局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

JIN

2012-11-29 02:18:37 | 見る(映画 劇場 美術館など)
雪組 音月さんの退団公演



彼(彼女か)を初めて意識したうのはバウホールでの主演 なごり雪だかホニャララ雪だかっていう言っちゃ悪いがどうしようもない脚本演出の作品だったが、音月さんは光っていた。
その時から注目してたけど早幾年、トップになってからの雪はかかさず見たけど今回退団はやっぱり寂しいね。



JINは原作の漫画は読んでないけどドラマは見ていた。良いドラマだったし人物もみんなはまっていた。
今回の作品は・・・
いつもの舞台友NとMちゃんと三人観劇だったんだけど一致した感想は
「ドラマかマンガ見てなきゃ筋がわかんないよね~」であった。
また、ドラマを見ていた私たちから見ると
「エピソード詰め込みすぎ・・・」
あとドラマでは 仁の現代の恋人は花魁野風とうり二つだったわけだけどなぜその設定が変わっているのだろうか?そこって重要と思うんだけどな。

感想を箇条書きすると

・音月さんの白衣がでかすぎる

・早霧さんは龍馬にしては線が細すぎる

・舞羽さん(さき役)ってホントに可憐だと思うけど芝居の発声がわざとらしすぎ 着物で走る姿が小股すぎ 女スリ役の子の走り方を参考にされたし

・光る玉を持って群舞する人たちの衣装が微妙すぎてしらけた。

って文句ばかり言ってもしかたないから

・音月さんって安定感あるな~ 歌もうまいわ~

・未涼さん(サキの兄役)と北翔(勝海舟)は見ていて安心する

ショーは短かったけど良かった

・特に赤鳥のダンス 構成も良かったし 未涼 北翔の歌っていつまでも聞いていたかった

・黒燕尾服ってやっぱりいいね

・階段下りの羽の大きさだと早霧さんが二番手なんだろうけど、もうちょっと歌をどうにかしていただきたい。

とつらつら書きました。

今日は満席っぽくあれだけ長いトイレの列を見たのはオーシャンズ11以来だったかも。
やはりヒットしたドラマ原作ってのと音月さん退団の影響なんでしょうね。

次のトップはワタシがず~っと待ち望んでいた壮さまなので、これからこの組は見に行くんだろうなあ。












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あなたは私の青春そのもの

2012-11-25 01:55:58 | 日々の生活
ユーミンベストアルバム アマゾンで見かけて収録曲を調べていたらあまりにも懐かしくてついポチしてしまった。




ディスク:1. やさしさに包まれたなら 2. 守ってあげたい 3. 卒業写真 4. Hello, my friend 5. DOWNTOWN BOY 6. 恋人がサンタクロース
7. ダンデライオン ~ 遅咲きのたんぽぽ 8. ルージュの伝言 9. Sunny day Holiday 10. 魔法のくすり 11. acacia [アカシア]
12. 青いエアメイル 13. 時をかける少女 14. ベルベット・イースター 15. 12月の雨 16. A HAPPY NEW YEAR

ディスク:2
1. 真珠のピアス 2. あの日にかえりたい 3. 海を見ていた午後 4. 中央フリーウェイ 5. 埠頭を渡る風 6. ノーサイド 7. 青春のリグレット
8. BLIZZARD 9. 幸せになるために 10. シンデレラ・エクスプレス 11. DANG DANG 12. わき役でいいから 13. 14番目の月
14. 翳りゆく部屋 15. 水の影

ディスク:3
1. リフレインが叫んでる 2. ダイアモンドダストが消えぬまに 3. 真夏の夜の夢 4. ANNIVERSARY 5. 春よ、来い 6. Happy Birthday to You ~ ヴィーナスの誕生
7. WANDERERS 8. ガールフレンズ 9. 哀しみのルート16 10. SWEET DREAMS 11. カンナ8号線 12. DESTINY 13. ダンスのように抱き寄せたい
14. ひこうき雲 15. 青い影/Procol Harum feat. Yuming (*新録)

ディスク:4
1. 翳りゆく部屋 ミュージック・クリップ 2. REINCARNATION 「1981 Yuming Visual Volume 1」3. WANDERERS 「WINGS OF LIGHT "THE GATES OF HEVEN" TOUR」/「INTO THE DANCING SUN」/「YUMING SPECTACLE SHANGRILA II」/「THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006~HERE COMES THE WAVE~」
4. 真夏の夜の夢 「INTO THE DANCING SUN」/「YUMING SPECTACLE SHANGRILA 1999」/「YUMING SPECTACLE SHANGRILA III~A DREAM OF A DOLPHIN~」
5. 時のないホテル 「WINGS OF LIGHT "THE GATES OF HEVEN" TOUR」 6. あの日にかえりたい 「Yumi Arai The Concert with old Friends」
7. 心のまま 「SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16,2002」8. 夕涼み 「THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006~HERE COMES THE WAVE~」
9. 人魚になりたい 「YUMING SPECTACLE SHANGRILA 1999」10. SWEET DREAMS 「YUMING SPECTACLE SHANGRILA II」
11. Happy Birthday to You~ヴィーナスの誕生 「YUMING SPECTACLE SHANGRILA III~A DREAM OF A DOLPHIN~」
12. 卒業写真 「Yumi Matsutoya~The Session at Stellar Ball」

アラフィフ以上のミナサマ
このラインアップを読んでメロディと歌詞が自分の青春時代のどこかの思い出の映像とともに、BGMとして、時には主題歌としてよみがえってくるはずでありましょう。

