局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

風邪悪化

2008-01-30 19:16:36 | 日々の生活
昨日から夜中咳が止まらない。
ウチにあった風邪薬でごまかしていたが、悪化するばかりである。
腹筋を使うのと食欲不振で年末年始太りは完全解消っていうかアバラが浮いてきてヤバイんですけど…
しょうがないから、ここの所のかかりつけの内科に行ったら漢方薬が二種類 効くのか? これ?
とにかく咳を鎮めたいので、のどスプレーとのど飴も投入。
仕事帰りに社長が買い置きのマスクをくれた。わざわざ袋から出して。出す際に唾を指につけて袋をあけて取り出すんだからー(苦笑) 気持ちはありがたいが、やはり萎えたわん。
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さすがに私も怖かった

2008-01-29 18:20:23 | 日々の生活
このブログは書いていいものかどうかとても迷ったが、昨日あったことを忘れないため、また万が一こういう件に詳しい方が読んでいらしたら意見を聞きたいので書いてみようと思った。

当該人物はできるかぎりぼかすつもりではあります。

昨日、昔、仕事を手伝っていた方にあった。60歳ちょい前くらいの女性のキャリアウーマンです。
年賀状のつきあい、数年に一度の電話という関係が続いていたのだが、去年の秋に急に呼び出されて、都内で昼ごはんをご馳走になって3時間あまり過ごした。
一緒に働いていたころは、はつらつとして知的で綺麗で育ちもよくて、私にとってあこがれの人だった。だけど 前回はかなりお太りになって、なんだか髪も洗ってないような感じでベタついていたので 外見はずいぶん変わられたなとは思ったけど、変わらない上品な口調、優しく私の家族のことなど尋ねる様など お元気なんだなと思った。 その時 昔の続きで仕事を手伝ってもらえないかと言われた。
はっきり言って、今やりたい仕事じゃないし、時間もないのでやんわり断った。だけど別件で2,3日でお手伝いできることは都合があえばやりますよ とは言ってあった。

昨日は その話だと思ったわけです。
夜しか都合がつかなかったので、某駅の喫茶店で待ち合わせた。
10分ほど遅れてきた彼女は丁寧にそれをわびて、私の分のコーヒー代を払ってくれて近くのビストロに案内してくれた。
静かな雰囲気でおいしい料理、お値段も結構はっていて 内心(おいしいけどさ、これもまたご馳走されたら あの件は引き受けなくちゃな・・・ まあどうにか都合つけるか)などと思っていた。
彼女があらかじめ相談がありますとおっしゃっていたから。

それで いつ その話が出るのかと思っていたら
「ここじゃ話せないんです。歩きながらお話しましょう。」とのこと。
私は寒いのに~~と思いつつも 彼女と歩きながら話し始めた。

ところが一向に言ってる意味がわからなかったわけです。
「私 実は盗撮されたんです。。。」
「えっ ホントですか? どうしてまた?」
「そして その画像がインターネットで出回っているらしいんです。私の中傷記事と一緒にだと思います」
「それは 困りますね、何か実害はあるんですか?」

    この時点では ホントに心配していたわけですよ。

「ええ、大変実害があるのよ。その情報を見た人たちがとばすのよ」
「えっ???? 何をですか?」
「バイオハザードみたいに、爪や指をならして私の方に爪水虫とか ダニとか しらみとかウイルスも色々。。。」
「どういうことですか?」

    歩きながら、彼女は手帖につり革などの絵を描く。そしていかにして自分が被害にあっているかを図に書き始めた

    この時点で ???? と思ったわけですよ

それから一緒に電車に乗りました。
そしたら
「ほら あなたの後ろの背の高い男の人、指を見て!私に今とばしたでしょう」
「それから 三人おいて向こうの立っている眼鏡の人 あの人も怪しいわ。」

    この時点で確証を得たんです。彼女病気かも?って・・・・

    信じられなかった。あんなに知的でしっかりした人が・・・

そして某駅で降りた。ホームでたたずんだまま話し続ける彼女。(寒かった。風邪悪化)

「今日は局さんがいるから、少なかったの。それに寒いと少ないのよ。いつもは同じ車両に7,8人いるの。」
「そうなんですか・・・・」←もう肯定するしかなかった
「最近はタクシーの運転手まで広まってきたの。最初はね、OOをやってる人たちから広まったの。私はそういう方たちとも分け隔てなく付き合ってきたのに どうして誤解されたかわからないの」
  と言いながら
「ほら あの人も 多分そうよ。頭を掻いたでしょ。誰だって頭を掻くこともあるわ。でも私の前を通りすぎるときみんな何かやり始める。おかしいでしょう」
「・・・・・」
「私のどんな情報が出回っているか調べられないかしら?」
「いえ・・・ 私あまり詳しくないので・・・」
「私よりは詳しいと思うわ。局さんと一緒に仕事していた時、あなたにまかせればいつも安心していられたから」

