの美容室、大きな机には女性週刊誌がおいてあり、個別の椅子にあぶれたお客はそこで髪を染めてもらっている。シャンプーの椅子の皮の表面はひび割れていて年季が入ってそう。しかし不潔感はないし、美容師たちは若くてたくさんいるので予約無しにもかかわらず待つことがないので 染めるだけならいいやと思ってやってもらうことにした。
5回チケットを買うと一回分はありえないほど安い。ちなみに普段行っているところの四分の一の値段である。
やってもらったら薬もそう刺激はないし、染め上がりもムラはなくてまあ満足であった。

しかしですね。やはり安いってのは悲しい部分もあるのであります。
まずシャンプーがヘタ。美容師でシャンプーがヘタなのは絶対に他もヘタである。チラシを配っていたおにいちゃんが私の担当になったのだが、お湯の温度の調整がイマイチ、指先に力がない、余分なところにお湯をかける、終わったあとのマッサージもツボに当たったためしがない。
そのくせ妙に愛想がよくて話好きで 留守番していた犬のような視線で一生懸命話しかけてくるので無下に無視できないのも内心イライラするのである。
それに「これからどこに行くんですか?」「ちょっと食事に」「どこで食事するんすか?」としつこい問いかけ。ファッション雑誌を見てると「今年何か服買いました?」「どんなのですか?」とか何かと根掘り葉掘り聞いてくるのも気に入らない。サービスと勘違いしているのかもしれないが、あんたに話してナンになるのさと思いながらテキトーに相手しているワタシの方がサービスしている気分である。そしてちょっと話の相手をすると手の方がお留守になって一度なんかドライヤーの熱を近くにあてすぎて 私が「アチチっ」になったことがあった。ブローの仕上げもありえないくらいヘタくそ。自分でやったほうがよっぽどマシなくらいなできばえである。
しかし 「悪い子ではない」それに多分ムスコと同じくらいの年頃。担当をチェンジするのもちょっと可哀想だし気まずいしでひたすら耐えるワタシも案外気がいいと思っている。他の子も似たり寄ったりという感じもあるしさ。

そして昨日、朝一で髪を染めに行ったところ、客は3人しかいなかった。
一人の若い男がカットしてもらいながら大声で話していた。客が少なくて手持ち無沙汰なのか若い美容師たちが三人はりついて笑いながら彼の話を聞いていた。
その客のデブは他は静まっている美容院に自分の話が響いているのが嬉しかったのか更にテンションを上げて話を続けた。忘年会だか新年会だか飲みすぎた失敗談だった。
「それで オレさ~ パンツにうOこもらしちゃってさ~」というきったない下ネタである。そのまま電車に乗って座席に座っただの コイツも勘違い野郎らしくさも得意そうに話している。周りの若い美容師の女の子が大声でバカ笑いしているのに受けていると勘違いしたデブは更に話を続ける。
「そいでさ~ 帰ってからそのまま洗濯機にパンツとズボン入れて洗ったんだよな~、そしたら洗濯機に臭いがしみついちゃってさ、妹から、おにいちゃん洗濯機がクサイよ なんて言われちゃってさ ガハハ・・・」

ガハハじゃねえっつーに!と聞いてて胸が悪くなった・・・ 同じ沿線の住人だろうから お前の座ったうOこ座席に自分が座る確立もなきにしもあらずと思ったら怒りもこみあげ。思いっきり眉間にしわをよせて鏡越しにガンづけ攻撃したがデブは気づかず・・・
下ネタはとりあえずは笑ってもらえるかもしれない。しかし正しい(つーか許容される)下ネタは知性と教養をベースとして初めて成り立つものである。 あのデブには一生わからないだろうが・・・

ぎゃあぎゃあバカ笑いする女美容師と 「ありえないっすよ すすがないで洗濯機入れたんすか? うOこ 粉々っすよ」と笑いながら相手する男美容師も許せなかった。ここは安居酒屋でも合コンの場でもない。あんたたちの仕事場ってのを忘れちゃいけない。
このデブと同じ空間に居るのがイヤ・・・・ こういうお客がこういう話題を嬉々として話せる雰囲気ってのがイヤ・・・・

安い(染め上がりは遜色ない)ことと引き換えにこの不快感に耐えるべきなのだろうか それとも4倍払って快適なところでやってもらった方がいいのだろうか? あとカラーチケットは二回分。(そりゃー終わるまでは耐えるさ)
これが終わったら迷いどころである。


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女子飲み

2010-01-10 22:19:43 | 食べる
親友Aは会社員のかたわら某女子大で非常勤講師をしている。
初めてそこで教えた時の教え子の中でなぜかとても親しくなった子が二人居て、彼女たちが大学を卒業してからも付き合いが続いていた。
ワタシもなぜかその子たちと何度か会って食事をしたり旅行したりするようになった。
二人とも20歳ほど下 可愛いアラサーの女子である。