土曜の朝、宅配で届いて、それから一挙に聴いてしまった。
今日は休みで遅い朝ご飯に起きてきたムスメは
「へ~ ユーミン?」と曲を聴いて言った。
ちょうど「卒業写真」が流れている時であった。
「あれ あんたわかるの?アルバム買ったのよ」と言ったら
「あたりまえでしょ」だって。考えてみればムスメの生まれるずっと前から存在して今も活動し続けてる彼女ってのはやっぱり特別な歌手なんだよね。
ムスメも興味を持ったようなのでつい嬉しくなって 
「歌詞もいいんだよね、この人の歌詞ってドラマがあるんだよね。」と講釈、さらに「最近のホニャララカナとかいきものホニャララなんかの歌詞とかと全然深みが違うでしょ」と講釈

DOWNTOWN BOY の時に 「でもさ、やっぱり時代の流れで現実と乖離してるところもあるよね ほら、♪汚いシャツ着たヤツだと兄貴は電話さえとりつがないの♪ なんて 今じゃ考えられないじゃん。携帯以前の風景だよね~」などとさらに講釈したところ


「わかったわかった。そんな解説してくれなくてもいいですから」だと。可愛くないムスメだね
しかしちょっと席をはずして洗面所で犬のシーツを取り換えていたら ルージュの伝言をCDに合わせてハミングしているムスメの声が聞こえてついほくそえんでしまった。

その後の話だが、ムスメのFBにこのCDのジャケットの写真とともに「朝からおかんが全力で聴いています」とアップしてあったそうだ。
ホント可愛くないムスメだね。全力ってなんだよっ(と言いながらこの皮肉のエッジは自分のDNAとおもふ)

その後オットも帰ってきて 「おっ買ったのか 俺も欲しかったんだ、このアルバム」と・・・
こういう時同い年夫婦ってのはいいもんだね。青春がかぶるんだから。
そして「恋人がサンタクロース」を聴いていた時
「これ 私をスキーに連れてっての曲だったよな 一緒に見に行ったよな!」と勇んで言ったオット・・・ ちょっとして
「おまえと・・・ だったっけ・・・?」と付け加えたのは余分だってぇの! そんな不安げに言わなくても今更どうでもいいってーの!
私も (オットと見たんだっけ)と記憶をたどっていたところだったが・・・

そう言えば「真珠のピアス」の歌詞も当時結構心に響いてしみじみした曲だったが(冷静に考えると主人公は結構粘着オンナとは思うが)いったい私はそのころ何に対して一部共感を覚えてしみじみしたんだろうか?と同じく記憶をたどってしまった。オットと喧嘩別れしてた時期に聞いたからだったっけ? それとも別♂となんかあったんだっけ?などアルバムの発表年を調べてしまった私もバカね。

と言うように ユーミンってのは
「あなたは私の青春そのもの」なんですよね。


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小ネタ色々 追加しました

2012-11-23 00:30:53 | 日々の生活
今週は友人に誘われ、ランチだのディナーだのの機会が多かった。

★ 恵比寿 筑★楼 フカヒレランチ

 ←調理前

 ←調理後(お皿の茶色い液体です
 ←ここの杏仁豆腐お気に入り

夜は高いけどランチはお手頃。フカヒレも姿煮じゃなければお値打ちだけど翌朝には美肌効果が得られるくらいのブツが食べられまする。

★ 中央線某駅の IZU★IL トルコ料理ディナー

ここも何食べてもおいしいよ

 ヒヨコマメ ニンジンなどのペースト フォカッチャにつけていただく トルコワインとともに

 羊飼いのサラダ さっぱりした酸味の中にパプリカとパセリが味のアクセントになってて美味しい

 ピザの原型 この中にチーズとホウレンソウが入ってる

 手羽先のロースト

 ケバブを削るお店の人

ここまでで満腹だったけどついトルコアイスと食べてしまった。

味よし、スタッフの人柄も良い感じでいつ来ても満席なのに納得。
手羽先をムスメにお土産に持って帰ったらムスメも「おいしい!」とうなっていた。
この日はオットが福島に出張でいなかったのである。

そして今朝。

夕べ食べ過ぎたので朝ご飯は抜きでコーヒーだけ。今日は出かけずにたまった(ためたとも言う)家事などにいそしもうとキッチン周りを磨いていた。

昼も一人なので冷凍餃子でも焼いてすませようと思っていた。先週近くのスーパーの冷凍食品半額祭で一人主婦飯用のギョーザとビーフンなどを買い置きしておいたのであった。
朝ご飯を抜いていたので頭の中はもう「ギョーザ食べる」モードであった。

そこにオット帰宅。夕方帰宅の予定だったのに意外に早かった。結構疲れた様子。

昼ごはん食べる?と聞いたら、朝ホテルのビュッフェで結構食べたからまだ食欲がないという。それならワタシは餃子を焼くからちょっとつまむか聞いたらそのくらいで十分とのこと。
柿といちじくを剥いて、ニンニクとわかめのスープをざっと作り餃子を焼く。

そこでですね。
「餃子焼くならオレがしようか?」とオット。姑の得意料理が餃子で昔から焼かされていたらしくオットは餃子を焼くのが妙に上手だし、焼きたがるのである。
「いいよ。帰ってきたばっかりなんだから座って新聞でも読んでたら・・・・ この餃子なんか新製法で焦げ付かなくてそのまま焼けば耳までできるんだって まあ見ててよ!」

