tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

ファイザーとモデルナ、小さなことですが

2022年01月28日 21時22分29秒 | 文化社会
年齢のせいで、順番が早く回ってきたいのでしょう。今日、第3回のワクチン接種を終えました。

3回目接種は、前倒しと言いながら、出足が遅いようですが、未だにワクチンはすべて外国頼みですから、いろいろ不都合があるのかなどと気になります。

報道ではモデルナの方が確保の確約が出来たような記事もありましたが、どちらがいいのか気になる人も結構いるようです。

偶々私は3回ともファイザーでしたが、調査の結果は種々で、効果のほどは有意の差があるのかどうか解らないのが現状だろうと思っています。

家内の方は数日後に案内が来て、真面目に案内をきちんと読んでいましたが、「モデルナの方がいいって書いてありますよ」と言います。

「そんなこと書いてあるはずがないだろう」と言って、改めて読んでみますと、こんな事が書いてありました。

「2社のワクチンの1・2回目接種の効果を約半年間比較した観察研究では、モデルナ社製のワクチンの方が、感染予防、発症予防、重症化予防の効果が高かったと報告されています」

これは国分寺市からの「新型コロナワクチン3回目接種のお知らせ、」の中の文章ですが、データの出所の注記はありません。
意図的にモデルナを良しとしたのか、偶々そうした数字を見たのか解りませんが、誤解を生む可能性もあるでしょう。

他の自治体の「お知らせ」を集めたわけではありませんが、懇切丁寧なお知らせで、おそらくどこかでモデルか雛形が作られて、それに準拠したものではないかと思われます。
関連して気になったのは、「そういえば、安倍総理菅総理も、出所不明な統計を平気で口にしていたな」ということです。

統計については、最近不祥事も発覚し、昔の日本と違って、統計の信頼性が揺らぎ、また統計を使う側の政治家なども安易に信頼性のない数字を口にすることが多くなっている事もあって「統計の軽視は国を滅ぼす」などとの厳しい意見もあるこの頃です。

重箱の隅をつつくような話ですが、こうした風潮が蔓延することも、コロナと同じように危険なことだと気になり、つい、書いてしまいました。

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