そして二人とも去年の暮れに結婚することが決まった。
二人が20代最初のころから7,8年ほどの付き合いなので、色々な恋ハナやら仕事の話など ときたま聞いていた。
二人とも賢くてきちんとした子で 人生マジメに取り組むタイプ。
いいお相手に恵まれてこれから幸せそうな家庭が築けるようであります。

Aと相談して お祝いの宴を開くことにした。

場所は裏原宿の京料理の店。(上ル下ル 以下略って名前のお店)

色々なものがチマチマと出てきます。

 カキの茶碗むし ソースにサバの内臓系のものが使われている。

 ほうぼうの入ったかぶら蒸しのお吸物だったっけかな


 カブのまきもの 中に牡丹海老とか 貝柱とか違う素材が入っていて一方にはウニソースがかかっていた

 鰤の照り焼き 明け烏 さわらの刺身 九条ネギのソース カニ味噌で身を和えたもの

 柚子釜 あんこうとおたふく菜 海老芋のチップつき


 お茶漬け

 デザート

夜はコースだけらしい。
材料の組み合わせが斬新で味もよい。 次は何が出てくるんだろう? この組み合わせでどういう味の展開になるんだろう?と楽しみなお料理たちだった。
しかもわりとリーズナブルであった。

 あー満足! な四人

20歳も離れていると どっちかといえば自分たちの子供に近い年なんだけど、この年代って割りに地道で地に足がついているのはどうして? 10歳下のアラフォー年代と違ってバブルを体験していないからだろうか?

二人も大学を出てしっかりと仕事をしながら趣味の分野でお相手を見つけ、結婚してからも仕事をしながら子育てをするつもりの計画をたてているらしい。
結婚生活、いつも順風満帆じゃないかもしれないけど、色んなことを乗り越えていけそうな二人だとも思う。
あんまりフワフワ浮ついたところがなくしっかりしているのであまり年が下という感じがしない。

でも、この夜はさすがに幸せそうだった。
若いきれいな子たちが幸せそうにしているのってみているだけで楽しいな~なんてオジサンめいた気分になってしまった。










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演劇ハシゴ 今回は正解

2010-01-09 00:11:31 | 見る(映画 劇場 美術館など)
二年ほど前 やはり舞台友Nと演劇のハシゴをしたことがあった。その時は宝塚と蜷川演出のミュージカルで両方の会場が遠かったのと後者がすんごくつまらなかったので疲れて終わり、こんな暴挙はやめようと思ったのだったが。

昨日はやっちまいました。

まあ 劇場が隣あわせだったからね。宝塚と日生で。

そして 演出家も同じ小池☆一郎(☆は修です)先生。ワタシは彼の作品が大好きです。

作品は 宝塚宙組による「カサブランカ」と藤原紀香主演のミュージカル「キャバレー」である。
偶然だが時代背景も同じである。
舞台友Nはあらゆる舞台のチケット取りに精通して ワタシも数限りなくお世話になっているが、やはり色んなコネや関係はその都度大事にして初めて、融通がきいているらしい。
実はワタシは 紀香主演の方はまるで見る気がなかったのだが、Nは色んな義理からそれも見ないわけにもいかないらしく 彼女に「局 悪いけど初日に行ってにぎわせようってことなんだけどさ、協力してよ」ってことで行くことにしたのである。
それで近くだし、どうせ見るんだから その日に宙組も見て一日ですませちゃおうよという計画を年末からたてていた。

まず 宙組 カサブランカ



言わずとしれた ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマンによる映画で有名な作品である。
第二次大戦下 モロッコでの大人の抑えた恋

オトコ役トップとヒロインのお披露目だった。



以前見た「銀ちゃんの恋」でこの二人のコンビがステキだってことを発見して、今回同時にトップになったことは楽しみだった。

ベテランらしい雄飛くん と 比較的若いのに品もあるし堂々たる演技のすみ花ちゃん。彼女の歌はホントに聞きやすいわ。

Nも 役が役者を作るよね~ と何度も言っているのが納得できた。
トップになるってすごいことなのね。

雄飛くん ちょっと爬虫類系の美貌が役にぴったりだった。顔の小ささと足の長さはびっくり。



前回見た月組は作品と舞台や出演者の使い方がどうも好みでなかったのだけど、小池先生の演出ってホントに好みなんだわ。人の使い方、舞台の空間の生かし方。
コーラスも多くあった。
ナチスに抵抗するフランス人が リックの経営する酒場でドイツ国歌にかぶせて フランス国歌を歌う場面は感動的で泣けた。