と勇んで焼き始めたのはいいものの



AJIN★MOTOのうそつき~~
オットの笑う事



だってこの通りやったのざますのよ!
使ったのは四半世紀も使ってる我が家で一番出番の多い鉄のフライパンである。これで普通に料理すると実にいい具合にデキるのに・・・ である。
テフロン加工してあるフライパンじゃなきゃやっぱ焦げるってことですね。(ああいうのは嫌いなのだよ)
「俺なら解説なんて読まないで普通に焼いただろうから失敗しなかったろうな」と上から目線で言われちまったざます。

まっ 味はいいんじゃないの?と負け惜しみをいいつつ完食。



ところで、スマホに換えてから、時々迷惑メールが入るのでムカつく。

先週はこの二つ。悪質なのでさらします。


2012/11/16 10:43

差出人 日本郵便(実はinfo@ot50tk0dq56lk.in)

※レターバック※宛先不明により集中センター保管中※受取先ご確認をお願い致します

TEXT : 現在、お客様宛のレターメールをお預かりしております。
配送先のご確認が必要となっておりますのでお手数ではございますが、下記よりアクセスの上、配送確認をお願い致します。
本メール配送便に関しまして、お届け先不着の状態ですとお届けが出来ませんのでご注意下さいませ。
http://ot50tk0dq56lk.in/y7kcwif6q8cpwxxjg8a0sv/1932891/sagawa/cde1461e0debdfdd0c2c58dc20f7fb757bd46c693b3f53e99d8ea1961d800810


2012/11/16 11:00

差出人 クロネコメール配送便センター(実はinfo@ot50tk0dq56lk.in)


※配送不着のご案内※至急ご確認をお願い致します。

TEXT : 現在、お客様宛のメール配送便をお預かりしております。
配送先のご確認が必要となっておりますのでお手数ではございますが、下記よりアクセスの上、内容を確認下さいますようお願い致します。
本メール配送便に関しまして、お届け先不着の状態ですとお届けが出来ませんのでご注意下さいませ。
http://ot50tk0dq56lk.in/fbn6mrlrxe4ebpie3n5ko9/1932892/loginclear/cde1461e0debdfdd0c2c58dc20f7fb757bd46c693b3f53e99d8ea1961d800810

配送便確認
http://ot50tk0dq56lk.in/fjwq9ee55egtroskeaxjau/1932892/loginclear/cde1461e0debdfdd0c2c58dc20f7fb757bd46c693b3f53e99d8ea1961d800810

最近、ヤマト運輸とご勘違いされるお客様がまれにいらっしゃいます。
あたかも、クロネコメール便と混同され宅配便等のお荷物と勘違いされお問合わせ頂く事が御座いますが、当方は運輸業では御座いませんし、ヤマト運輸とは何ら一切関係御座いませんのでご注意下さいませ。
クロネロメール配送便センター



いわゆるなりすましメールで実際のアドレスが隠れていたが(コピーペーストすると出てくる)なりすましメールを拒否設定にしているはずなのにどうして届くのだろう? 今度ドコモに聞いてみよう。

このURLにアクセスするとどうなるのか知らないけど騙す気だけは満々というよどんだ悪意が伝わってくる。
しかし日本語不自由ですね。日本人?

これで釣られたらどのように料理されるのだろうか? ホントに釣りたいならもうちょっとまともな仕掛けを考えるべし!
つうかまともに働け!

ヤマトとは関係ないって書いてあるけどまぎらわしい名前をつけること自体当然確信犯。ヤマト運輸よ怒ってください。

こういうのは即 アドレスとドメイン拒否!
 
かつ迷惑メール通報センターにもれなく通報してます。

imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp
meiwaku@dekyo.or.jp

どの程度実効性があるか不明だけど できる事は小さいことでも地道に詐欺師たちに抵抗しましょう。


この記事を読み返したら あまりの餃子のできのひどさに自己嫌悪を覚えてしまった。

ワタシの料理の腕とフライパンの名誉のために



ポテトグラタンを入れてまとまりにくいオムレツも普通に焼けばすんなり焼ける。

このフライパン、新婚時代に某関西地方都市のサティーで買ったのである。
オット研修時代の安月給、おまけに翌年東京に戻るための引っ越し資金と敷金礼金を貯めなければならない(そういうお金の補助は一切無しの職場であった)状況下、1700円の鉄のフライパンを買うのに結構悩んだ。(未だに値段まで覚えてるくらい)

それから四半世紀、焦げ付いてみすぼらしくなりながらも、柄なども全然がたつきもなくいい仕事をし続けてくれる。
フライパンよ、君には罪はない。










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ガッツリフレンチ

2012-11-23 00:19:44 | 食べる
なんたことない美味しい物・備忘録です。

ジム友のサバサバ系女子(オバ)会

ここんとこはずれなく美味しい物にめぐりあって嬉しい。

西★窪ビストロ サ★ルスー

 アミューズ

 前菜はさつまいものムースに新鮮な魚介類を載せたもの 付け合せのアンチョビ風味のパンも秀逸

 私は牛ほほ肉の赤ワイン煮

 鴨のロースト(友人1)

 白身魚野菜添え(友人2)

 デザートは栗のクリーム

アルザスのリースリング→ボルドーと三人で二本。
料理もサービスもとても細やかな店だった。
仕事が繊細で材料も吟味してあった。

美味しいもの好きなジム友Hは何を食べても太らない人である。ワタシともう一人はそう幸せ体質ではないが、ここまで美味しければ後悔はしない。
明日から粗食に耐えればいいのである。
こういう場に来て 「私ダイエット中だから」って言うヤツは来るなって話だよねってことで意見の一致を見た。
(前の会でそういうオバが一人居て、しらけたのである)



