tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

小さな家庭菜園を楽しむ季節に

2022年05月27日 21時11分18秒 | 環境
コロナ・ウィルスの方は何となく「なんとかなりそう」な感じもありますが、ロシアのウクライナ侵攻問題は先が見えません。

ロシアが豊富な石油・ガス資源を有効に使い、資源大国として順調な経済発展をベストと考えるような国であれば、ユーラシア大陸は、人々が皆笑顔で暮らせる平和で快適な大陸になるのでしょうが、何で好んで破壊と殺戮をするのでしょうか。考えるだけで疲れます。

時に人間の愚かさに愛想が尽きて、小さな家庭菜園を楽しむ平穏な生活に没入したくなるのも歳のせいでしょうか。

我家の狭い花壇も例年通り5月の連休にはチューリップを整理し、胡瓜と茄子を3本ずつ、それにミニトマト2本の家庭菜園になりました。胡瓜はもう弦を伸ばして、支柱に伸び上がり、それぞれ低い所の雌花は黄色い花を開いています。



最初の実は育てない方がいいというので、花が凋んだら、取って刺身につまにでもしようと思っています。

昨年は雑草が生えないようにとポリシートをで覆い、苗を植える所だけ穴をあけてみましたが、後から気が付いたのは、ポリシートの下は雨が降っても乾いています。水遣りが大変で結局ポリシートは除去という事でした。今年は真面目に除草をすることにしています。   

ところで、キュウリやトマトの手前にあるプラスチックのバケツですが、この中にひらひらと伸びて来ているのは「稲」です。

大分前にこのバケツで赤米を育てたことがあります。
「稔るほど こうべを垂れる 稲穂かな」と言われる頃には、大分スズメにご馳走したことになりましたが、一握り程の籾が取れました。

昨秋、古い友人が新米を送ってくれ、それに稲穂が1本ついていました。洒落た事をして頂いたのに喜んで、来年はその稲穂で、1粒何倍になるか解りませんが「バケツ稲作」をやりますとお礼状に書きました。

その一本の稲穂の籾が、直播ですから株になってはいませんが、ひらひらと一見弱弱しくしかし元気に伸びてきたものです。



クローズアップすると、バケツの中も「田んぼ」の雰囲気が出るのではないでしょうか。夏にはバケツ一杯に大きくなって、穂を出し、稲妻(稲の妻/夫)の光を浴びてお米を実らせてくれるだろうと期待している所です。

ミニミニの自然でも、人間はやっぱり自然とお付き合いをしていると、人間も自然の一部という本来の自然の自分に帰るので、やっぱりこれが自然だろう自然に思えるようになるのでしょう。

自然という言葉がいっぱい出てきましたが、やっぱり自然はいいですね。何事によらず不自然はいけないようです。
最大の不自然は戦争だという気がしてきます。