   お褒めの言葉は嬉しいけど、それどころじゃなかった 逃げたかった。
   怖かった(泣)

やっとの事で彼女を乗り換えのところまで送っていって、私も一人で電車に乗った。風邪が悪化したせいか 今の体験のせいか 背中がぞくぞくしていた。

家について夫に報告。夫も彼女のことは知っている。
「私、どう相手するべきだったのかな・・・」
「今日みたいな感じでいいと思うよ 強く否定しちゃいけないみたいだ そういう人には」
「でもどうしちゃったんだろう 信じられないんだけど・・・」
「統合失調症か若年性のアルツかもしれないな・・・」
「どうしたらいいんだろう これからも連絡ありそうなんだけど・・・」

彼女のご家族は私は知らない。子どもはいないし、ご主人は居たはずだがずっと旧姓で仕事しているので今現在結婚しているかどうかもはっきりしない・・・

どうしたら一番いいんだろうか?
彼女はみじんも自分がおかしいと思っていないと思う。プライドの高い人だし、私がいくら気のせいですよと説得しても受け入れないと思う。
このまま話をたまに聴くだけでいいのだろうか?(はっきり言って逃げたいですが)
何らかの治療方法はあるのだろうか?

もし何か参考に情報をお持ちならば toki-tsubone@mail.goo.ne.jpにメールしてください。
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LEONで笑う

2008-01-27 20:41:55 | 読む
昨日は美容院に行った。
デジタルパーマをかけてきた。
髪もかなり長くなってきたが、私の年でストレートのロングヘアと言うと ともすれば宗教系(オウムにいましたよねOO大姉とかさ)とか菜食主義系(玄米しかとらず、ヨガが趣味)みたいな外観になるからそれなりにケアが必要になってしまう。
年取ると自然でいいっていう範囲が少なくなってそれなりにお金かかるからイヤだわ、まったく。

で、デジタルパーマってのは時間がかかる。何度もパーマ液をかけたり、ロット巻いて熱を通したり、その間で結構雑誌が読める。
この美容室の雑誌というのも微妙な問題でですね。自分が選べるのなら問題ないが、アシスタントが客の外見その他で推し量ってどのような雑誌を持ってくるかというのは興味深いところである。
私の行っているのはまあおしゃれ系なので女性週刊誌などはもちろんなく、分厚いファッション雑誌ばかりなのだが、何冊か持ってきて選らばせるその雑誌の種類云々でアシスタントが女性客をどのくらいの年齢かと見ているかが逆にこちらから推し量られるのは面白いもんである(そんなん面白がってるの私だけか)
いきなり家庭画報なんかだとちょっとムカつくが プレシャスだのオッジだのいわゆるOL向けばかりだと 「見る目ないねえ もうちょっと勉強しておいで」とも言いたくなるし(うるさいオバサンよね 我ながら・・)

と 前置きは長くなったが、昨日は予約していったにもかかわらず、施術までずいぶん待たされたので普段手に取らない男性雑誌を見てみた。

チョイ悪オヤジブームを作った(らしい)LEON であります。

今月号の目次↓ 


LEON(レオン)

□ 2008/01/24発売号  (現在発売中の号)
◆お洒落オヤジに必要なのはこの3着
モテる春のアウター選びは使い勝手と軽さがキモ!
◆モテるホテルのこなし方
◆モテるオヤジは股浅ホワイトデニムをロールアップ
◆淡色なのに強印象!がコロガシオヤジのエレガンス
◆仮面に酔いしれた艶男&艶女の物語

たまげましたよ。「モテ」っていうのは JJ CANCANの女子大生OL雑誌だけでなくオヤジ雑誌のコンセプトになってる時代なんですね。

50代?くらいのツルっぱげ(高年齢の読者層にシンパシー与えるためなのかと邪推)をの外人モデルのおじさんがある時は70万のスーツで決め、ある時はホワイトデニムを足首で巻き上げたのとジャケットなどとあわせて着くずし、などである。まあ鍛えているっぽい胸厚の身体だから似合うかも 外人だし。
まあそこらの日本人のオジさんがやってたら ジーパンの丈直してもらわなかったのけ? と思われるのがせいぜいであろうから注意されたい。

まあ それは女性雑誌も同じだけどね。

私が噴出しそうになったのはモテるホテルのこなし方でした。
グランドハイアット パークハイアット ペニンシュラなど比較的新しい高級ホテルを舞台に女性をエスコートする際の使いこなし方講座である。

詳細まで覚えてないが、同伴の女性をいかにして喜ばせるか(金を使って)、いかに自分が場慣れしているかをその相手に見せ付けられるか をコンセプトとしているように見受けられる。
まあね、日本のオヤジ年齢層の方たちはまずレディーファーストなんて概念はないに等しいから、エレベーターなんかでで女性を先に乗せる、後からくる人のためにドアを押さえておくなんて配慮はほぼナッシングですから、こういう配慮を喚起させる役割を担うとしたら存在価値はあると思う。