今日は着物で。
これからの季節、絹のぬくもりってありがたい。

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ドラ近況

2012-11-15 21:19:52 | 家族あれこれ(犬も含めて)
先日うちにドラ宛ての〒小包が届いた。
宛先はドラ。前の住所から転送されてきたものだった。

楽天市場からの荷物 「どうしてここへ?」と疑問に思っているところにドラからメール

「楽天でアイフォンケース頼んで前の住所にしちゃった。悪いけどこっちに送って」だそうだ。
まったく手間のかかるヤツだね。

仕方ないので他にちょっこら調味料なども入れて小型郵便物で送ってやった。



送る前に覗いたら んまあジャパネスク! 北斎の神奈川沖浪裏柄の山中塗りである。

「やっぱり日本的なもんが恋しくなるの?」って聞いたら

「そういうわけじゃないけどさ、コミュニケーションツールになるんだよ」だそうだ。

とはいうもののFBを見たら、あちらの日本人コミュニティで知り合った年上夫婦と一緒に寅さん映画も見に行ったそうである。
「初めて見たけど案外面白かった」とつぶやきつき

寅フリークであるオットは「やっぱり血は争えないな~」と喜んでいた。(私は第一作目は好きだけとあとは30分で眠くなる)
ある意味 あれこそ下町風のジャパネスクのシンボル的映画じゃないだろうか?

里心がついたのかしらね?



もうこんな感じの彼の地だそうだ。考えてみると先進国の都会って緯度は高いのよね。東京が温かいからか、零下の冬ってのが今一つ想像つかない。
長い冬。皮下脂肪の薄いM子と夏男のドラは耐えられるかしらね?




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一緒にしちゃ悪かったけど

2012-11-13 22:12:52 | 日々の生活
実家で一泊してきた。
母の癌治療後、半年の定期健診である。

血液検査とCTの結果がでるのを待って放射線の特殊部門の外来へ。
予約をしていても半日仕事である。

もう今年も残りが二月ってなんだか慌ただしくぴゅ~っと過ぎ去ったようにも思えるけど、ムスコは結婚するし、母の闘病もあったし、結構コトもあった一年なんだな~とも改めて思った。

診察の待合室はもう受付や看護師さんたちとも顔見知りで和んだ雰囲気である。
あんまり病院に顔見知りも作りたくはないものだが、緊張感がないのは良いことかもしれない。

今日もそんな流れでリラックスした雰囲気で担当医と向かいあった。
30代後半から40代前半ってところだろうか?長身で辰巳琢★似のなかなかイケメンである。仕事もしざかりって感じで声も大きく自信に満ちた物腰、でも高飛車とか傲慢な感じではなくイイ感じである。
(あの先生はどうせ遊んでるよね、もてそうだもの←母、余分な推測)
しかしちょっとせっかちそうで、パソコン画面に文章を打ち込む時、速いタイピングは良いがミスタッチも多く、それをまたものすごい勢いで消して打ち直すのを目の当たりにして、いつも私は「おちつけっ」と心の中で言いたくなるのである。

で、ポーカーフェースにしている先生だけど、なんとなく雰囲気でそれと知れるところもあり、あれこれ血液検査の値の説明もあったあとで(何も悪い所のない優等生の数値であった)画像を見て
「とても順調です。」と言われた。

それから前回の外来から三か月間の体調などの推移を聴かれたり、皮膚の写真を撮られたりした(先端医療なので記録を残す必要もあるのであろう。母はどうせ治してもらいついでに、他の人の役にたつほうがいいよと積極的に協力体制である)

母はお盆(旧暦)からお彼岸にかけて体調がすぐれなかったと言った。夏の間に2kg体重が減って、体がだるくて家事するのが面倒だったし、どこにも出かける気もしなかったとも。
あまり愚痴をこぼす人じゃないので私には初耳だったし、ちょうどその間は実家にも帰らなかったので悪かったな~と思って聞いていたのだけど

「でも、先生、涼しくなったらとっても元気になりましてね。食欲も戻ったから体重も戻りましたの」
と言ったので内心ほっとした。

「先日は主人と温泉にも行きましたし、その時にはずいぶん歩いても疲れませんでしたの。」

先生は

「そうですか、それは良かった。じゃ治療の影響と言うよりは夏バテだったかもしれないですね」と言った。

ほっとしたワタシはつい言わずのがもの口を挟んでしまった。

「やだ 先生。家の高齢犬も同じです。夏の間は元気がなかったし、お散歩も行きたがらなかったのですが、涼しくなったら急に元気になって・・・」

先生「はあ」と言いながら軽く吹き出した。

母は「やあね、犬と一緒にして」なんて言ったところ、先生、どうもそれがツボに入ってしまったみたいで、マウスを操作する手と肩がぷるぷる震えて笑いをこらえているようであった。

我慢しないで笑えばいいのにさ

 温泉地の老夫婦と

 元気になった老犬




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反面教師

2012-11-12 00:39:35 | 家族あれこれ(犬も含めて)
もう一週間たってしまったが、書いて置こう。

先週の日曜日は今日とはちがって秋晴れの良い天気だった。

実はこの日オットから頼みこまれた案件に付き合わなければならなかったのである。

それはオットの小学校からの友人に会うこと である。
別にそれはかまわない。同じ学年夫婦故、今までに何度も男女にかかわらずお互いの友人とも紹介しあい、中には私自身で直接連絡を取り合う仲になっている人たちもいる。

