東公民館の「秋の館遊会」、みなさんの尽力による素晴らしい空間で楽しんだ
昨日から岡山で始まった文化の祭典「国民文化祭」。晴れの国・岡山の開催なのに、今日も終日雨が降り続いた。様々な企画が用意されていたが、この無情の雨に泣いた方々も少なくないと思う。
そんな今日、私が以前働かせていただいていた公民館で、「秋の館遊会」が開催され、参加させてもらった。
この館遊会、公民館に大きな桜の木が4本あり、春には美しい花を咲かせるので、その桜の花をみんなで愛でつつ、交流し親交を深めようと企画したもので、「天皇陛下の園遊会」をまねて、「館遊会」と名付けて開催している催しだ。
春は桜見物がメインだが、秋の場合には、幡多学区愛育委員会の「健康まつり」をメインとして開催される。今日の「健康まつり」では、愛育委員会のみなさんが、地域の方々の協力も得て製作された「幡多8景 わがまち まほろば ウォーク」のリーフレットも配付されていた。我がまち・幡多の愛情に満ちた素敵なリーフレットであった。
ただ、今日はそんな「健康まつり」とともに、もう一つのメインがあった。それは東公民館で活躍しているHさんが主演した、公民館から誕生した自主映画づくりグループが製作した映画「岡山の風にふかれて」の上映だ。
東公民館でも撮影があり、かつ「あかれんがクラブ」のみなさんも友情出演していることもあり、画面の途中途中で合いの手が入り、会場は笑いの渦となった。
それにしても、この日の館遊会は賑わった。私が販売させていただいた「沢田の柿育て隊」が丹精込めて育てた「沢田の柿」57袋(5個入り200円)は、開始10分もたたないで完売となった。
その他、来館者には花の苗や種がプレゼントされ、公民館クラブの大正琴や篠笛さらにはオカリナ、二胡の演奏が「秋風コンサート」として開催され、みなさん「あかれんがクラブ」の主宰する「カフェ あかれんが」でコーヒーなどを飲みながら、楽しまれていた。
また、恒例の幡多学区婦人会の赤飯や、近くのパン屋さん「ショバン」のパンも販売され
た。さらには、「百の姓 康」さんのコーナーもあり、手作り製品も格安で販売された。また、お餅つきもあり、そのお餅も即売された。さらには、木工品の販売もあり、かつ食器や古本のリュースコーナーもあり、お気に入りの食器や本を持ち帰られていた。
そして、今日の「館遊会」に備えて、「あかれんがクラブ」のみなさんや公民館の講座生のみなさんが、公民館の道路に面した花壇に葉ボタンなどが植えられ、美しく整備されていた。
いろんな方々が知恵と力を出し合って、素敵な空間を作り、みんなで楽しむ。素晴らしいことだ。関係のみなさんのご尽力に心からの敬意を表しつつ、私もずいぶんと楽しませていただいたことに感謝した。