いよいよ消費者物価の値上がりが始まる気配です。
日用品、生活必需品などは、これまで値上げすれば売れなくなるというので、5年も10年も値上げをしないで来た商品やサービスも沢山あります。
賃金も上がらないし、消費意欲も低い状態が続き、経済評論家も「世界的に物価の上がらない時代に入った」などと解説していたのが半年か1年前までの状況でした。
それでも一般的には年に2=3%は物価が上がっている国も多かったのですが、日本は本当に物価が上がらない国でした。
今の消費者物価指数(2020年基準)は、「生鮮食品とエネルギーを除く総合」で見ますと2008年が97.9で2021年が99.2、その間2000年が一番高くて100.0ということです。
ところが昨年後半あたりから世界中で物価が上がり始めアメリカやEUでは今や年率8%前後となり、日本でも、輸入物価、企業物価は急激に上がり始めました。
そして、その影響が消費者物価にもで始めたところです。
ネットに出ている4月1日から値上げの一覧表などでは、
即席めん、生めんなど冷凍食品、生菓子、焼き菓子、コーラ、ケチャップ、チーズ、ウィスキー、食用油、調味料、トイレットペーパー、紙おむつ、照明器具、カセットガス、高速料金、など挙げればきりがなく、上げ幅は3%、5%から10%超までです。
皆様の身の回りで、既に今年に入って値上がりしているものも沢山あると思います。
例月載せています輸入物価指数、企業物価指数、消費者物価指数のグラフでも、昨年末から消費者物価上昇の動きがはっきり見えています。
差し当たって注目は、4月の数字ですが消費者物価の発表は20日頃でしょう。
先日発表されました全国の先行指標ともいえる東京都区部の消費者物価は前年同月比2.5%の上昇で、政府・日銀のインフレ目標2%をアッサリとクリアしましたが、目標を達成でもお国民生活には何もいいことはありません。
ただ4月は昨年の4月が、特に低かったということもあり、5月は上げ幅が小さくなる可能性もあります。欧米の様な急上昇とは異質な日本の物価上昇ですが、上昇傾向はじりじりと続きそうです。
因みに、東京都区部の4月の数字を全国の先行指標と考えて入れてみた例月の主要3物価指数のグラフを載せておきます。
主要3物価指数
2021年1月=100、グラフは上昇分(%)
日用品、生活必需品などは、これまで値上げすれば売れなくなるというので、5年も10年も値上げをしないで来た商品やサービスも沢山あります。
賃金も上がらないし、消費意欲も低い状態が続き、経済評論家も「世界的に物価の上がらない時代に入った」などと解説していたのが半年か1年前までの状況でした。
それでも一般的には年に2=3%は物価が上がっている国も多かったのですが、日本は本当に物価が上がらない国でした。
今の消費者物価指数(2020年基準)は、「生鮮食品とエネルギーを除く総合」で見ますと2008年が97.9で2021年が99.2、その間2000年が一番高くて100.0ということです。
ところが昨年後半あたりから世界中で物価が上がり始めアメリカやEUでは今や年率8%前後となり、日本でも、輸入物価、企業物価は急激に上がり始めました。
そして、その影響が消費者物価にもで始めたところです。
ネットに出ている4月1日から値上げの一覧表などでは、
即席めん、生めんなど冷凍食品、生菓子、焼き菓子、コーラ、ケチャップ、チーズ、ウィスキー、食用油、調味料、トイレットペーパー、紙おむつ、照明器具、カセットガス、高速料金、など挙げればきりがなく、上げ幅は3%、5%から10%超までです。
皆様の身の回りで、既に今年に入って値上がりしているものも沢山あると思います。
例月載せています輸入物価指数、企業物価指数、消費者物価指数のグラフでも、昨年末から消費者物価上昇の動きがはっきり見えています。
差し当たって注目は、4月の数字ですが消費者物価の発表は20日頃でしょう。
先日発表されました全国の先行指標ともいえる東京都区部の消費者物価は前年同月比2.5%の上昇で、政府・日銀のインフレ目標2%をアッサリとクリアしましたが、目標を達成でもお国民生活には何もいいことはありません。
ただ4月は昨年の4月が、特に低かったということもあり、5月は上げ幅が小さくなる可能性もあります。欧米の様な急上昇とは異質な日本の物価上昇ですが、上昇傾向はじりじりと続きそうです。
因みに、東京都区部の4月の数字を全国の先行指標と考えて入れてみた例月の主要3物価指数のグラフを載せておきます。
主要3物価指数
2021年1月=100、グラフは上昇分(%)