この日会うつもりだったのは、アメリカ西海岸に在住で音楽プロデューサーをしている男性T氏、一時帰国しているので会おうということであった。

ところが、その日の朝に
「Tと会うっておふくろに言ったらどうせなら私たちも合流するわってことになってウチのおふくろもTのお母さんも一緒に来るってよ」とオットより・・・
私の場合もそうだが、小学校から途中選抜もあるが高校までは一緒の学校で過ごしたオットのお母さん連中は異常に仲がいいのである(本心は知らないが)
それにしてもこの良いお天気の日曜日。姑だけでも手に余るのに(ヲイ)もう一人同年代のオバとも一緒だとは。

「んじゃ ワタシ遠慮しようか?」と逃げようとしたら
「いや、お前が居てくれたほうがいいんだよ、おふくろが暴走したら止めてくれ」
なんだよ その役回りは・・・

ということで付き合うハメになったのである。

場所は、早々とクリスマス仕様になっている恵☆寿ガー★ンプレイスであった。

 

姑を迎えにいってこちらのタワーで二組母息子+ワタシで食事をしようとのこと。ちなみにTくんはバツ1か2で現在独身である。

三越の待ち合わせで現れたのは、背の高い杖をついた男性と若々しいマダムであった。Tくん、昔は一世を風靡した某男性雑誌のモデルもしていたという派手な過去を持つのだが、ある病気をして片足が不自由なのである。そしてTくんママは実は今回ドックで癌が発見されてこの日の次の日に入院してその次の日にオペをする予定になっていて、そのためにTくんは帰国したのである。

両方の母親はたまには会って食事などしているらしいが、ワタシとは初対面。
「はじめまして ほにゃららさん(姑)が自慢するだけあって素敵なお嫁さんね~」といきなり言われたが、決して姑はワタシを自慢したのじゃなくてオットの付随物としてオットを自慢する目的でワタシを話に出しているのであろう。

普段ここまでひねくれた見方はしないワタシだが、もう姑とつきあって四半世紀もすぎればそのくらいのことは読めてしまうのである。

Tくんのお母さんはとてもおしゃれで素敵な方であった。
オット母子と同じく 母一人子一人パターンだし、T君は遠くでオットよりもっと心細いと思うが、しっかり自立している感じで凛とした雰囲気、しかも私に対してはとても気さくで話しやすい方だった。



「夢みたいね ほにゃららさん一家とウチのムスコとこうやってみんなで食事できるなんて。ホント嬉しいわ」とTさん。
自分の病気のことも気になるだろうにそんな気配も見せずに心から楽しんでいる風を見せてくれた。

一方で相変わらずなのが姑

どうしてこんな場でオットの小さい時の話ばかりするのだろうか?
それも私が何十回も聞いたオットの自慢話方向である。

「ほにゃらら先生はお元気そうね。○○(オット)はね、腕白だったけどあの先生にとても気に入られていたの。あの時のクラスでオール5は○○だけだったのじゃないかしら。だから××さんが悔しがってね~ 云々・・」

それにいちいち
「そうね ○○くんはホントにおできになったもの」とあいづちをうつT君ママにあまりに申し訳ないし、オットの顔も非常にうんざりしていたので

「おばさま その指輪の組み合わせ ホントステキですね! やっぱりデザイナーものでしょ。おっしゃれだわ~!!」と無理やり話をそらすワタシ。

「○○は中学の時もほにゃらら代表だったでしょ その時に全校生徒の前で言った言葉 奥様覚えてらっしゃる? 云々」と懲りずに姑が新しい昔話を始めれば

「おばさま! これももっと召し上がりませんか? このサラダのドレッシング いいお味ですね」と姑の話をさえぎると言った技を何度も絶妙のタイミングで繰り出したワタシ。
オットから感謝の目で見られたのと、Tおばさまは何やら面白がってるような目もしていたのでこの辺の私たち夫婦の心中は呑み込めていたのではないだろうか?
Tくんは芸術家肌って感じだし、穏やかにニコニコ人の話を聞いているだけであった。

ヨメに話をさえぎられても、自分の言いたいことを口に出せば満足する姑も気はすむらしく楽しそうだから良かったけどさ。
この日はTおばさまへの激励のために集まったわけだし、T君も病気の後遺症もあるし、ちょっとわけありで子供もいない現状なんだからその辺は空気を読んで話を選んで欲しいと心から思った。

ホントいつも姑と話をするのは疲れるがこの日は格別に疲れた・・・

しかしTおばさま、お産以外は初めての入院と手術とおっしゃるが、自分の病気に際してとても冷静であった。
「早期発見で良かったわ。それに色々検査したけど、他に悪い所は何もないってことだから、まな板の鯉になろうと思ってるの。担当の先生も良い方だしね」
この辺は私の母に似ている。絶対に不安がないわけはないのに周りに心配をかけまいとする心配りが感じられた。

内視鏡のオペの前の日、一流病院ですべて段取りをしたのに麻酔の同意書の文面が気に入らないからオペは受けないとごねまくった姑とはエライ差である。

 
それなりの姑とおしゃれなTおばさま ともに80を超えてる。

食事がすんで近くのカフェに

  

パリの街角を思い出させるようなカフェ。



オーナーがお友達らしく従業員とも気軽に話すTおばさま。
(こういう人が姑だったらいいのになあ・・・小声)
隣の芝生は青いっていうけど、TおばさまはT君の元ツマと時々会って食事をすることもあるという。「とっても良い子でワタシは大好きだったのよ。Tが別れちゃったのは残念なのよ。」とおっしゃっていたが、元妻さんも義理母子関係が終わったあともわざわざ会って食事しようと思うのだから、Tおばさまはやはり魅力のある女性なんだと思う。
結局この日はお昼だけで夕方には帰ってこられると思っていたが、お茶もゆっくり飲んで姑とT家に車で送って行ってからウチに帰ったら日が暮れていた。

