ベストセラー『ルポ 貧困大国アメリカ』の著者・堤未果さんの講演に感動した
井上ひさしの有名な言葉、「難しいことをやさしく」、その言葉を思い出すほどに、とても優しい言葉で深い内容を語る堤未果さん。その笑顔も語り口もとても優しい。
昨日は、「私たちのまち・岡山を考える市民のつどい 堤未果 講演会」に参加させてもらった。「希望をみすえて 貧困と格差社会を考える」と題した講演で、今の私の興味と関心にピッタリそうもので、かつ内容も素晴らしく、とても深い学びと感動をもらった。
それにしても昨日の講演ほど、筆記用具を持たずに参加してことを悔やんだことはない。堤さんから、とても素敵なフレーズが次々に出てくるのだが、私の記憶できるのは「3分間」程度で、今パソコンに向かうと、どんな言葉も出てこない。
ベストセラーとなった、岩波新書『ルポ 貧困大国アメリカ』で、私は堤未果さんのお名前を知った。しかし著書は素晴らしくても、講演となると「?」マークがつく方も少なくない。そんな中で、昨日の堤さんの講演には、感動で心が震えた。そんな感動を覚えていながら、講演内容が記憶から消えているのが情けない限りだ。
堤さんのお話しを聞いて、たくさんのことを学んだ。とても、たくさんの書きたいこともある。しかし、メモをしていないので、不正確となるので「感動した」ことだけを書いて終わりにしたい。堤さんのたくさんの著書を是非ともお読みいただきたい。
さてさて、主催者の方のご厚意もあり、控え室で堤さんとお話しする機会をいただいた。相変わらずのミーハーであり、サインや記念写真をお願いした。