しかし、どうもこの記事に関しては 若いねーちゃん(ニキータだってw)を連れ込んで、金にものをいわせて、オヤジの物慣れたさまを見せつけて ねーちゃんをどうにかしちゃいましょうという目論みが見え隠れしてしまうのですよ。
例えば、30秒(だったかな?)でチェックアウトするノウハウ(クレジットカードを預けておいて、あらかじめ部屋で電話しておくんだとさ)など、ニキータを待たせていらつかせないスマートな方法っていいますが、そんなにいらつくのか?ニキータって人種は?
別に高級ホテルのロビー 連れが多少モタモタしていたって、行きかう人を見ながらソファーに座ってるのも楽しいだろうよ と私は思う。

それより、周りに先んじてチェックアウトを終えて どうだ俺って物慣れてるだろう なんて鼻の穴をふくらませて内心威張られた日にはしらけると思いますけどね。

まあ いいや。チョイ悪オヤジのターゲットは若めニキータみたいだから 私はおよびじゃないでしょうから。
それにしても 仮に50代オジがそんなにもてようって目的はなんなんだろう?

私の周りのおしゃれオバ仲間がせっせとサロンに行ったり高い服を買うのはたいていモテようと言うよりは自己満足が目的なんだけど、オトコって言うのはまだ狩猟本能が残っていて女性をモノにして満足という本能の発露ってところなんだろうか?
この辺はジェンダー論になってしまって収拾がつかなくなるからやめますが・・・

しかし、仮に若いニキータが網にひっかかったとしても ちゃんとデキルノカってのは年齢的には疑問が残る問題である。
チョイ悪オヤジって元気なのねえ・・・

それにしても この編集部って本気なんだろうか? 私は冗談で作っている雑誌としか思えなかったんですが。

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光と色と

2008-01-26 22:06:00 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨夜は五反田の東京デザインセンターに行ってきた。

ここで 円卓会議 ライト・O・ナイト(Oはデです)10*10(*は×です)を見に。



光の世界に関すること、色々な角度から光について10人のスピーカーが10分ずつプレゼンテーションするというトークショーである。

関係者の友人に誘われてまるで門外漢だけど行ってきたんだけど、これがまあ面白かった。

スピーカーは多彩。↓は等身大の写真ですが

  

天台宗の由緒ある寺の門主、写真家、有名日本料理店の店主、解剖学者、美大の教授、バイクジャーナリストetc 10人の講師陣がそれぞれの立場から10分の持ち時間で自分の仕事や身の回り、経験に基づいた見解から光について語る。

光は色と密接に関係している。まさに多種多彩なきらめきを伴ったトーク。
しゃべり慣れている人もそうでない人もいたが、それぞれとても面白かった。

こういう肩が凝らないのに 勉強になる会ってなかなかないのではないだろうか?
誘ってくれた友人に感謝。

この後、以前スピーカーもなさったという某メーカーの部長さんたちと飲みに連れて行ってもらう。



普通に過ごしているとなかなか話を聴くことのできない分野の人たちと飲みながらリラックスしてお話できたのは楽しかった。
こういうのが異業種交流って言うわけですね。

このおじさんに
「あなたはどうして見かけによらず凄みがあるね、かなりツッコミの人でしょう」と言われてしもうた。
ぶりっ子してたのにな・・・w
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ネイルとビールと人生トーク

2008-01-24 19:11:41 | 日々の生活
今日はいつものまつげ&ネイルサロンに。
Tと現地待ち合わせ。

Tがまつげをばっさりつけてもらっている間、今日は足のケアをしてもらった。
冬場はかかとガサガサ、ペディキュアもさぼり気味ですから、ちょっと気合を入れてケア。
香料入りのフットバスに足を交互に漬けながら、指の甘皮をとってもらって、膝下までピーリングしてもらって、足裏全体の角質も落としてもらい、最後にカラーをしてもらう(どうせ見えませんが自己満足です)

現在私の足裏 すべすべのツルツルでございます。顔か足裏かいい勝負って感じです。
ここまではいくら自分でやろうたってできない、さすがプロの技。
で、季節先取りでパールっぽい桜色に染めてもらい自己満足。ついでにまつげもちょっと付け足す。

隣でしゃべりながら施術されていたTとなんかの流れでビールの話になった。
昼ビールっておいしいんだよね って流れになって ちょっと遅いランチ、近くのドイツレストランで昼間からビールを飲んじゃった。
Tはギネス、私はレモネードとミックスされたパナッシュ。サーモンソテーのバターソースがおいしくて満足な昼下がり。

ふと、昨日のブログに書いた 友人の子どもと担任の件で相談された話になり、ついでに私のアドバイスが対症療法的で深みがないけど役に立つって言われた話を笑い話として話した。Tと昼行灯女は面識はない。