オットから
「やっぱりお前が居てくれて助かったよ」と言われた。
ホントだよ 我ながら良い仕事をしたと思う。
しかしオットも色々大変な思いもしながらもいざとなると親孝行は親孝行である。
ただ親に冷たい人間というのは他人にも冷たいと思われるし、オットも母親の性格を熟知しながらも色々心を配っているのをわかっているから私も義務と思いながらもこうやって協力はしている。
しかし知れば知るほど姑とは趣味が合わなそうである。「さだ★さし」「NHK しろうとの★自慢」が好きって時点で同居したら気がおかしくなると思っていたけど、最近 姑の冷蔵庫に斉藤★樹の切り抜きが貼ってあるのを見てめまいを起こしそうになった。
ここまで趣味の合わない二人をなぜ神は義理の母娘として結びつけたのであろうか?W


その後の経緯。Tおばさまのオペは無事にすみ、病理の結果リンパ節への転移もなかったらしい。
昨日お見舞いに行ったオットを「リハビリ代わりになるから」と玄関まで歩いて送ってきたTおばさまはやつれもせずにとても元気だったらしい。

ドラが結婚してワタシも今年から姑という立場になったわけだけど、言っちゃ悪いが姑の言動を見て「これだけはM子の前でやっちゃいけないな」と思うこともたくさんある。
とにかくヨメの前で自分の息子の自慢だけは絶対にしない!と今回も心に誓ったワタシである。














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娘とダンス公演へ

2012-11-09 23:20:36 | 見る(映画 劇場 美術館など)
友人(60代)の通っているダンススタジオの公演会。
いわゆる主婦のお稽古事の範疇を超えて日本のジャズ界の草分けのような先生の元のカンパニーだそうだ。
何か月も前からチケット完売で関係者からやっと手に入れたくらいだから人気も大したものであった。

 

客席はほぼ満席、あたりを見回すとTVで見た顔、ジェンヌもそこここに座っていた。

素人さんもプロも同じ舞台に立ってそれが自然に溶け込んでいることに感激。

一階のほぼまんなかっていう舞台全体を見るには最適な席だったが、顔がわからないのでオペラグラスを使うとみなさんそれなりのお年の方も多かったが、ダンスは全然それを感じさせなかった。

男性ダンサー陣は殆どがプロだったみたいだけど、最近の男の子のダンサーのスタイルが良いのとうまいのに驚く。

私は殆ど「上手~」と感心しながら見てたけど、ムスメはそれなりに
「センター近くの人がリズム取りがちょっと早いのが気になる」とか
「ああいうパンタロンって感じの衣装は趣味じゃないんだよね~」とかいちいち気になるようだった。

娘が生まれたくらいの時代によくトレンディドラマに出ていた鳥居か☆りさんて女優さんもこの舞台に出ていた。
相変わらずスレンダーで年を感じさせずに可愛い感じと私は思ったが、娘に言わせると
「森☆洋子がくるみ割り踊るみたいでちょっと痛い」 らしい。

やっぱりそれなりにずっと踊ってきたムスメ。同じダンスでもムスメのはもっとストリート系なんだけど相容れない部分があるみたい。

しかし男性ダンサー、特にタップの子はすごいね~というのは二人の感想が一致した。

あとこの日は鳳☆さんがゲストで出ていた。歌も歌ったが、衰えない歌声とオーラはさすがに元宝塚トップである。
かつて、チョコレートのCMに出ていた彼女が(知ってるあなたは同年代)幼心にも(こんなにも綺麗な人が世の中に居るんだ!)と思ったことを思い出し、娘に語ったが「へ~」ですまされてしまった。





この劇場は来年?くらいでこどもの城とともに無くなってしまうらしいですね。

場所も良いし規模もそこそこだし、一階の傾斜もちょうどよくて見やすい劇場で私は好きだったのに残念である。

地下の女子トイレが未だに和式が半分くらいって所に、存続するつもりがないってことが感じられてさびしかったけどね。
もうここに来るのも最後かも・・・


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ベンコシその後

2012-11-08 22:00:41 | 日々の生活
ベンコシって何? 初めて読んだ方はこちら  ☆



さて その後は事件と言った事件も起きずに平和に暮らすP&Gである。
寒くなってくると上手に温かいところを求めるのはとても上手。たそがれどきに太陽の残滓の中でほっこり温まるじじいとお転婆の図。

春は狂犬病、秋は混合ワクチン注射の季節である。

今回Gを連れて今度はかかりつけの赤ひげ獣医のところに行った。
ついでに先日の Pのピアス飲みこみ事件の顛末を彼に訴えたのである。

「先生の所が木曜日でお休みだったから仕方ないから近所の新装開店の所に行ったんですよ」

「そういう時はここの留守電にかけなよ。連絡先入れといてくれればかけなおすからさ」と赤ひげ

それを早く知ってさえいれば・・・

「それで出たんだろ?」と赤ひげ

「木曜の夜に出たんですけど、心配だったからとりあえずどっかに引っ掛かってたらどうしようって近くの獣医さんに行ってレントゲンとってもらったんですよ。そしたら腸のどっかにあるのはわかったから明日までに出なければ造影剤飲ませてもう一度レントゲン撮って それで出なければ開腹って言われて心配しましたよ~」

