地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

現地レポート

2011年09月30日 | Weblog

 

被災地・気仙沼では学校給食もボランティアに頼る状態、まだまだ支援が必要

 今日で9月も終わり。お天気も、秋らしくなってきた。昨年のように、厳しい残暑に苦しめられることも少なかった。今年も残り、3ヶ月。早いものだ。

 さて、今年と言わず、日本にとって歴史に残る塗炭の苦しみに陥った3・11東日本大震災。あれから「もう」半年以上が経過した。

 その被災地への支援に、吉備土手下麦酒の翁が今、行っている。「地麦酒祭」の疲れも知らず、今月25日に高速バスで仙台に向かい27日には気仙沼に入り、既に現地に入って支援活動を続けている「吉備土手支援隊」と合流され、支援活動を展開している。

 その報告が、「吉備土手下麦酒醸造所」のHPにアップされている。やはり現地からのレポートは具体的で心を打ち、まだまだ厳しい現実に直面している状況に、「もう」との認識を持ってしまっていた私としては、恥じ入るばかりだった。そこで、失礼ながら、少し長くなるが引用させていただく。


 「合流の後に給食支援の橋浦小学校へ  橋浦小学校は多くの子供らの命を失った大川小学校の対岸にあります。(中略)
 三階の調理実習室に昨夜 徹夜で仕込んだというハンバーグとソースとマカロニサラダを搬入し、鍋に人数分に分けてコトコトと煮込んでゆきます。今日の給食はこの小学校と後三ヶ所の学校へ配達されます。(中略)

 俄かには信じがたいことながら、何故に給食までもが民間の力添えを必要としているのか?

  さらに情けなきは今 現在の民間の活動の資金元は海外の企業からの支援であることです。日本の企業や一般の方々は募金疲れをおこし、名だたる企業さえ「暫くは遠慮したい。」とのたまわる始末 これが現実です。

 未だに子らの食事さえ満足でない! 被災地は全てを失い、企業さえ自らで精一杯なのです。かけ声だけでなく「もう一度 もう一度 いや 何度となく立ち上がろう!」は当に被災地以外の私たちに向けられるべき言葉だと感じます。

 被災地は間もなく寒さ厳しい冬を迎えます。寒さを防ぐ毛布もストーブも津波に流されありません。残念ながら政府や公共からの支援は行方しれずです。(中略)

  明後日は1000食の給食支援を依頼されています。男鹿半島一帯の小学校を含めての給食支援です。山本以下、スタッフ僅か8名は壮絶なる戦いへ挑みます。(中略)


 どうぞ今一度、1ヶ月に一度で結構です。企業様1万円・個人様1000円のお力添えを頂きたくお願い申し上げます(略)」。

 

 この 吉備土手の翁を始めとする「吉備土手支援隊」の支援の様子は、「吉備土手下麦酒醸造所」のHP、また「東北大震災炊き出し支援チーム“人と生きる”の活動報告ブログ」で読むことができる。是非とも読んで欲しいと願う。
 まだまだ被災地のみなさんは、支援を求めている。「引き続く支援を」、私も心したい。

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テラスでランチ

2011年09月30日 | 食べ物

 

畠瀬本店のテラスでランチ、気持ちのいい秋の空の下での食事と語らいはステキだ

 いつ頃からだろう、畠瀬本店食品部のランチを楽しむようになったのは。その美味しさと店主さんのお心遣い、そして中庭の花々に魅せられて、通わせてもらっている。

 その畠瀬本店にステキな中庭に、今年のゴールデンウィーク中にテラスが設置された。大きな日傘そしてテーブル&椅子が設置された。

 私も一度そのテラスでランチをと思ったものの、連休後から暑さも厳しくなり、その機会がなかった。そしてやっと、一昨日にその思いは実現した。秋晴れの青空が拡がっているものの、このところの涼しさでテラスで食べたいと思ったら、偶然にも空いていた。

 畠瀬本店にはまだサルスベリが咲いており、何本もある芙蓉は美しさを誇っている。木陰にもなっている大きな木々の間を秋風が心地よく通り過ぎてゆく。いつもに増して、ランチが美味しく感じた。

 みなさんも、畠瀬本店のテラスでランチを楽しんでみられたら如何。

 

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矯正展

2011年09月30日 | Weblog

 