T曰く 「いいんじゃないの局ちゃん、対症療法が一番のアドバイスだと思うよ。だって根本的になんて私達が他人の人生変えられないでしょ。」

そそ、Tはよくわかってる。
だいたい ここまで育っちゃったら 性格や人生観なんて変えられないし変えようとすること自体おこがましいと私は思う。
見ると腹が立つので殆ど見たことないけど、細Oなんていう女占い師がしたり顔で 相談者の人生観まで口を出すのを聞いているとホントに何様?と腹が立つ。

結局人は自分で判断して自分で人生を決めてくのよね、最終的には。

なるようにしかならないよね、って結局楽観的な中年オバ二人。爪とまつげがばっちりで自己満足な昼下がり。

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ムカつく二人

2008-01-23 18:13:38 | 友人
東京は朝から雪。
こんな日は温かい部屋の中で犬と一緒にぬくぬくしながら降りしきる雪を見ていられたら幸せだっただろう。ココアでも飲みながら・・・

しかし、今日は仕事の日。チャマとの打ち合わせも予定していたので出かけなければならなかった。
ダウンコート、ブーツ 帽子と完全ぼうびしても寒くて職場についてもしばらく指がかじかんでいた。

提出書類の関係でどうしてもあわせておかなくてはならない商品の在庫の照合でチャマと話す。先日チェックした書類ではあきらかにチャマのミスが原因であった。
(ボクはちゃんとやってます と自己主張はしていた)
そこに付箋を挟んでチャマに指摘しようとした。

局   ほらこの数字違ってるわよ。この付箋つけたところ!
チャマ ちゃんとやったのになあ どこですか?
局   だから この付箋
チャマ 付箋って? あ~ポストイットですね
局 ムカッ!

日本語じゃ付箋って言うんですっ!



家に帰ってきて 妹分の昼行灯女から電話があった。
息子(ダウン症児)のことで養護学校の担任と意見が合わずに悩んでいるらしい。
聞いてみると杓子定規すぎる対応、過剰反応、責任逃れの三拍子そろった担任で 彼女が悩むのも無理ないと思った。

こうやったらこうやって こう言われたらこう言ってやって いざとなったらこうやれば と 提案。

昼行灯 局ちゃんってこういう時ホントに頼りになるよね。あんまり人生深く考えてないけど すごく具体的で現実的なアドバイスだと思う。
局   悪かったね 人生深く考えてなくて(爆)
昼行灯 うん でも対症療法的にはすごく役にたつの~ ありがと~
局   今頃御礼言われても褒められた気にならない~~


ホント どうにかしてやって欲しいこの二人・・・ 
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和の香り 洋の香り

2008-01-21 22:11:31 | 日々の生活
今日は一日着物の日。講義と実技と、4月に行うイベントの話し合い、次回の実技に私達のグループが発表する帯結びの練習があった。
寒い中、10時前に着物を着て出かけ、帰ってきたらもうあたりは暗かった。
ヘロヘロだった。
時々なんでここまで物好きなとも思うのだけど・・・
まあ何かを身に付けるのってめんどうなことは付き物かもしれないと自分を慰める(割りに求道者なのよね、狭い分野に限っては)

今日、同じ会の方からちょっとした御礼ということでプレゼントをいただいた。
なにやら良い香り、家について開けてみたら 鳩居堂の にほひ粉だった。匂袋の中身らしい。
下さった方は 小分けして箪笥に入れておくといいわよとおっしゃっていた。

袋の裏に注意書きあり、この文章にはまった(笑

* 当社発売の匂い袋の詰め替え用としてご使用ください
* おたんすの中にお入れになりますと、ゆかしい香りがご衣裳に移り、お人柄を偲ばせるよすがとなります。

    ↑
この言葉 良いじゃないですか。確かに佳人を想わせる香りです。
着物箪笥に入れておいて着物に移り香が漂ったら、しぐさが女らしくなりそうである。

もう一つの香りの元は ミスディオールのシェリー。これもいただきもの。

これは若作りしたいときに使っている。ちょっと甘くてちょっといたずらっぽい香り。
元気で外に遊びに行きたい時に最適かも。

何はともあれ、女でいるって楽しいね。

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諸行無常

2008-01-19 21:22:21 | 記憶の箱
今日夫は大学時代の親友と飲んでいる。同じ学部、同じサッカー部で過ごした友人である。
夫と職業も似ている関係で仕事上での接点も多いし、いまだに二人ともサッカーを続けているので時折は同じグランドでボールを蹴ることもある。

昨夜、夫が 「明日 Mと飲むんだけど、お前も来る?お前が来るんだったらMの奥さんも呼んで四人で久しぶりに会うのはどうかってMも言ってるよ」と言われた。
ちょっと 気を引かれたけど結局私は遠慮した。おとといも夜遊びしているし、今日は子どもたちもいるしというのもあったのだが、M氏に会うのはなかなか複雑な想いもあるのである。