赤ひげ 一言

「バッカじゃないのっ!」

こうやって口が悪くて吐き捨てるからナイーブなばあちゃん飼い主からは嫌われる原因とはなっているのである。

「あんたのことじゃなくてその獣医だよ。ピアスくらいはそのまま便に出るのっ!」

「そうなんですか? でもフック型でいかにもひっかかりそうなピアスだったんですよ~」

「だからちゃんと便をひっかけるの! あのね、そういう時の対処の仕方教えるからね。オカラ食べさせればいいんだよ。食わなきゃ牛肉でも混ぜ込んでやって食べさせるの! それが異物を包んで安全に出るから!」

「へえええ おから!」

「縫い針だって糸がついてりゃそれで出るよ。縫い針だけ単独で飲んだ時は問題だけどね」


だそうです。犬の飼い主のみなさま、何かの際には覚えておきましょう。オカラだそうな。

っていうと 私の心配に心配を重ねた24時間とレントゲン撮影と診察代8000円は無駄だったのかもしれない。
せめて赤ひげに電話しておけば と残念だったワタシである。

しかし、この件で(やっぱりこの先生!)と信頼度がアップしてしまった。
自分のメタボには気を付けていつまでも元気でこの地域の動物と飼い主のために診療していただきたいものである。

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笑わせてくれた

2012-11-06 19:26:53 | 日々の生活
今年も二か月切った。こうやって過ごしているとあっと言う間に年末であろう。

仕事先に出入りする宅配(〒と一緒になった業者)のお兄ちゃんに年賀はがきを買ってくれと頼まれた。
なんかノルマもあるらしい。
どうせ買うものだから彼から買ってあげようと二百数十枚注文した。

「あっ助かります 局さん」と喜ぶ兄ちゃん

「じゃ、なんかオマケちょうだいね。郵便局で買うとなんかくれるんだから」と付け加えたワタシは我ながらオバサンである。

なぜかと言うと近くの郵便局で年賀状を買うと百枚につき一つくらいの割合でもらえる筆ペンとボールペンが書きやすくて毎年重宝したからである。

「いいっすよ サービスします♪」と請け合ってくれたお兄ちゃん

そして今日仕事に行ったら年賀はがきとともに「局さんに」とオマケが届いていた。



☆ハガキ大のファイル (大きさが微妙だがまあ使える)

☆お年玉のポチ袋 これも使える

☆エコバッグ ピンクの地に 郵政グループのイメージキャラクターというポポックちゃんというゆるきゃら付 使おうと思えばまあ使える

受けたのはこのポスト型のレターオープナーである



「あれ、これ便利じゃない」と職場のおじさんに言ったら、
「あっそれね、切れないって文句があって返品の山だった中から持ってきたんだってさ」

なんだと~~!
家でやってみたら切れたのは10枚に一枚であった さすがmade in china クオリティ
返品の山からわざわざありがとよ。

もっと受けたのは(これには少々の怒りも含まれた)



このリサイクルecoカイロであった。

「これは使えるかもね~」と職場のおっちゃんとその場で少しは喜んだわけね。

しかしウチに帰ってよくよく説明書を読んだら・・・

ご使用方法 カイロの中の金属ボタンを数回「パチっ」と押し曲げると液体が白く結晶化し発熱します。ポケットに入れると約40℃の暖かさが40~50分持続します・・・ らしい

ここまではいいんですよ。

ここからが笑えるんですのよ、奥様

再利用方法 ①使用後の結晶化したカイロを布またはハンカチでくるみ、沸騰したお湯の中に入れ約10分程度煮沸して下さい。
       ②結晶が完全に液体に戻った状態で、流水等で本体の熱を急速に冷まして下さい。
       ③完全に熱が冷め、結晶が液体に戻った状態で再利用が可能です


40度を40~50分保つために 10分煮沸でガス代使ってその後急速冷却するために流水使えって言うんかいな?

すごいecoですね(棒読み)

ちなみにこれもmade in chinaである。

まあこういう商品もあっていいけど、これをオマケとして配るセンスがとってもステキ。誰がオマケって選択したのかとっても知りたい。

ボールペンか筆ペンくらいが無難。奇をてらっちゃいけまへん。
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ふらんす日記 vol.7(三つの美術館)

2012-11-05 00:57:38 | 



 凱旋門! この旅行の前に予習としてw 池田理代子のエロイカ(ナポレオンの伝記)を読んでいたので感激も一潮であった。



そしてルーブル ダヴィンチコードで見たあのガラスのピラミッドが目の前に

どの部屋の天井をみてもうっとり



ここも最初に訪れた日はツアーの一環だったのだが、結果的に良かったと思う。
あまりに広すぎ、あまりに作品の膨大さに、何もわからずに行ったら、それ相当の時間(じっくり見たら毎日通って一週間くらいはかかりそう)をかけても途方にくれて疲れ果てそうである。
解説は日本語ペラペラのパリジャンであった。
日本通で京都と東京に住んだことがあるという彼の解説は面白かった。
山手線の内側の面積をさらりと言ったり、午後ベルサイユ宮殿に行ったときは この内部は純金ね。でも外の金箔は18金。金閣寺もそうでしょなんて言ったり日本人より詳しいねって感じであった。

で、ルーブルの目玉商品wをまず見せてもらう。






















今こうやってアップしつつも、本当にこの絵や彫刻たちが目の前にあったんだわねと思うと感慨深いところである。
美術や歴史の教科書に載ってた~!ってものが一同に会してることってやっぱり感激だわね。

この日は金曜日だったので次の日ほどは混んではいなかったが、やはり世界中から人が集まるのだから結構な数の見学者が居たが、美術館が巨大なためかさほどな人口密度ではないのである。