「第26回岡山地区矯正展」が10月22日・23日と開催される、お楽しみに

 「矯正展では,刑事施設について広く知っていただくため,刑事施設での矯正処遇の実施状況などを紹介したり,受刑者が改善更生を目指して製作した刑務所作業製品の展示・即売をしております」。

 全国の刑務所の作業で製作された製品、味噌や醤油、靴や家具、はては御神輿までも展示・即売される人気の「矯正展」の看板が、会場である岡山刑務所に掲げられている。

 私は毎年ぶらりと参加し、矯正広報コーナー等を見学させてもらっている。そして昨年は、函館少年刑務所の「マル獄」のロゴの入ったの紺色の綿の帆布のカバンを購入し、この一年間ずいぶんと使わせてもらった。このかばん、裏もこっており、とてもステキな品だ。

 刑務所の作業で製作された品々の展示・即売のみでなく、刑務所の施設見学やステージショー、食べ物も含めて即売コーナーもある。とてもステキな催しとなっている。

 さて、今年の「第26回岡山地区矯正展」は、10月22日(土)~23日(日)に、9月30分~、岡山刑務所構内で開催される。あなたも一度参加されてみては如何。

 

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結成30周年

2011年09月29日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

結成30周年スペシャル「鼓童ワン・アース・ツアー」の太鼓の響きが心を打った

 「太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。『鼓童』とは、人間にとって基本的なリズムである心臓の鼓動から音(おん)をとった名前で、大太鼓の響きが母親の胎内で聞いた最初の音をイメージしています。そして『童(わらべ)』の文字には、子どものように何ものにもとらわれることなく無心に太鼓を叩いていきたいという願いが込められています」(「鼓童」HPより)。

 来年・2012年4月から、歌舞伎の坂東玉三郎が芸術監督に就任する「鼓童」。まさに結成31年の新たな飛躍へ向けての出発(たびだち)だ。

 その「鼓童」の結成30周年スペシャル「鼓童ワン・アース・ツアー」のステージを、昨晩楽しませてもらった。一日たった今も、太鼓の響きが心に残っている。

 その「鼓童」のステージを魅せてもらうのは、昨晩で何度目になるだろう。今回のステージでは、緩急が使い分けられて、とても魅力的なステージになっていたように思う。これまでは、太鼓がいつも鳴り響いている感じだったが、昨晩は少しだけしっとりとした演奏もあり、より豊かなステージとなっていた印象だ。

 来年、当代きっての女形であり様々なジャンルにも挑戦し続ける坂東玉三郎が芸術監督に就任することで、「鼓童」はどんな表情を見せてくれるのだろうか?来年のステージも、観てみたいと思う。

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香川照之

2011年09月29日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

香川照之が歌舞伎初出演、市川亀治郎は猿之助襲名へ、何とも驚きした、はい

 近年久しぶりにビッグに驚いた。今や日本映画になくてはならない俳優の香川照之。その演技力には定評があり、今や日本を代表する映画俳優の一人である。

 その香川照之は、知る人ぞ知るで、市川猿之助さんの長男だが、来年6月に東京・新橋演舞場で開かれる歌舞伎公演に初出演、九代目市川中車を襲名するとのことだ。香川照之の長男の政明も、その舞台で五代目市川団子として初舞台を踏むとのことだ。

 同時に、今年その公演を主催しお会いした、人気若手歌舞伎俳優の市川亀治郎が、同じ新橋演舞場で開かれる歌舞伎公演で、伯父の市川猿之助を継ぎ四代目猿之助を襲名すると発表があった。

 香川照之は歌舞伎では市川中車で出演し、映像の世界では従来通り香川照之で通すとのことだ。まさに歌舞伎界では初めてのことだろう。それにしても、45歳にして初めて歌舞伎の世界に足を突っ込むとは。45歳で伝統芸能である、歌舞伎の世界に足を踏み入れるとは、まさに驚きだ。

 また市川猿之助の名跡だが、猿之助の代名詞ともなっている「スーパー歌舞伎」でも頑張っていた市川右近が襲名するものと、歌舞伎素人の私は思っていた。それが亀次郎とは。猿之助と亀次郎のイメージは、少しだけ重なりにくい気がするのは私だけだろうか。