M氏は夫の学年で有名人だった。割りにガリ勉系ジミーズの多いその集団で都会の名門校出身、すごくイケ面ってわけじゃないけど整ったしょうゆ顔、服装のセンスも良かった。そしてサッカーをやらせれば名ストライカーだったし、バンドでサックスも吹いていてそれがまたステキであった。
当然もてましたよ。
私は夫の彼女としてM氏に紹介され、彼らのサッカーの試合も観戦に行ったのだが、スィーパーとしてゴールの前を守る夫より華麗なドリブルで相手を抜いて着実にゴールするM氏のプレイについ目をひかれてしまっていた(夫よ、ゴメン)

だけどM氏は高校時代からの大事な彼女が郷里にいて、しっかり付き合っていた。だけどそれはあまり広まっていなかったので、サッカー部のマネージャーや違う学部の女の子たちのおっかけは多く、M氏も適当にその子たちとも遊んでいたようであった。
私は時々 四人で食事をしたりしていたのでその後結婚したM夫人も当時から知っていた。

M氏に続いて 私達も結婚した。M氏はわりに早い時期に何年かアメリカに留学していたので子どもは家より遅かった。
我が家は結婚一年後に長男が生まれ、ほぼ年子のようにして長女が生まれた。
長女が生まれて間もないころだったと思う。
当時、夫はものすごく忙しくて子育てはすべて私の手にゆだねられていた。だけどその中で夫はサッカーも続けていて、徹夜明けでもサッカーとなると試合に行くような状態だった。私もたまには子どもを見て欲しかったが、サッカーが夫の仕事のストレスの唯一のはけ口だろうと思っていたので文句も言わずに送り出していた(なんてケナゲだったあの頃のワタシ・・・・)
そして、徹夜明けで一日中サッカーをして、その後飲んで、かなりお酒も強い夫だがやはり無理だったのだろう。泥酔してM氏に送られてきたことがあった。
私は、乳飲み子とやんちゃ盛りの長男を一日追い掛け回し 髪を振り乱し おしゃれもする余裕もなく 毎日目の下にクマをこしらえている状態だった。
夜中にチャイムがなって起きて泣き出した長女を抱えて玄関先に出たら 夫をつれたM氏だった。
よれよれ(だったと思う)のパジャマでよれよれの自分がみじめだった。
夫を連れてきてくれたM氏は
「OOが酔うなんて珍しいな。悪かったね、飲ませちゃって」と優しく言った。
あせる私に 更に優しく
「小さい子二人って毎日大変でしょう 家は一人でもふうふう言ってるよ。」

もう よろめきたいと思ったね(爆)

まあ そんな思い出もあり、私の中のM氏は初恋の人のような、なんとなく甘やかに存在していた人だったのであります。

それが、それが・・・・・(今日は長いよ)

5年ほど前だっただろうか・・・
家の近くのグランドでサッカーの試合があった。私もその時たまたま応援に行って久しぶりにM氏に会った。
ところが・・・ ところがである。

サッカーグランド上でさらっと風になびいていた髪が、サックスを吹く合間にうっとうしそうにかき上げていたちょっと長めのその髪が・・・・

どこへ行ったのだ その髪は・・・・(全部とは言わないが 二分の一くらいは失われていた 号泣)

その場はショックを隠して愛想よくお話したけど、夫と二人になってから、
「あの頭はショックだよ~~~」 と訴えた。
「お前 Mのファンだったもんな~」 と、ちゃんとお見通しの夫。

その後夫はM氏に会うたびに幾分嬉しそうに私に彼の頭髪状態を報告するようになった。(夫も人が悪いヤツである)着実に頭髪の減少は進捗している模様である。
ちなみに夫は幸いにしてフサフサである(メタボは進捗しているが)

私もよせばいいのに 同じ大学出身でM氏を知る故郷の友人にM氏の頭髪状況を教えてしまった。やはり嘆く彼女たち。想いは一緒であります。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。


ホントに風の前の塵のごとく散ってしまったのね M氏の髪・・・(しつこく)



さっき夫からメールが来た

「Mと××で何時から会うよ。鍋でもつついて来るわ。11時までには戻る」

それに対して

「了解 M氏を ハゲまして来てね♪」と返信した私はやっぱり人の悪い女かしら。

   
     
    
        
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はしご酒

2008-01-18 22:50:25 | 友人
昨夜は最近できたジムのエアロビ仲間のHさんと彼女と仲の良い若い子と飲んだ。病院事務をやっている独身のMちゃんである。

場所は中央線沿線。
最初は魚Oというお魚屋さんがやっているらしい居酒屋で食べながらビールと焼酎(お刺身盛り合わせなど美味だった。お酒も安かった)
次に ハOニカ横丁という戦後闇市の雰囲気を残すといわれているごちゃごちゃの一画の中のイタリアン?で前菜とピザをつまみに赤ワイン一本あけた。


Hさんはホントに美しくてかっこよく、Mちゃんは小西真O美そっくりである。
二人ともおしゃれで趣味もいいから一緒に飲んでいて目の保養になる(私はオヤジか w)