そして嬉しいことにはこうやって写真も撮れるし、ロープもはってるわけじゃなくて近づく気になればごく近くまで寄れる。
パリの太っ腹!
あれだけ並ばせて詰め込んで人垣の中からしか見たい絵はみる事はできず、立ち止まらずに歩けと強制され、しかも高い入場料をぼったくる日本の美術展の環境を考えるとうらやましいかぎりである。




さすがにこの絵だけはガラスの向こうでロープによって隔てられていた。
前には人垣。

美術館ついでに書いてしまうと 次の日はオットと二人でオランジェリーとオルセーに行った。

オランジェリーは撮影不可だったので画像無し。それにしてもカメラに×印の札が貼ってあるにもかかわらず平気で撮影する人が結構いた。
さすがにフラッシュは焚いてはいないけど、係り員もいるけど特に注意もせず。日本だったらカメラを取り上げかねない勢いで怒られそうだけど。

しかし、あの睡蓮の間は、前日ジヴェルニーでそのモデルとなった池を見た後だったのでこれまた感動した。
ここはこぢんまりしてるので(他に比べればの話だけど)日本語解説のレシーバーがあったのでオットと二人で借りたが、この解説が長い長い・・・一つの絵の解説を延々としてくれるのでよっぽど時間のある人はおすすめ。
借りる時は保証としてパスポートを預けさせられるのでちょっと心配だった。

そしてオルセーへ

 入口

   内部

駅舎だったというオルセーの時計の裏側

オルセーなんかもとてもとても広くて膨大な数の作品は見きれるものじゃなかった。
土曜日だったのでオルセーの入場は長蛇の列だったが、私たちはオランジェリーとオルセーを見られるチケットを買って、先にオランジェリーに行ってから回ると違う入口から入れてくれて待たずに入ることができた。
確か二日間有効だったから行く気になれば次の日も入れるし14ユーロくらいだったのでお得だし時間短縮の技だと思うので秘かにおすすめ。
これだけじゃなくて ロダンや他の美術館いくつかのフリーパスなんかも美術好きにはおすすめみたいである。



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今週の観劇

2012-11-04 22:52:48 | 見る(映画 劇場 美術館など)
忘れないうちに書くだけかいておこう



宙組 トップお披露目公演 銀河英雄伝説

ワタシは読んでいないが、長いSF小説でマンガにもなっている同名の原作があるらしい。

大劇場の方でも評判がいいらしいし、好きな演出家だしかなり期待して観に行った。
おかげさまのSS席でもあった。

イマイチ乗れなかったのは残念。

原作が長く、登場人物も多いのだろうが、それが端折られすぎ、ワタシの理解不足なのか登場人物の関係を把握するだけで頭が疲れてしまった。
せめてマンガでも読んでおいて臨むべきだったのだろうか?
しかし、この演出家による太王四神記は韓流に興味がなく当然未見だったワタシにも同じく長い原作にもかかわらず、すっきり頭に入ってとても楽しめたのだったんだけど。

宇宙の戦争場面の映像も大がかりなゲームセンターみたいだったし、帝国の貴族世界がいつもの宝塚の華やかさがあってちょっと救われたというか・・・

しかしこの組の平均身長の高さとそれによるダイナミックさは圧巻ですね。
お披露目トップは若々しく美しい。
金髪のかつらとマントさばきはステキであった。



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こえ~よ

2012-11-01 15:25:46 | 様々な思い
(ふらんす日記続き執筆中・ここの所多忙でブログアップする時間もないにもかかわらず毎日見てくださってる方もいらっしゃるようなのにすみません)

その前にちょっと

職場の近くに小学受験の塾がある。
普通の家なんだけどその看板が小さく揚げてあり、普段は結構お金のありそうなママに手を引かれた、他のガキよりは訓練されてっぽい子供たちが出入りしているのである。

今日その前を通って帰宅しようとしたら、
そのドアから二組の母娘登場。
どちらも紺スーツにパールネックレスで気合の入った母とジャンパースカートにボレロのアンサンブルの娘というファッションであった。
(あっそうか 今日は11月1日・・・!)
首都圏の主だった私立小学校の受験日である。多分この二組、受験が終わった報告と対策に塾を訪れたのであろう。

二組のママはそのまま路上でにこやかにあいさつを交わし、
「じゃ、いいお知らせができるといいわね。ごきげんよう・・・」などと言いながら別れた。
一組は隣の駐車場へ。小型のBMWに乗り込んで手を振ってお帰りである。

もう一組は私の後ろを歩いていた。

すると何か押し殺したような声で子供を叱る母の声とだってだってと言い訳する娘の声。
母はもっと鋭くムスメを追及。ムスメ早くも泣き声。

「だからあなたはダメなのよ。○○ちゃん(さっきのもう一組の子だと思われる)をごらんなさい。」ムスメ嗚咽。
思わず振り返ってチラ見したら母と目があってすんごく気まずかったが般若の形相であった、(結構美人なのに)

さっき ニコニコであいさつを交わしたときの顔とのあまりの差にたまげた。
こえ~よ。

まあね、私もお受験ママ経験があるから批判してるわけじゃないけどね、あせる気持ちもわからないでもないけどね。
あまり追い詰めると良い結果にはならんよ。
後ヒトと比べちゃダメね・
受験ってのは確かに競争だし相対評価も必要な所もあるんだけど、自分の子くらいは絶対評価で良い所を見つけてあげませう。
このご時世 私立小学校受験して一喜一憂できるのもぜーたくっちゃぜーたくだよねとダンナと自分のおかれた環境に感謝しようではないか。


独り言でした。


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