これが終わって1時間半のインターバルを経て 隣の日生劇場に移動。



キャバレーである。ライザ・ミネリ主演の映画で有名だが、ミネリの演じたサリー役を藤原紀香が演じる。狂言回し役が諸星くん。
はっきり言って全然見たいとも思わなかったし 義理で買ったチケットだったんですけどね。

面白かったのよね、これが。

時代背景は カサブランカよりちょっと前。ナチスが台頭しつつある頃のベルリンである。
カサブランカの緊迫した環境じゃなくて 退廃的な時代と退廃的な空間。

同時代の異空間を同じ演出家が演出する舞台。

こういった見比べ方が面白かったこともあるけど。

諸星くんの生舞台も初めてみたがやっぱり芸歴が長いだけあって達者。

あとびっくりしたのが ナマ紀香の可愛さであった。
彼女の出てくるTVドラマってなぜにあんなにつまらないのであろうか? それにTVの画面で見る彼女ってどうも鼻につくなと思っていたのだが。
舞台で間近に見るとですね、完璧なスタイルはもちろん とにかく見た目がかわいい。あれだけピンクのカーリーのかつらが合う日本人って珍しいのではないだろうか?
歌が多少下手でも 十分目の保養になった。
あの人は舞台の方が画面で見るよりずっといい人だと思った。

カーテンコールは観客はスタンディングだった。

ちょっと無謀で贅沢すぎる一日で さすがに疲れて下半身はエコノミー症候群だったが、鑑賞としては充実した一日だった。
(でも もうやめとく。心身と財布が疲れたわ)
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舞台鑑賞初めは

2010-01-07 12:28:44 | 見る(映画 劇場 美術館など)


この街で。



建設途中の新東京タワーが見えた。この二倍くらいの高さになるらしいですね。


 

浅草公会堂で行われる若手中心の歌舞伎である。



第一部(昼の部)を鑑賞

1 正札附根元草摺

お正月っぽい曽我もの 隈取 舞踊など歌舞伎らしい華やかな演目で楽しめた

2 元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿

二幕だったし一番長かったからこれがメインなのだろうが、いかんせん退屈だった。役者がこうこうってより、脚本がつまんないのかも。動きがないし。

3 忍夜恋曲者 将門

七之助くんはどうして妖怪が似合うんだろうか? ドロドロという太鼓の摺り打ちをバックに傾城姿 実は蝦蟇の妖怪滝夜叉として登場。なんかデジャブだなと思ってたが、牡丹灯篭の幽霊役を見たのを思い出した。それを退治しようとして登場する大宅太郎光圀に 兄の勘太郎くん。 屋台崩しで建物が崩壊するところもおもしろかったし、これが一番楽しめたかも。



しかし、勘太郎くんはちょっと前は変な顔って内心思っていたのだが見るたびに良い顔になっていくと思った。芸も達者だし、将来楽しみ。

昨日は三等席で見た。
演舞場などの上の方の席だと舞台の上部が視界から切れてしまうこともあって見にくいのだが、この劇場はあまり広くないし、オペラグラスさえあれば 役者の顔も確認できるので 三等席で十分である。



一番後ろの席から 舞台がこのくらいで見られるのだから。2000円はお得。

この日は いつもの舞台友Nと 中高同じだったM Nの恩師の舞台友のアラカンオジと四人で鑑賞した。
ワタシとNは結構割り切っていて、いつも舞台を見る時は舞台だけ。そこにお茶やご飯は殆どつかない。二人とも忙しいし、あまり余分なお金も使いたくないからってこともあるし。
しかし、昨日はお正月だし同窓会の後日談もあるしってことでちょっと飲んで帰ることにした。



神☆バーで 浅草名物 電気ブ☆ン 

ビール(これはハーフ&ハーフ)に手前のリキュールグラスに入っている赤い甘味のあるブランデーベースの液体を混ぜる。アルコール度は結構高いらしい。
そうおいしいって言えるほどじゃないけど話のタネにはなる飲み物だと思う。



軽く飲んでサクっと解散のつもりだったがNと先生の話がおもしろくてお酒もすすみ、このピッチャー二杯と 赤白ワインボトル二本空けてしまった。

この日はオットは職場で泊まる予定だったので、何も用意せずに安心して酔っ払って帰って来たが(飲み始めが早かったので9時には帰宅)「今職場を出る 夕飯ちょっとでいいよ。明日朝は七草粥だよね」 というメールが来て倒れそうになった。
娘は嫌いだから七草粥は端折ろうと思っていたのに・・・
スーパーに行って七草粥セットでも購入しようかと一瞬思ったが、今朝は冷蔵庫の野菜で四草かゆくらいにしてごまかした。
まったく オットのフェイントには今年も右往左往させられそうな気配

さて、これから初宝塚行ってきます






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