地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

武士の家計簿

2010年12月05日 | 映画・テレビ
 


古文書から再現した現実の下級武士の姿、映画「武士の家計簿」に泣き笑った

 時代劇といえば、いわゆる「チャンバラ(=刀での斬り合い)」が売り物となる。山田洋次監督の名作「たそがれ清兵衛」でも、その殺陣は見事だったが、それが一つの売りとなっていたことは事実だ。最近に観た映画では、「必死剣鳥刺し」の壮絶な斬り合いは、これでもかと延々と続いた。

 しかし、今日観た映画「武士の家計簿」には、道場で主人公が剣術がさっぱり駄目な姿を描くための道場での稽古のシーンはあるが、それ以外に斬り合いの場面はない。

 この映画で描かれているのは、加賀藩のそろばんで一家を守る御算用者(経理係、下級武士)の暮らし。年収の二倍の借金の我が家の家計を立て直すために、家財道具を全て売り払い、家族全員で質素・倹約して借金を返済する姿に笑い、そして涙したりもした。

 この映画の原作は、現茨城大学人文学部准教授の磯田道史著『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』 (新潮新書) である。

 映画のチラシには「古本屋で偶然に見つけた古文書。それは、武士の手で綿密に綴られた〈家計簿〉だった。日々の買い物、親戚付き合い、子供(原文のママ)の養育、冠婚葬祭 -」。この武士の家計簿は、国史研究史上初めて発見されたもので、原作となった本はベストセラーとなっている。著者の磯田准教授は、1970(昭和45)年の岡山市生れというのも嬉しい。

 それにしても、昨日から全国公開となった映画「武士の家計簿」。今日が公開二日目とはいえ、ナント、映画館はほぼ満員の状態であった。パートナーが観たいというのでお付き合いをしたが、こんなにも人気とは思わなかった。

 松井久子監督作品の映画「レオニー」は、今週は一回上映となっている。毎回、これくらいの方々が観てくれたらと願ったりもした。

 
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餅つき大会

2010年12月05日 | 公民館
 


たくさんのお手伝いの方々で盛大に開催、東公民館「子ども餅つき大会」

 昨日、東公民館で開催された「子ども餅つき大会」に参加されてもらった。この「餅つき大会」は、私が働かせていただいていた頃からの年末のお楽しみ行事だ

 今年の参加は、少し目的があった。私のいた頃に開始した餅つきでお会いし、その後はその方のブログで、とても温かい家族の風景をアップされている方に一目お会いしたいと思ったからだ。「参加される」、そんな確信に近いものがあったし、是非ともお会いしたいと思ったからだ。前夜は少しだけドキドキした。少年の気持ちだ。そして、その願いは叶った。神に感謝だ。

 それにしても、昨日の餅つき大会は、とても盛大だった。風間杜夫さんをもじった羽釜のCMが話題になっている昨今であるが、釜戸に羽釜が持ち込まれ、薪も燃やす。少なくない子ども達は、初めて見る光景でもあろう。薪を割る作業にも驚き、興奮していた。

 何しろ参加者は子ども40人に大人が14人、そしてお手伝いの人たちを加えたら総勢65人による餅つきだ。広い中庭にいっぱいの人だ。

 それにしても、このお餅つきは、地域の方々に支えられての開催で、そこが公民館らしくていい。公民館の「あかれんがクラブ」のみなさんの総出でのお手伝い、婦人会のみなさんもこれまたボランティア。今後も、ずっと続けて欲しい行事だだ。

 この日は、合計四臼もお餅をつき、四臼なので10人づつ子ども達が、お餅をつくのを体験する。そして、一臼目はこしあんをいれたものだ。子ども達が自分であん餅を作って食べる。二臼目はつぶあんを入れたあん餅。次はおろし大根と納豆で醤油を掛けて食べる。そして最後の四臼目はミカン餅。セイロの中にミカンを入れて蒸す。臼で搗く時に、砂糖をお好みで適量加えるそうだ。とてもフルーティーでデザート感覚のお餅だそうだ。

 ただ、残念ながら私は次の所用があり、会いたい人にも終えたし、大好きな粒あん入りは食べられなかったが、こしあん入りのあん餅が食べられたので、とてもとても満足して会場を後にした。会いたいと思い、憧れていた方から手渡されたあん餅の美味しかったこと。忘れられない記憶だ。昨日は少年の自分がいた。

 最後に一言。参加者数やお餅に入れたものなどは、このお餅つきを担当された「百の姓 康さん」のブログを拝見して書いたことをお断りする。この「百の姓 康さん」にお願いすれば、このお餅つきは楽しめる。ご相談されては如何。
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休む間もない

2010年12月05日 | 沢田の柿育て隊
 


今年の柿の収穫は終わった、早くも柿の剪定講習会の日程も決まった

 昨日で我が柿山の収穫も終わった。今年は全体的には激しい凶作(柿生産組合長さんも「40年柿づくりをやっていて、こんな凶作ははじめて」とのこと)の中では、我がオーナー木はとてもたくさんの実りがあった。当初は「落ち葉病」にあって「今年はダメ」と諦めたが、結果的には二年続けての豊作だった。神に感謝したい。

 柿の木にたくさんの実をつけた年は、剪定をしっかりとしなければならない。その「沢田柿生産組合」の「剪定講習会」は、12月24日(金)にある。生産組合のみなさんのご厚意で、私たち「柿育て隊」のメンバーも参加させてもらっている。

 そして、昨日柿山に上る際に見た張り紙には、「野焼きの許可」期間は12月6日~3月31日となっていた。野焼きは禁止されていて、消防署の許可が必要だ。いよいよ来週からは、沢田の柿山には白い煙が上がっていく。沢田の柿山の年末の風物詩だ。

 まず落ち葉を集めて燃やして、足下をキレイにする。そして、お礼肥を散布して、柿の木に感謝する。これを年内には終える。

 そして、正月明けから柿の剪定作業を開始する予定だ。柿農家のみなさんは、年内にも始められておられるが、私たち素人はどの枝が芽を出すのかを見極めるためには、少し遅い方がいい。

 いずれにしても、この剪定が一番難しいし、柿の実りに影響してくる。難しいけれど、心を込めて今年のたくさんの収穫への感謝の気持ちと来年もよろしくのお願いの二つを届けるため、ていねいに剪定をしていきたいと考えている。書けばこうなるが、実際にはなんとも難しいのが剪定で、ご指導いただいているKさんの手取り足取りで、なんとか終えてきたのがこれまでだ。

 それにしても、農業にはお休みがないのが、よく分かる。ポストシーズンがない。収穫が終わったら、すぐ来年の収穫に向けての作業が始まる。とても大変だ。それでも、柿育ては楽しい。いつも書くが心身の健康にとてもいいし、収穫は何より嬉しい。そして、今年のように子ども達が嬉々として自分の手で柿の木から収穫してくれると、感激でもある。もう我が目は来年に向けている。
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