今日のメンツは単純におもしろい。
着物の会メンツで女同士食事や飲みに行ってもみんな良い人たちで教養もおありで楽しいのだけど、ちょっと欠けるのがこの二人に微かに漂う不良テイストである。かと言ってもちゃんと常識人だし気も使ってくれるから一緒に居て楽で、かつ窮屈でない。いわゆるガールズトークもおもしろい。

このイタリアンも雰囲気が良かったが、赤ワイン一本のほぼ半分と追加のグラスワインを空けて
「もう一軒行こう! 私ハシゴ酒派なの! マスター踊れる店知らない?」と突然立ち上がるHさん。(50代にはとても見えないが50代であります)

そして店を出てから狭い路地を突然走り出し、アーケードも笑いながら走り抜ける。あせって追いかける私とMちゃん(笑)

酔いが廻りまくったじゃないか・・・

そして結局ジャズバーに入り、今度はナッツをつまみにカクテルを飲む。
ヘーゼルナッツを殻ごと口に入れて噛み砕こうとするHさん。
無理です

さっきの走りを思い出して なんだか笑いがとまらず盛り上がる三人。

おかしな夜だった。

今朝はMちゃんからメールが来て
「昨日は無事に帰りましたか? これからボクササイズに行きます。
Hさんも見えるそうですよ」とのこと。
軽く二日酔いが来ていたが負けられないと思って私も参加表明。
朝一のボクササイズとサウナでアルコールの残滓を飛ばした。
HさんもMちゃんも余裕でこなしていた。

午後は仕事に行った。(さすがに眠かった)
我ながら元気なおばさんと改めて思った。


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苦手なオトコ

2008-01-16 18:35:02 | 様々な思い
今日は二個目の日記。

今朝ファブリックペイントの教室に行く前に、珍しくワイドショーを見た。
ある二枚目?(と世間では言われているらしい)俳優が記者会見をしていた。
やはり若手の女優との間に最近子どもが生まれたんですとさ。

名前は? と聞かれて

「LIAM」←りぃぇあぇむ と発音するらすぃ~
記者の間につい失笑がもれて何度も聞き返され少々イラついてる様子。

別にいいんですけどね。
自分の子にどんな名前をつけても。

でも こういうカメラの前の態度って後で(多少年取って自己客観視できるようになってから)自分で録画なんかみたら、ぎゃっと叫んで恥ずかしさに悶絶するようなことがないのだろうか?
それとも 今の感性で一生を過ごせるのだろうか? だとしたら大したもんである。

恥ずかしさのツボと言うのは同じじゃないとなかなか人生一緒に過ごせないだろうな。
娘がパートナーを選ぶ時 大事なポイントだって言っておこう。

自分を俯瞰して 時には自分を笑い飛ばせるようなオトコじゃなきゃ私は嫌だ。
見ていると辛い(見なきゃいいだけの話ですが 怖いもの見たさって言う部分もあり)
一番苦手なタイプだ。この人は。
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引き続き描いてます

2008-01-16 18:19:54 | 描く
白磁ペイントで描いていたお皿がやっと焼きあがってきた。
白い地に金で格子を描いてその中に今までならった花を描き、さらに金彩で縁取りしたもの。
3ヶ月くらいはかかっただろうか。
一区切りの記念の作品。



ファブリックの方も12月に描いていたものを今日完成させた。
ポインセチアですよ。残念ながらクリスマスには間に合わなかった。
今年の12月用のクッションカバー。



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成人式無事終了

2008-01-15 21:35:37 | 着る
娘の成人式は無事に終えることができた。

昨日は6時に起きて前日作っておいたほうれん草のキッシュとコーヒーりんご、ヨーグルトの朝食をしっかり食べ、シャワーをあびて娘をせかせつつ車で港区の某ホテルに。

9時半に予約していたのだが美容室の前には親子連れでごった返していた。
そのホテルでは K女子高やS女子高の同窓会の会場になっているらしく華やかな母娘でいっぱい。娘の高校の母娘も何組もいて、「お久しぶり~」などと挨拶したりされたりして時間がたった。
その間夫は姑を車で連れに行く。ここで支度ができた娘を見せてあげようと思って。
息子にも妹の晴れ姿だから見においで。くれぐれもアロハは着てこないように と注意して呼び出す。

さすがにここのホテルは着付けが上手との評判を裏切らずきちんと着付けてくれた。



この丸帯は着付けの人も二人かかりで相当時間がかかったようだ。
上品に華やかに結んでくれてよかった。



支度ができた娘と珍しくスーツを着てきた息子と嬉しそうな姑。

その後 今度は娘の高校の同窓会をかねた成人の日パーティー会場へ車を走らす。



娘のダンスユニットの5人組。実はこの日ダンスのフィルム発表会をするので、一人の子の大学に泊り込むこと2日。前の日まで泊ってこの日の始発で家に帰ってきたおじょうちゃん一人、娘も音楽の編集で4時までパソコンにむかっていた。
当然親たちはブチ切れる寸前であった。(それでも敢行するしょうもない五人組)

高校生の頃もさんざん色んなことをやってくれました。



これはクラブ活動としてのダンス部のみんな(家の子ってどこでも踊っていたわけです)

華やか! 華やか! 華やか!