 ともあれ、私などには知ることのできない世界であり、様々なことがあるのだろう。そうした中でのお二人の決断をしっかりと受け止めたいと思う。今回のお二人の襲名が、さらなる飛躍の契機となることを信じている。大変な決断をされた香川照之と市川亀次郎の二人に、「頑張って」とエールを送る。

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映画「デンデラ」

2011年09月28日 | 映画・テレビ

 

姨捨伝説を映画化し、浅丘ルリ子が敢然と汚れ役に挑んだ映画「デンデラ」を観た

 「70歳になると老人を姥捨てする風習が残る山間部を舞台に、捨てられた老女たちが暮らす人里離れた共同体"デンデラ"で、彼女たちが困難な状況に立ち向かっていく姿を描いた、現代人への『生きることの賛歌』だ。一方でこれは、親子の情愛を柱に姥捨て伝説を描いた深沢七郎の小説を、今村昌平監督が映画化したカンヌ国際映画祭グランプリ受賞作『楢山節考』(83年)の後日談的な色合いも持っている」(映画のHPより)。

 私は深沢七著の小説『楢山節考』を読んだ時の興奮は、今でも忘れていない。スゴイ小説を書く人がいるものだ、そんな思いで、その後の深沢七の著書を読んできたし、全集も購入している。

 そして、今村昌平の映画『楢山節考』を始め何度か映画化された作品も結構観ている。そんなこともあり、姨捨伝説の映画化というので興味があり、昨日観に行った。

 有名な女優さんたちが、老婆に扮して精一杯頑張って演技していた。ただ、ラストの流れは、我が心をわしづかみという訳ではなかった。映画や舞台でもそうだが、脚本の大切さを実感した。

 それにしても、この映画の中の『年を取ることは罪か。罪ではねえ。年寄りは屑か。屑ではねえ。人だ!』という共同体"デンデラ"を組織した草笛光子の台詞には、深く頷くものがあった。

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歌人・河野裕子

2011年09月28日 | 読書

 

歌人・河野裕子さんのご著書『たったこれだけの家族』、その世界に魅せられた

 さみしくてあたたかかりきこの世にて会い得しことを幸せと思ふ

 手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

 たったこれだけの家族であるよ子を二人あひだにおきて山道のぼる

 

今評判の、64歳でその生涯を閉じた歌人・河野裕子さんのご著書『たったこれだけの家族』(中央公論新社刊)を読んだ。

 この『たったこれだけの家族』は、「エッセイコレクション」とあり、夫・永山和宏氏の「あとがき」によると、アメリカ在住当時に、「京都新聞」に連載された「河野裕子の家族通信」として連載されたものが中心にまとめられている。加えて、成長してゆく子どもたちの日々を綴ったものも加えられており、「どこにでもある普通の家族の青春の記録」(「あとがき」より)だそうだ。

 加えて、この二人の子どもさんが選ばれた本には、「河野裕子の歌100種」も掲載されており、河野裕子さんの全体像を知る上でも好適の本だ。

 この本を読むと、河野さんは歌人として優れているだけでなく、名エッセイストであることがわかる。こんなにワクワクしながらエッセイを読んだのは久しぶりだ。早く次を読みたい、そんな感じでページをめくっていった。河野裕子さんの世界に魅せられた。

 当然ながら、家族とのことや病気との闘いを詠まれた短歌も、心を打った。惜しい方をなくした。まだまだ素敵な作品群を発表していただき、出会わせていただきたかったという思いだ。

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幻のアサガオ

2011年09月27日 | Weblog

 

中国の秘境・金沙江に咲く「幻のアサガオ」、我が家でも美しく咲いている

 知人からいただいた「中国・雲南省の原種 幻のアサガオ」を植えたのが、今美しく咲いている。

 この「幻のアサガオ」は、東アジア野生植物研究会主宰の森和男さん(三田市)が、平均標高3200メートルの秘境・金沙江に咲いているのを発見して、2000年の「淡路・花博」の会場で、展示されたそうだ。そして、「花が咲き種ができたら、まただれかに配って」と森さんは、希望者にタネをわけたそうだ。