私達は先に帰って娘の帰りを待っていたが、最寄までタクシーで相乗りしてきた娘は これから着替えて飲み会だと言う。どうせそんなことだろうと思っていたが、一応成人の日って言うのは騒いで楽しむだけじゃなくて 今まで育ててくれた人たちに感謝して大人になった自覚を持つ日なんだよと説教。 ふんふん と 聞着流しながらまた街中に出かけて行き、11時頃に帰ってきた。

ホントに自分の好き勝手ばっかりとかなり腹を立てながら出迎えると 改まって
「パパ、ママ 今日は本当にありがとうございました」としっかり頭を下げて挨拶されてしまった。

一日娘のために動いて家族全員疲れ果てたけど、とにかく済んだ。無事終わったなって気持ちでその後はベッドに倒れこみましたとさ。

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成人式を前に~振袖着付けへのおせっかい一言

2008-01-13 22:09:41 | 着る
明日は成人の日。ウチの娘も式に臨み振袖を着ることになっている
帯が丸帯なので家庭での着付けは諦め ホテルの美容院に頼んだので今日そこのホテルに着物や帯その他を運び込み最後の点検をしてもらった。
一応準備万端。
できれば私の手で着付けしてあげたかったが、気は楽である。

だけど、自分でお嬢さんにするご家庭、または美容室に頼む時でも、ちょっとした注意を着物の会での知識だけど書いておこうと思う。

着物の着付け方、帯結びは本でもよくお読みになって各自がんばってください。
ただ、今よく見かけるぐちゃぐちゃな(アート?)帯結びはあまり好きじゃないのよね。帯も痛むし、帯を作った職人さんたちへの冒涜な気がする(せっかくの模様もちゃんと出ないし・・

で、書きたいのは

* ふくよかな子には
  襟元はあまりつめすぎない。一般的の合わせ目より1cm下くらいにあわせる
  後ろ(衣紋)は抜きぎみに加減する。

* 痩せ型な子には
  ウエストをしっかり補正 今の子は補正のタオルなんかするのは嫌がるが
  着物は裾つぼまりに着付けると美しいものだから ウエストで締まりすぎると
  裾つぼまりにはならないよと説得したい。
  幅が大きすぎたら下前を三角に折り返す。
  家紋が見えるように帯下をしっかり引っ張る

* 背の高い子には
  帯は幅出しして巻き 大きめに作る。

* 背の低い子には
  おはしょりは長くしすぎない。帯は控えめな大きさに

* 髪をまとめないダウンヘアの場合
  衿は抜かない。(髪が背中に入り込んでしまうから
  飾り紐のある帯結びはしない。


* * * 着付け前に * * *

 着付けに使うものの点検 そろっているか、サイズは合っているか。
 半衿は綺麗なのがついているか?芯は入っているか?
 伊達衿、比翼衿の閉じつけ

 着付ける人も着る人も身体を清潔に
 時間のゆとりを持って行う。

* * * 着付け中 着付け後に * * * 

 着物が終わって帯結びに入る前に痛いところ、苦しいところがないか聞いてみる
 着付けおわって 歩きやすいように足を前後に開いてもらう(アキレス腱の
 ストレッチの格好です)
 
 階段の上る時に裾を踏まないように手で裾を持ち上げるよう指導
 トイレの際の裾の始末 袖の始末を指導。
 着付ける人は自信がなくても言葉に出さないように たとえ何年ぶりでも初めて
 でもベテランのようにカマスこと。(そうしないと着付けてもらう人も不安
 になる)
 褒め言葉をかける(綺麗~~ 似合う~~)など たとえそう思わなくてもw


 という事で 明日はみんなで幸せな成人の日を迎えられますように。
 一部調子に乗って騒ごうとしているおばかたち ダサいからおやめなさい。
 
コメント (6)
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他人の情けが身にしみて・・・

2008-01-12 22:52:14 | 日々の生活
昨夜は、私の男友達、息子と私という面白い組み合わせで飲んだ。

というのも・・・ 息子は今卒論を書いているのだが、そのテーマに関連することで色々な立場の人にヒアリングしたがっていた。
そうしたら、私の友人(同窓生で某大学教授)がちょうど息子の学校で客員として講義に来ているということをこの前暮れの飲み会で知った。
奇遇だね なんて話しながら、「そう言えば息子のテーマってOOなんだけど××教授(いつもは呼び捨てだがこういう時だけ教授をつけたりする)の得意分野に関連するね」なんて言っていたのだが、息子に話したらぜひ話を聴きたいと言う。
そして、彼の講義の後ちょっと時間をもらい、話をしてもらうことになった。(ちょっとと言っても 息子の大学の教授と二人でよってたかって指導してくれたらしい)