 そのことを知り、我が知人も希望して郵便で送ってもらったそうだ。そしてタネが増えたので、今年になって、我が家にも送っていただいた。

 初めて植えたのだが、8月になっても花が咲かなかった。「花が咲かない」のは我が人生も同じなのだが、それでも、アサガオが夏に咲かないとはといぶかしく思っていた。

 タネに同封された一文に、「開花期は9月~10月」と書き込みがあった。なるほど、9月になると花が咲き出した。しかも半端ではなく咲いた。

 ただ、小さな白い花びらだけにそんなに目立たず、ひっそりとしかし美しく咲いている。この時期になっても、アサガオが楽しめるとは。毎朝、美しく咲いていてくれることに、心から感謝している。

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前進座

2011年09月27日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

「水沢の一夜」の演出家・十島英明氏を迎えて「前進座を観る会」結成総会開催

 昨日の夜にアップしたブログの写真、気がついていただいただろうか。下手な写真故にわかりにくいが、同じ種類のお花なのに、全て色が異なる。花の種類の多さには驚くばかりだし、それ故に楽しませてもらっている。

 さて、一昨日は、「前進座を観る会」(正式には「前進座八十周年記念岡山公演を観る会」)が、たくさんの参加者で結成された。

 既にこのブログでも紹介したことがあるが、前進座が劇団創立八十周年となり、記念の全国巡回公演を計画している。演目は二本、『水沢の一夜 -高野長英』と『歌舞伎十八番 毛抜』となっている。

 そんな記念公演であり、是非とも岡山へ迎えて観たいとの思いで、たくさんの方々が立ち上がられている。これも以前書いたが、仕事がらみで私も事務局の一員に加わっている。

 昨日の「結成総会」には、「水沢の一夜」の演出家・十島英明氏をお迎えしての記念講演もあった。私は初めてお聞きしたが、前進座の生き字引のような方で、座の結成当時の様子なども含めて、今回の記念公演の演目(「毛抜」も含めて)の魅力・見方をお話しいただいた。みなさん、頑張って多くの方に鑑賞していただこうと、思いを強くしておられたようだ。

 この前進座八十周年記念岡山公演は、来年2月29日(水)の13時と18時30分~の二回公演だ(観劇料は5000円)。今から手帳に日程を書き込んでおいて、是非とも観て欲しいと願う。

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終日働いた

2011年09月26日 | 身辺雑記

 

昨日の犬島での観劇の疲れも残る中、報告書を書き会議に出席するなど終日働いた

 昨日の日曜日は、朝から忙しかった。まずは朝一番に、1時間程度だが畑仕事。この時期は秋物の苗を植えたり種まき等で、結構大忙しだ。草抜きができていないのも気がかりなのだが。

 そして10時からは、「前進座を観る会」結成総会に参加。そして、午後は厳しい日差しを浴びながら、犬島での維新派公演の鑑賞。それなりに疲れた一日だった。

 そんな疲れを残しながらも、今日は出勤日。今日も背広を着ての出勤としたが、日中は部屋の中でもけっこう暑かった。ついつい、ほんの少しの時間だがクーラーを入れてしまった。

 そして、ランチは「地麦酒&地酒祭」以来初めての「たのたの庵」。庵主さんは「地麦酒祭」の翌日から三連休としたが、23日からの三連休にはお客さんがたくさん来店されて、いささかお疲れモードとのことだった。

 そして、最近の「たのたの庵」は「ビールバー」なのだが夜もお食事のお客さんが多くて、嬉しい一方で切なさもあるとのことだ。昨日の日曜日も、25人のお客さんに対して、飲まれた麦酒は14杯だそうだ。

 ランチでの人気が、「たのたの庵」のイメージを、「ビールバー」ではなく、「お食事処」に変えてしまっているのかも。夜は「美味しいおつまみに吉備土手下麦酒を味わう」、私もそうしたいといつも願っているのだが。

 ところで今日は、「稚媛の里」の安井さんからいただいた「米ぬか」を煎ったお茶を飲ませていただいたりもした。胃腸の健康にいいそうだ。それを飲んだせいなのか、「たのたの庵」で心が解放できたせいなのか、少しだけ疲れが取り除けた感じだ。

 それにしても、今日はよく働いた。たまっていた報告書二本を書き上げ、かつ夜は定例理事会に出席した。朝7時30分に事務所に到着、事務所を出たのは21時前だった。こんな風に働けることが嬉しいし、こんな一日があっていい。 

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