それが今週月曜日。
なぜかそこで結構話が弾み、今度はおかあさんと三人で飲もうか と二人で話を決めてきたらしい。
それが昨日。
彼の知っているおすし屋さんで飲んだ。



寿司もすごく繊細でおいしかったが、蟹や焼きハマグリ、煮タコなどのおつまみ系がおいしかったこと。立山の冷酒がすいすい咽喉を通ってしまった。
結構ローカルな場所の隠れ家的なおすし屋さんだった。



息子とのツーショット(珍しい)しかしこの派手なテキ屋みたいなシャツは勘弁してもらいたい・・・
教授は結婚しているが子供は居ない。だから余計他人の子どもが珍しいってことはあるのかもしれないが、やはり全然利害関係のない立場の私の子どものためにこうやって時間をとってくれたり、遊んでくれたりするのは嬉しい。
彼の研究に対する真摯な態度っていうのに息子もある種感銘を受けていたようだった。
しかし、こうやって私の友達と子どもたちが一緒に寿司屋のカウンターに座って飲む時代がくるとはね。
ある種感慨ではある。私がご馳走しなければいけないと思っていたのにトイレに行っている間にお勘定をすませてくれる友人。無理やり渡そうとしたけどちょっとしか受け取ってくれなかった。
ご馳走さまでした。

そして今日。
月曜に着物の会でFさんに会って、「今度娘が成人式なんですよ~」 なんて話していたのだが、その時 「おめでとう。あなたお赤飯炊いてあげなさいよ」なんて言われた。「えっ いいですよ~ そんな 当日めんどさいし」なんて言っていたら、
「いやあねえ。私は娘の時は炊いてご近所にとらやの紅白饅頭と一緒に配ったわよ」とのこと。なおも私が 「そんな時間ないし~ お隣も成人だけど絶対そんなことするタイプじゃないからウチだけできないし~」とか抵抗を試みているたら、「じゃ、私が炊いてあげるから、何合いるの?駅まで届けてあげるわよ」とのことだった。
遠慮したけど、今日朝、「これからお赤飯炊くわよ、一日早いけど明日の朝にでもお嬢さんに食べさせてあげて」との電話。ありがたくいただいてしまった。



ちょこっと味見したけど この炊き上がり加減が絶妙。さすが料理名人である。



一緒に焼き菓子と花束もいただいてしまった。

教授もFさんも他人の子どものためにこれだけ心を配ってくれるのが嬉しい。
教授の「ぼくも色んな局面で親父の友達とか先輩とかにお世話になってここまでこられたからね、順送りだよ。ウチには子どもはいないけどね」って言葉が印象的だった。
人の情けが身にしみた週末。
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初めての着付けと熟年夫婦

2008-01-10 17:53:45 | 日々の生活
今日はお向かいの奥さんに着付けをした。

私がよく着物で出かける時、見かけるたびに褒めてくれて、私も着物を着たいわ~と盛んにおっしゃっていた。
自分の若い頃の着物や 早く亡くなったお母様の着物なども持ってはいるが着付けができないから着られないのが口惜しいと。そのうち私に着付けしてね と言うのが今日実現した。

着物の会、在籍8年目、何度となく人への着付けはしているし、変わった帯結びも勉強してきたが、実際頼まれて着付けするのは初めての経験である。

・・・・さすがに緊張・・・・

だけど成功。

元々ほっそりして着付けしやすい体型だったし、美人は何を着ても似合う。
20代で作ったという付け下げも決して派手すぎない。



彼女もすっかり喜んでくれて、二階においやられていたご主人を引っ張ってきて私と一緒に玄関先で記念撮影を敢行。



その際ちょっと気になったことがあった。
もうお仕事を引退されてお家にいらっしゃるこちらのご主人は、常識人で紳士でご近所住民としては文句のつけようのない方なのですが、いかんせん理科系口下手で一昔前の日本の典型的亭主族。
「奥様、綺麗ですよね~」と私が水を向けても 「ふん」みたいな感じでチラ見するくらいなんですよ。(ホントに綺麗なのに)
ウチの夫ですら 私が着物着れば、お世辞の一つや二つ言うんだけどね(怖いからかもしれないが)
それに 「あなたが自分で着たの?」なんて聞いて
「違うわよ 局さんに着付けてもらったのよ」と奥さんが言うと
「なんだ、自分でできないのか」などと言わずもがなの余計な事を言う(苦笑)
可愛くないおっさんである。
まあ 他人の夫婦だから私がとやかく思ってもしょうがないんだけどね。

なんで褒めないかなあ・・・
女性は褒められて気分がよくなり綺麗にもなるってもんですがな。

世のご主人様方、奥様への賛辞も忘れちゃいけまへん。
自分のためにもなるってもんよ。
コメント (4)
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